JPH0720714U - 2周波共用アンテナ装置 - Google Patents

2周波共用アンテナ装置

Info

Publication number
JPH0720714U
JPH0720714U JP049114U JP4911493U JPH0720714U JP H0720714 U JPH0720714 U JP H0720714U JP 049114 U JP049114 U JP 049114U JP 4911493 U JP4911493 U JP 4911493U JP H0720714 U JPH0720714 U JP H0720714U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflector
frequency
radiating element
antenna device
arc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP049114U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2606139Y2 (ja
Inventor
珠美 丸山
憲一 鹿子嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Inc
NTT Inc USA
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Inc USA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, NTT Inc USA filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP1993049114U priority Critical patent/JP2606139Y2/ja
Publication of JPH0720714U publication Critical patent/JPH0720714U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2606139Y2 publication Critical patent/JP2606139Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)
  • Aerials With Secondary Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2周波共用アンテナ装置に関し、2つの周波
数帯で3dBビーム幅を一致させたまま小型化することが
でき、さらに3dBビーム幅の大きさを変えても、最小の
レードームの大きさで対応することができることを目的
とする。 【構成】 周波数f1で動作する少なくとも1つの第1放
射素子と、第1放射素子に近接配置され、周波数f1より
高い周波数f2で動作する少なくとも1つの無給電素子ま
たは第2放射素子と、第1放射素子または第2放射素子
と所定の間隔Dを介して配置され、断面形状が円弧で所
定の長さを有する導電性材料のリフレクタと、第1放射
素子,無給電素子または第2放射素子,リフレクタを収
納する円筒型のレードームとを備え、周波数f1の波長を
λf1としたときに、リフレクタの円弧のなす半径Rを
0.125λf1とし、リフレクタの円弧のなす中心角θを40
°以上160°以下とし、間隔Dを0.13λf1以上0.20λf1
以下とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、移動通信方式における基地局に設置されるアンテナ装置において、 例えば従来用いられてきた 900MHz帯と、新しく用いられる 1.5GHz帯の2つの 周波数帯で3dBビーム幅の等しいセクタービームを得ることができる2周波共用 アンテナ装置に関する。
【0002】 なお、本考案においては、2つの周波数帯の3dBビーム幅の一致の度合いには 所定の許容範囲があり、必ずしも厳密に等しい場合に限るものではない。
【0003】
【従来の技術】
移動通信方式では、周波数の有効利用のために無線ゾーンの小ゾーン化が行わ れている。また、それに伴って基地局も増えることから、1つの基地局で放射状 に複数の無線ゾーンを形成する方法がとられている。
【0004】 図11は、3つに分割された無線ゾーンと基地局のアンテナ施設を示す。(1) は基地局のアンテナ施設を上から見た状態と無線ゾーンA,B,Cとの関係を示 し、(2) は基地局のアンテナ施設を側面から見た状態を示す。図において、基地 局のアンテナ施設は、アンテナ搭載鉄塔81にアンテナ支持設備82を介して、 送信用アンテナ83および受信用アンテナ84を取り付けた構成である。矢印は 主ビーム方向を表している。
【0005】 図に示すように、無線ゾーンを3分割する場合には、3dBビーム幅 120°の水 平面内放射指向性を有するアンテナが有効となる。また、山などの障害物による 影響を回避するために、3分割した無線ゾーンをさらに2つの分けてダイバーシ チを行うときには、3dBビーム幅60°の水平面内放射指向性を有するアンテナが 有効となる。
【0006】 ところで、2つの周波数帯で3dBビーム幅の等しいセクタービームを得ること ができる2周波共用アンテナ装置が開発されている。これにより、従来用いられ てきた 900MHzの周波数帯に加えて、新しく 1.5GHzの周波数帯を用いる場合で も、基地局のアンテナ設置数を増やすことなく対応可能になっている。
【0007】 図12は、従来の2周波共用アンテナ装置の構成例を示す。(1) は上面から見 た状態を示し、(2) は側面から見た状態を示す。 図において、2周波共用アンテナ装置は、レードーム90内に放射素子91, 無給電素子92およびコーナリフレクタ93を配置した構成である。ここで、コ ーナリフレクタ93のコーナ角をα、放射素子91とコーナリフレクタ93の頂 点との間隔をD、コーナリフレクタ93のコーナ長をL、レードーム90の半径 をRとする。
【0008】 本アンテナ装置は 900MHz帯と 1.5GHz帯の2つの周波数帯で動作する。 900 MHzの周波数帯では放射素子91に電流が流れ、無給電素子92に流れる電流は 微小となり、コーナリフレクタ93に応じた放射パターンが形成される。一方、 1.5GHzの周波数帯では、放射素子91と無給電素子92の双方に電流が流れ、 コーナリフレクタがなくても単向性の放射パターンとなるが、コーナリフレクタ 93と組み合わせることにより放射パターンの大きさにさらに自由度のあるセク タービームが得られる。
【0009】 さらに、コーナリフレクタ93のコーナ角αを適切に決めることにより、2つ の周波数帯の3dBビーム幅を等しくすることができる。また、コーナリフレクタ 93のコーナ長Lに応じて、2つの周波数帯で一致する3dBビーム幅を設定する ことができる(鈴木珠美,鹿子嶋憲一、「任意ビーム幅2周波数帯共用コーナリ フレクタアンテナ」、1992年 電子情報通信学会論文誌 Vol.J75 B-II No.12 pp.950-956) 。
【0010】 ところで、本アンテナ装置を収納する円筒型のレードーム90の直径は、コー ナリフレクタ93のコーナ長Lおよびコーナ角αに応じて決定される。例えば、 900MHzの波長をλf1とし、L=0.175λf1、α=140°、D=0.16λf1としたと きに、 900MHzと 1.5GHzの2つの周波数で3dBビーム幅 120°のセクタービー ムが得られるが、このときに必要なレードーム90の直径は約 100mmとなる。
【0011】 また、コーナリフレクタ93のコーナ角αを 140°と一定にしたまま、コーナ 長Lを0.15λf1から 0.8λf1まで変更すると、2つの周波数帯の3dBビーム幅を 一致させたまま 140°から60°まで可変させることができる(前掲の論文)。す なわち、この2周波共用アンテナ装置では、コーナリフレクタ93のコーナ角α を一定にしたままコーナ長Lを変えることにより、2つの周波数帯の3dBビーム 幅を一致させたまま、その3dBビーム幅を変化させることができる。
【0012】 図13は、従来の2周波共用アンテナ装置の他の構成例を示す。(1) は全体構 成を示し、(2) は放射素子の部分を示す。 図において、2周波共用アンテナ装置は、レードーム90内に、放射素子94 ,95を形成したプリント基板96と、金属反射板で形成されたコーナリフレク タ97を配置し、プリント線路98を介して放射素子94,95と同軸コネクタ 99とを接続した構成である。ここで、放射素子94は 900MHzの周波数帯で動 作し、放射素子95は 1.5GHzの周波数帯で動作する。また、コーナリフレクタ 97のコーナ角をα、コーナ長をLとする。
【0013】 本アンテナ装置は、 900MHzの波長をλf1とし、L=0.6λf1 (200mm)、α =90°,180°,260°としたときに、900MHzと1.5GHzの2つの周波数で3dBビ ーム幅60°,120°,180°のセクタービームが得られる(佐藤当秀他、「2周波 共用コーナリフレクタアンテナ」1989年電子情報通信学会春季全国大会B-39)。 このように、コーナリフレクタ97のコーナ角αを変えることにより、2つの周 波数帯の3dBビーム幅を一致させたまま、その3dBビーム幅を変化させることが できる。なお、レードーム90の直径は、コーナ角αが 180°および優角のとき にも対応するためには 400mm以上確保する必要がある。
【0014】
【考案が解決しようとする課題】
図12に示す2周波共用アンテナ装置では、コーナリフレクタ93のコーナ角 αを所定値に設定することにより、2つの周波数帯で3dBビーム幅を一致させる ことができるが、その3dBビーム幅はコーナ長Lに応じて変化する。したがって 、所定の3dBビーム幅を有する2周波共用アンテナ装置は、コーナリフレクタ9 3のコーナ角αおよびコーナ長Lが指定され、そのコーナ角αおよびコーナ長L に対応するレードーム90の直径も限定される。
【0015】 図13に示す2周波共用アンテナ装置では、2つの周波数帯で一致する3dBビ ーム幅は、コーナリフレクタ97のコーナ角αに応じて変化する。したがって、 所定の3dBビーム幅を有する2周波共用アンテナ装置は、コーナリフレクタ97 のコーナ角αが指定され、そのコーナ角αに対応するレードーム90の直径も限 定される。
【0016】 このように、図12および図13に示す従来の2周波共用アンテナ装置の構成 では、レードーム90の直径を小さくするために、コーナリフレクタ93,97 のコーナ角αあるいはコーナ長Lを自由に変更することはできなかった。すなわ ち、2つの周波数帯で3dBビーム幅を一致させたまま小型化することは困難であ った。
【0017】 また、2つの周波数帯の3dBビーム幅を一致させたままその3dBビーム幅を変 更するには、一方はコーナリフレクタ93のコーナ長Lを可変にすることにより 、他方はコーナリフレクタ97のコーナ角αを可変にすることにより可能である 。ただし、従来構成では3dBビーム幅に応じて、コーナリフレクタ93のコーナ 長Lあるいはコーナリフレクタ97のコーナ角αに対応するレードーム90の直 径を変更しなければならない。すなわち、3dBビーム幅可変の2周波共用アンテ ナ装置では、各レードーム90の直径は、一方はコーナリフレクタ93のコーナ 長Lが最大となるときに合わせて、他方はコーナリフレクタ97のコーナ角αが 180°および最大となるときに合わせて設計する必要がある。このようなことか ら、レードーム90の直径の最小値が制限され容易に小型化することができなか った。
【0018】 本考案は、2つの周波数帯で3dBビーム幅を一致させたまま小型化することが でき、さらに3dBビーム幅を変えても、最小のレードームの大きさで対応するこ とができる2周波共用アンテナ装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の考案は、周波数f1で動作する少なくとも1つの第1放射素子 と、第1放射素子に近接配置され、周波数f1より高い周波数f2で動作する少なく とも1つの無給電素子または第2放射素子と、第1放射素子または第2放射素子 と所定の間隔Dを介して配置され、断面形状が円弧で所定の長さを有する導電性 材料のリフレクタと、第1放射素子,無給電素子または第2放射素子,リフレク タを収納する円筒型のレードームとを備え、周波数f1の波長をλf1としたときに 、リフレクタの円弧のなす半径Rを少なくとも 0.125λf1とし、リフレクタの円 弧のなす中心角θを40°以上 160°以下とし、間隔Dを0.13λf1以上0.20λf1以 下とする。
【0020】 請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の2周波共用アンテナ装置において レードームとリフレクタとを一体形成したことを特徴とする。 請求項3に記載の考案は、請求項1に記載の2周波共用アンテナ装置において リフレクタを複数の短冊状の導電性材料で構成したことを特徴とする。
【0021】
【作用】
従来の2周波共用アンテナ装置では、コーナリフレクタを用い、そのコーナ角 αまたはコーナ長Lを適切に決めることにより、2つの周波数帯の3dBビーム幅 を等しくすることができた。また、コーナリフレクタのコーナ長Lまたはコーナ 角αを変えることにより、2つの周波数帯で3dBビーム幅を一致させたまま、そ の3dBビーム幅を変化させることができた。
【0022】 本考案の2周波共用アンテナ装置では、断面形状が円弧のリフレクタを用い、 リフレクタの円弧のなす半径Rおよび中心角θ、さらにリフレクタと第1放射素 子または第2放射素子との間隔Dを限定することにより、2つの周波数帯の3dB ビーム幅を等しくすることができる(請求項1)。
【0023】 また、リフレクタの断面形状が円弧であるので、円筒型のレードームと一体形 成することが可能となる。その場合には、レードームとリフレクタとの間に生じ る隙間がなくなり、レードームの半径をリフレクタの円弧のなす半径Rまで小さ くすることができる。すなわち、2周波共用アンテナ装置を効率よく小型軽量化 することができる(請求項2)。
【0024】 また、本考案の2周波共用アンテナ装置では、リフレクタの円弧のなす中心角 θを変えることにより、2つの周波数帯で3dBビーム幅を一致させたまま、その 3dBビーム幅を変化させることができる。このとき、リフレクタの円弧のなす半 径Rは不変であるので、レードームの直径も同じままでよい。したがって、3dB ビーム幅が可変となっても、最小のレードームの大きさで対応することができる 。なお、リフレクタの円弧のなす半径Rを変えても、2つの周波数帯で3dBビー ム幅を一致させたまま、その3dBビーム幅を変化させることができる。ただし、 リターンロスの関係から間隔Dの最小値が制限されるので、レードームの大きさ には下限がある。
【0025】 本考案の2周波共用アンテナ装置では、リフレクタを複数の短冊状にしてその 数を調整することにより、容易にリフレクタの円弧のなす中心角θを可変させる ことができる。すなわち、短冊状のリフレクタの数に応じて、2つの周波数帯で 一致する3dBビーム幅を変化させることができる(請求項3)。
【0026】
【実施例】 図1は、本考案の2周波共用アンテナ装置の第一実施例構成を示す。(1) は上 面から見た状態を示し、(2) は側面から見た状態を示す。
【0027】 図において、本実施例の2周波共用アンテナ装置は、誘電材料で構成されるレ ードーム10内に、周波数f1で動作して給電する放射素子11,周波数f1より高 い周波数f2で動作する無給電素子12,断面形状が円弧で金属材料で構成される リフレクタ13を配置した構成である。なお、リフレクタ13は、金属蒸着によ りあるいは金属箔を張り付けることにより、レードーム10に一体形成すること ができる。また、金属材料の他に導電性材料のもので構成することもできる。こ こで、リフレクタ13の円弧のなす半径(レードーム10の半径)をR、リフレ クタ13の円弧のなす中心角をθ、リフレクタ13の円弧の中点と放射素子11 との間隔をDとする。
【0028】 本実施例の構成では、リフレクタ13の円弧のなす半径Rおよび中心角θ、さ らに間隔Dを適切に決めることにより、2つの周波数帯で3dBビーム幅の等しい セクタービームを得ることができる。以下、各数値例について、図2〜図5を参 照して説明する。
【0029】 図2は、本アンテナ装置の間隔Dに対する3dBビーム幅の一例を示す。(1) は 、リフレクタ13の円弧のなす半径Rおよび中心角θを一定(0.125λf1,140° )とした場合であり、(2) は、リフレクタ13の円弧の長さAを一定(0.3λf1) とし、リフレクタ13の円弧のなす半径Rおよび中心角θを可変とした場合であ る。
【0030】 図において、横軸は間隔Dを周波数f1の波長λf1を用いて表す。実線は周波数 f1(1GHz)、点線は周波数f2(2GHz)における間隔Dと3dBビーム幅との関 係である。図に示すように、間隔Dが0.16λf1の前後で、3dBビーム幅が2つの 周波数に対して 120°でほぼ一致する。
【0031】 また、レードーム10の直径を0.25λf1、リフレクタ13の円弧のなす中心角 θを 140°とした場合に、間隔Dが0.13λf1以上0.20λf1以下で、2つの周波数 帯の3dBビーム幅がほぼ等しいと見なすことができる。すなわち、放射素子11 の位置をその範囲に設定すれば、2つの周波数帯で3dBビーム幅の等しいセクタ ービームを得ることができる。ただし、間隔Dを小さくすると低い周波数f1にお ける放射抵抗が小さくなり(J.D.Kraus,"Antennas",Second Edition,1988 McGra w-Hill Book Company p.556)、リターンロスが大きくなるために共振状態が劣化 する別な問題点もある。
【0032】 図3は、本アンテナ装置のリターンロスの周波数特性の一例を示す。なお、本 例は、上記のD=0.16λf1で3dBビーム幅が 120°のなるときのリターンロスの 周波数特性である。図において、横軸は周波数f1で正規化した周波数f2の値であ る。図に示すように、2つの周波数f1,f2が所定の周波数比となるときにリター ンロスの値を−10dB以下にすることができる。なお、ここでは、1:2のときと なるが、無給電素子12の素子長を変えることにより、他の周波数比でも同様の 結果を得ることができる。
【0033】 以上示したように、本アンテナ装置は、直径0.25λf1のレードーム10に、中 心角 140°のリフレクタ13を配置し、リフレクタ13の円弧の中点と放射素子 11との間隔Dを0.16λf1とすることにより、2つの周波数帯の3dBビーム幅が 120°で一致する2周波共用アンテナとして動作させることができる。しかも、 本アンテナ装置は、2周波でリターンロスを−10dB以下に抑える条件を満たすこ とができる。また、周波数f1を 900GHzとすると、レードーム10の直径は約80 mmとなり、従来の約 100mmに比べて十分に小さくすることができる。このと きの各周波数f1,f2における水平面内放射指向性を図4(1),(2) に示す。
【0034】 図5は、本アンテナ装置のリフレクタ13の円弧のなす中心角θに対する3dB ビーム幅の一例を示す。図において、実線は周波数f1(1GHz)、点線は周波数 f2(2GHz)における中心角θと3dBビーム幅との関係である。図に示すように 、本アンテナ装置における各3dBビーム幅は中心角θ(円弧の長さA)によって 決定され、かつ中心角θを変えることによりその3dBビーム幅を変化させること ができる。
【0035】 なお、中心角θが40°以上 160°以下で、2つの周波数帯の3dBビーム幅がほ ぼ等しいと見なすことができる。すなわち、その範囲でリフレクタ13の円弧の なす中心角θを変化させることにより、2つの周波数帯で3dBビーム幅をほぼ一 致させたまま、その3dBビーム幅を変化させることができる。ただし、リフレク タ13の円弧のなす中心角θを変化させても半径Rは不変であり、レードーム1 0の直径はそのままでよい。すなわち、3dBビーム幅を可変としても、最小のレ ードームの大きさで対応することができる。
【0036】 ここで、リフレクタ13を複数の短冊状の導電性材料で構成し、リフレクタ1 3の円弧の長さA(中心角θ)を変える仕組みについてその一例を図6に示す。 図において、リフレクタ13は、複数の短冊状の導電性材料がすだれ状に連結 された構造であり、その重なり具合によってリフレクタ13の円弧の長さA(中 心角θ)を変わる仕組みである。また、短冊状の金属箔,金属板を張り付けまた は除去することによっても同様の機能を果たすことができる。
【0037】 図7〜図10は、本考案の2周波共用アンテナ装置の第二実施例〜第五実施例 の構成を示す。それぞれ(1) は上面から見た状態を示し、(2) は側面から見た状 態を示す。
【0038】 第二実施例は、第一実施例の無給電素子12に代えて、無給電素子21,22 ,23を配置したことを特徴とする。 第三実施例は、第一実施例の無給電素子12に代えて、放射素子11の両側に 無給電素子21,22を配置したことを特徴とする。
【0039】 第四実施例は、第一実施例の放射素子11,無給電素子12に代えて、周波数 f2で動作して給電する放射素子31と、放射素子31に対してリフレクタ13側 に、周波数f1で動作し放射素子31と平行線路を用いて接続される放射素子32 とを配置したことを特徴とする。なお、本実施例ではリフレクタ13の円弧の中 点と放射素子32との間隔をDとする。
【0040】 第五実施例は、第一実施例の放射素子11,無給電素子12に代えて、周波数 f2で動作して給電する放射素子41と、放射素子41に対してリフレクタ13と 反対側に、周波数f1で動作し放射素子41と平行線路を用いて交差接続される放 射素子42とを配置したことを特徴とする。なお、本実施例ではリフレクタ13 の円弧の中点と放射素子41との間隔をDとする。
【0041】 以上示したように、各実施例は、周波数f1で動作する放射素子と、周波数f1よ り高い周波数f2で動作する無給電素子または放射素子の配置構成が異なるが、2 周波共用アンテナ装置としての機能は第一実施例と同様に説明される。なお、第 五実施例に示す配置構成は、図13に示す従来の2周波共用アンテナ装置と等価 である。
【0042】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の2周波共用アンテナ装置は、断面形状が円弧の リフレクタを用いることにより、2つの周波数帯の3dBビーム幅を等しくするこ とができ、しかも円筒型のレードームと一体形成することが可能となる。したが って、レードームをリフレクタの円弧のなす半径に応じて小さくすることができ 、無駄なく小型軽量化することができる。
【0043】 また、本考案の2周波共用アンテナ装置は、リフレクタの円弧のなす中心角θ (円弧の長さA)を変えることにより、2つの周波数帯で3dBビーム幅を一致さ せたまま、その3dBビーム幅を変化させることができる。しかも、3dBビーム幅 が可変となってもレードームの大きさは不変であり、最小のレードームの大きさ で対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の2周波共用アンテナ装置の第一実施例
構成を示す図。
【図2】本アンテナ装置の間隔Dに対する3dBビーム幅
の一例を示す図。
【図3】本アンテナ装置のリターンロスの周波数特性の
一例を示す図。
【図4】本アンテナ装置の各周波数f1,f2における水平
面内放射指向性を示す図。
【図5】本アンテナ装置のリフレクタ13の円弧のなす
中心角θに対する3dBビーム幅の一例を示す図。
【図6】リフレクタ13の円弧の長さA(中心角θ)を
変える仕組みの一例を示す図。
【図7】本考案の2周波共用アンテナ装置の第二実施例
構成を示す図。
【図8】本考案の2周波共用アンテナ装置の第三実施例
構成を示す図。
【図9】本考案の2周波共用アンテナ装置の第四実施例
構成を示す図。
【図10】本考案の2周波共用アンテナ装置の第五実施
例構成を示す図。
【図11】3つに分割された無線ゾーンと基地局のアン
テナ施設を示す図。
【図12】従来の2周波共用アンテナ装置の構成例を示
す図。
【図13】従来の2周波共用アンテナ装置の他の構成例
を示す図。
【符号の説明】
10 レードーム 11 放射素子(f1用) 12,21,22,23 無給電素子(f2用) 13 リフレクタ 31,41 放射素子(f2用) 32,42 放射素子(f1用)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01Q 19/17

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数f1で動作する少なくとも1つの第
    1放射素子と、 前記第1放射素子に近接配置され、周波数f1より高い周
    波数f2で動作する少なくとも1つの無給電素子または第
    2放射素子と、 前記第1放射素子または前記第2放射素子と所定の間隔
    Dを介して配置され、断面形状が円弧で所定の長さを有
    する導電性材料のリフレクタと、 前記第1放射素子,前記無給電素子または第2放射素
    子,前記リフレクタを収納する円筒型のレードームとを
    備え、 前記周波数f1の波長をλf1としたときに、前記リフレク
    タの円弧のなす半径Rを少なくとも 0.125λf1とし、前
    記リフレクタの円弧のなす中心角θを40°以上160°以
    下とし、前記間隔Dを0.13λf1以上0.20λf1以下とする
    ことを特徴とする2周波共用アンテナ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の2周波共用アンテナ装
    置において、 レードームとリフレクタとを一体形成したことを特徴と
    する2周波共用アンテナ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の2周波共用アンテナ装
    置において、 リフレクタを複数の短冊状の導電性材料で構成したこと
    を特徴とする2周波共用アンテナ装置。
JP1993049114U 1993-09-09 1993-09-09 2周波共用アンテナ装置 Expired - Lifetime JP2606139Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993049114U JP2606139Y2 (ja) 1993-09-09 1993-09-09 2周波共用アンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993049114U JP2606139Y2 (ja) 1993-09-09 1993-09-09 2周波共用アンテナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0720714U true JPH0720714U (ja) 1995-04-11
JP2606139Y2 JP2606139Y2 (ja) 2000-09-25

Family

ID=12822044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993049114U Expired - Lifetime JP2606139Y2 (ja) 1993-09-09 1993-09-09 2周波共用アンテナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2606139Y2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002084131A (ja) * 2000-09-06 2002-03-22 Maspro Denkoh Corp Uhfアンテナ
JP2002344237A (ja) * 2001-05-11 2002-11-29 Dx Antenna Co Ltd 指向性アンテナ
JP2008543175A (ja) * 2005-06-29 2008-11-27 クッシュクラフト コーポレイション アンテナ放射パターンの制御を行うためのシステムおよび方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002084131A (ja) * 2000-09-06 2002-03-22 Maspro Denkoh Corp Uhfアンテナ
JP2002344237A (ja) * 2001-05-11 2002-11-29 Dx Antenna Co Ltd 指向性アンテナ
JP2008543175A (ja) * 2005-06-29 2008-11-27 クッシュクラフト コーポレイション アンテナ放射パターンの制御を行うためのシステムおよび方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2606139Y2 (ja) 2000-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11652288B2 (en) Antenna
JP4128686B2 (ja) 平面アンテナ
JP5143911B2 (ja) セルラー基地局アンテナ用二偏波放射エレメント
US20040090371A1 (en) Compact antenna with circular polarization
US6018327A (en) Single-wire spiral antenna
US6445360B2 (en) Antenna structure for fixed wireless system
KR100467904B1 (ko) 스켈톤 슬롯 복사기 및 그를 이용한 다중대역 패치 안테나
US6646614B2 (en) Multi-frequency band antenna and related methods
EP1193795A2 (en) Patch antenna with dielectric separated from patch plane to increase gain
JP3625142B2 (ja) 基地局アンテナ装置
CN119726073B (zh) 一种电子设备
JP3114836B2 (ja) プリントダイポールアンテナ
CN117525831A (zh) 辐射元件和基站天线
CN100570948C (zh) 自调谐多频段曲折线加感天线
JPH07336133A (ja) アンテナ装置
CN116742317A (zh) 具有包括基于超材料谐振器的偶极臂的宽带去耦辐射元件的基站天线
CN212182537U (zh) 天线
CN115084865A (zh) 圆极化天线组件
JP2606139Y2 (ja) 2周波共用アンテナ装置
US6930647B2 (en) Semicircular radial antenna
WO1998056069A1 (fr) Antenne reseau adaptable
JP2006041634A (ja) 進行波型アンテナ
JP3856297B2 (ja) 円偏波アンテナ
US7095383B2 (en) Field configurable radiation antenna device
CN112886222A (zh) 一种水平极化全向天线

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080721

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080721

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090721

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090721

Year of fee payment: 9