JPH07208599A - 自動変速機のトルクコンバータクラッチ制御装置 - Google Patents

自動変速機のトルクコンバータクラッチ制御装置

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JPH07208599A
JPH07208599A JP318494A JP318494A JPH07208599A JP H07208599 A JPH07208599 A JP H07208599A JP 318494 A JP318494 A JP 318494A JP 318494 A JP318494 A JP 318494A JP H07208599 A JPH07208599 A JP H07208599A
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Toshinori Ishii
俊則 石井
Sadamu Koyaizu
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 減速直結域への移行時における供給油圧の低
減時間を最適化した自動変速機のトルクコンバータクラ
ッチ制御装置を提供する。 【構成】 運転状態がダンパクラッチの完全直結域やス
リップ直結域から減速直結域に突入すると、ECU6
は、制御開始時点より所定時間前における、電磁弁42
の駆動デューティ比とダンパクラッチ28のスリップ量
とに基づいて、マップから適正な電磁弁駆動停止時間t
1 を検索する。しかる後、ECU6はt1 秒に亘って電
磁弁42の駆動デューティ比を0%とすることにより、
リリース圧を供給する一方でアプライ圧を排出してダン
パクラッチ28を非直結状態もしくはスリップ直結状態
とし、エンジン1のトルク変動が変速機2に伝達される
ことを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車に用いられる自
動変速機のトルクコンバータクラッチ制御装置に係り、
詳しくはショックやジャダーの発生を防止しながら燃費
の向上を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用の自動変速機では、一般にプラ
ネタリギヤによる変速機構が用いられており、油圧式の
湿式多板クラッチや油圧式のバンドブレーキ等の油圧摩
擦係合要素によりサンギヤやプラネタリキャリヤ等の連
結あるいは固定を行って所望の変速段を得るようにして
いる。また、エンジンと変速機構との間には流体継手で
あるトルクコンバータが介装されており、発進時等にお
いてエンジンのトルクを増大させて変速機構に伝達した
り、変速時や急加減速時等におけるショックを吸収する
ようになっている。
【0003】ところで、自動変速機は、トルクコンバー
タのスリップを伴って作動するため、手動変速機に比べ
て燃費が悪いという欠点がある。この欠点を解消するた
め、近年の自動変速機では、トルクコンバータ内にロッ
クアップ用のクラッチ(以下、ダンパクラッチと記す)
を設けて、所定の運転域では入力軸(すなわち、エンジ
ン側の出力軸)と出力軸(すなわち、変速機構側の入力
軸)とを直結するものが多くなっている。ダンパクラッ
チの作動領域としては、比較的高回転のパワーオン走行
時に入力軸と出力軸とを剛結合してスリップ損失を防ぐ
完全直結域の他、パワーオフ走行時に微小なスリップを
伴わせながら結合してエンジンストールを防ぎつつ燃料
噴射を停止させる減速直結域と、比較的低回転のパワー
オン走行時に数十回転程度のスリップをさせながら結合
してエンジンのトルク変動が変速機に伝達され難くする
スリップ直結域とがある。
【0004】完全直結域では、ダンパクラッチが滑らな
いように必要十分なアプライ圧(油圧は高い)を作動さ
せているのに対し、減速直結域およびスリップ直結域で
は、ダンパクラッチコントロールバルブ(以下、単にコ
ントロールバルブと記す)を介して、目標のスリップ量
になるように適宜調圧させたアプライ圧(油圧は低い)
をダンパクラッチに作用させている。コントロールバル
ブには一般にスプール弁が用いられており、電磁弁によ
りデューティ制御されたコントロール油圧により作動す
る。
【0005】ところで、完全直結域やスリップ直結域か
ら減速直結域に移行する場合、上述したように、走行状
態がパワーオンからパワーオフに切り換わる。したがっ
て、移行の瞬間にはエンジンのトルク変動が生じ、ダン
パクラッチを直結状態にしたままでは、このトルク変動
が変速機側に伝達されてショックやジャダーが発生す
る。そこで、減速直結域への移行時に所定時間に亘って
電磁弁の駆動を停止し、コントロールバルブをリリース
側に作動させていた。これにより、アプライ圧が排出さ
れると共にリリース圧が供給されてダンパクラッチが非
直結状態となり、ショックやジャダーが回避され、しか
る後に所定のアプライ圧を供給して減速直結制御を行う
ようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スリップ直
結域から減速直結域に移行する場合には、トルクコンバ
ータ内のアプライ圧が低いため、電磁弁の駆動を停止す
れば、短時間で非直結状態になる。しかし、完全直結状
態から減速直結域に移行する場合には、アプライ圧が高
くなっているため、電磁弁の駆動を停止してもなかなか
非直結状態にならず、上述したショックやジャダーの発
生を防止することができなかった。一方、この不具合を
解消するために電磁弁の駆動停止時間を長く設定する
と、スリップ直結域からの移行時等でアプライ圧が低い
場合には、非直結時間が長くなる。そのため、エンジン
回転数が低下して燃料噴射が再開され、燃費低減効果が
少なくなる問題が生じる。
【0007】本発明は、上記状況に鑑みなされたもの
で、減速直結域への移行時における供給油圧の低減時間
を最適化した自動変速機のトルクコンバータクラッチ制
御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の自動変
速機のトルクコンバータクラッチ制御装置では、この目
的を達成するために、車両用自動変速機に、エンジンに
連結されたトルクコンバータと、同トルクコンバータの
入力側と出力側とを剛連結しうるように前記トルクコン
バータに付設されたクラッチと、前記トルクコンバータ
および前記クラッチを制御する制御手段とを具え、更
に、同制御手段が、前記クラッチを剛連結状態に制御す
る完全直結域と、前記クラッチを直結しない状態に制御
する非直結域と、前記トルクコンバータの入力側と出力
側とが所望のスリップ量となるように前記クラッチを制
御するスリップ直結域と、車両の減速運転時において前
記クラッチを所望のスリップ状態に制御する減速直結域
とに区画されたクラッチ制御マップに応じた作動状態と
なるように、前記クラッチへの供給油圧を制御する油圧
制御手段と、前記クラッチの作動領域が減速直結域へ移
行した際に、前記エンジンの減速時におけるトルク変動
を吸収させるべく、前記クラッチへの供給油圧を所定時
間に亘って低減させる油圧低減手段と、減速直結域への
移行直前における前記クラッチの作動状態に応じて前記
所定時間を増減させる低減時間調整手段とを具えたこと
を特徴とする。
【0009】
【作用】本発明では、減速直結域への移行時において、
例えばクラッチに高いアプライ圧が供給されており、且
つそのスリップ量が少ない場合には、クラッチへの供給
油圧を比較的長時間に亘って低減させ、確実に完全直結
状態を回避できるようにする。また、クラッチに低いア
プライ圧が供給されていたり、そのスリップ量が多い場
合には、供給油圧の低減を比較的短時間として、非直結
状態になる時間の適正化を図る。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例を
詳細に説明する。図1は、本発明に係るトルクコンバー
タクラッチ制御装置の一実施例を示した概略構成図であ
る。図1において、エンジン1の後端には自動変速機2
が接続されており、出力が自動変速機2を介して図示し
ない駆動輪に伝達される。自動変速機2は、トルクコン
バータ3,変速機本体4,油圧コントローラ5から構成
されており、車室内等に設置された自動変速機制御用の
ECU(電子制御ユニット)6により駆動制御される。
変速機本体4は複数組のプラネタリギヤの他、油圧クラ
ッチや油圧ブレーキ等の油圧摩擦係合要素を内蔵してい
る。また、油圧コントローラ5には、一体に形成された
油圧回路の他、ECU6によってデューティ駆動される
複数の電磁弁が収納されている。
【0011】一方、ECU6は、図示しない入出力装
置、多数の制御プログラムを内蔵した記憶装置(RO
M,RAM,BURAM等)、中央処理装置(CP
U)、タイマカウンタ等を具えており、その入力側に
は、フライホイールのリングギヤ7を介してエンジン回
転数NE を検出する電磁ピックアップ式のNE センサ
8,トルクコンバータ3のタービン回転数NT を検出す
るNT センサ9,図示しないトランスファドライブギヤ
の回転数NO を検出するNO センサ10,図示しないス
ロットルバルブの開度θTHを検出するスロットルセンサ
11,トルクコンバータ3内の図示しないオイルポンプ
から吐出される作動油の油温を検出する油温センサ12
が接続している。尚、ECU6にはこれらのセンサの
他、変速段の位置を検出するインヒビタスイッチ,スロ
ットルバルブの閉鎖状態を検出するアイドルスイッチ
等、種々のセンサやスイッチ類が接続されている。
【0012】トルクコンバータ3は、ハウジング20,
ケーシング21,ポンプ22,ステータ23,タービン
24等から構成されており、ポンプ22はケーシング2
1を介して入力軸たる駆動軸25に連結されている。ま
た、ステータ23はワンウェイクラッチ26を介してハ
ウジング20に連結され、タービン24は出力軸たる変
速機本体4のインプットシャフト27に連結されてい
る。更に、トルクコンバータ3内には、ケーシング21
とタービン24との間に湿式単板型のダンパクラッチ2
8が介装され、同ダンパクラッチ28の係合により駆動
軸25とインプットシャフト27とが直結可能となって
いる。ダンパクラッチ28は、油路29,30を介し
て、ダンパクラッチ油圧制御回路40から供給される作
動油により駆動される。
【0013】ダンパクラッチ油圧制御回路40の中心を
なすコントロールバルブ41は、常閉型の電磁弁42に
より駆動されてダンパクラッチ28への供給油圧を制御
するスプール弁43、同スプール43の両端に位置する
左端室44と右端室45、両室44,45にパイロット
圧を導入する油路46,47、スプール弁43を図中右
方向に付勢するスプリング48等から構成されている。
左端室44側への油路46は分岐油路49を介して電磁
弁42に接続されており、電磁弁42が閉鎖状態(すな
わちOFF位置)の場合には、左端室44と右端室45
とのパイロット圧が均衡して、スプリング48に付勢さ
れたスプール弁43が右方向に移動する。また、電磁弁
42が解放状態(すなわちON位置)の場合には、左端
室44側のパイロット圧が抜かれ、右端室45側のパイ
ロット圧に付勢されてスプール弁43が左方向に移動す
る。尚、油路46,分岐油路49にはそれぞれオリフィ
ス46a,49aが形成されており、パイロット圧の急
激な変動が防止される。
【0014】さて、スプール弁43が右方向に移動する
と、油路29を介してケーシング21とダンパクラッチ
28との間にトルクコンバータ潤滑油圧(リリース圧)
が供給され、同時に油路30を介してケーシング21か
ら作動油が排出される。すると、ダンパクラッチ28が
解放状態(非直結状態)となり、駆動軸25の回転はポ
ンプ22とタービン24とを介してインプットシャフト
27に伝達されるようになる。一方、スプール弁43が
左方向に移動すると、油路29を介してケーシング21
とダンパクラッチ28との間の作動油が排出され、同時
に油路30を介してケーシング21内にコントロールバ
ルブ41の調圧に基づくアプライ圧が供給される。する
と、ダンパクラッチ28が結合状態(完全直結状態)と
なり、駆動軸25の回転は直接にインプットシャフト2
7に伝達されるようになる。
【0015】ダンパクラッチ28の断接と供給油圧と
は、スプール弁43の位置すなわち左端室44と右端室
45とに供給されるパイロット圧の圧力差より決定さ
れ、この圧力差は電磁弁42をデューティ駆動すること
により制御される。例えば、ECU6が電磁弁42を8
0%程度のデューティ比で駆動すると、左端室44内の
パイロット圧が分岐油路49,電磁弁49を介して排出
され、スプール弁43は左端に移動し、上述したアプラ
イ圧の作用によりダンパクラッチ28が完全直結状態と
なる。また、電磁弁42を0%のデューティ比で駆動す
ると(すなわち、全く駆動しなければ)、左端室44と
右端室45内のパイロット圧が均衡するためスプリング
48に付勢されてスプール43は右端に移動し、上述し
たリリース圧の作用によりダンパクラッチ28が非直結
状態となる。そして、所定のデューティ比(例えば、2
5〜35%)で駆動すれば、低いアプライ圧状態を作り
出すことができ、ダンパクラッチ28は減速直結あるい
はスリップ直結状態となる。
【0016】以下、図2〜図14の制御フローチャート
およびグラフ等を用いて、本実施例における制御の手順
を説明する。運転者がイグニッションキーをONにし、
エンジン1がスタートすると、所定の制御インターバル
(例えば、65.5ms)で、図2のフローチャートに示
したメインルーチンが繰り返し実行される。
【0017】メインルーチンが開始されると、先ずステ
ップS1で、ECU6は各初期値の設定を行う。次いで
ECU6は、ステップS2で各種のセンサ、すなわち、
NEセンサ8,NT センサ9,NO センサ10,スロッ
トルセンサ11,油温センサ12等の検出信号を読み込
んでRAMに記憶させる。次に、ECU6は、ステップ
S3で、スロットル開度θTHとトランスファドライブギ
ヤの回転数NO とから、変速機本体4が確立するべき変
速段を決定し、ステップS4でこの決定結果が前回と異
なっているか否かを判定する。そして、ステップS4で
の判定が否定(NO)、すなわち変速段の決定結果が同
一である場合には、ステップS2に移行して処理を繰り
返す。また、ステップS4での判定が肯定(YES)、
すなわち変速段の決定結果が変化した場合には、ステッ
プS5でステップS3の判定結果に応じたシフト信号を
出力した後、ステップS2に移行して処理を繰り返す。
その後、ECU6は、ステップS5で出力したシフト信
号に応じて、油圧コントローラ5により変速機本体4を
駆動して変速制御を行う。
【0018】一方、ECU6は変速制御中である場合を
除き、図3に示したマップに基づき、ダンパクラッチ2
8の駆動制御を行う。このマップにおいて、横軸はター
ビン回転数NT であり、縦軸はスロットル開度θTHであ
る。同図に示したように、タービン回転数NT が比較的
高く、かつスロットル開度θTHがパワーオンラインLPO
より大きい場合は、殆どの領域が完全直結域となり、ダ
ンパクラッチ28は完全直結制御される。すなわち、前
述したようにコントロールバルブ41からケーシング2
1内にアプライ圧が供給される一方、ダンパクラッチ2
8とケーシング21との間からリリース圧が排出され、
ダンパクラッチ28が結合する。尚、パワーオンライン
LPO上では、理論的にはエンジン回転数NE とタービン
回転数NT とが一致し、加速も減速も行われない。但
し、実際にはエンジン出力のばらつきにより、若干は加
速されたり、減速されたりすることがある。
【0019】また、スロットル開度θTHがパワーオンラ
インLPOより小さい場合は、タービン回転数NT がアイ
ドル回転数より若干高い領域(本実施例では、1200
rpm以上)が全て減速直結域となる。減速直結域におい
ては、ダンパクラッチ28には学習により必要最小限の
アプライ圧が供給され、エンジン1と変速機本体4とが
所定のスリップ量をもってダンパクラッチ28を介して
直結される一方、急制動時等にはダンパクラッチ28が
すばやく解除されエンジンストールが回避できる。尚、
減速直結時には、エンジン1の回転を維持しながら燃料
供給を停止できるため、燃費の向上には多大な効果を奏
する。
【0020】本実施例では、運転状態が減速直結域に突
入すると、図4〜図7のフローチャートに示した減速直
結制御ルーチンが実行される。減速直結制御が開始され
ると、ステップS9で、ECU6は、先ず、RAMに記
憶させていた、制御開始時点(図9中のss点)より所
定時間(本実施例では、65.5ms)前における、電磁
弁42の駆動デューティ比DULとダンパクラッチ28の
スリップ量SDLとを呼び出す。次に、ECU6は、ステ
ップS10で、これら駆動デューティ比DULとスリップ
量SDLとに基づいて、図8のマップから電磁弁駆動停止
時間t1 を検索する。このマップに示したように、電磁
弁駆動停止時間t1 は、制御インターバル(65.5m
s)の整数倍であり、駆動デューティ比DULが大きいほ
ど、またスリップ量SDLが小さいほど、すなわちトルク
コンバータ内のアプライ圧が高いほど長く設定されてい
る。そして、スリップ量が250rpm より大きい場合に
は、駆動デューティ比DULのいかんに拘わらず、電磁弁
駆動停止時間t1 は0に設定されている。
【0021】電磁弁駆動停止時間t1 の設定を終える
と、ステップS11において、ECU6は、図9のグラ
フに示したように、t1 秒に亘って電磁弁42の駆動デ
ューティ比を0%とし、リリース圧を供給する一方でア
プライ圧を排出し、ダンパクラッチ28を非直結状態も
しくはスリップ直結状態にする(図9中のA区間)。こ
の際、トルクコンバータ内のアプライ圧が高い場合に
は、t1 が長く設定されているため、アプライ圧が十分
に排出され、確実に完全直結状態を回避できる。したが
って、エンジン1のトルク変動が変速機2側に伝達され
ることがなくなり、ショックやジャダーの発生が防止さ
れる。一方、トルクコンバータ内のアプライ圧が低い場
合には、t1 が短くあるいは0に設定されているため、
非直結状態となる時間が必要以上に長くならず、エンジ
ン回転数の低下による燃料噴射の再開が起こらず、燃費
が低減される。
【0022】次いでECU6は、ステップS12で現在
の運転状態が減速直結域にあるか否かを判定し、この判
定がNOの場合にはステップS13で減速直結制御を終
了し、後述する制御フラグF1,F2をリセットすると
共に駆動デューティ比を他の制御域に応じて設定して電
磁弁42を駆動する。一方、ステップS12における判
定がYESの場合には、ECU6はステップS14に進
み、所定時間t2 秒(本実施例では、65.5ms)に亘
って電磁弁42を所定のがた詰めデューティ比DG1で駆
動し、アプライ圧を供給してダンパクラッチ28のがた
詰めを行う(図9中のB区間)。ここで、がた詰めデュ
ーティ比DG1は、減速直結域突入直前のスロットル開度
θTHとタービン回転数NT とから、ROM内蔵の図10
に示したがた詰めデューティ比マップからB1〜B16
のいずれかの値が選択される。尚、このマップにおける
値は、スロットル開度θTHが大きくかつタービン回転数
NT も高い完全直結域からの移行では、アプライ圧の残
圧が高いために小さく設定されており、非直結域等から
の移行では、アプライ圧の残圧が低いために大きく設定
されている。
【0023】ECU6は、ステップS14においてダン
パクラッチ28のがた詰めを行った後、ステップS15
に進み、現在の運転状態が減速直結域にあるか否かを再
び判定し、この判定がNOの場合にはステップS16で
減速直結制御を終了し、ステップS13と同様の制御を
実行する。一方、ステップS15における判定がYES
の場合には、ECU6はステップS17以降の減速フィ
ードバック制御を開始する(図9中のC区間)。ステッ
プS17において、ECU6は先ず、フィードバック開
始デューティ比DG2を設定し、これをフィードバック制
御用のデューティ比DG3として読み込む。フィードバッ
ク開始デューティ比DG2は、減速直結域突入直前のスロ
ットル開度θTHとタービン回転数NT とから、BURA
M内蔵の図11に示したフィードバック開始デューティ
比マップからC1〜C16のいずれかの値が選択され
る。尚、このマップにおける値も、がた詰めデューティ
比DG1と同様に、スロットル開度θTHが大きくかつター
ビン回転数NT も高い完全直結域からの移行では、アプ
ライ圧の残圧が高いために小さく設定されており、非直
結域等からの移行では、アプライ圧の残圧が低いために
大きく設定されている。
【0024】次いで、ECU6は、図5のステップS1
8でフィードバック開始後にt3 秒(本実施例では、1
秒)経過したか否かを判定し、NOの場合にはステップ
S19に進む。ステップS19で、ECU6は、フィー
ドバック開始後にt4 秒(本実施例では、2.5秒)経
過したか否かを判定し、NOの場合にはステップS20
に進む。そして、ステップS20で、ECU6はデュー
ティ比DG3を出力し、電磁弁42をデューティ駆動す
る。尚、当然のことながら、制御直後においては、ステ
ップS18およびステップS19の判定はNOとなる。
【0025】次に、ECU6は、ステップS21で再び
現在の運転状態が減速直結域にあるか否かを判定し、こ
の判定がNOの場合にはステップS22で減速直結制御
を終了し、ステップS13と同様の制御を実行する。一
方、ステップS21における判定がYESの場合には、
ECU6はステップS23に進み、実スリップ量と目標
スリップ量との偏差が閾値−a(aは正の値)より小さ
いか否かを判定する。ここで、スリップ量はエンジン回
転数NE からタービン回転数NT を引いたものである。
そして、この判定がYESの場合には、ECU6はステ
ップS24でデューティ比DG3に所定値d1 を加える補
正を行い、ダンパクラッチ28の結合油圧を増加させ
て、スリップ量を小さくする。
【0026】デューティ比DG3の補正を行ったECU6
は、次にステップS25で制御フラグF1が1か否かを
判定し、NOの場合にはステップS18に移行し、ステ
ップS20でデューティ比DG3を出力する。また、ステ
ップS25の判定がYESの場合にはステップS26に
進み、制御フラグF2が1か否かを判定する。そして、
ステップS26の判定がNOの場合にはステップS19
に移行してステップS20でデューティ比DG3を出力
し、YESの場合にはステップS20に移行してデュー
ティ比DG3を出力する。
【0027】一方、ステップS23の判定がNOの場合
には、ECU6は、図6のステップS27に移行し、実
スリップ量と目標スリップ量との偏差が閾値b(bは正
の値)より大きいか否かを判定する。そして、この判定
がYESの場合には、ECU6はステップS28でデュ
ーティ比DG3から所定値d2 を減ずる補正を行い、ダン
パクラッチ28の結合油圧を低下させて、スリップ量を
大きくする。
【0028】デューティ比DG3の補正を行ったECU6
は、次にステップS29で制御フラグF1が1か否かを
判定し、NOの場合にはステップS18に移行し、ステ
ップS20でデューティ比DG3を出力する。また、ステ
ップS29の判定がYESの場合にはステップS30に
進み、制御フラグF2が1か否かを判定する。そして、
ステップS30の判定がNOの場合にはステップS19
に移行してステップS20でデューティ比DG3を出力
し、YESの場合にはステップS20に移行してデュー
ティ比DG3を出力する。
【0029】一方、ステップS27の判定がNOの場合
には、ECU6は実スリップ量が適正範囲にあると判断
して、ステップS31ではデューティ比DG3を前回値と
同一にし、ダンパクラッチ28の結合油圧の補正は行わ
ない。この場合も、ECU6はステップS32で制御フ
ラグF1が1か否かを判定し、NOの場合にはステップ
S18に移行し、ステップS20でデューティ比DG3を
出力する。また、ステップS32の判定がYESの場合
にはステップS33に進み、制御フラグF2が1か否か
を判定する。そして、ステップS33の判定がNOの場
合にはステップS19に移行してステップS20でデュ
ーティ比DG3を出力し、YESの場合にはステップS2
0に移行してデューティ比DG3を出力する。
【0030】このようにして、ダンパクラッチ28の実
スリップ量は目標スリップに次第に近づいてゆき、所望
の結合油圧による減速直結が実現されるのである。さ
て、フィードバック開始後にt3 秒経過すると、ステッ
プS18での判定がYESとなり、ECU6はステップ
S34で現時点のデューティ比D1 をRAMに記憶し、
ステップS35で制御フラグF1に1を代入した後、ス
テップS19に進む。また、フィードバック開始後にt
4 秒経過すると、ステップS19での判定もYESとな
り、ECU6はステップS36で現時点のデューティ比
D2 を記憶し、更にステップS37で制御フラグF2に
1を代入した後、図7のステップS38に進む。尚、図
12のグラフには、フィードバック開始時点(S0 点)
からデューティが次第に上昇し、t3 秒経過時点(S1
点)のデューティ比D1よりt4 秒経過時点(S2 点)
のデューティ比D2 が大きくなっている例が示されてい
る。
【0031】ステップS38において、ECU6は、先
ずS1 点からS2 点に移行した際のデューティ比変化量
ΔD(=D2 −D1 )を算出し、減速フィードバック開
始油圧DG2の過不足が判定される。次に、ECU6は、
ステップS39において、デューティ比変化量ΔDに基
づき、図13のマップから学習補正値βを検索する。こ
のマップに示したように、デューティ比変化量ΔDがリ
ニアに増加あるいは減少しても、学習補正値βは段階的
かつ少なめに増加あるいは減少するように設定されてい
る。例えば、デューティ比変化量ΔDが0.4〜1.2
%の範囲では、学習補正値βは一律に0.4%に設定さ
れる。
【0032】したがって、フィードバック制御における
アプライ圧が、フィードバック制御の収束油圧より、例
えば5%以上高くなると、その時点で低μ路での急制動
を行った場合等に、ダンパクラッチ28における直結状
態の解除が遅れ、エンジン回転数NE が低下してエンジ
ンストールを起こす可能性があるが、補正量βが低く設
定されるため、アプライ圧も低く抑えられ、エンジンス
トールやショックの発生が防止される。
【0033】ところで、図12に示した時点S0 におけ
るデューティ比DG2の設定にみられるように、フィード
バック制御開始油圧のデューティ比DG2は、収束油圧よ
り低く設定され、その後のフィードバック制御で徐々に
アプライ圧が上昇してゆくように構成されるため、上述
したアプライ圧を低く抑え、エンジンストールやショッ
クの発生を防止する効果が確実に得られる。
【0034】学習補正値βが得られたら、ECU6は、
ステップS40において、今回のフィードバック開始デ
ューティ比DG2に学習補正値βを加算(DG2=DG2+
β)し、これが次回のフィードバック開始デューティ比
DG2となるようにBURAMに記憶する。すなわち、前
述した図11のフィードバック開始デューティ比マップ
中の値(C1〜C16)のうち、今回用いたものを更新
するのである。これにより、減速直結制御が行われる度
に、フィードバック開始デューティ比DG2の値が次第に
適正化されてゆき、短時間で所望の減速直結状態が得ら
れるようになる。尚、学習制御が進んでゆくと、フィー
ドバック開始時点のアプライ圧は0.5kg/cm2 程度に
収束する。
【0035】次に、ECU6は、ステップS41におい
て、デューティ比変化量ΔDが閾値c(c>0)より大
きいか否かを判定し、この判定がYESの場合にはステ
ップS42で減速直結制御を終了し、ステップS13と
同様の制御を実行する。更に、ステップS43において
は、デューティ比変化量ΔDが閾値−f(f>0)より
小さいか否かを判定し、この判定がYESの場合にもス
テップS44で減速直結制御を終了し、ステップS13
と同様の制御を実行する。
【0036】これにより、フィードバック制御における
作動油圧が所要以下まで低くなったり、上述の各制御に
かかわらず高くなり過ぎた場合において、フィードバッ
ク制御を中断し、駆動系へのショックの発生が防止され
ると共に、エンジンストールの発生も防止される。すな
わち、フィードバック制御における作動油圧が、収束油
圧よりデューティ比において5%以上低くなると、非直
結域から制御を開始する状態になるため、エンジン回転
数NE の低下が進み、エンジンの燃料カットを中止され
る可能性がある。また、スリップ量が増加することによ
り、フィードバック油圧が高くなってショックを発生す
る可能性がある。
【0037】このようなショックの発生は、フィードバ
ック制御を開始した後、10秒以上かかるが、時点S2
においてデューティ比の変化ΔDが所定値以上で、この
まま制御を続行するとショックが発生すると判断した場
合に、十分短い時間でフィードバック制御を中断させ、
非直結制御に移行させる。これにより、ショックの発生
が防止される。
【0038】また、減速直結域におけるフィードバック
制御が0.5kg/cm2 程度の低い油圧で行われているこ
とに起因する問題点も解消する。すなわち、所要時にダ
ンパクラッチ28の直結が迅速に解除されるためには、
十分なリリース圧を必要とするが、制御系全体の作動圧
が小さい状態にあり、ダンパクラッチ28のリリース圧
も小さい状態において、直結状態の解除が行われるた
め、フィードバック制御のオーバシュート程度の作動圧
超過であっても、その超過の解除には時間がかかる。
【0039】これは、減速直結制御によりエンジン1自
体への燃料供給もカットされているため、エンジン1を
駆動源とするオイルポンプから供給されるリリース圧を
急速に高めることができないという事情にもよってい
る。したがって、車輪側の回転数を急減させる制動が行
われ、直結の解除が十分に行われない状態になると、制
動力がエンジン1側に伝達され、エンジン1を停止させ
る可能性がある。
【0040】本実施例では、運転状態がスリップ直結域
に突入すると、図14のフローチャートに示したスリッ
プ直結制御ルーチンが実行される。スリップ直結制御が
開始されると、ステップS50において、ECU6は、
先ず減速直結制御において学習されたフィードバック開
始デューティ比DG2から所定値Δd1 (本実施例では、
3%)を減じ、これをスリップ直結制御におけるフィー
ドバック開始デューティ比DG4とし、ステップS51で
電磁弁42をデューティ駆動する。尚、スリップ直結制
御の開始時においては、完全直結域から移行する場合に
はパワーオン状態のままであり、減速直結域から移行す
る場合は共にダンパクラッチ28のスリップを許容する
ため、減速直結制御の開始時におけるようなダンパクラ
ッチ28の非直結制御およびがた詰め制御は行わない。
【0041】ここで、減速直結制御で得たフィードバッ
ク開始デューティ比DG2を利用して、スリップ直結制御
のフィードバック開始デューティ比DG4を求める理由
は、次の通りである。減速直結制御で得たフィードバッ
ク開始デューティ比DG2は約0.5kg/cm2 相当のデュ
ーティ比に収束するため、この値を利用すれば、スリッ
プ直結制御におけるフィードバック制御開始油圧を0kg
/cm2 以上で、かつショックが発生しない程度の低い油
圧より、確実に行うことができる。
【0042】したがって、スリップ直結制御において独
立した学習補正を行わなくとも、減速直結制御における
学習値から所望の値が容易に得られるのである。また、
スリップ直結時はパワーオン状態であるためにトルク変
動等が多いのに対し、減速直結時はパワーオフ状態であ
るために制御の安定性が遙かに高く、学習補正に極めて
適していることも挙げられる。
【0043】次に、ECU6は、ステップS52で現在
の運転状態がスリップ直結域にあるか否かを判定し、こ
の判定がNOの場合にはステップS53で減速直結制御
を終了し、各制御域に応じて電磁弁42を駆動する。一
方、ステップS52における判定がYESの場合には、
ECU6はステップS54に進み、実スリップ量と目標
スリップ量との偏差が閾値e(本実施例では、10rpm
)より大きいか否かを判定する。そして、この判定が
YESの場合には、ECU6はステップS55でデュー
ティ比DG4に所定値d3 を加える補正を行い、ダンパク
ラッチ28の結合油圧を増加させて、スリップ量を小さ
くする。その後、ステップS51に戻り、デューティ比
DG4を出力する。尚、当然のことながら、パワーオン状
態のスリップ直結域では、減速直結域の場合とは逆に、
エンジン回転数NE がタービン回転数NT よりも常に高
くなっている。
【0044】ステップS54における判定がNOの場合
には、ECU6はステップS56に進み、実スリップ量
と目標スリップ量との偏差が閾値h(本実施例では、−
10rpm )より小さいか否かを判定する。そして、この
判定がYESの場合には、ステップS57でデューティ
比DG4に所定値d4 を減ずる補正を行い、ダンパクラッ
チ28の結合油圧を低下させて、スリップ量を大きくす
る。その後、ステップS51に戻り、デューティ比DG4
を出力する。
【0045】また、ステップS56における判定がNO
の場合には、実スリップ量が適正範囲にあると判断し
て、ステップS58ではデューティ比DG4を前回値と同
一にし、ダンパクラッチ28への供給油圧の補正は行わ
なわずにステップS51に戻り、デューティ比DG4を出
力する。本発明の態様は上記実施例に限られるものでは
ない。例えば、上記実施例ではダンパクラッチの作動状
態を電磁弁の駆動デューティ比すなわちアプライ側への
供給油圧とスリップ量とに基づいて判定するようにした
が、エンジン負荷とスリップ量とに基づいて判定するよ
うにしてもよい。また、この際のエンジン負荷として
は、スロットル開度,吸気量,吸気充填効率,吸気管圧
力,燃料供給量等を用いればよい。また、上記実施例で
は減速直結域に突入した際に電磁弁を完全に停止させる
ようにしたが、所定のデューティ比で駆動するようにし
てもよいし、デューティ駆動される電磁弁に代えて、比
例電磁弁等を用いたり、コントロールバルブをモータ等
により駆動するようにしてもよい。更に、制御の具体的
手順については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜
変更可能である。
【0046】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
トルクコンバータクラッチ制御装置によれば、減速直結
域への移行時において、クラッチに高いアプライ圧が供
給され、且つそのスリップ量が少ない場合には、クラッ
チへの供給油圧を比較的長時間に亘って低減させ、逆に
クラッチに低いアプライ圧が供給されていたり、そのス
リップ量が多い場合には、供給油圧の低減を比較的短時
間とするようにしたため、確実に非直結状態を得られて
ショックやジャダーが発生しなくなると共に、非直結状
態が長時間に及ぶことによる燃費の悪化が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトルクコンバータクラッチ制御装
置の一実施例を示した概略構成図である。
【図2】変速制御メインルーチンを示したフローチャー
トである。
【図3】ダンパクラッチの制御域を示したマップであ
る。
【図4】減速直結制御の手順を示したフローチャートで
ある。
【図5】減速直結制御の手順を示したフローチャートで
ある。
【図6】減速直結制御の手順を示したフローチャートで
ある。
【図7】減速直結制御の手順を示したフローチャートで
ある。
【図8】減速直結制御における電磁弁駆動停止時間決定
用のマップである。
【図9】減速直結制御における電磁弁駆動デューティの
変化を示したグラフである。
【図10】減速直結制御におけるがた詰めデューティ比
のマップである。
【図11】減速直結制御におけるフィードバック開始デ
ューティ比のマップである。
【図12】減速直結制御における電磁弁駆動デューティ
の変化を示したグラフである。
【図13】減速直結制御における学習補正値検索用のマ
ップである。
【図14】スリップ直結制御の手順を示したフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 エンジン 2 自動変速機 3 トルクコンバータ 4 変速機本体 5 油圧コントローラ 6 ECU 25 駆動軸 27 インプットシャフト 28 ダンパクラッチ 41 ダンパクラッチコントロールバルブ 42 電磁弁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用自動変速機に、 エンジンに連結されたトルクコンバータと、 同トルクコンバータの入力側と出力側とを剛連結しうる
    ように前記トルクコンバータに付設されたクラッチと、 前記トルクコンバータおよび前記クラッチを制御する制
    御手段とを具え、 更に、同制御手段が、 前記クラッチを剛連結状態に制御する完全直結域と、前
    記クラッチを直結しない状態に制御する非直結域と、前
    記トルクコンバータの入力側と出力側とが所望のスリッ
    プ量となるように前記クラッチを制御するスリップ直結
    域と、車両の減速運転時において前記クラッチを所望の
    スリップ状態に制御する減速直結域とに区画されたクラ
    ッチ制御マップに応じた作動状態となるように、前記ク
    ラッチへの供給油圧を制御する油圧制御手段と、 前記クラッチの作動領域が減速直結域へ移行した際に、
    前記エンジンの減速時におけるトルク変動を吸収させる
    べく、前記クラッチへの供給油圧を所定時間に亘って低
    減させる油圧低減手段と、 減速直結域への移行直前における前記クラッチの作動状
    態に応じて前記所定時間を増減させる低減時間調整手段
    とを具えたことを特徴とする自動変速機のトルクコンバ
    ータクラッチ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記低減時間調整手段が、減速直結域へ
    の移行直前における前記油圧制御手段から前記クラッチ
    への供給油圧と前記スリップ量とから前記クラッチの作
    動状態を判定することを特徴とする自動変速機のトルク
    コンバータクラッチ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記低減時間調整手段が、減速直結域へ
    の移行直前におけるエンジン負荷と前記スリップ量とか
    ら前記クラッチの作動状態を判定することを特徴とする
    自動変速機のトルクコンバータクラッチ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記低減時間調整手段が、減速直結域へ
    の移行直前における、前記クラッチへの供給油圧が高い
    ほど、また前記クラッチのスリップ量が少ないほど、前
    記所定時間を長く設定することを特徴とする請求項1乃
    至3記載の自動変速機のトルクコンバータクラッチ制御
    装置。
  5. 【請求項5】 前記油圧制御手段がデューティソレノイ
    ド弁であり、前記制御油圧が駆動デューティ比により決
    定されることを特徴とする請求項1乃至4記載の自動変
    速機のトルクコンバータクラッチ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記エンジン負荷が、スロットル開度,
    吸気量,吸気充填効率,吸気管圧力,燃料供給量のいず
    れか一つによって検出されることを特徴とする請求項3
    乃至5記載の自動変速機のトルクコンバータクラッチ制
    御装置。
  7. 【請求項7】 前記減速直結域が、スロットル開度の減
    少により完全直結域あるいはスリップ直結域から移行可
    能な領域に設定されていることを特徴とする請求項1乃
    至6記載の自動変速機のトルクコンバータクラッチ制御
    装置。
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