JPH07209132A - 蒸気発生装置 - Google Patents
蒸気発生装置Info
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- JPH07209132A JPH07209132A JP6006313A JP631394A JPH07209132A JP H07209132 A JPH07209132 A JP H07209132A JP 6006313 A JP6006313 A JP 6006313A JP 631394 A JP631394 A JP 631394A JP H07209132 A JPH07209132 A JP H07209132A
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- outer cylinder
- steam generator
- transfer tube
- waveguide
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】音響による検出手段を採用した蒸気発生装置で
あっても、部品の欠損信号が速やかに、かつ減衰が少な
く充分な信号としてとらえられ、安全性の高いこの種蒸
気発生装置を提供する。 【構成】音響センサ14が設置されている位置もしくは
その近傍の胴部2の内壁部に、この胴部と胴部内に配置
されている外筒5とを結合する導波体18を設けるよう
にした。
あっても、部品の欠損信号が速やかに、かつ減衰が少な
く充分な信号としてとらえられ、安全性の高いこの種蒸
気発生装置を提供する。 【構成】音響センサ14が設置されている位置もしくは
その近傍の胴部2の内壁部に、この胴部と胴部内に配置
されている外筒5とを結合する導波体18を設けるよう
にした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蒸気発生装置の改良に係
り、特に液体金属高速増殖炉用に好適な蒸気発生装置に
関する。
り、特に液体金属高速増殖炉用に好適な蒸気発生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、高速増殖炉にはヘリカルコ
イル型の蒸気発生装置が採用されているのが普通であ
る。図7には、その大型のヘリカルコイル型蒸気発生装
置の一例が示されている。
イル型の蒸気発生装置が採用されているのが普通であ
る。図7には、その大型のヘリカルコイル型蒸気発生装
置の一例が示されている。
【0003】図中1がヘリカルコイル型の蒸気発生器
で、この蒸気発生器は加熱胴部2とその胴部2の上部に
設けられたナトリウム入口ノズル3および胴部2の下部
に設けられたナトリウム出口ノズル8、それに胴部内に
複数の伝熱管6がヘリカルコイル状に巻きあげられて構
成されたヘリカルコイル管束部7を備えている。
で、この蒸気発生器は加熱胴部2とその胴部2の上部に
設けられたナトリウム入口ノズル3および胴部2の下部
に設けられたナトリウム出口ノズル8、それに胴部内に
複数の伝熱管6がヘリカルコイル状に巻きあげられて構
成されたヘリカルコイル管束部7を備えている。
【0004】このように形成された蒸気発生装置におい
て、加熱媒体(胴部内流体)である高温の液体金属ナト
リウムは、上部のナトリウム入口ノズル3から蒸気発生
器1の胴部2内に流入する。このナトリウムは、円筒状
の内筒4と外筒5で囲まれたアニュラス空間に設けられ
ているヘリカルコイル管束部7の管外を下降し、ナトリ
ウム出口ノズル8より胴部2外へ流出する。
て、加熱媒体(胴部内流体)である高温の液体金属ナト
リウムは、上部のナトリウム入口ノズル3から蒸気発生
器1の胴部2内に流入する。このナトリウムは、円筒状
の内筒4と外筒5で囲まれたアニュラス空間に設けられ
ているヘリカルコイル管束部7の管外を下降し、ナトリ
ウム出口ノズル8より胴部2外へ流出する。
【0005】一方、蒸気となる水は、胴部2の下方に設
けられた給水入口ノズル9より給水入口室10に流入
し、複数の伝熱管6内に導かれ、ヘリカルコイル管束部
7を上昇する。この時、低温で流入した水は、伝熱管6
外を流れる高温のナトリウムと熱交換し、予熱、沸騰、
過熱され、高温高圧の過熱蒸気となって蒸気出口水室1
1へ至る。この過熱蒸気は、蒸気出口ノズル12からタ
ービン車室(図示せず)に送られ、タービンを駆動す
る。
けられた給水入口ノズル9より給水入口室10に流入
し、複数の伝熱管6内に導かれ、ヘリカルコイル管束部
7を上昇する。この時、低温で流入した水は、伝熱管6
外を流れる高温のナトリウムと熱交換し、予熱、沸騰、
過熱され、高温高圧の過熱蒸気となって蒸気出口水室1
1へ至る。この過熱蒸気は、蒸気出口ノズル12からタ
ービン車室(図示せず)に送られ、タービンを駆動す
る。
【0006】このように形成されている蒸気発生器1に
おいては、安全性確保のために、万全の設計、製作、検
査が実施されるが、万が一、例えば伝熱管6等が破損し
た場合には、高温高圧の水・蒸気がナトリウム中に流出
し、ナトリウムと化学反応を起こし、水素ガス等を発生
させるナトリウム−水反応事故となる。
おいては、安全性確保のために、万全の設計、製作、検
査が実施されるが、万が一、例えば伝熱管6等が破損し
た場合には、高温高圧の水・蒸気がナトリウム中に流出
し、ナトリウムと化学反応を起こし、水素ガス等を発生
させるナトリウム−水反応事故となる。
【0007】このため一般には、伝熱管6に破損が生じ
たとしても小規模なナトリウム−水反応の段階で検出が
行なわれ、安全にプラントを停止する等の対策が講じら
れている。
たとしても小規模なナトリウム−水反応の段階で検出が
行なわれ、安全にプラントを停止する等の対策が講じら
れている。
【0008】従来の高速増殖炉プラントでは、小規模な
ナトリウム−水反応の段階で速やかに伝熱管等の破損を
検出するために、ナトリウム中の水素濃度を監視する化
学式のリ−ク検出装置15を設けるようにしている。
ナトリウム−水反応の段階で速やかに伝熱管等の破損を
検出するために、ナトリウム中の水素濃度を監視する化
学式のリ−ク検出装置15を設けるようにしている。
【0009】しかしながら、最近のように高速増殖炉プ
ラント規模がますます大型化してくると、蒸気発生器1
またその他の2次系統を構成する設備(図示せず)も大
容量化し、これにならって2次系ナトリウム量も増大す
る。このために、ナトリウム中の水素濃度の変化が緩慢
となって、前述の化学式のリーク検出装置15では、速
やかな伝熱管の破損検出は難しくなる傾向にある。
ラント規模がますます大型化してくると、蒸気発生器1
またその他の2次系統を構成する設備(図示せず)も大
容量化し、これにならって2次系ナトリウム量も増大す
る。このために、ナトリウム中の水素濃度の変化が緩慢
となって、前述の化学式のリーク検出装置15では、速
やかな伝熱管の破損検出は難しくなる傾向にある。
【0010】これを改善するために、最近になり蒸気発
生器1の胴部2内の伝熱管6が破損した際に発生する音
響を、胴部2外側に設置した導波棒13にとりつけたセ
ンサ14によりただちに検出する音響検出計が出現し、
期待されている。
生器1の胴部2内の伝熱管6が破損した際に発生する音
響を、胴部2外側に設置した導波棒13にとりつけたセ
ンサ14によりただちに検出する音響検出計が出現し、
期待されている。
【0011】図8はその音響検出計を備えたヘリカルコ
イル型蒸気発生器の一部を示したもので、蒸気発生器1
の胴部2に導波棒13を介して音響センサ14が取り付
けられている。
イル型蒸気発生器の一部を示したもので、蒸気発生器1
の胴部2に導波棒13を介して音響センサ14が取り付
けられている。
【0012】この構成でヘリカルコイル管束7内の伝熱
管6に破損が生じた場合、水または蒸気のナトリウム中
への噴出等により音響が発生する。この音響は、ヘリカ
ルコイル管束7を構成する伝熱管6が存在する外筒5内
ナトリウム21中を伝播し、外筒5へ到る。
管6に破損が生じた場合、水または蒸気のナトリウム中
への噴出等により音響が発生する。この音響は、ヘリカ
ルコイル管束7を構成する伝熱管6が存在する外筒5内
ナトリウム21中を伝播し、外筒5へ到る。
【0013】この伝播してきた音響は、外筒5を透過
し、さらに胴部2と外筒5で構成される領域のナトリウ
ム23中を経て胴部2に到る。その後は、導波棒13を
介して音響センサ14に到達する。
し、さらに胴部2と外筒5で構成される領域のナトリウ
ム23中を経て胴部2に到る。その後は、導波棒13を
介して音響センサ14に到達する。
【0014】このように到達した音を、蒸気発生器1の
運転中に生じるナトリウム流動音や水側の沸騰音と識別
して、伝熱管6の破損をただちに検出するのである。
運転中に生じるナトリウム流動音や水側の沸騰音と識別
して、伝熱管6の破損をただちに検出するのである。
【0015】なお、これら検出装置を備えた蒸気発生装
置に関連するものとしては特開平4−331339号公
報が挙げられる。
置に関連するものとしては特開平4−331339号公
報が挙げられる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように部品の破損
を音響にて検出するものは、高速増殖炉プラントの規模
の大小に無関係に破損検出が可能であり、この点では有
効である。しかしながらこのものでは、破損により生じ
た音響は、音響センサ14に到るまでに外筒5を透過し
たりまた反射したりして到達することになる。
を音響にて検出するものは、高速増殖炉プラントの規模
の大小に無関係に破損検出が可能であり、この点では有
効である。しかしながらこのものでは、破損により生じ
た音響は、音響センサ14に到るまでに外筒5を透過し
たりまた反射したりして到達することになる。
【0017】特にこのとき、外筒5は外筒内のナトリウ
ム中音波により振動し、さらに外筒の振動が外筒と胴部
2に囲まれた領域23のナトリウムに伝わることにな
り、このような大きな密度差を有する液体域と固体域が
混在する伝達経路においては、胴部2に音波が到達する
までには音圧レベルが大幅に減衰し、伝熱管6の破損検
出の可能な範囲が制限される嫌いがある。
ム中音波により振動し、さらに外筒の振動が外筒と胴部
2に囲まれた領域23のナトリウムに伝わることにな
り、このような大きな密度差を有する液体域と固体域が
混在する伝達経路においては、胴部2に音波が到達する
までには音圧レベルが大幅に減衰し、伝熱管6の破損検
出の可能な範囲が制限される嫌いがある。
【0018】また、外筒5の振動が、外筒5と胴部2に
囲まれた領域22のナトリウム中に伝播する際、音響が
拡散して各導波棒13へ到る音圧レベルが同等となる場
合には、各センサ14からの信号処理課程における異音
識別が困難となり、蒸気発生器の安全性が損なわれる嫌
いがある。
囲まれた領域22のナトリウム中に伝播する際、音響が
拡散して各導波棒13へ到る音圧レベルが同等となる場
合には、各センサ14からの信号処理課程における異音
識別が困難となり、蒸気発生器の安全性が損なわれる嫌
いがある。
【0019】本発明はこれに鑑みなされたもので、その
目的とするところは、音響による検出手段を採用したこ
の種蒸気発生装置であっても、速やかにかつ減衰が少な
く充分識別された信号がとらえられ、安全性の高いこの
種蒸気発生装置を提供するにある。
目的とするところは、音響による検出手段を採用したこ
の種蒸気発生装置であっても、速やかにかつ減衰が少な
く充分識別された信号がとらえられ、安全性の高いこの
種蒸気発生装置を提供するにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、音響
センサが設置されている位置もしくはその近傍の胴部内
壁部に、この胴部と胴部内に配置されている外筒とを結
合する固形の導波体を設けるようになし所期の目的を達
成するようにしたものである。
センサが設置されている位置もしくはその近傍の胴部内
壁部に、この胴部と胴部内に配置されている外筒とを結
合する固形の導波体を設けるようになし所期の目的を達
成するようにしたものである。
【0021】
【作用】すなわちこのように形成された蒸気発生装置で
あると、蒸気発生器の伝熱管が破損した場合に発生する
音響は、音源から音響センサに到るまでの伝達経路にお
いて、従来のように大きな密度差を有する液体域と固体
域が混在せず、外筒から音響センサまでの伝達経路は固
体域(固形体、例えば金属)のみであるので、音圧レベ
ルの減衰を小さく抑えることができるのである。
あると、蒸気発生器の伝熱管が破損した場合に発生する
音響は、音源から音響センサに到るまでの伝達経路にお
いて、従来のように大きな密度差を有する液体域と固体
域が混在せず、外筒から音響センサまでの伝達経路は固
体域(固形体、例えば金属)のみであるので、音圧レベ
ルの減衰を小さく抑えることができるのである。
【0022】また蒸気発生器の伝熱管が破損した場合に
発生する音響は、音源からヘリカルコイル管束部のナト
リウム域を伝播した後、外筒内面域で、音響センサまで
の固体伝達経路に直接に伝播するので、伝達経路端部に
て大きな音圧を受けることができ、大きな検出信号を得
ることができるのである。
発生する音響は、音源からヘリカルコイル管束部のナト
リウム域を伝播した後、外筒内面域で、音響センサまで
の固体伝達経路に直接に伝播するので、伝達経路端部に
て大きな音圧を受けることができ、大きな検出信号を得
ることができるのである。
【0023】
【実施例】以下図示した実施例に基づいて本発明を詳細
に説明する。図1にはその蒸気発生装置の一実施例が断
面で示されている。なお、前述した従来例と同一部品に
は同一符号を附したのでその詳細説明は省略する。
に説明する。図1にはその蒸気発生装置の一実施例が断
面で示されている。なお、前述した従来例と同一部品に
は同一符号を附したのでその詳細説明は省略する。
【0024】従来同様蒸気発生器の胴部2の外側には導
波棒13が設置され、そしてこの導波棒13の外側先端
には、音響センサ14としての加速度計が取付けられて
いる。音響センサ14は、この音響センサからの信号を
処理して蒸気発生器運転中の異音を識別する信号処理設
備17に接続されている。
波棒13が設置され、そしてこの導波棒13の外側先端
には、音響センサ14としての加速度計が取付けられて
いる。音響センサ14は、この音響センサからの信号を
処理して蒸気発生器運転中の異音を識別する信号処理設
備17に接続されている。
【0025】ここで重要なことは、導波棒13が蒸気発
生器の胴部の外側に設置されるとは言え、この導波棒1
3の胴部側の端部、すなわち導波棒が設置されている設
置部の胴部2内面側には図2にも示されているように棒
状の内部導波体18が溶接により取付けられるのであ
る。
生器の胴部の外側に設置されるとは言え、この導波棒1
3の胴部側の端部、すなわち導波棒が設置されている設
置部の胴部2内面側には図2にも示されているように棒
状の内部導波体18が溶接により取付けられるのであ
る。
【0026】なお、この場合内部導波体18の長さを、
胴部2と外筒5の間隙幅よりも若干小さく形成し、そし
て内部導波体18近傍に内部導波体18よりも僅かに長
く形成された筒状のスペーサを設置し、外筒5を内部導
波体18に止め具19を介して固定するのである。この
ようにすると、蒸気発生器1の製作時に胴部2と外筒5
の間隙幅の調整が容易しなり非常に有効である。
胴部2と外筒5の間隙幅よりも若干小さく形成し、そし
て内部導波体18近傍に内部導波体18よりも僅かに長
く形成された筒状のスペーサを設置し、外筒5を内部導
波体18に止め具19を介して固定するのである。この
ようにすると、蒸気発生器1の製作時に胴部2と外筒5
の間隙幅の調整が容易しなり非常に有効である。
【0027】この場合、外筒5には一部切欠きが設けら
れ、外筒5はこの切欠き部で内部導波体18に止め具1
9で固定される。この切欠き部は、止め具19にて覆わ
れてシールされており、止め具19により他の外筒5部
位と同様に、外筒5内側のナトリウム領域21と外筒5
外側のナトリウム領域22の境界が形成される。勿論、
止め具19は、外筒5内側のナトリウム領域21に接液
している。
れ、外筒5はこの切欠き部で内部導波体18に止め具1
9で固定される。この切欠き部は、止め具19にて覆わ
れてシールされており、止め具19により他の外筒5部
位と同様に、外筒5内側のナトリウム領域21と外筒5
外側のナトリウム領域22の境界が形成される。勿論、
止め具19は、外筒5内側のナトリウム領域21に接液
している。
【0028】なお、この実施例では、内部導波体18を
棒状のものとして説明してきたが、常に棒状でなければ
ならないわけではなく、例えば突起形状、すなわち円筒
や角柱あるいは板状等であっても良いことは勿論であ
る。
棒状のものとして説明してきたが、常に棒状でなければ
ならないわけではなく、例えば突起形状、すなわち円筒
や角柱あるいは板状等であっても良いことは勿論であ
る。
【0029】また、上記実施例では内部導波体18を溶
接により胴部2に取付けた構造を対象に述べたが、導波
棒18を胴部2にネジまたはネジと溶接の組合せにより
取付けても良いであろうし、また突起形状導波体を胴部
2から削りだして形成するようにしても良いであろう。
接により胴部2に取付けた構造を対象に述べたが、導波
棒18を胴部2にネジまたはネジと溶接の組合せにより
取付けても良いであろうし、また突起形状導波体を胴部
2から削りだして形成するようにしても良いであろう。
【0030】図3には、その一つの実施例が示されてい
る。すなわちこの場合には、内部導波体18を、胴部2
と一体に成形、あるいは削りだして形成するようにした
ものであり、また図4は、内部導波体18を、前述した
止め具19を用いずに、溶接により外筒5に接続するよ
うにするのである。
る。すなわちこの場合には、内部導波体18を、胴部2
と一体に成形、あるいは削りだして形成するようにした
ものであり、また図4は、内部導波体18を、前述した
止め具19を用いずに、溶接により外筒5に接続するよ
うにするのである。
【0031】特にこの構成であると、外筒5と内部導波
体18間の隙間はシールされており、内側のナトリウム
領域21と外筒5外側のナトリウム領域22の境界形成
はさらに強化される。
体18間の隙間はシールされており、内側のナトリウム
領域21と外筒5外側のナトリウム領域22の境界形成
はさらに強化される。
【0032】すなわち、外筒5の内側を流下する高温の
ナトリウムは、外筒5外側のスタグナントなナトリウム
域22に流出することがないので、これに起因するヘリ
カルコイル域7でのナトリウム偏流及び流量低下は生じ
ず、また、外筒5と胴部2の間の領域で安定なスタグナ
ントナトリウム域22を形成することが可能であり、伝
熱性能及び健全性を損なうことがなく、音響式による伝
熱管破損検出に優れたものとなる。
ナトリウムは、外筒5外側のスタグナントなナトリウム
域22に流出することがないので、これに起因するヘリ
カルコイル域7でのナトリウム偏流及び流量低下は生じ
ず、また、外筒5と胴部2の間の領域で安定なスタグナ
ントナトリウム域22を形成することが可能であり、伝
熱性能及び健全性を損なうことがなく、音響式による伝
熱管破損検出に優れたものとなる。
【0033】また図5の場合は、外筒5と内部導波体1
8との固着を溶接固着とした場合で、かつ内部導波体1
8が筒状に形成された場合である。この構成であると、
蒸気発生器1の伝熱管6が破損した場合に発生する音響
は、音源からヘリカルコイル管束部7のナトリウム域2
1を伝播した後、音響センサ14までの固体伝達経路の
開始点である内部導波体18端部に直接に伝播するの
で、伝達経路端部にて大きな音圧を受け、大きな検出信
号を得ることが可能となり、音響式による伝熱管破損検
出に優れた蒸気発生装置とすることができる。
8との固着を溶接固着とした場合で、かつ内部導波体1
8が筒状に形成された場合である。この構成であると、
蒸気発生器1の伝熱管6が破損した場合に発生する音響
は、音源からヘリカルコイル管束部7のナトリウム域2
1を伝播した後、音響センサ14までの固体伝達経路の
開始点である内部導波体18端部に直接に伝播するの
で、伝達経路端部にて大きな音圧を受け、大きな検出信
号を得ることが可能となり、音響式による伝熱管破損検
出に優れた蒸気発生装置とすることができる。
【0034】図6は、さらに他の実施例を示すもので、
胴部2の熱遮蔽板24に適用した場合である。この場合
は、ヘリカルコイル管束部7から伝熱管6が胴部2を貫
通する部位までの伝熱管6の破損検出も対象としてなさ
れたもので、熱遮蔽板24設置領域についても、導波棒
13設置部の胴部2内面側の胴部2と熱遮蔽板24の間
隙域に上述の図1と同様の構造で内部導波棒18を取付
けるようにしたものである。
胴部2の熱遮蔽板24に適用した場合である。この場合
は、ヘリカルコイル管束部7から伝熱管6が胴部2を貫
通する部位までの伝熱管6の破損検出も対象としてなさ
れたもので、熱遮蔽板24設置領域についても、導波棒
13設置部の胴部2内面側の胴部2と熱遮蔽板24の間
隙域に上述の図1と同様の構造で内部導波棒18を取付
けるようにしたものである。
【0035】以上種々説明してきたようにこのように構
成された蒸気発生装置であると、蒸気発生器1の伝熱管
6が破損した場合に発生する音響は、音源から音響セン
サ14に到るまでの伝達経路において、大きな密度差を
有する液体域と固体域が混在せず、外筒5から音響セン
サ14までの伝達経路は固体域(金属)のみであるので
音圧レベルの減衰を小さく抑えることができ、音響式に
よる伝熱管破損検出に優れた蒸気発生器1を得ることが
できる。
成された蒸気発生装置であると、蒸気発生器1の伝熱管
6が破損した場合に発生する音響は、音源から音響セン
サ14に到るまでの伝達経路において、大きな密度差を
有する液体域と固体域が混在せず、外筒5から音響セン
サ14までの伝達経路は固体域(金属)のみであるので
音圧レベルの減衰を小さく抑えることができ、音響式に
よる伝熱管破損検出に優れた蒸気発生器1を得ることが
できる。
【0036】また胴部2内側の導波体18を介して外筒
及び熱遮蔽体が胴部に固定支持されるように形成されて
いることから、外筒5は胴部2に固定支持されることか
ら、これにより全体の剛性が増して、耐震性が向上する
ことも期待できる音響式による伝熱管破損検出に優れた
蒸気発生器1とすることができる。
及び熱遮蔽体が胴部に固定支持されるように形成されて
いることから、外筒5は胴部2に固定支持されることか
ら、これにより全体の剛性が増して、耐震性が向上する
ことも期待できる音響式による伝熱管破損検出に優れた
蒸気発生器1とすることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明は、音響
センサが設置されている位置もしくはその近傍の胴部内
壁部に、この胴部と胴部内に配置されている外筒とを結
合する固形の導波体を設けるようになしたから、蒸気発
生器の伝熱管が破損した場合に発生する音響は、音源か
ら音響センサに到るまでの伝達経路において、従来のよ
うに大きな密度差を有する液体域と固体域が混在せず、
音圧レベルの減衰を小さく抑えることができ、したがっ
て音響による検出手段を採用した蒸気発生装置であって
も、速やかにかつ減衰が少なく充分な信号がとらえら
れ、安全性の高いこの種蒸気発生装置を得ることができ
る。
センサが設置されている位置もしくはその近傍の胴部内
壁部に、この胴部と胴部内に配置されている外筒とを結
合する固形の導波体を設けるようになしたから、蒸気発
生器の伝熱管が破損した場合に発生する音響は、音源か
ら音響センサに到るまでの伝達経路において、従来のよ
うに大きな密度差を有する液体域と固体域が混在せず、
音圧レベルの減衰を小さく抑えることができ、したがっ
て音響による検出手段を採用した蒸気発生装置であって
も、速やかにかつ減衰が少なく充分な信号がとらえら
れ、安全性の高いこの種蒸気発生装置を得ることができ
る。
【図1】本発明の蒸気発生装置の一実施例を示す縦断側
面図である。
面図である。
【図2】本発明の蒸気発生装置の要部を示す縦断側面図
である。
である。
【図3】本発明の蒸気発生装置の他の実施例を示すもの
にして、その要部を示す縦断側面図である。
にして、その要部を示す縦断側面図である。
【図4】本発明の蒸気発生装置の他の実施例を示すもの
にして、その要部を示す縦断側面図である。
にして、その要部を示す縦断側面図である。
【図5】本発明の蒸気発生装置の他の実施例を示すもの
にして、その要部を示す縦断側面図である。
にして、その要部を示す縦断側面図である。
【図6】本発明の蒸気発生装置の他の実施例を示すもの
にして、その要部を示す縦断側面図である。
にして、その要部を示す縦断側面図である。
【図7】従来の蒸気発生装置を示す縦断側面図である。
【図8】従来の蒸気発生装置の要部を示す縦断側面図で
ある。
ある。
1…蒸気発生器、2…胴部、3…ナトリウム入口ノズ
ル、4…内筒、5…外筒、6…伝熱管、7…ヘリカルコ
イル管束部、8…ナトリウム出口ノズル、9…給水入口
ノズル、10…給水入口室、11…蒸気出口室、12…
蒸気出口ノズル、13…導波棒、14…センサ、15…
化学式伝熱管破損検出設備、16…支持梁、18…内部
導波体、19…止め具、20…スペーサ、21…外筒内
ナトリウム領域、22…外筒外ナトリウム領域、23…
熱遮蔽板−胴間ナトリウム領域、24…熱遮蔽板。
ル、4…内筒、5…外筒、6…伝熱管、7…ヘリカルコ
イル管束部、8…ナトリウム出口ノズル、9…給水入口
ノズル、10…給水入口室、11…蒸気出口室、12…
蒸気出口ノズル、13…導波棒、14…センサ、15…
化学式伝熱管破損検出設備、16…支持梁、18…内部
導波体、19…止め具、20…スペーサ、21…外筒内
ナトリウム領域、22…外筒外ナトリウム領域、23…
熱遮蔽板−胴間ナトリウム領域、24…熱遮蔽板。
Claims (11)
- 【請求項1】 熱変換を行う伝熱管群と、 該伝熱管群を覆い過熱媒体を案内する外筒と、 前記伝熱管群及び外筒を内包する胴部とを備え、 前記胴部の外側に、内包部材の破損を検出する音響セン
サを備えている蒸気発生装置において、 前記センサ設置位置もしくはその近傍の胴部内壁部と前
記胴部外壁との間に、固形の導波体を介在するようにし
たことを特徴とする蒸気発生装置。 - 【請求項2】 熱変換を行う伝熱管群と、 該伝熱管群を覆い過熱媒体を案内する外筒と、 前記伝熱管群及び外筒を内包する胴部とを備え、 前記胴部の外側に、内包部材の破損を検出する音響セン
サを備えている蒸気発生装置において、 前記センサ設置位置もしくはその近傍の胴部内壁部に、
該胴部と前記外筒とを結合する導波体を設けたことを特
徴とする蒸気発生装置。 - 【請求項3】 熱変換を行う伝熱管群と、 該伝熱管群を覆い過熱媒体を案内する外筒と、 前記伝熱管群及び外筒を内包する胴部と、 該胴部の内側に配置され、過熱媒体の胴部側への熱移動
を阻止する熱遮蔽体層とを備え、 前記胴部の外側に、内包部材の破損を検出する音響セン
サを備えている蒸気発生装置において、 前記センサ設置位置もしくはその近傍の胴部内壁部に、
該胴部と前記外筒若しくは前記熱遮蔽体層とを結合する
導波体を設けたことを特徴とする蒸気発生装置。 - 【請求項4】 被加熱媒体が内部を流れる複数の伝熱管
が一定の径の螺旋状層に形成され、さらに該螺旋状層の
外側または内側に他の複数の伝熱管が巻き上げられた螺
旋状層が同心状に組み合わされた伝熱管群と、 該伝熱管群の端部が接続される管寄せと、 該伝熱管群の螺旋中心に同心に設置された円筒形状の内
筒と、 該伝熱管群の外側に同心に設置された外筒と、 前記内筒、伝熱管群及び外筒を内包する胴部とからな
り、 該胴部の外側に、伝熱管破損検出用の音響センサを備え
ている蒸気発生装置において、 前記センサ設置位置もしくはその近傍の胴部内壁部に、
該胴部と前記外筒もしくは胴部内側に取り付けられてい
る熱遮蔽体とを結合する導波体を設けたことを特徴とす
る蒸気発生装置。 - 【請求項5】 被加熱媒体が内部を流れる複数の伝熱管
が一定の径の螺旋状層に形成され、さらに該螺旋状層の
外側または内側に他の複数の伝熱管が巻き上げられた螺
旋状層が同心状に組み合わされた伝熱管群と、 該伝熱管群の端部が接続される管寄せと、 該伝熱管群の螺旋中心に同心に設置された円筒形状の内
筒と、 該伝熱管群の外側に同心に設置された外筒と、 前記内筒、伝熱管群及び外筒を内包する胴部とからな
り、 該胴部の外側に、導波棒を介して伝熱管破損検出用の音
響センサを備えている蒸気発生装置において、 前記導波棒の設置位置もしくはその近傍の胴部内壁部
に、該胴部と前記外筒もしくは胴部内側に取り付けられ
ている熱遮蔽体とを結合する導波体を設けるようにした
ことを特徴とする蒸気発生装置。 - 【請求項6】 前記導波体が、一方側は胴部の内壁面に
溶接固着され、かつ他方側が外筒もしくは熱遮蔽体に着
脱自在に固定用止め具にて結合されてなる請求項5記載
の蒸気発生装置。 - 【請求項7】 前記固定用止め具が、外筒、内筒、伝熱
管及び熱遮蔽体で構成される胴部側流体領域に露出する
ように形成してなる請求項6記載の蒸気発生装置。 - 【請求項8】 前記固定用止め具を、前記外筒の内側と
外側の流体の境界を形成するように形成してなる請求項
6若しくは7記載の蒸気発生装置。 - 【請求項9】 前記導波体の周囲に、該導波体を囲むよ
うに筒状のスペーサを介在させてなる請求項6、7若し
くは8記載の蒸気発生装置。 - 【請求項10】 前記導波体を、円筒状の部材にて形成
するとともに、その端部を溶接にて夫々外筒および胴部
に固着し、かつ円筒状部材の中空部が、前記外筒の内側
に開口するように形成してなる請求項6、7、8、若し
くは9記載の蒸気発生装置。 - 【請求項11】 前記胴部内側の導波体を介して前記外
筒及び熱遮蔽体が胴部に固定支持されるように形成して
なる請求項6、7、8、若しくは9記載の蒸気発生装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6006313A JPH07209132A (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | 蒸気発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6006313A JPH07209132A (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | 蒸気発生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07209132A true JPH07209132A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11634890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6006313A Pending JPH07209132A (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | 蒸気発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07209132A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100727093B1 (ko) * | 2005-11-16 | 2007-06-13 | 한국원자력연구원 | 옥타브 밴드 분석법에 의한 액체금속로 증기발생기에서의물 누출사고 음향감지방법 및 장치 |
-
1994
- 1994-01-25 JP JP6006313A patent/JPH07209132A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100727093B1 (ko) * | 2005-11-16 | 2007-06-13 | 한국원자력연구원 | 옥타브 밴드 분석법에 의한 액체금속로 증기발생기에서의물 누출사고 음향감지방법 및 장치 |
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