JPH0720955Y2 - フレキシブルシ−ルドチユ−ブ - Google Patents

フレキシブルシ−ルドチユ−ブ

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JPH0720955Y2
JPH0720955Y2 JP1987082305U JP8230587U JPH0720955Y2 JP H0720955 Y2 JPH0720955 Y2 JP H0720955Y2 JP 1987082305 U JP1987082305 U JP 1987082305U JP 8230587 U JP8230587 U JP 8230587U JP H0720955 Y2 JPH0720955 Y2 JP H0720955Y2
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JP
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shield
slide fastener
fastener
flexible
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JP1987082305U
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明人 岸田
純雄 下西
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横河・ヒユーレツト・パツカード株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電子機器間に敷設されるケーブル等のシールド
を行うフレキシブルシールドチューブに係り、特にケー
ブルに対する着脱を可能にするためチューブの開閉を自
在としたフレキシブルシールドチューブに関する。
〔従来技術及びその問題点〕
一般に、コンピュータその他の電子応用機器等の高周波
信号を発生し得るシステムにおいては、電磁気障害対策
のためシステム構成上相互接続に用いられるケーブルに
対してもシールドを施す必要が生じる。その場合、シス
テム構成を変更する場合に備えて、該シールド手段はケ
ーブルに対して着脱可能な形態である方が望ましい。
従来このような用途に用いられていたシールド手段の一
つは、第11図に示すような、銅線からなるメッシュ102
と該メッシュを保護する塩化ビニール製の外皮103とか
ら構成されるフレキシブルシールドチューブ101をケー
ブル結束104の上に被覆するものである。メッシュ102は
重複部102aで互いに接触することにより電気的な導通を
保持している。外皮103は、一続きの咬合子から成るビ
ニールファスナ105を備えており、開閉可能となってい
る。
ところが、このフレキシブルシールドチューブ101で
は、包まれるケーブルの本数・線径が小さい場合、第12
図に示すように、メッシュ102が内側に巻き込まれて重
複部102aで接触せず、空隙107ができてしまうことがあ
り、該空隙から電磁波が漏れるため十分なシールド効果
を得ることができないという欠点があった。
また、線径の細い複数の電線結束のシールド・保護を行
う場合、第13図に示すように、シールドメッシュ102の
重複部102aに電線の一部が入り込むことによって同様に
空隙107ができ、十分なシールドが得られないという欠
点があった。
さらに、従来例には第14図に示すような、フレキシブル
シールドチューブ201がある。フレキシブルシールドチ
ューブ201は、シールドメッシュ202と、塩化ビニール製
の保護外皮203とを備えており、シールドメッシュ202は
スライドファスナ204によって開閉できるようになって
いる。スライドファスナ204は、シールドメッシュ202を
電気的導通を保ちながら開閉可能にするためのものであ
って、シールドメッシュ202に縫い付けられたファスナ
テープ205と、該ファスナテープ205に取り付けられた金
属製の咬合子(以下、務歯と言う)206とからなる。
このフレキシブルシールドチューブ201では、ファスナ
テープ205にシールドメッシュ202と同様の材質、あるい
はその他のシールド材を使用せねばならず、また務歯20
6において厳しい電気的導通が要求され、機械的強度、
耐久性にも優れたものが必要とされるため、非常に高価
になるという欠点があった。
また、ファスナの勘合部に於ける電気的導通は務歯相互
の接触によるので、該接触抵抗によって該勘合部のイン
ピーダンスが高くなるので、ここから電磁波が漏れるた
め使用条件によっては十分なシールドが得られないとい
う欠点があった。
それに加えて、ファスナテープの部分におけるシールド
効果が十分得られないという問題点もあった。即ち、前
記したシールドメッシュは、複数枚重ねて用いることに
よってシールド効果が高くなることが知られており、一
層の金網を例えば4枚から8枚程度重あわせたシールド
メッシュを用いることにより一層のシールドメッシュよ
りも数10dB以上シールド効果が改善される。ところが、
電線を覆うシールドメッシュ202を多層にすることは容
易であるのに対して、咬合子が多数取り付けられるシー
ルドテープ205を多層にすることは困難であり、このた
め比較的薄くなっているファスナテープの部分からの漏
れによって十分なシールドが得られないという欠点があ
った。
また、スライドファスナ204部分の電気的導通は咬合子2
06の接触によるので、経年的な導通特性の劣化により、
特に高周波域におけるシールド性能が十分でなくなる恐
れがあるという欠点があった。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、上記した従来技術の欠点を除くためになされ
たものであって、その目的とするところは、布などから
成るファスナーテープを備えたファスナを用い、且つシ
ールド材を重ね合わせて導通を確保する構成をとること
によって、低コストで信頼性の高いシールド効果が得ら
れようにすることである。
〔問題点を解決するための手段〕
要するに本考案は、電線を覆って遮蔽を行うための帯状
のシールド材と、前記シールド材を被覆保護するための
帯状のシートと該シートに取り付けられた止め具とから
なる外被と、前記シールド材に該シールド材の長手方向
に沿って取り付けられると共に、少なくとも一方のファ
スナテープは前記シールド材の端部から所定距離の位置
に内面側に取り付けられているスライドファスナとを備
え、前記スライドファスナは、該スライドファスナを閉
めたとき、前記シールド材及び前記スライドファスナに
よって前記電線の円周方向全てを取り囲むようになって
おり、且つ前記シールド材は、前記スライドファスナを
閉めたとき、互いに重なり合って接触により電気的に導
通する重複部を備えているようにしたことを特徴とする
ものである。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第1図は、実施例に係るフレキシブルシールドチューブ
を、被覆電線(ケーブル)2に装着した状態を示す断面
図である。第1図に示すように、フレキシブルシールド
チューブ1は、シールド材の一例たる金網3と、スライ
ドファスナ4と、外被(カバー)5とを備えている。
次に第2図に示すように、金網3は、金属線の織り又は
編みによって形成された金網を数枚重ね合わせてなり、
電線(ケーブル)を覆ってシールド、主として電磁シー
ルドを行うためのものであって、ケーブルの長さに対応
する長さの帯状となっている。
スライドファスナ4は、複数の咬合子(以下、務歯とい
う)を備えた一対の布製のファスナテープ41,42を備え
ている。ファスナテープ41は、金網3の端部3aから内側
に向かって距離Lの位置に金網3の長手方向に沿って縫
い付けられている。一方、ファスナテープ42は金網3の
端部3bから内側に向かって、長さMの位置に金網3の長
手方向に沿って縫い付けられている。両ファスナテープ
41,42は、端部41a,42aが金網3の端部3dから長さNだけ
離れる位置となるような寸法となっている。このNの部
分を、隔壁に取り付ける末端金具(図示せず)に巻き付
けることができる。通常、末端金具は、金属製の円筒部
と該円筒部の一方の端部から外側に向けて一体的に延設
されたフランジとからなる。金網3を円筒部に巻き付け
て固定し、フランジを隔壁に接続することにより接地を
行うことできる。
外被5は、第3図に示すように金網3を保護するシート
の一例たるビニールシート51と、止め具の一例たるビニ
ールファスナ6とを備えている。ビニールファスナ6
は、ビニールのファスナテープ61と、該ファスナテープ
61から一体的に形成された咬合子62,63からなり、ファ
スナテープ61は、ビニールシート51に接着されている。
カバー5に金網3を重ね合わせ、破線部で縫い付ける
と、第1実施例に係るシールドチューブ1が完成する。
また、第2実施例に係るシールドチューブ11は、第4図
に示すようにカバー5の上に金網3を重ねて、カバー5
の一方の務歯62が、金網3のファスナテープ41,42のほ
ぼ中間に位置するように縫い付けてなる。
本考案は上記のように構成されており、以下その作用に
ついて説明する。
第5図(A)に示すように、まず金網3の上に電線2を
置き、スライドファスナ4を閉める。次に、第5図
(B)に示すように、金網3の重複部31と32とをスライ
ドファスナ側に折り込み、重ね合わせる。最後に、第5
図(C)に示すようにビニールファスナ6を閉める。
このとき、布製のファスナテープ41,42の上に金網3が
重なるので、電線2が金網3に覆われない面はなくな
る。重複部31,32は、ビニールファスナ6を閉めると、
スライドファスナ4とカバー5との両方に挟まれて互い
に接触し、電気的に良好に導通する。
第2実施例に係るシールドチューブ11では、第6図に示
すように、まずスライドファスナ4を閉め、重複部31,3
2を重ね合わせる。次に、該重複部31,32が下の位置にく
るようにする。最後に、頂上部に位置するビニールファ
スナ6を閉める。この状態で、シールドチューブ11を床
上に放置すると、電線の自重が重複部31,32にかかり、
それにより両重複部31,32は互いに良好に接続される。
本考案による、シールド特性を第14図に示す従来のシー
ルドチューブ201と比較する。本考案に係るシールドチ
ューブ1の金網3は、シールドチューブ201の金網202
と、同じものを用いている。第10図は、標準周波数発生
器とスペクトラムアナライザ、及び近磁界プローブを用
いて、シールドチューブの近傍における漏れがどの程度
あるか測定した結果を示すものである。
曲線A:シールドチューブを装着しないで測定。
曲線B:シールドチューブ201のファスナ部近傍。
(従来例) 曲線C:シールドチューブ211の金網部近傍。
(従来例) 曲線D:シールドチューブ1の重複部近傍。
(本考案) 曲線E:シールドチューブ1の金網部近傍。
(本考案) 〔本考案の他の実施例〕 金網(シールドメッシュ)に取り付けるスライドファス
ナの位置は、上記実施例に限定されるものではなく、他
に種々のものが考えられる。
例えば金網に対するスライドファスナの取り付け位置
は、第7図(a)に示すように、金網71の端部71aとし
てもよい。この場合、スライドファスナ72の縫い付け部
72aから金網71の端部71cまでの長さをQ、ファスナテー
プ72,73の縫い付け部72a,73aから務歯までの長さをそれ
ぞれKとすると、 Q>2K となっており、第7図(b)に示すように、金網71がス
ライドファスナの上部で重なるのではなく、スライドフ
ァスナに隣接する重複部71bで重なるようになってい
る。
また、第8図(a)に示すように金網81の表側、裏側に
それぞれファスナテープ82,83を取り付けることもでき
る。この場合、同図(b)に示すように、ファスナテー
プ82の縫い付け部82aから金網81の端部81aまでの長さを
S、ファスナテープ83の縫い付け部83aから金網81の端
部81bまでの長さをT、ファスナテープ82,83の縫い付け
部82a,83aから務歯までの長さをそれぞれKとすると、 S>2K T>2K となっており、 2箇所の重複部81c,81dを有する。
また、第9図に示すように、ファスナテープ93の下にさ
らに電線保護部98を設けて、務歯が電線を咬み込むこと
を防止するようにしてもよい。
また、上記実施例において、シールド材は金網として説
明したが、金属膜などでもよい。また、外被に設けられ
たスライドファスナは、一体的な咬合子を備えたものと
して説明したが、金網に用いたように複数の咬合子を備
えたスライドファスナでもよい。また、上記実施例で用
いているスライドファスナは、他の取り付け手段、例え
ば表面に多数のループを備えたファスナテープと多数の
鉤止部材を備えたファスナテープとからなるファスナ、
あるいはスナップボタンなど種々ものを用いることがで
きる。
〔効果〕
本考案は、上記のように構成され、作用するものである
から、常に電線をシールド材が被って間隙が生じないの
で常に確実なシールドを行うことができるフレキシブル
シールドチューブを提供し得るという効果が得られる。
また、シールド材の円周方向の導通はファスナの咬合子
によって行われるのではなく、該シールド材の重複部で
行われるので、ファスナテープに絶縁材を用いて低コス
ト化を図ることができ、経年的導通特性の劣化を減少さ
せることができる効果が得られる。さらに、重複部の信
頼性がより高くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は本考案の実施例に係り、第1図は第
1実施例に係るフレキシブルシールドチューブを電線に
装着した状態を示す断面図、第2図は第1図の金網とフ
ァスナとを示す斜視図、第3図は第1図の外被を示す斜
視図、第4図は第3図の金網と第2図の外被とを縫い付
け方を説明するため斜視図、第5図はフレキシブルシー
ルドチューブを電線に装着する様子を示す斜視図、第6
図は第2実施例に係るフレキシブルシールドチューブ及
び電線の断面図、第7図は実施例に係るフレキシブルシ
ールドチューブのシールド材及びスライドファスナを示
す図、第8図は更に別実施例に係るフレキシブルシール
ドチューブのシールド材及びスライドファスナを示す
図、第9図は電線保護部を備えたフレキシブルシールド
チューブの斜視図、第10図は遮蔽効果を本考案と従来例
とで比較した測定結果を示す図、第11図は従来例に係る
フレキシブルシールドチューブを示す図、第12図は第11
図のシールドチューブのシールド材に空隙ができている
状態を示す断面図、第13図は第11図のシールドチューブ
のシールド材に電線が挟まっている状態を示す断面図、
第14図は別の従来例を示す図である。 1,11,80:フレキシブルシールドチューブ、2:電線、3,7
1,81,202:金網、31,32:重複部、4:スライドファスナ、4
1,42,72,73,82,83,92,93:ファスナテープ、5:外被、6,9
6:ビニールファスナ。

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線を覆って遮蔽を行うための帯状のシー
    ルド材と、前記シールド材を被覆保護するための帯状の
    シートと該シートに取り付けられた止め具とからなる外
    被と、前記シールド材に該シールド材の長手方向に沿っ
    て取り付けられると共に、少なくとも一方のファスナテ
    ープは前記シールド材の端部から所定距離の位置に内面
    側に取り付けられているスライドファスナとを備え、前
    記スライドファスナは、該スライドファスナを閉めたと
    き、前記シールド材及び前記スライドファスナによって
    前記電線の円周方向全てを取り囲むようになっており、
    且つ前記シールド材は、前記スライドファスナを閉めた
    とき、互いに重なり合って接触により電気的に導通する
    重複部を備えているようにしたことを特徴とするフレキ
    シブルシールドチューブ。
  2. 【請求項2】前記スライドファスナは、ファスナテープ
    が絶縁材からなるものであることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載のフレキシブルシールドチ
    ューブ。
  3. 【請求項3】前記絶縁材は布である実用新案登録請求の
    範囲第2項に記載のフレキシブルシールドチューブ。
  4. 【請求項4】前記シールド材は、金網を複数重ねあわせ
    たものであることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項又は第2項に記載のフレキシブルシールドチュー
    ブ。
  5. 【請求項5】前記重複部は、前記スライドファスナー
    と、前記止め具との間に位置することを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項、第2項又は第3項に記載の
    フレキシブルシールドチューブ。
  6. 【請求項6】前記外被は、前記電線に対して装着したと
    き前記止め具が前記スライドファスナに対して反対側に
    位置するように、前記シールド材に取り付けられている
    ものであることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項、第2項又は第3項に記載のフレキシブルシールド
    チューブ。
  7. 【請求項7】前記スライドファスナの一方の務歯は前記
    シールド材の表面に、他方の務歯は裏面にそれぞれ装着
    されているものであることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項、第2項又は第3項に記載のフレキシブ
    ルシールドチューブ。
  8. 【請求項8】前記止め具は、スライドファスナであるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項又は第2
    項又は第3項又は第4項又は第5項又は第6項又は第7
    項に記載のフレキシブルシールドチューブ。
JP1987082305U 1987-05-28 1987-05-28 フレキシブルシ−ルドチユ−ブ Expired - Lifetime JPH0720955Y2 (ja)

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JPS63191696U JPS63191696U (ja) 1988-12-09
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