JPH07211104A - 発色を防止したプロジェクタ型前照灯 - Google Patents
発色を防止したプロジェクタ型前照灯Info
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- JPH07211104A JPH07211104A JP6003501A JP350194A JPH07211104A JP H07211104 A JPH07211104 A JP H07211104A JP 6003501 A JP6003501 A JP 6003501A JP 350194 A JP350194 A JP 350194A JP H07211104 A JPH07211104 A JP H07211104A
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Abstract
HIDバルブ6を光源として用いても、配光パターンに
色むらを生じないようにする。 【構成】 リフレクタ1の有効反射面の少なくとも一部
分に、微小な縦方向の凹凸1aを設ける。HIDバルブ
から着色光が出射しても、微小な凹凸を有する反射面で
反射されて左右に散乱されて混じり合うので、反射光は
白色光となる。白色の反射光束はシェード4によって輪
郭(カットライン)を整えられ、非球面凸レンズ8で集
光されて図の左方に投光され、色むらの無い(白色光
の)配光パターン(図示せず)を形成し、しかも配光パ
ターンに悪影響を及ぼさない。
Description
レクタの焦点付近に配置された光源バルブと、該光源バ
ルブから出射してリフレクタで反射した光束を集光して
灯具前方に投光する凸レンズとを備えたプロジェクタ型
の前照灯に係り、特に、HIDバルブを光源として用い
た場合に色むらが発生することを防止したプロジェクタ
型前照灯に関するものである。
で、しかも大きい光束密度が得られるので、最近急速に
普及しつつある。このプロジェクタ型前照灯に関する最
近の技術として、例えば実開平2−47705号(実公
平5−14404号)公報記載のものが公知である。図
2はプロジェクタ型前照灯に関する公知技術を説明する
ために示したもので、(A)は模式化して描いた側面
図、(B)はスクリーンを照射した場合の等照度曲線群
を描いた図表である。(A)図に示すごとく、2つの焦
点F1,F2を有するリフレクタ(例えば回転楕円面鏡)
1の第1焦点F1に光源バルブ2を配置してある。該光
源バルブ2から出射してリフレクタ1で反射した光束
は、一旦第2焦点F2に集光した後、拡散光束として集
光用の凸レンズ3に入射し、ほぼ平行な光束となって灯
具前方に向けて投射される。上記第2焦点F2付近に、
配光パターンを形成するためのシェード4が設けられて
いる。該第2焦点F2付近を通過する光束の一部は上記
シェード4によって遮られる。配光パターンを示す
(B)図において平行斜線を付した部分は、上記シェー
ド4で生じた影が上下,左右反転されて投影されたもの
であって、シェードの影の輪郭はカットラインと呼ばれ
る。この(B)図に示した配光パターンは理論的な説明
のための図表であるが、このような傾向の特性を有して
いると、自己車線(V−V線よりも左方)については路
面前方を照射し、対向車線(V−V線よりも右側)につ
いては、水平線(H−H線)の上方を照射しないので対
向車に眩惑を与える虞れが無いので、自動車用前照灯と
して好適である。
の光源としてHIDバルブを用いると、小型のバルブで
光量が大きいという長所を有する反面、色むらを生じる
という問題が有る。図3はHIDバルブの要部の縦断面
図であって放電弧光の構成を模式的に表したものであ
る。1対の放電電極を結ぶ最短路に沿って、中心電弧よ
りなる発光部分であるゾーンaが形成され、これを包む
ゾーンb、および、上記ゾーンbを包む外側放電弧より
なるゾーンcが形成される。さらに、双方の放電電極6
c,6dそれぞれの端部にゾーンdが形成される。これ
らの各ゾーンは色調が異なる。図4は図3に示した各ゾ
ーンa〜dの波長分布を示し、横軸に波長をとって色別
目盛を付した図表である。この図表から容易に理解され
るように、中心電弧よりなるゾーンaおよびその周囲に
形成されるゾーンbは官能的に白色光として認識され
が、外側電弧よりなるゾーンcは赤系の色調をなし、電
極端部のゾーンdは青系の色調をなす。その結果、図2
(B)に示した配光パターンに色むらが発生することに
なる。本発明は上述の事情に鑑みて為されたものであっ
て、HIDバルブを光源として用いても色むらを発生す
る虞れが無く、しかも、プロジェクタ型前照灯本来の配
光パターン(図2(B)に原理を示したパターン)に悪
影響を及ぼす虞れの無いプロジェクタ型前照灯を提供す
ることを目的とする。
めに創作した本発明の基本的な原理を略述すると、各種
の波長の光を混合すると白色光になることを利用する。
すなわち、図4に示したゾーンcの赤系の光と、ゾーン
dの青系の光とを混合すると、完全ではなくても白色光
に近くなる。さらに、この白色光に近い光と、ゾーン
a,bの白色光とを混合すると、官能的には白色光と感
じられるようになる。
れるが、本発明においては最も単純で確実で、しかも光
量の損失が軽微であるように、微小な凹凸で反射させる
ことによって光に適宜の散乱を与える。ただし、図2
(B)に示したような配光パターンが散乱によって悪影
響を受けてはならないので、縦方向の散乱を生じさせる
ことなく左右方向の散乱を生じさせるような微小凹凸を
設ける。ただし、本発明において縦方向とは、長さ方向
の意ではなく、前照灯として使用する状態における上下
方向の意であり、左右方向とは同じく水平方向の意であ
る。本発明の構成は、リフレクタの第1焦点近傍にHI
Dバルブの放電部を配置するとともに、上記リフレクタ
で反射した光束を凸レンズで集光して所望の配光パター
ンを形成するプロジェクタ型前照灯において、前記リフ
レクタの有効反射面の少なくとも一部分に、縦方向の微
細な凹凸を設けたことを特徴とする。
た光がリフレクタによって反射される場合、微小な凹凸
によって散乱を受けて混合するので、官能的には完全な
白色光となり、色むらを生じない。ただし、上記の微小
な凹凸は縦方向に形成されているので、上記の散乱は主
として左右方向に生じ、上下方向の散乱は殆ど生じな
い。その結果、配光パターンは悪影響を受けず、特に、
上向きの光を投射して対向車に眩惑を与える虞れが無
い。このような作用,効果は、プロジェクタ型前照灯の
リフレクタであるという条件下において、別段の弊害を
生じることなく達成される。その理由を、非プロジェク
タ型の前照灯と対比して次に述べる。図5は回転放物面
に類似した反射面の焦点付近に光源バルブを配置すると
ともに、上記反射面で反射された光束の光路と交差せし
めてプリズムレンズを設けた、通例の前照灯を示す断面
図である。光源バルブ12から矢印g,矢印hのごとく
出射した光束は、ランプハウジング9の内面に形成され
た反射面10により、所望の配光パターンを形成すべく
設定されたところに従って矢印g′,矢印h′のごとく
反射され、プリズムレンズ11により調光されて所定の
配光パターンを形成する。従って、上記の反射面10に
微小凹凸を設けて散乱させてしまうと、所望の配光パタ
ーンが得られなくなる。これに比して、図2に例示した
プロジェクタ型前照灯においては、シェード4によって
カットラインを与えられ、凸レンズ3により集光されて
投光されるというメカニズムであるから、光源バルブか
ら出射した光束がリフレクタ1で反射される段階で散乱
を受けても、その後はシェードで輪郭を調光され凸レン
ズで集光されるので、リフレクタによって反射される場
合の散乱が配光パターンに影響を及ぼしにくい(主とし
て、その後に、シェードと凸レンズで配光パターンを形
成されるから)。特に、本発明の微小な凹凸は縦方向に
並んでいるので、左右方向の散乱を与えるが上下方向の
散乱は殆ど生じない。その結果、配光パターンの中で、
対向車に眩惑を与えないために最も重要な水平カットラ
インは、前記の散乱による影響を受けない。こうした理
由により、配光パターンに悪影響を及ぼすことなく、H
IDバルブに起因する色むらが防止される。
を適用した1例を説明する。図1は本発明に係る発色を
防止したプロジェクタ型前照灯の1実施例を示し、
(A)は模式的に描いた垂直断面図、(B)はそのリフ
レクタを抽出して描いた正面図である。2個の焦点を有
する(例えば回転楕円面よりなる)リフレクタ1の第1
焦点に位置せしめて、HIDバルブ6の放電管球部分6
aが設置されている。6bはソケット、7はソケットホ
ルダである。上記放電管球部6a内で放電が行なわれて
出射された光束は、上記リフレクタ1で反射され、シェ
ード4によってカットラインを与えられ(図2(B)に
ついて説明したように、部分的に遮られ)、フレーム5
で支持されている非球面メンズ8により集光されて灯具
前方(図において左方)に投光される。上記リフレクタ
1の内面の有効反射面の少なくとも一部分に縦方向の微
小な凹凸1aを設ける。本実施例の縦方向の微小な凹凸
は、縦方向の多数の条痕であって、これを形成する方法
は特には限定されないが、次の2方法が推奨される。 イ.合成樹脂材料によってリフレクタを成形する場合
は、成形用の金型に縦方向の微小な凹凸を設けておく。 ロ.金属材料によってリフレクタを成形する場合は、成
形後に縦方向の条痕を付す加工を施す。 上述した縦方向の微小凹凸1aを設けると、HIDバル
ブ6の放電管球部6aから着色光が出射されても、上記
微小凹凸によって横方向の散乱を受けて光束が混合され
て白色光となる。このようにして合成された白色光はシ
ェード4によってカットラインを与えられ、非球面凸レ
ンズで集光されて所要の配光パターンを形成する。ただ
し、カットラインを与える必要の無い場合(例えば、対
向車に眩惑を与えないことの考慮を要しない場合)は、
シェード4の設置を省略することができる。上述のよう
にして、HIDバルブ6に起因する着色光を白色化する
ことができるので、その他の発色原因(例えば非球面レ
ンズ8による分光現象)が無い限り、配光パターンの着
色を完全に防止することができる。
出射した光がリフレクタによって反射される場合、微小
な凹凸によって散乱を受けて混合するので、官能的には
完全な白色光となり、色むらを生じない。特に、本発明
の微小な凹凸は縦方向に並んでいるので、左右方向の散
乱を与えるが上下方向の散乱は殆ど生じない。その結
果、配光パターンの中で、対向車に眩惑を与えないため
に最も重要な水平カットラインは、前記の散乱による影
響を受けない。こうした理由により、配光パターンに悪
影響を及ぼすことなく、HIDバルブに起因する色むら
が防止されるという、優れた実用的効果を奏する。
照灯の1実施例を示し、(A)は模式的に描いた垂直断
面図、(B)はそのリフレクタを抽出して描いた正面図
である。
するために示したもので、(A)は模式化して描いた側
面図、(B)はスクリーンを照射した場合の等照度曲線
群を描いた図表である。
光の構成を模式的に表したものである。
し、横軸に波長をとって色別目盛を付した図表である。
バルブを配置するとともに、上記反射面で反射された光
束の光路と交差せしめてプリズムレンズを設けた、通例
の前照灯を示す断面図である。
ルブ、3…凸レンズ、4…シェード、5…フレーム、6
…HIDバルブ、6a…放電管球部、6b…ソケット、
6c,6d…放電電極、7…ソケットホルダ、8…非球
面凸レンズ、9…ランプハウジング、10…反射面、1
1…プリズムレンズ、12…光源バルブ、F1…第1焦
点、F2…第2焦点。
Claims (1)
- 【請求項1】 リフレクタの第1焦点近傍にHIDバル
ブの放電部を配置するとともに、上記リフレクタで反射
した光束を凸レンズで集光して所望の配光パターンを形
成するプロジェクタ型前照灯において、 前記リフレクタの有効反射面の少なくとも一部分に、縦
方向の微細な凹凸を設けたことを特徴とする、発色を防
止したプロジェクタ型前照灯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00350194A JP3261847B2 (ja) | 1994-01-18 | 1994-01-18 | 発色を防止したプロジェクタ型前照灯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00350194A JP3261847B2 (ja) | 1994-01-18 | 1994-01-18 | 発色を防止したプロジェクタ型前照灯 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07211104A true JPH07211104A (ja) | 1995-08-11 |
| JP3261847B2 JP3261847B2 (ja) | 2002-03-04 |
Family
ID=11559108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00350194A Expired - Fee Related JP3261847B2 (ja) | 1994-01-18 | 1994-01-18 | 発色を防止したプロジェクタ型前照灯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3261847B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008084700A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用led灯具 |
| CN102683159A (zh) * | 2012-04-01 | 2012-09-19 | 毛必文 | 一种带凸镜的汽车氙气灯 |
-
1994
- 1994-01-18 JP JP00350194A patent/JP3261847B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008084700A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用led灯具 |
| CN102683159A (zh) * | 2012-04-01 | 2012-09-19 | 毛必文 | 一种带凸镜的汽车氙气灯 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3261847B2 (ja) | 2002-03-04 |
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