JPH07206501A - 貝殻含有吹付け材料、貝殻含有構造物、および貝殻含有構造物の製造方法 - Google Patents
貝殻含有吹付け材料、貝殻含有構造物、および貝殻含有構造物の製造方法Info
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- JPH07206501A JPH07206501A JP556594A JP556594A JPH07206501A JP H07206501 A JPH07206501 A JP H07206501A JP 556594 A JP556594 A JP 556594A JP 556594 A JP556594 A JP 556594A JP H07206501 A JPH07206501 A JP H07206501A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Artificial Fish Reefs (AREA)
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 人工的な魚礁、岩礁等の構造物を製造するた
めに天然材料を一部用いた貝殻含有吹付け材料、貝殻含
有構造物、および貝殻含有構造物の製造方法に関し、藻
を繁茂させ、魚介類の餌となる小生物を増加させ、稚魚
を育てる場所をつくることができるようにすることを目
的とする。 【構成】 貝殻含有吹付け材料はセメントと貝殻を主成
分として構成し、貝殻含有構造物および貝殻含有構造物
の製造方法は所定形状に形成したコンクリート構造物
と、該コンクリート構造物の表面に形成させた、セメン
トと貝殻の他に、砂、スチールファイバ、ステンレスフ
ァイバ、カーボンファイバ、グラスファイバ、鉄粉、ア
クリル系ラテックス、または無機質顔料のうち少なくと
も一種類を有している混合材料からなる表層とを備える
ように構成する。
めに天然材料を一部用いた貝殻含有吹付け材料、貝殻含
有構造物、および貝殻含有構造物の製造方法に関し、藻
を繁茂させ、魚介類の餌となる小生物を増加させ、稚魚
を育てる場所をつくることができるようにすることを目
的とする。 【構成】 貝殻含有吹付け材料はセメントと貝殻を主成
分として構成し、貝殻含有構造物および貝殻含有構造物
の製造方法は所定形状に形成したコンクリート構造物
と、該コンクリート構造物の表面に形成させた、セメン
トと貝殻の他に、砂、スチールファイバ、ステンレスフ
ァイバ、カーボンファイバ、グラスファイバ、鉄粉、ア
クリル系ラテックス、または無機質顔料のうち少なくと
も一種類を有している混合材料からなる表層とを備える
ように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人工的な魚礁、岩礁等
の水生生物育成用の構造物を製造するために天然の貝殻
を一部用いた貝殻含有吹付け材料、貝殻含有構造物、お
よび貝殻含有構造物の製造方法に関する。
の水生生物育成用の構造物を製造するために天然の貝殻
を一部用いた貝殻含有吹付け材料、貝殻含有構造物、お
よび貝殻含有構造物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、日本の沿岸海域では、海洋汚染、
地球温暖化等で、海藻が全国的に減少し、磯焼現象がみ
られ、魚介類の産卵場所や稚魚の育つ場所がない等、良
好な海の環境が破壊されつつある。また、河川では、コ
ンクリートブロック等で護岸されているため、水草の生
える場所も、産卵の場所も、稚魚の棲む場所もなく、魚
が緊急に隠れる場所も無くなってきているのが現状であ
る。これは、ますます地球環境の破壊に繋がり、問題が
大きい。このような問題に対する対処法として、魚礁の
設置、海藻の生える塗料等の開発が行われているが、い
まだ、成功しているものはない。
地球温暖化等で、海藻が全国的に減少し、磯焼現象がみ
られ、魚介類の産卵場所や稚魚の育つ場所がない等、良
好な海の環境が破壊されつつある。また、河川では、コ
ンクリートブロック等で護岸されているため、水草の生
える場所も、産卵の場所も、稚魚の棲む場所もなく、魚
が緊急に隠れる場所も無くなってきているのが現状であ
る。これは、ますます地球環境の破壊に繋がり、問題が
大きい。このような問題に対する対処法として、魚礁の
設置、海藻の生える塗料等の開発が行われているが、い
まだ、成功しているものはない。
【0003】また、日本国土保全のため、従来では海岸
や河川の岸辺には、ただ単に頑丈であれば良いという考
えのもとに、消波ブロックや防波堤等で囲む護岸工事が
行われてきたが、これは自然の景観を害し、人を海や河
川から遠ざける結果となり、人が水に触れられなくなる
等、快適な環境を破壊し、大きな社会問題を発生させる
元凶となり、これら海岸や河川における岸辺の修復が求
められている。
や河川の岸辺には、ただ単に頑丈であれば良いという考
えのもとに、消波ブロックや防波堤等で囲む護岸工事が
行われてきたが、これは自然の景観を害し、人を海や河
川から遠ざける結果となり、人が水に触れられなくなる
等、快適な環境を破壊し、大きな社会問題を発生させる
元凶となり、これら海岸や河川における岸辺の修復が求
められている。
【0004】さらにまた、従来から海、湖、河川等で使
用されている消波ブロック、護岸ブロック、ケーソン、
防波堤、魚礁、および人工岩礁(以下擬岩という)等の
コンクリート構造物では、その表面が平滑になってお
り、このように平滑な表面には藻が生えにくく、小生物
も付着しにくい。
用されている消波ブロック、護岸ブロック、ケーソン、
防波堤、魚礁、および人工岩礁(以下擬岩という)等の
コンクリート構造物では、その表面が平滑になってお
り、このように平滑な表面には藻が生えにくく、小生物
も付着しにくい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術における
コンクリート構造物は平滑な表面を有しているため、表
面に藻が発生しにくく、小生物も付着しにくいという問
題点があった。
コンクリート構造物は平滑な表面を有しているため、表
面に藻が発生しにくく、小生物も付着しにくいという問
題点があった。
【0006】本発明は、従来における前記問題点を解消
するためのものであり、そのための課題は、藻を繁茂さ
せ、魚介類の餌となる小生物を増加させ、稚魚を育てる
場所をつくるための貝殻含有吹付け材料、貝殻含有構造
物、および貝殻含有構造物の製造方法を提供することに
ある。
するためのものであり、そのための課題は、藻を繁茂さ
せ、魚介類の餌となる小生物を増加させ、稚魚を育てる
場所をつくるための貝殻含有吹付け材料、貝殻含有構造
物、および貝殻含有構造物の製造方法を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を達
成できるようにするため、貝殻含有吹付け材料として
は、セメントと貝殻の他に、砂、スチールファイバ、ス
テンレスファイバ、カーボンファイバ、グラスファイ
バ、鉄粉、アクリル系ラテックス、または無機質顔料の
うち少なくとも一種類を有していることを特徴とする。
成できるようにするため、貝殻含有吹付け材料として
は、セメントと貝殻の他に、砂、スチールファイバ、ス
テンレスファイバ、カーボンファイバ、グラスファイ
バ、鉄粉、アクリル系ラテックス、または無機質顔料の
うち少なくとも一種類を有していることを特徴とする。
【0008】また、貝殻含有構造物は、魚礁、人工岩礁
等に形成させたコンクリート構造物と、セメントと貝殻
の他に、砂、スチールファイバ、ステンレスファイバ、
カーボンファイバ、グラスファイバ、鉄粉、アクリル系
ラテックス、または無機質顔料のうち少なくとも一種類
を有し、前記コンクリート構造物の表面に吹付けた表層
とからなることを特徴とする。
等に形成させたコンクリート構造物と、セメントと貝殻
の他に、砂、スチールファイバ、ステンレスファイバ、
カーボンファイバ、グラスファイバ、鉄粉、アクリル系
ラテックス、または無機質顔料のうち少なくとも一種類
を有し、前記コンクリート構造物の表面に吹付けた表層
とからなることを特徴とする。
【0009】また、貝殻含有構造物は、魚礁、人工岩礁
等の構造物として、型枠の裏面に、セメントと貝殻の他
に、砂、スチールファイバ、ステンレスファイバ、カー
ボンファイバ、グラスファイバ、鉄粉、アクリル系ラテ
ックス、または無機質顔料のうち少なくとも一種類を有
する材料を吹き付け、硬化させ、脱型して、型枠裏面形
状を転写させた表面形状に形成させたことを特徴とす
る。
等の構造物として、型枠の裏面に、セメントと貝殻の他
に、砂、スチールファイバ、ステンレスファイバ、カー
ボンファイバ、グラスファイバ、鉄粉、アクリル系ラテ
ックス、または無機質顔料のうち少なくとも一種類を有
する材料を吹き付け、硬化させ、脱型して、型枠裏面形
状を転写させた表面形状に形成させたことを特徴とす
る。
【0010】そして、前記吹付けた材料によって形成さ
れた厚みが3〜1000mmであることが望ましい。
れた厚みが3〜1000mmであることが望ましい。
【0011】また、貝殻含有構造物の製造方法は、魚
礁、人工岩礁等に形成させたコンクリート構造物の表面
に、セメントと貝殻の他に、砂、スチールファイバ、ス
テンレスファイバ、カーボンファイバ、グラスファイ
バ、鉄粉、アクリル系ラテックス、または無機質顔料の
うち少なくとも一種類を有している混合材料を、気体に
よって液体と混合しつつ吹き付け、多孔質の表層を形成
させることを特徴とする。
礁、人工岩礁等に形成させたコンクリート構造物の表面
に、セメントと貝殻の他に、砂、スチールファイバ、ス
テンレスファイバ、カーボンファイバ、グラスファイ
バ、鉄粉、アクリル系ラテックス、または無機質顔料の
うち少なくとも一種類を有している混合材料を、気体に
よって液体と混合しつつ吹き付け、多孔質の表層を形成
させることを特徴とする。
【0012】また、貝殻含有構造物の製造方法は、金属
あるいは合金からなる金網、非金属製網、コンクリー
ト、木材構成体、合成樹脂、金属、合金、ゴム、石膏等
からなる型枠の裏面を、魚礁、人工岩礁等の表面形状に
形成させ、前記型枠の裏面にセメントと貝殻の他に、
砂、スチールファイバ、ステンレスファイバ、カーボン
ファイバ、グラスファイバ、鉄粉、アクリル系ラテック
ス、または無機質顔料のうち少なくとも一種類を有して
いる混合材料を、気体によって液体と混合しつつ吹き付
け、硬化後に脱型して、型枠裏面形状を転写して魚
礁、、人工岩礁等の表面形状を形成させることを特徴と
する。
あるいは合金からなる金網、非金属製網、コンクリー
ト、木材構成体、合成樹脂、金属、合金、ゴム、石膏等
からなる型枠の裏面を、魚礁、人工岩礁等の表面形状に
形成させ、前記型枠の裏面にセメントと貝殻の他に、
砂、スチールファイバ、ステンレスファイバ、カーボン
ファイバ、グラスファイバ、鉄粉、アクリル系ラテック
ス、または無機質顔料のうち少なくとも一種類を有して
いる混合材料を、気体によって液体と混合しつつ吹き付
け、硬化後に脱型して、型枠裏面形状を転写して魚
礁、、人工岩礁等の表面形状を形成させることを特徴と
する。
【0013】〔具体的構成例〕混合材料に用いるセメン
トは、いかなる種類のものを用いても良い。例えば、ジ
ェットセメント、早強セメント、普通ポルトランドセメ
ント、高炉セメント等、セメントの種類は問わない。特
に、ジェットセメントは硬化時間が短く、施工が容易で
ある。また、貝殻は帆立貝、牡蠣、蛤、シジミ、アサリ
他、貝殻を粉末状に細粉したものであれば良い。帆立貝
は、北海道や青森県で養殖が盛んに行われており、毎年
20万トンの貝殻が産業廃棄物として捨てられ溜まって
いるといわれている。この帆立貝の貝殻は現在では有効
な利用方法がなく、ほとんど野積の状態で環境破壊の問
題を起こしている。しかも今後も養殖が継続されるため
貝殻もますます増加する。帆立貝の比重はほぼ天然の砂
と同じであるため、天然の砂と全部または一部を置換し
て使用することができる。このように帆立貝の貝殻を天
然の砂の代替品として使用することにより、省資源にな
るとともに環境破壊の防止に貢献することができ、経済
的な面ばかりでなく社会的な面でも効果が大きい。牡蠣
も帆立貝同様に、宮城県、広島県、岡山県等で養殖が盛
んであるが、現在では有効な利用方法がなく、野放しの
状態である。牡蠣の比重は天然の砂のほぼ75%程度で
あり、帆立貝と同様に天然の砂と全部または一部を置換
することができる。スチールファイバは吹き付けた材料
の分離を防止し、強度の向上と補強の役目をする。鉄分
は、明確ではないが、通常海藻を繁茂させるには有効な
成分といわれており、害にはならない。鮑、ウニ、サザ
エ等を対象とした魚礁で、スチールファイバが適当でな
い場合には、鉄粉を用いても良い。施工方法は、ミキサ
でセメントと貝殻粉末、砂、スチールファイバ、ステン
レスファイバ、カーボンファイバ、グラスファイバ、鉄
粉等を、適宜プレミックスして、パイプ中を空気輸送
し、ノズルの先端から水、アクリル系ラテックスを供給
して吹き付ける。
トは、いかなる種類のものを用いても良い。例えば、ジ
ェットセメント、早強セメント、普通ポルトランドセメ
ント、高炉セメント等、セメントの種類は問わない。特
に、ジェットセメントは硬化時間が短く、施工が容易で
ある。また、貝殻は帆立貝、牡蠣、蛤、シジミ、アサリ
他、貝殻を粉末状に細粉したものであれば良い。帆立貝
は、北海道や青森県で養殖が盛んに行われており、毎年
20万トンの貝殻が産業廃棄物として捨てられ溜まって
いるといわれている。この帆立貝の貝殻は現在では有効
な利用方法がなく、ほとんど野積の状態で環境破壊の問
題を起こしている。しかも今後も養殖が継続されるため
貝殻もますます増加する。帆立貝の比重はほぼ天然の砂
と同じであるため、天然の砂と全部または一部を置換し
て使用することができる。このように帆立貝の貝殻を天
然の砂の代替品として使用することにより、省資源にな
るとともに環境破壊の防止に貢献することができ、経済
的な面ばかりでなく社会的な面でも効果が大きい。牡蠣
も帆立貝同様に、宮城県、広島県、岡山県等で養殖が盛
んであるが、現在では有効な利用方法がなく、野放しの
状態である。牡蠣の比重は天然の砂のほぼ75%程度で
あり、帆立貝と同様に天然の砂と全部または一部を置換
することができる。スチールファイバは吹き付けた材料
の分離を防止し、強度の向上と補強の役目をする。鉄分
は、明確ではないが、通常海藻を繁茂させるには有効な
成分といわれており、害にはならない。鮑、ウニ、サザ
エ等を対象とした魚礁で、スチールファイバが適当でな
い場合には、鉄粉を用いても良い。施工方法は、ミキサ
でセメントと貝殻粉末、砂、スチールファイバ、ステン
レスファイバ、カーボンファイバ、グラスファイバ、鉄
粉等を、適宜プレミックスして、パイプ中を空気輸送
し、ノズルの先端から水、アクリル系ラテックスを供給
して吹き付ける。
【0014】
【作用】このように構成したことにより、貝殻含有吹付
け材料は、セメントと貝殻を主成分としたことにより、
産業廃棄物として捨てられていた養殖貝の貝殻を資源化
し、しかも、この材料を混合したものを吹き付けること
によって、表面に水生生物の育成に必要な微細孔や凹凸
を生じさせやすくする。
け材料は、セメントと貝殻を主成分としたことにより、
産業廃棄物として捨てられていた養殖貝の貝殻を資源化
し、しかも、この材料を混合したものを吹き付けること
によって、表面に水生生物の育成に必要な微細孔や凹凸
を生じさせやすくする。
【0015】また、貝殻含有構造物は、魚礁、人工岩礁
等に形成させたコンクリート構造物の表面に、セメント
と貝殻の他に、砂、スチールファイバ、ステンレスファ
イバ、カーボンファイバ、グラスファイバ、鉄粉、アク
リル系ラテックス、または無機質顔料のうち少なくとも
一種類を有している表層を形成させたことにより、構造
物を高強度なものにするとともに、水生生物育成用構造
物として藻等の小生物の表面付着率を高くする。
等に形成させたコンクリート構造物の表面に、セメント
と貝殻の他に、砂、スチールファイバ、ステンレスファ
イバ、カーボンファイバ、グラスファイバ、鉄粉、アク
リル系ラテックス、または無機質顔料のうち少なくとも
一種類を有している表層を形成させたことにより、構造
物を高強度なものにするとともに、水生生物育成用構造
物として藻等の小生物の表面付着率を高くする。
【0016】また、貝殻含有構造物は、魚礁、人工岩礁
等の構造物として、型枠の裏面に、セメントと貝殻の他
に、砂、スチールファイバ、ステンレスファイバ、カー
ボンファイバ、グラスファイバ、鉄粉、アクリル系ラテ
ックス、または無機質顔料のうち少なくとも一種類を有
する材料を吹き付け、型枠裏面形状を転写させた表面形
状に形成させたことによって、構造物の多量生産を容易
にし、気泡や凹凸の発生率を高くした小生物の付着率の
高い、しかも高強度の構造物が多量に製造できるように
なる。
等の構造物として、型枠の裏面に、セメントと貝殻の他
に、砂、スチールファイバ、ステンレスファイバ、カー
ボンファイバ、グラスファイバ、鉄粉、アクリル系ラテ
ックス、または無機質顔料のうち少なくとも一種類を有
する材料を吹き付け、型枠裏面形状を転写させた表面形
状に形成させたことによって、構造物の多量生産を容易
にし、気泡や凹凸の発生率を高くした小生物の付着率の
高い、しかも高強度の構造物が多量に製造できるように
なる。
【0017】これらの貝殻含有構造物は、前記混合材料
によって形成された厚みが、3〜1000mmであれ
ば、微小な孔や凹凸を多数発生させた実用的な厚みの水
生生物育成層が得られる。
によって形成された厚みが、3〜1000mmであれ
ば、微小な孔や凹凸を多数発生させた実用的な厚みの水
生生物育成層が得られる。
【0018】また、貝殻含有構造物の製造方法は、魚
礁、人工岩礁等に形成させたコンクリート構造物の表面
に、セメントと貝殻を主成分とした混合材料を、気体に
よって液体と混合しつつ吹き付け、多孔質の表層を形成
させたことにより、廃棄物であった貝殻が利用できるよ
うになり、少ない設備投資で、容易に水生生物育成用構
造物が生産される。
礁、人工岩礁等に形成させたコンクリート構造物の表面
に、セメントと貝殻を主成分とした混合材料を、気体に
よって液体と混合しつつ吹き付け、多孔質の表層を形成
させたことにより、廃棄物であった貝殻が利用できるよ
うになり、少ない設備投資で、容易に水生生物育成用構
造物が生産される。
【0019】また、貝殻含有構造物の製造方法は、金属
あるいは合金からなる金網、非金属製網、コンクリー
ト、木材構成体、合成樹脂、金属、合金、ゴム、石膏等
からなる型枠の裏面を、魚礁、人工岩礁等の構造物の表
面形状に形成させ、前記型枠の裏面にセメントと貝殻を
主成分とした混合材料を、気体によって液体と混合しつ
つ吹き付けて、型枠裏面形状を転写させ、硬化後に脱型
して、魚礁、人工岩礁等の構造物に形成させたことによ
り、廃棄物であった貝殻を利用した構造物を多量に製造
できるようになるとともに、同一形状の水生生物育成用
構造物を多量生産されるようにする。このような方法に
よって製造された構造物が、吹き付け材料で厚さ3〜1
000mmに形成されたとき、内部が空洞となっている
場合には、その空洞部にセメントコンクリートを注入
し、重量物化して海、湖、河川等に設置してもよい。
あるいは合金からなる金網、非金属製網、コンクリー
ト、木材構成体、合成樹脂、金属、合金、ゴム、石膏等
からなる型枠の裏面を、魚礁、人工岩礁等の構造物の表
面形状に形成させ、前記型枠の裏面にセメントと貝殻を
主成分とした混合材料を、気体によって液体と混合しつ
つ吹き付けて、型枠裏面形状を転写させ、硬化後に脱型
して、魚礁、人工岩礁等の構造物に形成させたことによ
り、廃棄物であった貝殻を利用した構造物を多量に製造
できるようになるとともに、同一形状の水生生物育成用
構造物を多量生産されるようにする。このような方法に
よって製造された構造物が、吹き付け材料で厚さ3〜1
000mmに形成されたとき、内部が空洞となっている
場合には、その空洞部にセメントコンクリートを注入
し、重量物化して海、湖、河川等に設置してもよい。
【0020】
【実施例】本発明における以下の実施例では、魚礁の場
合について説明する。 〔実施例の構成〕図1〜3に第一実施例における魚礁を
示す。ここに魚礁11は、コンクリート製構造物12
と、その構造物の表面を被覆する表層13とからなる。
コンクリート製構造物12は、図2および図3に示すよ
うに、円筒形で、側壁に円形の孔14を複数個開口さ
せ、内部は空間としておく。コンクリートの内部には図
示しない補強用の鉄筋を組込む。
合について説明する。 〔実施例の構成〕図1〜3に第一実施例における魚礁を
示す。ここに魚礁11は、コンクリート製構造物12
と、その構造物の表面を被覆する表層13とからなる。
コンクリート製構造物12は、図2および図3に示すよ
うに、円筒形で、側壁に円形の孔14を複数個開口さ
せ、内部は空間としておく。コンクリートの内部には図
示しない補強用の鉄筋を組込む。
【0021】そして、このコンクリート構造物12の表
面(外面または内外面)には、図1に示すように、セメ
ントと貝殻の他に、砂、スチールファイバ、ステンレス
ファイバ、カーボンファイバ、グラスファイバ、鉄粉、
アクリル系ラテックス(商品名:ポリトン、旭化成製、
または、商品名:JSRトマックスーパー、日本合成ゴ
ム製等)、無機質顔料のうち少なくとも一種類を有して
いる表1に示す配合の混合材料を、ミキサーでセメント
と貝殻粉末、砂、スチールファイバ、鉄粉等を適宜プレ
ミックスし、パイプ中を空気輸送し、ノズルの先端から
水またはアクリル系ラテックスを供給して吹き付けるこ
とにより、表層13を形成する。
面(外面または内外面)には、図1に示すように、セメ
ントと貝殻の他に、砂、スチールファイバ、ステンレス
ファイバ、カーボンファイバ、グラスファイバ、鉄粉、
アクリル系ラテックス(商品名:ポリトン、旭化成製、
または、商品名:JSRトマックスーパー、日本合成ゴ
ム製等)、無機質顔料のうち少なくとも一種類を有して
いる表1に示す配合の混合材料を、ミキサーでセメント
と貝殻粉末、砂、スチールファイバ、鉄粉等を適宜プレ
ミックスし、パイプ中を空気輸送し、ノズルの先端から
水またはアクリル系ラテックスを供給して吹き付けるこ
とにより、表層13を形成する。
【0022】
【表1】
【0023】図4〜6には第二実施例における魚礁を示
す。ここに魚礁15は、コンクリート製構造物16と、
その構造物の上面を被覆する表層17とからなる。コン
クリート製構造物16は、上半分が角錐台形状をしてお
り、下半分が円柱形で、コンクリート内部には図示しな
い補強用の鉄筋を組込む。コンクリート製構造物16の
上端には魚礁吊り上げ用のフック18を2つ平行にして
突出させ、そして、コンクリート内部に組込まれた鉄筋
の中央部上端にフック18の下端を接続させる。表層1
7は、第1実施例と同様にコンクリート製構造物16に
直接に吹き付けて形成させる。
す。ここに魚礁15は、コンクリート製構造物16と、
その構造物の上面を被覆する表層17とからなる。コン
クリート製構造物16は、上半分が角錐台形状をしてお
り、下半分が円柱形で、コンクリート内部には図示しな
い補強用の鉄筋を組込む。コンクリート製構造物16の
上端には魚礁吊り上げ用のフック18を2つ平行にして
突出させ、そして、コンクリート内部に組込まれた鉄筋
の中央部上端にフック18の下端を接続させる。表層1
7は、第1実施例と同様にコンクリート製構造物16に
直接に吹き付けて形成させる。
【0024】図7には第三実施例における混合材料から
なる魚礁を、図8にはその魚礁を生産するための型枠を
示す。第三実施例における魚礁20は、図7に示すよう
に、セメントと貝殻の他に、砂、スチールファイバ、ス
テンレスファイバ、カーボンファイバ、グラスファイ
バ、鉄粉、アクリル系ラテックス、または無機質顔料の
うち少なくとも一種類を有している表1に示す配合の混
合材料からなる、両端が開口した厚肉の筒状体に形成し
たものである。この魚礁20を単独に、または他の構造
物と組み合わせて使用する。
なる魚礁を、図8にはその魚礁を生産するための型枠を
示す。第三実施例における魚礁20は、図7に示すよう
に、セメントと貝殻の他に、砂、スチールファイバ、ス
テンレスファイバ、カーボンファイバ、グラスファイ
バ、鉄粉、アクリル系ラテックス、または無機質顔料の
うち少なくとも一種類を有している表1に示す配合の混
合材料からなる、両端が開口した厚肉の筒状体に形成し
たものである。この魚礁20を単独に、または他の構造
物と組み合わせて使用する。
【0025】この第三実施例の魚礁20を形成する方法
としては、金属あるいは合金等からなる金網、合成樹脂
等からなる非金属製の網、コンクリート、木材構成体、
合成樹脂、金属、合金、ゴム、石膏等からなる型枠21
(図7)の裏面を、岩や珊瑚に似せた魚礁等のように凹
凸やうねりを有する形状に形成し、型枠21にセメント
と貝殻の他に、砂、スチールファイバ、ステンレスファ
イバ、カーボンファイバ、グラスファイバ、鉄粉、アク
リル系ラテックス、または無機質顔料のうち少なくとも
一種類を有している表1に示す配合の混合材料を、適宜
プレミックスし、パイプ中を空気輸送し、ノズルの先端
から水またはアクリル系ラテックスを供給して、液体と
混合しつつ吹き付けて、硬化後に脱型して、表面に型枠
裏面形状を転写した筒状体に形成させたものである。
としては、金属あるいは合金等からなる金網、合成樹脂
等からなる非金属製の網、コンクリート、木材構成体、
合成樹脂、金属、合金、ゴム、石膏等からなる型枠21
(図7)の裏面を、岩や珊瑚に似せた魚礁等のように凹
凸やうねりを有する形状に形成し、型枠21にセメント
と貝殻の他に、砂、スチールファイバ、ステンレスファ
イバ、カーボンファイバ、グラスファイバ、鉄粉、アク
リル系ラテックス、または無機質顔料のうち少なくとも
一種類を有している表1に示す配合の混合材料を、適宜
プレミックスし、パイプ中を空気輸送し、ノズルの先端
から水またはアクリル系ラテックスを供給して、液体と
混合しつつ吹き付けて、硬化後に脱型して、表面に型枠
裏面形状を転写した筒状体に形成させたものである。
【0026】型枠21は、図8に示すように、回転式に
形成し、型枠21を設置する回転台22には中心軸を合
わせて型枠21が載置できるように支持部材23を取り
付ける。回転台22は中心部をモータ24の軸に固定さ
れ、モータ24は支持台25に軸心の傾き角度を調節可
能に支持させる。また、型枠21の裏面(混合材料吹付
け側)の中央部(あるいは裏面の一部)にはカバー26
が取り付けられ、不要な箇所には混合材料が付かないよ
うに前もって被覆できるようにする。
形成し、型枠21を設置する回転台22には中心軸を合
わせて型枠21が載置できるように支持部材23を取り
付ける。回転台22は中心部をモータ24の軸に固定さ
れ、モータ24は支持台25に軸心の傾き角度を調節可
能に支持させる。また、型枠21の裏面(混合材料吹付
け側)の中央部(あるいは裏面の一部)にはカバー26
が取り付けられ、不要な箇所には混合材料が付かないよ
うに前もって被覆できるようにする。
【0027】型枠21を使用して構造物である魚礁20
を形成させるには、回転台22に中心軸を合わせて型枠
21を載置させ、カバー26を型枠21の指定箇所に取
り付けて、型枠21の裏面に向けてノズル27から混合
材料を噴き出し、そしてモータ24を回転させて型枠2
1を回転させ、型枠21の裏面に対して均一に吹きつけ
る。この作業を型枠21の内面全体を混合材料が均一に
覆うようにさせ、所定厚さになるまで繰り返し吹き付け
る。所定の厚さになるまで吹き付けた後、吹き付けた混
合材料を硬化させ、硬化後、脱型すると、混合材料から
なる魚礁20が得られる。
を形成させるには、回転台22に中心軸を合わせて型枠
21を載置させ、カバー26を型枠21の指定箇所に取
り付けて、型枠21の裏面に向けてノズル27から混合
材料を噴き出し、そしてモータ24を回転させて型枠2
1を回転させ、型枠21の裏面に対して均一に吹きつけ
る。この作業を型枠21の内面全体を混合材料が均一に
覆うようにさせ、所定厚さになるまで繰り返し吹き付け
る。所定の厚さになるまで吹き付けた後、吹き付けた混
合材料を硬化させ、硬化後、脱型すると、混合材料から
なる魚礁20が得られる。
【0028】〔実施例の作用〕このように構成した第1
〜3実施例における魚礁11,15,20は、表層1
3,17または魚礁20に無数の気泡や凹凸が発生し
て、表面には藻の胞子その他の小生物が付着し易くな
り、約3ケ月後には、藻が生え、その藻を食べるために
サザエ等の貝類が魚礁11,15,20に寄ってくるよ
うになる。また、型枠の裏面に吹き付けて、その裏面形
状を転写し、表面形状を形成させた高強度の構造物が得
られたことにより、海、湖、河川等の強い波が当たって
も損傷しない高強度の貝殻含有構造物が得られる。
〜3実施例における魚礁11,15,20は、表層1
3,17または魚礁20に無数の気泡や凹凸が発生し
て、表面には藻の胞子その他の小生物が付着し易くな
り、約3ケ月後には、藻が生え、その藻を食べるために
サザエ等の貝類が魚礁11,15,20に寄ってくるよ
うになる。また、型枠の裏面に吹き付けて、その裏面形
状を転写し、表面形状を形成させた高強度の構造物が得
られたことにより、海、湖、河川等の強い波が当たって
も損傷しない高強度の貝殻含有構造物が得られる。
【0029】〔実施例の効果〕このように実施例では、
コンクリート構造物12,16の表面にセメントと貝殻
を主成分とした混合材料を吹き付けることにより表層1
3,17を形成させるか、または魚礁20を一体に形成
させたことによって、その表層13,17あるいは魚礁
20には無数の気泡や凹凸が発生している面を形成させ
ることができ、表面積も大きくなって付着基質の表面積
を大きくできて、藻の胞子、その他の小生物が付着し易
くなるとともに、粗面が形成できているので、いったん
付着した生物が離脱しにくくなり、小生物の育成環境を
改善することができる。
コンクリート構造物12,16の表面にセメントと貝殻
を主成分とした混合材料を吹き付けることにより表層1
3,17を形成させるか、または魚礁20を一体に形成
させたことによって、その表層13,17あるいは魚礁
20には無数の気泡や凹凸が発生している面を形成させ
ることができ、表面積も大きくなって付着基質の表面積
を大きくできて、藻の胞子、その他の小生物が付着し易
くなるとともに、粗面が形成できているので、いったん
付着した生物が離脱しにくくなり、小生物の育成環境を
改善することができる。
【0030】魚礁11,15等の表層13,17を有す
るコンクリート構造物12,16または魚礁20を海、
湖、河川等に沈漬して使用すると、その表面に付着する
藻や植物プランクトン等の小生物が多くなり、約3ケ月
後には植物連鎖における底辺生物を増やすことができ
る。この藻の生えた場所は、稚魚の餌場、遊び場として
の効果があり、小魚の増加で親魚も増加し、沿岸におけ
る魚介類の生産力を高めることができる。藻が増えるこ
とにより、水中の酸素が増加し、水質の改善ができ、
海、湖、河川等が浄化されて、きれいで良好な環境が復
活でき、地球環境の改善に寄与することができる。
るコンクリート構造物12,16または魚礁20を海、
湖、河川等に沈漬して使用すると、その表面に付着する
藻や植物プランクトン等の小生物が多くなり、約3ケ月
後には植物連鎖における底辺生物を増やすことができ
る。この藻の生えた場所は、稚魚の餌場、遊び場として
の効果があり、小魚の増加で親魚も増加し、沿岸におけ
る魚介類の生産力を高めることができる。藻が増えるこ
とにより、水中の酸素が増加し、水質の改善ができ、
海、湖、河川等が浄化されて、きれいで良好な環境が復
活でき、地球環境の改善に寄与することができる。
【0031】〔別態様〕これらの実施例は本発明の趣旨
をより良く理解させるために具体的に述べたものであ
り、特に指定されないかぎり別態様を制限するものでは
ない。したがって、水生生物育成用の構造物であれば魚
礁に限定することはなく、例えば、擬似岩礁等の景観材
料として用いた場合にも、人間に対して快適な環境を提
供するとともに、水生生物の育成場所を提供することが
できる。また、護岸ブロックに用いた場合も、同様に、
魚にとっても、人間にとっても、良好な環境が得られ
る。さらにまた、構造物が消波ブロック、ケイソン、防
波堤等であっても良い。
をより良く理解させるために具体的に述べたものであ
り、特に指定されないかぎり別態様を制限するものでは
ない。したがって、水生生物育成用の構造物であれば魚
礁に限定することはなく、例えば、擬似岩礁等の景観材
料として用いた場合にも、人間に対して快適な環境を提
供するとともに、水生生物の育成場所を提供することが
できる。また、護岸ブロックに用いた場合も、同様に、
魚にとっても、人間にとっても、良好な環境が得られ
る。さらにまた、構造物が消波ブロック、ケイソン、防
波堤等であっても良い。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明による貝殻含有吹付
け材料では、セメントと貝殻の他に、砂、スチールファ
イバ、ステンレスファイバ、カーボンファイバ、グラス
ファイバ、鉄粉、アクリル系ラテックス、または無機質
顔料のうち少なくとも一種類を有することにより、産業
廃棄物として捨てられていた養殖貝の貝殻を有効利用で
き、産業廃棄物としての貝殻を資源化することができ、
しかも、この材料を混合したものを吹き付けて形成させ
た表面には、微細孔や凹凸が生じて、水生生物の育成に
効果的な構造物ができる。
け材料では、セメントと貝殻の他に、砂、スチールファ
イバ、ステンレスファイバ、カーボンファイバ、グラス
ファイバ、鉄粉、アクリル系ラテックス、または無機質
顔料のうち少なくとも一種類を有することにより、産業
廃棄物として捨てられていた養殖貝の貝殻を有効利用で
き、産業廃棄物としての貝殻を資源化することができ、
しかも、この材料を混合したものを吹き付けて形成させ
た表面には、微細孔や凹凸が生じて、水生生物の育成に
効果的な構造物ができる。
【0033】また、貝殻含有構造物では、魚礁、人工岩
礁等に形成させたコンクリート構造物に、セメントと貝
殻の他に、砂、スチールファイバ、ステンレスファイ
バ、カーボンファイバ、グラスファイバ、鉄粉、アクリ
ル系ラテックス、または無機質顔料のうち少なくとも一
種類を有している材料を吹付けて表層を形成させたこと
により、構造物を高強度にできるとともに、水生生物育
成用として藻等の小生物の表面付着率を高くすることが
できる。
礁等に形成させたコンクリート構造物に、セメントと貝
殻の他に、砂、スチールファイバ、ステンレスファイ
バ、カーボンファイバ、グラスファイバ、鉄粉、アクリ
ル系ラテックス、または無機質顔料のうち少なくとも一
種類を有している材料を吹付けて表層を形成させたこと
により、構造物を高強度にできるとともに、水生生物育
成用として藻等の小生物の表面付着率を高くすることが
できる。
【0034】また、貝殻含有構造物では、魚礁、人工岩
礁等の構造物として、型枠裏面に、セメントと貝殻の他
に、砂、スチールファイバ、ステンレスファイバ、カー
ボンファイバ、グラスファイバ、鉄粉、アクリル系ラテ
ックス、または無機質顔料のうち少なくとも一種類を有
している材料を吹き付けて形成させた、型枠表面形状を
転写させた形状の構造物にしたことによって、表面の気
泡や凹凸の発生率が高くなる構造物を多量に生産するこ
とができ、小生物の付着率が高くなる魚礁や人工岩礁等
の水生生物育成用構造物を多量に得ることができる。
礁等の構造物として、型枠裏面に、セメントと貝殻の他
に、砂、スチールファイバ、ステンレスファイバ、カー
ボンファイバ、グラスファイバ、鉄粉、アクリル系ラテ
ックス、または無機質顔料のうち少なくとも一種類を有
している材料を吹き付けて形成させた、型枠表面形状を
転写させた形状の構造物にしたことによって、表面の気
泡や凹凸の発生率が高くなる構造物を多量に生産するこ
とができ、小生物の付着率が高くなる魚礁や人工岩礁等
の水生生物育成用構造物を多量に得ることができる。
【0035】これらの水生生物育成用構造物は、前記吹
付けた材料によって形成された厚みが3〜1000mm
であれば、微小な孔や凹凸を多数発生させた実用的な厚
みの水生生物育成層を得ることができる。
付けた材料によって形成された厚みが3〜1000mm
であれば、微小な孔や凹凸を多数発生させた実用的な厚
みの水生生物育成層を得ることができる。
【0036】また、貝殻含有構造物の製造方法は、魚礁
や人工岩礁等に形成させたコンクリート構造物の表面
に、セメントと貝殻を主成分とする混合材料を、気体に
よって液体と混合しつつ吹き付け、多孔質の表層を形成
させたことにより、産業廃棄物であった貝殻を利用で
き、少ない設備投資で、水生生物育成用構造物を容易に
製造することができる。
や人工岩礁等に形成させたコンクリート構造物の表面
に、セメントと貝殻を主成分とする混合材料を、気体に
よって液体と混合しつつ吹き付け、多孔質の表層を形成
させたことにより、産業廃棄物であった貝殻を利用で
き、少ない設備投資で、水生生物育成用構造物を容易に
製造することができる。
【0037】また、貝殻含有構造物の製造方法は、金属
あるいは合金からなる金網、非金属製網、コンクリー
ト、木材構成体、合成樹脂、金属、合金、ゴム等からな
る型枠の裏面を、魚礁や人工岩礁等の表面形状に合わせ
て形成させ、前記型枠の裏面にセメントと貝殻を主成分
とする混合材料を、気体によって液体と混合しつつ吹き
付け、硬化後に脱型して、型枠表面形状を転写させて構
造物の表面形状を形成させたことにより、型枠の裏面を
予め定めた魚礁や人工岩礁等の表面形状にして、同一形
状の構造物を容易に多量に生産することができ、産業廃
棄物であった貝殻を利用した同一形状の多孔質な高強度
の水生生物育成用構造物を多量生産できる。
あるいは合金からなる金網、非金属製網、コンクリー
ト、木材構成体、合成樹脂、金属、合金、ゴム等からな
る型枠の裏面を、魚礁や人工岩礁等の表面形状に合わせ
て形成させ、前記型枠の裏面にセメントと貝殻を主成分
とする混合材料を、気体によって液体と混合しつつ吹き
付け、硬化後に脱型して、型枠表面形状を転写させて構
造物の表面形状を形成させたことにより、型枠の裏面を
予め定めた魚礁や人工岩礁等の表面形状にして、同一形
状の構造物を容易に多量に生産することができ、産業廃
棄物であった貝殻を利用した同一形状の多孔質な高強度
の水生生物育成用構造物を多量生産できる。
【図1】本発明の第1実施例を示す側面図である。
【図2】本発明の第1実施例のコンクリート構造物を示
す平面図である。
す平面図である。
【図3】本発明の第1実施例のコンクリート構造物を示
す側面図である。
す側面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す平面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す側面図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す縦断面図である。
【図7】本発明の第3実施例を示す縦断面図である。
【図8】本発明の第3実施例に用いられる型枠を示す側
面部分断面図である。
面部分断面図である。
11,15,20 魚礁 12,16 コンクリート構造物 13,17 表層 18 フック 21 型枠 27 ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 18:04 14:06 Z 14:48 Z 14:38 A 14:42 Z 14:34 24:26 D 14:02) A
Claims (6)
- 【請求項1】 セメントと貝殻の他に、砂、スチールフ
ァイバ、ステンレスファイバ、カーボンファイバ、グラ
スファイバ、鉄粉、アクリル系ラテックス、または無機
質顔料のうち少なくとも一種類を有していることを特徴
とする貝殻含有吹付け材料。 - 【請求項2】 魚礁、人工岩礁等に形成させたコンクリ
ート構造物と、 セメントと貝殻の他に、砂、スチールファイバ、ステン
レスファイバ、カーボンファイバ、グラスファイバ、鉄
粉、アクリル系ラテックス、または無機質顔料のうち少
なくとも一種類からなる、前記コンクリート構造物の表
面に吹付けた表層とからなることを特徴とする貝殻含有
構造物。 - 【請求項3】 魚礁、人工岩礁等の構造物として、型枠
の裏面に、セメントと貝殻の他に、砂、スチールファイ
バ、ステンレスファイバ、カーボンファイバ、グラスフ
ァイバ、鉄粉、アクリル系ラテックス、または無機質顔
料のうち少なくとも一種類を有する材料を吹き付け、硬
化させ、脱型して、型枠裏面形状を転写させた形状に形
成させたことを特徴とする貝殻含有構造物。 - 【請求項4】 前記吹付けた材料によって形成された厚
みが、3〜1000mmであることを特徴とする請求項
1乃至3記載の貝殻含有構造物。 - 【請求項5】 魚礁、人工岩礁等に形成させたコンクリ
ート構造物の表面に、セメントと貝殻の他に、砂、スチ
ールファイバ、ステンレスファイバ、カーボンファイ
バ、グラスファイバ、鉄粉、アクリル系ラテックス、ま
たは無機質顔料のうち少なくとも一種類を有している混
合材料を、気体によって液体と混合しつつ吹き付け、多
孔質の表層を形成させることを特徴とする貝殻含有構造
物の製造方法。 - 【請求項6】 金属あるいは合金からなる金網、非金属
製網、コンクリート、木材構成体、合成樹脂、金属、合
金、ゴム、あるいは石膏等からなる型枠の裏面を魚礁、
人工岩礁等の表面形状に形成させ、前記型枠の裏面にセ
メントと貝殻の他に、砂、スチールファイバ、ステンレ
スファイバ、カーボンファイバ、グラスファイバ、鉄
粉、アクリル系ラテックス、または無機質顔料のうち少
なくとも一種類を有している混合材料を、気体によって
液体と混合しつつ吹き付け、硬化させ、硬化後に脱型し
て、型枠裏面形状を転写して魚礁、人工岩礁等の構造物
の表面形状を形成させることを特徴とする貝殻含有構造
物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP556594A JP2867315B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 貝殻含有吹付け材料、貝殻含有構造物、および貝殻含有構造物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP556594A JP2867315B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 貝殻含有吹付け材料、貝殻含有構造物、および貝殻含有構造物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07206501A true JPH07206501A (ja) | 1995-08-08 |
| JP2867315B2 JP2867315B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=11614740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP556594A Expired - Fee Related JP2867315B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 貝殻含有吹付け材料、貝殻含有構造物、および貝殻含有構造物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2867315B2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004307257A (ja) * | 2003-04-07 | 2004-11-04 | Toyo Constr Co Ltd | 貝殻リサイクルブロックの製造方法および貝殻リサイクルブロック |
| KR20050015485A (ko) * | 2003-08-06 | 2005-02-21 | 제일주강산업 주식회사 | 주물재 인공어초 및 이의 제조방법 |
| KR100641646B1 (ko) * | 2002-04-22 | 2006-11-03 | 주식회사 인트켐 | 정전기 방지용 테라죠 |
| JP2012211029A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-11-01 | Central Research Institute Of Electric Power Industry | 石炭灰固化物の製造方法 |
| CN104478348A (zh) * | 2014-11-11 | 2015-04-01 | 余雪军 | 一种具有电磁屏蔽功能的轻质混凝土及其制备方法 |
| KR20160013562A (ko) * | 2014-07-28 | 2016-02-05 | 한국해양과학기술원 | 굴패각을 이용한 수중 구조물 설치용 친환경 콘크리트 블록 제조방법 및 이를 이용한 수중 구조물 설치용 친환경 굴패각 콘크리트 블록 |
| KR20230009145A (ko) * | 2021-07-08 | 2023-01-17 | 한국해양과학기술원 | 미세플라스틱 발생 방지를 위한 친환경 굴 패각 부표 및 제작 방법 |
| JP2023517785A (ja) * | 2019-12-02 | 2023-04-27 | 哈爾濱工程大学 | 生態学的な捨て石防波堤の建設方法、誘引型セメントベース塗料及びその製造方法 |
| JP2023517787A (ja) * | 2019-12-02 | 2023-04-27 | 青島哈爾濱工程大学創新発展中心 | 海洋生態プロジェクトの建設方法、アスファルトセメント塗料及びその製造方法 |
| JP2023517786A (ja) * | 2019-12-02 | 2023-04-27 | 哈爾濱工程大学 | コンクリートカキ付着基盤及び製造方法、海洋生態プロジェクトの建設方法 |
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|---|---|---|---|---|
| KR200475148Y1 (ko) | 2014-07-30 | 2014-11-12 | 도갑수 | 김양식용 인공공각 |
| KR101917537B1 (ko) * | 2017-09-28 | 2018-11-09 | 김진태 | 친환경 어초 |
-
1994
- 1994-01-24 JP JP556594A patent/JP2867315B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100641646B1 (ko) * | 2002-04-22 | 2006-11-03 | 주식회사 인트켐 | 정전기 방지용 테라죠 |
| JP2004307257A (ja) * | 2003-04-07 | 2004-11-04 | Toyo Constr Co Ltd | 貝殻リサイクルブロックの製造方法および貝殻リサイクルブロック |
| KR20050015485A (ko) * | 2003-08-06 | 2005-02-21 | 제일주강산업 주식회사 | 주물재 인공어초 및 이의 제조방법 |
| JP2012211029A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-11-01 | Central Research Institute Of Electric Power Industry | 石炭灰固化物の製造方法 |
| KR20160013562A (ko) * | 2014-07-28 | 2016-02-05 | 한국해양과학기술원 | 굴패각을 이용한 수중 구조물 설치용 친환경 콘크리트 블록 제조방법 및 이를 이용한 수중 구조물 설치용 친환경 굴패각 콘크리트 블록 |
| CN104478348A (zh) * | 2014-11-11 | 2015-04-01 | 余雪军 | 一种具有电磁屏蔽功能的轻质混凝土及其制备方法 |
| JP2023517785A (ja) * | 2019-12-02 | 2023-04-27 | 哈爾濱工程大学 | 生態学的な捨て石防波堤の建設方法、誘引型セメントベース塗料及びその製造方法 |
| JP2023517787A (ja) * | 2019-12-02 | 2023-04-27 | 青島哈爾濱工程大学創新発展中心 | 海洋生態プロジェクトの建設方法、アスファルトセメント塗料及びその製造方法 |
| JP2023517786A (ja) * | 2019-12-02 | 2023-04-27 | 哈爾濱工程大学 | コンクリートカキ付着基盤及び製造方法、海洋生態プロジェクトの建設方法 |
| EP4071305A4 (en) * | 2019-12-02 | 2024-12-25 | Harbin Engineering University | CONSTRUCTION METHOD FOR ECOLOGICAL ROCK BREAKWATER, INDUCED CEMENT-BASED COATING AND ITS PREPARATION METHOD |
| KR20230009145A (ko) * | 2021-07-08 | 2023-01-17 | 한국해양과학기술원 | 미세플라스틱 발생 방지를 위한 친환경 굴 패각 부표 및 제작 방법 |
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| JP2867315B2 (ja) | 1999-03-08 |
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