JPH07210874A - 光記録媒体及びその再生装置 - Google Patents

光記録媒体及びその再生装置

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JPH07210874A
JPH07210874A JP6022006A JP2200694A JPH07210874A JP H07210874 A JPH07210874 A JP H07210874A JP 6022006 A JP6022006 A JP 6022006A JP 2200694 A JP2200694 A JP 2200694A JP H07210874 A JPH07210874 A JP H07210874A
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JP
Japan
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light transmittance
light
recording medium
optical recording
window layer
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Application number
JP6022006A
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English (en)
Inventor
Toshiki Kasai
利記 河西
Akira Nishizawa
昭 西沢
Mikiya Kuroda
幹也 黒田
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光記録媒体に情報を高密度に記録するに当た
り、その再生システムとしての余裕度を広げるよう構成
する。 【構成】 光記録媒体表面に形成されたピットP上に
は、トラック方向に連続的に光透過率が高く、光に対し
て略透明な高光透過率部11が形成されている。又、隣
接トラック間は、光透過率が低く光を吸収する低光透過
率部12となっている。このような光記録媒体1上にト
ラックピッチTPの略2倍に等しいスポット径の読み出
しレーザ光Rを照射しても、低光透過率部12では光を
吸収するためその部分の反射光は無いか、もしくは非常
に小さくなり、ピットP上に照射される光の光強度分布
は光強度分布15となる。隣接トラックのクロストーク
による信号の劣化を低減でき、安定した再生信号を得る
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク状、テープ
状、カード状等、光を用いて情報を再生可能な光記録媒
体に係わり、特に光記録媒体に情報を高密度に蓄積する
ことに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスク状、テープ状、カード状
等、光を用いて情報を再生する光記録媒体があり、これ
ら光記録媒体においては、記憶容量の大容量化が検討さ
れ、種々の提案がなされている。この光記録媒体は、記
録時のレーザ光強度を制御することによって光スポット
径よりも小さな記録マークを形成することが可能である
ため、記録時の密度向上には原理上限界はない。しか
し、レーザ光をレンズで絞ったときの光スポット径は、
ある一定値以下には絞れない限界値をもっており、光記
録媒体の高密度化はいかに再生レーザスポットを小さく
するかにかかっている。レンズで集光した時のレーザ光
のスポット径は、λ/NA(λは光の波長、NAはレン
ズの開口数)に比例するため、より短い記録波長の記録
マークを識別して再生するには、波長λの短い光で再生
するか開口数NAの大きなレンズを用いれば良いことが
わかる。ここで、例えば、ディスク状光記録媒体(以
下、単に光ディスクと記載する)として広く知られてい
る現行のCDは、トラックピッチ1.6μm としてあ
り、12cmのオーディオディスク(片面)で記録容量が
約780メガバイトで、デジタルオーディオ信号が約7
4分記録可能である。
【0003】近年では、このような光記録媒体の記録密
度をあげるために、再生に用いるレーザ光波長を短くす
ることや高NAレンズを用いて、再生装置のスポット光
の径を実質的に小さくする研究が盛んである。例えば、
レーザ光波長を短くする技術では、第2高調波発生素子
(SHG)を用いて現行CDやビデオディスクの再生に
用いられているレーザ光波長を約800nmから400nm
にする研究が行われている。このようにレーザ光波長が
半分になれば記録密度を約4倍にすることができる。こ
のSHGは、安定性・性能・価格などの点で、現在はま
だ実用化できる段階ではないが、将来実用化されれば、
現在の光記録媒体システムよりも高密度に情報を記録す
ることが可能となる。なお、単波長レーザとして現在実
用が可能な波長は680nm〜670nmである。また、高
NAレンズを用いてもレーザ光のスポット径を小さくす
ることができるが、高NAレンズを用いると焦点深度が
浅くなり、レンズと光記録媒体との距離に精度が要求さ
れ、光記録媒体の製造精度が厳しくなる。このため、レ
ンズのNAをあまり高くできないのが現状であり、現在
実用化が可能なレンズNAはせいぜい0.6程度であ
る。以上のことから、例えば、現在実用が可能な波長6
70nmの半導体レーザを光源として用い、対物レンズと
して開口度0.6のレンズを用いて高密度光記録媒体シ
ステムを構築すれば、トラックピッチやピットとピット
との間隔を詰めることで、現在広く普及しているCDシ
ステム(波長780nm、NA=0.45)よりも、理論
上4〜6倍程度にまで記録密度を向上させることが可能
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に読み出しレーザ光の短波長化や、集光レンズの高NA
化によって、高密度情報を再生することは、理論上可能
であるが、このように高密度記録した光記録媒体は、シ
ステムとして余裕度の小さい不安定なものとなってしま
うという問題点がある。
【0005】例えば、図8に示すように現行のCDシス
テムにおいては、トラックピッチTPは約1.6μm 、ピ
ット幅PWは約0.5μm となるようにピットPが形成さ
れている。上述のCDシステム(波長780nm、NA=
0.45)から照射された読み出しレーザ光Rのスポッ
ト径は、ピットP上においては、同図に示すような大き
さになっている。隣接トラックとのクロストークの影響
を考えれば、読み出しレーザ光のスポット径は、3.2
μm 以下であれば良いことが分かるが、現行CDシステ
ムでは、トラックピッチTPのばらつき等を考慮し、読み
出しレーザ光のスポット径をトラックピッチTPとほぼ同
じ大きさになるように設定し、システム上における余裕
度を与えている。従って、図7からも分かるように、現
行CDシステム(波長780nm、NA=0.45)の場
合でもトラックピッチTPを小さくすれば、現行CDシス
テムよりも情報を高密度に記録することが可能になる
が、媒体の厚みムラ、面振れ、傾角(チルト)、偏心な
どの許容範囲が非常に小さくなるため、その分システム
としての余裕度の小さいものとなってしまう。これは、
読み出しレーザ光の光波長の短波長化や、高NAレンズ
を用いて高密度記録された光記録媒体を再生する場合も
同様であり、読み出しレーザ光のスポット径を小さくし
ただけでは安定した再生信号を得ることが難しいのであ
る。また、媒体の厚みムラ、面振れ、傾角(チルト)な
どの許容範囲が非常に小さくなれば、製造上その管理が
非常に困難となり、コスト的にも問題のあるシステムと
なってしまう。
【0006】そこで、本発明は上記の点に着目してなさ
れたものであり、光記録媒体に情報を高密度に記録する
に当たり、その再生システムとしての余裕度を広げるよ
う構成することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するための手段として、情報に応じた光学再生可能な
微小な識別マークを、光透過性基板上に複数の識別マー
ク列として記録した光記録媒体において、前記識別マー
ク列上に形成され、略識別マーク幅で、識別マーク列方
向に連続的に光透過率が高い高光透過率部と、前記高光
透過率部と隣接する高光透過率部との間の光透過率が低
い低光透過率部とが形成されたウインド層を前記光透過
性基板上に有することを特徴とする光記録媒体を提供し
ようとするものである。また、前記光記録媒体におい
て、前記ウインド層は、光を照射しない状態では光透過
率が低く、特定波長の光又は光の熱を吸収することで光
透過率が不可逆的に高くなる光透過率可変物質より成
り、前記情報を再生する前に前記高光透過率部を形成す
るようにしたことを特徴とする光記録媒体を提供しよう
とするものである。
【0008】又、本発明は、上記目的を達成するための
手段として、情報に応じた光学再生可能な微小な識別マ
ークを複数の識別マーク列として記録した光透過性基板
上に、特定波長の光又は光の熱を吸収することで光透過
率が不可逆的に高くなる光透過率可変物質より成るウイ
ンド層を有し、前記情報を再生する前に、前記ウインド
層の前記識別マーク列上に相当する部分に略識別マーク
幅で識別マーク列方向に連続的に光透過率が高い高光透
過率部を形成するようにした光記録媒体の再生装置であ
って、前記ウインド層の光透過率を検出する検出手段
と、前記識別マーク幅に略等しい直径の前記特定波長の
スポット光を前記ウインド層上に照射する光照射手段と
を有し、前記検出手段を用いて前記複数の識別マーク列
を横切る方向での前記ウインド層の光透過率を検出さ
せ、前記識別マーク列間隔で光透過率の高いことが検出
されなかった部分に前記光照射手段を用いて前記スポッ
ト光をその部分に照射して前記高光透過率部を形成する
ことを特徴とする光記録媒体の再生装置を提供しようと
するものである。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
を説明する。最初に図1、及び図2を用いて本発明の光
記録媒体の基本原理に付いて説明する。図1は、本発明
の一実施例の光記録媒体の断面図である。図2は、本発
明の一実施例の光記録媒体の一部拡大図である。同図に
示す光記録媒体1は、情報に応じた微小ピットPが形成
された光透過性の基板2上に、光の照射により光透過率
が不可逆的に変化するウインド層3が形成され、このウ
インド層3上には、更に、金属反射層4と、保護膜5が
形成されている。この光記録媒体1は、ピットP上にお
いては、図2のようになっている。即ち、ウインド層3
のピット列上は、トラック方向に連続的に光透過率が高
く、光、特に読み出しレーザ光Rに対して略透明な高光
透過率部11となっている。この高光透過率部11の幅
Wは、ピットPの幅PWと略同じ幅であり、照射される読
み出しレーザ光Rの実効スポット径をピット幅PW方向に
小さくしている。なお、同図に示す高光透過率部11の
幅Wは、ピット幅PWに対してやや狭くして記載されてい
るが、ウインド層3は、読み出しレーザ光Rの実効スポ
ット径をピット幅PW方向に小さくするために設けれてい
るので、ピット幅PWに対して広く形成されてあっても信
号再生には影響はない。又、隣接トラック間は、光透過
率が低く光を吸収する低光透過率部12となっている。
【0010】このような光記録媒体1上にトラックピッ
チTPの略2倍に等しいスポット径の読み出しレーザ光R
を照射した場合、レーザ光Rの光強度分布が同図に示す
16であるとすると、ウインド層3の低光透過率部12
では光を吸収するためその部分の反射光は無いか、もし
くは非常に小さくなり、又、高光透過率部11は光を透
過するため、反射光の光強度分布は同図に示す光強度分
布15となって検出されることになる。このように高光
透過率部11、低光透過率部12を形成したウインド層
3により、読み出しレーザ光のスポットの大きさに対し
て、従来よりも小さいサイズで高密度に記録されてあっ
ても、装置側で検出される反射光は、光強度分布15の
ようになっているので、クロストークによる信号の劣化
を低減できシステム的余裕度を向上させることができ
る。
【0011】例えば、トラッキングのオフセットに関し
て、ウインド層3のない状態では、少しのオフセットの
発生で、隣接するトラックの信号の影響を受ける、いわ
ゆるクロストークによる信号の劣化を引き起こす。しか
し、ウインド層3を設けることによりオフセットが生じ
ても、隣のトラックとの間の光透過率の低い部分が光を
吸収するため、クロストークの影響なくトラックを再生
できる。又、隣接とラック間が光を吸収するので、トラ
ックピッチTPのばらつきによるシステム的余裕度の低下
を抑制する効果もある。また、光記録媒体1の面振れに
起因する、フォーカス方向のオフセットに関しても、ウ
インド層3のない状態では、少しのオフセットの発生
で、スポットサイズの変化によってやはり隣のトラック
情報の影響を受けてしまうが、上述のようなウインド層
3が設けてあれば、余裕度が大きい。光記録媒体1の傾
きに関するチルトに関しても同様であり、ディスクが傾
くことで、光ディスク上に照射される光スポット径が大
きくなってしまうという問題についても、ウインド層3
を設けることで余裕度が大きくなる。
【0012】次に、上記ウインド層3に付いて図3、図
4を用いて説明する。ウインド層3は、照射光強度に対
してその透過率が図3のように変化する物質を含有し、
照射光の光強度がI0 以上に大きくなると、分解、昇華
または光学的な変質によって、形状を変化することなく
急激にその光透過率が大きくなり、光または光の熱を吸
収しなくなる。このウインド層3に使用する物質は、光
透過率の高い状態が、光の照射が行われなくなった後も
所定期間保持するものを選択して用いている。即ち、こ
のウインド層3に使用する光透過率可変物質は、光記録
媒体1の再生時間レベルに対して不可逆な状態を保持で
きれば良く、光記録媒体1の再生時間よりも長い期間
(例えば、再生時間が数秒〜数分のものは、数十分〜数
時間とし、数十分〜数時間のものは数日)不可逆な状態
を保持する物質で十分である。
【0013】以上のことを考慮すると、上記ウインド層
3に適した物質としては、相変化物質、非線形光学物
質、過飽和吸収性物質、光双安定物質、フォトクロミッ
ク物質、サーモクロミック物質、エレクトロクロミック
物質など種々のものが適するが、形状を変化することな
く不可逆的に透過率が変化する物質としてクロミック物
質が適していることが実験の結果分かった。ここで、一
般に、クロミック物質は光、熱または電解などによって
その色調を可逆的に変化させるもののことである(例え
ば、熱により可逆変化を起こす物質をサーモクロミック
物質といい、光の場合はフォトクロミック物質とい
う)。しかし、特に、サーモクロミック物質の場合は、
光記録媒体に用いるようなレーザ光による急加熱急冷に
よって、その可逆性を有効に示さない、いわゆる不可逆
変化となってしまうものが多いのである。このような性
質のサーモクロミック物質は、所定期間不可逆な状態を
保持するため、ウインド層3として好適な材料であると
いえる。サーモクロミック物質以外にも、フォトクロミ
ック化合物やエレクトロクロミック化合物であっても、
その可逆性を十分発揮できないような場合には使用可能
である。但し、エレクトロクロミック化合物の場合は、
電圧等を印可する必要があり、光記録媒体1の構造が複
雑になってしまう。
【0014】更に、光記録媒体1に用いられるウインド
層3としては、再生光強度よりも強い光強度で再生する
ことでウインド層3の一部分を連続的に透明に変化さ
せ、ピットP列上とトラック方向のピット列間との間
に、反射率の差をもたせることのできる物質が好まし
い。例えば、ウインド層3として相変化物質を用いた場
合も、不可逆に変化する場合はウインド層3として用い
ることも可能である。しかし、相変化物質は一般に無機
物、特に金属化合物の場合が多く、熱伝導性が良好であ
るため、微小なピット幅サイズで光透過率を明確に変化
させることは難しく、ウインド層3の材料としては好適
であるとはいえない。以上のことから、ウインド層3に
適した物質としては、有機色素からなるクロミック性物
質で可逆性を有効に示さない物質が適している。
【0015】又、上記ウインド層3は、再生レーザ光に
対しての吸収が大きすぎると高光透過率部11を形成す
るの際にパワーを必要とするばかりでなく、反射率が低
くなりすぎるため、トラッキングやフォーカスサーボが
かけ難くなる。しかし逆に吸収が小さすぎると、高光透
過率部11形成後の反射率差が小さくなってしまうた
め、システムの余裕度を向上させることにはならない。
このため、ウインド層3の光吸収は、使用する再生光波
長において、低光透過率部12の光透過率が5%以上6
0%以下であることが好ましいと考えられる。さらに好
ましくは15%以上35%以下であり、サーボが良好に
かかりしかも反射率差を大きくとることができる。又、
ウインド層3の膜厚は、読み出しレーザ光の光波長に対
する吸収係数との関係もあるため、一義的に限定はでき
ないが、厚すぎる場合はトラッキングに影響が現れた
り、高光透過率部11形成の際、透明部分を明確に形成
することが困難になる等の点から、500nm以下であ
ることが好ましい。更に好ましくは20nmから300
nmである。
【0016】以上のように構成したウインド層3への上
記高光透過率部11の形成は、所定強度のレーザ光を用
いるようにする。レーザ光の光強度分布は、通常ガウシ
アン分布を示し、温度分布も略同様な分布となっている
から、照射するレーザ光の照射光強度を制御して図4に
示すように光強度I0 以上の光強度を有する部分(同図
中斜線部)の直径d0 がピットPの幅PWに略等しいレー
ザ光Iを用いる。このレーザ光Iをピット列上にトラッ
ク方向に照射していけば、上述のようにウインド層3は
所定期間不可逆な状態を保持するので、ピット列上に光
透過率を連続的に高くすることができる。上述のような
所定期間不可逆な状態を保持する光透過率可変物質で構
成したウインド層3は、光の照射がない状態では、光透
過率が低い状態であるから、高光透過率部11の形成は
信号再生の前に行うようにする。そして、信号再生の際
は、高光透過率部11形成の際使用したレーザ光Iの光
強度よりも低い光強度のレーザ光R(図4参照)を用い
るようにする。
【0017】次に、上記光記録媒体1の作成方法に付い
て説明する。まず、研磨したガラス原盤上にフォトレジ
ストを塗布し、記録用レーザによってピットPを記録す
る。基板2上へのピットの記録方法については特に限定
はない。光記録媒体1が光ディスクの場合、この時記録
されるピットPは、現行CDに比べピット幅を小さく
し、またトラックピッチを詰めて形成されることにな
る。そして、現像、導電化皮膜の形成後メッキによって
スタムパを作製し、このスタムパを用いて基板2を作成
する。この基板2の作成方法は、射出成形によって基板
を得る方法や、エッチングによる方法、いわゆる2P法
と呼ばれる紫外線硬化樹脂による型押し方法などのいず
れの方法を用いることも可能である。基板2の材料とし
ては既によく知られているように、種々のものを用いる
ことができ、ガラス、エポキシ樹脂、ポリカーボネート
樹脂、ポリメタクリル酸エステル樹脂、非晶質ポリオレ
フィン樹脂などいずれも良好な透明性があれば使用可能
である。
【0018】ピットPが形成された基板2上には、上記
ウインド層3を形成する。ここで、従来から広く知られ
ている有機物の薄膜形成方法としてスピンコート法があ
る。しかし、このスピンコート法は、膜厚制御性には優
れておらず、ピット部分とランド部分との膜厚差の管理
が困難となる。特に、ピットが高密度に形成されている
場合は、スピンコート法による膜厚管理が非常に困難と
なる。そこで、上記ウインド層3の形成は、真空蒸着法
を用いる。この真空蒸着法は膜厚制御性に優れており、
光透過率可変物質の吸収係数により微妙に異なる膜厚を
制御できると共に、基板2上の微小な凹凸に対して均一
な膜厚の薄膜を形成できるので、膜厚管理が行い易く、
ピットとランド部分での膜厚もほぼ均一に形成できる。
【0019】光記録媒体1が光ディスクの場合には、ウ
インド層3上に反射層4を設けた方が望ましい。これ
は、現在普及している光ディスクシステムの殆ど全てが
反射型であり、これらのシステムとの互換性を考慮する
場合に有利であるからである。この反射層4について
は、高反射率の薄膜であれば特に制限はなく、一般的に
反射膜4として用いられるアルミニウム、金、銀、銅、
ニッケル等の金属や合金、または、誘電体の多層薄膜
等、高反射率特性を有する物質を任意に選択可能であ
る。又、反射層4の形成方法は、真空蒸着法や、スパッ
タリング法など反射層4の材料に応じ、適宜選択すれば
良い。なお、反射層4の形成方法として真空蒸着法を使
用した場合は、ウインド層3の形成時に使用した装置を
使用でき、製造コスト上のメリットもある。なお、光デ
ィスクに限らず反射型の光記録媒体1としても良いし、
また、反射層4を設けずに透過型のシステムとする事も
可能である。この反射層4上には、反射層4を保護する
ための保護膜5を形成する。この保護膜5は、UV硬化
樹脂等をスピンコート法等を用いた従来の方法を用いて
形成する。
【0020】次に、上記光記録媒体1の再生装置に付い
て説明する。上記光記録媒体1は、ディスク状、テープ
状、カード状など、種々の形状があるが、ここでは光記
録媒体の一つとして広く知られているディスク状光記録
媒体、即ち、光ディスクの再生装置に付いて図5、図6
を用いて説明する。最初に、図5を用いて再生装置の構
成に付いて説明する。図5は、本発明の一実施例の光デ
ィスクの再生装置の要部の概略構成図である。 同図に
おいて、再生装置21は、光ディスク1にレーザ光を照
射し、光ディスク1から情報を有して戻ってきた反射光
の光強度に応じた出力信号aを出力する光ヘッド23を
備えており、この光ヘッド23からの出力信号aを微小
信号増幅回路24を用いて増幅し、更に微小信号増幅回
路24からの出力信号bを波形等価・復調回路25を用
いて波形等価して情報を復調して光ディスク1上に記録
されている情報に基づく再生信号cを出力するようにな
っている。又、上記光ヘッド23からの出力信号aは、
装置全体のシステム制御を行う制御回路26にも入力さ
れ、この制御回路26では、上記出力信号aをフォーカ
スサーボやトラッキングサーボ等に利用している。この
制御回路26は、出力信号a、及びイニシャライズ判定
回路31から出力される出力信号fに応じて、レーザド
ライバ27、光ヘッド駆動回路28、及びモータドライ
バ29に駆動信号d,e,fをそれぞれ出力する。
【0021】上記レーザドライバ27は、光ヘッド23
内に設けられたレーザ光の光源であるレーザダイオード
(図示せず)の光出力を制御するものであり、光ヘッド
23から駆動信号dに応じた光出力のレーザ光を出力さ
せる。又、上記光ヘッド駆動回路28は、光ヘッド23
を光ディスクの半径方向に移動させたり、上記レーザダ
イオードから出力されるレーザ光を集光するための集光
レンズ(図示せず)をフォーカス制御のために駆動させ
るためのものである。即ち、制御回路26からの駆動信
号fは、フォーカスサーボや、トラッキングサーボに基
づくものであったり、トッラクジャンプやトラックサー
チ等の機能動作に基づくものである。光ヘッド23を光
ディスク1の半径方向に移動させるための送り機構とし
ては、従来より周知のラック・ピニオン方式や、スイン
グアーム方式、リニアモータ方式等があり、これらが適
宜選択されて採用されている。又、集光レンズの駆動機
構は、磁石とコイルによるアクチュエータにより構成さ
れている。又、モータドライバ29は、駆動信号eが入
力されると、その駆動信号eに応じてスピンドルモータ
30の回転を制御する。
【0022】更に、上記出力信号aは、イニシャライズ
判定回路31にも入力される。このイニシャライズ判定
回路31は、上記ウインド層3上に高光透過率部11が
形成されているかを検出して、その結果に応じた出力信
号fを制御回路26に出力する。ここで、上記光ディス
ク1は、前述のように高光透過率部11の形成を行った
後に、信号を再生することになる。従って、この高光透
過率部11形成は、上記再生装置21に光ディスク1が
装着された時、又は、再生命令が上記制御回路26に入
力された時に行われ、光ディスク再生のイニシャライズ
動作(=初期設定動作)として行われることになる。上
記イニシャライズ判定回路31は、再生される光ディス
ク1に対してイニシャライズ動作が行われたかどうかの
判定をするものである。以下、このイニシャライズ判定
回路31による判定動作を再生装置21のイニシャライ
ズ動作と共に図6に示すフローチャートを用いて説明す
る。
【0023】イニシャライズ動作の必要性が生じた場
合、制御回路26は、光ヘッド23を光ディスク1の最
内周位置に移動させるための駆動信号fを光ヘッド駆動
回路28に出力すると共に、スピンドルモータ30を回
転させるための駆動信号eをモータドライバ29へ出力
する(101)。光ヘッド23が最内周位置に移動する
と、制御回路26は、光ディスク1にレーザ光を照射さ
せフォーカスサーボを掛ける(102)。ここで、フォ
ーカスサーボを掛けるためには、光ディスク1からの反
射光量が所定光量以上である必要がある。光ディスク1
上のウインド層3は、通常は光透過率の低い状態であ
り、光又はその熱を吸収して光透過率が高くなるので、
フォーカスサーボを掛ける時は、所定光量以上の反射光
量となるような光強度のレーザ光を照射する。しかし、
ウインド層3は、光透過率が高い状態を所定期間保持す
るので、フォーカスサーボを掛ける時は、光ディスク1
上の信号記録領域(リードイン信号記録領域を含む)以
外で行うようにする。即ち、上記ステップ101にて移
動した最内周位置は、リードイン信号記録領域よりも更
に内周側である。又、リードイン信号記録領域でフォー
カスサーボを掛ける場合には、リードイン信号記録領域
内にフォーカスサーボを掛けるための領域を設けるよう
にする。
【0024】次に、制御回路26は、光ヘッド23から
出力するレーザ光の光強度を設定するための出力信号d
をレーザドライバ27に出力し、その光強度に応じたレ
ーザ光を光ヘッド23から出力させる(103)。この
時、光ヘッド23から出力されるレーザ光は、ウインド
層3に高光透過率部11が形成されているかを検出する
ためのものである。ここで、このウインド層3は、所定
期間不可逆な状態を保持するので、高光透過率部11の
検出のために照射したレーザ光によって不要な部分に光
透過率の高い部分を形成してはならない。そこで、高光
透過率部11検出のためのレーザ光の光強度は、図4に
示す光強度I0よりも小さい光強度に設定され、例えば、
同図に示す再生用レーザ光Rの光強度分布を有するよう
な光出力に設定される。高光透過率部11検出のための
レーザ光の光強度が設定されると、その光強度に応じた
レーザ光を照射しながら、光ディスク1の最内周位置に
ある光ヘッド23を、トラッキングサーボを掛けずに光
ディスク1の半径方向に大きく移動させるための出力信
号fを光ヘッド駆動回路28へ出力する(104)。
【0025】光ヘッド23を光ディスク1の半径方向に
移動させている最中に、制御回路26はイニシャライズ
判定回路31を駆動させ、高光透過率部11が形成され
ているかの判定を行わせる(105)。イニシャライズ
判定回路31には、光ヘッド23を半径方向に移動させ
ることによってウインド層3の状態に応じた出力信号a
が光ヘッド23から入力されることになる。イニシャラ
イズ判定回路31では、この出力信号aの状態を見てイ
ニシャライズ動作が行われたかどうかを判定する。例え
ば、図7に示すように、光ヘッド23が高光透過率部1
1の形成されていない部分を移動しているa1,a3の
期間は、光ディスク1からの反射光は、非常に小さいか
又は無いので、出力信号aは非常に小さく、出力信号a
が出力されていないのと同じ状態である。このように出
力信号aの出力が無い時は、イニシャライズ判定回路3
1では、高光透過率部11が形成されていない、即ち、
イニシャライズ動作が行われていないものと見なし、同
図に示すようなパルスの繰り返し等の所定の出力信号g
を制御回路26に出力する。又、光ヘッド23が高光透
過率部11の形成されている部分を移動しているa2の
期間は、光ディスク1からの反射光を周期的に検出でき
るため、この反射光に応じた出力信号aが周期的にイニ
シャライズ判定回路31に入力されることになる。イニ
シャライズ判定回路31では、このような出力信号aが
入力されている期間、上記出力信号gの出力を停止す
る。制御回路26では、この出力信号gの出力の開始時
刻と終了時刻、及び光ヘッド23の位置を比較して、高
光透過率部11の形成されいない位置((y1,Y1) ,(y2,
Y2) )を検出し、図示しないRAMに、その位置情報を
記憶する。
【0026】上記ステップ105において、光ディスク
1の高光透過率部11が全く形成されていないとき、ま
たは、一部分のみしか形成されていないことが検出され
たときは、ステップ106に進み、高光透過率部11の
形成動作が行われる。まず、制御回路26は、光ヘッド
23を高光透過率部11の最初の形成開始位置y1に移動
させ、光ヘッド23から出力されるレーザ光の光強度
が、図4に示すレーザ光Iとなるようにレーザドライバ
27に駆動信号dを出力する(106)。レーザ光強度
が設定されると、その光強度に応じたレーザ光を光ヘッ
ド23から出力させる。次に、制御回路26は、光ヘッ
ド23からの出力信号aを検出してトラッキングサーボ
を掛けながら(107)、光ヘッド23が、形成終了位
置Y1に達するまで上記レーザ光を照射させてウインド層
3上に高光透過率部11を形成する(108)。一か所
の形成が終了すると、光ヘッド23を次の形成開始位置
y2に移動させ、同様に高光透過率部11を形成する。そ
して、高光透過率部11が全ての部分に形成されると、
制御回路26は、レーザ光の光強度を再生用の光強度に
設定し、イニシャライズ動作を終了する。ここで、再生
用の光強度は、上記ステップ102で設定したものと同
じ光強度でも良いが、ウインド層3の光透過率変化の生
じないような光強度であれば特に限定はない。又、上記
ステップ105において、光ディスク1が高光透過率部
11を形成する必要がないことが検出された場合は、高
光透過率部11の形成動作を行わずにイニシャライズ動
作を終了する。
【0027】以上のようなイニシャライズ動作を行うこ
とで、ウインド層3上に高光透過率部11を形成するこ
とができる。なお、イニシャライズ判定回路31から出
力する出力信号gは、出力信号aが検出されている期間
に出力しても良い。又、制御回路26で検出される高光
透過率部11の形成開始位置、及び形成終了位置が、実
際の位置とずれてしまうこともあるので、この検出のず
れを考慮して高光透過率部形成用レーザ光Iの照射開始
位置を、1トッラク内周から始め、照射終了位置を1ト
ラック外周にする、等のようにしても良い。
【0028】なお、本発明の光記録媒体1の上記ウイン
ド層3は、上述のような所定期間不可逆な状態を保持す
る物質ではなく、一度光透過率が高くなると、その状態
を略永久的に保持する物質であっても良い。このような
物質は、例えば、追記(WO:Write Once )型光デ
ィスクの記録層材料として知られるインドレニン型ポリ
メチンシアニン、チアゾール型ポリメチンシアニン、オ
キサゾール型ポリメチンシアニン、キノリン型ポリメチ
ンシアニン、ナフトキノン系色素、スクワリリウム色
素、アズレニウム色素等がある。これらの物質は、光又
はその熱を吸収して光透過率が変化するので、上述のイ
ニシャライズ動作のように光透過率が変化するような光
強度を有するレーザ光を用いて上記高光透過率部11、
又は低光透過率部12を形成する。この高光透過率部1
1、又は低光透過率部12の形成は、光記録媒体1の製
造段階で行えば良い。ウインド層3をこのような物質で
構成すれば、再生装置21は上記イニシャライズ動作の
ための回路構成を必要とせず、従来の再生装置に高密度
システムに必要な回路構成を付加又はその様な回路構成
に変更するだけで良い。又、光記録媒体1を再生する前
に一々イニシャライズ動作を行う必要もなくなるので、
再生時間短縮にもなる。
【0029】次に、上述の光記録媒体の作成方法に基づ
き光ディスク1を作成し、上記ウインド層3の効果を調
べるための再生実験を行った。基板2上に記録したピッ
トPは、現行CDに比べてトラックピッチを詰めて、更
にピット形状を小さくし、4倍の高密度記録を行った。
又、上記ウインド層3としては、下記表1に示すような
種々の有機色素材料を用い、それぞれ表1に示すような
形成方法、及び膜厚で形成した。
【0030】
【表1】 更に、上記光ディスク1のそれぞれのウインド層3上に
は反射層4としてアルミニウムを70nmの厚さで真空
蒸着し、さらに保護層5として、紫外線硬化樹脂層(商
品名SD- 17: 大日本インキ工業(株)製)を約5μ
mの厚さで形成して、光ディスク1−1〜1−4を作成
した。又、比較例として上記光ディスク1−1〜1−4
と同じ記録密度(4倍密)でウインド層3を設けない光
ディスク1−5を作成した。
【0031】これらの光ディスク1−1〜1−5を、再
生光波長690nm、対物レンズNA0.6で光学系を
設計してある上記再生装置21に装着し、上記イニシャ
ライズ動作をおこなった後、信号の再生を行い、再生出
力信号のうちのジッタ測定を行った。高光透過率部11
の形成は、レーザ光強度1.5mWでおこない、再生は
同じく0.5mWでおこなった。又、システムの余裕度
を評価するために、強制的に光ディスク1を0.3度傾
斜させて、ジッタ量を測定した。これらの測定結果を下
記表2に示す。
【0032】
【表2】 表2に示すように、高光透過率部11が形成されている
光ディスク1−1〜1−4は、隣接トラックの影響をう
けるクロストークに起因するジッタ量を低減することが
でき、チルトに関してのシステム余裕度を広げることが
できているのがわかる。又、スピンコート法によってウ
インド層3を形成した光ディスク1−4は、ピット上の
膜厚とランド部での膜厚に差が生じ、ウインド層3を蒸
着によって形成した光ディスク1−1〜1−3よりもや
や効果が小さくなっているのが分かる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光記録媒体
によれば、前記識別マーク列上に形成され、略識別マー
ク幅で、識別マーク列方向に連続的に光透過率が高い高
光透過率部と、前記高光透過率部と隣接する高光透過率
部との間の光透過率が低い低光透過率部とが形成された
ウインド層を前記光透過性基板上に有するので、識別マ
ーク列間隔を詰める等して識別マークを高密度に記録し
ても、識別マーク列間は低光透過率部となっているた
め、隣接する識別マーク列の影響を受けること無く安定
した再生信号を得ることが可能になる。又、上記光記録
媒体において、ウインド層は、光を照射しない状態では
光透過率が低く、特定波長の光又は光の熱を吸収するこ
とで光透過率が不可逆的に高くなる光透過率可変物質よ
り成り、前記情報を再生する前に前記高光透過率部を形
成するようにしたので、微小な単位で光透過率を明確に
変化させることが可能な有機色素からなるクロミック性
物質を使用することができ、正確なサイズで、正確な位
置に高光透過率部を形成することが可能になる。
【0034】又、再生装置においては、前記検出手段を
用いて前記複数の識別マーク列を横切る方向での前記ウ
インド層の光透過率を検出させ、前記識別マーク列間隔
で光透過率の高いことが検出されなかった部分に前記光
照射手段を用いて前記スポット光をその部分に照射して
前記高光透過率部を形成するので、再生装置に必要な高
光透過率部の形成されていない部分を検出するための検
出手段の構成を簡単なものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の光記録媒体の断面図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の光記録媒体の一部拡大図で
ある。
【図3】図1、図2におけるウインド層の光透過率特性
を示す図である。
【図4】高光透過率部形成用レーザ光を説明するための
図である。
【図5】本発明の一実施例の光ディスクの再生装置の要
部の概略構成図である。
【図6】図5における再生装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】図5における再生装置の動作の一部を示す図で
ある。
【図8】従来の光ディスクのピットとレーザ光スポット
との大きさを示す図である。
【符号の説明】
1 光記録媒体(光ディスク) 2 基板(光透過性基板) 3 ウインド層 4 反射層 5 保護膜 11 高光透過率部 12 低光透過率部 21 再生装置 23 光ヘッド(光照射手段) 26 制御回路 27 レーザドライバ 28 光ヘッド駆動回路 29 モータドライバ 31 イニシャライズ判定回路(検出手段) d スポット径 I 高光透過率部形成用レーザ光(特定波長の光) P ピット(識別マーク) PW ピット幅 R 読み出しレーザ光 TP トラックピッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報に応じた光学再生可能な微小な識別マ
    ークを、光透過性基板上に複数の識別マーク列として記
    録した光記録媒体において、 前記識別マーク列上に形成され、略識別マーク幅で、識
    別マーク列方向に連続的に光透過率が高い高光透過率部
    と、 前記高光透過率部と隣接する高光透過率部との間の光透
    過率が低い低光透過率部とが形成されたウインド層を前
    記光透過性基板上に有することを特徴とする光記録媒
    体。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光記録媒体において、 前記ウインド層は、光を照射しない状態では光透過率が
    低く、特定波長の光又は光の熱を吸収することで光透過
    率が不可逆的に高くなる光透過率可変物質より成り、前
    記情報を再生する前に前記高光透過率部を形成するよう
    にしたことを特徴とする光記録媒体。
  3. 【請求項3】情報に応じた光学再生可能な微小な識別マ
    ークを複数の識別マーク列として記録した光透過性基板
    上に、特定波長の光又は光の熱を吸収することで光透過
    率が不可逆的に高くなる光透過率可変物質より成るウイ
    ンド層を有し、前記情報を再生する前に、前記ウインド
    層の前記識別マーク列上に相当する部分に略識別マーク
    幅で識別マーク列方向に連続的に光透過率が高い高光透
    過率部を形成するようにした光記録媒体の再生装置であ
    って、 前記ウインド層の光透過率を検出する検出手段と、 前記識別マーク幅に略等しい直径の前記特定波長のスポ
    ット光を前記ウインド層上に照射する光照射手段とを有
    し、 前記検出手段を用いて前記複数の識別マーク列を横切る
    方向での前記ウインド層の光透過率を検出させ、前記識
    別マーク列間隔で光透過率の高いことが検出されなかっ
    た部分に前記光照射手段を用いて前記スポット光をその
    部分に照射して前記高光透過率部を形成することを特徴
    とする光記録媒体の再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004001735A1 (ja) * 2002-06-24 2003-12-31 Tdk Corporation 光記録/再生方法および光記録媒体
KR100617203B1 (ko) * 1999-04-16 2006-08-30 엘지전자 주식회사 광 기록 매체

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JPH0528498A (ja) * 1991-07-19 1993-02-05 Ricoh Co Ltd 光照射方法並びに光学的情報記録媒体及びそれを用いた記録方法と再生方法

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