JPH0720883Y2 - タコグラフにおけるポテンショメータと駆動装置の取付構造 - Google Patents

タコグラフにおけるポテンショメータと駆動装置の取付構造

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JPH0720883Y2
JPH0720883Y2 JP1989081633U JP8163389U JPH0720883Y2 JP H0720883 Y2 JPH0720883 Y2 JP H0720883Y2 JP 1989081633 U JP1989081633 U JP 1989081633U JP 8163389 U JP8163389 U JP 8163389U JP H0720883 Y2 JPH0720883 Y2 JP H0720883Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両用タコグラフにおけるポテンショメータ
と駆動装置の取付構造に係り、タコグラフのコンパクト
化を図ったものである。
〔従来の技術〕
第3図(a)は、車両用タコグラフの正面図、(b)
は、その側断面図を示すものである。
タコグラフAは、車両運行時の速度や走行距離等を経時
的にチャート紙40に記録すると同時にメータ41,42に表
示するものである。特に速度については精度が要求され
るため、ポテンショメータ43を用いて、図示しない速度
センサからの信号を差動増幅器(図示せず)〜直流モー
タ44〜ポテンショメータ43の間で調整して、ポテンショ
メータ43の出力ピニオンギヤ45により速度記録手段であ
るペン付ラック46を駆動し、該ラック46から突出したペ
ン47でチャート紙40に速度を記録すると同時に、該出力
ピニオンギヤ45の先端をピン48で支持針49に連結して速
度の表示を行っている。
ここで、直流モータ44〜ポテンショメータ43間には、複
数の減速ギヤ(駆動ギヤ)50a〜50dを配設して、適切な
減速比によってチャート紙40の目盛りにペン47の振幅を
適合せしめると共にラック46の戻しばね59に抗してポテ
ンショメータ43を回動させている。
第4図は、従来のポテンショメータと駆動装置の取付構
造を示す縦断面図(第3図(b)の要部拡大図)であ
り、ポテンショメータ43とその駆動装置である直流モー
タ44と減速ギヤ50a〜50bとをケース51の内部にユニット
化し、該ケース51をタコグラフA内の取付板1′(第3
図(b)参照)に対して固定している。図で、52は、防
塵カバーであり、ポテンショメータ43の基板53に形成さ
れた環状の抵抗回路54と、該抵抗回路54に対する回転体
55の接触子56とに塵が付着しないようにしている。ま
た、該回転体55の外周には、前記減速ギヤ50dに歯合す
る入力ギヤ57を設けてある。
しかしながら、上記従来の取付構造にあってはユニット
構造なるがゆえに、減速ギヤ50a〜50dを取付板1′の片
側に集中して配置しなければならず、特に大減速比が必
要な場合等には、配置しない側に無駄なスペースが生じ
てしまい、そのためにタコグラフAの厚みL(第3図
(b)参照)が肥大してしまうという問題があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、上記した点に鑑み、タコグラフをコンパクト
化することのできるポテンショメータと駆動装置の取付
構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、接触子を有する
回転体とケース部との間に設けられ、該接触子に対する
抵抗回路を有する抵抗基板と、該回転体に設けられた入
力ギヤと、該回転体に基端方を連結し、抵抗基板とケー
ス部を貫通する回転軸と、該回転軸の先端方に固定さ
れ、速度記録手段に接続する出力ギヤとを具備するポテ
ンショメータと、該ポテンショメータに対する駆動ギヤ
を有するモータとをタコグラフ内の一枚の取付板に配設
し、該駆動ギヤと該ポテンショメータの入力ギヤとの間
に、該駆動ギヤと該入力ギヤとを接続する複数の減速ギ
ヤを配置して成るタコグラフにおけるポテンショメータ
と駆動装置の取付構造において、 前記取付板に、前記抵抗基板よりも大きな穿孔を設け、
該穿孔内に該抵抗基板を該取付板とほぼ同一高さに位置
させて、前記ケース部を該取付板に固定し、該取付板の
表裏両面に対向して前記複数の減速ギヤを分配して成る
第一の取付構造、及び、前記ケース部と前記取付板とを
一体に形成し、該取付板に、前記抵抗基板に対する収容
凹部を形成し、該抵抗基板を該収容凹部内で該取付板と
ほぼ同一高さに位置させ、該取付板の表裏両面に対向し
て前記複数の減速ギヤを分配して成る第二の取付構造を
それぞれ採用する。
〔作用〕
回転体とケース部との間の抵抗基板が取付板とほぼ同一
高さに位置して、ポテンショメータが取付板から表裏両
側に均一に突出する。第一の構造においては取付板の厚
さ分だけ、第二の構造においてはケース部の厚さ分だけ
ポテンショメータの突出量が減少する。そして取付板の
表裏両側に、ポテンショメータを駆動する複数の減速ギ
ヤが分配されて、取付板周りのデッドスペースがなくな
る。また、ポテンショメータのケース部を前記取付板と
一体に形成すれば、取付板の剛性が高まり、取付強度が
増すと共にギヤ相互の歯合がより確実になる。
〔実施例〕
第1図は、本考案に係るタコグラフにおけるポテンショ
メータと駆動装置の取付構造の一実施例を示す縦断面図
である。
図で、1は、従来例の第3図(b)に1′で示したと同
様なタコグラフにおける取付板であり、該取付板1の穿
孔2aには樹脂リング3をアウトサート成形してあり、該
樹脂リング3に対して該取付板1の表側にポテンショメ
ータ4の樹脂製のケース部5を図示しないビス等により
固定している。該ケース部5の内側には、環状の抵抗回
路6を有する抵抗基板7を固着して該穿孔2a内において
取付板1とほぼ同一高さに位置させると共に、中央に筒
状軸受8を介して回転軸9を設け、該回転軸9の先端に
出力ピニオンギヤ10を圧入し、該筒状軸受8の基端方に
合成樹脂製の円板状回転体11をワッシャリング12を用い
て回動自在に設けてある。該回転体11には、前記抵抗回
路6に摺接する接触子(ブラシ)13は固着してあり、ま
た、該回転体11の外周には、前記ケース部5の環状溝14
に係合する環状リップ15を一体に形成して、ブラシ室16
への塵の浸入を防いでいる。さらに、該回転体11の外周
すなわち取付板1の裏側にはリング状の入力ギヤ17を固
着し、該回転体11と前記回転軸9とはL字杆18により連
結してある。58は、抵抗回路に接続したリード線であ
る。
さらに、該取付板1の表側に、該ポテンショメータ4と
間隔を置いて直流モータ19をビス20で固定してあり、該
直流モータ19の回転軸21には駆動ピニオンギヤ22を固着
してある。該取付板1には、該直流モータ19とポテンシ
ョメータ4との間にさらに二つの穿孔2b,2cを設けて、
該穿孔2b,2cに対して大小の減速ギヤを該取付板1の表
裏面に対向して設けている。すなわち、該取付板1の直
流モータ19寄りの裏側に副板23をビス24で固定し、該副
板23に対し、該取付板1の穿孔2bに挿通したギヤ軸25を
回動自在に軸支し、該ギヤ軸25に、該直流モータ19の駆
動ピニオンギヤ22に歯合する大径ギヤ26を設けると共
に、該ギヤ軸25の基端方すなわち取付板1の裏側に小径
ギヤ27を設けてある。さらに、該取付板1のポテンショ
メータ4寄りの穿孔2cには、該小径ギヤ27に歯合する中
径ギヤ28を軸受29を介して回動自在に設けてあり、該中
径ギヤ28は、ポテンショメータ4の入力ギヤ17に歯合し
ている。
ここで夫々の減速ギヤ26,27,28は、取付板1の表裏面に
対して適宜分配して配置してあるから、ポテンショメー
タ4と直流モータ19との間にデッドスペースがなくな
り、タコグラフのコンパクト化を可能にしている。
第2図は、本考案に係るポテンショメータと駆動装置の
取付構造の他の実施例を示す縦断面図である。
本実施例の特徴は、取付板1aの表側にポテンショメータ
4aのケース部5aを膨出して一体に形成し、該取付板1aの
内側に、抵抗基板7aに対する収容凹部60を形成し、該収
容凹部60内においてケース部5aと回転体11aとの間の該
抵抗基板7aを該取付板1aとほぼ同一高さに位置させたこ
とにある。そして前記実施例(第1図)における取付板
1のポテンショメータ4に対する大きな穿孔2aがないか
ら、取付板1aの剛性が高まり、取付強度が増し、ポテン
ショメータ4a及び各ギヤ軸30,31,32の曲げ方向の撓みが
なくなって各ギヤ33〜39の歯合をより確実に行うことが
できる。なお、取付板1aに対し、その表裏面に対向して
各減速ギヤ34〜38を分配して設置していることは言うま
でもない。
〔考案の効果〕
以上の如くに、本考案によれば、ポテンショメータの回
転体とケース部との間の抵抗基板が取付板とほぼ同一高
さに位置して、ポテンショメータが取付板から表裏両側
に均一に突出すると共に、該取付板の表裏両側に複数の
減速ギヤが均一に配分されるから、取付板の表裏両側の
スペースが均一に使用され、取付板周りのデッドスペー
スがなくなり、且つ請求項(1)の取付構造においては
取付板の厚さ分だけ、請求項(2)の取付構造において
はケース部の厚さ分だけそれぞれポテンショメータの突
出量が減少、この相乗効果によりタコグラフのコンパク
ト化が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、 第2図は本考案の他の実施例を示す縦断面図、 第3図(a)は従来のタコグラフを示す正面図、(b)
は側断面図、 第4図は従来例を示す縦断面図である。 1,1a……取付板、4,4a……ポテンショメータ、5,5a……
ケース部、7,7a……抵抗基板、11,11a……回転体、17…
…入力ギヤ、22……駆動ギヤ、26〜28,34〜38……減速
ギヤ、60……収容凹部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】接触子を有する回転体とケース部との間に
    設けられ、該接触子に対する抵抗回路を有する抵抗基板
    と、該回転体に設けられた入力ギヤと、該回転体に基端
    方を連結し、該抵抗基板とケース部とを貫通する回転軸
    と、該回転軸の先端方に固定され、速度記録手段に接続
    する出力ギヤとを具備するポテンショメータと、該ポテ
    ンショメータに対する駆動ギヤを有するモータとをタコ
    グラフ内の一枚の取付板に配設し、該駆動ギヤと該ポテ
    ンショメータの入力ギヤとの間に、該駆動ギヤと入力ギ
    ヤとを接続する複数の減速ギヤを配置して成るタコグラ
    フにおけるポテンショメータと駆動装置の取付構造にお
    いて、 前記取付板に、前記抵抗基板よりも大きな穿孔を設け、
    該穿孔内において該抵抗基板を該取付板とほぼ同一高さ
    に位置させて、前記ケース部を該取付板に固定し、該取
    付板の表裏両面に対向して前記複数の減速ギヤを分配し
    て成ることを特徴とするタコグラフにおけるポテンショ
    メータと駆動装置の取付構造。
  2. 【請求項2】接触子を有する回転体とケース部との間に
    設けられ、該接触子に対する抵抗回路を有する抵抗基板
    と、該回転体に設けられた入力ギヤと、該回転体に基端
    方を連結し、該抵抗基板とケース部とを貫通する回転軸
    と、該回転軸の先端方に固定され、速度記録手段に接続
    する出力ギヤとを具備するポテンショメータと、該ポテ
    ンショメータに対する駆動ギヤを有するモータとをタコ
    グラフ内の一枚の取付板に配設し、該駆動ギヤと該ポテ
    ンショメータの入力ギヤとの間に、該駆動ギヤと入力ギ
    ヤとを接続する複数の減速ギヤを配置して成るタコグラ
    フにおけるポテンショメータと駆動装置の取付構造にお
    いて、 前記ケース部と前記取付板とを一体に形成し、該取付板
    に、前記抵抗基板に対する収容凹部を形成し、該抵抗基
    板を該収容凹部内で該取付板とほぼ同一高さに位置さ
    せ、該取付板の表裏両面に対向して前記複数の減速ギヤ
    を分配して成ることを特徴とするタコグラフにおけるポ
    テンショメータと駆動装置の取付構造。
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