JPH07208096A - セグメント搬入装置 - Google Patents

セグメント搬入装置

Info

Publication number
JPH07208096A
JPH07208096A JP6022146A JP2214694A JPH07208096A JP H07208096 A JPH07208096 A JP H07208096A JP 6022146 A JP6022146 A JP 6022146A JP 2214694 A JP2214694 A JP 2214694A JP H07208096 A JPH07208096 A JP H07208096A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
segment
rail
tip
carriage
segment loading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6022146A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3320885B2 (ja
Inventor
Toru Watanabe
徹 渡辺
Shiyouji Matsui
鐘司 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishimatsu Construction Co Ltd
Original Assignee
Nishimatsu Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishimatsu Construction Co Ltd filed Critical Nishimatsu Construction Co Ltd
Priority to JP02214694A priority Critical patent/JP3320885B2/ja
Publication of JPH07208096A publication Critical patent/JPH07208096A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3320885B2 publication Critical patent/JP3320885B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 省力化が可能で、安全性が高く、効率的にセ
グメントを搬入できるセグメント搬入装置を提供する。 【構成】 既設トンネル内に発進立坑または発進口部位
からエレクター20を有したシールド機10の後方部位
まで夫々自走式セグメント搬入台車40が走行できる上
段側レール31と下段側レール32とを上下二段に敷設
し、両レールの先端側には、セグメント搬入台車が乗り
込むことのできる長さの延設レールを設けた昇降台を有
し、該昇降台の昇降位置によってその延設レールの後端
が、前記上段側レールと下段側レールとのいずれかの先
端に切り替え連結できるようになした昇降台車50を設
けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセグメント搬入装置に関
するもので、さらに詳しくは、築造中のトンネル内に自
動的に覆工用のセグメントを効率的に搬入するのに適し
たセグメント搬入装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、セグメントを築造中のトンネル内
に搬入する最も一般的な方法は、発進立坑または発進口
部位(以下、両者を含めて単に、「立坑」または「立坑
側」という)でセグメントを台車に積み込み、この台車
を作業者が運転するバッテリー機関車で、既設トンネル
内を牽引してシールド機10の後方部内に搬入し、シー
ルド機10の後方でホイストクレーンで荷下ろしを行
い、該シールド機10の後方に一定量のセグメントをス
トックし、ストックされたセグメントを上記ホイストク
レーンで吊り下げホイストクレーン用レールに案内され
てエレクターで把持できるところまで搬送するようにな
している。
【0003】また、上記ホイストクレーンは荷下ろし用
にのみ使用し、ストック場所以後は回転自在なローラを
並置してなるローラコンベヤーでセグメントをエレクタ
ーで把持できるところまで搬送する方法も実用化されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来のセグ
メント搬入法は、既設トンネルTはバッテリー機関車が
対面通行するスペース的余裕が通常無い(既設トンネル
T内は、作業者の通路、排泥装置、換気装置、電源等各
種装置を収納しなくてはならないので、バッテリー機関
車が対面通行するスペース的余裕を有するのは相当な大
径トンネルに限られる。)ので、大量のセグメントをシ
ールド機10の後方の坑内に一時的にストックしておか
ないと、セグメント組み立て作業に支障を来すことにな
る。すなわち、バッテリー機関車は一往復で一回セグメ
ントを搬入するようになっているので、バッテリー機関
車の往復に相当の時間を要し、セグメント搬入がセグメ
ント組み立てに間に合わないことがあり、これを防止す
るため、一度に多くのセグメントを搬入してストックし
ておく方法が採用されている。そして、このセグメント
のストックにより狭い坑内を益々狭くするという課題を
有している。
【0005】また、掘進が進行して立坑からシールド機
までの距離が長くなるほどセグメントを多数ストックし
ておかなくてはならないので、このセグメントのストッ
ク場所は坑内の相当な距離範囲に及ぶこともある。
【0006】また、一時的ストックしたセグメントを、
上記ホイストクレーンへ積み換えるには熟練者の人手を
要し、通常複数の熟練作業者がストック場所で所定のセ
グメントを選定し、これをホイストクレーンで吊り下げ
る作業を行っているので、この積み換え作業に相当大き
な労力を要するという課題を有している。
【0007】さらには、セグメントは全て同じ形状とは
限らず、形状の異なるキーセグメント等が混入する場合
もあるので、このような場合、ホイストクレーンへの積
み換え順序を作業者が確認・管理しなければならず、上
記ホイストクレーンへの積み換え作業を難しいものとし
ており、この搬入順序の確認に労力と時間とを必要とす
る課題を有している。
【0008】さらに、セグメントのホイストクレーンに
よる荷下ろし作業及びバッテリー機関車の運転も危険性
を伴うのは無論であるが、ホイストクレーンでの搬送は
セグメントが不安定に吊り下げられているため、揺れた
りして作業者との接触事故も想定できるものである。
【0009】さらに、作業工程に多くの人手が介入する
ことは、相当な時間的余裕を設定しておかないと各種の
事故の原因ともなりかねず、その結果、効率よくセグメ
ントを搬入することが困難で、トンネルのスピード施工
化の大きな阻害原因となっているものである。
【0010】そこで本発明は上記課題にかんがみなされ
たもので、必要なセグメントのみを順次所定場所まで搬
入できる、省力的で、効率的なセグメント搬入装置を提
供することを目的としたものである。
【0011】さらに本発明のもう一つの目的は、途中積
み換えを必要とせずエレクターで把持可能な部位までセ
グメントを自動的に搬入可能となすものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的に沿い、先述
特許請求の範囲を要旨とする本発明の構成は、前述課題
を解決するために、既設トンネルT内に発進立坑または
発進口部位からエレクター20を有したシールド機10
の後方部位まで夫々自走式セグメント搬入台車40が走
行できる上段側レール31と下段側レール32とを上下
二段に敷設し、上記両レール31,32の先端側には、
上記セグメント搬入台車40が乗り込むことのできる長
さの延設レール51を設けた昇降台52を有し、この昇
降台52の昇降位置によってその延設レール51の後端
が、前記上段側レール31と下段側レール32とのいず
れかの先端に切り替え連結できるようになした昇降台車
50を設けてなる技術的手段を講じたものである。
【0013】また、「請求項2」の発明は、既設トンネ
ルT内に発進立坑または発進口部位からエレクター20
を有したシールド機10の後方部位まで夫々自走式セグ
メント搬入台車40が走行できる上段側レール31と下
段側レール32とを上下二段に敷設し、上記両レール3
1,32の先端側には、上記セグメント搬入台車40が
乗り込むことのできる長さの延設レール51を設けた昇
降台52を有し、この昇降台52の昇降位置によってそ
の延設レール51の後端が、前記上段側レール31と下
段側レール32とのいずれかの先端に切り替え連結でき
るようになした昇降台車50を設け、上記昇降台車50
には駆動源により回転し既設セグメントS1,S2,S
3・・・上を転動する車輪58,58,58・・・を設
け、両レール31,32の先端部位と既設セグメントS
1,S2,S3・・・の先端部位との間を自走可能とな
した技術的手段を講じたものである。
【0014】また、「請求項3」の発明は、既設トンネ
ルT内に発進立坑または発進口部位からエレクター20
を有したシールド機10の後方部位まで夫々自走式セグ
メント搬入台車40が走行できる上段側レール31と下
段側レール32とを上下二段に敷設し、上記両レール3
1,32の先端側には、上記セグメント搬入台車40が
乗り込むことのできる長さの延設レール51を設けた昇
降台52を有し、この昇降台52の昇降位置によってそ
の延設レール51の後端が、前記上段側レール31と下
段側レール32とのいずれかの先端に切り替え連結でき
るようになした昇降台車50を設け、上記昇降台車50
の先端側には、伸縮先端が既設セグメントS1,S2,
S3・・・の先端まで伸ばせるようになし基端部が下降
位置にある前記昇降台52の延設レール51を介して下
段側レール32の先端に連結するテレスコピック式伸縮
レール35を設置してなる技術的手段を講じたものであ
る。
【0015】なお、「請求項4」乃至「請求項6」の発
明は、セグメント搬入台車40の夫々の実施態様で、
「請求項4」新設用セグメントS0を一個又は上下に重
ねて数個を搭載するようになした基本的なセグメント搬
入台車40を、「請求項5」はトンネル軸方向に新設用
セグメントS0,S0,S0・・・を並べて搭載しこれ
を順次ベルトコンベヤー42で前方に移動するベルトコ
ンベヤー式セグメント搬送台車40aを、「請求項6」
はターンテーブル43とベルトコンベヤー42bとを併
用したターンテーブル付きベルトコンベヤー式セグメン
ト搬送台車40bを使用するものである。
【0016】
【作用】それ故、本発明セグメント搬入装置は、上段側
レール31がセグメント搬入台車40の往路として、下
段側レール32が該セグメント搬入台車40の復路とし
て(無論、上下逆でも実質的に相違はないが、本願では
一実施例として、上段側レール31が往路、下段側レー
ル32が復路として説明する。)使用でき、往路・復路
ともに複数台のセグメント搬入台車40(ベルトコンベ
ヤー式セグメント搬送台車40a又はターンテーブル付
きベルトコンベヤー式セグメント搬送台車40bであっ
てよいのは無論であるが、以下特に説明する場合を除い
て、これらを含めて単に「セグメント搬送台車40」と
いうことにする。)を同時に走行させることができ、順
次走行してくる往路(上段側レール31)上の複数台の
セグメント搬入台車40,40,40・・・にセグメン
トをストックできる作用を呈するものである。
【0017】そして、昇降台52が上昇位置にあると、
その延設レール51は上段側レール31に連結するの
で、新設用セグメントS0を搭載したセグメント搬入台
車40は昇降台車50上にまで進入できることになり、
昇降台車50上で新設用セグメントS0を従来のホイス
トクレーン等に積み換えたら、昇降台52を下降させ、
空になったセグメント搬入台車40を下段側レール32
上を走行させ、該昇降台52は再び上昇させて、上段側
レール31上に次に待機するセグメント搬入台車40の
進入に備える。したがって、セグメント搬入台車40の
往復走行を待たず、順次所望の新設用セグメントS0
を、所定の位置にある昇降台車50上にスピーディーに
搬入できる作用を呈するものである。
【0018】そして、新設用セグメントS0が一度に多
量では無く、所望のものが順次搬入されるので、昇降台
車50からは従来のホイストクレーンの使用のみに限ら
れるものでは無く、「請求項2」では、上記昇降台車5
0には駆動源により回転して既設セグメントS1,S
2,S3・・・上を転動する車輪58,58,58・・
・を設け、両レール31,32の先端部位と既設セグメ
ントS1,S2,S3・・・の先端部位との間を自走可
能となしてあるので、この昇降台車50の自走によっ
て、新設用セグメントS0をエレクター20によって把
持可能な既設セグメントS1,S2,S3・・・の最先
端部位まで搬入できる作用を呈するものである。
【0019】さらに、「請求項3」の発明では、昇降台
車50の先端側には、伸縮先端が既設セグメントS1,
S2,S3・・・の先端まで伸ばせるようになし基端部
が下降位置にある前記昇降台52の延設レール51を介
して下段側レール32の先端に連結するテレスコピック
式伸縮レール35を設置してなるので、この伸縮レール
35上までセグメント搬入台車40を走行させること
で、新設用セグメントS0をエレクター20によって把
持可能な既設セグメントS1,S2,S3・・・の最先
端部位まで搬入できる作用を呈するものである。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付図面にしたがっ
て詳細に説明する。図中、10が従来公知なシールド
機、Tがこのシールド機10によって掘削された既設ト
ンネル、S1,S2,S3・・・が該既設トンネルTの
覆工用の既設セグメントである。
【0021】上記シールド機10は土圧式シールド方
式、泥水シールド方式、その他のトンネル掘進方式のい
ずれを使用してもよいが、「図1」乃至「図4」の右側
の立坑(図示せず)より掘進を開始し「図1」乃至「図
4」の左側に向けてトンネルを掘進するものとする。
【0022】上記シールド機10による掘進は、先端側
(「図1」乃至「図4」左側)のカッターディスク11
を回転し、既設の覆工用セグメントS1,S2,S3・
・・を反力受けとするシールドジャッキ(図示せず)で
推進力を得て掘進を行い、一定の距離の掘進が終了する
と、掘進を一時中断してシールド機10の後方室B内の
シールドジャッキを縮退し、このシールドジャッキの縮
退によって生じた間隙に新設用セグメントS0,S0,
S0・・・をリング状に組み立て、その後、新たに組み
立てられたセグメントリングを上記最先端の既設セグメ
ントS1とみなし、シールド機10による掘進を再開す
るようになっているのは従来と同じである。また、図で
は省略したが、掘削したズリと称する掘削土砂は、泥水
排泥管やズリトロと称される排泥台車等の従来公知な排
泥装置で地上に搬出するのも従来と同じである。
【0023】また、上記シールド機10の後方室B内に
は新設用セグメントS0を把持して所定の位置に移動・
設置し、複数分割状の新設用セグメントS0,S0,S
0・・・をリング状に組み立てるためのエレクター20
が配置されるのも従来と同じである。
【0024】上記エレクター20はシールド機10の後
方室B内に、エレクター本体21を固定し、このエレク
ター本体21に、該シールド機10の中心軸(通常、ト
ンネル軸と同軸で以下、単に「トンネル軸」という。)
を回転中心軸として図示しない駆動源で回動するように
なした回転体24を配設し、この回転体24にトンネル
軸と直交方向に進退するロッド25aを有したシリンダ
ー25を取り付け、このシリンダー25(ロッド25
a)の先端側には新設セグメントS0を把持する把持装
置23を取り付けてあるのは従来と同じである。
【0025】なお、上記把持装置23は一般的に通常把
持装置と称してはいるが、新設セグメントS0を着脱可
能に保持できるものであれば、係止、握持、挟持、磁力
または負圧吸引力による吸着等いずれの方式を採用して
もよく、従来は「図14」に示す螺着方式と、「図1
5」に示す係合方式とが一般的に採用されており、本発
明も無論これらの方式を採用すればよい。
【0026】上記「図14」に示す螺着方式は、予め新
設用セグメントS0の内面中央部位に保持用のナットS
1を埋設しておき、把持装置23としては先端に適宜駆
動源によって回転するボルト23aを突設しておき、こ
のボルト23aを新設用セグメントS0に埋設しておい
たナットSaに螺合することで把持装置23により新設
セグメントS0を保持できるようになしてある。
【0027】また、上記「図15」に示す係合方式は、
中子式と称されている内面に凹部Sb,Sb,Sb,・
・・を有した新設用セグメントS0に使用されるもの
で、この凹部Sbの立ち上がり側壁部Sdに予め該新設
用セグメントS0の中心軸と平行方向の係止用孔Sc,
Sc,Sc・・・を設けておき、把持装置23としては
先端に上記凹部Sbに嵌入する把持箱部23bを設け、
この把持箱部23b内にはソレノイド等の適宜駆動源に
よって先端が該把持箱部23bの側面から出入する係止
爪23c,23c,23c・・・を収納し、該係止爪2
3c,23c,23c・・・を前記係止用孔Sc,S
c,Sc・・・内に係入させることで把持装置23によ
り新設用セグメントS0を保持できるようになしてあ
る。
【0028】上記エレクター20は、通常、回転体24
に水平方向レール26を設け、把持装置23はこの水平
レール26に案内されてトンネル軸方向に、図示しない
駆動源によって移動可能となしてあるが、本発明ではこ
の移動距離が従来に比較して大きいものを使用する場合
があり、その詳細は後記する。
【0029】そして本発明は、既設トンネルT内に立坑
からエレクター20を有したシールド機10の後方部位
(この後方部位とはシールド機10の後方適宜な距離部
位を意味し、この距離は特に限定されるものではな
い。)まで夫々自走式セグメント搬入台車40が走行で
きる上段側レール31と下段側レール32とを上下二段
に敷設してある。
【0030】上記上段側レール31と下段側レール32
とは、従来のバッテリー機関車用のレールと同様なもの
を使用すればよく、夫々一対のレール体を平行に固定し
て敷設されるのは無論である。なお、この上段側レール
31と下段側レール32とはレール固定用の横桟31
a,31a,31a・・・を既設トンネルT内に固定
し、その上に敷設するが、下段側レール32は既設トン
ネルTの床面に直接敷設しても無論差し支えないもので
ある。
【0031】また、上記自走式セグメント搬入台車40
は「図8」に最も明らかに示すように、台車本体41の
底面に両レール31,32上を転動する車輪45,4
5,45・・・を有し、この車輪45は走行用に搭載さ
れた駆動源47によって回転(正逆転)され、該セグメ
ント搬入台車40は上段側レール31と下段側レール3
2(後記、延設レール51及び伸縮レール35を含む)
に案内されて自走するようになしてある。
【0032】なお、上記走行用の駆動源47は図示はし
ていないが走行位置検出センサー等で制御され無人自動
運転、あるいはリモートコントローラで遠隔運転される
ようになしてある。また、上記走行用の駆動源47に
は、障害物検出装置を取り付け、障害物を検知すると自
動的に停車するようになしておくことが、特に無人運転
に際しては望ましい。
【0033】上記このセグメント搬入台車40は、基本
的には「図8」に最も明らかに示すように、その上に新
設用セグメントS0を一つ乗せるか、あるいは、複数個
(図では2個)を上下に積み重ねて乗せるようになせば
よいが、そのほかに種々の実施態様が想定できるので、
以下にその実施態様例の詳細を説明する。なお、この
「図8」例のセグメント搬入台車40の載荷台となる上
面は平面となしてあるが、新設用セグメントS0を安定
的に保持するため一部湾面となしたり、新設用セグメン
トS0の下面を支承するための図示しない下面受け突起
等を適所に設けておいてもよいのは無論である。
【0034】なお、「図8」のセグメント搬入台車40
の上面には、図示しないターンテーブルを設けておくこ
とも望ましく、このターンテーブル上に新設用セグメン
トS0を搭載し、この新設用セグメントS0の方向転換
を可能となしておくことも望ましいものである。
【0035】「図9」及び「図10」に示したベルトコ
ンベヤー式セグメント搬入台車40aの実施例は、長手
方向に回動するベルトコンベヤー42を有し、このコン
ベヤー42上に一リング分または複数個の新設用セグメ
ントS0,S0,S0・・・をトンネル軸方向に並べて
乗せる(「図4」では、二組の新設用セグメントS0を
トンネル軸方向に並べたものを示しているが、全体をさ
らに長尺にしてさらに多くの個数を並置するようになし
てもよいのは無論である。)ことができるようになして
ある。なお、このベルトコンベヤー式セグメント搬入台
車40aも自走式となしてあるのは無論である。
【0036】上記ベルトコンベヤー42は「図9」「図
10」に示すように通常のベルトコンベヤー、すなわ
ち、台車本体41の前端と後端とにローラ46,46を
設け両ローラ46,46に無端ベルトを掛けたものを使
用すればよく、このベルトコンベヤー42は図示しない
駆動源により回動し、その上に載せた新設用セグメント
S0,S0,S0・・・を順次先端方向(正逆転可能と
することが、移送位置調整のために望ましいこともあ
る。)に移動するようになしてある。また、このベルト
コンベヤー42は無端ベルトに代えてチェーンループを
使用してもよいもので、従来公知なチェーンコンベヤー
を含むものである。
【0037】なお、新設用セグメントS0,S0,S0
・・・は重量物である場合が多く、上記コンベヤー42
はベルトの下面側に回転自在なローラを狭い間隔でその
送り方向に向けて並置して載荷能力を高めておくことが
望ましく、また、チェーンコンベヤーを使用する場合も
多数のスプロケットを使用したり、多数の回転自在なロ
ーラとの組み合わせで使用して載荷能力を高めておくこ
とが望ましいものである。
【0038】通常新設用セグメントS0は小径トンネル
用ではトンネル径をキーセグメントを含めて4〜5分割
程度になしたものであるから、新設用セグメントS0の
湾曲中心軸をトンネル中心軸と平行方向にして搬入する
ことが、既設トンネルTの内径と新設用セグメントS0
の全長との差があまりなくなるので搬送に充分な空間を
確保できず難しくなる。そこでこのような場合は「図
1」乃至「図4」に示すように、新設用セグメントS0
の湾曲中心軸をトンネル中心軸とは直交方向に向くよう
にして、言い換えるなら新設用セグメントS0のリング
幅方向をトンネル中心軸と直交方向に向けてベルトコン
ベヤー42上に載せるものとする。
【0039】なお大径トンネルの場合は新設セグメント
S0はその分割数が通常大きいので、さらには分割数が
仮令少なくてもトンネル内径とセグメント周方向の長さ
との比が大きくなり充分余裕を持って搬入できるので、
「図18」に示すように新設用セグメントS0の湾曲中
心軸をトンネル中心軸と平行方向にしてベルトコンベヤ
ー42上載せてもよい。そして、このように新設セグメ
ントS0を載せる場合は、「図18」に示すようにベル
トコンベヤー42はそのベルト下面側に配置する両側の
回転自在なローラ48,48をV字状に傾斜させベルト
が新設セグメントS0,S0,S0・・・の湾曲に適合
した湾曲率を有する断面樋形となすのが安定的に該新設
用セグメントS0,S0,S0・・・を搭載・移動する
のに望ましい。
【0040】上記のように長手方向に回動するベルトコ
ンベヤー42を有しセグメント搬入台車40は、該ベル
トコンベヤー42を回動することで、順次その上の新設
用セグメントS0,S0,S0・・・を先端側に送るご
とができ、また、もう一つの機能として全体が長尺とな
ることでバランスを保ったままその先端側の一部を既設
セグメントS1,S2,S3・・・の先端よりさらに先
方(「請求項3」の発明では、後記伸縮レール35の先
端よりさらに先方)に突出(「図4」参照)し、先端側
の新設セグメントS0を従来のエレクター20で把持で
きる部位まで搬入できることであるが、この機能に関し
ては後記することにする。
【0041】そして、上記ベルトコンベヤー42は作業
者が該コンベヤー42の駆動源の電源スイッチを操作
し、ベルトコンベヤー42上の新設用セグメントS0を
目視しながらベルトコンベヤー式セグメント搬入台車4
0a上の所望の位置まで移動するようになしてもよい
が、該駆動源を制御盤で制御(一度の回動距離を一定と
なすか、移動した新設用セグメントS0をセンサーで検
出して該駆動源を停止する等する。)して新設用セグメ
ントS0の移動距離(送り量)を所定に設定するように
なしてもよいのは無論であり、該ベルトコンベヤー42
による送り量を自動制御する場合も、後記するエレクタ
ー20との相互位置等の微調整が必要な場合も想定され
るので、自動制御に優先する微調整手動スイッチも予備
的に付設しておくことも望ましいことである。
【0042】また、「図11」及び「図12」に示した
ターンテーブル付きベルトコンベヤー式セグメント搬入
台車40bの実施例は、先端側にターンテーブル43を
設け、このターンテーブル43にセグメントを取り込む
ための取込用コンベヤー44を設け、さらに、このター
ンテーブル43の後方にトンネル軸方向に並べて乗せた
複数の新設用セグメントS0,S0,S0・・・を該順
次ターンテーブル43上に送り出すベルトコンベヤー4
2bを設け、かつ駆動源を搭載して該レール31,32
上を往復走行できるようになしてある。
【0043】すなわち、前記したように新設用セグメン
トS0を既設トンネルT内に搬入する場合、既設トンネ
ルTの内径が新設用セグメントS0の円弧長に比べて充
分長くない場合、該新設用セグメントS0の長手方向と
なる円弧長方向をトンネル軸方向に、短手方向となるセ
グメント幅方向をトンネル径方向に向け(すなわち、新
設用セグメントS0の湾曲中心軸をトンネル軸と直交方
向に向ける)て搬入せざるを得ない場合がある。しか
し、この方向で搬入した新設用セグメントS0はエレク
ター20で設置する場合は湾曲中心軸とトンネル軸とを
同軸にしなくてはならず、新設用セグメントS0の方向
転換が必要となる。
【0044】上記新設用セグメントS0の方向転換はエ
レクター20で新設用セグメントS0を把持した後に行
うことも可能であるが、エレクター20の把持装置23
の軸を昇降化に及び回転可能、さらにはトンネル軸方向
に移動可能となすとその構造が複雑となるのと、前記し
たように先端部を一部せり出す際のせり出し量(「図
4」参照)を大きく設定しなくてはならないので、本発
明ではターンテーブル付きベルトコンベヤー式搬入台車
40b上で方向転換を行うようになしてある。
【0045】そこで、このターンテーブル付ベルトコン
ベヤー式セグメント搬入台車40bは、台車本体41の
先端側にターンテーブル43を設けてある。このターン
テーブル43は駆動源43bによって回動する天板43
aを有し、この天板43a上に載せた新設用セグメント
S0を天板43aと共に回動させるようになしてある。
なお、このターンテーブル43は90度回転すればよ
く、そのために回動ストッパーを設けたり、回転角度検
出センサーを設けて90度の範囲で往復回動するように
なしておくとよい。
【0046】また、上記天板43aには横方向より送り
込まれる新設用セグメントS0を取り込む取込用コンベ
ヤー44が設けられ、この取込用コンベヤー44は、図
示例では天板43aに一部がその上方に突出する回転自
在なローラ体44a,44a,44a・・・を並置して
構成されたローラコンベヤーを使用している。そして、
この取込用コンベヤー44の使用目的は横方向から送り
込まれる新設用セグメントS0を天板46の中央上部に
案内するためのものであるから、該天板43aが待機位
置にある状態で、上記ローラ体44a,44a,44a
・・・を天板43aの後端側から中心近くまでの間に並
置すればよい。
【0047】なお、上記の取込用コンベヤー44は、図
とはことなり、各ローラ体44aの経を細くして間隔を
狭めて並置すると新設用セグメントS0の取り込みが円
滑に行える。また、この取込用コンベヤー44にローラ
コンベヤーを使用する場合、天板43aは「図11」
「図12」の状態で中央が低く左右が順次高くなるよう
に断面略V型となし、あるいは同図左側が低く中心より
多少左側に寄った位置にストッパー突起を突設するよう
になして新設用セグメントS0が天板43aの中央に確
実・容易に案内されるようになしておいてもよいもので
ある。
【0048】また、上記取込用コンベヤー44は通常の
ベルトコンベヤーに代えても無論差し支えないが、この
場合は該ベルトコンベヤの駆動装置と、ベルト回動量の
制御装置が必要となるもので、図示例のローラコンベヤ
ーを使用した方が構造が簡略化できるものである。
【0049】なお、上記ターンテーブル43の後方に設
けるベルトコンベヤー42b、台車本体41の走行機構
は前記ベルトコンベヤー式セグメント搬入台車40aと
同様なものを使用すればよいので説明を省略する。
【0050】そして、上記両レール31,32の先端側
には、上記セグメント搬入台車40が乗り込むことので
きる長さの延設レール51を設けた昇降台52を有し、
該昇降台52の昇降位置によってその延設レール51の
後端が、前記上段側レール31と下段側レール32との
いずれかの先端に切り替え連結できるようになした昇降
台車50を設けてなる。
【0051】上記昇降台50は、「図18」に最も明ら
かに示すように、台車本体50aに車輪58,58,5
8・・・を設けてあり、坑内を移動できるようになして
ある。なお、この昇降台車50の移動は図示しない駆動
源を搭載した自走式または他走式のいずれを使用しても
よい(「請求項2」の場合は自走式を使用する。)もよ
いものである。
【0052】上記昇降台車50に設けた昇降台52は、
「図16」または「図18」に示すように該昇降台52
に駆動源53とピニオン54とを設け、一方台車本体5
0aにラック55,55,55・・・を設けて、昇降台
52はこのラック55に案内されて昇降するようになし
てあるが、無論その他の方法で昇降台52を昇降するよ
うになしてもよく、「図17」例ではX字状に交叉して
軸57で交叉部を枢着したリンク56,56の一端を昇
降台52と台車本体51とに夫々枢着し、両リンク5
6,56の他端は昇降台52と台車本体51とに摺動可
能に連結し、一方のリンク56の途中と台車本体51と
の間には油圧シリンダー59を介装してなるパンタグラ
フ式の昇降装置を使用している。
【0053】上記ラック式及びパンタグラフ式の昇降装
置は、共に昇降台52をできるだけ低い位置にまで下降
できるようになしたもので、通常エレクター20はトン
ネルの底面で新設用セグメントS0を把持するようにな
しているため、このエレクター20で把持し易いよう考
慮する必要があり、昇降台52の下部にあまり昇降装置
を配置することは望ましくないためである。したがっ
て、図示しないその他の昇降装置としては昇降台52を
吊り下げて昇降する方法が好適で、チェーンで吊り下げ
たり、シリンダー本端を上方に固定した油圧シリンダー
で吊り下げるようになすとよい。
【0054】そして、上記昇降台52には、セグメント
搬入台車40が乗り込むことのできる長さの延設レール
51を設けてあり、この延設レール51は昇降台52の
昇降位置によってその延設レール51の後端が、前記上
段側レール31と下段側レール32とのいずれかの先端
に切り替え連結できるようになしてあるので、昇降台5
2を上昇させ延設レール51と上段側レール31とを連
結しておけば、セグメント搬入台車40は昇降台車50
上にまで乗り入れることができる。なお、このセグメン
ト搬入台車40が新設用セグメントS0,S0,S0・
・・を多数並べ搭載する長尺なものを使用する場合は、
該長尺なセグメント搬入台車40の全体が乗り込むこと
のできる長さの延設レール51を設け、かつ、当然該昇
降台52及び台車本体50aもセグメント搬入台車40
の長さに適合させた長さとなすのは無論である。
【0055】昇降台車50までセグメント搬入台車40
を乗り入れたら、その上の新設用セグメントS0は「図
1」に示すようなホイストクレーン60、図示しないロ
ーラコンベヤー等の従来法で搬送すればよい。すなわ
ち、昇降台車50よりは従来法のセグメント搬送手段を
使用すればよいが、この場合でも、昇降台車50は所定
の位置にあってその定位置に、順次所定の新設用セグメ
ントS0が順番に搬送されてくるので、省力化には充分
効果的で、セグメント組立のスピード化にも大きく貢献
できるものである。
【0056】しかし、上記昇降台車50よりホイストク
レーン60に積み換える作業は煩雑に変わりはないの
で、この積み換えを省略することが望ましい。幸い本発
明は定位置にある昇降台車50に順次セグメント搬入台
車40が乗り込むため、その後該セグメント搬入台車4
0又は該セグメント搬入台車40上の新設用セグメント
S0をエレクター20で把持可能な場所まで自動的に搬
送することは比較的容易で、以下にそのための構成を説
明する。
【0057】先ず、第一の構成は「請求項2」の発明に
該当するもので、上記昇降台車50には図示しない駆動
源により回転し既設セグメントS1,S2,S3・・・
上を転動する車輪58,58,58・・・を設け、両レ
ール31,32の先端部位と既設セグメントS1,S
2,S3・・・の先端部位との間を自走可能となしてあ
る。
【0058】上記昇降台50の自走も、移動位置センサ
ー等で制御された無人運転、あるいはリモートコントロ
ーラによる遠隔操作で行えばよい。
【0059】そして、昇降台車50上にセグメント搬入
台車40を乗り込ませたら、該昇降台車50を既設セグ
メントS1,S2,S3・・・上を走行させることで、
「図2」に破線で示すようにセグメント搬入台車40乃
至その上の新設用セグメントS0を最先端の既設セグメ
ントS1の上方まで搬入できることになる。なお、この
際に昇降台52は下降させておく。
【0060】新設用セグメントS0を最先端の既設セグ
メントS1の上方まで搬入したら、これをエレクター2
0で直接把持すればよいが、従来のエレクター20では
最先端の既設セグメントS1の上方部位に位置する新設
用セグメントS0を直接把持することはできない。ちな
みに、従来のエレクター20は把持装置23をトンネル
軸方向に移動可能となしてあると前記したが、その移動
範囲は数cm乃至40cm程度であるため、幅1m程度
あるセグメントには対処できないからである。
【0061】そこで、セグメント搬入台車40で搬入さ
れた新設用セグメントS0を、該セグメント搬入台車4
0上より直接エレクター20で把持するには以下の方法
が採用できる。第一の方法はエレクター20の把持装置
23をトンネル軸方向に移動可能となす範囲を従来より
拡大することで、把持装置23の移動可能範囲を新設用
セグメントS0の幅以上となすことで最先端の既設セグ
メントS1の上方に位置する新設用セグメントS0をエ
レクター20で直接把持可能となせばよい。
【0062】具体的には「図2」「図3」例はエレクタ
ー20の回転体24より突出した水平レール26に把持
装置23を「図2」に示す距離L1の範囲で移動可能に
取り付けてなるもので、この方式は従来のエレクター2
0も該水平アーム26を有していたのでこの水平アーム
26を所定距離長くしたものを使用し、かつ、図では省
略したが把持装置23をトンネル軸方向に移動させる駆
動源(通常、油圧シリンダーが使用されるが、駆動輪、
チェーンまたはベルト等の駆動機構を使用してもよ
い。)もその移動範囲に適応できるものを使用すればよ
い。
【0063】また、「図14」実施例は前記回転体24
に回転に油圧シリンダー27をトンネル軸方向に固定し
て取り付け、この油圧シリンダー27のロッド27aの
先端に垂直方向のシリンダ−25を介して把持装置23
を取り付けたもので、上記水平レール26を長くしたと
の同様な機能を該油圧シリンダー27のロッド27aの
進退で実現している。
【0064】新設用セグメントS0をエレクター20で
把持し、空となった昇降台車50は上段側レール31と
下段側レール32の先端側に戻り、セグメント搬入台車
40は下段側レール32上を走行して立坑側に戻り、次
に昇降台52を上昇させ、次のセグメント搬入台車40
の乗り入れを可能とすることで、該昇降台車50の一工
程が終了し、この工程を必要時に繰り返せばよい。
【0065】上記のごとく昇降台車50を走行させるこ
とで人手による新設用セグメントS0の積み換え作業は
全く不要となすことが可能となり、立坑側で積み込んだ
新設用セグメントS0は自動的に覆工場所に搬入して設
置することができるものである。
【0066】新設用セグメントS0をエレクター20で
把持可能な場所まで自動的に搬送する次の構成は、「請
求項3」の発明に該当するもので、エレクター20は従
来のものを使用し、昇降台車50乃至セグメント搬入台
車40の一部を最先端の既設セグメントS1よりさらに
前方までせり出すようになす。昇降台車50が「図1」
「図2」のようにその全長が短い場合はこのせり出しは
不可能であるが、昇降台車50の全長を長く設定してお
けばその一部を最先端の既設セグメントS1よりさらに
前方までせり出すことが可能となるもので、この点につ
いては詳細を以下に説明する。
【0067】すなわち、前記昇降台50を走行させる方
法に代え「請求項3」の発明は、セグメント搬入台車4
0を昇降台車50よりさらに前方まで走行させるように
なしたもので、上記走行台車50の前方には、伸縮先端
が既設セグメントS1,S2,S3・・・の先端まで伸
ばせるようになし基端部が下降位置にある前記昇降台5
2の延設レール51を介して下段側レール32の先端に
連結するテレスコピック式伸縮レール35を設置してな
る。
【0068】上記テレスコピック式伸縮レール35は、
「図5」乃至「図7」に示すように、基端側レール35
aとこの基端側レール35aの内側または外側にテレス
コピック式に抜き差し可能となした伸縮側レール35b
とで構成され、この基端側レール35aと伸縮側レール
35bとの双方には既設セグメントS1,S2,S3・
・・の内底面上を転動する複数の転車35c,35c,
35c・・・を夫々設けてトンネル軸方向に移動可能と
なしてある。
【0069】図示例において、上記基端側レール35a
は、「図7」に最も明らかに示すように、下面を開口3
3した断面矩形パイプ状のものを使用し、下面開口33
の両側に転車35c,35c,35c・・・を取り付け
てある。そして、伸縮側レール35bは一回り小さい断
面矩形パイプ上のものを使用し、この伸縮側レール35
bの下面中央には前記基端側レール35aの下面開口3
3より下方に突出する転車35c,35c,35c・・
・を設けてある。
【0070】なお、このテレスコピック式伸縮レール3
0aも、一対のレール体を平行に並べて形成されるのは
無論で両平行レール間は伸縮に使用がないように連結ア
ーム34,34,34・・・で連結しておくと、平行度
を確保できてよい。
【0071】なお、上記基端側レール35aの基端は図
では明示していないが螺子止め、ピン止め等の適宜手段
で固定部位に着脱可能に固定され、伸縮側レール35b
は、その先端を既設セグメントS1,S2,S3・・・
の最先端に適合させると共に、該既設セグメントS1,
S2,S3・・・に通常配設される真円保持装置Cに係
合等の適宜手段で連結され、この基端側レール35aと
伸縮側レール35bとは転車35c,35c,35c・
・・を有するも常時は伸縮(移動)しないようになし、
新設用セグメントS0を組み終えて該真円保持装置Cを
前進させる際に伸縮側レール35bが転車35c,35
c,35c・・・によって共に前進するようになしてあ
る。
【0072】そしてこの伸縮側レール35bが最大量ま
で伸びたら基端側レール35aの固定を解き、該基端側
レール35aを前進させ、そこにできた間隙部の距離分
昇降台車50を前進させ、昇降台車50の前進よって生
じた間隙部に新たな上段側レール31と下段側レール3
2とを継ぎ足すようになしてある。
【0073】上記伸縮レール35の設置により、セグメ
ント搬入台車40を昇降台車50よりさらに前方まで走
行させることが可能となり、先ず、昇降台車50上にセ
グメント搬入台車40が乗り入れ停止すると、昇降台5
2を下降させ、次に、該セグメント搬入台車40を伸縮
レール35上を走行させることで、このセグメント搬入
台車40は「図3」に破線で示すように既設セグメント
S1,S2,S3・・・の最先端まで進行させることが
できる。
【0074】セグメント搬入台車40を既設セグメント
S1,S2,S3・・・の最先端まで進行させたら、新
設用セグメントS0をエレクター20で把持すればよい
のは前記したとおりであるが、「図4」では該セグメン
ト搬入台車40を既設セグメントS1,S2,S3・・
・の最先端よりさらに前方部位に一部がせり出す位置ま
で進行させるようになしてある。
【0075】上記のようにセグメント搬入台車40を伸
縮レール35よりせり出すには、該セグメント搬入台車
40のせり出し部下方に間隙を生じバランスを崩すおそ
れを有するので、バランスを保つ工夫が必要となる。
【0076】先ず、第一の工夫はセグメント搬入台車4
0を長尺のものを使用することで、充分長尺のセグメン
ト搬入台車40であれば一部がせり出してもバランスは
崩れない。
【0077】第二の工夫はセグメント搬入台車40の後
部に図示しないバランスウエイトを設けることで、この
バランスウエイトで前方の車輪45が浮くことで全体が
傾く原因となることを防止する。
【0078】第三の工夫は、車輪45が伸縮レール35
のレール面の下面側に対向車輪(図示せず)を有する形
状となし、車輪45がレール面より浮き上がるのを防止
する。
【0079】そして、第四の工夫は、「図4」に示した
ようにセグメント搬入台車40の前方の車輪45aを一
定の圧力を受けるまで自動的に昇降するようになし、該
車輪45aが伸縮レール35の前方にせり出すと、この
車輪45aは自動的に下降してシールド機20の内周面
に所定の載荷能力を有するように圧接するようになして
ある。なお、これらの工夫は必要に応じて使用すれば、
「図4」に破線で示すように該セグメント搬入台車40
のせり出しが可能となり、従来のエレクター20でも新
設用セグメントS0を把持できる状態となすことができ
る。
【0080】新設用セグメントS0をエレクター20で
把持し、空となったセグメント搬入台車40は逆走さ
せ、下降している昇降台52の延設レール51と下段側
レール32上を立坑側に向けて走行させる。昇降台52
部位をセグメント搬入台車40が通過したら昇降台52
を上昇させ、次のセグメント搬入台車40の乗り入れを
可能とし、この工程を必要時に繰り返せばよい。
【0081】したがって、この伸縮レール35の設置に
より人手による新設用セグメントS0の積み換え作業は
全く不要となすことが可能となり、立坑側で積み込んだ
新設用セグメントS0は自動的に覆工場所に搬入して設
置することができるものである。
【0082】
【発明の効果】本発明は上記のごときで、セグメント搬
入台車40の往路を上段側レール31とし、復路と下段
側レール32として夫々別個に用意したので、所望な時
に所望の新設用セグメントS0を順次搬入でき、しかも
両レール31,32上に複数台のセグメント搬入台車4
0を待機させることができ、省力的で、スピーディーな
セグメント組み立てに対処できるセグメント搬入装置を
提供できるものである。
【0083】さらに、本発明は昇降台車50を使用する
ことで、セグメント搬入台車40を上段側レール31と
下段側レール32と円滑に切り替え走行させることがで
きるものである。この往路と復路との切り替えは、坑内
で狭い場所であるという条件と、搬送物である新設用セ
グメントが重量物であるという条件があり、平面上で切
り替えることはそのためのスペースが確保しずらく、傾
斜軌道の傾斜変更切り替えは昇降台車50が傾斜して新
設用セグメントS0の荷崩れのおそれを有するが、本発
明の昇降台車50は、スペースも少なくてすみ、かつ、
新設用セグメントS0の荷崩れも無いセグメント搬入装
置を提供できるものである。
【0084】さらに、「請求項2」の本発明は、上記昇
降台車50を自走式となしたので、新設用セグメントS
0を搬入台車40で直接エレクター20で把持できる部
位まで搬入でき、新設用セグメントS0の自動搬入が可
能なセグメント搬入装置を提供できるものである。
【0085】さらに、「請求項3」の発明は、伸縮レー
ル35を設置したので、同じく新設用セグメントS0を
搬入台車40で直接エレクター20で把持できる部位ま
で搬入でき、新設用セグメントS0の自動搬入が可能な
セグメント搬入装置を提供できるものである。
【0086】さらに「請求項5」のベルトコンベヤー式
セグメント搬入台車40aを使用すると、一度に一リン
グ分の新設用セグメントS0を用意(必ずしも一リング
分を同時に用意する必要性は無く、一リングの半分量等
適宜数の新設用セグメントS0を用意してもよい。)で
き、かつ、その新設用セグメントS0を順次ベルトコン
ベヤー42でエレクター20で把持できる部位に移動で
きるので、一リングのセグメントリング組み立て作業に
充分新設用セグメントS0の供送が間に合い、よりスピ
ーディーなトンネル掘進施工に大きく貢献できるセグメ
ント搬入装置を提供できるものである。
【0087】さらに、「請求項6」のターンテーブル付
ベルトコンベヤー式セグメント搬入台車40aを使用す
ると、新設用セグメントS0の方向転換もでき、さらに
効率的なセグメント搬入装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明セグメント搬入装置の一実施例を示す一
部断面正面図である。
【図2】本発明セグメント搬入装置の、別の実施例を示
す一部断面正面図である。
【図3】本発明セグメント搬入装置の、さらに別の実施
例を示す一部断面正面図である。
【図4】本発明セグメント搬入装置の、さらに別の一実
施例を示す一部断面正面図である。
【図5】本発明に使用する伸縮レールの平面図である。
【図6】上記伸縮レールの正面図である。
【図7】上記伸縮レールの拡大縦断面図である。
【図8】本発明に使用するセグメント搬入台車の正面図
である。
【図9】本発明に使用するベルトコンベヤー式セグメン
ト搬入台車の平面図である。
【図10】上記ベルトコンベヤー式セグメント搬入台車
の正面図である。
【図11】本発明に使用するターンテーブル付ベルトコ
ンベヤー式セグメント搬入台車の平面図である。
【図12】上記ターンテーブル付ベルトコンベヤー式セ
グメント搬入台車の正面図である。
【図13】本発明に使用されるエレクターの別の実施例
断面図である。
【図14】エレクターのセグメント把持装置部の要部斜
視図である。
【図15】エレクターのセグメント把持装置部の要部斜
視図である。
【図16】本発明に使用する昇降台車の要部部分断面図
である。
【図17】本発明に使用する昇降台車の別の実施例要部
部分正面図である。
【図18】本発明に使用される昇降台車の別の実施例側
面図である。
【符号の説明】
T 既設トンネル 10 シールド機 20 エレクター 31 上段側レール 32 下段側レール 35 テレスコピック式伸縮レール 40 セグメント搬入台車 42 ベルトコンベヤー 43 ターンテーブル 50 昇降台車 51 延設レール 52 昇降台 58 車輪 S0 新設用セグメント S1 既設セグメント S2 既設セグメント S3 既設セグメント

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設トンネル(T)内に発進立坑または
    発進口部位からエレクター(20)を有したシールド機
    (10)の後方部位まで夫々自走式セグメント搬入台車
    (40)が走行できる上段側レール(31)と下段側レ
    ール(32)とを上下二段に敷設し、 上記両レール(31,32)の先端側には、上記セグメ
    ント搬入台車(40)が乗り込むことのできる長さの延
    設レール(51)を設けた昇降台(52)を有し、該昇
    降台(52)の昇降位置によってその延設レール(5
    1)の後端が、前記上段側レール(31)と下段側レー
    ル(32)とのいずれかの先端に切り替え連結できるよ
    うになした昇降台車(50)を設けてなるセグメント搬
    入装置。
  2. 【請求項2】 既設トンネル(T)内に発進立坑または
    発進口部位からエレクター(20)を有したシールド機
    (10)の後方部位まで夫々自走式セグメント搬入台車
    (40)が走行できる上段側レール(31)と下段側レ
    ール(32)とを上下二段に敷設し、 上記両レール(31,32)の先端側には、上記セグメ
    ント搬入台車(40)が乗り込むことのできる長さの延
    設レール(51)を設けた昇降台(52)を有し、この
    昇降台(52)の昇降位置によってその延設レール(5
    1)の後端が、前記上段側レール(31)と下段側レー
    ル(32)とのいずれかの先端に切り替え連結できるよ
    うになした昇降台車(50)を設け、 上記昇降台車(50)には駆動源により回転し既設セグ
    メント(S1,S2,S3・・・)上を転動する車輪
    (58,58,58・・・)を設け、両レール(31,
    32)の先端部位と既設セグメント(S1,S2,S3
    ・・・)の先端部位との間を自走可能となしたセグメン
    ト搬入装置。
  3. 【請求項3】 既設トンネル(T)内に発進立坑または
    発進口部位からエレクター(20)を有したシールド機
    (10)の後方部位まで夫々自走式セグメント搬入台車
    (40)が走行できる上段側レール(31)と下段側レ
    ール(32)とを上下二段に敷設し、 上記両レール(31,32)の先端側には、上記セグメ
    ント搬入台車(40)が乗り込むことのできる長さの延
    設レール(51)を設けた昇降台(52)を有し、この
    昇降台(52)の昇降位置によってその延設レール(5
    1)の後端が、前記上段側レール(31)と下段側レー
    ル(32)とのいずれかの先端に切り替え連結できるよ
    うになした昇降台車(50)を設け、 上記昇降台車(50)の先端側には、伸縮先端が既設セ
    グメント(S1,S2,S3・・・)の先端まで伸ばせ
    るようになし基端部が下降位置にある前記昇降台(5
    2)の延設レール(51)を介して下段側レール(3
    2)の先端に連結するテレスコピック式伸縮レール(3
    5)を設置してなるセグメント搬入装置。
  4. 【請求項4】 上記セグメント搬入台車(40)が、新
    設用セグメント(S0)を一個または複数積み重ねてそ
    の上に乗せるようになした「請求項1」乃至「請求項
    3」記載のセグメント搬入装置。
  5. 【請求項5】 上記セグメント搬入台車(40)が、長
    手方向に回動するベルトコンベヤー(42)を有し、こ
    のベルトコンベヤー(42)上に一リング分または複数
    個の新設用セグメント(S0,S0,S0・・・)をト
    ンネル軸方向に並べて乗せることができるようになした
    「請求項1」乃至「請求項3」記載のセグメント搬入装
    置。
  6. 【請求項6】 上記セグメント搬入台車(40)が、そ
    の先端側にターンテーブル(43)を、後端側に一リン
    グ分または複数個の新設用セグメント(S0,S0,S
    0・・・)をトンネル軸方向に並べて乗せることができ
    るベルトコンベヤー(42)を有し、かつ、ターンテー
    ブル(43)にはベルトコンベヤー(42)の回動によ
    って送り込まれる新設用セグメント(S0)を取り込む
    取込用コンベヤー(44)を設けてなる「請求項1」乃
    至「請求項3」記載のセグメント搬入装置。
JP02214694A 1994-01-20 1994-01-20 セグメント搬入装置 Expired - Fee Related JP3320885B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02214694A JP3320885B2 (ja) 1994-01-20 1994-01-20 セグメント搬入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02214694A JP3320885B2 (ja) 1994-01-20 1994-01-20 セグメント搬入装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07208096A true JPH07208096A (ja) 1995-08-08
JP3320885B2 JP3320885B2 (ja) 2002-09-03

Family

ID=12074731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02214694A Expired - Fee Related JP3320885B2 (ja) 1994-01-20 1994-01-20 セグメント搬入装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3320885B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013139667A (ja) * 2011-12-28 2013-07-18 Fukuda Corp リフト台車
JP2020148043A (ja) * 2019-03-14 2020-09-17 大成建設株式会社 資材輸送システムおよびリフト装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013139667A (ja) * 2011-12-28 2013-07-18 Fukuda Corp リフト台車
JP2020148043A (ja) * 2019-03-14 2020-09-17 大成建設株式会社 資材輸送システムおよびリフト装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3320885B2 (ja) 2002-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001200700A (ja) 小口径シールド用セグメント搬送方法および装置
JP7467734B1 (ja) 搬送装置、床版移動方法および床版取替方法
JPH07208096A (ja) セグメント搬入装置
JP3884825B2 (ja) 隧道構築用覆工セグメントの搬入システム
JP3892976B2 (ja) 隧道構築用覆工材の搬送システム
JP7467732B1 (ja) 搬送装置
JP7467731B1 (ja) 工事用設備の組立方法および工事用設備の解体方法
JP3303945B2 (ja) セグメント搬入装置
JP3300223B2 (ja) セグメント搬送方法及びセグメント搬送装置
JP3897514B2 (ja) セグメントの搬入方法
JP2662581B2 (ja) シールド工法における自動資材搬送方法
JP2588458Y2 (ja) セグメント類の搬送据付装置
JP3689165B2 (ja) 切り上がり掘削用の資機材搬送構造
JP2001152789A (ja) 小断面トンネルにおいて複線化を可能とするズリ搬出方法およびズリ搬出装置
JPH0220319Y2 (ja)
JP7467728B1 (ja) 搬送装置
JP7467730B1 (ja) 工事用設備
JP7467733B1 (ja) 搬送装置
JP7499383B1 (ja) 吊り治具
JP7467729B1 (ja) 搬送装置
JP4331058B2 (ja) シールドトンネルのセグメント積み替え搬送装置および搬送方法
JPH03177205A (ja) トンネルセグメントの一時保管・搬入設備
JP2000211707A (ja) 物品収容装置
JPH1061397A (ja) セグメント仮置き装置
CN119754819A (zh) 一种隧洞中出渣作业和立拱作业平行施工工法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090621

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees