JPH07213196A - 定置網 - Google Patents

定置網

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Publication number
JPH07213196A
JPH07213196A JP3541094A JP3541094A JPH07213196A JP H07213196 A JPH07213196 A JP H07213196A JP 3541094 A JP3541094 A JP 3541094A JP 3541094 A JP3541094 A JP 3541094A JP H07213196 A JPH07213196 A JP H07213196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fish
net
bag
fry
fastener
Prior art date
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Pending
Application number
JP3541094A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Nomura
昭夫 野村
Tokichi Uno
藤吉 宇野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOKUMOU KK
Original Assignee
HOKUMOU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by HOKUMOU KK filed Critical HOKUMOU KK
Priority to JP3541094A priority Critical patent/JPH07213196A/ja
Publication of JPH07213196A publication Critical patent/JPH07213196A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定置網の魚捕部の構造に関し、資源価値が高
くかつ相対的に市場価値の低い稚仔魚を水揚げすること
なく選別して放流できるようにする。 【構成】 捕獲する魚を最終的に追い込む箱網7の魚捕
部8の奥側に開閉可能なファスナー13を介して更に袋
状の第2魚捕部12を連接して設け、この第2魚捕部1
2の網の目合を箱網の魚捕部8の目合より大きくする。
第2箱網7の魚捕部8を完全に水揚げする前に、網内の
魚の種類を見て、ファスナー13を開いて網揚げするか
ファスナー13を閉じたまま網揚げするかを選択する。
すなわち網内に市場価値に比べて資源価値の相対的に高
い大型回遊魚の稚仔魚が多く混じっているときにはそれ
らの稚仔魚を目合いの大きい第2箱網から放出し、混獲
される小型の魚が資源価値に比べて相対的に市場価値の
高い多獲性魚類であるときは、これらの魚も漁獲して水
揚げを多くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、定置網に関するもの
で、特に網内の魚を最終的に追い込む箱網の魚捕部の構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】定置網は、図5に示すように、いわゆる
運動場を形成する大きな主網1の開口部(魚の導入部)
から柵網2を側方に延在させ、主網の昇り網部分3から
魚の戻りを防止するために漏斗状に絞った通路4、5を
介して1個または複数個の箱網6、7を連結した構造と
なっており、箱網7の一番奥側に最終的に魚を追い込ん
で水揚げするための魚捕部8が設けられている。
【0003】定置網は、その名の如く海中に定置され、
回遊してくる魚15の行手を柵網2で遮り、魚の習性を
利用して魚群を柵網2に沿って主網1内へと導き、主網
1内で回遊する魚が次第に箱網6、7へと入り込むよう
にし、適時魚捕部8を設けた箱網7を手前側から持ち上
げて箱網7内の魚を魚捕部8へと追い込み、最後に魚捕
部8を水揚げすることによって魚を捕獲する。
【0004】定置網は、ブリ、マグロならびにサケなど
の大型回遊魚資源が豊富な頃は、魚捕部8の網の目合は
比較的大きく、対象とする魚種の成魚のみが捕獲され、
稚仔魚などの混獲はほとんどなく、漁業資源の保護上の
問題はあまりなかった。しかし大型回遊魚資源の減少に
伴って、定置網の魚捕部8の目合が徐々に細かくなり、
漁場に回遊してくるすべての魚群が漁獲の対象にされる
ようになってきた。そのため、魚の回遊の時期によって
は、大型回遊魚とその稚仔魚およびイワシやアジなどの
小型の多獲性魚類などが混獲されるようになってきてい
る。
【0005】現在用いられている一般的な定置網の魚捕
部8は、第2箱網7の身網(魚捕部以外の部分)の目合
より細かくて太い糸が使用されている。そのため第2箱
網7から魚捕部8に追い込まれた魚は、魚体の大小に関
わらずすべて海中から掬いあげられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述のような現
在の漁獲方法では、資源価値の高い魚、たとえば孵化放
流後のサケの稚仔魚などが成魚やイワシなどと共に混獲
されることになり、漁業資源の保護上大きな問題が生じ
てくる。漁業資源保護のために海中から掬いあげた魚の
中から大型回遊魚の稚仔魚等を選別して海へ戻すという
ことも一部で行われているが、一旦水から揚げた魚は損
傷が激しく、またその選別も短時間には行うことができ
ないので、一般には資源保護上重要な稚仔魚もそのまま
捕獲され、また市場価値を持たない小さな魚はほとんど
廃棄同様の処理をされているのが実情である。
【0007】そこでこの発明は、資源価値が高くかつ相
対的に市場価値の低い小型の稚仔魚を水揚げすることな
く選別して放流することができる構造の定置網を得るこ
とを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の定置網は、捕
獲する魚を最終的に追い込む箱網7の魚捕部8の奥側に
開閉可能なファスナー13を介して更に袋状の第2魚捕
部12を連接して設け、この第2魚捕部12の網の目合
を箱網の魚捕部8の目合より大きくしたことを特徴とす
るものである。
【0009】
【作用】上記構造の定置網の海中への定置および網揚げ
操作は、従来と同様に行われるが、第2箱網7の魚捕部
8を完全に水揚げする前に、網内の魚の種類を見定め、
資源価値の高い大型回遊魚の稚仔魚が多く混じっている
ときには、ファスナー13を開く。ファスナー13を開
くと、魚捕部8に追い込まれた魚はさらに第2魚捕部1
2へと追い込まれることとなるが、このとき第2魚捕部
12の網の目合を大きくしてあるため、魚体の小さな魚
は網目を通って海中に放出され、第2魚捕部12の網目
を通ることができない大型の魚のみが水揚げされる。
【0010】一方網内の魚がイワシやアジなどの小型の
多獲性魚類である場合には、ファスナー13をあけない
で、第2箱網の魚捕部(第1魚捕部)8をそのまま水揚
げする。
【0011】すなわち本発明の定置網では、網内の魚を
一度海中から掬いあげる前に網内の魚の種類を判別し
て、市場価値に比べて資源価値の相対的に高い大型回遊
魚の稚仔魚が多く混じっているときには、それらの稚仔
魚を海中から掬いあげることなく放出し、また混獲され
る小型の魚が資源価値に比べて相対的に市場価値の高い
多獲性魚類であるときには、これらの魚も漁獲の目的と
している大型の回遊魚等とともに漁獲して水揚げを多く
するのである。
【0012】
【実施例】図1ないし4はこの発明の定置網の要部を示
したものである。第2箱網7の魚捕部(従来からある魚
捕部)8は、箱網の奥端の開口11で連接する袋状(図
1および図2参照)に設けられている。この発明にかか
る第2魚捕部12は、この従来から設けられている第1
魚捕部8の更に奥に開閉自在なファスナー13を介して
連接されている。通常はファスナー13を閉鎖した状態
で海中に設置される。
【0013】図3および図4はこの発明の定置網の網揚
げ操作を示したものである。網揚げは、第2箱網7の手
前側から船14を第2箱網7の奥側へと移動させて、魚
15を魚捕部8の方へと追い込み(図3(a))、さらに船
14で箱網7を順次引き上げながら魚15を魚捕部8に
集める(図(b))。そして図3(c) および図4に示すよう
に第2箱網7を絞った状態で魚捕部8内の魚の種類を判
別し、網内に資源価値の高い大型回遊魚の稚仔魚が多く
混じっているときは、ファスナー13を開いて第2魚捕
部12を第1魚捕部8に連通させ、魚15を第2魚捕部
12へとさらに追い込む。
【0014】第2魚捕部12は、前述したように第1魚
捕部8より網の目合が大きいため、第2魚捕部12に追
い込まれた魚のうち、魚体の小さなものは第2魚捕部1
2の網目を通って海中に放出される。従って網内の魚の
種類を判別してファスナー13を開くことにより、資源
価値の高い大型回遊魚の稚仔魚は、海中から掬いあげら
れることなく海中に放出されて、大型魚のみを水揚げす
ることができる。また網内の魚が大型回遊魚とイワシや
アジ等の多獲性魚類であるときは、ファスナー13を開
けずに魚を第1漁捕部8に追い込んで第1魚捕部8を水
揚げする。
【0015】
【発明の効果】以上説明したこの発明の定置網によれ
ば、市場価値に比べて資源価値の高い小型の魚は、海中
から掬いあげられることなく海に戻され、将来の漁業資
源の枯渇を可及的に防止することができる。また混獲さ
れた小型の魚が資源価値のそれほど高くないものであれ
ば、目的とする大型回遊魚などとともにイワシやアジ等
も水揚げすることができ、漁獲量の減少も可及的に避け
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の定置網の要部の模式的な斜視図
【図2】同側面図
【図3】網揚げ操作を模式的に示す説明図
【図4】網揚げ途中にファスナーを開いた状態を示す斜
視図
【図5】定置網全体の斜視図
【符号の説明】
7 箱網 8 従来からある箱網の魚捕部 12 第2魚捕部 13 ファスナー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 捕獲する魚を追い込む箱網(7) の魚捕部
    (8) の奥側に開閉可能なファスナー(13)を介して袋状の
    第2魚捕部(12)が連接されており、この第2魚捕部(12)
    の網の目合が箱網の魚捕部(8) の目合より大きいことを
    特徴とする、定置網。
JP3541094A 1994-02-07 1994-02-07 定置網 Pending JPH07213196A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3541094A JPH07213196A (ja) 1994-02-07 1994-02-07 定置網

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3541094A JPH07213196A (ja) 1994-02-07 1994-02-07 定置網

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07213196A true JPH07213196A (ja) 1995-08-15

Family

ID=12441119

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JP3541094A Pending JPH07213196A (ja) 1994-02-07 1994-02-07 定置網

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JP (1) JPH07213196A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006304787A (ja) * 2005-03-31 2006-11-09 Kagoshima Univ 魚分離部を備えた漁網
KR100877074B1 (ko) * 2007-03-20 2009-01-09 하영수 지퍼를 형성한 어패류 육성망
US8015748B2 (en) * 2006-01-04 2011-09-13 Lian Hing Teo Collapsible trap
KR102490230B1 (ko) * 2022-08-29 2023-01-19 이승엽 포유동물 방류장치가 형성된 정치망 어구

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