JPH07208530A - 筒型減衰器の運動状態検出装置 - Google Patents
筒型減衰器の運動状態検出装置Info
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- JPH07208530A JPH07208530A JP1982394A JP1982394A JPH07208530A JP H07208530 A JPH07208530 A JP H07208530A JP 1982394 A JP1982394 A JP 1982394A JP 1982394 A JP1982394 A JP 1982394A JP H07208530 A JPH07208530 A JP H07208530A
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
- B60G17/019—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by the type of sensor or the arrangement thereof
- B60G17/01933—Velocity, e.g. relative velocity-displacement sensors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
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- B60G2204/10—Mounting of suspension elements
- B60G2204/11—Mounting of sensors thereon
- B60G2204/112—Mounting of sensors thereon on dampers, e.g. fluid dampers
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- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2400/00—Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
- B60G2400/25—Stroke; Height; Displacement
- B60G2400/252—Stroke; Height; Displacement vertical
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- B60G2401/00—Indexing codes relating to the type of sensors based on the principle of their operation
- B60G2401/17—Magnetic/Electromagnetic
- B60G2401/172—Hall effect
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 伸縮検出機構を小型化して筒型減衰器に一体
化でき、また可動部を持たず、経年変化がなく、信頼性
が高い運動状態検出装置を提供する。 【構成】 ピストンロッドに形成されこのピストンロッ
ドの周方向に一定かつ長手方向に一定ピッチλの交番磁
界を形成する永久磁石層と、軸方向へ略λ/4の位相差
をもつ2つの磁気抵抗素子で構成されキャップに取付け
られた磁気センサと、磁気抵抗素子の出力に基づいてピ
ストンとシリンダとの相対運動状態を検出する演算部と
を備える。
化でき、また可動部を持たず、経年変化がなく、信頼性
が高い運動状態検出装置を提供する。 【構成】 ピストンロッドに形成されこのピストンロッ
ドの周方向に一定かつ長手方向に一定ピッチλの交番磁
界を形成する永久磁石層と、軸方向へ略λ/4の位相差
をもつ2つの磁気抵抗素子で構成されキャップに取付け
られた磁気センサと、磁気抵抗素子の出力に基づいてピ
ストンとシリンダとの相対運動状態を検出する演算部と
を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筒型減衰器におけるピ
ストンロッドのシリンダに対する移動量や移動速度など
の運動状態を検出するための運動状態検出装置に関する
ものである。
ストンロッドのシリンダに対する移動量や移動速度など
の運動状態を検出するための運動状態検出装置に関する
ものである。
【0002】
【発明の背景】自動車や自動二輪車などの車両では、車
輪を支持するサスペンション機構の上下移動量や移動速
度などを検出して、車高調整をしたり、減衰力を制御し
たり、空気ばねのばね定数を制御するいわゆる電子制御
式サスペンションが知られている。
輪を支持するサスペンション機構の上下移動量や移動速
度などを検出して、車高調整をしたり、減衰力を制御し
たり、空気ばねのばね定数を制御するいわゆる電子制御
式サスペンションが知られている。
【0003】サスペンション機構の上下移動量あるいは
車高を検出するため、従来よりポテンショメータが広く
用いられている。この方法はばね下部分(車輪側)とば
ね上部分(ボデー側)との相対移動をリンク機構により
回転に変えてポテンショメータに入力するものである。
この回転入力に基づいてポテンショメータの電気抵抗が
変化するものである。
車高を検出するため、従来よりポテンショメータが広く
用いられている。この方法はばね下部分(車輪側)とば
ね上部分(ボデー側)との相対移動をリンク機構により
回転に変えてポテンショメータに入力するものである。
この回転入力に基づいてポテンショメータの電気抵抗が
変化するものである。
【0004】またサスペンション機構に用いる筒型減衰
器の伸縮速度あるいは伸縮量からサスペンション機構の
運動状態を検出する方法も公知である。例えばインダク
タンス式のリニヤセンサをピストンロッド内に設けたも
の(インダクタンス式)や、シリンダ内の油面の高さ変
化を電気容量の変化として検出するもの(容量式)があ
る。
器の伸縮速度あるいは伸縮量からサスペンション機構の
運動状態を検出する方法も公知である。例えばインダク
タンス式のリニヤセンサをピストンロッド内に設けたも
の(インダクタンス式)や、シリンダ内の油面の高さ変
化を電気容量の変化として検出するもの(容量式)があ
る。
【0005】
【従来技術の問題点】前記ポテンショメータを用いる方
法は、ポテンショメータやリンク機構をサスペンション
機構と別に設けなければならない。このため装置が大型
化し、これらの配設スペースを確保するのが困難になる
ばかりでなく、泥水などに対する対策も必要になり、構
造が複雑で耐久性にも問題があった。
法は、ポテンショメータやリンク機構をサスペンション
機構と別に設けなければならない。このため装置が大型
化し、これらの配設スペースを確保するのが困難になる
ばかりでなく、泥水などに対する対策も必要になり、構
造が複雑で耐久性にも問題があった。
【0006】インダクタンス式の場合にはピストンロッ
ド内にリニヤセンサが設けられるために、ピストンロッ
ドを介してピストンのオリフィス制御をする減衰力可変
式の減衰器には適用することができない。また圧力シー
ルが複雑で信頼性の低下を招き、電気配設の処理にも困
難性があった。
ド内にリニヤセンサが設けられるために、ピストンロッ
ドを介してピストンのオリフィス制御をする減衰力可変
式の減衰器には適用することができない。また圧力シー
ルが複雑で信頼性の低下を招き、電気配設の処理にも困
難性があった。
【0007】容量式の場合には、油量の管理を厳密に行
う必要が生じるために組立・調整が面倒であり、また油
量の経年変化が避けられないため信頼性が低くなる。さ
らに油に気泡が混入するのを避けねばならないから油質
の管理が面倒であり、応答性も悪いという問題があっ
た。
う必要が生じるために組立・調整が面倒であり、また油
量の経年変化が避けられないため信頼性が低くなる。さ
らに油に気泡が混入するのを避けねばならないから油質
の管理が面倒であり、応答性も悪いという問題があっ
た。
【0008】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、これら従来の方式の問題を解消し、伸縮検
出機構を小型化して筒型減衰器に一体化でき、また可動
部を持たず、経年変化がなく、信頼性が高い筒型減衰器
の運動状態検出装置を提供することを目的とする。
ものであり、これら従来の方式の問題を解消し、伸縮検
出機構を小型化して筒型減衰器に一体化でき、また可動
部を持たず、経年変化がなく、信頼性が高い筒型減衰器
の運動状態検出装置を提供することを目的とする。
【0009】
【発明の構成】本発明によればこの目的は、シリンダ内
を摺動するピストンにより前記シリンダ内に2つの油室
を画成し、前記ピストンが一端に固定されたピストンロ
ッドが、前記シリンダを塞ぐキャップを貫通している筒
型減衰器において、前記ピストンロッドに形成されこの
ピストンロッドの周方向に一定かつ長手方向に一定ピッ
チλの交番磁界を形成する永久磁石層と、軸方向へ略λ
/4の位相差をもつ2つの磁気抵抗素子で構成され前記
キャップに取付けられた磁気センサと、前記磁気抵抗素
子の出力に基づいて前記ピストンとシリンダとの相対運
動状態を検出する演算部とを備えることを特徴とする筒
型減衰器の運動状態検出装置により達成される。
を摺動するピストンにより前記シリンダ内に2つの油室
を画成し、前記ピストンが一端に固定されたピストンロ
ッドが、前記シリンダを塞ぐキャップを貫通している筒
型減衰器において、前記ピストンロッドに形成されこの
ピストンロッドの周方向に一定かつ長手方向に一定ピッ
チλの交番磁界を形成する永久磁石層と、軸方向へ略λ
/4の位相差をもつ2つの磁気抵抗素子で構成され前記
キャップに取付けられた磁気センサと、前記磁気抵抗素
子の出力に基づいて前記ピストンとシリンダとの相対運
動状態を検出する演算部とを備えることを特徴とする筒
型減衰器の運動状態検出装置により達成される。
【0010】
【実施例】図1は本発明の全体概略図、図2はピストン
ロッドとセンサとの相対位置を説明する図、図3は減衰
器の平面図、図4はそのIV−IV線断面図、図5はピスト
ン内の減衰力制御機構を示す図、図6は演算部を示す図
である。
ロッドとセンサとの相対位置を説明する図、図3は減衰
器の平面図、図4はそのIV−IV線断面図、図5はピスト
ン内の減衰力制御機構を示す図、図6は演算部を示す図
である。
【0011】図1、3、4において、符号10は外シリ
ンダ、12は内シリンダであり、これらは同軸に保持さ
れている。内シリンダ12の上端にはキャップ14の下
部が油密に装置され、このキャップ14の上部は外シリ
ンダ10の内面に密着している。
ンダ、12は内シリンダであり、これらは同軸に保持さ
れている。内シリンダ12の上端にはキャップ14の下
部が油密に装置され、このキャップ14の上部は外シリ
ンダ10の内面に密着している。
【0012】16は構造用鋼材で作られたピストンロッ
ドであり、キャップ14を貫通し、その下端には内シリ
ンダ12内を摺動するピストン18が取付けられてい
る。このピストン18は内シリンダ12内に2つの油室
20、22を画成する(図5参照)。なおピストン18
には後記リニヤソレノイド68による減衰力制御機構が
内装されているが、その構成は後記する。
ドであり、キャップ14を貫通し、その下端には内シリ
ンダ12内を摺動するピストン18が取付けられてい
る。このピストン18は内シリンダ12内に2つの油室
20、22を画成する(図5参照)。なおピストン18
には後記リニヤソレノイド68による減衰力制御機構が
内装されているが、その構成は後記する。
【0013】前記ピストンロッド16には、図2に示す
ように、永久磁石層24が形成されている。この永久磁
石層24は、ピストンロッド16の周方向には一定で長
さ方向に一定ピッチλの交番磁界を形成する。すなわち
この永久磁石層24は周期λでリング状に着磁したもの
であり、約30μmの硬質クロムメッキ層26により保
護されている。なおこの実施例では周期λは3〜5mm特
に4mmに設定されている。
ように、永久磁石層24が形成されている。この永久磁
石層24は、ピストンロッド16の周方向には一定で長
さ方向に一定ピッチλの交番磁界を形成する。すなわち
この永久磁石層24は周期λでリング状に着磁したもの
であり、約30μmの硬質クロムメッキ層26により保
護されている。なおこの実施例では周期λは3〜5mm特
に4mmに設定されている。
【0014】前記キャップ14の上にはリング状のセン
サユニット28が取付けられている。このセンサユニッ
ト28はピストンロッド16を挟んで等間隔に配置され
た2組の磁気センサ30(30a、30b、図3参照)
を硬質樹脂に埋め込み、この硬質樹脂製リングを金属カ
バー34、36で覆ったものである。
サユニット28が取付けられている。このセンサユニッ
ト28はピストンロッド16を挟んで等間隔に配置され
た2組の磁気センサ30(30a、30b、図3参照)
を硬質樹脂に埋め込み、この硬質樹脂製リングを金属カ
バー34、36で覆ったものである。
【0015】このセンサユニット28は、外シリンダ1
0の開口部からキャップ14の上面に当接させるように
圧入され、外シリンダ10の開口縁を4カ所内径側へか
しめることにより外シリンダ10に固定される。センサ
ユニット28にはさらにカバー38が被せられ、外シリ
ンダ10上部がゴムカバー40で覆われている。なお4
2はセンサユニット28の配線コードである。
0の開口部からキャップ14の上面に当接させるように
圧入され、外シリンダ10の開口縁を4カ所内径側へか
しめることにより外シリンダ10に固定される。センサ
ユニット28にはさらにカバー38が被せられ、外シリ
ンダ10上部がゴムカバー40で覆われている。なお4
2はセンサユニット28の配線コードである。
【0016】2組の磁気センサ30a、30bは、それ
ぞれ2個づつの磁気抵抗素子32A、32Bをピストン
ロッド16の軸方向へλ/4の位相差をもって固定した
ものである。各磁気センサ30a〜dの、磁気抵抗素子
32a、32bはピストンロッド16の長さ方向の同一
位置にあり、2個の素子32AのA相出力Aa 、Abの
合計出力At が増幅器44に入力される。また4個の素
子32BのB相出力Ba 、Bb の合計出力Bt が増幅器
46に入力される。合計出力At 、Bt は図2に示すよ
うにλ/4の位相差を持つ2相の擬似正弦波となる。
ぞれ2個づつの磁気抵抗素子32A、32Bをピストン
ロッド16の軸方向へλ/4の位相差をもって固定した
ものである。各磁気センサ30a〜dの、磁気抵抗素子
32a、32bはピストンロッド16の長さ方向の同一
位置にあり、2個の素子32AのA相出力Aa 、Abの
合計出力At が増幅器44に入力される。また4個の素
子32BのB相出力Ba 、Bb の合計出力Bt が増幅器
46に入力される。合計出力At 、Bt は図2に示すよ
うにλ/4の位相差を持つ2相の擬似正弦波となる。
【0017】合計出力At 、Bt は増幅器44、46で
増幅され、その増幅出力φA 、φBが演算部48に入力
されてピストンロッド16のセンサユニット28に対す
る相対移動速度vと移動量xとが求められる。この演算
部48はA/D変換器50、52とCPU54を持ち、
前記2相信号より変位の内挿演算を行うものである。そ
の構成は後記する。
増幅され、その増幅出力φA 、φBが演算部48に入力
されてピストンロッド16のセンサユニット28に対す
る相対移動速度vと移動量xとが求められる。この演算
部48はA/D変換器50、52とCPU54を持ち、
前記2相信号より変位の内挿演算を行うものである。そ
の構成は後記する。
【0018】この発明ではピストンロッド16を挟む対
称位置に設けた複数の磁気センサ30a〜bの各素子3
2A、32Bの同位相出力同志を合計している。このた
めピストンロッド16が径方向へ移動したり湾曲したり
して或るセンサ30との間隔が増大しても、他のセンサ
30には接近することになり、合計の出力At 、Btの
変動が少なくなる。従って安定な信号検出が可能にな
る。この実施例では磁気センサ30を2組設けたが、前
記間隔変動がより大きな場合には、センサ30をさらに
追加して3個以上のセンサを等間隔に配置してもよい。
称位置に設けた複数の磁気センサ30a〜bの各素子3
2A、32Bの同位相出力同志を合計している。このた
めピストンロッド16が径方向へ移動したり湾曲したり
して或るセンサ30との間隔が増大しても、他のセンサ
30には接近することになり、合計の出力At 、Btの
変動が少なくなる。従って安定な信号検出が可能にな
る。この実施例では磁気センサ30を2組設けたが、前
記間隔変動がより大きな場合には、センサ30をさらに
追加して3個以上のセンサを等間隔に配置してもよい。
【0019】また素子32とピストンロッド16との間
隙は着磁ピッチλの1/10よりも大きく設定される。
この間隙はある程度大きくすることによりセンサ30の
出力波形を図2に示すようにきれいなサインカーブに近
付けることが出来、また前記間隔変動が信号へ与える影
響を小さくすることが出来て好ましい。
隙は着磁ピッチλの1/10よりも大きく設定される。
この間隙はある程度大きくすることによりセンサ30の
出力波形を図2に示すようにきれいなサインカーブに近
付けることが出来、また前記間隔変動が信号へ与える影
響を小さくすることが出来て好ましい。
【0020】演算部48で求めた移動速度vと移動量x
とは減衰力制御部56に入力され、ここで最適減衰力を
発生させるための信号iが出力される。この信号iは、
増幅器58で増幅されてピストン18に内装された後記
リニヤソレノイド68の駆動電流Iとなる。
とは減衰力制御部56に入力され、ここで最適減衰力を
発生させるための信号iが出力される。この信号iは、
増幅器58で増幅されてピストン18に内装された後記
リニヤソレノイド68の駆動電流Iとなる。
【0021】ピストン18の減衰力制御機構は、図5に
示すように構成される。(PCT国際公開WO93/0
8416号参照)このピストン18にはメイン室60と
パイロット室62とを画成するメイン弁64と、これら
メイン室60とパイロット室62との間に介在するオリ
フィス66とを備え、メイン室60に高圧側主油室20
または22の油圧を導く一方、パイロット室60内圧が
リニヤソレノイド68により設定される推力を超えるこ
とにより前記メイン弁64を移動させて、両主油室2
0、22をつなぐ主油路70(70a、70b)を開き
減衰力を制御するようにしたものである。
示すように構成される。(PCT国際公開WO93/0
8416号参照)このピストン18にはメイン室60と
パイロット室62とを画成するメイン弁64と、これら
メイン室60とパイロット室62との間に介在するオリ
フィス66とを備え、メイン室60に高圧側主油室20
または22の油圧を導く一方、パイロット室60内圧が
リニヤソレノイド68により設定される推力を超えるこ
とにより前記メイン弁64を移動させて、両主油室2
0、22をつなぐ主油路70(70a、70b)を開き
減衰力を制御するようにしたものである。
【0022】高圧側の主油室20または22の圧力をメ
イン室60およびオリフィス66を介してパイロット室
62に導き、このパイロット室62の圧力(パイロット
室圧Pp )がリニヤソレノイド68の設定推力Ps を超
えるとパイロット弁72を開く。そしてこのようなオリ
フィス66を通る油の流れ(パイロット流)により、オ
リフィス66の下流側のパイロット室圧Pp がメイン室
60の圧力(メイン室圧Pm )より低くなる。この圧力
差(Pm −Pp )によりメイン弁64を上昇させるもの
である。74はメイン弁22を復帰させるばねである。
イン室60およびオリフィス66を介してパイロット室
62に導き、このパイロット室62の圧力(パイロット
室圧Pp )がリニヤソレノイド68の設定推力Ps を超
えるとパイロット弁72を開く。そしてこのようなオリ
フィス66を通る油の流れ(パイロット流)により、オ
リフィス66の下流側のパイロット室圧Pp がメイン室
60の圧力(メイン室圧Pm )より低くなる。この圧力
差(Pm −Pp )によりメイン弁64を上昇させるもの
である。74はメイン弁22を復帰させるばねである。
【0023】減衰力制御部56は、ピストン18の移動
量x、移動速度vに基づいて最適減衰力を発生させるた
めのリニヤソレノイド68の駆動電流Iを発生させるも
のであるが、次にこの移動量xおよび移動速度vを出力
する演算部48を説明する。
量x、移動速度vに基づいて最適減衰力を発生させるた
めのリニヤソレノイド68の駆動電流Iを発生させるも
のであるが、次にこの移動量xおよび移動速度vを出力
する演算部48を説明する。
【0024】図6においては、φA 、φB は2相の擬似
正弦波である。また検出対象の現在位置をθK 、参照位
相をψK 、1サンプリング周期前の参照位相をψK-1 と
する。この図において符号80はROMで構成された関
数発生器であり、後記するカウンタの出力である参照位
相ψK-1 をアドレスデータとしてこのアドレスデータに
対応する正弦値sinψK-1 および余弦値cosψK-1
を出力する。
正弦波である。また検出対象の現在位置をθK 、参照位
相をψK 、1サンプリング周期前の参照位相をψK-1 と
する。この図において符号80はROMで構成された関
数発生器であり、後記するカウンタの出力である参照位
相ψK-1 をアドレスデータとしてこのアドレスデータに
対応する正弦値sinψK-1 および余弦値cosψK-1
を出力する。
【0025】これら正弦値sinψK-1 および余弦値c
osψK-1 はそれぞれ第1・第2の乗算器82、84に
入力される。乗算器82は前記A/D変換器50が出力
する余弦信号cosθK と正弦値sinψK-1 との積c
osθK ・sinψK-1 を求める。乗算器84は前記A
/D変換器52が出力する正弦信号sinθK と余弦値
cosψK-1 との積sinθ・cosψK-1 を求める。
osψK-1 はそれぞれ第1・第2の乗算器82、84に
入力される。乗算器82は前記A/D変換器50が出力
する余弦信号cosθK と正弦値sinψK-1 との積c
osθK ・sinψK-1 を求める。乗算器84は前記A
/D変換器52が出力する正弦信号sinθK と余弦値
cosψK-1 との積sinθ・cosψK-1 を求める。
【0026】この図6で符号88は周期加算器、90は
第1の遅れ要素である。周期加算器90は360度を1
周期とするものであり、ここには減算器86Aの出力と
この遅れ要素90の出力とが入力され、これらの和がこ
の加算器88で求められる。ここに減算器86Aの出力
は、(sinθK ・cosψK-1 −cosθK ・sin
ψK-1 )=sin(θK −ψK-1 )≒(θK −ψK-1 )
となる。
第1の遅れ要素である。周期加算器90は360度を1
周期とするものであり、ここには減算器86Aの出力と
この遅れ要素90の出力とが入力され、これらの和がこ
の加算器88で求められる。ここに減算器86Aの出力
は、(sinθK ・cosψK-1 −cosθK ・sin
ψK-1 )=sin(θK −ψK-1 )≒(θK −ψK-1 )
となる。
【0027】また遅れ要素90の出力は、ψK-1 となり
加算器88は{(θK −ψK-1 )+ψK-1 }=θK を新
たな参照位相ψK として出力する。この新たな参照位相
ψKは第1の遅れ要素90に一時メモリされ、1サンプ
リング周期分遅れて出力する。すなわち加算器88が前
記のようにθK (=ψK )を演算する時には、この遅れ
要素90は1サンプリング周期分前の参照位相ψK-1 を
出力する。このようにこの実施例によれば、周期加算器
88において加算動作を行うから極めて高速な処理が可
能である。
加算器88は{(θK −ψK-1 )+ψK-1 }=θK を新
たな参照位相ψK として出力する。この新たな参照位相
ψKは第1の遅れ要素90に一時メモリされ、1サンプ
リング周期分遅れて出力する。すなわち加算器88が前
記のようにθK (=ψK )を演算する時には、この遅れ
要素90は1サンプリング周期分前の参照位相ψK-1 を
出力する。このようにこの実施例によれば、周期加算器
88において加算動作を行うから極めて高速な処理が可
能である。
【0028】この参照位相ψK-1 をアドレスデータとす
る参照値すなわちsinψK-1 、cosψK-1 が関数発
生器80で求められ、乗算器82、84、減算器86、
周期加算器88、第1の遅れ要素90からなるフェイズ
・ロックド・ループに沿った動作を繰り返す。参照位相
ψK-1 は現在位相θK に速やかに追従し、結果として、
着磁ピッチλを内挿・細分化した位置情報を与える。
る参照値すなわちsinψK-1 、cosψK-1 が関数発
生器80で求められ、乗算器82、84、減算器86、
周期加算器88、第1の遅れ要素90からなるフェイズ
・ロックド・ループに沿った動作を繰り返す。参照位相
ψK-1 は現在位相θK に速やかに追従し、結果として、
着磁ピッチλを内挿・細分化した位置情報を与える。
【0029】減算器86Aの出力であるsin(θK −
ψK-1 )≒(θK −ψK-1 )においてψK-1 は位相θ
K-1 に追従するから、ψK-1 =θK-1 と考えられる。従
って、(θK −ψK-1 )=(θK −θK-1 )=ΔθK は
角速度ωK と考えることができる。
ψK-1 )≒(θK −ψK-1 )においてψK-1 は位相θ
K-1 に追従するから、ψK-1 =θK-1 と考えられる。従
って、(θK −ψK-1 )=(θK −θK-1 )=ΔθK は
角速度ωK と考えることができる。
【0030】図6で92は上位加算器、94は第2の遅
れ要素である。上位加算器92は、減算器86Aの出力
である角速度ωK =(θK −ψK-1 )=(θK −θ
K-1 )=ΔθK と、第2の遅れ要素94の出力θK-1 と
を加算して、θK を出力する。この加算器92は外部基
準位置においてリセット信号によりリセットされ、この
リセット時点をk=0として、k=nとなるまでのnサ
ンプリング周期分の間前記の加算を繰り返す。この結果
累積回転角度θn =ΣΔθK 、すなわちロッドの変位量
をもとめることができる。
れ要素である。上位加算器92は、減算器86Aの出力
である角速度ωK =(θK −ψK-1 )=(θK −θ
K-1 )=ΔθK と、第2の遅れ要素94の出力θK-1 と
を加算して、θK を出力する。この加算器92は外部基
準位置においてリセット信号によりリセットされ、この
リセット時点をk=0として、k=nとなるまでのnサ
ンプリング周期分の間前記の加算を繰り返す。この結果
累積回転角度θn =ΣΔθK 、すなわちロッドの変位量
をもとめることができる。
【0031】ここにθK は、近似的に求めているため誤
差を含むが、第2の遅れ要素94によるループを組んで
いるので、この誤差が累積することがなく、高精度なθ
n を検出できる。またリセットすることにより基準位置
からの移動量・回転量の絶対量を検出できる。
差を含むが、第2の遅れ要素94によるループを組んで
いるので、この誤差が累積することがなく、高精度なθ
n を検出できる。またリセットすることにより基準位置
からの移動量・回転量の絶対量を検出できる。
【0032】この実施例では、複数の磁気センサ30を
等間隔に配置し、同位相の磁気抵抗素子32Aの出力和
At と、32Bの出力の和Bt とを用いている。このた
めピストンロッドの湾曲や径方向の移動があっても安定
な信号検出が可能である。また以上の実施例において、
センサユニット28に増幅器44、46を一体化した
り、さらに演算部48もセンサユニット28や減衰器に
組込み一体化するようにしてもよい。
等間隔に配置し、同位相の磁気抵抗素子32Aの出力和
At と、32Bの出力の和Bt とを用いている。このた
めピストンロッドの湾曲や径方向の移動があっても安定
な信号検出が可能である。また以上の実施例において、
センサユニット28に増幅器44、46を一体化した
り、さらに演算部48もセンサユニット28や減衰器に
組込み一体化するようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明は、ピストンロッドにリ
ング状に一定ピッチλで交番着磁し、略λ/4の位相差
を持つ一対の磁気抵抗素子からなる磁気センサを減衰器
のキャップ側に設け、これらの素子の出力に基づいてピ
ストンの運動状態を演算部で求めるものであるから、セ
ンサ部分を小型化して減衰器に一体化でき、可動部がな
いから経年変化がなく信頼性を高めることができる。
ング状に一定ピッチλで交番着磁し、略λ/4の位相差
を持つ一対の磁気抵抗素子からなる磁気センサを減衰器
のキャップ側に設け、これらの素子の出力に基づいてピ
ストンの運動状態を演算部で求めるものであるから、セ
ンサ部分を小型化して減衰器に一体化でき、可動部がな
いから経年変化がなく信頼性を高めることができる。
【0034】複数の磁気センサをピストンロッドを囲ん
で等間隔に配置し、同位相の磁気抵抗素子の出力同志の
和を用いれば、ピストンロッドの径方向の移動や湾曲の
影響を受けることなく安定な信号検出が可能になる。ま
た磁気抵抗素子とピストンロッドとの間隙を比較的大き
くすることにより素子の出力波形をきれいなサインカー
ブに近付けることができ、位相情報を内挿して分解能の
高い変位検出や速度検出を行うことが可能になる(請求
項2)。
で等間隔に配置し、同位相の磁気抵抗素子の出力同志の
和を用いれば、ピストンロッドの径方向の移動や湾曲の
影響を受けることなく安定な信号検出が可能になる。ま
た磁気抵抗素子とピストンロッドとの間隙を比較的大き
くすることにより素子の出力波形をきれいなサインカー
ブに近付けることができ、位相情報を内挿して分解能の
高い変位検出や速度検出を行うことが可能になる(請求
項2)。
【0035】さらに演算部をデジタルPLLで構成すれ
ば、汎用のマイコンの内部処理として前記内挿演算を実
現できるので、安価である。この場合変位や速度の値は
ディジタル値として得られるので、自身のマイコンの内
部データとして、あるいは他の制御用マイコンの入力値
として使う時には、ノイズ等の影響を受けることなく、
データの保持や転送ができ都合がよい。このためこの装
置を使って例えば電子制御サスペンションを構成すれば
その信頼性を向上することができる。
ば、汎用のマイコンの内部処理として前記内挿演算を実
現できるので、安価である。この場合変位や速度の値は
ディジタル値として得られるので、自身のマイコンの内
部データとして、あるいは他の制御用マイコンの入力値
として使う時には、ノイズ等の影響を受けることなく、
データの保持や転送ができ都合がよい。このためこの装
置を使って例えば電子制御サスペンションを構成すれば
その信頼性を向上することができる。
【図1】本発明の全体概略図
【図2】ピストンロッドとセンサとの相対位置を説明す
る図
る図
【図3】減衰器の平面図
【図4】そのIV−IV線断面図
【図5】ピストン内の減衰力制御機構を示す図
【図6】演算部を示す図
10 外シリンダ 12 内シリンダ 14 キャップ 16 ピストンロッド 18 ピストン 20、22 油室 24 永久磁石層 28 センサユニット 30 センサ 32 磁気抵抗素子 48 演算部
Claims (3)
- 【請求項1】 シリンダ内を摺動するピストンにより前
記シリンダ内に2つの油室を画成し、前記ピストンが一
端に固定されたピストンロッドが、前記シリンダを塞ぐ
キャップを貫通している筒型減衰器において、前記ピス
トンロッドに形成されこのピストンロッドの周方向に一
定かつ長手方向に一定ピッチλの交番磁界を形成する永
久磁石層と、軸方向へ略λ/4の位相差をもつ2つの磁
気抵抗素子で構成され前記キャップに取付けられた磁気
センサと、前記磁気抵抗素子の出力に基づいて前記ピス
トンとシリンダとの相対運動状態を検出する演算部とを
備えることを特徴とする筒型減衰器の運動状態検出装
置。 - 【請求項2】 演算部は、変位内挿手段である請求項1
の筒型減衰器の運動状態検出装置。 - 【請求項3】 演算部は、デジタルPLLである請求項
1の筒型減衰器の運動状態検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982394A JPH07208530A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | 筒型減衰器の運動状態検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982394A JPH07208530A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | 筒型減衰器の運動状態検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07208530A true JPH07208530A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=12010037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982394A Pending JPH07208530A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | 筒型減衰器の運動状態検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07208530A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007240531A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Liebherr-France Sas | 液圧シリンダ用の位置測定システム |
-
1994
- 1994-01-21 JP JP1982394A patent/JPH07208530A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007240531A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Liebherr-France Sas | 液圧シリンダ用の位置測定システム |
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