JPH07206565A - 微量要素含有被覆粒状肥料 - Google Patents
微量要素含有被覆粒状肥料Info
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- JPH07206565A JPH07206565A JP6013958A JP1395894A JPH07206565A JP H07206565 A JPH07206565 A JP H07206565A JP 6013958 A JP6013958 A JP 6013958A JP 1395894 A JP1395894 A JP 1395894A JP H07206565 A JPH07206565 A JP H07206565A
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- fertilizer
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- coated granular
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C05—FERTILISERS; MANUFACTURE THEREOF
- C05G—MIXTURES OF FERTILISERS COVERED INDIVIDUALLY BY DIFFERENT SUBCLASSES OF CLASS C05; MIXTURES OF ONE OR MORE FERTILISERS WITH MATERIALS NOT HAVING A SPECIFIC FERTILISING ACTIVITY, e.g. PESTICIDES, SOIL-CONDITIONERS, WETTING AGENTS; FERTILISERS CHARACTERISED BY THEIR FORM
- C05G5/00—Fertilisers characterised by their form
- C05G5/30—Layered or coated, e.g. dust-preventing coatings
- C05G5/37—Layered or coated, e.g. dust-preventing coatings layered or coated with a polymer
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Pest Control & Pesticides (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被覆粒状肥料の溶出特性を害せず、微量要素
の利用率及び初期の該要素の吸収率を高め、欠乏症を回
避する。 【構成】 粉状微量要素と高透湿性のバインダーからな
る被膜により肥料粒子を被覆してなる微量要素含有被覆
粒状肥料。 【効果】 微量要素含有率を最高30重量%(対肥料
粒)まで高めることができ、肥料要素の溶出パターンを
阻害しない。
の利用率及び初期の該要素の吸収率を高め、欠乏症を回
避する。 【構成】 粉状微量要素と高透湿性のバインダーからな
る被膜により肥料粒子を被覆してなる微量要素含有被覆
粒状肥料。 【効果】 微量要素含有率を最高30重量%(対肥料
粒)まで高めることができ、肥料要素の溶出パターンを
阻害しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微量要素含有被覆粒状
肥料に関する。さらに詳しくは、粉状微量要素とバイン
ダーによる膜を粒状肥料表層に形成することにより植物
必須要素、特に微量要素の放出制御及び吸収利用率を被
覆粒状肥料と同等以上に高め、特に施用直後の溶出が改
善された微量要素含有被覆粒状肥料に関する。
肥料に関する。さらに詳しくは、粉状微量要素とバイン
ダーによる膜を粒状肥料表層に形成することにより植物
必須要素、特に微量要素の放出制御及び吸収利用率を被
覆粒状肥料と同等以上に高め、特に施用直後の溶出が改
善された微量要素含有被覆粒状肥料に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】これまで、肥料成分の放出
を自在に調節することにより植物体の養分要求量に応じ
た養分量を供給する種々の緩効性肥料に関する研究がな
されてきた。緩効性肥料は土壌水分・pH・微生物作用
等の影響を受けることから肥料成分の供給は安定して行
われずその供給速度の調節は不十分であった。これらに
対し土壌環境に余り左右されず肥料成分の溶出を自在に
調節できる被覆粒状肥料が開発され次第に実用化されて
きている。近年、期間・パターン及び時限溶出等の制御
が実用化されており、全量基肥栽培することで2〜3作
分の施肥量を1回の施肥で満たし農作業の省力化が可能
となった。特にマルチ栽培では追肥はマルチフィルムを
はがして行われており、これら一連の追肥作業がなくな
ることから有効性が高いといえる。さらに植物体の養分
吸収利用率の向上は吸収利用に必要な量だけ溶出するよ
う制御することにより吸収されず流亡するなどでの肥料
の損失を減らすことによりもたらされた。これにより肥
料の環境への影響を無視し得るようにできる。
を自在に調節することにより植物体の養分要求量に応じ
た養分量を供給する種々の緩効性肥料に関する研究がな
されてきた。緩効性肥料は土壌水分・pH・微生物作用
等の影響を受けることから肥料成分の供給は安定して行
われずその供給速度の調節は不十分であった。これらに
対し土壌環境に余り左右されず肥料成分の溶出を自在に
調節できる被覆粒状肥料が開発され次第に実用化されて
きている。近年、期間・パターン及び時限溶出等の制御
が実用化されており、全量基肥栽培することで2〜3作
分の施肥量を1回の施肥で満たし農作業の省力化が可能
となった。特にマルチ栽培では追肥はマルチフィルムを
はがして行われており、これら一連の追肥作業がなくな
ることから有効性が高いといえる。さらに植物体の養分
吸収利用率の向上は吸収利用に必要な量だけ溶出するよ
う制御することにより吸収されず流亡するなどでの肥料
の損失を減らすことによりもたらされた。これにより肥
料の環境への影響を無視し得るようにできる。
【0003】しかし、必須要素、特に必須三要素のチッ
ソ・リン酸・加里等の制御については複合肥料及び各々
の単肥を被覆しブレンドすれば解決できるが、それ以外
の農業資材例えば農薬、微量要素の分野では精密な放出
制御技術が未完成であり全体として理想的な省力栽培体
系構築の障害になっている。本発明はこれらの問題の中
で微量要素の放出制御及び吸収利用率を向上させ、さら
に植物体の移植直後の微量要素欠乏症を回避することに
より前記体系を効果的に補完するものである。植物必須
要素にはチッソ、リン酸、加里等の必須三要素をはじめ
カルシウム、マグネシウム、イオウがあり微量要素とし
て鉄、マンガン、ホウ素、亜鉛、銅、モリブデン、塩素
さらにその他の養分としてケイ素、ナトリウム、ヨウ
素、コバルト、バナジウム等がある。近年、一定の作付
面積に対する作物の収量が上がり、微量要素のように元
来少量で済むものでも毎年吸収され続けると土壌中の量
が不足し、微量要素の常時補給の必要が生じてきてお
り、このような土壌が非常に多くなってきている。しか
し、これら微量要素は常に必要であると同時に、過剰に
なるとかえって害作用がでることから肥料それぞれの性
質、使用量、使用法には充分な注意が必要とされてい
る。
ソ・リン酸・加里等の制御については複合肥料及び各々
の単肥を被覆しブレンドすれば解決できるが、それ以外
の農業資材例えば農薬、微量要素の分野では精密な放出
制御技術が未完成であり全体として理想的な省力栽培体
系構築の障害になっている。本発明はこれらの問題の中
で微量要素の放出制御及び吸収利用率を向上させ、さら
に植物体の移植直後の微量要素欠乏症を回避することに
より前記体系を効果的に補完するものである。植物必須
要素にはチッソ、リン酸、加里等の必須三要素をはじめ
カルシウム、マグネシウム、イオウがあり微量要素とし
て鉄、マンガン、ホウ素、亜鉛、銅、モリブデン、塩素
さらにその他の養分としてケイ素、ナトリウム、ヨウ
素、コバルト、バナジウム等がある。近年、一定の作付
面積に対する作物の収量が上がり、微量要素のように元
来少量で済むものでも毎年吸収され続けると土壌中の量
が不足し、微量要素の常時補給の必要が生じてきてお
り、このような土壌が非常に多くなってきている。しか
し、これら微量要素は常に必要であると同時に、過剰に
なるとかえって害作用がでることから肥料それぞれの性
質、使用量、使用法には充分な注意が必要とされてい
る。
【0004】微量要素の放出制御技術には水溶性微量
要素単成分あるいは2成分以上の粒状肥料の被覆水溶
性微量要素を肥料へ混合したのち被覆ガラス質に微量
要素を熔かし込みク溶態化前記を被覆粒状肥料へ塗
布するなどが考えられる。において、放出制御の点か
らは望ましいが各々の成分を個別に被覆する必要があり
繁雑でありましてこれらを粒配合等で他の肥料と混合使
用する場合、量的に少ないので均一な肥効が得られな
い。また、2成分以上の混合粒の被覆の場合は微量要素
の種類、割合により各々の溶出率が異なり希望する放出
制御は事実上不可能である。さらに多量要素肥料と別々
に存在するため根との接触する確率が低く利用率が上が
らない基本的欠点がある。において、核粒子の肥料成
分と微量要素成分はバランスのとれた放出制御はできな
い。において、ク溶性ということで緩効化されその粉
砕粒度やガラス質の条件により一応は緩効性制御は可能
であるが放出制御はできない。尚、この方法では利用率
は約30〜40%までである。において、被覆粒状肥
料と共存させるメリットはあるが効果は前述の場合と
大同小異である。さらに表面に付着した微量要素層が内
部の被覆粒状肥料成分の溶出速度設定を狂わす程の影響
を及ぼす場合が多く、有効に活用できない欠点がある。
要素単成分あるいは2成分以上の粒状肥料の被覆水溶
性微量要素を肥料へ混合したのち被覆ガラス質に微量
要素を熔かし込みク溶態化前記を被覆粒状肥料へ塗
布するなどが考えられる。において、放出制御の点か
らは望ましいが各々の成分を個別に被覆する必要があり
繁雑でありましてこれらを粒配合等で他の肥料と混合使
用する場合、量的に少ないので均一な肥効が得られな
い。また、2成分以上の混合粒の被覆の場合は微量要素
の種類、割合により各々の溶出率が異なり希望する放出
制御は事実上不可能である。さらに多量要素肥料と別々
に存在するため根との接触する確率が低く利用率が上が
らない基本的欠点がある。において、核粒子の肥料成
分と微量要素成分はバランスのとれた放出制御はできな
い。において、ク溶性ということで緩効化されその粉
砕粒度やガラス質の条件により一応は緩効性制御は可能
であるが放出制御はできない。尚、この方法では利用率
は約30〜40%までである。において、被覆粒状肥
料と共存させるメリットはあるが効果は前述の場合と
大同小異である。さらに表面に付着した微量要素層が内
部の被覆粒状肥料成分の溶出速度設定を狂わす程の影響
を及ぼす場合が多く、有効に活用できない欠点がある。
【0005】このような問題を解決するため種々の試み
がなされている。例えば、特開平2−196079号で
は被覆粒状肥料を製膜材と苦土、微量要素塩類の混合物
で被覆する方法よりなる農材多重被覆肥料が指導されて
いる。製膜材がポリオレフィン等の透湿性の低い樹脂で
ある場合、核肥料の精密溶出コントロールに影響を及ぼ
すため好ましくない。微量要素が水溶性の物質のみであ
ることからバランスのとれた放出制御は事実上困難であ
り、溶出が速効的になる恐れがあるといわざるを得ない
等の問題がある。本発明者は特願平5−223840号
で被覆粒状肥料にバインダーとク溶性微量要素を被覆す
る微量要素含有被覆粒状肥料を提案しているが、例えば
火山灰土に施用した場合、微量要素溶出はある程度緩効
的であるがその初期の溶出が遅れる傾向にある。またク
溶性微量要素ではマンガン・ホウ素等を多く含ませるこ
とは容易であるが鉄分を多くすることは難しいため使用
法が限定される。火山灰土を農地に再生する上で被覆粒
状肥料等の緩効性肥料の使用は効果的であるが、微量要
素、特にFeについて、畑条件下ではFeが難溶性の3
価鉄塩として沈澱し、その大部分は著しく水に溶け難く
なる。とくにpHが高い場合においてFe欠乏になり易
い。稲の場合、湛水条件では土壌中の3価の鉄イオンが
2価に還元されることから鉄分は充分に土壌から供給さ
れているが、畑条件の陸稲では本田移植直後にFe欠乏
症が発生するため常時補給しなければならない。
がなされている。例えば、特開平2−196079号で
は被覆粒状肥料を製膜材と苦土、微量要素塩類の混合物
で被覆する方法よりなる農材多重被覆肥料が指導されて
いる。製膜材がポリオレフィン等の透湿性の低い樹脂で
ある場合、核肥料の精密溶出コントロールに影響を及ぼ
すため好ましくない。微量要素が水溶性の物質のみであ
ることからバランスのとれた放出制御は事実上困難であ
り、溶出が速効的になる恐れがあるといわざるを得ない
等の問題がある。本発明者は特願平5−223840号
で被覆粒状肥料にバインダーとク溶性微量要素を被覆す
る微量要素含有被覆粒状肥料を提案しているが、例えば
火山灰土に施用した場合、微量要素溶出はある程度緩効
的であるがその初期の溶出が遅れる傾向にある。またク
溶性微量要素ではマンガン・ホウ素等を多く含ませるこ
とは容易であるが鉄分を多くすることは難しいため使用
法が限定される。火山灰土を農地に再生する上で被覆粒
状肥料等の緩効性肥料の使用は効果的であるが、微量要
素、特にFeについて、畑条件下ではFeが難溶性の3
価鉄塩として沈澱し、その大部分は著しく水に溶け難く
なる。とくにpHが高い場合においてFe欠乏になり易
い。稲の場合、湛水条件では土壌中の3価の鉄イオンが
2価に還元されることから鉄分は充分に土壌から供給さ
れているが、畑条件の陸稲では本田移植直後にFe欠乏
症が発生するため常時補給しなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】微量要素の放出制御技
術に係る上述の先行技術の問題点に鑑み、本発明者らは
微量要素の放出制御について次の点にねらいを絞った。
つまり微量要素を粒状肥料と共存させ周辺の根密度を
高めて吸収利用率を高める粒状肥料表面に微量要素を
付着させることにより施用の均一性を高め被覆肥料表
面に付着させても核被覆粒状肥料の溶出速度に影響を及
ぼさないようにする(精密コントロールが損なわれない
ようにする)微量要素自体も放出制御が自在である
移植直後に微量要素欠乏症を出さないようにするという
条件を満たす肥料を得ることである。さらに詳しくは、
粒状肥料表面に膜を形成するため粒状肥料の溶出が影響
を受けないよう、表面付着層に用いるバインダーを透湿
性の高い材料とするが、このことにより粒状肥料の溶出
特性を損なうことのなく、特に被覆粒状肥料においての
溶出シミュレーションへの弊害を除去するものである。
これらのねらいを満たすべく欠乏症のでない放出制御技
術について鋭意検討を重ねた結果、微量要素を透湿性の
高い材料により被覆粒状肥料表面に被覆することで本発
明が完成された。以上の記述から明らかなように、本発
明の目的は、被覆粒状肥料の溶出特性に影響が少なく微
量要素の吸収利用率を高め、施用初期の欠乏症を回避す
る微量要素含有被覆粒状肥料を提供することである。
術に係る上述の先行技術の問題点に鑑み、本発明者らは
微量要素の放出制御について次の点にねらいを絞った。
つまり微量要素を粒状肥料と共存させ周辺の根密度を
高めて吸収利用率を高める粒状肥料表面に微量要素を
付着させることにより施用の均一性を高め被覆肥料表
面に付着させても核被覆粒状肥料の溶出速度に影響を及
ぼさないようにする(精密コントロールが損なわれない
ようにする)微量要素自体も放出制御が自在である
移植直後に微量要素欠乏症を出さないようにするという
条件を満たす肥料を得ることである。さらに詳しくは、
粒状肥料表面に膜を形成するため粒状肥料の溶出が影響
を受けないよう、表面付着層に用いるバインダーを透湿
性の高い材料とするが、このことにより粒状肥料の溶出
特性を損なうことのなく、特に被覆粒状肥料においての
溶出シミュレーションへの弊害を除去するものである。
これらのねらいを満たすべく欠乏症のでない放出制御技
術について鋭意検討を重ねた結果、微量要素を透湿性の
高い材料により被覆粒状肥料表面に被覆することで本発
明が完成された。以上の記述から明らかなように、本発
明の目的は、被覆粒状肥料の溶出特性に影響が少なく微
量要素の吸収利用率を高め、施用初期の欠乏症を回避す
る微量要素含有被覆粒状肥料を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記(1)〜
(5)の構成を有する。 (1)粉状微量要素と高透湿性のバインダーからなる被
膜材料により肥料粒子を被覆してなる微量要素含有被覆
粒状肥料。 (2)バインダーが被覆材A及び/または被覆材Bから
なり、該被覆材Aがオレフィン重合物、オレフィンを含
む共重合物、塩化ビニリデンを含む共重合物、ジエン系
重合物、ワックス類、石油樹脂、天然樹脂、油脂および
その変性物から選ばれた1種または2種以上の物質であ
り、該被覆材Bがε−カプロラクトン、乳酸、及び3−
ヒドロキシブチレートからなる群から選ばれる単量体か
ら誘導されるポリエステルである上記(1)に記載の微
量要素含有被覆粒状肥料。 (3)肥料粒子が緩効性肥料、被覆粒状肥料である上記
(1)に記載の微量要素含有被覆粒状肥料。 (4)粉状微量要素の粒径が1〜250μmである上記
(1)に記載の微量要素含有被覆粒状肥料。 (5)粉状微量要素がキレート金属塩粉体及び/または
ク溶性粉体を有効成分とするものである上記(1)に記
載の微量要素含有被覆粉状肥料。
(5)の構成を有する。 (1)粉状微量要素と高透湿性のバインダーからなる被
膜材料により肥料粒子を被覆してなる微量要素含有被覆
粒状肥料。 (2)バインダーが被覆材A及び/または被覆材Bから
なり、該被覆材Aがオレフィン重合物、オレフィンを含
む共重合物、塩化ビニリデンを含む共重合物、ジエン系
重合物、ワックス類、石油樹脂、天然樹脂、油脂および
その変性物から選ばれた1種または2種以上の物質であ
り、該被覆材Bがε−カプロラクトン、乳酸、及び3−
ヒドロキシブチレートからなる群から選ばれる単量体か
ら誘導されるポリエステルである上記(1)に記載の微
量要素含有被覆粒状肥料。 (3)肥料粒子が緩効性肥料、被覆粒状肥料である上記
(1)に記載の微量要素含有被覆粒状肥料。 (4)粉状微量要素の粒径が1〜250μmである上記
(1)に記載の微量要素含有被覆粒状肥料。 (5)粉状微量要素がキレート金属塩粉体及び/または
ク溶性粉体を有効成分とするものである上記(1)に記
載の微量要素含有被覆粉状肥料。
【0008】本発明の構成と効果について以下に詳述す
る。本発明の微量要素含有被覆粒状肥料は粒状肥料に微
量要素粉体を被覆してなり、微量要素粒体は微粉状であ
ることが望ましい。微粉状である場合、バインダーに取
り込まれて微量要素が溶出しないことが懸念されるが、
透湿性が高い材料を使用することで回避される。さらに
分解性のポリエステルを用いることで完全に微量要素が
溶出するようにしたものである。微量要素の形態として
はク溶性粉体が溶出を粒度、ガラス質の組成等である程
度調節可能であるため優れており好ましい形態である。
しかし、例えば熔成微量要素複合肥料の場合、マンガ
ン、ホウ素では20重量%以上含有させることは可能で
あるが鉄、亜鉛、銅等ではその含有量が増すにつれて粉
体が軟化する傾向にありク溶性粉体の特徴である肥効の
緩効性を損なう恐れがある。また、微量要素欠乏土壌に
おいてク溶性粉体では初期の溶出が遅れるため欠乏症が
生じる場合もあり、緩効性という長所がありながらも万
能ではない。畑条件において、鉄は3価となり植物体に
もよるが一般に鉄欠乏になりやすい。トマト等では3価
鉄を2価鉄にする還元能を持っており、またイネ科作物
は3価鉄を溶解するムギネ酸が分泌されているが、移植
時のような根が張っていない状態では還元能を発揮する
ことはできない。
る。本発明の微量要素含有被覆粒状肥料は粒状肥料に微
量要素粉体を被覆してなり、微量要素粒体は微粉状であ
ることが望ましい。微粉状である場合、バインダーに取
り込まれて微量要素が溶出しないことが懸念されるが、
透湿性が高い材料を使用することで回避される。さらに
分解性のポリエステルを用いることで完全に微量要素が
溶出するようにしたものである。微量要素の形態として
はク溶性粉体が溶出を粒度、ガラス質の組成等である程
度調節可能であるため優れており好ましい形態である。
しかし、例えば熔成微量要素複合肥料の場合、マンガ
ン、ホウ素では20重量%以上含有させることは可能で
あるが鉄、亜鉛、銅等ではその含有量が増すにつれて粉
体が軟化する傾向にありク溶性粉体の特徴である肥効の
緩効性を損なう恐れがある。また、微量要素欠乏土壌に
おいてク溶性粉体では初期の溶出が遅れるため欠乏症が
生じる場合もあり、緩効性という長所がありながらも万
能ではない。畑条件において、鉄は3価となり植物体に
もよるが一般に鉄欠乏になりやすい。トマト等では3価
鉄を2価鉄にする還元能を持っており、またイネ科作物
は3価鉄を溶解するムギネ酸が分泌されているが、移植
時のような根が張っていない状態では還元能を発揮する
ことはできない。
【0009】本発明者らは上記諸問題を解決するため検
索研究を積み重ねた結果、本発明を完成するに至った。
それは、微量要素粉体と透湿性の高い分解性ポリエステ
ル組成物をバインダーとして用いることにより達成さ
れ、微量要素が本発明肥料全体の30〜0.01重量
%、好ましくは15〜0.5重量%程度含有しているも
のが良い。微量要素の被覆に用いるバインダーは、本発
明肥料のバインダーの割合が多くなるほど微量要素の付
着性は増すが内部の粒状肥料中の成分量が相対的に減じ
るため好ましくなく、本発明肥料の好ましくは重量で微
量要素:バインダー=99.9:0.1〜10:90の
範囲であり、さらに好ましくは95:5〜50:50の
範囲で混合撹拌し、時間をかけて丁寧に被覆処理を行う
と良好な微量要素含有被覆粒状肥料を得ることができ
る。粒子が微粉状であると膜内に取り込まれるが膜が分
解すると共に粒子が現れるため問題は少ないといえる。
粉体の粒度が20μm程度であると安定した膜構造とな
るが、溶出がやや速い傾向にあり、微量要素が150μ
m以上と比較的粗い粒径である場合、バインダーを増や
して被覆するため膜は若干厚くなるが、粒子が粗粒であ
ればそれだけ溶出速度が遅れることになり作物栽培上好
ましい結果となる。これら試行錯誤を重ね粉体の粒径範
囲を250μm〜1μmの範囲で変えることにより溶出
速度が調節可能であることを見出した。
索研究を積み重ねた結果、本発明を完成するに至った。
それは、微量要素粉体と透湿性の高い分解性ポリエステ
ル組成物をバインダーとして用いることにより達成さ
れ、微量要素が本発明肥料全体の30〜0.01重量
%、好ましくは15〜0.5重量%程度含有しているも
のが良い。微量要素の被覆に用いるバインダーは、本発
明肥料のバインダーの割合が多くなるほど微量要素の付
着性は増すが内部の粒状肥料中の成分量が相対的に減じ
るため好ましくなく、本発明肥料の好ましくは重量で微
量要素:バインダー=99.9:0.1〜10:90の
範囲であり、さらに好ましくは95:5〜50:50の
範囲で混合撹拌し、時間をかけて丁寧に被覆処理を行う
と良好な微量要素含有被覆粒状肥料を得ることができ
る。粒子が微粉状であると膜内に取り込まれるが膜が分
解すると共に粒子が現れるため問題は少ないといえる。
粉体の粒度が20μm程度であると安定した膜構造とな
るが、溶出がやや速い傾向にあり、微量要素が150μ
m以上と比較的粗い粒径である場合、バインダーを増や
して被覆するため膜は若干厚くなるが、粒子が粗粒であ
ればそれだけ溶出速度が遅れることになり作物栽培上好
ましい結果となる。これら試行錯誤を重ね粉体の粒径範
囲を250μm〜1μmの範囲で変えることにより溶出
速度が調節可能であることを見出した。
【0010】微量要素としては特に限定されるものでは
ないが硫酸鉄、塩化鉄、ホウ酸、ホウ砂、硫酸マンガ
ン、塩化マンガン、硫酸亜鉛、硫酸銅、モリブデン酸ア
ンモニウム、モリブデン酸ナトリウム等の水溶性微量要
素、キレート金属塩及び水不溶性のク溶性微量要素で、
鉄、マンガン、ホウ素、亜鉛、銅、モリブデン等を含む
ものが挙げられるがこれらの中から選ばれた1種あるい
は2種以上微量要素を含むもので、例えば、キレート
鉄、キレート銅、キレート亜鉛等のキレート金属塩の
他、熔成りん肥、腐植酸りん肥、加工りん酸肥料、けい
酸加里肥料、炭酸マンガン肥料、鉱さいマンガン肥料、
ほう酸塩肥料、熔成ほう素肥料、熔成微量要素複合肥料
等である。これらの中で好ましくはキレート金属塩、ク
溶性微量要素であり、さらに好ましくはガラス質に微量
要素を熔かし込んだク溶性微量要素が好ましい。特にク
溶性微量要素にキレート金属塩を配合したものは初期の
微量要素溶出が得られるため好ましい。微量要素粒体の
粒度は250μmの篩でほぼ全通し150μmの篩を5
0%以上通過するものであるが、粒度を揃えたものが放
出制御し易く105〜75μmが好ましい。
ないが硫酸鉄、塩化鉄、ホウ酸、ホウ砂、硫酸マンガ
ン、塩化マンガン、硫酸亜鉛、硫酸銅、モリブデン酸ア
ンモニウム、モリブデン酸ナトリウム等の水溶性微量要
素、キレート金属塩及び水不溶性のク溶性微量要素で、
鉄、マンガン、ホウ素、亜鉛、銅、モリブデン等を含む
ものが挙げられるがこれらの中から選ばれた1種あるい
は2種以上微量要素を含むもので、例えば、キレート
鉄、キレート銅、キレート亜鉛等のキレート金属塩の
他、熔成りん肥、腐植酸りん肥、加工りん酸肥料、けい
酸加里肥料、炭酸マンガン肥料、鉱さいマンガン肥料、
ほう酸塩肥料、熔成ほう素肥料、熔成微量要素複合肥料
等である。これらの中で好ましくはキレート金属塩、ク
溶性微量要素であり、さらに好ましくはガラス質に微量
要素を熔かし込んだク溶性微量要素が好ましい。特にク
溶性微量要素にキレート金属塩を配合したものは初期の
微量要素溶出が得られるため好ましい。微量要素粒体の
粒度は250μmの篩でほぼ全通し150μmの篩を5
0%以上通過するものであるが、粒度を揃えたものが放
出制御し易く105〜75μmが好ましい。
【0011】バインダーとしてはオレフィン重合物、オ
レフィンを含む共重合物、塩化ビニリデンを含む共重合
物、ジエン系重合物、ワックス類、石油樹脂、天然樹
脂、油脂およびその変性物から選ばれた1種または2種
以上の物質及び/またはポリエステルが用いられてい
る。オレフィン重合物とは、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、エチレン・プロピレン共重合物、ポリブテン、ブ
テン・エチレン共重合物、ブテン・プロピレン共重合
物、ポリスチレン等であり、オレフィンを含む共重合物
とは、エチレン・酢酸ビニル共重合物、エチレン・アク
リル酸共重合物、エチレン・メタアクリル酸エステル共
重合物、エチレン・一酸化炭素共重合体、エチレン・酢
酸ビニル・一酸化炭素共重合体等であり、塩化ビニリデ
ンを含む共重合物とは、塩化ビニリデン・塩化ビニル共
重合物であり、ジエン系重合物とは、ブタジエン重合
物、イソプレン重合物、クロロプレン重合物、ブタジエ
ン・スチレン共重合物、EPDM重合物、スチレン・イ
ソプレン共重合物等であり、ワックス類とは、密ロウ、
木ロウ、パラフィン等であり、天然樹脂とは、天然ゴ
ム、ロジン等であり、油脂及びその変性物とは、硬化
物、固形脂肪酸および金属塩等である。
レフィンを含む共重合物、塩化ビニリデンを含む共重合
物、ジエン系重合物、ワックス類、石油樹脂、天然樹
脂、油脂およびその変性物から選ばれた1種または2種
以上の物質及び/またはポリエステルが用いられてい
る。オレフィン重合物とは、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、エチレン・プロピレン共重合物、ポリブテン、ブ
テン・エチレン共重合物、ブテン・プロピレン共重合
物、ポリスチレン等であり、オレフィンを含む共重合物
とは、エチレン・酢酸ビニル共重合物、エチレン・アク
リル酸共重合物、エチレン・メタアクリル酸エステル共
重合物、エチレン・一酸化炭素共重合体、エチレン・酢
酸ビニル・一酸化炭素共重合体等であり、塩化ビニリデ
ンを含む共重合物とは、塩化ビニリデン・塩化ビニル共
重合物であり、ジエン系重合物とは、ブタジエン重合
物、イソプレン重合物、クロロプレン重合物、ブタジエ
ン・スチレン共重合物、EPDM重合物、スチレン・イ
ソプレン共重合物等であり、ワックス類とは、密ロウ、
木ロウ、パラフィン等であり、天然樹脂とは、天然ゴ
ム、ロジン等であり、油脂及びその変性物とは、硬化
物、固形脂肪酸および金属塩等である。
【0012】本発明にかかるポリエステルとして例えば
ポリ−ε−カプロラクトン、ポリ−δ−バレロラクト
ン、ポリ−β−プロピオラクトン、ポリ−γ−ブチロラ
クトン、ポリ乳酸、ポリグリコール酸等のポリラクトン
類、ポリ−3−ヒドロキシブチレート、ポリ−3−ヒド
ロキシバリレート等のポリヒドロキシアルカノエート
類、キチン、キトサン、ポリ−p−ジオキサノン、トリ
メチレンカーボネート重合体、ポリリンゴ酸、酸無水物
重合体、ポリビニルアルコール、ポリアルキルシアノア
クリレート、アミロース、澱粉、デキストラン等の多糖
類及びこれらの共重合体などが挙げられる。
ポリ−ε−カプロラクトン、ポリ−δ−バレロラクト
ン、ポリ−β−プロピオラクトン、ポリ−γ−ブチロラ
クトン、ポリ乳酸、ポリグリコール酸等のポリラクトン
類、ポリ−3−ヒドロキシブチレート、ポリ−3−ヒド
ロキシバリレート等のポリヒドロキシアルカノエート
類、キチン、キトサン、ポリ−p−ジオキサノン、トリ
メチレンカーボネート重合体、ポリリンゴ酸、酸無水物
重合体、ポリビニルアルコール、ポリアルキルシアノア
クリレート、アミロース、澱粉、デキストラン等の多糖
類及びこれらの共重合体などが挙げられる。
【0013】これらのポリエステルのうち本発明におい
て好ましく用いられるのは、ポリ−ε−カプロラクト
ン、ポリ−δ−バレロラクトン、ポリ−β−プロピオラ
クトン、ポリ−γ−ブチロラクトン、ポリ乳酸、ポリグ
リコール酸等のポリラクトン類、ポリ−3−ヒドロキシ
ブチレート、ポリ−3−ヒドロキシバリレート等のポリ
ヒドロキシアルカノエート類に代表されるポリエステル
であり、さらに詳しくは、土壌中あるいは水中に施用し
て容易に分解される分子構造中に少なくともε−カプロ
ラクトン単位及び/または乳酸単位及び/または3−ヒ
ドロキシブチレート単位をもつポリエステルである。
て好ましく用いられるのは、ポリ−ε−カプロラクト
ン、ポリ−δ−バレロラクトン、ポリ−β−プロピオラ
クトン、ポリ−γ−ブチロラクトン、ポリ乳酸、ポリグ
リコール酸等のポリラクトン類、ポリ−3−ヒドロキシ
ブチレート、ポリ−3−ヒドロキシバリレート等のポリ
ヒドロキシアルカノエート類に代表されるポリエステル
であり、さらに詳しくは、土壌中あるいは水中に施用し
て容易に分解される分子構造中に少なくともε−カプロ
ラクトン単位及び/または乳酸単位及び/または3−ヒ
ドロキシブチレート単位をもつポリエステルである。
【0014】また、本発明で用いるポリエステルである
ポリ乳酸の単量体にはL体、D体、D,L体と3種類の
光学異性体が存在するが、これらの内どれであっても本
発明の目的は達成され得る。これら本発明で用いるポリ
エステルは、土壌中での崩壊性においては極めて良好な
被膜が得られ、種類によって分解速度に差異はあるが、
これらよりなる任意の組成物であっても、本発明の効果
が損なわれることが無く被膜物性改良や増量材等の目的
で使用することができる。これら樹脂類の混合に際して
は被膜物性の土壌中における分解性、微量要素の付着
性、透湿性等の観点から被覆材の種類とその割合が決め
られる。
ポリ乳酸の単量体にはL体、D体、D,L体と3種類の
光学異性体が存在するが、これらの内どれであっても本
発明の目的は達成され得る。これら本発明で用いるポリ
エステルは、土壌中での崩壊性においては極めて良好な
被膜が得られ、種類によって分解速度に差異はあるが、
これらよりなる任意の組成物であっても、本発明の効果
が損なわれることが無く被膜物性改良や増量材等の目的
で使用することができる。これら樹脂類の混合に際して
は被膜物性の土壌中における分解性、微量要素の付着
性、透湿性等の観点から被覆材の種類とその割合が決め
られる。
【0015】ポリ乳酸の分子量については、被膜強度の
観点から1万以上が好ましく、上限は被覆工程の操作性
から50万以下が望ましいが、特に好ましい範囲は5万
から30万である。このように例えば分子量の異なるポ
リ乳酸を任意に混合することにより、被膜の分解速度を
調節することが可能であり、ポリ−ε−カプロラクト
ン、ポリ−3−ヒドロキシブチレート及びこれらの共重
合体との混合による組成物またはそれぞれの分解性の異
なる樹脂との混合物等でも同様である。
観点から1万以上が好ましく、上限は被覆工程の操作性
から50万以下が望ましいが、特に好ましい範囲は5万
から30万である。このように例えば分子量の異なるポ
リ乳酸を任意に混合することにより、被膜の分解速度を
調節することが可能であり、ポリ−ε−カプロラクト
ン、ポリ−3−ヒドロキシブチレート及びこれらの共重
合体との混合による組成物またはそれぞれの分解性の異
なる樹脂との混合物等でも同様である。
【0016】圃場において、微量要素欠乏を防ぐために
硫酸マンガンやほう酸などの水溶性微量要素を施用した
場合、流亡あるいは不溶化するなどして施用量に対して
有効に作用する量は多くなかった。そこで例えば熔成微
量要素肥料を用いることにより水溶性肥料の約4割で同
等の効果が得られ有効に作用する量は多くなった。熔成
微量要素肥料は水不溶性であり酸性であるほど溶出する
特徴を有し土壌からの天然供給に近似していることから
土壌への微量要素の補給には水溶性と比べて好ましい
が、一方では、火山灰土の場合、稲において定植直後に
微量要素欠乏症がみられることから速効性の微量要素が
必要な場面もあり、好ましくはキレート金属塩を添加す
るが、コストの面で有利な水溶性微量要素を添加するこ
ともできる。
硫酸マンガンやほう酸などの水溶性微量要素を施用した
場合、流亡あるいは不溶化するなどして施用量に対して
有効に作用する量は多くなかった。そこで例えば熔成微
量要素肥料を用いることにより水溶性肥料の約4割で同
等の効果が得られ有効に作用する量は多くなった。熔成
微量要素肥料は水不溶性であり酸性であるほど溶出する
特徴を有し土壌からの天然供給に近似していることから
土壌への微量要素の補給には水溶性と比べて好ましい
が、一方では、火山灰土の場合、稲において定植直後に
微量要素欠乏症がみられることから速効性の微量要素が
必要な場面もあり、好ましくはキレート金属塩を添加す
るが、コストの面で有利な水溶性微量要素を添加するこ
ともできる。
【0017】本発明はあらゆる肥料成分を含む粒状物に
適用できる。例えば、硫安、塩安、哨安、尿素、塩化加
里、硝酸加里、硝酸ソーダ、リン酸アンモニウム、リン
酸加里、リン酸石灰等化成肥料、緩効性肥料としては、
化学合成緩効性肥料のイソブチルアルデヒド縮合尿素、
アセトアルデヒド縮合尿素、ホルムアルデヒド加工尿素
肥料、硫酸グアニル尿素、オキサミドを含有する肥料や
被覆肥料の被覆窒素肥料、被覆カリ肥料、被覆複合肥料
等である。また、ジシアンジアミド等の硝酸化成抑制材
を混入した複合肥料もこれらに含まれる。これらのなか
で好ましく用いられるのは緩効性肥料と被覆肥料であ
り、さらに好ましく用いられるのは被覆肥料であり、微
量要素の吸収利用率向上に効果的である。
適用できる。例えば、硫安、塩安、哨安、尿素、塩化加
里、硝酸加里、硝酸ソーダ、リン酸アンモニウム、リン
酸加里、リン酸石灰等化成肥料、緩効性肥料としては、
化学合成緩効性肥料のイソブチルアルデヒド縮合尿素、
アセトアルデヒド縮合尿素、ホルムアルデヒド加工尿素
肥料、硫酸グアニル尿素、オキサミドを含有する肥料や
被覆肥料の被覆窒素肥料、被覆カリ肥料、被覆複合肥料
等である。また、ジシアンジアミド等の硝酸化成抑制材
を混入した複合肥料もこれらに含まれる。これらのなか
で好ましく用いられるのは緩効性肥料と被覆肥料であ
り、さらに好ましく用いられるのは被覆肥料であり、微
量要素の吸収利用率向上に効果的である。
【0018】一般に植物の根は培地土壌から養水分を吸
収すると同時に、土壌環境へさまざまな物質を分泌して
いる。そのため、根の近くの土壌は、その影響を受けな
い離れた土壌とは違った性質を示しこの領域を根圏とい
うが、根系が発達するにつれて、植物がめぐりあう土壌
領域は、次々に根圏土壌に転化していく。新しい根圏土
壌では、根自身および根圏微生物の作用によって多様な
物質変化が起こるとともに活発な養水分吸収が開始され
る。植物に対する養水分の直接の給源は、根圏にある土
壌溶液であると考えられる。一般的に、根圏土壌溶液の
養分濃度が低下すれば固相に吸着されていた養分は放出
され、また養分濃度が高いほど植物の養分吸収量は増大
する。しかし、根圏における養分量だけでは、とうてい
植物の必要量を保証することはできない。根圏での養分
吸収を持続するためには、養分が隣接する非根圏から根
圏へ移行する必要がある。根圏への養分移行には拡散等
が考えられるが植物の根自身が伸長して新しい土壌に広
がって養分を獲得する根張りの伸展、つまり根圏土壌量
の増大が土壌溶液中の移動性の少ない養分の吸収にきわ
めて重要である。
収すると同時に、土壌環境へさまざまな物質を分泌して
いる。そのため、根の近くの土壌は、その影響を受けな
い離れた土壌とは違った性質を示しこの領域を根圏とい
うが、根系が発達するにつれて、植物がめぐりあう土壌
領域は、次々に根圏土壌に転化していく。新しい根圏土
壌では、根自身および根圏微生物の作用によって多様な
物質変化が起こるとともに活発な養水分吸収が開始され
る。植物に対する養水分の直接の給源は、根圏にある土
壌溶液であると考えられる。一般的に、根圏土壌溶液の
養分濃度が低下すれば固相に吸着されていた養分は放出
され、また養分濃度が高いほど植物の養分吸収量は増大
する。しかし、根圏における養分量だけでは、とうてい
植物の必要量を保証することはできない。根圏での養分
吸収を持続するためには、養分が隣接する非根圏から根
圏へ移行する必要がある。根圏への養分移行には拡散等
が考えられるが植物の根自身が伸長して新しい土壌に広
がって養分を獲得する根張りの伸展、つまり根圏土壌量
の増大が土壌溶液中の移動性の少ない養分の吸収にきわ
めて重要である。
【0019】土壌に熔成微量要素肥料と緩効性肥料、被
覆粒状肥料を同時に施用する場合、熔成微量要素肥料は
粉状でないと成分が不均一となり部分的には濃度が高く
なり植物に影響を与える。粉状であると粒状肥料との同
時施用は困難であり作業が繁雑となる。均一に施用した
場合、根が張らないところでは利用されないままで溶出
後流亡あるいは不溶化する。また熔成微量要素肥料は3
割程度の吸収利用率であるなど有効に作用しない場合も
多々あり近年の硝酸態窒素による地下水汚染等環境問題
の点からみると見過ごすことはできない。
覆粒状肥料を同時に施用する場合、熔成微量要素肥料は
粉状でないと成分が不均一となり部分的には濃度が高く
なり植物に影響を与える。粉状であると粒状肥料との同
時施用は困難であり作業が繁雑となる。均一に施用した
場合、根が張らないところでは利用されないままで溶出
後流亡あるいは不溶化する。また熔成微量要素肥料は3
割程度の吸収利用率であるなど有効に作用しない場合も
多々あり近年の硝酸態窒素による地下水汚染等環境問題
の点からみると見過ごすことはできない。
【0020】本発明の微量要素含有被覆粒状肥料は施用
後、核肥料から土壌溶液へ溶出するチッソ等必須多量要
素を放出制御することで、その溶出により根を誘引し根
圏を肥料のまわりに形成し、根圏の土壌溶液中に移動性
の少ない養分を好ましくは熔成肥料を外層に担持させ根
からの分泌作用等により根圏の土壌溶液中へ徐々に多成
分ほぼ同様に溶出させる肥料であって根圏の土壌溶液中
に養分溶出させることから有効に作用し、少量の施用で
同等の効果を発現する。さらには吸収利用率の向上によ
り未利用肥料成分による地下水汚染等を防止する。
後、核肥料から土壌溶液へ溶出するチッソ等必須多量要
素を放出制御することで、その溶出により根を誘引し根
圏を肥料のまわりに形成し、根圏の土壌溶液中に移動性
の少ない養分を好ましくは熔成肥料を外層に担持させ根
からの分泌作用等により根圏の土壌溶液中へ徐々に多成
分ほぼ同様に溶出させる肥料であって根圏の土壌溶液中
に養分溶出させることから有効に作用し、少量の施用で
同等の効果を発現する。さらには吸収利用率の向上によ
り未利用肥料成分による地下水汚染等を防止する。
【0021】本発明の微量要素含有被覆肥料の製造方法
は、特に限定されるものではないが例えば公知方法(特
公昭50−99858号、同60−37074号)と同
様に実施できる。該方法は、転動または流動状態にある
粒状肥料に、前述の被覆組成物の有機溶媒溶液を噴霧等
の手段により吹き付けてその表面に微量要素膜を形成す
る一方、該被覆組成物を同時並行的に高速熱風流で処理
して該粒状肥料表面の有機溶媒を瞬時に蒸発乾燥させる
方法である。この場合の粒状肥料の流動化には、噴流層
を用いて行うのが最も好ましい。該製造方法において
は、本発明に関わる微量要素粒体を均一に分散させるた
めに特にバインダーと微量要素粒体の混合液槽の攪拌を
強力に行い凝集沈降させない配慮が必要である。また、
高速熱風流の温度は該被覆粒状肥料の被膜を損なわない
温度(例えば50〜100℃)を保つことが必要であ
る。
は、特に限定されるものではないが例えば公知方法(特
公昭50−99858号、同60−37074号)と同
様に実施できる。該方法は、転動または流動状態にある
粒状肥料に、前述の被覆組成物の有機溶媒溶液を噴霧等
の手段により吹き付けてその表面に微量要素膜を形成す
る一方、該被覆組成物を同時並行的に高速熱風流で処理
して該粒状肥料表面の有機溶媒を瞬時に蒸発乾燥させる
方法である。この場合の粒状肥料の流動化には、噴流層
を用いて行うのが最も好ましい。該製造方法において
は、本発明に関わる微量要素粒体を均一に分散させるた
めに特にバインダーと微量要素粒体の混合液槽の攪拌を
強力に行い凝集沈降させない配慮が必要である。また、
高速熱風流の温度は該被覆粒状肥料の被膜を損なわない
温度(例えば50〜100℃)を保つことが必要であ
る。
【0022】以下実施例により本発明を説明する。 実施例 1.本発明肥料の製造例 被膜の組成がエチレン・一酸化炭素共重合体、エチレン
・酢酸ビニル共重合体、タルク、界面活性剤である粒径
Tyler 6〜8meshパスの粒状の被覆尿素(25℃の水中
でチッソ成分80%の溶出が100日となるよう調整し
たもの)を供試被覆粒状肥料として用いた。被覆粒状肥
料の表面に微量要素として熔成総合微量要素肥料(FT
E1号、日本フェロー(株))を該被覆粒状肥料300
kgに対し9kgとバインダーとしてポリ−ε−カプロ
ラクトン1kgを含むパークロルエチレンを調整した。
微量要素とバインダーは重量で80:20である。これ
を噴流式被覆装置、65℃の温度条件で核被覆粒状肥料
の表面に被覆処理を行った。製品および核にした被覆粒
状肥料についての成分溶出を調べた結果、チッソ成分に
ついては同等の溶出の傾向を示した。微量要素について
は、初期の溶出が速い傾向を示し、陸稲の栽培上好まし
い結果であった。 2.被覆処理 上記1.と同じ噴流式被覆装置を用いて、CDU窒素
(チッソ(株)、Tyler8-16mesh パス品)に表1に示す
組成で被覆処理を行った。
・酢酸ビニル共重合体、タルク、界面活性剤である粒径
Tyler 6〜8meshパスの粒状の被覆尿素(25℃の水中
でチッソ成分80%の溶出が100日となるよう調整し
たもの)を供試被覆粒状肥料として用いた。被覆粒状肥
料の表面に微量要素として熔成総合微量要素肥料(FT
E1号、日本フェロー(株))を該被覆粒状肥料300
kgに対し9kgとバインダーとしてポリ−ε−カプロ
ラクトン1kgを含むパークロルエチレンを調整した。
微量要素とバインダーは重量で80:20である。これ
を噴流式被覆装置、65℃の温度条件で核被覆粒状肥料
の表面に被覆処理を行った。製品および核にした被覆粒
状肥料についての成分溶出を調べた結果、チッソ成分に
ついては同等の溶出の傾向を示した。微量要素について
は、初期の溶出が速い傾向を示し、陸稲の栽培上好まし
い結果であった。 2.被覆処理 上記1.と同じ噴流式被覆装置を用いて、CDU窒素
(チッソ(株)、Tyler8-16mesh パス品)に表1に示す
組成で被覆処理を行った。
【0023】3.被膜の土壌分解試験 実施例及び比較例について被膜の土壌分解試験を実施し
た。10cm×10cmのポリプロピレン不織布にサン
プル10gを入れ、大分県杵築市大字溝井の水田に20
cm下に埋没し、所定期間後取り出して水洗してカプセ
ルの状態を観察した。1年後に観察したところ No.1〜
11に示した実施例の試験区において、わずかに痕跡が
認められる程度であり比較用1〜2に示した試験区では
原形が認められた。本発明品は微量要素の膜が分解作用
を受けており、微粉状のク溶性微量要素を用いることが
できることがわかった。
た。10cm×10cmのポリプロピレン不織布にサン
プル10gを入れ、大分県杵築市大字溝井の水田に20
cm下に埋没し、所定期間後取り出して水洗してカプセ
ルの状態を観察した。1年後に観察したところ No.1〜
11に示した実施例の試験区において、わずかに痕跡が
認められる程度であり比較用1〜2に示した試験区では
原形が認められた。本発明品は微量要素の膜が分解作用
を受けており、微粉状のク溶性微量要素を用いることが
できることがわかった。
【0024】4.溶出試験 表1に示す組成で上記1.の被覆尿素に被覆処理を行
い、被覆尿素の溶出に与える影響を調査した。試験方法
は、本発明肥料10gを200ml水中に浸漬して25
℃に静置する。所定期間後肥料と水に分け、水中に溶出
した尿素を定量分析により求める。肥料には純水を20
0ml入れて再び25℃に静置し、所定期間後同様な分
析を行う。このような操作を反復して水中に溶出した尿
素の溶出累計と日数の関係の結果を表2に示す。本発明
品は供試被覆尿素の溶出特性にほとんど影響を及ぼさな
いことから、精密溶出コントロールを損なわないことが
わかった。
い、被覆尿素の溶出に与える影響を調査した。試験方法
は、本発明肥料10gを200ml水中に浸漬して25
℃に静置する。所定期間後肥料と水に分け、水中に溶出
した尿素を定量分析により求める。肥料には純水を20
0ml入れて再び25℃に静置し、所定期間後同様な分
析を行う。このような操作を反復して水中に溶出した尿
素の溶出累計と日数の関係の結果を表2に示す。本発明
品は供試被覆尿素の溶出特性にほとんど影響を及ぼさな
いことから、精密溶出コントロールを損なわないことが
わかった。
【0025】
【表1】 *1 低密度ポリエチレン MI=20 d=0.9
22 *2 エチレン・一酸化炭素共重合体 MI=20
CO=0.95重量% *3 ポリ塩化ビニリデン共重合体(サランラップ使
用) *4 エチレン3%を含むコポリマー型アタクチック
ポリプロピレン Mw=60,000 *5 ポリ−ε−カプロラクトン Mw=10,00
0 *6 ポリ−ε−カプロラクトン Mw=30,00
0 *7 ポリ−ε−カプロラクトン Mw=50,00
0 *8 ポリ−ε−カプロラクトン Mw=80,00
0 *9 3−ヒドロキシブチレート・3−ヒドロキシバ
リレート共重合体 Mw=150,000 3−ヒドロ
キシバリレート分率20mol% *10 ポリ−L−乳酸 Mw=60,000 *11 ポリ−L−乳酸 Mw=150,000 *12 キレストFe(キレスト(株))、EDTA・
Fe・Na・3H2 O金属含有量13%以上 *13 キレストZn(キレスト(株))、EDTA・
Zn・2Na・3H2O 金属含有量13.7%以上 *14 キレストCu(キレスト(株))、EDTA・
Cu・4Na・3H2O 金属含有量12.8%以上 *15 FeSO4 ・7H2 O *16 くみあいFTE1号(日本フェロー(株)) *17 くみあい溶成総合微量要素肥料アグリエースK
−20号(日本フェロー(株)) *18 くみあい溶成ほう素肥料B−24号ハイボロン
(日本フェロー(株)) *19 水稲用くみあいFTEミネラス(日本フェロー
(株))
22 *2 エチレン・一酸化炭素共重合体 MI=20
CO=0.95重量% *3 ポリ塩化ビニリデン共重合体(サランラップ使
用) *4 エチレン3%を含むコポリマー型アタクチック
ポリプロピレン Mw=60,000 *5 ポリ−ε−カプロラクトン Mw=10,00
0 *6 ポリ−ε−カプロラクトン Mw=30,00
0 *7 ポリ−ε−カプロラクトン Mw=50,00
0 *8 ポリ−ε−カプロラクトン Mw=80,00
0 *9 3−ヒドロキシブチレート・3−ヒドロキシバ
リレート共重合体 Mw=150,000 3−ヒドロ
キシバリレート分率20mol% *10 ポリ−L−乳酸 Mw=60,000 *11 ポリ−L−乳酸 Mw=150,000 *12 キレストFe(キレスト(株))、EDTA・
Fe・Na・3H2 O金属含有量13%以上 *13 キレストZn(キレスト(株))、EDTA・
Zn・2Na・3H2O 金属含有量13.7%以上 *14 キレストCu(キレスト(株))、EDTA・
Cu・4Na・3H2O 金属含有量12.8%以上 *15 FeSO4 ・7H2 O *16 くみあいFTE1号(日本フェロー(株)) *17 くみあい溶成総合微量要素肥料アグリエースK
−20号(日本フェロー(株)) *18 くみあい溶成ほう素肥料B−24号ハイボロン
(日本フェロー(株)) *19 水稲用くみあいFTEミネラス(日本フェロー
(株))
【0026】
【表2】
Claims (5)
- 【請求項1】 粉状微量要素と高透湿性のバインダーか
らなる被膜材料により肥料粒子を被覆してなる微量要素
含有被覆粒状肥料。 - 【請求項2】 バインダーが被覆材A及び/または被覆
材Bからなり、該被覆材Aがオレフィン重合物、オレフ
ィンを含む共重合物、塩化ビニリデンを含む共重合物、
ジエン系重合物、ワックス類、石油樹脂、天然樹脂、油
脂およびその変性物から選ばれた1種または2種以上の
物質であり、該被覆材Bがε−カプロラクトン、乳酸、
及び3−ヒドロキシブチレートからなる群から選ばれる
単量体から誘導されるポリエステルである請求項1に記
載の微量要素含有被覆粒状肥料。 - 【請求項3】 肥料粒子が緩効性肥料、被覆粒状肥料で
ある請求項1に記載の微量要素含有被覆粒状肥料。 - 【請求項4】 粉状微量要素の粒径が1〜250μmで
ある請求項1に記載の微量要素含有被覆粒状肥料。 - 【請求項5】 粉状微量要素がキレート金属塩粉体及び
/またはク溶性粉体を有効成分とするものである請求項
1に記載の微量要素含有被覆粉状肥料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6013958A JPH07206565A (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | 微量要素含有被覆粒状肥料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6013958A JPH07206565A (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | 微量要素含有被覆粒状肥料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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Family
ID=11847728
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP6013958A Pending JPH07206565A (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | 微量要素含有被覆粒状肥料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07206565A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999063001A1 (en) * | 1998-05-30 | 1999-12-09 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Biodegradable polyester resin composition, biodisintegrable resin composition, and molded objects of these |
| JP2010536695A (ja) * | 2007-08-14 | 2010-12-02 | セルローステック エルエルシー | 制御放出肥料及び製造方法 |
| CN102267829A (zh) * | 2011-06-24 | 2011-12-07 | 金星 | 全效型微量元素水溶肥料及其制备方法 |
| JP2013521213A (ja) * | 2010-03-03 | 2013-06-10 | エムオーエス ホールディングス インコーポレーテッド | 微量栄養素を有する肥料組成物とその製造方法 |
| CN113578161A (zh) * | 2021-07-28 | 2021-11-02 | 山东奇立伟肥业股份有限公司 | 全水溶配方高微量元素氮磷钾肥料的生产设备及生产方法 |
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-
1994
- 1994-01-11 JP JP6013958A patent/JPH07206565A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO1999063001A1 (en) * | 1998-05-30 | 1999-12-09 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Biodegradable polyester resin composition, biodisintegrable resin composition, and molded objects of these |
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| US9199883B2 (en) | 2010-03-03 | 2015-12-01 | The Mosaic Company | Fertilizer composition containing micronutrients and methods of making same |
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| EP4183763A1 (en) * | 2021-11-18 | 2023-05-24 | SABIC Global Technologies, B.V. | Fertilizer composition including multi-micronutrients |
| WO2023089528A1 (en) * | 2021-11-18 | 2023-05-25 | Sabic Global Technologies B.V. | Fertilizer composition including multi-micronutrients |
| CN116425587A (zh) * | 2023-04-28 | 2023-07-14 | 史丹利农业集团股份有限公司 | 一种稳定性肥料的制备方法 |
| CN116425587B (zh) * | 2023-04-28 | 2024-04-12 | 史丹利农业集团股份有限公司 | 一种稳定性肥料的制备方法 |
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