JPH07211105A - 乗り物用の前照灯 - Google Patents

乗り物用の前照灯

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Publication number
JPH07211105A
JPH07211105A JP6309333A JP30933394A JPH07211105A JP H07211105 A JPH07211105 A JP H07211105A JP 6309333 A JP6309333 A JP 6309333A JP 30933394 A JP30933394 A JP 30933394A JP H07211105 A JPH07211105 A JP H07211105A
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JP
Japan
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light
hollow chamber
headlight
reflector
glass plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP6309333A
Other languages
English (en)
Inventor
Johannes Bertling
ベルトリング ヨハネス
Karl-Otto Dobler
ドープラー カール−オットー
Rainer Dipl Chem Dr Neumann
ノイマン ライナー
Henning Hogrefe
ホークレーフェ ヘニング
Heike Eichler
アイヒラー ハイケ
Martin Lampen
ランペン マルティン
Doris Boebel
ベーベル ドリス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗り物用前照灯 【構成】 該前照灯は、光源(12)及びリフレクタ
(10)を有し、該リフレクタにより光源から放出され
た光は第1の特性を有する光束を形成するために反射さ
れる。リフレクタによって反射された光束の光路内に、
2つの透明なガラス板(14,20)が配置され、該ガ
ラス板の間に中空室(22)が形成されている。ガラス
板の少なくとも一方に、その中空室を制限する側に光学
的作用素子(32)が配置されている。中空室には液状
又はガス状媒体を充填することができ、該媒体は空気の
屈折率よりも大きな屈折率を有するので、リフレクタに
より反射された光束は僅かに影響を受けてガラス板及び
中空室を通過しかつ前照灯から実質的にリフレクタによ
って決まる第1の特性を有する光束が放出される。媒体
が中空室から除去されると、リフレクタから反射され
た、ガラス板を通過する光束は光学的作用素子により光
の屈折が生じるために影響を受けかつ前照灯から第2の
特性を有する光束が放出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光源と、光源から放出
される光の光路内に配置された少なくとも1つの光透過
性素子とを有し、該素子により透過光に影響を及ぼすこ
とができる乗り物用前照灯に関する。
【0002】
【従来の技術】このような前照灯は、ドイツ連邦共和国
特許出願公開第3430272号明細書により公知であ
る。この前照灯はリフレクタ内に嵌合された光源を有す
る。前照灯から放出される光の光路内に、ガラス板の形
の光透過性素子が配置されている。更に、前照灯から放
出される光の光路内に光学的作用素子が配置されてお
り、該素子により前照灯から放出される光が影響を受け
る。光学的作用素子は、ガラス板の光源に向いた内側に
配置されている。光学的作用素子により、光源から放出
された光は、前照灯から所定の特性、例えば光幅及び水
平方向散乱を有する光束、例えばロービーム、フォグビ
ーム又はハイビームを放出するように作用を受ける。光
束の特性の変化は、この前照灯では不可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
欠点を有しない新規の乗り物用前照灯を提供することで
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題は、本発明によ
り、冒頭に記載の形式の乗り物用前照灯において、少な
くとも1つの光透過性素子が少なくとも1つの中空室を
有し、該中空室内に、空気の屈折率とは異なる屈折率を
有する液状又はガス状媒体を導入しかつ該中空室から除
去することができることにより解決される。
【0005】本発明による乗り物用前照灯は、前記のド
イツ連邦共和国特許出願公開第3430272号明細書
に対して、媒体を中空室に導入しかつ該中空室から除去
することにより光透過性素子により惹起された透過光の
偏向を変化させることができるという利点を有する。中
空室に媒体が充填されていると、その都度の光透過性素
子及び媒体の屈折率の大きさに基づき、光透過性素子を
通過する際に光は程度の差こそあれ強度の作用を受け
る。しかしながら、媒体が中空室から除去されるか又は
別の屈折率を有する媒体と交換されると、光透過性素子
を通過する際に光は別の作用を受ける。例えば、中空室
は該中空室から媒体が除去されると空気が充満するよう
に構成することもでき、この場合には空気と光透過性素
子の強度に異なる屈折率のために、光は媒体が充満した
中空室とは違った作用を受ける。従って、中空室に媒体
を充満させるか又は中空室を空にする、又は媒体を交換
することにより、簡単に、前照灯から異なった特性を有
する光束を放出させることができる。
【0006】請求項2以降には、本発明有利な実施態様
が記載されている。
【0007】
【実施例】次に図示の実施例につき本発明を詳細に説明
する。
【0008】第1実施例に基づく図1及び図2に示され
た乗り物、特に自動車用の前照灯は、リフレクタ10を
有し、該リフレクタ内に、白熱ランプ又はガス放電ラン
プであってよい光源12が嵌合されている。リフレクタ
10の形は、該リフレクタによって所定の特性を有する
光束を形成するために光源12から放出された光が反射
されるように設計されている。リフレクタ10によって
反射された光並びに前照灯から放出された光の光路内
に、ガラス又はプラスチックからなっていてよい透明ガ
ラス板14が配置されている。該ガラス板14は同時
に、前照灯の光放出口をカバーするカバーガラスを形成
する。ガラス板14は垂直に配置されていてもよく、又
は図1及び2に示されているように、垂直面16を基準
として傾斜されていてもよく、及び/又は水平面を基準
として旋回されていてもよい。更に、ガラス板14は平
坦に又は湾曲した形に形成されていてもよい。リフレク
タ10は光源12と一緒にケーシング18内に配置され
ていてもよく、該ケーシングの前方縁部にカバーガラス
板14が固定されている。
【0009】リフレクタ10によって反射された光の光
路内の、カバーガラス板14の外に別の透明なガラス板
20が配置されている。別のガラス板20は、カバーガ
ラス板14の光源12に向いた側、即ち前照灯から放出
される光の方向21とは反対方向に配置され、かつリフ
レクタ10から反射された光もしくは前照灯から放出さ
れた光の全光路に亙って拡がっている。別のガラス板2
0は、ガラス板14の対してほぼ平行に拡がっている。
別のガラス板20は、カバーガラス板14の一部分のみ
を覆いかつ前照灯から放出される光の光路の一部分のみ
覆うように、カバーガラス板14よりも小さく構成され
ていてもよい。両者のガラス板14及び20の間に中空
室22が形成される。そのために、ガラス板14及び2
0は相互に密に結合されている。該実施例においては、
カバーガラス板14は、前照灯から放出される光が通過
する、リフレクタ10の光軸24に対して直角方向に拡
がる主領域26と、該ガラス板をケーシング18に固定
するケーシング18に向かって突出する一周するフラン
ジ28とを有する。主領域26とフランジ28との間の
移行部に、ケーシング18に向かって段部30が形成さ
れており、該段部にガラス板20がその外周縁部で光放
出方向で接触する。両者のガラス板14及び20は、そ
れらの向かい合った接触部の領域で例えば互いに接着さ
れている。また、別のガラス板20をガラス板14にで
はなく、例えばケーシング18に固定することも可能で
あり。この場合には、中空室22は両者のガラス板14
及び20並びにケーシング18によって制限される。少
なくともカバーガラス板14又は別のガラス板20は、
それらの中空室22を制限する側に少なくとも部分的に
光学的作用素子32を備えている。また、両者のガラス
板14及び20が光学的に有効な素子を備えていること
も可能である。光学的作用素子32としては、特に、通
過する光を特に水平方向に散乱させるためのレンズ、例
えば円柱レンズ及び/又は通過する光を所定の方向に偏
向するためのプリズムが使用される。両者のガラス板1
4及び20は光透過性素子を形成し、該素子は中空室2
2を有し、かつリフレクタ10から反射された光束の光
路内に配置されかつその光学的作用素子32によって通
過する光に作用することができる、即ち光を偏向させる
ことが可能である。
【0010】別のガラス板20は2つの開口34及び3
6を有し、これらの開口のうちの一方の開口34はガラ
ス板20の上方領域にあり、かつ他方の開口36は下方
の縁部領域にある。開口34及び36は、それぞれ接続
管片38により包囲され、該接続管片にそれぞれ1つの
導管40が被せ嵌められている。導管40は貯蔵容器4
2と接続されている。
【0011】図1の前照灯においては、中空室22には
液状又はガス状媒体が充填され、該媒体は空気の屈折率
よりも大きい屈折率を有する。貯蔵容器42は、この場
合には、空である。しかしながら、該媒体は可能な限り
少量の光を吸収すべきであるので、可能な限りリフレク
タ10から反射された全ての光を前照灯から放出するこ
とができる。液状媒体としては、例えば屈折率n=1.
466を有する四塩化炭素(CCl4)又は屈折率n=
1.333を有する水を使用することができる。ガラス
板14及び20の材料としては、例えば屈折率n=1.
515を有するガラス又は屈折率n=1.580を有す
るプラスチックのポリカーボネートを使用することがで
きる。
【0012】リフレクタ10によって反射された光が通
過する際の光学的作用素子32の作用は、中空室22に
充填された媒体と、光学的作用素子32が配置されたガ
ラス板14及び20との屈折率の比に左右される。媒体
とガラス板14及び20の屈折率が極く僅かに異なるに
過ぎない場合には、光学的作用素子32を通過する光は
影響を受けないか又は殆ど影響されない、即ちその伝播
方向は変化しない。それというのも、ガラス板14,2
0と液体の間の境界面で極く僅かに異なった屈折率のた
めに光の僅かな屈折が生じるに過ぎないからである。従
って、この場合前照灯から放出される光束の特性は、リ
フレクタ10によって、即ち該リフレクタによってどの
ように光が反射されるか、及びその都度の媒体とガラス
板14,20の屈折率差に基づき、程度の差こそあれ光
学的作用素子32によって決定される。媒体とガラス板
14及び20の屈折率が同じである場合には、光は光学
的作用素子32を通過する際に全く影響されない。この
場合には、前照灯から放出される光束の特性はリフレク
タ10によってのみ決定される。
【0013】第1実施例による前照灯においては、リフ
レクタ10によってハイビーム特性を有する光束が反射
され、該光束は際立った上方明暗境界を有しておらずか
つ自動車の前方の主に遠距離領域、及び場合によりまた
近距離領域の走行状況を照明する。図3には、前照灯の
前方に間隔をおいて配置されかつ前照灯から放出される
光束によって照明される測定スクリーン50が示されて
いる。該測定スクリーン50は、自動車の理想的使用の
際には相応して照明されるはずである、自動車の前方に
位置する走行路の投影図を表す。図1に基づく媒体が充
填された中空室22から測定スクリーン50に照明され
る領域は、52に示されている。該領域52は、僅かな
水平方向幅を有する。それというのも、リフレクタ10
によって反射された光束は水平方向には散乱されないか
又は僅かに散乱されるに過ぎないからである。該領域5
2は測定スクリン50の水平方向中心面HHの下並びに
上に拡がっている。
【0014】図2による前照灯の場合には、媒体は中空
室22から除去されており、かつ貯蔵容器42内に存在
する。この場合には、中空室22に空気が充填されてい
る。空気の代わりに、例えばガラス板14,20の腐食
を回避するために、ガスを使用することもできる。この
場合には、空気と、ガラス板14及び20との強度に異
なった屈折率に基づき、リフレクタ10から反射された
光は通過する際に中空室22と光学的作用素子32の間
の境界面で生じる強度の屈折力により強度に偏向せしめ
られる。光学的作用素子32は、リフレクタ10によっ
て反射された光が、図1の場合に放出された光束の特性
とは異なった第2の特性を有する、前照灯から放出され
た光束を形成するために影響を受ける。該実施例では、
リフレクタ10から反射された光は光学的作用素子32
によって水平方向に散乱せしめられかつ垂直方向下向き
に偏向せしめられる。この場合前照灯から放出された光
は、フォグビーム特性を有し、かつ対向車線のドライバ
ーの眩惑を回避するために、上方に向かって明暗限界に
より制限される。図3には、この光束によって照明され
る測定スクリーンの領域が示されかつ参照番号54が付
けられている。該領域4は大きな水平方向幅を有する。
それというのも、光束は光学的作用素子32によって強
度の水平方向散乱を有するからである。該領域54の水
平方向での拡がりは少なくかつ該領域54は水平方向中
心面HHのの下だけに配置されかつ上に向かって水平方
向の明暗境界56により制限されている。
【0015】リフレクタ10及び光学的作用素子32を
適当に構成するすると、異なった特性を有する光束を発
生させることができ、この場合にはこれらの両者間の切
換えは中空室22への媒体の充填又は中空室22から媒
体の除去により行うことができる。特に、1つの位置で
またロービーム特性を有する光束を発生させることもで
きる。図3には、ロービーム特性を有する光束で照明さ
れる領域58が鎖線で示されている。該領域58はフォ
グビーム特性を有する光束で照明される領域54よりも
小さい水平方向幅を有し、かつ上に向かって対向車側で
水平方向の明暗境界60により及び自己の走行車線側で
外側縁部に向かって上昇する明暗境界62によって制限
される。
【0016】中空室22の排出は、貯蔵容器42が開口
36より深い位置に配置されていれば、ガラス板20の
下方の開口により簡単に可能である。中空室22を空に
すると、この中空室に空気が流入する。中空室22の充
填のためには、媒体は例えばポンプ又は蓄圧器によって
貯蔵容器42から上方開口34及び下方開口36を経て
中空室22に搬送され、その際中空室22内に存在する
空気は別の開口を経て押し出される。開口34及び36
又はこれらの開口に通じる導管40の開閉は、例えばそ
れぞれ1つの弁64によって可能であり、該弁は電気的
に作動する弁として構成されていてもよい。異なった特
性を有する両者の光束間の切換えのために、例えばスイ
ッチ66が設けられており、該スイッチは運転者により
作動させることができ、かつ該スイッチにより弁64を
電圧を印加ないしは遮断することにより開閉することが
できる。
【0017】前照灯の前記の実施例では、もちろん、ガ
ラス板14及び20の異なった領域に配置されかつ互い
に無関係に充填及び空にすることできる、複数の互いに
分離された中空室を設けることもできる。このことは前
照灯から放出される光束の境界に広い限界内で影響を及
ぼすことができる。それというのも、全ての光束に影響
を与えるだけでなく、また意図的に選択した光束の部分
領域に影響を与えることができるからである。更に、中
空室22に交互に異なった屈折率を有する異なった液状
媒体を充填することも可能である。この場合には、それ
ぞれの媒体のために分離された貯蔵容器42が設けられ
ている。
【0018】リフレクタ有する前照灯の前記の実施例の
代わりに、前照灯から分離して配置された光発生ユニッ
トに、前照灯が光導波体を介して結合された光源を設け
ることも可能である。その際には今や、前照灯によっ
て、なお光の分配のみが行われる。この場合には、前記
のガラス板14及び20は、光導波体から放出される光
の光路内に配置されている。
【0019】図4及び図5には、前照灯の第2実施例が
示されており、この場合には前照灯の基本構造は第1実
施例と同じであるので、以下には実質的に変更した特徴
についてのみを記載する。該前照灯はリフレクタ10を
有し、該リフレクタ内に光源12が嵌合されている。リ
フレクタ10から反射された光の光路に光透過性素子が
配置され、該素子は2つのガラス板114及び120か
らなり、それらの間に2つの中空室122及び123が
形成されている。光源12から離れた側の外側ガラス板
114は、ほぼ平坦に形成されているか又は僅かに湾曲
しており、かつ垂直に配置されていてもく、又は垂直面
に対して傾斜しており及び/又は水平面に対して旋回し
ていてもよい。光源12に面する内側のガラス板120
は外側のガラス板120に対して平行に拡がっていず、
該ガラス板に対して傾斜もしくは旋回せしめられてい
る。図示の実施例では、内側のガラス板120は2つの
部分120a及び120bを有し、これらの部分は図4
及び5に基づく水平縦断面図で外側のガラス板114に
向かって見て矢印状に延びるように配置されており、か
つ前照灯の光軸24の周辺に外側のガラス板114に境
を接している。外側のガラス板114及び内側のガラス
板120の両者の部分120a,bによって制限された
中空室122及び123は、水平縦断面図で見て楔状に
形成されかつ光軸24に向かって先細になっている。両
者の中空室122及び123は、互いに接続されていて
もよく又は互いに分離されていてもよい。垂直縦断面図
で見て、中空室122及び123は一定の幅を有してい
てもよく、又は上に向かってもしくは下に向かって楔状
に先細になっていてもよい。図4に基づく構成において
は、媒体は中空室122及び123から除去され、該中
空室には空気が充填されている。この場合には、リフレ
クタ10から反射された光は実質的に影響を受けずに両
者のガラス板114及び120並びに中空室122及び
123を通過する。前照灯から放出される光束の特性
は、どれだけの光がリフレクタ10によって反射された
かによって決まる。図示の実施例では、リフレクタ10
から光軸24に対してほぼ平行に延びる収斂された光束
が反射される。図5に基づく構成では、中空室122及
び123に液状又はガス状媒体が充填されており、該媒
体としては第1実施例で記載した物質を使用することが
できる。この場合には、リフレクタ10から反射された
光はガラス板114及び120並びに中空室122及び
123を通過する際に屈折によりその方向が変えられ
る。図示の実施例では、透過した光は中空室122及び
123が楔状に形成されているために光軸から排除され
るので、全体として通過する光の水平方向への散乱が生
じる。中空室122及び123は互いに無関係に充填し
かつ空にすることができるので、相応してまた光の右向
き又は左向きの一方方向だけの散乱を達成することもで
きる。もちろん、内側ぼガラス板120が唯一の部分又
は2つよりも多くの部分からなることも可能であり、後
者の場合には、これらの部分は任意に配置されていても
い。
【0020】前記の前照灯の第2実施例においては、付
加的になお、区分120a,b又は内側ガラス板120
の両者の区分が可動であるように構成することもでき
る。特に、ほぼ垂直に延びる軸128を中心として内側
のガラス板120の部分120a,bの旋回可能性が与
えられているので、中空室122及び123の楔角度α
の変動も可能である。従って、内側ガラス板120の部
分120a,bの旋回により、通過する光の偏向強度を
変化させることができる。図5による構成においては、
中空室122及び123の楔角度α1は比較的に小さい
ので、相応して光透過性素子を通過した後に光軸24の
光の僅かな変位が生じる。図6の構成では、楔角度α2
は内側ガラス板120の部分120a,bの旋回によっ
て拡大されているので、相応して光透過性素子の透過後
の光軸24からの光のより強度の変位が生じる。内側ガ
ラス板120の部分120a,bの旋回は、調整素子に
より行うことができ、かつ内側ガラス板120の両者の
区分を相互に無関係に旋回することができるように構成
することもできる。内側ガラス板20の可動性は、その
他の形式で第1実施例による前照灯おいても付与するこ
とでき、この場合には内側ガラス板20の運動により光
学的作用素子32の作用が変化せしめられる。
【0021】図7には、本発明による前照灯の第3実施
例が示されている。この場合には、前照灯はリフレクタ
210を有し、該リフレクタに光源210が嵌合されて
いる。リフレクタ210によって、光源212から放出
された光は、光軸と交差するように反射せしめられる。
光源212からの光放出方向221で距離をおいてシャ
ッタ230が配置されており、該シャッタはほぼ光軸2
21の下に拡がっており、かつそれにより前照灯から放
出される光の1つの上方明暗境界により形成される。光
放出方向221で見て、シャッタ230の後方に光透過
性素子としてのレンズ232が配置されており、該素子
によりリフレクタ210から反射されかつシャッタ23
0の側を通過する光に影響を及ぼすことができる、即ち
その方向が偏向可能である。レンズ232は、1つの中
空室222を自体間に包囲する光透過性の急勾配の2つ
の壁214及び220からなる。図7に示された実施例
においては、レンズ232は両凸レンズとして形成され
ている。しかしながら、該レンズ232は、図8に示さ
れているように、平凸レンズとして形成されていてもよ
く、その際平坦な壁面220aは光源212に向けら
れ、凸状壁面はその反対側にあってもよく、又は図9に
おけるように楔状に形成され、その第1の平坦な壁面は
光軸214に対して垂直に拡がり、光源212に面して
おり、かつ第2の壁面214bはその反対側にあって、
第1の壁面220bに対して傾斜配置されていてもい。
レンズ232は第1実施例のガラス板14,20と同様
に開口を有し、該開口を経て液状又はガス状媒体を中空
室222に導入し又は中空室から除去することができ
る。媒体としては、第1実施例で記載した物質を使用す
ることができる。中空室222から媒体が除去される
と、即ち中空室222に空気が充填されると、レンズ2
32を通過する光はその方向を変化しない又は殆ど変化
しない。それに対して、中空室222に媒体が充填され
ていると、レンズ232を通過する光は強度にその方向
が偏向され、有利には垂直長手方向面において光軸22
4に対してほぼ平行に向けられる。付加的に、光の水平
方向での偏向も可能である。
【0022】図10には、図7の前照灯のレンズの別の
実施例が示されており、この場合にはレンズ332は平
凸レンズとして形成され、その平坦面320は光源に向
けられ、その凸面側314は反対側に向けられている。
レンズ322は図10において右側には垂直断面図で、
左側には平面図で示されている。該レンズ332は互い
に分離された複数の中空室322a,b,cを有し、こ
れらは互いに無関係に媒体を充填し又は空にすることが
できる。中空室322aはレンズ332の光軸周辺にほ
ぼ中央に形成され、かつその他の中空室322b及び3
22cは内側の中空室322aをほぼ同心的に包囲する
ように構成されている。この構成に基づき、レンズ33
2の異なった領域の偏向作用を相互に無関係に変化させ
ることができる。図7〜9に基づくレンズ形において
も、互いに分離された複数の中空室を設けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の特性を有する光束を発生させるために媒
体が充填された中空室を有する第1実施例による光透過
性素子を有する前照灯の縦断面図である。
【図2】図1と同じ前照灯であるが、第2の特性を有す
る光束を発生させるために空の中空室を有する前照灯の
縦断面図である。
【図3】前照灯から放出された光束におて照明される領
域を有する測定スクリーンを示す図である。
【図4】空の中空室を有する第2実施例の光透過性素子
を有する前照灯の水平縦断面図である。
【図5】媒体が充填された図4の前照灯の水平縦断面図
である。
【図6】変形した光透過性素子を有する図4の前照灯を
示す図である。
【図7】第3実施例に基づく光透過性素子を有する前照
灯を示す図である。
【図8】図7の前照灯の光透過性素子の変形を示す図で
ある。
【図9】図7の前照灯の光透過性素子の別の変形を示す
図である。
【図10】図7の前照灯の光透過性素子の別の変形を示
す図である。
【符号の説明】
10 リフレクタ、 12 光源、 14,20,2
2;114,120,122;232,222;33
2,322 光透過性素子、 22;122,123;
222;322 中空室、 32 光学的作用素子、
232;332レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カール−オットー ドープラー ドイツ連邦共和国 ロイトリンゲン ラー ンシュトラーセ 5 (72)発明者 ライナー ノイマン ドイツ連邦共和国 シュツットガルト ク レンベルクシュトラーセ 35 (72)発明者 ヘニング ホークレーフェ ドイツ連邦共和国 ヴァルトドルフヘスラ ッハ ツォレルンブリックシュトラーセ 10−1 (72)発明者 ハイケ アイヒラー ドイツ連邦共和国 ロイトリンゲン シュ レーゲルシュトラーセ 13 (72)発明者 マルティン ランペン ドイツ連邦共和国 トュービンゲン レー ナウシュトラーセ 8 (72)発明者 ドリス ベーベル ドイツ連邦共和国 シュツットガルト テ ュービンガーシュトラーセ 81

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源(12)と、光源(12)から放出
    される光の光路内に配置された少なくとも1つの光透過
    性素子(14,20,22;114,120,122;
    232,222;332,322)とを有し、該素子に
    より透過光に影響を及ぼすことができる乗り物用前照灯
    において、少なくとも1つの光透過性素子(14,2
    0;114,120;232;332)が少なくとも1
    つの中空室(22;122,123;222;322)
    を有し、該中空室内に、空気の屈折率とは異なる屈折率
    を有する液状又はガス状媒体を導入しかつ該中空室から
    除去することができることを特徴とする、乗り物用前照
    灯。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つの光透過性素子(11
    4,120)が少なくとも1つの中空室(122,12
    3)を前照灯の光軸の方向に制限する少なくとも2枚の
    ガラス板(114,120)を有し、該ガラス板は互い
    に平行には拡がっていない、請求項1記載の乗り物用前
    照灯。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの中空室(122,12
    3)が楔状に形成されている、請求項2記載の乗り物用
    前照灯。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの光透過性素子(14,
    20;114,120)が少なくとも2枚のガラス板
    (14,20;114,120)を有し、該ガラス板が
    中空室(22;122,123)を形成するために互い
    に密に結合されている、請求項1記載の乗り物用前照
    灯。
  5. 【請求項5】 ガラス板(14,20;114,12
    0)の少なくとも1つが可動である、請求項2から4ま
    でのいずれか1項記載の乗り物用前照灯。
  6. 【請求項6】 一方のガラス板(14)が前照灯の光放出
    口を密閉するカバーガラスであり、この場合他方のガラ
    ス板(20)がガラス板(14)の光源(12)に向い
    た側に配置されている、請求項4又は5記載の乗り物用
    前照灯。
  7. 【請求項7】 少なくとも1つの光透過性素子(14,
    20)が少なくとも1つのガラス板(14,20)を有
    し、該ガラス板が少なくとも部分的に作用する光学的作
    用素子(32)を有し、該素子により通過する光が偏向
    される、請求項1記載の乗り物用前照灯。
  8. 【請求項8】 液状又はガス状媒体が、光透過性素子の
    少なくとも1つのガラス板(14,20;114,12
    0)の屈折率とほぼ同じである屈折率を有する、請求項
    2から7までのいずれか1項記載の乗り物用前照灯。
  9. 【請求項9】 光学的作用素子(32)により該素子を
    通過する光の水平方向散乱が惹起される、請求項7又は
    8記載の乗り物用前照灯。
  10. 【請求項10】 光学的作用素子(32)により該素子
    を通過する光が1つの方向に偏向される、請求項7又は
    8記載の乗り物用前照灯。
  11. 【請求項11】 リフレクタ(10)を有し、該リフレ
    クタによって光源(12)から放出された光が大きな照
    明幅及び少ない水平方向散乱を有する光束を形成するた
    めに反射される、請求項1から10までのいずれか1項
    記載の乗り物用前照灯。
  12. 【請求項12】 光学的作用素子(32)によりリフレ
    クタ(10)から反射された光束が小さい照明幅及び強
    い水平方向散乱を有する光束を形成するために作用を受
    ける、請求項11記載の乗り物用前照灯。
  13. 【請求項13】 少なくとも1つの光透過性素子がレン
    ズ(232;332)として形成されている、請求項1
    記載の乗り物用前照灯。
  14. 【請求項14】 レンズ(332)が複数の相互に分離
    された中空室(322)が有する、請求項13記載の乗
    り物用前照灯。
  15. 【請求項15】 少なくとも1つの中空室(22;12
    2,123;222;322)に交互に異なった屈折率
    を有する異なった液状媒体を導入するか又は該中空室か
    ら除去する、請求項1から14までのいずれか1項記載
    の乗り物用前照灯。
JP6309333A 1993-12-16 1994-12-13 乗り物用の前照灯 Pending JPH07211105A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2994135A1 (fr) * 2012-08-02 2014-02-07 Valeo Vision Dispositif optique complexe pour dispositif d'eclairage notamment de vehicule automobile
CN110985990A (zh) * 2019-10-31 2020-04-10 江苏恒瑞车灯有限公司 一种用于组合前照灯透镜的调节固定装置及组合前照灯
CN116974020A (zh) * 2023-07-26 2023-10-31 浙江兰特普光电子技术有限公司 一种空气和液冷两用的光通信组件

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