JPH0720760B2 - 金属装飾品 - Google Patents

金属装飾品

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JPH0720760B2
JPH0720760B2 JP2045037A JP4503790A JPH0720760B2 JP H0720760 B2 JPH0720760 B2 JP H0720760B2 JP 2045037 A JP2045037 A JP 2045037A JP 4503790 A JP4503790 A JP 4503790A JP H0720760 B2 JPH0720760 B2 JP H0720760B2
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JP
Japan
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metal
fitting
metal base
color
cutting
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基司 内野
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、一の金属からなる基体に別の金属体を嵌合
した後、それらの表面に切削加工により模様を形成した
装飾品に関する。
(従来の技術) 装飾品などとして、従来、板材の表面を切削加工しも
の、あるいは基体となる板材に穴を形成して別体の嵌合
体を嵌合したものが知られている。
例えば、実願昭63−28419号のマイクロフイルムには、
陶器からなる板材の表面を線状に切削したものが開示さ
れている。特開昭57−189900号公報には、木からなる板
材の表面を線状に切削したものが開示されている。ま
た、実願昭52−66506号のマイクロフイルムには、木か
らなる板材の表面を面状に切削したものが開示されてい
る。
さらに、特開昭56−70947号公報には、金属板に形成し
た穴にプラスチックからなる嵌合体を嵌合してなるもの
が開示されている。特開昭62−25099号公報には、金属
板に形成した穴に木又はプラスチックなどからなる嵌合
体を嵌合してなるものが開示されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、これらマイクロフイルム、公報に開示さ
れた技術によると、単に線状又は面状に切削するか、単
に板材に形成した穴に嵌合体を嵌合させるに止まるの
で、いまだその趣に限度があるという問題がある。
この発明の目的は、従来にない新規な趣を醸し出す金属
装飾品を提供することにある。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、この発明の金属装飾品は、金
属基体と、金属基体に形成された嵌合穴に嵌合された金
属基体とは色彩の異なる金属からなる金属嵌合体とを備
え、金属基体の表面から金属嵌合体の表面にかけてバイ
トにより線状模様が切削されることによって、金属基体
の色が金属嵌合体の線状模様の部分に付着されてなる。
(実施例) 以下に、この発明の金属装飾品の一実施例を図を参照し
て説明する。
第1図にこの発明の金属装飾品の一実施例が示されてい
る。この金属装飾品は、金属基体1と、この金属基板1
に形成された嵌合穴に嵌合された金属基体1とは色彩の
異なる金属からなる金属嵌合体3cとを備え、金属基体1
の表面から金属嵌合体3cの表面にかけてバイトにより線
状模様6が切削されることによって、金属基体1の色が
金属嵌合体3cの線状模様の部分に付着されて陰影7が形
成されてなる。
ここで、金属基体1は、本実施例では、アルミからなる
肉厚で長方形状の板材からなる。この金属基体1には、
任意数でかつ任意形状の嵌合穴2が形成されている。こ
の嵌合穴2は、金属嵌合体3a〜3dを嵌合して保持するた
めのものである。本実施例では、嵌合穴2は、数が4
個、形状がそれぞれ径の異なる円形となっている(第2
図(ロ)参照)。
また、金属嵌合体3a〜3dは、金属基体1とは異種の金属
からなり、それぞれ嵌合される嵌合穴2と同じ大きさ・
形状に形成されている。このように異種金属とする理由
は、金属基体1と金属嵌合体3a〜3dとキメ、色彩などの
対比によって視覚的効果を出すためである。本実施例の
金属嵌合体3a〜3dは、図示の左から右のものにかけて、
それぞれ、真ちゅう、真ちゅう、銅、ステンレスからな
る。
特に金属嵌合体3cは、赤色の銅からなり、色彩の点でア
ルミからなる銀色の金属基体1とは、色彩上掛け離れて
いる。したがって、金属基体1の表面から金属嵌合体3a
〜3dの表面にかけてバイト(図示略)によって線状模様
6を削るときに、金属基体1のアルミの銀色の切削粉が
金属嵌合体3cの銅の赤色に付着して、良く目につくもの
となる。つまり、バイトを図の右から左に移動させた場
合、金属基体1の銀色の切削粉が銅からなる金属嵌合体
3cのバイト侵入側に三日月状に付着して、陰影7が形成
される。
本実施例の金属嵌合体3a〜3dは、金属基体1と肉厚が同
一に形成されている(第1図(ロ)参照)。これは、金
属基体1の表面と金属嵌合体3a〜3dの表面とを面一にし
て、金属基体1の表面から金属嵌合体3a〜3dの表面にか
けてバイトによる加工を可能とするためである。
金属嵌合体3a〜3dは、本実施例では、第1図(ロ)に示
すように、金属基体1の裏面からセットスクリュー4を
ねじ込むことによって、金属基体1に固定されている。
ただし、固定方法は、これに限らず、圧入、接着など種
々のものを適宜採用してよい。
また、線状模様6は、本実施例では、金属基体1の表面
および金属嵌合体3a〜3dの表面に、水平方向に互いに平
行な直線状の多数本の溝として切削加工により形成され
ている。線状模様6は、上下隣接する線どうしの間隔が
広狭変化するように形成されており、遠近感を出すよう
になっている。
また、面状模様5は、金属基体1の任意箇所に任意形状
のものが切削加工によって形成される。本実施例の面状
模様5は、複数個の山形状のものとして形成されてい
る。
本実施例の山形の面状模様5は、第1図(イ)の上から
下のものにかけて次第に深いものへと、段階的に形成さ
れている。これは、面状模様5を奥行きあるものとする
ためである。
そして、面状模様5のうち最も浅い図の最上に位置する
山形模様は、バイトの先が届くため、線状模様が形成さ
れ、陰影5aとなっている。その他の深い面状模様5は、
深いためバイトの先が届かないので、線状模様が形成さ
れていない。
上述した金属装飾品の製作手順を次に説明する。
まず、第2図(イ)に示すようなアルミ製の金属基体1
の正面1aを、形削り盤(図示略)などを用いて全面にわ
たってフラット状に加工する。
次に、金属基体1にフライス盤(図示略)などを用い
て、第2図(ロ)に示すように、4個の嵌合穴2を形成
する。
次に、第2図(ロ)の左から右の嵌合穴2にかけて、そ
れぞれ真ちゅう、真ちゅう、銅、ステンレスからなる金
属嵌合体3a〜3dを第2図(ハ)に示すように嵌合する。
そして、金属基体1の裏面からセットスクリュ4によっ
て、金属嵌合体3a〜3dを金属基体1に固定する(第1図
(ロ)参照)。
次に、第2図(ニ)〜(ヘ)に示すように、形削り盤に
よって、金属基体1に山形の面状模様5も浅いものから
次第に深いものに段階(本実施例では4段階)をつけて
位置をずらしながら形成する。
次に、第2図(ト)、第1図(イ)に示すように、形削
り盤によって金属基体1の表面に横方向に平行な線状の
溝からなる線状模様6を多数本形成する。このとき、本
実施例では、上下隣接する線(溝)の間隔を次第に広狭
変化するように形成する。(第2図(ト)において、矢
印B方向は、形削り盤のバイトの切削方向を示してい
る。なお、第2図(ト)と第1図(イ)の線状模様6
は、図示の関係上ピッチが粗くなっているが、実際には
もっと細かくすると面状模様5に形成する陰影5aをより
明瞭にするために望ましい。
この場合、第1図(イ)に示すように、面模様5のうち
浅い箇所にはバイトによって線状模様が形成され陰影5a
となる。しかしながら、深い箇所にはバイトの先が届か
ないので、陰影はできずそのままフラットなものとして
残る。
また、第1図(イ)に示すように、バイトが金属基体1
を削るときにバイトの先に付着したアルミが、金属嵌合
体3cを削るときに金属嵌合体3cに付着する。銅からなり
赤色の金属嵌合体3cのバイト侵入側に、金属基体1のア
ルミの銀色が三日月状に付着して、陰影7が形成され
る。即ち、切削によって色彩効果を出しているのであ
る。
なお、本発明は、上述の実施例に限定されるものではな
く、種々の変形例が実施可能である。
例えば、金属基体や金属嵌合体の素材となる金属の種類
は、上述の実施例のものに限定されるものではなく、金
属基体と一の金属嵌合体の色彩が異なるものであればよ
い。
また、金属嵌合体に付着する金属基体の色彩は、陰影と
するものに限らず、その他の任意の模様とできる。
また、金属基体や金属嵌合体の形状も上述の実施例のも
のに限定されるものできはなく、任意のものとしてよ
い。
また、線状模様も、平行な直線に限定されず、曲線その
他任意のものとしてよい。
また、面状模様も山形に限定されず、任意のものとして
よい。
(発明の効果) 以上説明したこの発明の金属装飾品は、金属基体と、金
属基体に形成された嵌合穴に嵌合された金属基体とは色
彩の異なる金属からなる金属嵌合体とを備え、金属基体
の表面から金属嵌合体の表面にかけてバイトにより線状
模様が切削されることによって、金属基体の色が金属嵌
合体の線状模様の部分に付着されてなるので、従来のよ
うな単に線状又は面状に切削するか、単に板材に形成し
た穴に嵌合体を嵌合させたものに比べて、新規な趣を醸
し出すことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の金属装飾品の一実施例を示しており、第1
図(イ)は金属装飾品の正面図、第1図(ロ)は第1図
(イ)のA−A線縦断面図、第2図(イ)〜(ト)は第
1図(イ)の金属装飾品の製作手順を示す説明図であ
る。 1:金属基体、2:嵌合穴、3:金属嵌合体 4:セットスクリュ、5:面状模様、6:線状模様 7:陰影

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属基体と、この金属基体に形成された嵌
    合穴に嵌合された前記金属基体とは色彩の異なる金属か
    らなる金属嵌合体とを備え、前記金属基体の表面から金
    属嵌合体の表面にかけてバイトにより線状模様が切削さ
    れることによって、金属基体の色が金属嵌合体の線状模
    様の部分に付着されてなることを特徴とする金属装飾
    品。
JP2045037A 1990-02-26 1990-02-26 金属装飾品 Expired - Lifetime JPH0720760B2 (ja)

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