JPH07211270A - 陰極線管及び陰極線管用表示面パネルの製造方法 - Google Patents
陰極線管及び陰極線管用表示面パネルの製造方法Info
- Publication number
- JPH07211270A JPH07211270A JP397294A JP397294A JPH07211270A JP H07211270 A JPH07211270 A JP H07211270A JP 397294 A JP397294 A JP 397294A JP 397294 A JP397294 A JP 397294A JP H07211270 A JPH07211270 A JP H07211270A
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- JP
- Japan
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- ray tube
- panel
- display surface
- glass
- cathode ray
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- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 陰極線管の線状陰極と表示面パネル内側面の
発光面との間隔を一定とする。 【構成】 陰極線管1の外側部は皿状をなすガラス製の
背面容器2と平板状をなすガラス製の表示面パネル3に
て構成され、表示面パネル3の封着前の形状は、内部を
減圧した封着後の状態で平坦になるように、外側に向か
って凸となった湾曲形状になっている。
発光面との間隔を一定とする。 【構成】 陰極線管1の外側部は皿状をなすガラス製の
背面容器2と平板状をなすガラス製の表示面パネル3に
て構成され、表示面パネル3の封着前の形状は、内部を
減圧した封着後の状態で平坦になるように、外側に向か
って凸となった湾曲形状になっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はTV受像機やコンピュー
タのディスプレイ等に使用される平板型の陰極線管とこ
の陰極線管を構成するガラス製の表示面パネルの製造方
法に関する。
タのディスプレイ等に使用される平板型の陰極線管とこ
の陰極線管を構成するガラス製の表示面パネルの製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】平板型の陰極線管は、表示面パネルと背
面パネルとを封着した後、内部を減圧するとともに、内
部に設けた電子銃からの電子ビームを表示面パネル内面
に形成した蛍光面に照射して発色せしめる構成になって
いる。そして、表示面パネル及び背面パネルの形状とし
ては、特公平5−46047号公報に開示されるよう
に、表示面パネルを皿状としてこの表示面パネル内側に
電子銃ユニットを組み込むようにしたもの、或いは表示
面パネルは平板状としボックス状をなす背面パネル内側
に電子銃ユニットを組み込むようにしたものがある。
面パネルとを封着した後、内部を減圧するとともに、内
部に設けた電子銃からの電子ビームを表示面パネル内面
に形成した蛍光面に照射して発色せしめる構成になって
いる。そして、表示面パネル及び背面パネルの形状とし
ては、特公平5−46047号公報に開示されるよう
に、表示面パネルを皿状としてこの表示面パネル内側に
電子銃ユニットを組み込むようにしたもの、或いは表示
面パネルは平板状としボックス状をなす背面パネル内側
に電子銃ユニットを組み込むようにしたものがある。
【0003】ところで、陰極線管は表示面パネルと背面
パネルとを封着した後に内部を真空引きするので、表示
面パネルが内側に変形する。この変形量が大きいと電子
銃ユニットと表示面パネル内側の発光面との間隔(電子
ビームの飛程距離)が一定とならず、画質が悪化する。
そこで、表示面パネルが皿状をなすものにあっては特開
平5−761号公報に開示されるように、封着の際に治
具を用いて表示面パネルに真空引きによって変形する方
向と反対方向に変形を与えながら封着した後、治具を取
り除く手段が開示されている。
パネルとを封着した後に内部を真空引きするので、表示
面パネルが内側に変形する。この変形量が大きいと電子
銃ユニットと表示面パネル内側の発光面との間隔(電子
ビームの飛程距離)が一定とならず、画質が悪化する。
そこで、表示面パネルが皿状をなすものにあっては特開
平5−761号公報に開示されるように、封着の際に治
具を用いて表示面パネルに真空引きによって変形する方
向と反対方向に変形を与えながら封着した後、治具を取
り除く手段が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】表示面パネルを変形さ
せつつ封着するのは、表示面パネルに無理な力が作用し
て封着時に破損しやすく、また表示面パネルが皿状の場
合には変形させやすいが、平板状の場合には変形させに
くい。そのため、電子銃ユニットを構成する線状陰極と
ガラス製の表示面パネル内側面の発光面との間隔が一本
の線状陰極線上で一定とならず、高画質を得にくい。
せつつ封着するのは、表示面パネルに無理な力が作用し
て封着時に破損しやすく、また表示面パネルが皿状の場
合には変形させやすいが、平板状の場合には変形させに
くい。そのため、電子銃ユニットを構成する線状陰極と
ガラス製の表示面パネル内側面の発光面との間隔が一本
の線状陰極線上で一定とならず、高画質を得にくい。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係る陰極線管は、皿状の背面容器の開口をガラ
ス製の平板状表示面パネルにて封着したものを前提と
し、前記表示面パネルの封着前の形状は外側に向かって
凸となった湾曲形状とし、この湾曲の度合いを封着後に
内部を減圧した状態で平坦になるものとした。ここで、
表示面パネルの湾曲の度合いは、表示面パネルの短辺を
Ls、最大凹み量をaとした場合、a/Ls≦1.0×1
0-3とするのが好ましく、また、ガラス製の表示面パネ
ルとガラス製の背面容器との30℃〜350℃における
平均線膨張係数の差は1.0×10-6/℃以内とするの
が好ましい。
本発明に係る陰極線管は、皿状の背面容器の開口をガラ
ス製の平板状表示面パネルにて封着したものを前提と
し、前記表示面パネルの封着前の形状は外側に向かって
凸となった湾曲形状とし、この湾曲の度合いを封着後に
内部を減圧した状態で平坦になるものとした。ここで、
表示面パネルの湾曲の度合いは、表示面パネルの短辺を
Ls、最大凹み量をaとした場合、a/Ls≦1.0×1
0-3とするのが好ましく、また、ガラス製の表示面パネ
ルとガラス製の背面容器との30℃〜350℃における
平均線膨張係数の差は1.0×10-6/℃以内とするの
が好ましい。
【0006】特に、表示面パネルが円筒を軸方向に切断
した形状の場合には表示面パネルの軸方向と電子銃ユニ
ットを構成する線状陰極とを平行に配置する。
した形状の場合には表示面パネルの軸方向と電子銃ユニ
ットを構成する線状陰極とを平行に配置する。
【0007】また、前記ガラス製の表示面パネルの内側
表層部の電子線が到達する深さ位置に電子線着色防止層
を形成する場合には、この電子線着色防止層中のNa2O
とK2Oとの割合はモル比で、0.3≦Na2O/(Na2
O+K2O)≦0.7とする。
表層部の電子線が到達する深さ位置に電子線着色防止層
を形成する場合には、この電子線着色防止層中のNa2O
とK2Oとの割合はモル比で、0.3≦Na2O/(Na2
O+K2O)≦0.7とする。
【0008】一方、本発明に係る表示面パネルの製造方
法にあっては、溶融錫浴状に流し出した帯状フロートガ
ラスを徐冷炉を通過せしめ、この帯状フロートガラスか
ら陰極線管用表示面パネルを切り出すようにした製造方
法において、前記徐冷炉内における温度分布を、帯状フ
ロートガラスの下面側よりも上面側を低い温度とし、し
かも下面側と上面側の温度差が帯状フロートガラスの幅
方向外側に行くにしたがって大きくなるようにした。
法にあっては、溶融錫浴状に流し出した帯状フロートガ
ラスを徐冷炉を通過せしめ、この帯状フロートガラスか
ら陰極線管用表示面パネルを切り出すようにした製造方
法において、前記徐冷炉内における温度分布を、帯状フ
ロートガラスの下面側よりも上面側を低い温度とし、し
かも下面側と上面側の温度差が帯状フロートガラスの幅
方向外側に行くにしたがって大きくなるようにした。
【0009】
【作用】ガラス製表示面パネルの封着前の形状を、封着
後に内部を減圧した状態で平坦になる度合いで外側に向
かって凸に湾曲しているので、電子銃ユニットを構成す
る線状陰極とガラス製表示面パネル内側面の発光面との
間隔、つまり電子ビームの飛程距離が一本の線状陰極線
上で一定となる。
後に内部を減圧した状態で平坦になる度合いで外側に向
かって凸に湾曲しているので、電子銃ユニットを構成す
る線状陰極とガラス製表示面パネル内側面の発光面との
間隔、つまり電子ビームの飛程距離が一本の線状陰極線
上で一定となる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係る陰極線管の封着
前の状態を示す断面図、図2は同陰極線管の封着後の状
態を示す断面図、図3は同陰極線管を構成するガラス製
表示面パネルの斜視図であり、陰極線管1の外側部は皿
状をなすガラス製の背面容器2と平板状をなすガラス製
の表示面パネル3にて構成される。
説明する。ここで、図1は本発明に係る陰極線管の封着
前の状態を示す断面図、図2は同陰極線管の封着後の状
態を示す断面図、図3は同陰極線管を構成するガラス製
表示面パネルの斜視図であり、陰極線管1の外側部は皿
状をなすガラス製の背面容器2と平板状をなすガラス製
の表示面パネル3にて構成される。
【0011】背面容器2内には電子銃ユニット4が配置
され、この電子銃ユニット4は電子ビームが飛出す線状
陰極(線カソード)41、制御電極42、信号変調電極
43、収束電極44、水平電極45、垂直電極46から
構成されている。
され、この電子銃ユニット4は電子ビームが飛出す線状
陰極(線カソード)41、制御電極42、信号変調電極
43、収束電極44、水平電極45、垂直電極46から
構成されている。
【0012】表示面パネル3は封着フリット(低融点鉛
ガラス)5を介して電子銃ユニット4を収納した背面容
器2の開口部に気密に取り付けられ、その内面には電子
ビームが照射されることで発色する蛍光面3aが形成さ
れている。
ガラス)5を介して電子銃ユニット4を収納した背面容
器2の開口部に気密に取り付けられ、その内面には電子
ビームが照射されることで発色する蛍光面3aが形成さ
れている。
【0013】また、表示面パネル3の封着前の形状は外
側に向かって凸となった湾曲形状になっている。この湾
曲の度合いは図2に示す内部を減圧した封着後の状態で
平坦になるようにしている。一般的な厚さのガラス板を
用いる場合には、表示面パネル3の短辺長さをLs、最
大凹み量をaとした場合、a/Ls≦1.0×10-3、
好ましくは3.5×10-4≦a/Ls≦7.0×10-4
とすることで、平坦となる。そして、平坦となること
で、線状陰極41と表示面パネル3内側面の発光面3a
との間隔、つまり電子ビームの飛程距離が一本の線状陰
極線上で一定となり、高画質が得られる。
側に向かって凸となった湾曲形状になっている。この湾
曲の度合いは図2に示す内部を減圧した封着後の状態で
平坦になるようにしている。一般的な厚さのガラス板を
用いる場合には、表示面パネル3の短辺長さをLs、最
大凹み量をaとした場合、a/Ls≦1.0×10-3、
好ましくは3.5×10-4≦a/Ls≦7.0×10-4
とすることで、平坦となる。そして、平坦となること
で、線状陰極41と表示面パネル3内側面の発光面3a
との間隔、つまり電子ビームの飛程距離が一本の線状陰
極線上で一定となり、高画質が得られる。
【0014】また、背面容器2と表示面パネル3を構成
するガラス材料の平均線膨張係数が大きく異なると、封
着後に背面容器2または表示面パネル3が残留応力で破
損するおそれがあるため、両者の30℃〜350℃にお
ける平均線膨張係数の差は1.0×10-6/℃以内とす
るのが好ましい。尚、寸法が大きくなると破損しやすく
なるので、背面容器2または表示面パネル3の対角線の
長さが254mm(10インチ)以上では平均線膨張係
数の差は5×10-7/℃以内とし、508mm(20イ
ンチ)以上では平均線膨張係数の差は3×10-7/℃以
内とするのが好ましい。
するガラス材料の平均線膨張係数が大きく異なると、封
着後に背面容器2または表示面パネル3が残留応力で破
損するおそれがあるため、両者の30℃〜350℃にお
ける平均線膨張係数の差は1.0×10-6/℃以内とす
るのが好ましい。尚、寸法が大きくなると破損しやすく
なるので、背面容器2または表示面パネル3の対角線の
長さが254mm(10インチ)以上では平均線膨張係
数の差は5×10-7/℃以内とし、508mm(20イ
ンチ)以上では平均線膨張係数の差は3×10-7/℃以
内とするのが好ましい。
【0015】また、表示面パネル3の内側面には高圧で
電子ビームがされるので電子線ブラウニングが発生しや
すく、更に封着後には表示面パネル3は内側に引っ張ら
れるので、化学強化することが好ましい。
電子ビームがされるので電子線ブラウニングが発生しや
すく、更に封着後には表示面パネル3は内側に引っ張ら
れるので、化学強化することが好ましい。
【0016】化学強化はKイオンを含む溶融塩中にガラ
ス板を浸漬することで、ガラス中のNaイオンをKイオ
ンに交換することで行う。この化学強化は表示面パネル
3の内側面の少なくとも電子線が到達する深さまで施
す。
ス板を浸漬することで、ガラス中のNaイオンをKイオ
ンに交換することで行う。この化学強化は表示面パネル
3の内側面の少なくとも電子線が到達する深さまで施
す。
【0017】陰極線管の表示面パネル3としては化学強
化によって25kgf/mm2以上の圧縮応力があることが好
ましく、このためには化学強化によって形成される電子
線着色防止層におけるNaイオンとKイオンの割合がモ
ル比で、0.3≦Na2O/(Na2O+K2O)≦0.7
とする。以下の(表1)に表示面パネル3として用いる
ことができるガラス板の組成例を示す。
化によって25kgf/mm2以上の圧縮応力があることが好
ましく、このためには化学強化によって形成される電子
線着色防止層におけるNaイオンとKイオンの割合がモ
ル比で、0.3≦Na2O/(Na2O+K2O)≦0.7
とする。以下の(表1)に表示面パネル3として用いる
ことができるガラス板の組成例を示す。
【0018】
【表1】
【0019】図4は、ガラス製表示面パネルの別実施例
を示す斜視図であり、この実施例に係る表示面パネル3
は円筒を軸方向に切断した形状(シリンドリカル)をな
している。そして、表示面パネル3を背面容器に封着す
る場合には、表示面パネル3の軸方向と背面容器内に収
めた電子銃ユニットを構成する線状陰極とが平行になる
ようにする。このような構成とすることで、電子ビーム
の飛程距離が一本の線状陰極線上で更に一定となる。
を示す斜視図であり、この実施例に係る表示面パネル3
は円筒を軸方向に切断した形状(シリンドリカル)をな
している。そして、表示面パネル3を背面容器に封着す
る場合には、表示面パネル3の軸方向と背面容器内に収
めた電子銃ユニットを構成する線状陰極とが平行になる
ようにする。このような構成とすることで、電子ビーム
の飛程距離が一本の線状陰極線上で更に一定となる。
【0020】ところで、シリンドリカル形状の表示面パ
ネル3を得るにはフロート法にて製造した板ガラスを切
断するのは効率上有利である。図6は表示面パネルの製
造装置の平面図、図7は図6のA−A方向から見た切断
前のフロートガラスを示す図であり、製造装置は錫浴1
0の下流側に徐冷炉11を設け、錫浴10から引き出さ
れた帯状フロートガラス12をローラ13上を搬送しつ
つ冷却して成形する。
ネル3を得るにはフロート法にて製造した板ガラスを切
断するのは効率上有利である。図6は表示面パネルの製
造装置の平面図、図7は図6のA−A方向から見た切断
前のフロートガラスを示す図であり、製造装置は錫浴1
0の下流側に徐冷炉11を設け、錫浴10から引き出さ
れた帯状フロートガラス12をローラ13上を搬送しつ
つ冷却して成形する。
【0021】ここで、本発明にあっては通常の冷却と異
なり、帯状フロートガラス12の冷却を積極的に不均一
に行うようにしている。即ち、徐冷炉11内における温
度分布を、帯状フロートガラス12の下面側よりも上面
側を低い温度とし、しかも下面側と上面側の温度差が帯
状フロートガラス12の幅方向外側に向かって徐々に大
きくなるようにしている。このような温度差をつけるこ
とで、図7に示すように帯状フロートガラス12が湾曲
するので、これを切断するだけで所定量だけ湾曲した表
示面パネル3が得られる。
なり、帯状フロートガラス12の冷却を積極的に不均一
に行うようにしている。即ち、徐冷炉11内における温
度分布を、帯状フロートガラス12の下面側よりも上面
側を低い温度とし、しかも下面側と上面側の温度差が帯
状フロートガラス12の幅方向外側に向かって徐々に大
きくなるようにしている。このような温度差をつけるこ
とで、図7に示すように帯状フロートガラス12が湾曲
するので、これを切断するだけで所定量だけ湾曲した表
示面パネル3が得られる。
【0022】図5は表示面パネルの更なる別実施例を示
す断面図であり、この実施例にあっては、ゴブ成形にて
背面容器2を成形するとともに、表示面パネル3につい
ては周縁に内側に凹んだフランジ部3bを形成してい
る。
す断面図であり、この実施例にあっては、ゴブ成形にて
背面容器2を成形するとともに、表示面パネル3につい
ては周縁に内側に凹んだフランジ部3bを形成してい
る。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
フラットCRT等の陰極線管のガラス製表示面パネルの
封着前の形状を、封着後に内部を減圧した状態で平坦に
なる度合いで外側に向かって凸の湾曲形状としたので、
電子銃ユニットを構成する線状陰極とガラス製表示面パ
ネル内側面の発光面との間隔、つまり電子ビームの飛程
距離が一本の線状陰極線上で一定となり、高画質が得ら
れる。
フラットCRT等の陰極線管のガラス製表示面パネルの
封着前の形状を、封着後に内部を減圧した状態で平坦に
なる度合いで外側に向かって凸の湾曲形状としたので、
電子銃ユニットを構成する線状陰極とガラス製表示面パ
ネル内側面の発光面との間隔、つまり電子ビームの飛程
距離が一本の線状陰極線上で一定となり、高画質が得ら
れる。
【0024】特にガラス製表示面パネルの形状を円筒を
軸方向に切断した形状とし、且つガラス製表示面パネル
の軸方向と電子銃ユニットを構成する線状陰極とを平行
に配置することによって更に電子ビームの飛程距離を一
定にすることができ更なる高画質を達成することができ
る。
軸方向に切断した形状とし、且つガラス製表示面パネル
の軸方向と電子銃ユニットを構成する線状陰極とを平行
に配置することによって更に電子ビームの飛程距離を一
定にすることができ更なる高画質を達成することができ
る。
【0025】また、封着後において、ガラス製表示面パ
ネルが内方向に凹んだ形状とならないので、陰極線管自
体の剛性が向上する。
ネルが内方向に凹んだ形状とならないので、陰極線管自
体の剛性が向上する。
【0026】また、ガラス製表示面パネルの内側表層部
の電子線が到達する深さ位置に、Na2OとK2Oとの割
合はモル比で0.3≦Na2O/(Na2O+K2O)≦
0.7の電子線着色防止層を形成することで、電子線ブ
ラウニングの発生を抑制できる。
の電子線が到達する深さ位置に、Na2OとK2Oとの割
合はモル比で0.3≦Na2O/(Na2O+K2O)≦
0.7の電子線着色防止層を形成することで、電子線ブ
ラウニングの発生を抑制できる。
【0027】更に、ガラス製表示面パネルの製造方法と
して、溶融錫浴状に流し出した帯状フロートガラスを徐
冷炉を通過せしめ、この帯状フロートガラスから切り出
す方法とし、前記徐冷炉内における温度分布を、帯状フ
ロートガラスの下面側よりも上面側を低い温度とし、し
かも下面側と上面側の温度差が帯状フロートガラスの幅
方向外側に行くにしたがって大きくすることで、自然と
帯状フロートガラスが湾曲形状に曲げ成形され、そのま
ま切断するだけで目的の陰極線管用のガラス製表示面パ
ネルが得られる。
して、溶融錫浴状に流し出した帯状フロートガラスを徐
冷炉を通過せしめ、この帯状フロートガラスから切り出
す方法とし、前記徐冷炉内における温度分布を、帯状フ
ロートガラスの下面側よりも上面側を低い温度とし、し
かも下面側と上面側の温度差が帯状フロートガラスの幅
方向外側に行くにしたがって大きくすることで、自然と
帯状フロートガラスが湾曲形状に曲げ成形され、そのま
ま切断するだけで目的の陰極線管用のガラス製表示面パ
ネルが得られる。
【図1】本発明に係る陰極線管の封着前の状態を示す断
面図
面図
【図2】同陰極線管の封着後の状態を示す断面図
【図3】同陰極線管を構成するガラス製表示面パネルの
斜視図
斜視図
【図4】ガラス製表示面パネルの別実施例を示す斜視図
【図5】ガラス製表示面パネルの別実施例を示す断面図
【図6】本発明に係る陰極線管を構成するガラス製表示
面パネルの製造装置の平面図
面パネルの製造装置の平面図
【図7】図6のA−A方向から見た切断前のガラス製表
示面パネルを示す図
示面パネルを示す図
1…陰極線管、2…背面容器、3…表示面パネル、4…
電子銃ユニット、10…錫浴、11…徐冷炉、12…帯
状フロートガラス、41…線状陰極。
電子銃ユニット、10…錫浴、11…徐冷炉、12…帯
状フロートガラス、41…線状陰極。
Claims (6)
- 【請求項1】 皿状をなすガラス製の背面容器内に電子
銃ユニットを配設するとともに背面容器の開口をガラス
製の表示面パネルにて封着し内部を減圧した陰極線管に
おいて、前記表示面パネルの封着前の形状は外側に向か
って凸となった湾曲形状とされ、この湾曲の度合いは封
着後に内部を減圧した状態で平坦になるものとされてい
ることを特徴とする陰極線管。 - 【請求項2】 請求項1に記載の陰極線管において、前
記ガラス製の表示面パネルは円筒を軸方向に切断した形
状をなし、且つ前記ガラス製の表示面パネルの軸方向と
電子銃ユニットを構成する線状陰極とを平行に配置した
ことを特徴とする陰極線管。 - 【請求項3】 請求項1に記載の陰極線管において、前
記ガラス製の表示面パネルの湾曲の度合いは、表示面パ
ネルの短辺をLs、最大凹み量をaとした場合、a/Ls
≦1.0×10-3であることを特徴とする陰極線管。 - 【請求項4】 請求項1に記載の陰極線管において、前
記ガラス製の表示面パネルとガラス製の背面容器との3
0℃〜350℃における平均線膨張係数の差が1.0×
10-6/℃以内であることを特徴とする陰極線管。 - 【請求項5】 請求項1に記載の陰極線管において、前
記ガラス製の表示面パネルの内側表層部の電子線が到達
する深さ位置には電子線着色防止層が形成され、この電
子線着色防止層中のNa2OとK2Oとの割合はモル比
で、0.3≦Na2O/(Na2O+K2O)≦0.7であ
ることを特徴とする陰極線管。 - 【請求項6】 溶融錫浴状に流し出した帯状フロートガ
ラスを徐冷炉を通過せしめ、この帯状フロートガラスか
ら陰極線管用表示面パネルを切り出すようにした製造方
法において、前記徐冷炉内における温度分布を、帯状フ
ロートガラスの下面側よりも上面側を低い温度とし、し
かも下面側と上面側の温度差が帯状フロートガラスの幅
方向外側に向かって徐々に大きくなるようにしたことを
特徴とする陰極線管用表示面パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP397294A JPH07211270A (ja) | 1994-01-19 | 1994-01-19 | 陰極線管及び陰極線管用表示面パネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP397294A JPH07211270A (ja) | 1994-01-19 | 1994-01-19 | 陰極線管及び陰極線管用表示面パネルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07211270A true JPH07211270A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11571991
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP397294A Pending JPH07211270A (ja) | 1994-01-19 | 1994-01-19 | 陰極線管及び陰極線管用表示面パネルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07211270A (ja) |
-
1994
- 1994-01-19 JP JP397294A patent/JPH07211270A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020723 |