JPH07206495A - グラウト工法用セメント混和材及びそのグラウト工法 - Google Patents
グラウト工法用セメント混和材及びそのグラウト工法Info
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- JPH07206495A JPH07206495A JP6000563A JP56394A JPH07206495A JP H07206495 A JPH07206495 A JP H07206495A JP 6000563 A JP6000563 A JP 6000563A JP 56394 A JP56394 A JP 56394A JP H07206495 A JPH07206495 A JP H07206495A
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- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/70—Grouts, e.g. injection mixtures for cables for prestressed concrete
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 地盤中に0.5〜5m程度の円柱状の硬化体を
造成し、地盤改良の際に用いるジェットグラウト工法用
セメント混和材、そのセメント組成物、及びその工法を
提供する。 【構成】 無機重炭酸塩、無機炭酸塩、無機亜硫酸塩、
及びアンモニウム塩から選ばれた一種又は二種以上を含
有してなるジェットグラウト工法用セメント混和材であ
り、さらに、リン酸塩及び/又は無機硫酸塩を含有して
なるジェットグラウト工法用混和材であり、セメントと
該ジェットグラウト工法用セメント混和材を含有してな
るジェットグラウト工法用セメント組成物であり、該ジ
ェットグラウト工法用セメント組成物と水を混合してな
るセメントミルクを地盤中に高圧注入し、土と混合して
硬化することを特徴とするジェットグラウト工法を構成
とする。
造成し、地盤改良の際に用いるジェットグラウト工法用
セメント混和材、そのセメント組成物、及びその工法を
提供する。 【構成】 無機重炭酸塩、無機炭酸塩、無機亜硫酸塩、
及びアンモニウム塩から選ばれた一種又は二種以上を含
有してなるジェットグラウト工法用セメント混和材であ
り、さらに、リン酸塩及び/又は無機硫酸塩を含有して
なるジェットグラウト工法用混和材であり、セメントと
該ジェットグラウト工法用セメント混和材を含有してな
るジェットグラウト工法用セメント組成物であり、該ジ
ェットグラウト工法用セメント組成物と水を混合してな
るセメントミルクを地盤中に高圧注入し、土と混合して
硬化することを特徴とするジェットグラウト工法を構成
とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジェットグラウト工法
用セメント混和材、そのセメント組成物、及びそれを用
いたジェットグラウト工法、詳しくは、地盤中に0.5〜
5m程度の円柱状の硬化体を造成して地盤改良する際に
用いるジェットグラウト工法用セメント混和材、そのセ
メント組成物、及びその工法に関する。
用セメント混和材、そのセメント組成物、及びそれを用
いたジェットグラウト工法、詳しくは、地盤中に0.5〜
5m程度の円柱状の硬化体を造成して地盤改良する際に
用いるジェットグラウト工法用セメント混和材、そのセ
メント組成物、及びその工法に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】一般に、地盤中に薬液を注入
し、地盤を固結させたり、強度を増加させたり、透水性
を減少させたりする工法として、また、それらの目的を
達成させるための物質を注入する工法として、高圧噴射
注入工法、水ガラス系注入工法、ベントナイト系注入工
法、及びウレタン系注入工法等の薬液注入工法が行われ
ている。また、この高圧噴射注入工法には、CCP工法
(Chemical Churning Pile)や、セメントミルクを回転さ
せながら、超高圧で噴射し、地盤を改良する工法とし
て、ジェットグラウト工法がある。
し、地盤を固結させたり、強度を増加させたり、透水性
を減少させたりする工法として、また、それらの目的を
達成させるための物質を注入する工法として、高圧噴射
注入工法、水ガラス系注入工法、ベントナイト系注入工
法、及びウレタン系注入工法等の薬液注入工法が行われ
ている。また、この高圧噴射注入工法には、CCP工法
(Chemical Churning Pile)や、セメントミルクを回転さ
せながら、超高圧で噴射し、地盤を改良する工法とし
て、ジェットグラウト工法がある。
【0003】そして、このジェットグラウト工法は、大
きく2種類の工法に分類される。一つは、超高圧で圧縮
空気とセメントミルクを地盤中に回転しながら噴射し
て、短時間で地盤を切削すると同時に、掘削に伴って生
じる掘削土やセメントミルク等が混合されたスライムを
地表に排出し、円柱状の硬化体を造成するJSG工法(J
umbo-Jet Special Grout Method)であり、一つは、圧縮
空気と超高圧水を地盤中で回転しながら噴射して地盤を
切削し、そのスライムを地表に排出するとともにセメン
トミルクを同時に充填させ、円柱状の硬化体を造成する
コラムジェットグラウト工法である。
きく2種類の工法に分類される。一つは、超高圧で圧縮
空気とセメントミルクを地盤中に回転しながら噴射し
て、短時間で地盤を切削すると同時に、掘削に伴って生
じる掘削土やセメントミルク等が混合されたスライムを
地表に排出し、円柱状の硬化体を造成するJSG工法(J
umbo-Jet Special Grout Method)であり、一つは、圧縮
空気と超高圧水を地盤中で回転しながら噴射して地盤を
切削し、そのスライムを地表に排出するとともにセメン
トミルクを同時に充填させ、円柱状の硬化体を造成する
コラムジェットグラウト工法である。
【0004】しかしながら、これら工法では、セメント
ミルクを、高圧噴射して粘土を伴った粘性土や土砂と混
合した際、粘度が上昇したりして注入が不完全となり、
地盤を切削した際に発生したスライムが地表に排出され
ず、注入圧で地盤が持ち上がったり地盤改良がなされな
い等の課題があった。
ミルクを、高圧噴射して粘土を伴った粘性土や土砂と混
合した際、粘度が上昇したりして注入が不完全となり、
地盤を切削した際に発生したスライムが地表に排出され
ず、注入圧で地盤が持ち上がったり地盤改良がなされな
い等の課題があった。
【0005】また、スライムが上昇しやすいように水を
添加すると、スライム量が増加し、処理費用がかさみ、
杭強度も低下するなどの課題があった。
添加すると、スライム量が増加し、処理費用がかさみ、
杭強度も低下するなどの課題があった。
【0006】さらに、従来、リン酸塩を使用して、同様
の結果を得る技術が開発されていたが、リンは環境の富
栄養化をおこし、河川や湖沼を汚し、その使用は好まし
くはなかった。
の結果を得る技術が開発されていたが、リンは環境の富
栄養化をおこし、河川や湖沼を汚し、その使用は好まし
くはなかった。
【0007】本発明者は、ジェットグラウト工法での前
記課題を解決すべく種々検討を重ねた結果、ある特定の
セメント組成物を使用することによって、前記課題を解
決し、強固な地盤改良をすることができる知見を得て本
発明を完成するに至った。
記課題を解決すべく種々検討を重ねた結果、ある特定の
セメント組成物を使用することによって、前記課題を解
決し、強固な地盤改良をすることができる知見を得て本
発明を完成するに至った。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、無機重
炭酸塩、無機炭酸塩、無機亜硫酸塩、及びアンモニウム
塩から選ばれた一種又は二種以上を含有してなるジェッ
トグラウト工法用セメント混和材であり、さらに、リン
酸塩及び/又は無機硫酸塩を含有してなるジェットグラ
ウト工法用混和材であり、セメントと該ジェットグラウ
ト工法用セメント混和材を含有してなるジェットグラウ
ト工法用セメント組成物であり、該ジェットグラウト工
法用セメント組成物と水を混合してなるセメントミルク
を地盤中に高圧注入し、土と混合して硬化することを特
徴とするジェットグラウト工法である。
炭酸塩、無機炭酸塩、無機亜硫酸塩、及びアンモニウム
塩から選ばれた一種又は二種以上を含有してなるジェッ
トグラウト工法用セメント混和材であり、さらに、リン
酸塩及び/又は無機硫酸塩を含有してなるジェットグラ
ウト工法用混和材であり、セメントと該ジェットグラウ
ト工法用セメント混和材を含有してなるジェットグラウ
ト工法用セメント組成物であり、該ジェットグラウト工
法用セメント組成物と水を混合してなるセメントミルク
を地盤中に高圧注入し、土と混合して硬化することを特
徴とするジェットグラウト工法である。
【0009】以下、本発明をさらに詳細に説明する。
【0010】本発明では、無機重炭酸塩、無機炭酸塩、
無機亜硫酸塩、及びアンモニウム塩から選ばれた一種又
は二種以上を含有してなるジェットグラウト工法用セメ
ント混和材を、また、無機重炭酸塩、無機炭酸塩、無機
亜硫酸塩、及びアンモニウム塩から選ばれた一種又は二
種以上と、リン酸塩及び/又は無機硫酸塩を含有してな
るジェットグラウト工法用セメント混和材を使用する。
このうち、無機重炭酸塩は、比較的、安価に入手可能で
あり、強度発現性を抑制する効果もなく、環境に対する
安全性も期待でき、特に、減粘効果の面では、他の塩類
に比べ最も有効である。
無機亜硫酸塩、及びアンモニウム塩から選ばれた一種又
は二種以上を含有してなるジェットグラウト工法用セメ
ント混和材を、また、無機重炭酸塩、無機炭酸塩、無機
亜硫酸塩、及びアンモニウム塩から選ばれた一種又は二
種以上と、リン酸塩及び/又は無機硫酸塩を含有してな
るジェットグラウト工法用セメント混和材を使用する。
このうち、無機重炭酸塩は、比較的、安価に入手可能で
あり、強度発現性を抑制する効果もなく、環境に対する
安全性も期待でき、特に、減粘効果の面では、他の塩類
に比べ最も有効である。
【0011】本発明に係る無機重炭酸塩としては、炭酸
水素ナトリウムや炭酸水素カリウムなどの炭酸水素アル
カリ塩が挙げられる。無機重炭酸塩の粒度は、特に限定
されるものではなく、通常市販されている程度のものの
で十分である。無機重炭酸塩の使用量は、ジェットグラ
ウトのスライム粘度を低下し、スライム発生量を減少す
る面から、セメント100重量部に対して、100重量部以下
が好ましく、0.1〜20重量部がより好ましい。100重量部
を超えて使用すると、短時間のうちに、セメント−粘土
混合物の凝結が起こり、噴射管を閉塞させてしまうおそ
れがある。
水素ナトリウムや炭酸水素カリウムなどの炭酸水素アル
カリ塩が挙げられる。無機重炭酸塩の粒度は、特に限定
されるものではなく、通常市販されている程度のものの
で十分である。無機重炭酸塩の使用量は、ジェットグラ
ウトのスライム粘度を低下し、スライム発生量を減少す
る面から、セメント100重量部に対して、100重量部以下
が好ましく、0.1〜20重量部がより好ましい。100重量部
を超えて使用すると、短時間のうちに、セメント−粘土
混合物の凝結が起こり、噴射管を閉塞させてしまうおそ
れがある。
【0012】本発明に係る無機炭酸塩は、適切な量を添
加することにより強度発現を向上させる性質を兼ね備え
ているもので、具体的には、炭酸ナトリウム、炭酸リチ
ウム、及び炭酸カリウム等が挙げられ、これらの一種又
は二種以上の使用が可能である。これらの中で、凝結防
止性の面や強度発現性の面から、炭酸ナトリウムの使用
が好ましい。無機炭酸塩の、粒度は、一般に市販されて
いる製品粒度であれば問題なく使用可能であるが、溶解
性を考慮して、0.3mm以下の使用が好ましい。無機炭酸
塩の使用量は、セメント100重量部に対して、0.1〜30重
量部が好ましく、1〜20重量部がより好ましい。0.1重
量部より少ないと、強度発現性が期待できず、30重量部
を超えて使用すると初期強度の発現性が低下する可能性
がある。
加することにより強度発現を向上させる性質を兼ね備え
ているもので、具体的には、炭酸ナトリウム、炭酸リチ
ウム、及び炭酸カリウム等が挙げられ、これらの一種又
は二種以上の使用が可能である。これらの中で、凝結防
止性の面や強度発現性の面から、炭酸ナトリウムの使用
が好ましい。無機炭酸塩の、粒度は、一般に市販されて
いる製品粒度であれば問題なく使用可能であるが、溶解
性を考慮して、0.3mm以下の使用が好ましい。無機炭酸
塩の使用量は、セメント100重量部に対して、0.1〜30重
量部が好ましく、1〜20重量部がより好ましい。0.1重
量部より少ないと、強度発現性が期待できず、30重量部
を超えて使用すると初期強度の発現性が低下する可能性
がある。
【0013】本発明に係る無機亜硫酸塩としては、亜硫
酸水素ナトリウムや亜硫酸水素カリウムなどが挙げら
れ、これらの一種又は二種以上の使用が可能である。こ
れらのうち、凝結防止や強度発現性の面から亜硫酸水素
ナトリウムの使用が好ましい。無機亜硫酸塩の粒度は、
特に限定されるものではなく、一般に市販されている製
品粒度のものが使用可能である。また、無機亜硫酸塩の
使用量は、セメント100重量部に対して、1〜100重量部
が好ましく、2〜40重量部がより好ましい。1重量部未
満ではセメントの凝結を防ぐことが難しく、100重量部
を越えると、長・短期強度発現性が低下する傾向があ
る。
酸水素ナトリウムや亜硫酸水素カリウムなどが挙げら
れ、これらの一種又は二種以上の使用が可能である。こ
れらのうち、凝結防止や強度発現性の面から亜硫酸水素
ナトリウムの使用が好ましい。無機亜硫酸塩の粒度は、
特に限定されるものではなく、一般に市販されている製
品粒度のものが使用可能である。また、無機亜硫酸塩の
使用量は、セメント100重量部に対して、1〜100重量部
が好ましく、2〜40重量部がより好ましい。1重量部未
満ではセメントの凝結を防ぐことが難しく、100重量部
を越えると、長・短期強度発現性が低下する傾向があ
る。
【0014】本発明に係るアンモニウム塩としては、硫
酸アンモニウム、炭酸アンモニウム、重炭酸アンモニウ
ム、酢酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、リン酸アン
モニウム、クエン酸アンモニウム、及び硫酸アルミニウ
ムアンモニウム等のいずれも使用可能である。これらの
中で、強度発現性の面や入手し易く安価な面から硫酸ア
ンモニウムの使用が好ましい。また、硫酸アンモニウム
は肥料として一般に使用されており、環境破壊を引き起
こす危険性も少ない。アンモニウム塩の粒度は、一般に
市販されている製品の粒度であれば使用可能であるが、
溶解性を考慮して、0.3mm以下の使用が好ましい。アン
モニウム塩の使用量は、セメント100重量部に対して、
0.5〜20重量部が好ましく、1〜10重量部がより好まし
い。0.5重量部より少ないと、セメントの凝結を防ぐこ
とが難しく、20重量部を超えるとアンモニア臭による作
業環境の悪化を招く可能性がある。
酸アンモニウム、炭酸アンモニウム、重炭酸アンモニウ
ム、酢酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、リン酸アン
モニウム、クエン酸アンモニウム、及び硫酸アルミニウ
ムアンモニウム等のいずれも使用可能である。これらの
中で、強度発現性の面や入手し易く安価な面から硫酸ア
ンモニウムの使用が好ましい。また、硫酸アンモニウム
は肥料として一般に使用されており、環境破壊を引き起
こす危険性も少ない。アンモニウム塩の粒度は、一般に
市販されている製品の粒度であれば使用可能であるが、
溶解性を考慮して、0.3mm以下の使用が好ましい。アン
モニウム塩の使用量は、セメント100重量部に対して、
0.5〜20重量部が好ましく、1〜10重量部がより好まし
い。0.5重量部より少ないと、セメントの凝結を防ぐこ
とが難しく、20重量部を超えるとアンモニア臭による作
業環境の悪化を招く可能性がある。
【0015】本発明では、無機重炭酸塩、無機炭酸塩、
無機亜硫酸塩、及びアンモニウム塩から選ばれた一種又
は二種以上を含有してなるジェットグラウト工法用セメ
ント混和材を使用するが、これらに、さらに、リン酸塩
及び/又は無機硫酸塩を併用することも可能である。
無機亜硫酸塩、及びアンモニウム塩から選ばれた一種又
は二種以上を含有してなるジェットグラウト工法用セメ
ント混和材を使用するが、これらに、さらに、リン酸塩
及び/又は無機硫酸塩を併用することも可能である。
【0016】ここで、リン酸塩としては、リン酸一ナト
リウム、リン酸二ナトリウム、リン酸三ナトリウム、ピ
ロリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、トリ
メタリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム、
及びテトラポリリン酸ナトリウム又はこれらのカリウム
塩等、いずれも使用可能であるが、凝結防止の面や強度
発現性の面から、リン酸一ナトリウムやトリポリリン酸
ナトリウムの使用が好ましい。また、水溶性のリン酸塩
で、セメントや土と混合すると流動性を増加するものは
使用可能である。リン酸塩の粒度は、特に限定されるも
のではなく、一般に市販されている製品の粒度であれば
使用可能であるが、溶解性の面から、0.3mm以下の使用
が好ましい。リン酸塩の使用量は、セメント100重量部
に対して、0.1〜30重量部が好ましく、1〜10重量部が
より好ましい。0.1重量部より少ないと、セメントの凝
結を防ぐことが難しく、30重量部を超えると長短期強度
が低下する可能性がある。
リウム、リン酸二ナトリウム、リン酸三ナトリウム、ピ
ロリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、トリ
メタリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム、
及びテトラポリリン酸ナトリウム又はこれらのカリウム
塩等、いずれも使用可能であるが、凝結防止の面や強度
発現性の面から、リン酸一ナトリウムやトリポリリン酸
ナトリウムの使用が好ましい。また、水溶性のリン酸塩
で、セメントや土と混合すると流動性を増加するものは
使用可能である。リン酸塩の粒度は、特に限定されるも
のではなく、一般に市販されている製品の粒度であれば
使用可能であるが、溶解性の面から、0.3mm以下の使用
が好ましい。リン酸塩の使用量は、セメント100重量部
に対して、0.1〜30重量部が好ましく、1〜10重量部が
より好ましい。0.1重量部より少ないと、セメントの凝
結を防ぐことが難しく、30重量部を超えると長短期強度
が低下する可能性がある。
【0017】また、無機硫酸塩としては、硫酸カルシウ
ム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、及び硫酸マグネシ
ウム等が挙げられ、これらの一種又は二種以上の使用が
可能である。また、硫酸アルミニウムに代表されるミョ
ウバンや、ミョウバン石を焼成した焼成ミョウバン石の
使用も可能である。これらの中で、凝結防止性や強度発
現性の面から硫酸カルシウム又は硫酸カルシウムの使用
が好ましい。無機硫酸塩の粒度は、ブレーン値で2,000c
m2/g以上が好ましい。無機硫酸塩の使用量は、セメント
100重量部に対して、1〜100重量部が好ましく、2〜40
重量部がより好ましい。1重量部より少ないとセメント
の凝結を防ぐことが難しく、100重量部を超えると初期
強度が不良となる可能性がある。
ム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、及び硫酸マグネシ
ウム等が挙げられ、これらの一種又は二種以上の使用が
可能である。また、硫酸アルミニウムに代表されるミョ
ウバンや、ミョウバン石を焼成した焼成ミョウバン石の
使用も可能である。これらの中で、凝結防止性や強度発
現性の面から硫酸カルシウム又は硫酸カルシウムの使用
が好ましい。無機硫酸塩の粒度は、ブレーン値で2,000c
m2/g以上が好ましい。無機硫酸塩の使用量は、セメント
100重量部に対して、1〜100重量部が好ましく、2〜40
重量部がより好ましい。1重量部より少ないとセメント
の凝結を防ぐことが難しく、100重量部を超えると初期
強度が不良となる可能性がある。
【0018】本発明では、無機重炭酸塩、無機炭酸塩、
無機亜硫酸塩、及びアンモニウム塩から選ばれた一種又
は二種以上を含有してなるジェットグラウト工法用セメ
ント混和材、または、無機重炭酸塩、無機炭酸塩、無機
亜硫酸塩、及びアンモニウム塩から選ばれた一種又は二
種以上と、リン酸塩及び/又は無機硫酸塩を含有してな
るジェットグラウト工法用セメント混和材の使用量は、
セメントと該セメント混和材の合計100重量部に対し
て、0.5〜30重量部が好ましく、1〜20重量部がより好
ましい。0.5重量部より少ないと、土等と混合した時の
セメントの凝結を防ぐことが難しく、30重量部を超える
と初期強度が不良となる可能性がある。
無機亜硫酸塩、及びアンモニウム塩から選ばれた一種又
は二種以上を含有してなるジェットグラウト工法用セメ
ント混和材、または、無機重炭酸塩、無機炭酸塩、無機
亜硫酸塩、及びアンモニウム塩から選ばれた一種又は二
種以上と、リン酸塩及び/又は無機硫酸塩を含有してな
るジェットグラウト工法用セメント混和材の使用量は、
セメントと該セメント混和材の合計100重量部に対し
て、0.5〜30重量部が好ましく、1〜20重量部がより好
ましい。0.5重量部より少ないと、土等と混合した時の
セメントの凝結を防ぐことが難しく、30重量部を超える
と初期強度が不良となる可能性がある。
【0019】ここで、セメントとしては普通、早強、超
早強、及び中庸熱等の各種ポルトランドセメント、これ
らポルトランドセメントに高炉スラグやフライアッシュ
などを混合した各種混合セメント、アルミナセメント
類、速硬性セメント、カルシウムサルフォアルミネート
を混合又は含有するセメント、並びに、市販されている
微粒子セメント等が挙げられる。
早強、及び中庸熱等の各種ポルトランドセメント、これ
らポルトランドセメントに高炉スラグやフライアッシュ
などを混合した各種混合セメント、アルミナセメント
類、速硬性セメント、カルシウムサルフォアルミネート
を混合又は含有するセメント、並びに、市販されている
微粒子セメント等が挙げられる。
【0020】本発明において使用する水の量は特に限定
されるものではないが、例えば、セメント組成物100重
量部に対して、50〜300重量部使用することが好まし
い。
されるものではないが、例えば、セメント組成物100重
量部に対して、50〜300重量部使用することが好まし
い。
【0021】また本発明では、土質等の状態によりベン
トナイトや減水剤等のセメント混和剤を併用することが
可能である。特に、高性能減水剤の併用は効果的であ
る。
トナイトや減水剤等のセメント混和剤を併用することが
可能である。特に、高性能減水剤の併用は効果的であ
る。
【0022】本発明での混合、撹拌条件は特に限定され
るものではないが、セメント組成物と水とをあらかじ
め、回転数10〜1,000rpm程度で回転するグラウトミキサ
ーで混合しておくことが好ましい。
るものではないが、セメント組成物と水とをあらかじ
め、回転数10〜1,000rpm程度で回転するグラウトミキサ
ーで混合しておくことが好ましい。
【0023】次に、本発明のジェットグラウト工法用セ
メント組成物を使用したジェットグラウト工法について
説明する。
メント組成物を使用したジェットグラウト工法について
説明する。
【0024】まず、地盤改良が必要な場所を削孔する。
【0025】削孔の深さは、特に制限されるものではな
いが、20〜50m程度が通常である。削孔径は、特に制限
されるものではないが、ロッドが挿入できる大きさであ
ればよい。
いが、20〜50m程度が通常である。削孔径は、特に制限
されるものではないが、ロッドが挿入できる大きさであ
ればよい。
【0026】次に、二重又は三重のロッドを挿入し、前
記ジェットグラウトセメント組成物からなるセメントミ
ルクをグラウトポンプ、超高圧ポンプ、又はコンプレッ
サー等を用いて圧送し噴射する。
記ジェットグラウトセメント組成物からなるセメントミ
ルクをグラウトポンプ、超高圧ポンプ、又はコンプレッ
サー等を用いて圧送し噴射する。
【0027】セメントミルクの圧送圧力は、高い方が好
ましいが、ノズルの摩耗等を考慮して50〜700kg/cm2程
度で通常行われる。送液量は、特に限定されるものでは
ないが、30〜200リットル/min程度が好ましい。
ましいが、ノズルの摩耗等を考慮して50〜700kg/cm2程
度で通常行われる。送液量は、特に限定されるものでは
ないが、30〜200リットル/min程度が好ましい。
【0028】セメントミルクが充填される円柱状の直径
は、その充填深度によって大きく変化するが、例えば、
充填深度が15〜40mの時は、1〜5mが適当である。
は、その充填深度によって大きく変化するが、例えば、
充填深度が15〜40mの時は、1〜5mが適当である。
【0029】また、本発明のジェットグラウト工法用セ
メント混和材は、土等とセメントを混合する工法にすべ
て効果的で、単にジェットグラウト工法用のみに限定さ
れるものではなく、その他、機械撹拌工法にも十分使用
が可能である。
メント混和材は、土等とセメントを混合する工法にすべ
て効果的で、単にジェットグラウト工法用のみに限定さ
れるものではなく、その他、機械撹拌工法にも十分使用
が可能である。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明する。
【0031】実施例1 セメント100重量部に対して、無機塩Aである無機重炭
酸塩を表1に示すように混合し、水/セメント組成物比
を150%とし、モルタルミキサーで2分間混合してセメ
ントミルクを調整した。水と混合すると粘性土と同様の
性状を示す珪藻土と、このセメントミルクとを容積比で
1:1の割合でさらにモルタルミキサーで2分間混合し
て混合物を作成した。この混合物の粘度をB型粘度計で
所定時間測定し、さらにこの混合物を4×4×16cmの型
枠にいれ、硬化させて作った供試体を用いて所定材令に
おける圧縮強度を測定した。結果を表1に併記する。
酸塩を表1に示すように混合し、水/セメント組成物比
を150%とし、モルタルミキサーで2分間混合してセメ
ントミルクを調整した。水と混合すると粘性土と同様の
性状を示す珪藻土と、このセメントミルクとを容積比で
1:1の割合でさらにモルタルミキサーで2分間混合し
て混合物を作成した。この混合物の粘度をB型粘度計で
所定時間測定し、さらにこの混合物を4×4×16cmの型
枠にいれ、硬化させて作った供試体を用いて所定材令に
おける圧縮強度を測定した。結果を表1に併記する。
【0032】<使用材料> セメント :電気化学工業社製普通ポルトランドセメン
ト 無機塩A :無機重炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、試薬
一級 珪藻土 :NITALC.社製、主成分SiO2
ト 無機塩A :無機重炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、試薬
一級 珪藻土 :NITALC.社製、主成分SiO2
【0033】
【表1】
【0034】表1から明らかなように、無機重炭酸塩の
使用量を増加させていくと、しだいにスライムの粘度が
低下していく傾向にあり、使用量が5重量部程度から
は、使用量を増やしても添加効果は見られない傾向があ
る。
使用量を増加させていくと、しだいにスライムの粘度が
低下していく傾向にあり、使用量が5重量部程度から
は、使用量を増やしても添加効果は見られない傾向があ
る。
【0035】実施例2 セメント100重量部に対して、表2に示すように無機塩
を混合したこと以外は実施例1と同様に行った。結果を
表2に併記する。
を混合したこと以外は実施例1と同様に行った。結果を
表2に併記する。
【0036】<使用材料> 無機塩B :無機亜硫酸塩、亜硫酸水素ナトリウム、試
薬一級 無機塩C :無機炭酸塩、炭酸ナトリウム、試薬一級 無機塩D :アンモニウム塩、硫酸アンモニウム、試薬
一級
薬一級 無機塩C :無機炭酸塩、炭酸ナトリウム、試薬一級 無機塩D :アンモニウム塩、硫酸アンモニウム、試薬
一級
【0037】
【表2】
【0038】表から明らかなように、強度発現性を阻害
することなく、粘度を低下する効果が見られた。
することなく、粘度を低下する効果が見られた。
【0039】実施例3 セメント100重量部に対して、表3に示すように無機塩
を混合したこと以外は実施例1と同様に行った。結果を
表3に併記する。
を混合したこと以外は実施例1と同様に行った。結果を
表3に併記する。
【0040】
【表3】
【0041】表から明らかなように、無機塩を併用する
ことによって、粘性低下の効果が得られ、各々単独で使
用したときより、さらに粘性が低下し、併用による相乗
効果が得られた。
ことによって、粘性低下の効果が得られ、各々単独で使
用したときより、さらに粘性が低下し、併用による相乗
効果が得られた。
【0042】実施例4 セメント100重量部に対して、表4に示すように無機塩
を混合したこと以外は実施例1と同様に行った。結果を
表4に併記する。
を混合したこと以外は実施例1と同様に行った。結果を
表4に併記する。
【0043】
【表4】
【0044】表から明らかなように、無機塩を三種以上
併用すると、粘度の低減効果を発揮する。
併用すると、粘度の低減効果を発揮する。
【0045】実施例5 セメント100重量部に対して、表5に示すように無機塩
を混合したこと以外は実施例1と同様に行った。結果を
表5に併記する。
を混合したこと以外は実施例1と同様に行った。結果を
表5に併記する。
【0046】<使用材料> 無機塩E :リン酸塩、米山化学社製リン酸一ナトリウ
ム 無機塩F :リン酸塩、米山化学社製トリポリリン酸ナ
トリウム
ム 無機塩F :リン酸塩、米山化学社製トリポリリン酸ナ
トリウム
【0047】
【表5】
【0048】表から明らかなように、リン酸塩と他の無
機塩を併用しても、減粘効果が失われず、リン酸塩の使
用量を低減することができる。
機塩を併用しても、減粘効果が失われず、リン酸塩の使
用量を低減することができる。
【0049】実施例6 セメント100重量部に対して、表6に示すように無機塩
を混合したこと以外は実施例1と同様に行った。結果を
表6に併記する。
を混合したこと以外は実施例1と同様に行った。結果を
表6に併記する。
【0050】<使用材料> 無機塩G :無機硫酸塩、新秋田化成化学社製無水セッ
コウ粉砕品、ブレーン値5,700cm2/g
コウ粉砕品、ブレーン値5,700cm2/g
【0051】
【表6】
【0052】表から明らかなように、無機塩Gである無
機硫酸塩を併用することによって、長期強度を向上する
ことが可能となる。
機硫酸塩を併用することによって、長期強度を向上する
ことが可能となる。
【0053】実施例7 セメント100重量部に対して、表7に示すように無機塩
を混合したこと以外は実施例1と同様に行った。結果を
表7に併記する。
を混合したこと以外は実施例1と同様に行った。結果を
表7に併記する。
【0054】
【表7】
【0055】表から明らかなように、リン酸塩と無機塩
Gである無機硫酸塩を併用することにより、減粘効果が
失われず、リン酸塩の使用量を低減することができ、長
期強度を向上することが可能となる。
Gである無機硫酸塩を併用することにより、減粘効果が
失われず、リン酸塩の使用量を低減することができ、長
期強度を向上することが可能となる。
【0056】実施例8 無機塩A2重量部、無機塩B2重量部、無機塩G6重量
部からなるジェットグラウト工法用セメント混和材を、
セメント100重量部に対して、表8に示すように変化し
たこと以外は実施例1と同様に行った。結果を表8に併
記する。
部からなるジェットグラウト工法用セメント混和材を、
セメント100重量部に対して、表8に示すように変化し
たこと以外は実施例1と同様に行った。結果を表8に併
記する。
【0057】
【表8】
【0058】表から明らかなように、セメント混和材の
使用割合を増加させることにより、減粘効果の向上も期
待できる。
使用割合を増加させることにより、減粘効果の向上も期
待できる。
【0059】実施例9 実際に、施工を行った現場の粘性土を用いて、表9に示
すように無機塩を配合したセメント混和材を用いて、さ
らに実用性を評価するため実施例1と同様に行った。結
果を表9に示す。
すように無機塩を配合したセメント混和材を用いて、さ
らに実用性を評価するため実施例1と同様に行った。結
果を表9に示す。
【0060】<使用材料> 粘性土 :火山灰質粘性土(有楽町層)、含水比108%
【0061】
【表9】
【0062】表から明らかなように、実際の施工現場の
粘性土を使用しても、良好な粘性低下を示し、圧縮強度
は、施工上問題ない強度、材令28日で20kgf/cm2以上発
現している。
粘性土を使用しても、良好な粘性低下を示し、圧縮強度
は、施工上問題ない強度、材令28日で20kgf/cm2以上発
現している。
【0063】実施例10 表10に示すような配合を用い、水/セメント組成物比
150%のセメントミルクを調整し、深さ20m、注入圧力2
00kg/cm2でJSG工法を実施した。その結果、土壌の硬
さを示すN値が0の粘性土でもスライムの上昇が極めて
良好であり、そのスライムは3時間でも硬化せず、スラ
イム処理が極めて円滑に進行した。施工後、掘削したと
ころ、径が約2mのパイル状硬化体が確認された。パイ
ル状硬化体の圧縮強度を測定した。結果を表10に併記
する。また、比較のため、本発明のセメント組成物を使
用しないで同様に行ったが、スライムの粘度は、かなり
上昇し、流動性がなく、スライムがケーシングの間隙に
つまり、周囲の地盤が膨張した。
150%のセメントミルクを調整し、深さ20m、注入圧力2
00kg/cm2でJSG工法を実施した。その結果、土壌の硬
さを示すN値が0の粘性土でもスライムの上昇が極めて
良好であり、そのスライムは3時間でも硬化せず、スラ
イム処理が極めて円滑に進行した。施工後、掘削したと
ころ、径が約2mのパイル状硬化体が確認された。パイ
ル状硬化体の圧縮強度を測定した。結果を表10に併記
する。また、比較のため、本発明のセメント組成物を使
用しないで同様に行ったが、スライムの粘度は、かなり
上昇し、流動性がなく、スライムがケーシングの間隙に
つまり、周囲の地盤が膨張した。
【0064】
【表10】
【0065】
【発明の効果】無機重炭酸塩の使用により、リン酸塩を
使用する必要はなくなり、リン公害の可能性のない作業
性の優れたジェットグラウト工法用セメント混和材を開
発することができた。無機重炭酸塩は、リン化合物より
安価であり、本発明により、経済性に優れたジェットグ
ラウト工法用セメント混和材とすることができた。ま
た、無機亜硫酸塩、無機炭酸塩、アンモニウム塩、及び
無機硫酸塩を使用することにより、リン酸塩の使用量を
低減でき、強度性状や経済性に優れたジェットグラウト
工法用セメント混和材とすることができ、さらに、施工
上十分満足できる流動性をもたせることが可能となっ
た。
使用する必要はなくなり、リン公害の可能性のない作業
性の優れたジェットグラウト工法用セメント混和材を開
発することができた。無機重炭酸塩は、リン化合物より
安価であり、本発明により、経済性に優れたジェットグ
ラウト工法用セメント混和材とすることができた。ま
た、無機亜硫酸塩、無機炭酸塩、アンモニウム塩、及び
無機硫酸塩を使用することにより、リン酸塩の使用量を
低減でき、強度性状や経済性に優れたジェットグラウト
工法用セメント混和材とすることができ、さらに、施工
上十分満足できる流動性をもたせることが可能となっ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 28/02 C09K 17/10 P E02D 3/12 101 //(C04B 28/02 22:16 A 22:10 22:14 A Z 22:08) Z 111:70 C09K 103:00
Claims (4)
- 【請求項1】 無機重炭酸塩、無機炭酸塩、無機亜硫酸
塩、及びアンモニウム塩から選ばれた一種又は二種以上
を含有してなるジェットグラウト工法用セメント混和
材。 - 【請求項2】 無機重炭酸塩、無機炭酸塩、無機亜硫酸
塩、及びアンモニウム塩から選ばれた一種又は二種以上
と、リン酸塩及び/又は無機硫酸塩を含有してなるジェ
ットグラウト工法用混和材。 - 【請求項3】 セメントと、請求項1又は2記載のジェ
ットグラウト工法用混和材を含有してなるジェットグラ
ウト工法用セメント組成物。 - 【請求項4】 請求項3記載のジェットグラウト工法用
セメント組成物と水とを混合してなるセメントミルクを
地盤中に高圧注入し、土と混合して硬化することを特徴
とするジェットグラウト工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6000563A JPH07206495A (ja) | 1994-01-07 | 1994-01-07 | グラウト工法用セメント混和材及びそのグラウト工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6000563A JPH07206495A (ja) | 1994-01-07 | 1994-01-07 | グラウト工法用セメント混和材及びそのグラウト工法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003409928A Division JP4375663B2 (ja) | 2003-12-09 | 2003-12-09 | ジェットグラウト工法用セメント組成物及びジェットグラウト工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07206495A true JPH07206495A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11477195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6000563A Pending JPH07206495A (ja) | 1994-01-07 | 1994-01-07 | グラウト工法用セメント混和材及びそのグラウト工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07206495A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000109831A (ja) * | 1998-10-01 | 2000-04-18 | Ube Ind Ltd | 含水土壌用固化材及び含水土壌の固化改良方法 |
| JP2000109832A (ja) * | 1998-10-01 | 2000-04-18 | Ube Ind Ltd | 含水土壌用固化材及び含水土壌の固化改良方法 |
| JP2002332483A (ja) * | 2001-05-09 | 2002-11-22 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 地盤安定化用セメント混和材及び地盤安定化用セメント混和材水溶液 |
| JP2007092016A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-04-12 | Tokuyama Corp | ジェットグラウト工法用地盤改良添加剤及びそれを用いた地盤改良セメント組成物 |
| KR101341103B1 (ko) * | 2011-12-06 | 2013-12-12 | 이창훈 | 지반 경화용 조성물 및 그것을 포함하는 지반 경화체 |
| JP2018012620A (ja) * | 2016-07-21 | 2018-01-25 | 東亞合成株式会社 | ソイルセメント用流動化剤組成物、セメント系懸濁液及びソイルセメント |
| JP2023150819A (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-16 | 積水化学工業株式会社 | 充填材、構造体の製造方法及び地盤又はコンクリートの改良方法 |
-
1994
- 1994-01-07 JP JP6000563A patent/JPH07206495A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000109831A (ja) * | 1998-10-01 | 2000-04-18 | Ube Ind Ltd | 含水土壌用固化材及び含水土壌の固化改良方法 |
| JP2000109832A (ja) * | 1998-10-01 | 2000-04-18 | Ube Ind Ltd | 含水土壌用固化材及び含水土壌の固化改良方法 |
| JP2002332483A (ja) * | 2001-05-09 | 2002-11-22 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 地盤安定化用セメント混和材及び地盤安定化用セメント混和材水溶液 |
| JP2007092016A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-04-12 | Tokuyama Corp | ジェットグラウト工法用地盤改良添加剤及びそれを用いた地盤改良セメント組成物 |
| KR101341103B1 (ko) * | 2011-12-06 | 2013-12-12 | 이창훈 | 지반 경화용 조성물 및 그것을 포함하는 지반 경화체 |
| JP2018012620A (ja) * | 2016-07-21 | 2018-01-25 | 東亞合成株式会社 | ソイルセメント用流動化剤組成物、セメント系懸濁液及びソイルセメント |
| JP2023150819A (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-16 | 積水化学工業株式会社 | 充填材、構造体の製造方法及び地盤又はコンクリートの改良方法 |
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