JPH0720616B2 - コンクリート用離型剤組成物 - Google Patents

コンクリート用離型剤組成物

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JPH0720616B2
JPH0720616B2 JP330488A JP330488A JPH0720616B2 JP H0720616 B2 JPH0720616 B2 JP H0720616B2 JP 330488 A JP330488 A JP 330488A JP 330488 A JP330488 A JP 330488A JP H0720616 B2 JPH0720616 B2 JP H0720616B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は改良されたコンクリート用離型剤に関する。更
に詳しくは、型枠に使用される鉄板などの金属板や合板
などの表面にコンクリートを付着させず、コンクリート
表面に平滑性を付与し、更には離型剤中の成分によるセ
メント分散作用によりコンクリート表面のセメントを細
分散させ、よってコンクリート表面に緻密な美麗さを与
え、しかもコンクリート表面を着色させないことを特徴
とする新規なコンクリート用型枠離型剤に関する。
[従来技術とその問題点] 現在コンクリート打設の際使用される各種のコンクリー
ト型枠および該型枠に利用される材料の表面にはコンク
リート打設後、離型の作業を容易にすると共に、コンク
リート表面の仕上がりを良好ならしめるために、離型剤
を塗布することが行われている。
これら離型剤には、従来より油性タイプと水乳化の水性
タイプとがある。油性タイプの基本配合は、灯油;軽
油;マシン油、スピンドル油、タービン油などの潤滑
油;ポリブデンなどの合成炭化水素油などをベース(基
油)とし、これにパラフィン、低分子量ポリエチレン、
アタクチックポリプロピレン、石油樹脂、ワセリン、モ
ンタンワックスなどのワックス類;大豆油、オリーブ
油、菜種油、パール油、ラードなどの動植物油脂;カプ
ロン酸、iso−カプロン酸、エナント酸、カプリル酸、i
so−カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、オクチル
酸、パルミチン酸、ステアリン酸などの直鎖あるいは分
枝型の高級脂肪酸;これら脂肪酸から誘導される脂肪酸
アミン;同じく脂肪族アマイド;ロジンアミン;ロジン
アマイド;前記脂肪酸の金属塩であるリチュウム金属石
鹸、ジルコニウム金属石鹸などの金属石鹸;芳香族スル
ホン酸ホルマリン高縮合物、メラミンスルホン酸ホルマ
リン高縮合物などのホルマリン縮合物などの油膜強化剤
を配合したものである。同じく水性タイプは、これら油
性タイプを適宜の乳化剤により水に乳化させたものであ
る。
潤滑剤などの石油系留分を基油として使用するコンクリ
ート用離型剤に係る技術には、特公昭60−32565号公
報、同49−18768号公報、特開昭49−76919号公報、同53
−146718号公報、同55−66506号公報、同55−65507号公
報、同55−65508号公報などで提案されている。
しかしながらこれら石油系留分を使用する離型剤は、い
ま一歩という改良が望まれている。例えば、灯油や軽油
などのような揮発性の基油では、大気への揮散時に臭気
がひどく作業環境に悪影響を及ぼすことがある。灯軽油
にはかなりの高濃度で芳香族炭化水素を含んでおりこの
点からも環境汚染および人体への安全性が心配される。
芳香族炭化水素による環境汚染は、潤滑油留分などの比
較的高沸点の基油であっても同様である。更にこの芳香
族炭化水素は脂肪に対する溶解性が良いところからこれ
らを含む炭化水素と接触すると手あれなども生じ易い。
したがって、従来から臭気が少なく、かつまた芳香族炭
化水素による環境汚染の心配がなく安全でありもちろん
性能も優れたコンクリート用離型剤の開発が望まれてい
る。
[発明の構成] 即ち、本発明は、上述の事情に鑑み開発されたものであ
って、その発明の要旨は、沸点150〜300℃の範囲にある
灯油留分を、芳香族核の核水素添加用金属触媒により圧
力10〜100Kg/cm2、温度100〜300℃の条件で、核水素添
加処理し、ついで合成ゼオライトからなる分子篩を用い
て該灯油留分中のn−パラフィン類の少なくとも一部を
分離、除去することにより得られる残油を、精密蒸留装
置により分留してなる実質的にナフタリンおよびビフェ
ニルを含まない沸点150〜300℃の範囲にある炭化水素混
合物留分を基油とすることを特徴とするコンクリート用
離型剤組成物に関する。
また本発明の第2発明は、沸点150〜300℃の範囲にある
灯油留分を、芳香族核の核水素添加用金属触媒により圧
力10〜100Kg/cm2、温度100〜300℃の条件で、第一段の
核水素添加処理しついで合成ゼオライトからなる分子篩
を用いて該灯油留分中のn−パラフィン類の少なくとも
一部を分離、除去することにより得られる残油を必要に
応じて精密蒸留装置により分留し、更に第一段と実質的
同一またはそれより穏やかな条件で第二段の水素添加処
理し、これを精密蒸留してなる実質的に芳香族炭化水素
を含まない沸点150〜300℃の範囲にある炭化水素混合物
留分を基油とすることを特徴とするコンクリート用離型
剤組成物に関する。
以下に更に本発明を説明する。
本発明においては、沸点150〜300℃の範囲にある灯油留
分を芳香族核の核水素添加用金属触媒により水素添加す
る。この触媒は従来知られている芳香族核の水素添加用
金属触媒であれば何れも好ましく使用できる。例えば、
ニッケル、酸化ニッケル、ニッケル/珪藻土、ラネーニ
ッケル、ニッケル/銅、白金、酸化白金、白金/活性
炭、白金/ロジウム、白金/リチウム/アルミナ、ロジ
ウム/活性炭、パラジウム、コバルト、ラネーコバル
ト、ルテニウム、ニッケル/タングステン、硫化タング
ステン/硫化ニッケル/アルミナ、コバルト/モリブデ
ンなどが良好に使用できる。水素圧力は10〜100Kg/c
m2、また温度は100〜300℃で行う。10Kg/cm2より低い圧
力または100℃より低い温度では水素添加反応が十分進
まず、また100Kg/cm2より高い圧力または300℃より高い
温度では分解などの副反応が優先するので何れも好まし
くない。反応形式はバッチ式あるいは連続・流通式など
何れの方法も取り得る。
ここで上記の水素添加により灯油留分中の芳香族炭化水
素は核水素化されナフテン類となるが、通常は含まれる
芳香族炭化水素の100%が核水素添加されることはなく
上述の触媒種類、反応条件などに応じて、ある程度の量
の芳香族炭化水素が水素添加されずに残留するものであ
る。また、水素添加処理にはしばしば副反応として分
解、異性化などをともない、これらの反応に係る生成物
も水素添加された灯油留分中に必然的に含まれることと
なる。
上述の水素添加処理についで、灯油留分を合成ゼオライ
トからなる分子篩を用いて、該灯油留分中n−パラフィ
ン類の少なくとも一部を分離・除去し残油を得る。
分子篩を用いて、気相または液相で吸・脱着を繰り返す
ことにより炭化水素混合物からn−パラフィン類を分
離、取得する方法は、従来から以下のようにn−パラフ
ィン類の製造方法として工業的に広く実施されている。
即ち、例えば5Aに調整された多数の孔をもつ合成ゼアラ
イトからなる分子篩を固定床として、n−パラフィン類
の吸・脱着を液相で交互に行い、n−パラフィン類を吸
着した分子篩を脱着用の低分子量パラフィンで洗いn−
パラフィン類を脱着させ、混入した脱着用低分子量パラ
フィンは蒸留により分離し、再循環させるモレックス
法、同じく5Aの孔を有する合成ゼオライトからなる分子
篩による吸・脱着を利用して気相でn−パラフィン類を
吸着させ、その脱着は低分子量パラフィンで洗い出すTS
F法(テキサコ・セレクティブ・フィニッシング法)、
同じく5Aの合成ゼオライトからなる分子篩を用いるが、
n−パラフィン類の分子篩への吸・脱着は加圧・減圧を
交互に繰り返すことにより行われるアイソシーブ法、更
に蒸気相・液床法を組み合わせた方法で、n−パラフィ
ン類の5Aの孔を有する合成ゼオライトからなる分子篩へ
の吸着を、吸着装置中の液床で連続的に行い、その脱着
は再生装置中で吸着より高い温度で操作し、再生された
分子篩は再生装置から吸着装置へ戻して再循環させるエ
ッソ法などがある。
これら5Aの孔を有する合成ゼオライトからなる分子篩を
用いる何れの方法によってもn−パラフィン類を分離す
ることが出来る。
一般にn−パラフィン類の分離においては、理論的には
n−パラフィン類のみが分離されるはずのところ、その
方法によっては、n−パラフィン類以外の炭化水素もn
−パラフィン類に随伴して分離され、その結果として得
られる残油中のn−パラフィン類以外の成分の含有量が
変化することがある。この様な点を考慮すると、工業的
にn−パラフィン類を分離する方法には尿素結晶を利用
する方法もあるが、本発明の方法としては、5Aの孔を有
する合成ゼオライトからなる分子篩を用いる上記の如き
方法が適当である。
上記の如くしてn−パラフィン類を水素添加処理した灯
油留分から分離し、残油を得る。次にこの残油を精密蒸
留する。これは、例えば2本以上の蒸留塔からなる精密
蒸留装置を用い、第1塔の塔頂から軽質炭化水素を除去
し、第2塔またはそれ以降の塔の塔頂から目的とする留
分が製造される。もちろん、蒸留段数などの分離効率が
適当であれば、1本の蒸留塔からなる精密蒸留装置の塔
頂および塔頂からそれぞれ軽質炭化水素および重質炭化
水素を除去し、塔央より目的とする留分を製造すること
もできる。なお、この精密蒸留は、次に述べる第二段の
核水素添加の後に行ってもよい。
上記精密蒸留装置により、沸点150〜300℃好ましくは20
0〜280℃の範囲にある炭化水素混合物留分を得る。
本発明の炭化水素混合物留分の沸点は上記範囲にあるこ
とが必要であって、この範囲を外れると各成分の存在お
よびその含有量のバランスが崩れ所期の目的を達成し得
なくなるため好ましくない。即ち、上記沸点範囲よりも
低い範囲では、ベンゼン、トルエンなどの有害な芳香族
炭化水素を多く含むこととなり好ましくない。更に300
℃を越える沸点温度では、沸点が高くなりすぎて乾燥時
の乾燥性が劣るようになり、また残存臭も強くなってく
るため好ましくない。
上記炭化水素留分は、ベンゼン、トルエンなどは実質的
に含まずその他の芳香族炭化水素の含有量が少なく、特
に実質的にナフタレンおよびビフェニルを含まない。し
かしながら、本発明においては、より高い安全性を所望
して、例えば実質的に全ての種類の芳香族炭化水素を含
まないようにするためには、前記残油に対し第二段階の
水素添加処理を行い、実質的に芳香族炭化水素を含まな
い留分を得ることも出来る。
ここで上記の残油に対する第二段階で行う水素添加は、
前記第一段の核水素添加と同様に行うことが出来る。あ
るいは、より穏やかな条件即ち、より低い温度またはよ
り低い圧力の条件下で核水素添加してもよい。第二段で
使われる核水素添加用金属触媒は、第一段階のものと同
じものである必要は必ずしもない。即ち、同一でもまた
異なる触媒であってもよい。何れにしても、前述の水素
添加条件から適宜に選択すれば良い。
次に第二段の核水素添加の後、前述のように必要に応じ
て精密蒸留する。
上記精密蒸留装置により、沸点150〜300℃の範囲にある
炭化水素混合物留分を得る。
本発明のコンクリート用離型剤の基油は、上述のように
して得られた留分からなり、該留分は芳香族炭化水素の
含有量が少ないかあるいは実質的にこれを含んでいない
炭化水素留分である。
本発明の基油を使用してコンクリート用離型剤を製造す
るには、前述のような油膜強化剤を配合する。これら
は、1種または2種以上の混合物を配合することがで
き、その配合量は本発明の基油に対して合計で0.001〜3
0重量%の範囲である。配合量がこの範囲より少ないと
きは、油膜の保持が不十分となりせっかくの本発明の基
油の効果が不十分となる。また配合量がこの範囲を越え
てもそれに見合った効果はなく、経済的見地からはかえ
って好ましくない。
本発明の油膜強化剤としては、前述の油膜強化剤に限ら
ず従来公知のものが使用される。ここで再度具体的に例
示すれば、パラフィン、低分子量ポリエチレン、アタク
チックポリプロピレン;芳香族系、脂環族系あるいは脂
肪族系の石油樹脂;ワセリン、モンタンワックスなどの
ワックス類;大豆油、オリーブ油、菜種油、パール油、
アマニ油、ラードなどの動植物油脂、これらの蒸留残さ
ピッチ;カプロン酸、iso−カプロン酸、エナント酸、
カプリル酸、iso−カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリ
ン酸、オクチル酸、ラウリル酸、パルミチル酸、ステア
リン酸、オレイン酸などの直鎖あるいは分枝型の高級脂
肪酸、これら脂肪酸の蒸留残さピッチ;これら脂肪酸か
ら誘導される脂肪酸アミン;同じく脂肪族アマイド;ロ
ジンアミン;ロジンアマイド;前記脂肪酸の金属塩であ
るリチュウム金属石鹸、ジルコニウム金属石鹸などの金
属石鹸;芳香族スルホン酸ホルマリン高縮合物、メミン
スルホン酸ホルマリン高縮合物などのホルマリン縮合物
などが例示される。これら油膜強化剤は、本発明の炭化
水素留分と溶解する限り何れのものも使用することがで
きる。
本発明の離型剤は、油性タイプとしても乳化タイプとし
ても使用できるが、好ましくは油性タイプとして使用す
る。油性タイプとして使用する場合は、そのまま液状で
使用することもまた半練り(ペースト)状で使用するこ
ともできる。
本発明の離型剤には、好ましくは増粘剤としてマシン
油、スピンドル油、タービン油などの潤滑油留分やポリ
マーを配合する。これらの量は、得られた離型剤の粘度
に応じて適宜に決定できる。もちろん逆に灯軽油を混合
し粘度を下げて使用することもできる。また従来金属枠
用離型剤に配合される防錆剤などを含むこともできる。
更にコンクリート中に通常使用されるコンクリート混和
剤、即ち空気連行剤、減水剤、硬化促進剤、凝結遅延剤
などが配合されていても特に本発明の効果に影響はな
い。
本発明の離型剤の塗布に際しては、鉄などの金属性型
枠、合板などの木型枠などの何れにも使用でき、また従
来の刷毛塗り、スポンジ塗り、スプレー法何れの方法に
より塗布することができる。
[発明の効果] 本発明の離型剤を使用することにより、臭いが少なくま
た芳香族炭化水素も少ないので作業環境を汚染すること
が無い。
従来からの石油系溶剤はその成分中に、かなりの量のキ
シレンその他の芳香族炭化水素を含有しているため、そ
れらの人体に対する毒性が強く人体への悪影響が重要視
され問題となっており、特に労働省令の特定化学物質等
障害予防規則ではベンゼン含有量が1容量%を越えるも
のについて、また、同令の有機溶剤中毒予防規則ではト
ルエンとキシレンの合計が5重量%を越えるものについ
て、それぞれの取扱が厳しく制限されている。また、ナ
フタリン、ビフエニル類などについては、米国の労働省
安全衛生局、OSHA(Occupational Safety and Health A
dministration)制定の「化学物質などの危険有害性の
周知基準」による規制の対象となり、またこれらの化合
物を含む製品にはこれらの化合物の表示義務が課せられ
ている。
しかしながら本発明に係る溶剤は、上記基準を何れも満
足し、また芳香族炭化水素が少ないところから手あれな
どの問題も生じない安全なものである。更にこれを使用
して得られたコンクリート表面は、気泡からくる表面む
らが少なく平滑の面となり、灯軽油を使用したときと比
較し表面の黄色が見られずむしろ白色の表面となる。
以下に実施例により本発明を詳述する。
[実施例] 基油製造例−1 原油の蒸留によって得られた沸点範囲150〜300℃の灯油
留分(パラフィン類65重量%、ナフテン類25重量%、芳
香族10重量%)を280℃、90Kg/cm2の条件下、触媒とし
て、芳香族炭化水素の核水素化用であるNi−W触媒を用
いて、核水素添加し、得られた生成物をモレックス法に
より、合成ゼオライトからなる5オングストロームの孔
を有する分子篩を充填した分離塔に供給してn−パラフ
ィン類を分離した。得られたn−パラフィン類が減少し
た残油留分を次に2塔の精密蒸留装置を用いて精密蒸留
する事により沸点205℃〜235℃の炭化水素混合物留分を
得た。この基油の組成および性状を表−1に示す。
基油製造例−2 上記基油製造例−1の工程中で得られたn−パラフィン
類が減少した残油留分を200℃、50Kg/cm2の条件下、触
媒として、ニッケル系触媒を用いて第二段階の水素添加
処理を施し得られた生成物を2塔の精密蒸留装置を用い
て精密蒸留して、沸点203〜233℃の炭化水素混合物留分
を得た。この基油の組成および性状を同じく表−1に示
す。
実施例 次の配合処方により前記基油製造例−1、同−2および
灯油(沸点範囲200〜280℃)を基油として用いてそれぞ
れ離型剤を調製した。離型性能を試験した。
基油 50 重量% マシン油 40 重量% 芳香族系石油樹脂(硬化点120) 10 重量% リチュウム金属石鹸 0.5重量% 試験方法:厚さ5ミリの軟鋼板からなる50×50×5cmの
型枠に、乾燥時膜厚約10μとなるように離型剤を一定量
塗布し約2時間放置後、その中にコンクリート(セメン
ト:砂:砂利=1:4:8)を打ち込み、5日間養生した
後、脱型して型枠およびコンクリート表面の状態を目視
により観察した。結果は表−2に示した。なお、この結
果は10個のサンプルの平均値をもって示した。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】沸点150〜300℃の範囲にある灯油留分を、
    芳香族核の核水素添加用金属触媒により圧力10〜100Kg/
    cm2、温度100〜300℃の条件で、核水素添加処理し、つ
    いで合成ゼオライトからなる分子篩を用いて該灯油留分
    中のn−パラフィン類の少なくとも一部を分離、除去す
    ることにより得られる残油を、精密蒸留装置により分留
    してなる実質的にナフタリンおよびビフェニルを含まな
    い沸点150〜300℃の範囲にある炭化水素混合物留分を基
    油とすることを特徴とするコンクリート用離型剤組成
    物。
  2. 【請求項2】沸点150〜300℃の範囲にある灯油留分を、
    芳香族核の核水素添加用金属触媒により圧力10〜100Kg/
    cm2、温度100〜300℃の条件で、第一段の核水素添加処
    理しついで合成ゼオライトからなる分子篩を用いて該灯
    油留分中のn−パラフィン類の少なくとも一部を分離、
    除去することにより得られる残油を必要に応じて精密蒸
    留装置により分留し、更に第一段と実質的同一またはそ
    れより穏やかな条件で第二段の水素添加処理し、これを
    精密蒸留してなる実質的に芳香族炭化水素を含まない沸
    点150〜300℃の範囲にある炭化水素混合物留分を基油と
    することを特徴とするコンクリート用離型剤組成物。
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