JPH07207668A - 法面への緑化用植物の種子撒布方法及び緑化用植物の種子保持体 - Google Patents
法面への緑化用植物の種子撒布方法及び緑化用植物の種子保持体Info
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- JPH07207668A JPH07207668A JP1601794A JP1601794A JPH07207668A JP H07207668 A JPH07207668 A JP H07207668A JP 1601794 A JP1601794 A JP 1601794A JP 1601794 A JP1601794 A JP 1601794A JP H07207668 A JPH07207668 A JP H07207668A
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- plant
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Landscapes
- Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 風雨による種子の流出や飛散、並びに肥料分
の流出による種子の枯死を防いで、土壌に草を確実に根
付かせることができ、しかも、施工後の法面管理の手間
を省くことができる法面への緑化用植物の種子撒布方法
及び緑化用植物の種子保持体を提供する。 【構成】 雑草の種子13や肥料23、土壌改良材25
等の混合物27を、加熱溶解して30〜40°Cに冷却
したにかわ9に混練し、にかわ9と混合物27の混練物
17により、前記種子13、肥料23、及び土壌改良材
25が一体的となった種子保持シート3や種子保持ロー
プ5を形成し、これら種子保持シート3や種子保持ロー
プ5を緑化する法面に敷設するようにした。
の流出による種子の枯死を防いで、土壌に草を確実に根
付かせることができ、しかも、施工後の法面管理の手間
を省くことができる法面への緑化用植物の種子撒布方法
及び緑化用植物の種子保持体を提供する。 【構成】 雑草の種子13や肥料23、土壌改良材25
等の混合物27を、加熱溶解して30〜40°Cに冷却
したにかわ9に混練し、にかわ9と混合物27の混練物
17により、前記種子13、肥料23、及び土壌改良材
25が一体的となった種子保持シート3や種子保持ロー
プ5を形成し、これら種子保持シート3や種子保持ロー
プ5を緑化する法面に敷設するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、法面に緑化用植物の種
子を撒布する方法と、緑化する法面の土壌上に敷設され
る種子保持体に関する。
子を撒布する方法と、緑化する法面の土壌上に敷設され
る種子保持体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、河川の護岸工事や山間部の砂防
工事、宅地の造成工事等においては、工事後の法面が雑
草等により緑化される。そして、従来より行われている
法面の緑化工法は、ピートモス(泥炭ごけ)や土壌改良
材といった基材等と、草の種子及び肥料とを水で混合
し、この混合体をエアスプレーで法面に直接吹き付けて
種子を法面の土壌に撒布するというものであった。
工事、宅地の造成工事等においては、工事後の法面が雑
草等により緑化される。そして、従来より行われている
法面の緑化工法は、ピートモス(泥炭ごけ)や土壌改良
材といった基材等と、草の種子及び肥料とを水で混合
し、この混合体をエアスプレーで法面に直接吹き付けて
種子を法面の土壌に撒布するというものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の緑化工法では、種子が発芽する前に、雨で土壌
ごと流されたり風で飛ばされることがあった。また、土
壌に種子が残っても、土壌や混合体中の肥料分が雨で流
出した場合には、その後に肥料を追加して撒布しない限
り、種子が発芽せずに枯死してしまうことがあった。従
って、従来の緑化工法では、風雨による種子の流出や飛
散、或は枯死により、土壌に草を均一且つ確実に根付か
せることが困難で、そのために、施工後の気象状況等に
応じて法面を随時管理し、種子や肥料の追加撒布等を行
わなければならないという不具合があった。
た従来の緑化工法では、種子が発芽する前に、雨で土壌
ごと流されたり風で飛ばされることがあった。また、土
壌に種子が残っても、土壌や混合体中の肥料分が雨で流
出した場合には、その後に肥料を追加して撒布しない限
り、種子が発芽せずに枯死してしまうことがあった。従
って、従来の緑化工法では、風雨による種子の流出や飛
散、或は枯死により、土壌に草を均一且つ確実に根付か
せることが困難で、そのために、施工後の気象状況等に
応じて法面を随時管理し、種子や肥料の追加撒布等を行
わなければならないという不具合があった。
【0004】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、本発明の目的は、風雨による種子の流出や飛散、並
びに肥料分の流出による種子の枯死を防いで、土壌に草
を確実に根付かせることができ、しかも、施工後の法面
管理の手間を省くことができる法面への緑化用植物の種
子撒布方法及び緑化用植物の種子保持体を提供すること
にある。
で、本発明の目的は、風雨による種子の流出や飛散、並
びに肥料分の流出による種子の枯死を防いで、土壌に草
を確実に根付かせることができ、しかも、施工後の法面
管理の手間を省くことができる法面への緑化用植物の種
子撒布方法及び緑化用植物の種子保持体を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、法面に緑化用植物の種子を撒布する方法で
あって、水の吸収が可能な結合材を加熱溶解し、加熱溶
解した前記結合材に前記植物の種子を混練し、前記結合
材と前記種子との混練物から種子保持体を形成し、前記
種子保持体を前記法面の土壌上に敷設するようにしたこ
とを特徴とする。
に本発明は、法面に緑化用植物の種子を撒布する方法で
あって、水の吸収が可能な結合材を加熱溶解し、加熱溶
解した前記結合材に前記植物の種子を混練し、前記結合
材と前記種子との混練物から種子保持体を形成し、前記
種子保持体を前記法面の土壌上に敷設するようにしたこ
とを特徴とする。
【0006】また、本発明は、前記混練物を所望形状に
成形し冷却乾燥して前記種子保持体を形成するようにし
た。さらに、本発明は、前記混練物を滲み込ませた基材
を冷却乾燥して前記種子保持体を形成するようにした。
また、本発明は、前記結合材に肥料と土壌改良材の少な
くとも一方をさらに加えて混練して前記混練物を得るよ
うにした。さらに、本発明は、前記結合材がにかわであ
るものとした。
成形し冷却乾燥して前記種子保持体を形成するようにし
た。さらに、本発明は、前記混練物を滲み込ませた基材
を冷却乾燥して前記種子保持体を形成するようにした。
また、本発明は、前記結合材に肥料と土壌改良材の少な
くとも一方をさらに加えて混練して前記混練物を得るよ
うにした。さらに、本発明は、前記結合材がにかわであ
るものとした。
【0007】また、前記目的を達成するために本発明
は、植物により緑化する法面の土壌上に敷設される緑化
用植物の種子保持体であって、水の吸収が可能な結合材
をシート状に成形し乾燥して形成された平板材と、前記
平板材中に多数混入された前記植物の種子とを備える構
成とした。さらに、本発明は、植物により緑化する法面
の土壌上に敷設される種子保持体であって、多数の繊維
が編まれて形成された綱と、水の吸収により膨張可能な
結合材に前記植物の種子を混練して形成され前記綱に滲
み込ませた混練物とを備える構成とした。
は、植物により緑化する法面の土壌上に敷設される緑化
用植物の種子保持体であって、水の吸収が可能な結合材
をシート状に成形し乾燥して形成された平板材と、前記
平板材中に多数混入された前記植物の種子とを備える構
成とした。さらに、本発明は、植物により緑化する法面
の土壌上に敷設される種子保持体であって、多数の繊維
が編まれて形成された綱と、水の吸収により膨張可能な
結合材に前記植物の種子を混練して形成され前記綱に滲
み込ませた混練物とを備える構成とした。
【0008】また、本発明は、前記混練物には、前記結
合材に肥料と土壌改良材の少なくとも一方がさらに加え
られ混練されているものとした。さらに、本発明は、前
記結合材がにかわであるものとした。
合材に肥料と土壌改良材の少なくとも一方がさらに加え
られ混練されているものとした。さらに、本発明は、前
記結合材がにかわであるものとした。
【0009】
【実施例】以下、本発明の法面への緑化用植物の種子撒
布方法を緑化用植物の種子保持体と共に図面により説明
する。図1は本発明の一実施例に係る種子保持体の施工
状態を示す説明図で、図中1は雑草等により緑化する造
成地の法面、3はシート状に形成された種子保持体(以
下、種子保持シートと称する)、5はロープ状に形成さ
れた種子保持体(以下、種子保持ロープと称する)、7
は前記種子保持ロープ5の固定用の杭をそれぞれ示す。
布方法を緑化用植物の種子保持体と共に図面により説明
する。図1は本発明の一実施例に係る種子保持体の施工
状態を示す説明図で、図中1は雑草等により緑化する造
成地の法面、3はシート状に形成された種子保持体(以
下、種子保持シートと称する)、5はロープ状に形成さ
れた種子保持体(以下、種子保持ロープと称する)、7
は前記種子保持ロープ5の固定用の杭をそれぞれ示す。
【0010】図2は前記種子保持シート3及び前記種子
保持ロープ5の製造工程の説明図であり、前記種子保持
シート3は、矩形のシート状に成形されたにかわ9(結
合材に相当)製の平板材11と、この平板材11中に多
数混入された雑草の種子13等とにより形成され、前記
種子保持ロープ5は、多数の稲わらが編まれて形成され
前記種子保持ロープ5の基材を構成する稲わら綱15
(基材に相当)と、にかわ9に前記種子13等を混練し
た混練物17を滲み込ませて形成されている。
保持ロープ5の製造工程の説明図であり、前記種子保持
シート3は、矩形のシート状に成形されたにかわ9(結
合材に相当)製の平板材11と、この平板材11中に多
数混入された雑草の種子13等とにより形成され、前記
種子保持ロープ5は、多数の稲わらが編まれて形成され
前記種子保持ロープ5の基材を構成する稲わら綱15
(基材に相当)と、にかわ9に前記種子13等を混練し
た混練物17を滲み込ませて形成されている。
【0011】まず、前記種子保持シート3の製造工程を
詳説すると、最初に、ゼラチン製造ラインの精製工程で
排出される精製残渣や劣化した低級ゼラチン等のにかわ
9を加熱槽19内で加熱して溶解し、前記種子13が生
存し得る温度、例えば30〜40°Cに冷却したにかわ
9を混練槽21に移す。
詳説すると、最初に、ゼラチン製造ラインの精製工程で
排出される精製残渣や劣化した低級ゼラチン等のにかわ
9を加熱槽19内で加熱して溶解し、前記種子13が生
存し得る温度、例えば30〜40°Cに冷却したにかわ
9を混練槽21に移す。
【0012】次に、雑草の種子13や肥料23、土壌改
良材25等を適当な配合比率で混合した混合物27を前
記混練槽21に入れ、前記にかわ9と混合物27とを適
当な比率で混練して前記混練物17を得る。ここで、前
記雑草としては、通常の法面吹付に使用される西洋芝類
を用いることができ、また、前記肥料23としては化成
肥料等を用いることができ、さらに、前記土壌改良材2
5としては、堆肥、ピートモス等を用いることができ
る。
良材25等を適当な配合比率で混合した混合物27を前
記混練槽21に入れ、前記にかわ9と混合物27とを適
当な比率で混練して前記混練物17を得る。ここで、前
記雑草としては、通常の法面吹付に使用される西洋芝類
を用いることができ、また、前記肥料23としては化成
肥料等を用いることができ、さらに、前記土壌改良材2
5としては、堆肥、ピートモス等を用いることができ
る。
【0013】続いて、前記混練物17が収容された分注
槽29に対して下方の展延台31を水平面内で前後左右
に適宜移動させつつ、該分注槽29から前記展延台31
に前記混練物17を滴下し、厚さ数ミリ程度で矩形状に
滴下された混練物17を前記展延台31上でしばらく放
置して冷却乾燥させ、最後に適宜大きさ(例えば30×
30cm)に截断して前記種子保持シート3を得る。
槽29に対して下方の展延台31を水平面内で前後左右
に適宜移動させつつ、該分注槽29から前記展延台31
に前記混練物17を滴下し、厚さ数ミリ程度で矩形状に
滴下された混練物17を前記展延台31上でしばらく放
置して冷却乾燥させ、最後に適宜大きさ(例えば30×
30cm)に截断して前記種子保持シート3を得る。
【0014】前記種子保持ロープ5を製造する際には、
前記稲わら綱15を浸漬槽33の前記混練物17内に浸
す。そして、前記稲わら綱15の各稲わら内や各稲わら
の隙間に前記混練物17を滲み込ませ、この稲わら綱1
5を前記浸漬槽33から取り出してしばらく放置し、滲
み込ませた前記混練物17を冷却乾燥させて前記種子保
持ロープ5を得る。
前記稲わら綱15を浸漬槽33の前記混練物17内に浸
す。そして、前記稲わら綱15の各稲わら内や各稲わら
の隙間に前記混練物17を滲み込ませ、この稲わら綱1
5を前記浸漬槽33から取り出してしばらく放置し、滲
み込ませた前記混練物17を冷却乾燥させて前記種子保
持ロープ5を得る。
【0015】以上のようにして得られた前記種子保持シ
ート3は、緑化する前記法面1の例えば比較的傾斜の緩
い箇所に並べて敷設される。また、前記種子保持ロープ
5は、前記法面1の例えば比較的傾斜のきつい箇所に、
前記杭7を打ち込むことで敷設固定される。尚、前記種
子保持ロープ5を前記法面1の傾斜方向に沿って敷設す
るか、或は、該法面1の傾斜方向と交わる方向に沿って
敷設するかは任意である。
ート3は、緑化する前記法面1の例えば比較的傾斜の緩
い箇所に並べて敷設される。また、前記種子保持ロープ
5は、前記法面1の例えば比較的傾斜のきつい箇所に、
前記杭7を打ち込むことで敷設固定される。尚、前記種
子保持ロープ5を前記法面1の傾斜方向に沿って敷設す
るか、或は、該法面1の傾斜方向と交わる方向に沿って
敷設するかは任意である。
【0016】このように前記法面1に敷設された前記種
子保持シート3の重量は、種子13や、肥料23及び土
壌改良材25の粒子に比べて十分に重く、また、前記種
子保持ロープ5は前記杭7で法面1に固定されるため、
これら種子保持シート3や種子保持ロープ5が敷設後に
風で飛ばされることがない。従って、前記混練物17中
の種子13、肥料23、並びに土壌改良材25等の風に
よる飛散が防止される。
子保持シート3の重量は、種子13や、肥料23及び土
壌改良材25の粒子に比べて十分に重く、また、前記種
子保持ロープ5は前記杭7で法面1に固定されるため、
これら種子保持シート3や種子保持ロープ5が敷設後に
風で飛ばされることがない。従って、前記混練物17中
の種子13、肥料23、並びに土壌改良材25等の風に
よる飛散が防止される。
【0017】また、敷設後の降雨で前記種子保持シート
3や種子保持ロープ5が雨に濡れると、前記混練物17
中のにかわ9が水を吸って膨潤し、膨潤したにかわ9の
粘性が、該混練物17中の種子13、肥料23、並びに
土壌改良材25等や前記法面1の土壌に結合材として作
用する。従って、それら種子13、肥料23、土壌改良
材25、並びに前記種子保持シート3及び種子保持ロー
プ5を敷設した法面1箇所の土壌等が雨により法面1か
ら流出することが防止される。
3や種子保持ロープ5が雨に濡れると、前記混練物17
中のにかわ9が水を吸って膨潤し、膨潤したにかわ9の
粘性が、該混練物17中の種子13、肥料23、並びに
土壌改良材25等や前記法面1の土壌に結合材として作
用する。従って、それら種子13、肥料23、土壌改良
材25、並びに前記種子保持シート3及び種子保持ロー
プ5を敷設した法面1箇所の土壌等が雨により法面1か
ら流出することが防止される。
【0018】そして、前記混練物17中の種子13は、
前記にかわ9が吸った水分を吸収して発芽し、前記にか
わ9が法面1の土壌により分解されて生成される窒素肥
料や、前記混練物17中の前記肥料の肥料分を吸収して
成長する。
前記にかわ9が吸った水分を吸収して発芽し、前記にか
わ9が法面1の土壌により分解されて生成される窒素肥
料や、前記混練物17中の前記肥料の肥料分を吸収して
成長する。
【0019】このように、本実施例によれば、雑草の種
子13や肥料23、土壌改良材25等が一体的となった
種子保持シート3や種子保持ロープ5を形成し、これら
種子保持シート3や種子保持ロープ5を緑化する法面1
に敷設するようにした。このため、従来のように種子1
3や肥料23、土壌改良材25等を単体で撒布する場合
の不具合、即ち、種子13や肥料23、土壌改良材25
が法面1から流出する不具合を防ぐと共に、降雨後や強
風が吹いた後に種子13や肥料23の追加撒布を行う手
間を省くことができる。
子13や肥料23、土壌改良材25等が一体的となった
種子保持シート3や種子保持ロープ5を形成し、これら
種子保持シート3や種子保持ロープ5を緑化する法面1
に敷設するようにした。このため、従来のように種子1
3や肥料23、土壌改良材25等を単体で撒布する場合
の不具合、即ち、種子13や肥料23、土壌改良材25
が法面1から流出する不具合を防ぐと共に、降雨後や強
風が吹いた後に種子13や肥料23の追加撒布を行う手
間を省くことができる。
【0020】しかも、本実施例によれば、にかわ9を用
いて前記種子13や肥料23、土壌改良材25を一体的
にしたので、にかわ9が吸った水分で前記種子13を確
実に発芽させることができる。さらに、前記にかわ9が
法面1の土壌で窒素肥料に分解されるため、前記混練物
17中の肥料に加えて前記窒素肥料により、発芽した前
記種子13を順調に成長させ法面1の土壌に根付かせる
ことができる。
いて前記種子13や肥料23、土壌改良材25を一体的
にしたので、にかわ9が吸った水分で前記種子13を確
実に発芽させることができる。さらに、前記にかわ9が
法面1の土壌で窒素肥料に分解されるため、前記混練物
17中の肥料に加えて前記窒素肥料により、発芽した前
記種子13を順調に成長させ法面1の土壌に根付かせる
ことができる。
【0021】また、前記種子保持シート3や種子保持ロ
ープ5は、種子13や肥料23、土壌改良材25等をに
かわ9と混練した前記混練物17から容易に得られるの
で、大量生産が可能であり、しかも、前記種子保持シー
ト3や種子保持ロープ5は、前記混練物17を冷却乾燥
して得られるので、保存性に優れ長期の保存にも十分耐
えることができる。
ープ5は、種子13や肥料23、土壌改良材25等をに
かわ9と混練した前記混練物17から容易に得られるの
で、大量生産が可能であり、しかも、前記種子保持シー
ト3や種子保持ロープ5は、前記混練物17を冷却乾燥
して得られるので、保存性に優れ長期の保存にも十分耐
えることができる。
【0022】尚、前記にかわ9に代えて、例えば合成ゴ
ムや、ポリアクリルアミドゲル等の化成品による結合材
を用いることも可能であるが、天然物であるにかわ9を
用いた方が、分解後に土壌を汚染するおそれがなく、し
かも土壌による分解速度が早いため、法面1の周辺環境
を保護する観点見て好ましい。しかも、前記のように、
にかわ9は分解され窒素肥料分となって雑草の成育に役
立つので、短期間での法面1の緑化を達成する観点から
見ても、化成品による結合材を用いるよりにかわ9を用
いる方が好ましい。
ムや、ポリアクリルアミドゲル等の化成品による結合材
を用いることも可能であるが、天然物であるにかわ9を
用いた方が、分解後に土壌を汚染するおそれがなく、し
かも土壌による分解速度が早いため、法面1の周辺環境
を保護する観点見て好ましい。しかも、前記のように、
にかわ9は分解され窒素肥料分となって雑草の成育に役
立つので、短期間での法面1の緑化を達成する観点から
見ても、化成品による結合材を用いるよりにかわ9を用
いる方が好ましい。
【0023】また、前記種子保持シート3の形状は矩形
に限らず、帯状やロープ状等その他の形状であってもよ
い。さらに、前記種子保持ロープ5の基材は、溶解状態
の混練物17を吸収し得るものであればよく、本実施例
で用いた前記稲わら綱15の他に、例えば縄や布(織
布、不織布を問わず)、紙等を用いてもよい。尚、縄を
基材として用いる場合には、合成繊維を素材とする縄よ
りも、稲わらや麻等の植物繊維を素材とする縄の方が、
環境保護の観点から見て好ましい。
に限らず、帯状やロープ状等その他の形状であってもよ
い。さらに、前記種子保持ロープ5の基材は、溶解状態
の混練物17を吸収し得るものであればよく、本実施例
で用いた前記稲わら綱15の他に、例えば縄や布(織
布、不織布を問わず)、紙等を用いてもよい。尚、縄を
基材として用いる場合には、合成繊維を素材とする縄よ
りも、稲わらや麻等の植物繊維を素材とする縄の方が、
環境保護の観点から見て好ましい。
【0024】また、本実施例では雑草の種子13を用い
たが、花や鑑賞用の草木類等その他の植物の種子を用い
てもよい。さらに、前記混練物17中に肥料23や土壌
改良材25等を混ぜるか否かは任意で、例えば、前記法
面1の土壌に肥料や土壌改良材等を撒布した後、種子と
にかわを混練した混練物から得た種子保持シートや種子
保持ロープを法面1に敷設するようにしてもよく、肥料
23や土壌改良材25以外のものをにかわ9にさらに加
えて混練物17を得るようにしてもよい。そして、本発
明は、河川の護岸工事や山間部の砂防工事、宅地の造成
工事等における種々の法面に適用可能であることは言う
までもない。
たが、花や鑑賞用の草木類等その他の植物の種子を用い
てもよい。さらに、前記混練物17中に肥料23や土壌
改良材25等を混ぜるか否かは任意で、例えば、前記法
面1の土壌に肥料や土壌改良材等を撒布した後、種子と
にかわを混練した混練物から得た種子保持シートや種子
保持ロープを法面1に敷設するようにしてもよく、肥料
23や土壌改良材25以外のものをにかわ9にさらに加
えて混練物17を得るようにしてもよい。そして、本発
明は、河川の護岸工事や山間部の砂防工事、宅地の造成
工事等における種々の法面に適用可能であることは言う
までもない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、法
面に緑化用植物の種子を撒布する方法であって、水の吸
収が可能な結合材を加熱溶解し、加熱溶解した前記結合
材に前記植物の種子を混練し、前記結合材と前記種子と
の混練物から種子保持体を形成し、前記種子保持体を前
記法面の土壌上に敷設するようにした。また、本発明に
よれば、植物により緑化する法面の土壌上に敷設される
緑化用植物の種子保持体であって、水の吸収が可能な結
合材をシート状に成形し乾燥して形成された平板材と、
前記平板材中に多数混入された前記植物の種子とを備え
る構成とした。さらに、本発明によれば、植物により緑
化する法面の土壌上に敷設される種子保持体であって、
多数の繊維が編まれて形成された綱と、水の吸収により
膨張可能な結合材に前記植物の種子を混練して形成され
前記綱に滲み込ませた混練物とを備える構成とした。
面に緑化用植物の種子を撒布する方法であって、水の吸
収が可能な結合材を加熱溶解し、加熱溶解した前記結合
材に前記植物の種子を混練し、前記結合材と前記種子と
の混練物から種子保持体を形成し、前記種子保持体を前
記法面の土壌上に敷設するようにした。また、本発明に
よれば、植物により緑化する法面の土壌上に敷設される
緑化用植物の種子保持体であって、水の吸収が可能な結
合材をシート状に成形し乾燥して形成された平板材と、
前記平板材中に多数混入された前記植物の種子とを備え
る構成とした。さらに、本発明によれば、植物により緑
化する法面の土壌上に敷設される種子保持体であって、
多数の繊維が編まれて形成された綱と、水の吸収により
膨張可能な結合材に前記植物の種子を混練して形成され
前記綱に滲み込ませた混練物とを備える構成とした。
【0026】このため、風雨による種子の流出や飛散、
並びに肥料分の流出による種子の枯死を防いで、土壌に
草を確実に根付かせることができ、しかも、施工後の法
面管理の手間を省くことができる。
並びに肥料分の流出による種子の枯死を防いで、土壌に
草を確実に根付かせることができ、しかも、施工後の法
面管理の手間を省くことができる。
【図1】本発明の一実施例に係る種子保持体の施工状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図2】図1に示す種子保持シート及び種子保持ロープ
の製造工程の説明図である。
の製造工程の説明図である。
1 法面 3 種子保持シート(種子保持体) 5 種子保持ロープ(種子保持体) 9 にかわ(結合材) 11 平板材 13 種子 15 稲わら綱(基材) 17 混練物 23 肥料 25 土壌改良材
Claims (9)
- 【請求項1】 法面に緑化用植物の種子を撒布する方法
であって、 水の吸収が可能な結合材を加熱溶解し、 加熱溶解した前記結合材に前記植物の種子を混練し、 前記結合材と前記種子との混練物から種子保持体を形成
し、 前記種子保持体を前記法面の土壌上に敷設するようにし
た、 ことを特徴とする法面への緑化用植物の種子撒布方法。 - 【請求項2】 前記混練物を所望形状に成形し冷却乾燥
して前記種子保持体を形成するようにした請求項1記載
の法面への緑化用植物の種子撒布方法。 - 【請求項3】 前記混練物を滲み込ませた基材を冷却乾
燥して前記種子保持体を形成するようにした請求項1記
載の法面への緑化用植物の種子撒布方法。 - 【請求項4】 前記結合材に肥料と土壌改良材の少なく
とも一方をさらに加えて混練して前記混練物を得るよう
にした請求項1、2又は3記載の法面への緑化用植物の
種子撒布方法。 - 【請求項5】 前記結合材はにかわである請求項1、
2、3又は4記載の法面への緑化用植物の種子撒布方
法。 - 【請求項6】 植物により緑化する法面の土壌上に敷設
される緑化用植物の種子保持体であって、 水の吸収が可能な結合材をシート状に成形し乾燥して形
成された平板材と、 前記平板材中に多数混入された前記植物の種子と、 を備えることを特徴とする緑化用植物の種子保持体。 - 【請求項7】 植物により緑化する法面の土壌上に敷設
される種子保持体であって、 多数の繊維が編まれて形成された綱と、 水の吸収により膨張可能な結合材に前記植物の種子を混
練して形成され前記綱に滲み込ませた混練物と、 を備えることを特徴とする緑化用植物の種子保持体。 - 【請求項8】 前記混練物には、前記結合材に肥料と土
壌改良材の少なくとも一方がさらに加えられ混練されて
いる請求項6又は7記載の緑化用植物の種子保持体。 - 【請求項9】 前記結合材はにかわである請求項6、7
又は8記載の緑化用植物の種子保持体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1601794A JPH07207668A (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 法面への緑化用植物の種子撒布方法及び緑化用植物の種子保持体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1601794A JPH07207668A (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 法面への緑化用植物の種子撒布方法及び緑化用植物の種子保持体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07207668A true JPH07207668A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11904811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1601794A Pending JPH07207668A (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 法面への緑化用植物の種子撒布方法及び緑化用植物の種子保持体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07207668A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108849107A (zh) * | 2018-05-07 | 2018-11-23 | 长沙理工大学 | 一种耐冷种子培育设备 |
| CN109005748A (zh) * | 2018-08-16 | 2018-12-18 | 内蒙古蒙草生态环境(集团)股份有限公司 | 一种带草种的绿化绳、其制备方法和应用 |
-
1994
- 1994-01-14 JP JP1601794A patent/JPH07207668A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108849107A (zh) * | 2018-05-07 | 2018-11-23 | 长沙理工大学 | 一种耐冷种子培育设备 |
| CN109005748A (zh) * | 2018-08-16 | 2018-12-18 | 内蒙古蒙草生态环境(集团)股份有限公司 | 一种带草种的绿化绳、其制备方法和应用 |
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