JPH07210903A - ピックアップ装置及び情報記憶装置 - Google Patents
ピックアップ装置及び情報記憶装置Info
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- JPH07210903A JPH07210903A JP6005757A JP575794A JPH07210903A JP H07210903 A JPH07210903 A JP H07210903A JP 6005757 A JP6005757 A JP 6005757A JP 575794 A JP575794 A JP 575794A JP H07210903 A JPH07210903 A JP H07210903A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造が簡単で、製作及び制御が容易であり、
各電極間の電磁気的相互作用による影響の少ないピック
アップ装置及びそれを用いた超高密度記録可能な情報記
憶装置を得る。 【構成】 同一基板7上において、複数の探針からなる
探針群8をそれぞれカンチレバー9上に設け、基板7全
体をX方向駆動ピエゾ素子6により記録媒体1の半径方
向に微動させ、探針のトラッキングを行う。各探針に接
続された信号電極に近接して接地されたシールド電極を
設け、各信号電極間の電磁気的相互作用による影響を遮
断する。
各電極間の電磁気的相互作用による影響の少ないピック
アップ装置及びそれを用いた超高密度記録可能な情報記
憶装置を得る。 【構成】 同一基板7上において、複数の探針からなる
探針群8をそれぞれカンチレバー9上に設け、基板7全
体をX方向駆動ピエゾ素子6により記録媒体1の半径方
向に微動させ、探針のトラッキングを行う。各探針に接
続された信号電極に近接して接地されたシールド電極を
設け、各信号電極間の電磁気的相互作用による影響を遮
断する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走査プローブ顕微鏡の
マルチプローブヘッドや記録再生装置のピックアップヘ
ッドとして用いられるピックアップ装置及びそのピック
アップ装置を用いた超高密度記録可能な情報記憶装置に
関するものである。
マルチプローブヘッドや記録再生装置のピックアップヘ
ッドとして用いられるピックアップ装置及びそのピック
アップ装置を用いた超高密度記録可能な情報記憶装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報記憶装置の大容量化及び装置
の小型化に伴い、記録の高密度化が要求されている。情
報記憶装置における高密度記録方法の中でも、特に探針
を用いたピックアップ装置は、例えばエッチングやリソ
グラフィなどのIC製造方法を用いて作製する研究が数
多くなされている。
の小型化に伴い、記録の高密度化が要求されている。情
報記憶装置における高密度記録方法の中でも、特に探針
を用いたピックアップ装置は、例えばエッチングやリソ
グラフィなどのIC製造方法を用いて作製する研究が数
多くなされている。
【0003】従来の情報記憶装置について、その構成を
示す図8及び図9を参照しつつ説明する。図8におい
て、従来の情報記憶装置は、所定速度で回転されるディ
スク状の記録媒体103と、記録媒体103に対して所
定の距離を隔てて対向するように設けられたピックアッ
プ装置200と、ピックアップ装置200を記録媒体1
03の記録面に対し垂直な方向(以下Z方向と称する)
に駆動するためのZ方向粗動用駆動回路106、Z方向
サーボ回路107、トラックサーボ回路108等で構成
された駆動装置と、探針と記録媒体103との間に所定
のパルス電圧を印加し、記録媒体103に情報を記録し
又は情報を読み出すためのトンネル電流検出回路10
9、パルス印加回路110、バイアス回路111等で構
成された信号制御装置と制御装置112等で構成されて
いる。
示す図8及び図9を参照しつつ説明する。図8におい
て、従来の情報記憶装置は、所定速度で回転されるディ
スク状の記録媒体103と、記録媒体103に対して所
定の距離を隔てて対向するように設けられたピックアッ
プ装置200と、ピックアップ装置200を記録媒体1
03の記録面に対し垂直な方向(以下Z方向と称する)
に駆動するためのZ方向粗動用駆動回路106、Z方向
サーボ回路107、トラックサーボ回路108等で構成
された駆動装置と、探針と記録媒体103との間に所定
のパルス電圧を印加し、記録媒体103に情報を記録し
又は情報を読み出すためのトンネル電流検出回路10
9、パルス印加回路110、バイアス回路111等で構
成された信号制御装置と制御装置112等で構成されて
いる。
【0004】記録媒体103の記録面に対向するように
シリコン基板101が設けられている。シリコン基板1
01の記録媒体103の半径方向に平行な一辺には、先
端に探針(詳細は図9に示す)を有する複数のカンチレ
バー102が配列されている。また、シリコン基板10
1の記録媒体103とは対向しない側には、Z方向に粗
動可能なように圧電素子105が設けられている。この
圧電素子105は、Z方向においてカンチレバー102
を記録媒体103に対して所定の距離範囲内に接近させ
るために使用する。一方、カンチレバー102自体もZ
方向に微小距離だけ湾曲可能であり、探針による情報記
録を行う際、カンチレバー102をZ方向に微小距離湾
曲させ、探針を記録媒体103の記録面に接近もしくは
接触させる。この状態で、探針と記録媒体103との間
にパルス電圧を印加することにより、記録媒体103に
情報が記録される。一方、探針による情報読み出しの際
には、記録媒体103に書き込まれたビットデータ列1
04に沿って探針を走査させ、情報を読み出す。
シリコン基板101が設けられている。シリコン基板1
01の記録媒体103の半径方向に平行な一辺には、先
端に探針(詳細は図9に示す)を有する複数のカンチレ
バー102が配列されている。また、シリコン基板10
1の記録媒体103とは対向しない側には、Z方向に粗
動可能なように圧電素子105が設けられている。この
圧電素子105は、Z方向においてカンチレバー102
を記録媒体103に対して所定の距離範囲内に接近させ
るために使用する。一方、カンチレバー102自体もZ
方向に微小距離だけ湾曲可能であり、探針による情報記
録を行う際、カンチレバー102をZ方向に微小距離湾
曲させ、探針を記録媒体103の記録面に接近もしくは
接触させる。この状態で、探針と記録媒体103との間
にパルス電圧を印加することにより、記録媒体103に
情報が記録される。一方、探針による情報読み出しの際
には、記録媒体103に書き込まれたビットデータ列1
04に沿って探針を走査させ、情報を読み出す。
【0005】次に、カンチレバー102の詳細な構成を
図9に示す。なお、図9におけるカンチレバー102は
図8に示す状態とは天地が逆転しているものとする。図
9に示すように、カンチレバー102は、基本的には圧
電体117a及び117bからなるバイモルフ構造であ
る。図9中、圧電体117aの上には電極119a及び
119bが設けられ、また、圧電体117bの下には電
極118a及び118bが設けられている。圧電体11
7aと117bとの間には電極120が設けられてい
る。電極119a及び119bの上には絶縁層116を
介してシールド電極115が設けられており、さらに、
シールド電極115の上には絶縁層116を介して引出
し電極113が設けられている。そして、引き出し電極
113上には探針114が設けられている。各電極11
8a、118b、119a、119b、120には、そ
れぞれパッド部121から任意に電圧を印加することが
できる。各電極に所定の電圧を印加することにより、圧
電体117a及び117bが変形し、カンチレバー10
2に伸縮やねじり等複雑な動きをさせることができる。
カンチレバー102を1本ずつこのように駆動すること
により、1つの探針114により複数のトラックの読み
書きを行うことができる。
図9に示す。なお、図9におけるカンチレバー102は
図8に示す状態とは天地が逆転しているものとする。図
9に示すように、カンチレバー102は、基本的には圧
電体117a及び117bからなるバイモルフ構造であ
る。図9中、圧電体117aの上には電極119a及び
119bが設けられ、また、圧電体117bの下には電
極118a及び118bが設けられている。圧電体11
7aと117bとの間には電極120が設けられてい
る。電極119a及び119bの上には絶縁層116を
介してシールド電極115が設けられており、さらに、
シールド電極115の上には絶縁層116を介して引出
し電極113が設けられている。そして、引き出し電極
113上には探針114が設けられている。各電極11
8a、118b、119a、119b、120には、そ
れぞれパッド部121から任意に電圧を印加することが
できる。各電極に所定の電圧を印加することにより、圧
電体117a及び117bが変形し、カンチレバー10
2に伸縮やねじり等複雑な動きをさせることができる。
カンチレバー102を1本ずつこのように駆動すること
により、1つの探針114により複数のトラックの読み
書きを行うことができる。
【0006】次に、別の従来の情報記憶装置を、その構
成を示す図10及び図11を参照しつつ説明する。図1
0において、ディスク状の記録媒体122は、その下方
に設けられた回転装置123のシャフトに連結され、所
定速度で回転される。記録媒体122と回転装置123
との間にはピックアップ装置124が配置され、各カン
チレバー部127に設けられた探針を記録媒体122の
記録面に接近又は接触させることにより情報の記録・再
生を行う。このカンチレバー部127の一部分を拡大し
たものを図11に示す。図11において、個々のカンチ
レバー132a、132b・・・上には多数の(例えば
100個程度)の探針128が設けられている。各探針
128間のピッチは0.35μmで、1つのカンチレバ
ー132a、132b・・・の幅はそれぞれ約35μm
である。なお、各カンチレバー132a、132b・・
・上には前述のように探針128が100個程度設けら
れているが、図にはその一部のみを示している。各探針
128は情報処理回路(図示せず)に接続されている。
また、各カンチレバー132a、132b・・・にはそ
れぞれ電極129a、129b・・・及び131a、1
31b・・・が接続されており、電極129aと131
aとの間及び電極129bと131bとの間にそれぞれ
静電力を働らかすことにより、各カンチレバー132
a、132b・・・を駆動する。
成を示す図10及び図11を参照しつつ説明する。図1
0において、ディスク状の記録媒体122は、その下方
に設けられた回転装置123のシャフトに連結され、所
定速度で回転される。記録媒体122と回転装置123
との間にはピックアップ装置124が配置され、各カン
チレバー部127に設けられた探針を記録媒体122の
記録面に接近又は接触させることにより情報の記録・再
生を行う。このカンチレバー部127の一部分を拡大し
たものを図11に示す。図11において、個々のカンチ
レバー132a、132b・・・上には多数の(例えば
100個程度)の探針128が設けられている。各探針
128間のピッチは0.35μmで、1つのカンチレバ
ー132a、132b・・・の幅はそれぞれ約35μm
である。なお、各カンチレバー132a、132b・・
・上には前述のように探針128が100個程度設けら
れているが、図にはその一部のみを示している。各探針
128は情報処理回路(図示せず)に接続されている。
また、各カンチレバー132a、132b・・・にはそ
れぞれ電極129a、129b・・・及び131a、1
31b・・・が接続されており、電極129aと131
aとの間及び電極129bと131bとの間にそれぞれ
静電力を働らかすことにより、各カンチレバー132
a、132b・・・を駆動する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図8及び図9に示した
従来の情報記憶装置の構成では、全てのカンチレバーに
複雑な動作をさせる必要があり、その構造や制御が複雑
なものとならざるを得ないという問題点を有していた。
また、図10及び図11に示した従来の情報記憶装置の
構成では、各カンチレバーの駆動構造は簡略化されてい
るが、各トラックに対し1本の探針が割り当てられてい
るため、各探針間の距離が非常に狭くなり、そのため信
号電極も非常に細かいピッチで配線しなければならず、
製作が非常に困難であるという問題点を有していた。さ
らに、複数の信号電極を並列して配置しているため、各
電極間の電磁気的相互作用により再生信号にノイズが乗
ってしまうという問題点も有していた。
従来の情報記憶装置の構成では、全てのカンチレバーに
複雑な動作をさせる必要があり、その構造や制御が複雑
なものとならざるを得ないという問題点を有していた。
また、図10及び図11に示した従来の情報記憶装置の
構成では、各カンチレバーの駆動構造は簡略化されてい
るが、各トラックに対し1本の探針が割り当てられてい
るため、各探針間の距離が非常に狭くなり、そのため信
号電極も非常に細かいピッチで配線しなければならず、
製作が非常に困難であるという問題点を有していた。さ
らに、複数の信号電極を並列して配置しているため、各
電極間の電磁気的相互作用により再生信号にノイズが乗
ってしまうという問題点も有していた。
【0008】本発明は上記従来の情報記憶装置の問題点
を解決するためになされたものであり、構造が簡単で、
製作及び制御が容易であり、各電極間の電磁気的相互作
用による影響の少ないピックアップ装置及びそれを用い
た超高密度記録可能な情報記憶装置を提供することを目
的としている。
を解決するためになされたものであり、構造が簡単で、
製作及び制御が容易であり、各電極間の電磁気的相互作
用による影響の少ないピックアップ装置及びそれを用い
た超高密度記録可能な情報記憶装置を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のピックアップ装置は、複数の探針を具備す
る複数の探針群と、前記各探針群ごとに各探針と試料と
の距離を変化させる駆動手段と、前記各探針群ごとに少
なくとも2つの探針と試料との距離を検出する手段と、
前記各探針群のそれぞれの探針に接続された信号電極
と、前記各信号電極に近接して配置され接地されたシー
ルド電極とを同一基板上に設けるように構成されてい
る。上記構成において、複数の探針群はそれぞれ異なっ
たカンチレバー上に設けられていることが好ましい。ま
た、上記構成において、信号電極及びシールド電極はそ
れぞれ同一基板上において交互に配置されていることが
好ましい。また、上記構成において、信号電極は基板上
に直接設けられ、絶縁層を介してシールド電極は探針部
を除いて前期信号電極の全体を覆うように設けられてい
ることが好ましい。また、上記構成において、信号電極
は探針部を除いてほぼ全体が絶縁層で覆われ、シールド
電極は信号電極を包み込むように設けられていることが
好ましい。
に、本発明のピックアップ装置は、複数の探針を具備す
る複数の探針群と、前記各探針群ごとに各探針と試料と
の距離を変化させる駆動手段と、前記各探針群ごとに少
なくとも2つの探針と試料との距離を検出する手段と、
前記各探針群のそれぞれの探針に接続された信号電極
と、前記各信号電極に近接して配置され接地されたシー
ルド電極とを同一基板上に設けるように構成されてい
る。上記構成において、複数の探針群はそれぞれ異なっ
たカンチレバー上に設けられていることが好ましい。ま
た、上記構成において、信号電極及びシールド電極はそ
れぞれ同一基板上において交互に配置されていることが
好ましい。また、上記構成において、信号電極は基板上
に直接設けられ、絶縁層を介してシールド電極は探針部
を除いて前期信号電極の全体を覆うように設けられてい
ることが好ましい。また、上記構成において、信号電極
は探針部を除いてほぼ全体が絶縁層で覆われ、シールド
電極は信号電極を包み込むように設けられていることが
好ましい。
【0010】また、本発明のピックアップ装置を用いた
情報記憶装置は、ディスク状の記録媒体と、前記記録媒
体を所定速度で回転させる回転手段と、前記記録媒体の
記録面に対して所定距離だけ隔てて設けられたピックア
ップ装置とを具備し、前期ピックアップ装置は、複数の
探針を具備する複数の探針群と、前記各探針群ごとに各
探針と試料との距離を変化させる駆動手段と、前記各探
針群ごとに少なくとも2つの探針と試料との距離を検出
する手段と、前記各探針群のそれぞれの探針に接続され
た信号電極と、前記各信号電極に近接して配置され接地
されたシールド電極とを同一基板上に設けるように構成
されている。また、本発明のピックアップ装置を用いた
別の情報記憶装置は、ディスク状の記録媒体と、前記記
録媒体を所定速度で回転させる回転手段と、前記記録媒
体の記録面に対して所定距離だけ隔てて設けられたピッ
クアップ装置と、前記記録媒体の半径方向に前記ピック
アップ装置を駆動する手段とを具備し、前期ピックアッ
プ装置は、複数の探針を具備する複数の探針群と、前記
各探針群ごとに各探針と試料との距離を変化させる駆動
手段と、前記各探針群ごとに少なくとも2つの探針と試
料との距離を検出する手段とを同一基板上に設けるよう
に構成されている。上記構成において、ピックアップ装
置を駆動する手段を制御する回路を探針群と同一基板上
に設けることが好ましい。また、上記構成において、複
数の探針群はそれぞれ異なったカンチレバー上に設けら
れていることが好ましい。また、上記構成において、カ
ンチレバーはその探針群により記録・再生が行われるデ
ィスク状の記録媒体の部分が実質的に平面とみなせる程
度の幅を有することが好ましい。また、上記構成におい
て、信号電極及びシールド電極はそれぞれ同一基板上に
おいて交互に配置されていることが好ましい。また、上
記構成において、信号電極は基板上に直接設けられ、絶
縁層を介してシールド電極は探針部を除いて前期信号電
極の全体を覆うように設けられていることが好ましい。
また、上記構成において、信号電極は探針部を除いてほ
ぼ全体が絶縁層で覆われ、シールド電極は信号電極を包
み込むように設けられていることが好ましい。
情報記憶装置は、ディスク状の記録媒体と、前記記録媒
体を所定速度で回転させる回転手段と、前記記録媒体の
記録面に対して所定距離だけ隔てて設けられたピックア
ップ装置とを具備し、前期ピックアップ装置は、複数の
探針を具備する複数の探針群と、前記各探針群ごとに各
探針と試料との距離を変化させる駆動手段と、前記各探
針群ごとに少なくとも2つの探針と試料との距離を検出
する手段と、前記各探針群のそれぞれの探針に接続され
た信号電極と、前記各信号電極に近接して配置され接地
されたシールド電極とを同一基板上に設けるように構成
されている。また、本発明のピックアップ装置を用いた
別の情報記憶装置は、ディスク状の記録媒体と、前記記
録媒体を所定速度で回転させる回転手段と、前記記録媒
体の記録面に対して所定距離だけ隔てて設けられたピッ
クアップ装置と、前記記録媒体の半径方向に前記ピック
アップ装置を駆動する手段とを具備し、前期ピックアッ
プ装置は、複数の探針を具備する複数の探針群と、前記
各探針群ごとに各探針と試料との距離を変化させる駆動
手段と、前記各探針群ごとに少なくとも2つの探針と試
料との距離を検出する手段とを同一基板上に設けるよう
に構成されている。上記構成において、ピックアップ装
置を駆動する手段を制御する回路を探針群と同一基板上
に設けることが好ましい。また、上記構成において、複
数の探針群はそれぞれ異なったカンチレバー上に設けら
れていることが好ましい。また、上記構成において、カ
ンチレバーはその探針群により記録・再生が行われるデ
ィスク状の記録媒体の部分が実質的に平面とみなせる程
度の幅を有することが好ましい。また、上記構成におい
て、信号電極及びシールド電極はそれぞれ同一基板上に
おいて交互に配置されていることが好ましい。また、上
記構成において、信号電極は基板上に直接設けられ、絶
縁層を介してシールド電極は探針部を除いて前期信号電
極の全体を覆うように設けられていることが好ましい。
また、上記構成において、信号電極は探針部を除いてほ
ぼ全体が絶縁層で覆われ、シールド電極は信号電極を包
み込むように設けられていることが好ましい。
【0011】
【作用】以上のように、本発明のピックアップ装置及び
情報記憶装置によれば、複数の探針を1つの探針群と
し、各探針群ごとに各探針と試料との距離を変化させる
ので、個々の探針をそれぞれ独立して駆動させる必要が
なく、駆動機構が簡略化される。また、各探針群ごとに
少なくとも2つの探針と試料との距離を検出するので、
仮に探針群が設けられているカンチレバー等が傾斜して
いたとしても探針群を構成する一部の探針が試料と衝突
して破損するという危険がきわめて少なくなる。さら
に、各探針群のそれぞれの探針に接続された信号電極と
各信号電極に近接して接地されたシールド電極を設けた
ので、各信号電極間に生じる電磁気的影響が低減され
る。さらに、信号電極を基板上に直接設け、絶縁層を介
してシールド電極は探針部を除いて信号電極の全体を覆
うように設けることにより、各信号電極間に生じる電磁
気的影響がさらに低減される。さらに、信号電極を探針
部を除いてほぼ全体を絶縁層で覆い、シールド電極で信
号電極を包み込むことにより、信号電極間に生じる電磁
気的影響がほぼ完全に遮断される。さらに、複数の探針
群をそれぞれ異なったカンチレバー上に設けることによ
り、個々のカンチレバーの幅を小さくすることができ、
各カンチレバー上に設けられているそれぞれの探針と試
料表面との距離がほぼ同一に保たれる。さらに、カンチ
レバーはその探針群により記録・再生が行われるディス
ク状の記録媒体の部分が実質的に平面とみなせる程度の
幅とすることにより、各探針と試料表面との距離がほぼ
同一に保たれる。また、本発明の情報記憶装置は、ピッ
クアップ装置全体を駆動してトラッキングを行うため、
各カンチレバーを直接伸縮させたりひねったりする必要
がなくなり、その結果カンチレバーの構造が簡略化され
るとともに、各カンチレバーに設けられる探針及び電極
の数が削減でき、その制御及び製作が容易になる。
情報記憶装置によれば、複数の探針を1つの探針群と
し、各探針群ごとに各探針と試料との距離を変化させる
ので、個々の探針をそれぞれ独立して駆動させる必要が
なく、駆動機構が簡略化される。また、各探針群ごとに
少なくとも2つの探針と試料との距離を検出するので、
仮に探針群が設けられているカンチレバー等が傾斜して
いたとしても探針群を構成する一部の探針が試料と衝突
して破損するという危険がきわめて少なくなる。さら
に、各探針群のそれぞれの探針に接続された信号電極と
各信号電極に近接して接地されたシールド電極を設けた
ので、各信号電極間に生じる電磁気的影響が低減され
る。さらに、信号電極を基板上に直接設け、絶縁層を介
してシールド電極は探針部を除いて信号電極の全体を覆
うように設けることにより、各信号電極間に生じる電磁
気的影響がさらに低減される。さらに、信号電極を探針
部を除いてほぼ全体を絶縁層で覆い、シールド電極で信
号電極を包み込むことにより、信号電極間に生じる電磁
気的影響がほぼ完全に遮断される。さらに、複数の探針
群をそれぞれ異なったカンチレバー上に設けることによ
り、個々のカンチレバーの幅を小さくすることができ、
各カンチレバー上に設けられているそれぞれの探針と試
料表面との距離がほぼ同一に保たれる。さらに、カンチ
レバーはその探針群により記録・再生が行われるディス
ク状の記録媒体の部分が実質的に平面とみなせる程度の
幅とすることにより、各探針と試料表面との距離がほぼ
同一に保たれる。また、本発明の情報記憶装置は、ピッ
クアップ装置全体を駆動してトラッキングを行うため、
各カンチレバーを直接伸縮させたりひねったりする必要
がなくなり、その結果カンチレバーの構造が簡略化され
るとともに、各カンチレバーに設けられる探針及び電極
の数が削減でき、その制御及び製作が容易になる。
【0012】
【実施例】本発明のピックアップ装置及びそれを用いた
情報記憶装置の好適な一実施例を、図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明のピックアップ装置及びそれを用
いた情報記憶装置の構成を示す斜視図である。図1にお
いて、ディスク状の記録媒体1は、例えば導電性支持体
上に形成された誘電体層により構成されている。本実施
例の場合、導電性支持体として単結晶Siを用い、その
直径は約10mmである。回転記録媒体1は、例えばサ
ーボモーター等で構成された回転機構2のシャフトに連
結されており、所定速度で回転される。ピックアップ装
置3は記録媒体1と回転機構2との間において、記録媒
体1の記録面に対して所定距離を隔てて設けられてい
る。これら記録媒体1、回転機構2及びピックアップ装
置3等は筺体4の内部に設けられており、回転機構2は
筐体4の底面に固定されている。また、ピックアップ装
置支持部5は筺体4の壁面に固定されている。ピックア
ップ装置3は、X方向駆動ピエゾ6を介して、その一端
はピックアップ装置支持部5に固定されている。X方向
駆動ピエゾ6に電圧を印加し、X方向駆動ピエゾ6を伸
縮させることにより、ピックアップ装置3をX方向に微
動させる。ピックアップ装置3は同一の基板7上に複数
のカンチレバー9及び各カンチレバー9の一端に設けら
れた複数の探針からなる複数の探針群8を有している。
情報記憶装置の好適な一実施例を、図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明のピックアップ装置及びそれを用
いた情報記憶装置の構成を示す斜視図である。図1にお
いて、ディスク状の記録媒体1は、例えば導電性支持体
上に形成された誘電体層により構成されている。本実施
例の場合、導電性支持体として単結晶Siを用い、その
直径は約10mmである。回転記録媒体1は、例えばサ
ーボモーター等で構成された回転機構2のシャフトに連
結されており、所定速度で回転される。ピックアップ装
置3は記録媒体1と回転機構2との間において、記録媒
体1の記録面に対して所定距離を隔てて設けられてい
る。これら記録媒体1、回転機構2及びピックアップ装
置3等は筺体4の内部に設けられており、回転機構2は
筐体4の底面に固定されている。また、ピックアップ装
置支持部5は筺体4の壁面に固定されている。ピックア
ップ装置3は、X方向駆動ピエゾ6を介して、その一端
はピックアップ装置支持部5に固定されている。X方向
駆動ピエゾ6に電圧を印加し、X方向駆動ピエゾ6を伸
縮させることにより、ピックアップ装置3をX方向に微
動させる。ピックアップ装置3は同一の基板7上に複数
のカンチレバー9及び各カンチレバー9の一端に設けら
れた複数の探針からなる複数の探針群8を有している。
【0013】次に、図2にピックアップ装置3の詳細な
構成を示す。基板7は、例えば単結晶Si等で構成され
ている。探針群8(8a〜8d)は複数の探針からな
り、各探針群8a〜8dにおける個々の探針間のピッチ
は約3.5μmである。各探針群8a〜8dはそれぞれ
カンチレバー9(9a〜9d)の上面に設けられてい
る。各カンチレバー9a〜9dの幅は約35μmであ
り、各カンチレバー9a〜9d上にはそれぞれ10個の
探針が設けられている(なお、図2にはその一部のみを
示す)。記録媒体1の面精度は、単結晶Siを用いた場
合1.5nm程度であるため、各カンチレバー9a〜9
dの幅を35μmとすると、この間は実質的に平坦であ
ると見なすことができる。そのため、カンチレバー9a
〜9dと記録媒体1とを平行にすると、各カンチレバー
9a〜9d上の各探針群8a〜8dにおける10本の探
針のそれぞれと記録媒体1の記録面との距離は全て等し
くなる。
構成を示す。基板7は、例えば単結晶Si等で構成され
ている。探針群8(8a〜8d)は複数の探針からな
り、各探針群8a〜8dにおける個々の探針間のピッチ
は約3.5μmである。各探針群8a〜8dはそれぞれ
カンチレバー9(9a〜9d)の上面に設けられてい
る。各カンチレバー9a〜9dの幅は約35μmであ
り、各カンチレバー9a〜9d上にはそれぞれ10個の
探針が設けられている(なお、図2にはその一部のみを
示す)。記録媒体1の面精度は、単結晶Siを用いた場
合1.5nm程度であるため、各カンチレバー9a〜9
dの幅を35μmとすると、この間は実質的に平坦であ
ると見なすことができる。そのため、カンチレバー9a
〜9dと記録媒体1とを平行にすると、各カンチレバー
9a〜9d上の各探針群8a〜8dにおける10本の探
針のそれぞれと記録媒体1の記録面との距離は全て等し
くなる。
【0014】各カンチレバー9a〜9dはそれぞれ駆動
装置(図示せず)により駆動され、それにより各カンチ
レバー9a〜9dの上面に設けられている各探針群8a
〜8dは記録媒体1の記録面に対して鉛直方向に移動さ
れる。各カンチレバー9a〜9dはそれぞれカンチレバ
ー制御及び信号処理のためのカンチレバー制御回路10
に接続されており、カンチレバー制御回路10は各探針
からの信号処理やトラッキング情報信号処理、及び各探
針と記録媒体1と間のギャップ制御等を行う。X方向駆
動ピエゾ制御回路11は、カンチレバー制御回路10か
ら送られたトラッキング情報信号に対応してX方向駆動
ピエゾ6を駆動する。
装置(図示せず)により駆動され、それにより各カンチ
レバー9a〜9dの上面に設けられている各探針群8a
〜8dは記録媒体1の記録面に対して鉛直方向に移動さ
れる。各カンチレバー9a〜9dはそれぞれカンチレバ
ー制御及び信号処理のためのカンチレバー制御回路10
に接続されており、カンチレバー制御回路10は各探針
からの信号処理やトラッキング情報信号処理、及び各探
針と記録媒体1と間のギャップ制御等を行う。X方向駆
動ピエゾ制御回路11は、カンチレバー制御回路10か
ら送られたトラッキング情報信号に対応してX方向駆動
ピエゾ6を駆動する。
【0015】次に、カンチレバー9a〜9dの第1例の
構成を図3に示す。図3は、例えばカンチレバー9bの
一部分の上面図である。なお、図3において図2と同一
の番号を付した部材は実質的に同一であるため、その説
明を省略する。探針12は、図2において示した探針群
8bを構成する探針の一つである。先に述べたように、
各カンチレバー9a〜9d上にはそれぞれ10個の探針
が設けられているが、図3においてはその探針の一部の
みを示している。探針13a及び13bも探針12と同
様に探針群8bを構成する探針であるが、探針12とは
ギャップ検出回路(図示せず)に接続され、図1に示す
記録媒体1との間隔を検出するためにも用いられる点に
おいて異なる。信号電極14はそれぞれ探針12、13
a、13b・・・に接続され、各探針により読み出され
た情報や各探針により記録する情報を伝達する。図示し
ない配線により接地されたシールド電極15を各信号電
極14と交互に配置することにより、各信号電極14間
の電磁気的相互作用を低減することができる。
構成を図3に示す。図3は、例えばカンチレバー9bの
一部分の上面図である。なお、図3において図2と同一
の番号を付した部材は実質的に同一であるため、その説
明を省略する。探針12は、図2において示した探針群
8bを構成する探針の一つである。先に述べたように、
各カンチレバー9a〜9d上にはそれぞれ10個の探針
が設けられているが、図3においてはその探針の一部の
みを示している。探針13a及び13bも探針12と同
様に探針群8bを構成する探針であるが、探針12とは
ギャップ検出回路(図示せず)に接続され、図1に示す
記録媒体1との間隔を検出するためにも用いられる点に
おいて異なる。信号電極14はそれぞれ探針12、13
a、13b・・・に接続され、各探針により読み出され
た情報や各探針により記録する情報を伝達する。図示し
ない配線により接地されたシールド電極15を各信号電
極14と交互に配置することにより、各信号電極14間
の電磁気的相互作用を低減することができる。
【0016】次に、カンチレバー9a〜9dの第2例の
構成を図4及び図5に示す。図4は、例えばカンチレバ
ー9bの一部分の上面図である。また、図5は図4にお
けるA−A断面図である。なお、図4及び図5において
図2及び図3と同一の番号を付した部材は実質的に同一
であるため、その説明を省略する。図4に示す第2例
は、図3に示した第1例とは、探針部以外はシールド電
極15により信号電極14を覆うような構造にしている
点において異なる。図5において、シールド電極15は
例えばAl等で構成され、図示しない配線により接地さ
れている。カンチレバー9bの上に設けられた各信号電
極14は、例えばSiO2等で構成された絶縁層16で
覆われ、その上からシールド電極15により探針部を除
く全体が覆われるように構成されている。その結果、図
5に示すように各信号電極14の間にシールド電極15
の一部が入り込んだ構造となる。
構成を図4及び図5に示す。図4は、例えばカンチレバ
ー9bの一部分の上面図である。また、図5は図4にお
けるA−A断面図である。なお、図4及び図5において
図2及び図3と同一の番号を付した部材は実質的に同一
であるため、その説明を省略する。図4に示す第2例
は、図3に示した第1例とは、探針部以外はシールド電
極15により信号電極14を覆うような構造にしている
点において異なる。図5において、シールド電極15は
例えばAl等で構成され、図示しない配線により接地さ
れている。カンチレバー9bの上に設けられた各信号電
極14は、例えばSiO2等で構成された絶縁層16で
覆われ、その上からシールド電極15により探針部を除
く全体が覆われるように構成されている。その結果、図
5に示すように各信号電極14の間にシールド電極15
の一部が入り込んだ構造となる。
【0017】さらに、カンチレバー9a〜9dの第3例
の構成を図6に示す。第3例に係るカンチレバー9bの
一部分の上面図は図4と実質的に同一であるため、図示
を省略する。図6は、図4におけるA−A断面の別の実
施例である。なお、図6において図2から図5までと同
一の番号を付した部材は実質的に同一であるため、その
説明を省略する。図6に示す第3例は、図5に示す第2
例とは、シールド電極15により各信号電極14を完全
に包み込んでしまっている点において異なる。すなわ
ち、図6に示す第3例では、カンチレバー9b上にシー
ルド電極15の一部分が形成され、このシールド電極1
5上に絶縁層16により覆われた信号電極14が設けら
れ、さらにその上からシールド電極15が信号電極14
を覆うように形成されている。このように構成すること
により、構造はやや複雑になるが、信号電極14間の電
磁的相互作用をほぼ完全に遮断することができる。
の構成を図6に示す。第3例に係るカンチレバー9bの
一部分の上面図は図4と実質的に同一であるため、図示
を省略する。図6は、図4におけるA−A断面の別の実
施例である。なお、図6において図2から図5までと同
一の番号を付した部材は実質的に同一であるため、その
説明を省略する。図6に示す第3例は、図5に示す第2
例とは、シールド電極15により各信号電極14を完全
に包み込んでしまっている点において異なる。すなわ
ち、図6に示す第3例では、カンチレバー9b上にシー
ルド電極15の一部分が形成され、このシールド電極1
5上に絶縁層16により覆われた信号電極14が設けら
れ、さらにその上からシールド電極15が信号電極14
を覆うように形成されている。このように構成すること
により、構造はやや複雑になるが、信号電極14間の電
磁的相互作用をほぼ完全に遮断することができる。
【0018】次に、本発明のピックアップ装置の記録・
再生の動作を図7を用いて説明する。図7はカンチレバ
ー9bの一部分を示す斜視図であり、図3に示したもの
と天地が逆転しているものとする。また、図7において
図3と同一の番号を付した部材は実質的に同一であるた
め、その説明を省略する。図7において、トラック17
は、ディスク状の記録媒体1の記録面上に記録された同
心円状の情報ピット列である。探針12、13a、13
b・・・の間隔は3.5μmであり、各トラック17の
間隔は0.35μmとしている。すなわち、1本の探針
で10本のトラックに情報の読み書きを行うように構成
されている。探針12、13a、13b・・・のトラッ
キングは、従来のようにカンチレバー9bを伸縮やねじ
り等を組合わせて複雑に駆動させて行うのではなく、ピ
ックアップ装置3全体をX方向駆動ピエゾ6により微動
させることにより行う。この時、探針12、13a、1
3b・・・のトラッキングを確実に行うために、例えば
探針12から得られる信号の強度をモニターしつつX方
向駆動ピエゾ6を微動させ、最大の強度が得られる位置
に絶えず探針12を移動させる。このような制御はピッ
クアップ装置3上のピエゾ制御回路11により行う。
再生の動作を図7を用いて説明する。図7はカンチレバ
ー9bの一部分を示す斜視図であり、図3に示したもの
と天地が逆転しているものとする。また、図7において
図3と同一の番号を付した部材は実質的に同一であるた
め、その説明を省略する。図7において、トラック17
は、ディスク状の記録媒体1の記録面上に記録された同
心円状の情報ピット列である。探針12、13a、13
b・・・の間隔は3.5μmであり、各トラック17の
間隔は0.35μmとしている。すなわち、1本の探針
で10本のトラックに情報の読み書きを行うように構成
されている。探針12、13a、13b・・・のトラッ
キングは、従来のようにカンチレバー9bを伸縮やねじ
り等を組合わせて複雑に駆動させて行うのではなく、ピ
ックアップ装置3全体をX方向駆動ピエゾ6により微動
させることにより行う。この時、探針12、13a、1
3b・・・のトラッキングを確実に行うために、例えば
探針12から得られる信号の強度をモニターしつつX方
向駆動ピエゾ6を微動させ、最大の強度が得られる位置
に絶えず探針12を移動させる。このような制御はピッ
クアップ装置3上のピエゾ制御回路11により行う。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明のピックアップ装
置及び情報記憶装置によれば、複数の探針を1つの探針
群とし、各探針群ごとに各探針と試料との距離を変化さ
せるように構成したので、個々の探針をそれぞれ独立し
て駆動させる必要がなく、駆動機構を簡略化することが
できる。また、各探針群ごとに少なくとも2つの探針と
試料との距離を検出するように構成したので、仮に探針
群が設けられているカンチレバー等が傾斜していたとし
ても探針群を構成する一部の探針が試料と衝突して破損
するという危険がきわめて少なくなるという効果を有す
る。さらに、各探針群のそれぞれの探針に接続された信
号電極と各信号電極に近接して接地されたシールド電極
を設けたので、各信号電極間に生じる電磁気的影響を低
減することができる。さらに、信号電極を基板上に直接
設け、絶縁層を介してシールド電極は探針部を除いて信
号電極の全体を覆うように設けるたので、各信号電極間
に生じる電磁気的影響をさらに低減することができる。
さらに、信号電極を探針部を除いてほぼ全体を絶縁層で
覆い、シールド電極で信号電極を包み込むように構成し
たので、信号電極間に生じる電磁気的影響をほぼ完全に
遮断することができる。さらに、複数の探針群をそれぞ
れ異なったカンチレバー上に設けたので、個々のカンチ
レバーの幅を小さくすることができ、各カンチレバー上
に設けられているそれぞれの探針と試料表面との距離を
ほぼ同一に保つことができる。さらに、カンチレバーは
その探針群により記録・再生が行われるディスク状の記
録媒体の部分を実質的に平面とみなせる程度の幅とする
ことにより、各探針と試料表面との距離をほぼ同一に保
つことができる。また、本発明の情報記憶装置は、ピッ
クアップ装置全体を駆動してトラッキングを行うように
構成したので、各カンチレバーを直接伸縮させたりひね
ったりする必要がなくなり、その結果カンチレバーの構
造を簡略化することができるとともに、各カンチレバー
に設けられる探針及び電極の数を削減することができ、
その制御及び製作を容易にすることができる。
置及び情報記憶装置によれば、複数の探針を1つの探針
群とし、各探針群ごとに各探針と試料との距離を変化さ
せるように構成したので、個々の探針をそれぞれ独立し
て駆動させる必要がなく、駆動機構を簡略化することが
できる。また、各探針群ごとに少なくとも2つの探針と
試料との距離を検出するように構成したので、仮に探針
群が設けられているカンチレバー等が傾斜していたとし
ても探針群を構成する一部の探針が試料と衝突して破損
するという危険がきわめて少なくなるという効果を有す
る。さらに、各探針群のそれぞれの探針に接続された信
号電極と各信号電極に近接して接地されたシールド電極
を設けたので、各信号電極間に生じる電磁気的影響を低
減することができる。さらに、信号電極を基板上に直接
設け、絶縁層を介してシールド電極は探針部を除いて信
号電極の全体を覆うように設けるたので、各信号電極間
に生じる電磁気的影響をさらに低減することができる。
さらに、信号電極を探針部を除いてほぼ全体を絶縁層で
覆い、シールド電極で信号電極を包み込むように構成し
たので、信号電極間に生じる電磁気的影響をほぼ完全に
遮断することができる。さらに、複数の探針群をそれぞ
れ異なったカンチレバー上に設けたので、個々のカンチ
レバーの幅を小さくすることができ、各カンチレバー上
に設けられているそれぞれの探針と試料表面との距離を
ほぼ同一に保つことができる。さらに、カンチレバーは
その探針群により記録・再生が行われるディスク状の記
録媒体の部分を実質的に平面とみなせる程度の幅とする
ことにより、各探針と試料表面との距離をほぼ同一に保
つことができる。また、本発明の情報記憶装置は、ピッ
クアップ装置全体を駆動してトラッキングを行うように
構成したので、各カンチレバーを直接伸縮させたりひね
ったりする必要がなくなり、その結果カンチレバーの構
造を簡略化することができるとともに、各カンチレバー
に設けられる探針及び電極の数を削減することができ、
その制御及び製作を容易にすることができる。
【図1】本発明のピックアップ装置及び情報記憶装置の
一実施例の構成を示す斜視図
一実施例の構成を示す斜視図
【図2】図1に示す実施例におけるピックアップ装置の
詳細な構成を示す斜視図
詳細な構成を示す斜視図
【図3】本発明のピックアップ装置の第1の実施例の一
部分構成を示す上面図
部分構成を示す上面図
【図4】本発明のピックアップ装置の第2の実施例の一
部分の構成を示す上面図
部分の構成を示す上面図
【図5】本発明のピックアップ装置の第2の実施例の一
部分の構成を示す断面図
部分の構成を示す断面図
【図6】本発明のピックアップ装置の第3の実施例の一
部分の構成を示す断面図
部分の構成を示す断面図
【図7】本発明のピックアップ装置の一実施例の動作説
明図
明図
【図8】従来の情報記憶装置の構成を示す斜視図
【図9】図8に示す従来のピックアップ装置の構成を示
す斜視図
す斜視図
【図10】従来の別の情報記憶装置の構成を示す斜視図
【図11】図10に示す従来のピックアップ装置の構成
を示す平面図
を示す平面図
1 :ディスク状の記録媒体 2 :回転機構 3 :ピックアップ装置 4 :筐体 5 :ピックアップ装置支持部 6 :X方向駆動ピエゾ 7 :基板 8a〜8d、12、13a、13b :探針 9a〜9d :カンチレバー 10 :カンチレバー制御回路 11 :ピエゾ制御回路 14 :信号電極 15 :シールド電極 16 :絶縁層 17 :トラック
Claims (13)
- 【請求項1】 複数の探針を具備する複数の探針群と、
前記各探針群ごとに各探針と試料との距離を変化させる
駆動手段と、前記各探針群ごとに少なくとも2つの探針
と試料との距離を検出する手段と、前記各探針群のそれ
ぞれの探針に接続された信号電極と、前記各信号電極に
近接して配置され接地されたシールド電極とを同一基板
上に設けたピックアップ装置。 - 【請求項2】 複数の探針群はそれぞれ異なったカンチ
レバー上に設けられている請求項1記載のピックアップ
装置。 - 【請求項3】 信号電極及びシールド電極はそれぞれ同
一基板上において交互に配置されている請求項1記載の
ピックアップ装置。 - 【請求項4】 信号電極は基板上に直接設けられ、絶縁
層を介してシールド電極は探針部を除いて前期信号電極
の全体を覆うように設けられている請求項1記載のピッ
クアップ装置。 - 【請求項5】 信号電極は探針部を除いてほぼ全体が絶
縁層で覆われ、シールド電極は信号電極を包み込むよう
に設けられている請求項1記載のピックアップ装置。 - 【請求項6】 ディスク状の記録媒体と、前記記録媒体
を所定速度で回転させる回転手段と、前記記録媒体の記
録面に対して所定距離だけ隔てて設けられたピックアッ
プ装置とを具備し、前期ピックアップ装置は、複数の探
針を具備する複数の探針群と、前記各探針群ごとに各探
針と試料との距離を変化させる駆動手段と、前記各探針
群ごとに少なくとも2つの探針と試料との距離を検出す
る手段と、前記各探針群のそれぞれの探針に接続された
信号電極と、前記各信号電極に近接して配置され接地さ
れたシールド電極とを同一基板上に設けた情報記憶装
置。 - 【請求項7】 ディスク状の記録媒体と、前記記録媒体
を所定速度で回転させる回転手段と、前記記録媒体の記
録面に対して所定距離だけ隔てて設けられたピックアッ
プ装置と、前記記録媒体の半径方向に前記ピックアップ
装置を駆動する手段とを具備し、前期ピックアップ装置
は、複数の探針を具備する複数の探針群と、前記各探針
群ごとに各探針と試料との距離を変化させる駆動手段
と、前記各探針群ごとに少なくとも2つの探針と試料と
の距離を検出する手段とを同一基板上に設けた情報記憶
装置。 - 【請求項8】 ピックアップ装置を駆動する手段を制御
する回路を探針群と同一基板上に設けた請求項7記載の
情報記憶装置。 - 【請求項9】 複数の探針群はそれぞれ異なったカンチ
レバー上に設けられている請求項6又は7記載の情報記
憶装置。 - 【請求項10】 カンチレバーはその探針群により記録
・再生が行われるディスク状の記録媒体の部分が実質的
に平面とみなせる程度の幅を有する請求項9記載の情報
記憶装置。 - 【請求項11】 信号電極及びシールド電極はそれぞれ
同一基板上において交互に配置されている請求項6記載
の情報記憶装置。 - 【請求項12】 信号電極は基板上に直接設けられ、絶
縁層を介してシールド電極は探針部を除いて前期信号電
極の全体を覆うように設けられている請求項6記載の情
報記憶装置。 - 【請求項13】 信号電極は探針部を除いてほぼ全体が
絶縁層で覆われ、シールド電極は信号電極を包み込むよ
うに設けられている請求項6記載の情報記憶装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6005757A JPH07210903A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | ピックアップ装置及び情報記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6005757A JPH07210903A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | ピックアップ装置及び情報記憶装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07210903A true JPH07210903A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11619998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6005757A Pending JPH07210903A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | ピックアップ装置及び情報記憶装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07210903A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004053862A1 (ja) * | 2002-12-12 | 2004-06-24 | Pioneer Corporation | 情報記録読取ヘッド及び情報記録再生装置 |
| KR100606667B1 (ko) * | 1999-04-29 | 2006-07-31 | 엘지전자 주식회사 | 정보저장장치 |
| CN116519979A (zh) * | 2023-05-23 | 2023-08-01 | 中国科学院苏州纳米技术与纳米仿生研究所 | 原子力显微镜悬臂探针及其制作方法 |
-
1994
- 1994-01-24 JP JP6005757A patent/JPH07210903A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100606667B1 (ko) * | 1999-04-29 | 2006-07-31 | 엘지전자 주식회사 | 정보저장장치 |
| WO2004053862A1 (ja) * | 2002-12-12 | 2004-06-24 | Pioneer Corporation | 情報記録読取ヘッド及び情報記録再生装置 |
| CN116519979A (zh) * | 2023-05-23 | 2023-08-01 | 中国科学院苏州纳米技术与纳米仿生研究所 | 原子力显微镜悬臂探针及其制作方法 |
| CN116519979B (zh) * | 2023-05-23 | 2025-08-26 | 中国科学院苏州纳米技术与纳米仿生研究所 | 原子力显微镜悬臂探针及其制作方法 |
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