JPH07210707A - エッジ付き図形の描画方法及び装置 - Google Patents

エッジ付き図形の描画方法及び装置

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JPH07210707A
JPH07210707A JP6004806A JP480694A JPH07210707A JP H07210707 A JPH07210707 A JP H07210707A JP 6004806 A JP6004806 A JP 6004806A JP 480694 A JP480694 A JP 480694A JP H07210707 A JPH07210707 A JP H07210707A
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pixel
buffer memory
depth
edge
data
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JP6004806A
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Kazuhisa Yamashita
和寿 山下
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】図形のエッジ及び内部を、当該図形の各画素の
奥行きを考慮して隠面処理、隠線処理をしながら描画す
る場合に、エッジに対応する画素と、図形の内部に対応
する各画素とが互いに重複しても、塗り分けていく。 【構成】当該図形のエッジに対応する各画素の奥行きデ
ータに代えて特定の値Sをデプスバッファメモリに書込
む(ステップ(3) )。そして、当該図形の内部に対応す
る各画素のデプスバッファメモリに記憶されている奥行
きデータが特定の値Sを表すものでない場合に限り、当
該画素の色データをフレームバッファメモリに書込むと
ともに、当該画素の奥行きデータをデプスバッファメモ
リに書込む(ステップ(8) )。その後、当該図形のエッ
ジに対応する各画素を再度検索し、当該画素に対応して
記憶されているデータが特定の値Sを表すものあれば、
デプスバッファメモリを当該画素の奥行きデータに書換
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】コンピュータグラフィックスにお
ける3次元図形の描画にあたっては、図形をポリゴン
(多角形)に分解し、各ポリゴンごとに描画するという
手法がとられる。さらに描画の内容によっては、ポリゴ
ンのエッジを強調して表示する必要のあることがある。
【0002】本発明は、このようなポリゴンのエッジ及
び内部を描画するためのエッジ付き図形の描画方法及び
装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】前記描画方法を実施する際には、ポリゴ
ンのエッジと内部を塗るための色データとともに、ポリ
ゴンの頂点の2次元座標データ(以下単に「座標デー
タ」という)と、奥行きデータとを描画プロセッサに与
える必要がある。描画プロセッサは、このような奥行き
を持ったポリゴンを描画するときには、ポリゴンのエッ
ジ上の各点の座標データと奥行きデータを、ポリゴンの
頂点の座標データと奥行きデータを用いて直線補間して
求め、ポリゴン内部の各点の座標データと奥行きデータ
をポリゴンの頂点の座標データと奥行きデータを用いて
面補間して求め、それぞれ補間されたデータを利用し
て、奥行きの深い画素が奥行きの浅い画素で隠れるよう
にしてポリコンの描画を行う。
【0004】ところが、ポリゴンの描画処理に際して、
エッジ上の点が同時にポリゴン内部の点であることがあ
るが、この同一点のエッジ上の奥行きデータと、ポリゴ
ン内部の奥行きデータとが同一であるという保証は、一
般にない。したがって、例えばエッジを先に描き、後か
らポリゴン内部を描いた場合、ポリゴン内部の奥行きデ
ータのほうが手前の値であれば、その点でエッジが消さ
れてしまい、エッジが点線表示され、エッジを強調して
表示するという目的が達成されないという不都合があ
る。
【0005】このため、マスク・バッファを用意して、
エッジに対応するマスク・バッファ内の画素をマスクし
てエッジに対応する画素を描き、次にマスク・バッファ
の内容を参照してポリゴン内部に対応する画素を描くと
いう描画方法が提案されている(特開平3−139781号公
報参照)。この提案によれば、エッジを重複して描くと
いうことがなくなるので、前述のような不都合は解消で
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記特開平
3−139781号公報の技術によれば、カラーバッファやデ
プスバッファの他に、マスク・バッファが余分に必要に
なり、構成が複雑化するという問題がある。そこで、本
発明は、上述の技術的課題を解決し、マスク・バッファ
を使用しないでポリゴンのエッジ及び内部を、エッジを
強調しながら描画することのできるエッジ付き図形の描
画方法及び装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの請求項1記載のエッジ付き図形の描画方法は、当該
図形のエッジに対応する各画素を検索し、当該画素の奥
行きデータに代えて特定の値Sをデプスバッファメモリ
に書込み、当該図形の内部に対応する各画素を検索し、
当該画素に対応してデプスバッファメモリに記憶されて
いる奥行きデータが特定の値Sを表すものでない場合に
限り、当該画素の色データをフレームバッファメモリに
書込むとともに、当該画素の奥行きデータをデプスバッ
ファメモリに書込み、当該図形のエッジに対応する各画
素を再度検索し、当該画素に対応して記憶されているデ
ータが特定の値Sを表すものあれば、デプスバッファメ
モリを当該画素の奥行きデータに書換え、当該図形のエ
ッジに対応する各画素の色データをフレームバッファメ
モリに書込む動作は、前記のいずれかの手順中に行い、
書き込まれたフレームバッファメモリ及びデプスバッフ
ァメモリのデータに基づいて図形のエッジ及び内部を描
画する方法である。
【0008】請求項2記載のエッジ付き図形の描画装置
は、請求項1記載の方法を実現する同一発明に係る装置
である。請求項3記載のエッジ付き図形の描画方法は、
請求項1記載のエッジ付き図形の描画方法と比べて、特
定の値Sをフレームバッファメモリに書き込むようにし
たところが異なっている。
【0009】請求項4記載のエッジ付き図形の描画装置
は、請求項3記載の方法を実現する同一発明に係る装置
である。前記図形のエッジは、実線であってもよく、又
はオンの部分とオフの部分からなる破線若しくは点線で
あってもよい(請求項5)。
【0010】
【作用】前記の請求項1又は2記載の発明によれば、ま
ず、当該図形のエッジに対応する各画素の奥行きデータ
に代えて特定の値Sをデプスバッファメモリに書込む。
そして、当該図形の内部に対応する各画素のデプスバッ
ファメモリに記憶されている奥行きデータが特定の値S
を表すものでない場合に限り、当該画素の色データをフ
レームバッファメモリに書込むとともに、当該画素の奥
行きデータをデプスバッファメモリに書込む。
【0011】これにより、図形を構成する画素が当該図
形のエッジに対応する画素と重複する場合に、エッジに
対応する画素を塗ることなく、図形の内部に対応する各
画素を塗りつぶしていくことができる。次に、当該図形
のエッジに対応する各画素を再度検索し、当該画素に対
応して記憶されているデータが特定の値Sを表すものあ
れば、デプスバッファメモリを当該画素の奥行きデータ
に書換える。これにより、エッジに対応する画素につい
ても、当該画素の本来の奥行きデータを与えることがで
きる。
【0012】なお、当該図形のエッジに対応する各画素
の色データをフレームバッファメモリに書込む動作は、
前記のいずれかの手順中に行えばよい。このようにし
て、書き込まれたフレームバッファメモリ及びデプスバ
ッファメモリのデータに基づいて図形のエッジ及び内部
を描画することができる。前記の請求項3又は4記載の
発明によれば、当該図形のエッジに対応する各画素の色
データに代えて特定の値Sをフレームバッファメモリに
書込むようにし、当該図形の内部に対応する各画素のフ
レームバッファメモリに記憶されている色データが特定
の値Sを表すものでない場合に限り、当該画素の色デー
タをフレームバッファメモリに書込むとともに、当該画
素の奥行きデータをデプスバッファメモリに書込む。し
たがって、図形を構成する画素が当該図形のエッジに対
応する画素と重複する場合に、エッジに対応する画素を
塗ることなく、図形の内部に対応する各画素を塗りつぶ
していくことができるという、請求項1又は2記載の発
明と全く同様の作用を得ることができる。
【0013】前記の請求項5記載の発明によれば、エッ
ジの少なくともオンの部分について、請求項1又は3の
処理をすれば、エッジのオンの部分と内部とが重なるこ
となく描画される。
【0014】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図3は、エッジ付きポリゴンを描画するための
描画装置の構成を示すブロック図である。描画装置は、
ホストコンピュータに接続される「描画プロセッサ」と
して機能するグラフィックスコントローラ1と、各図形
に対応する色値を記憶するフレームバッファ(以下「カ
ラーバッファ」という)2と、各図形を構成する画素の
奥行きデータ(以下「Z値」という)を記憶するデプス
バッファ(以下「Zバッファ」という)3と、ラスタス
キャン描画モニタ表示装置4とを有している。カラーバ
ッファ2とZバッファ3の画素サイズは、それぞれ画面
の画素サイズに応じてM×Nとなっており、Zバッファ
3の奥行きデータサイズは通常8ビット−32ビット程
度のものである。なお、前記色値とは、3原色R,G,
Bのデータをいうが、モノクロ表示の場合は輝度だけで
もよく、また色値を表すインデックスであってもよい。
インデックスの場合は、カラーバッファ2と描画モニタ
表示装置4との間にルックアップテーブル等によりイン
デックスを3原色R,G,Bのデータに変換する手段が
必要となる。
【0015】図4は、グラフィックスコントローラ1の
内部を説明するブロック図であり、グラフィックスコン
トローラ1は、ホストコンピュータから受けるポリゴン
の頂点座標値、Z値及び色値を含む描画命令信号に基づ
いて、同一スキャンライン上に位置するポリゴン両端点
の座標値、色値及びZ値を平面的な補間演算を行いなが
ら求めるエッジプロセッサ11と、前記両端点あるいは
ホストコンピュータから与えられるエッジの2頂点の座
標値、色値及びZ値を受け、2点間を直線補間して線分
上の座標値、色値及びZ値を生成するスパンフィラ12
と、エッジ及びポリゴン内部の色値をカラーバッファ2
に書込み、エッジ及びポリゴン内部のZ値をZバッファ
3に書き込み更新するバッファコントローラ13とを備
えている。
【0016】以下に、例えば図5に示すような三角形の
ポリゴン図形のエッジ及び内部を特定の色で描画してい
く場合に、データをカラーバッファ2及びZバッファ3
に記憶する手順を、フローチャート(図1−図2)を用
いて詳しく説明する。なお、ポリゴン図形は三角形以外
に、四角形等の任意の多角形であってよい。この手順
は、大きく分けて、Zバッファ3のエッジの画素に対
応するアドレスに特定値Sを割り当てる処理と、カラ
ーバッファ2のポリゴンの内部の画素に対応するアドレ
スに色値Cを割り当てる処理と、特定値Sが割当てら
れているエッジの画素に本来のZ値を割り当てる処理と
から構成される。
【0017】ここで、特定値Sとは、Zバッファ3の例
えば全ビットが「1」又は全ビットが「0」である、最
も奥行きの深い値に設定されているものである。しかし
これに限らず、任意の中間の値を1つ決定してこれを設
定してもよい。この場合は、エッジプロセッサ11又は
スパンフィラ12において補間される値が、特定値Sを
除外するようにする必要がある。 Zバッファ3のエッジの画素に対応するアドレスに特
定値Sを割り当てる処理(ステップ(1) −ステップ(4)
): まず、ホストコンピュータは、スパンフィラ12に対し
てエッジ描画命令を与え、バッファコントローラ13に
対してSセット信号を与える。スパンフィラ12は、エ
ッジプロセッサ11は、補間演算を行いエッジの画素を
1つずつ求め、その画素の座標値、Z値及び色値Cを求
める(ステップ(1) )。そしてバッファコントローラ1
3は、その画素のZ値を参照して、Zバッファ3に前に
記憶されている旧Z値と比較する。Z値が旧Z値より手
前を表すデータであれば(ステップ(2) )、そのエッジ
の画素の色をカラーバッファ2に書き込むとともに、特
定値SをZバッファ3に書き込む(すなわち、Zバッフ
ァを更新する。ステップ(3) )。手前でなければ、ステ
ップ(3) はスキップする。以上の処理は、すべてのエッ
ジの画素について行う(ステップ(4) )。 カラーバッファ2ポリゴンの内部の画素に対応するア
ドレスに色値Cを割り当てる処理(ステップ(5) −ステ
ップ(9) ): 次に、ホストコンピュータはエッジプロセッサ11にポ
リゴン描画命令信号を与え、バッファコントローラ13
にSスキップ信号を与える。エッジプロセッサ11は同
一スキャンライン上にあるポリゴンの両端点の座標値、
色値及びZ値をスキャンラインを上から下(又は下から
上)へ順次走査しながら求め、求まるごとにスパンフィ
ラ12に渡す。スパンフィラ12は端点間を直線とみな
し、線分上の座標値、色値及びZ値を求める(ステップ
(5) )。
【0018】そしてバッファコントローラ13は、Zバ
ッファ3に前に記憶されているポリゴン内部の画素の旧
Z値を参照し、特定値Sに等しいかどうか調べる(ステ
ップ(6) )。特定値Sでなければ、ポリゴン内部の点の
Z値を、前記旧Z値と比較する。Z値が旧Z値より手前
を表すデータであれば(ステップ(7) )、その内部の画
素の色値をカラーバッファ2に書き込むとともに、その
内部の画素のZ値をZバッファ3に書き込む(ステップ
(8) )。ところが、ステップ(6) において旧Z値が特定
値Sに等しいとされたときは、ステップ(7) 、ステップ
(8) をスキップする。すなわち、カラーバッファ2への
書き込みをしない。ポリゴン内部の画素のうち、Z値と
して特定値Sを持っている画素は、エッジの画素でもあ
るので、これにより、エッジの画素の色の2度塗りを防
ぐことができる。以上の処理は、すべてのポリゴン内部
の画素について行う(ステップ(9) )。ただし、特定値
Sを最も奥行きの浅い値に割り当てた場合は、特定値S
に等しいかどうかを調べるステップ(6) は必要なく、通
常のZ値との比較によって旧Z値がSである画素への書
込み(ステップ(7),(8) )はスキップされる。したがっ
てこの場合、ステップ(5) −(9) は通常のポリゴン描画
手順と等しくなり、バッファコントローラ13にSスキ
ップ信号を与える必要はない。 特定値Sが割当てられているエッジの画素に本来のZ
値を割り当てる処理(ステップ(11)−ステップ(14)): この処理では、Z値として特定値Sを割り当てたエッジ
の画素を再度検索し、本来のZ値を割り当てる。
【0019】まず、ホストコンピュータはスパンフィラ
12に対してエッジ描画命令信号を与え、バッファコン
トローラ13に対してSクリア信号を与える。スパンフ
ィラ12は補間演算を行いエッジの画素を1つずつ求
め、その画素の座標値、色値及びZ値を求める(ステッ
プ(11))。そしてバッファコントローラ13は、その画
素のZバッファ3に前に記憶された旧Z値がS値と等し
いかどうか判定する。もし等しければ(ステップ(1
2))、本来のZ値をZバッファ3に書き込む(ステップ
(13))。旧Z値がS値と等しくなければ、ステップ(13)
をスキップする。以上の処理は、すべてのエッジの画素
について行う(ステップ(14))。
【0020】以上のようにして、各ポリゴンごとに、カ
ラーバッファ2及びZバッファ3に、ポリゴンのエッジ
及び内部の色値や座標値、Z値が記憶される。その後
は、通常のとおり、カラーバッファ2及びZバッファ3
に記憶されたデータに基づいて、陰面、陰線消去をしな
がらポリゴンの描画が行われる。以上のように、実施例
によれば、エッジに対応する画素について、奥行きデー
タの代わりに、特定の値Sを与えることとしたので、ポ
リゴン内部を構成する画素が当該ポリゴンのエッジに対
応する画素と重複する場合にこれを事前に検出すること
ができる。したがってエッジに対応する画素と、ポリゴ
ンの内部に対応する各画素とを、互いに重複することな
く所定の色で塗っていくことができる。
【0021】なお、実施例では、Zバッファ内部に特定
値Sを割り当てることとしたので、本来の奥行き表示の
ためのデータが1個減ることになる。しかし、Zバッフ
ァ自体奥行きデータとして通常8ビット−32ビットの
データ(データ数にして28−232個)を有しているの
で、この中からデータが1個使用できなくなっても、不
都合は少ないと考えられる。
【0022】また、通常の処理に比べると、実施例で
は、ステップ(11)−ステップ(14)のエッジに対応する各
画素を再度検索し、当該画素に対応して記憶されている
データが特定の値Sを表すものあれば、Zバッファメモ
リを当該画素の本来のZ値に書換える処理が必要とな
り、処理時間の増加が問題となるが、エッジに対応する
画素数は、ポリゴン内部の画素数と比べてはるかに少な
いので、増加する処理時間の全体の処理時間に占める割
合はきわめて小さいものである。
【0023】なお、本発明は、以上の実施例に限定され
るものではない。実施例では、ポリゴンのエッジに対応
する各画素について特定の値SをZバッファメモリに書
込むようにしていたが、ポリゴンのエッジに対応する各
画素について特定の値Sをカラーバッファメモリに書込
むようにしても、同様の効果を得ることができる。この
場合、図1−図2のフローチャートにおける「エッジ処
理」では特定値Sをエッジの色値としてカラーバッファ
に書き込むことになり、「内部処理」では内部の色値を
特定値Sと比較し、「エッジ再処理」ではエッジの真の
色値をZバッファに書き込むことになる。具体的には、
図6−図7のようになる。この場合、特定値Sが色値と
して表示される期間があるので、特定値として黒色(輝
度なし)を与えるのが無難である。
【0024】また、以上の実施例では、エッジの形状は
図5に示すように実線であるとしていたが、これに限ら
ず、エッジはオンの部分とオフの部分からなる破線や点
線であってもよい。例えばオンオフダッシュ(オンの部
分は描画するがオフの部分は描画しない破線)であれ
ば、図1や図6の「エッジ処理」や「エッジ再処理」に
おいて、オンの部分についてのみ処理し、オフの部分に
ついてはエッジでなく内部とみなして処理することがで
きる。こうすればオフの部分にはポリゴン内部の色が付
く。
【0025】またこれ以外に、オンの部分とともにオフ
の部分もエッジとみなして、「エッジ処理」や「エッジ
再処理」を行ってもよい。この場合、図1のステップ
(3) の「エッジの色をカラーバッファに書き込む」処理
ではオフの部分の色値は書き込まないようにし、図7の
ステップ(13)の「真の色値をカラーバッファに書き込
む」処理では特定値Cを元の色値に戻す。こうすれば、
背景色がオフの部分に食い込んでくる。
【0026】ダブルダッシュ(オンの部分とオフの部分
とを異なる色で描画する破線)であれば、オンの部分と
ともにオフの部分もエッジとみなして、「エッジ処理」
や「エッジ再処理」を行う。そして、図1のステップ
(3) の「エッジの色をカラーバッファに書き込む」処理
や、図7のステップ(13)の「真の色値をカラーバッファ
に書き込む」処理では、オンの部分とオフの部分とを別
々の色に書き込む。これにより、破線を色分けして描く
ことができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明のエッジ付き図形の
描画方法又は装置によれば、エッジに対応する画素につ
いて、特定の値Sを与えることとしたので、マスクバッ
ファなどの特別のバッファメモリを用意しなくても、図
形内部を構成する画素が当該図形のエッジに対応する画
素と重複する場合にこれを事前に検出することができ
る。したがって、エッジに対応する画素と、図形の内部
に対応する各画素とを、互いに重複することなく所定の
色で塗っていくことができ、ポリゴンのエッジを強調し
て表示することができる。
【0028】特に、図形のエッジがオンの部分とオフの
部分からなる破線若しくは点線である場合には、少なく
ともエッジのオンの部分を内部と重複することなく描画
することができ、結果的にはエッジを強調して表示する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラーバッファ2及びZバッファ3に各種デー
タを記憶する手順を説明するフローチャートである。
【図2】カラーバッファ2及びZバッファ3に各種デー
タを記憶する手順を説明するフローチャート(図1の続
き)である。
【図3】エッジ付きポリゴンを描画するための描画装置
の構成を示すブロック図である。
【図4】グラフィックスコントローラの内部構成を説明
するブロック図である。
【図5】エッジ及び内部がそれぞれ特定の色で描画され
るポリゴンを表す図である。
【図6】カラーバッファ2及びZバッファ3に各種デー
タを記憶する手順を説明する他の実施例に係るフローチ
ャートである。
【図7】カラーバッファ2及びZバッファ3に各種デー
タを記憶する手順を説明する他の実施例に係るフローチ
ャート(図6の続き)である。
【符号の説明】
1 グラフィックコントローラ 2 カラーバッファ 3 Zバッファ 4 モニタ表示装置 11 エッジプロセッサ 12 スパンフィラ 13 バッファコントローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】図形のエッジ及び内部を、当該図形の各画
    素の奥行きを考慮しながら描画する方法であって、(a)
    当該図形のエッジに対応する各画素を検索し、当該画素
    の奥行きデータに代えて特定の値Sをデプスバッファメ
    モリに書込み、(b) 当該図形の内部に対応する各画素を
    検索し、当該画素に対応してデプスバッファメモリに記
    憶されている奥行きデータが特定の値Sを表すものでな
    い場合に限り、当該画素の色データをフレームバッファ
    メモリに書込むとともに、当該画素の奥行きデータをデ
    プスバッファメモリに書込み、(c) 当該図形のエッジに
    対応する各画素を再度検索し、当該画素に対応して記憶
    されているデータが特定の値Sを表すものあれば、デプ
    スバッファメモリを当該画素の奥行きデータに書換え、
    (d) 当該図形のエッジに対応する各画素の色データをフ
    レームバッファメモリに書込む動作は、前記(a) 又は
    (c) のいずれかの手順中に行い、(e) 前記の(a) −(d)
    の手順により書き込まれたフレームバッファメモリ及び
    デプスバッファメモリのデータに基づいて図形のエッジ
    及び内部を描画することを特徴とするエッジ付き図形の
    描画方法。
  2. 【請求項2】描画モニタ装置と、描画モニタ装置に表示
    される画面を構成する各画素についての色データを記憶
    するフレームバッファメモリと、描画されるべき図形に
    対応する各画素の奥行きデータを記憶するデプスバッフ
    ァメモリと、フレームバッファメモリ及びデプスバッフ
    ァメモリのデータに基づいて図形のエッジ及び内部を描
    画する描画プロセッサとを備える描画装置において、前
    記描画プロセッサは、 当該図形のエッジに対応する各画素を検索し、当該画素
    の奥行きデータに代えて特定の値Sをデプスバッファメ
    モリに書込む手段と、 当該図形の内部に対応する各画素を検索し、当該画素に
    対応してデプスバッファメモリに記憶されている奥行き
    データが特定の値Sを表すものであるかどうかを判定す
    る判定手段と、 前記判定手段により、当該画素に対応してデプスバッフ
    ァメモリに記憶されている奥行きデータが特定の値Sを
    表すものでないと判定されれば、当該画素の色データを
    フレームバッファメモリに書込むとともに、当該画素の
    奥行きデータをデプスバッファメモリに書込む手段と、 当該図形のエッジに対応する各画素を再度検索し、当該
    画素に対応して記憶されているデータが特定の値Sを表
    すものあれば、デプスバッファメモリを当該画素の奥行
    きデータに書換える手段と、 当該図形のエッジに対応する各画素の色データをフレー
    ムバッファメモリに書込む手段とを有することを特徴と
    するエッジ付き図形の描画装置。
  3. 【請求項3】図形のエッジ及び内部を、当該図形の各画
    素の奥行きを考慮しながら描画する方法であって、(a)
    当該図形のエッジに対応する各画素を検索し、当該画素
    の色データに代えて特定の値Sをフレームバッファメモ
    リに書込み、(b) 当該図形の内部に対応する各画素を検
    索し、当該画素に対応してフレームバッファメモリに記
    憶されている色データが特定の値Sを表すものでない場
    合に限り、当該画素の色データをフレームバッファメモ
    リに書込むとともに、当該画素の奥行きデータをデプス
    バッファメモリに書込み、(c) 当該図形のエッジに対応
    する各画素を再度検索し、当該画素に対応して記憶され
    ている色データが特定の値Sを表すものあれば、フレー
    ムバッファメモリを当該画素の本来の色データに書換
    え、(d) 当該図形のエッジに対応する各画素の奥行きデ
    ータをデプスバッファメモリに書込む動作は、前記(a)
    又は(c) のいずれかの手順中に行い、(e) 前記の(a) −
    (d) の手順により書き込まれたフレームバッファメモリ
    及びデプスバッファメモリのデータに基づいて図形のエ
    ッジ及び内部を描画することを特徴とするエッジ付き図
    形の描画方法。
  4. 【請求項4】描画モニタ装置と、描画モニタ装置に表示
    される画面を構成する各画素についての色データを記憶
    するフレームバッファメモリと、描画されるべき図形に
    対応する各画素の奥行きデータを記憶するデプスバッフ
    ァメモリと、フレームバッファメモリ及びデプスバッフ
    ァメモリのデータに基づいて図形のエッジ及び内部を描
    画する描画プロセッサとを備える描画装置において、前
    記描画プロセッサは、当該図形のエッジに対応する各画
    素を検索し、当該画素の色データに代えて特定の値Sを
    フレームバッファメモリに書込む手段と、 当該図形の内部に対応する各画素を検索し、当該画素に
    対応してフレームバッファメモリに記憶されている色デ
    ータが特定の値Sを表すものであるかどうかを判定する
    判定手段と、 前記判定手段により、当該画素に対応してフレームバッ
    ファメモリに記憶されている色データが特定の値Sを表
    すものでないと判定されれば、当該画素の色データをフ
    レームバッファメモリに書込むとともに、当該画素の奥
    行きデータをデプスバッファメモリに書込む手段と、 当該図形のエッジに対応する各画素を再度検索し、当該
    画素に対応して記憶されているデータが特定の値Sを表
    すものあれば、フレームバッファメモリを当該画素の本
    来の色データに書換える手段と、 当該図形のエッジに対応する各画素の奥行きデータをデ
    プスバッファメモリに書込む手段とを有することを特徴
    とするエッジ付き図形の描画装置。
  5. 【請求項5】前記図形のエッジは、実線、又はオンの部
    分とオフの部分からなる破線若しくは点線である前記請
    求項1又は3に記載のエッジ付き図形の描画方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006510973A (ja) * 2002-12-20 2006-03-30 テレフォンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 最小奥行遮蔽カリングおよびジグザグトラバーサルを利用するグラフィック処理装置、方法およびコンピュータプログラム製品

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JP2006510973A (ja) * 2002-12-20 2006-03-30 テレフォンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 最小奥行遮蔽カリングおよびジグザグトラバーサルを利用するグラフィック処理装置、方法およびコンピュータプログラム製品
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