JPH0721350A - 画像処理システム - Google Patents

画像処理システム

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JPH0721350A
JPH0721350A JP5150257A JP15025793A JPH0721350A JP H0721350 A JPH0721350 A JP H0721350A JP 5150257 A JP5150257 A JP 5150257A JP 15025793 A JP15025793 A JP 15025793A JP H0721350 A JPH0721350 A JP H0721350A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 階層的に圧縮された画像データの画像検索/
表示を高速に行う画像処理システムを提供することを目
的とする。 【構成】 記憶装置15、表示装置16を持つコンピュ
ータ10は、記憶装置25、表示装置26を持つコンピ
ュータ20と通信路1を介し相互接続する。画像管理プ
ログラム12は、記憶装置15内の画像圧縮データ15
1を管理する。画像圧縮データ151は圧縮され、レベ
ル1圧縮データ1511、レベル2圧縮データ151
2、レベル3圧縮データ1513に分割される。画像処
理プログラム13は、画像管理プログラム12を介し、
画像Aに対応する画像圧縮データ151の格納位置を獲
得し、このデータを記憶装置15から読みだし、バッフ
ァ14に一時格納し、伸長して画像データを得て表示装
置16に表示する。画像圧縮データ151全体に対して
は、表示装置16にその詳細画像161を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、画像の蓄積・
転送・編集・表示等の処理を行う画像処理システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】画像情報はデータ量が膨大であるため、
データ転送に多大な時間を要し、画像全体を表示し、対
象を確認するまでに時間がかかる。そのため、一般的に
画像はデータ圧縮を行った上で処理されることが多い。
【0003】近年、画像データを画像精度に関して階層
的に圧縮して取り扱う技術が開発されてきた。例えば、
JPEGプログレッシブモードの圧縮/伸長がこれに当
る。これによれば、画像データは、画像精度の荒い順
に、レベル1圧縮データ、レベル2圧縮データ、レベル
3圧縮データの3つの圧縮データに変換される。
【0004】レベル1圧縮データを伸長すると画像精度
の荒いレベル1画像データが得られる。これによって簡
略画像を表示できる。また、レベル1圧縮データとレベ
ル2圧縮データをもとに伸長すると、画像精度の高めた
レベル2画像データが得られる。さらに、レベル1から
レベル3までの全圧縮データを伸長すると、レベル3画
像データが得られる。これによって詳細画像を表示でき
る。
【0005】画像の詳細部分を検証したり、画像の鑑賞
を目的とする場合等の画像精度を重視する場合には、レ
ベル1からレベル3までの3つの圧縮データを順次転送
し、詳細画像を復元して利用する。
【0006】一方、画像の検索をするときなどの、画像
精度より検索速度を重視する場合には、レベル1圧縮デ
ータのみを転送して簡易画像を復元して利用する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば、ある
画像を複数の画像データから検索する時、レベル1圧縮
データのみを転送させ、各画像を復元して検索対象を選
択した後、その画像を鑑賞するときには、改めてレベル
1からレベル3までの3つの圧縮データを順次転送し、
詳細画像を復元して利用することになり、同じレベル1
圧縮データが何度も通信路を通ることになり、通信路の
利用効率が悪化する問題があった。
【0008】また、画像データを一つのコンピュータの
データベースで一括管理し、そのデータベース上の画像
をネットワークに接続されたコンピュータ等で表示する
場合、ネットワークの中に、広域ネットワーク等のデー
タ転送速度の低い通信路があると、たとえレベル1圧縮
データのみを転送するにしても、非常に時間がかかり、
画像の検索をすることも容易にはできなかった。また、
ネットワーク間を接続する通信路のデータ転送速度が高
くても、他のコンピュータ間で多種多様な大量のデータ
を交換している場合、実際のデータ転送速度が落ちてし
まい、広域ネットワークにまたがったサイト間で画像デ
ータを一括管理する場合、画像データを表示するには非
常に時間がかかっていた。
【0009】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、画像処理時間の短い画像処理システムを提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像処理システムは以下の構成を備える。
即ち、画像データの全圧縮データを格納する格納手段を
備える第1の処理装置と、前記画像データの基本圧縮デ
ータを格納する格納手段と、第1の処理装置の格納手段
に前記画像データの基本圧縮データが格納されている場
合は、前記画像データの全圧縮データから前記画像デー
タの基本圧縮データを差し引いた部分圧縮データを選択
し、格納されていない場合は、前記画像データの全圧縮
データを選択する選択手段とを備える第2の処理装置
と、前記第1の処理装置と第2の処理装置は、前記選択
手段により選択された圧縮データを前記第2の処理装置
から前記第1の処理装置へ転送する転送手段とを備え
る。
【0011】また、別の発明は、画像データの基本圧縮
データを格納する格納手段を備える第1のデータベース
サーバと、前記画像データの全圧縮データを格納する格
納手段を備える第2のデータベースサーバとを備え、少
なくとも一つの画像処理装置と前記第1のデータベース
サーバと第2のデータベースサーバは相互にデータ伝送
を行う伝送手段を備える。
【0012】
【作用】以上の構成において、第1の処理装置の格納手
段は画像データの全圧縮データを格納し、第2の処理装
置の格納手段は、前記画像データの基本圧縮データを格
納し、第2の処理装置の選択手段は、第1の処理装置の
格納手段に前記画像データの基本圧縮データが格納され
ている場合は、前記画像データの全圧縮データから前記
画像データの基本圧縮データを差し引いた部分圧縮デー
タを選択し、格納されていない場合は、前記画像データ
の全圧縮データを選択し、前記第1の処理装置と第2の
処理装置のそれぞれの転送手段は、前記選択手段により
選択された圧縮データを前記第2の処理装置から前記第
1の処理装置へ転送する。
【0013】また、別の発明では、第1のデータベース
サーバの格納手段は画像データの基本圧縮データを格納
し、第2のデータベースサーバの格納手段は、前記画像
データの全圧縮データを格納し、少なくとも一つの画像
処理装置と前記第1のデータベースサーバと第2のデー
タベースサーバの各伝送手段によって相互間のデータ伝
送を行う。
【0014】
【実施例】
(実施例1)本発明の実施例を図1のブロック図を用い
て説明する。
【0015】まず、図1の構成から説明する。記憶装置
15および表示装置16が接続されたコンピュータ10
は、記憶装置25および表示装置26が接続されたコン
ピュータ20と通信路1を介して相互接続されている。
コンピュータ10,コンピュータ20には、不図示のキ
ーボードや、ポインティングデバイス、また処理結果の
出力装置等が備わっている。通信路1は、たとえばロー
カルエリアネットワークや、ISDNのような広域通信
網である。
【0016】コンピュータ10では、スーパバイザプロ
グラム11の制御下で、画像管理プログラム12、およ
び画像処理プログラム13が実行する。画像管理プログ
ラム12は、記憶装置15内に格納されている画像圧縮
データ151,152,153を管理する。画像圧縮デ
ータ151は、プログレッシブ圧縮され、レベル1圧縮
データ1511、レベル2圧縮データ1512、レベル
3圧縮データ1513の3つの部分に分割されている。
各画像圧縮データ152,153に対しても同様に、プ
ログレッシブ圧縮され、3つの部分に分割されている。
【0017】画像処理プログラム13は、画像データの
圧縮/伸長、および表示装置16への画像表示を行う。
例えば、画像管理プログラム12を介し、画像Aに対応
する画像圧縮データ151の格納位置を獲得し、このデ
ータを記憶装置15から読みだし、バッファ14に一時
格納する。そして、これを伸長して画像データを得て表
示装置16に表示する。画像圧縮データ151全体に対
しては、表示装置16にその詳細画像161が表示され
る。
【0018】次に、コンピュータ10側に保管されてい
る画像を、コンピュータ20側で表示する処理について
説明する。
【0019】コンピュータ20でも、スーパバイザプロ
グラム21の制御下で、画像管理プログラム22、およ
び画像処理プログラム23が実行する。
【0020】画像処理プログラム23は、画像処理プロ
グラム13と同様に、画像データの圧縮/伸長、および
表示装置26への画像表示を行う。さらに、コンピュー
タ10側の画像を検索するために、各画像のレベル1圧
縮データを転送するように要求をかける。これは、スー
パバイザ21とスーパバイザ11を介し、画像管理プロ
グラム12に要求を伝え、画像管理プログラム12がス
ーパバイザ11とスパーバイザ21を介し、レベル1圧
縮データをバッファ24に転送することで実現する。次
に、画像処理プログラムは、バッファ24に一時記憶さ
れたデータを伸長してレベル1画像データを得て、表示
装置16に表示する。
【0021】一方、画像Aだけの転送要求を行った場合
は、レベル1圧縮データ1511がバッファ24に転送
され、同様に伸長されてレベル1画像データを生成す
る。これを、表示装置26に表示させると画像261と
なる。ここで、画像161と比較すると容易にわかるよ
うに、画像161を簡略した画像となる。このとき、画
像処理プログラム22は、バッファに転送されたレベル
1圧縮データ1511を、画像管理プログラム22を介
して、記憶装置25に画像Aのレベル1圧縮データ25
11として格納する。
【0022】同様に、画像Bの転送要求を行った場合
は、レベル1圧縮データ1521がバッファ24に転送
され、同様に伸長され、表示装置25上に不図示の簡略
画像が表示される。このときにも、画像処理プログラム
22は、バッファに転送されたレベル1画像データ15
21を、画像管理プログラム22を介して、記憶装置2
5に画像Bのレベル1圧縮データ2521として格納す
る。
【0023】次に、簡易画像による検索の後に、鑑賞対
象の画像を定め、その画像を詳細に鑑賞する場合のプロ
セスについて説明する。
【0024】コンピュータ20において、画像Aを詳細
表示する場合、画像処理プログラム23は、まず、画像
管理プログラム22に画像Aの基本圧縮データを保存し
ているかどうかを問い合わせる。既に、画像Aの基本圧
縮データは、レベル1圧縮データ2511として格納さ
れているので、これをまずバッファ24に転送する。次
に、画像Aに関し、レベル1圧縮データを除いた圧縮デ
ータの転送要求をスパーバイザ21とスパーバイザ11
を介し、画像管理プログラム12に伝える。これに対応
して、画像管理プログラム12は、スパーバイザ11と
スパーバイザ21を介し、レベル2およびレベル3の圧
縮データをバッファ24に転送する。これで、画像Aの
すべての圧縮データがバッファ24にそろったので、こ
れを伸長することにより、詳細画像161と同じ画像が
表示装置26上に表示できる。
【0025】レベル1の圧縮データを保存していなかっ
た場合は、通常通り、全圧縮データの転送要求を行う。
【0026】以上の処理を図2のフローチャートを用い
て説明する。図2のフローチャートは、画像処理プログ
ラム22(図1)の処理を示す。ここでは、画像Aの詳
細を表示装置26に表示させるための処理を行う。
【0027】ステップS1では、画像管理プログラム2
2に画像Aの基本圧縮データを保存しているかどうかを
問い合わせる。画像管理プログラム22は、画像Aのデ
ータが格納されているかどうか調べ、あれば、画像処理
プログラム23に画像Aのデータが格納されていること
を知らせ、画像処理プログラム23では、この情報を得
て、画像Aをバッファ24へ転送するために、ステップ
S2へ進む。また、逆になければ、全圧縮データをコン
ピュータ10から転送してもらうため、ステップS7へ
進む。
【0028】ステップS2では、画像Aの基本圧縮デー
タをバッファ24へ転送する。
【0029】ステップS3では、画像Aに関する残りの
圧縮データすなわち、Aレベル2、Aレベル3の転送要
求を、コンピュータ10へ出す。
【0030】ステップS4では、コンピュータ10の画
像管理プログラム12が、画像AのAレベル2、Aレベ
ル3の圧縮データの転送要求を受付け、通信路1を通じ
てコンピュータ20へ転送する。画像処理プログラム2
3では、転送されたデータをバッファ24へ転送する。
尚、ここでは画像Aの詳細表示の場合で説明しているの
で、画像Aのレベル2、レベル3の圧縮データを転送し
ているが、画像表示のレベルに応じて、例えば、レベル
2の圧縮データを転送するだけでもよい。
【0031】ステップS7では、画像Aに関する全圧縮
データの転送要求を、コンピュータ10へ出す。
【0032】ステップS8では、コンピュータ10の画
像管理プログラム12が、画像Aの全圧縮データの転送
要求を受付け、通信路1を通じてコンピュータ20へ転
送する。画像処理プログラム23では、転送されたデー
タをバッファ24へ転送する。
【0033】ステップS5では、バッファ24に格納さ
れた画像Aの圧縮データの伸長を行いバッファ24に格
納する。
【0034】ステップS6では、表示装置25へバッフ
ァ24に展開されたイメージデータを表示させる。
【0035】なお、レベル1画像データをバッファ24
に転送開始すると同時に、残りのレベルの圧縮データの
転送要求をコンピュータ10側に要求し、残りのレベル
の圧縮データの転送も並行して行えば、バッファ24に
データが揃うまでの時間が短縮し、表示までの時間を短
くすることができる。
【0036】以上説明したように、本実施例によれば以
下のような効果が得られる。即ち、同じレベル1圧縮デ
ータを、再度通信路を使って転送する必要がなくなり、
通信路のトラフィックを減少させることができ、また、
画像の検索から表示までの時間を大幅に短縮することが
できる。また、以上の説明では、全圧縮データがバッフ
ァに揃ってから伸長を行う形態をとっているが、各レベ
ルの圧縮データを逐次伸長するようにしてもよい。
【0037】[実施例2]実施例1では、レベル1圧縮デ
ータを、記憶装置25に格納しておく例を述べたが、第
2の実施例では大容量のバッファ24を用意し、この一
部領域に格納する例である。この領域にレベル1圧縮デ
ータが記憶されていれば、差分の圧縮データの転送要求
を行い、一方、記憶されていなければ、全圧縮データの
転送要求をおこなう。この場合、画像管理プログラム2
2を介する必要はない。
【0038】実施例1では、簡略画像の表示の際に、レ
ベル1圧縮データを保管することを述べたが、詳細画像
の表示においても、レベル1圧縮データのみ保管してお
けば、その後の簡略画像の表示は即座にできる。
【0039】なお、本発明の説明では、基本圧縮データ
をレベル1圧縮データとして説明したが、レベル1およ
びレベル2の圧縮データを合せて基本圧縮データとして
扱っても良い。
【0040】また、対象とするデータは静止画像を例と
して説明したが、プログレッシブ圧縮したものならば、
動画,音声等の様々な形態のデータであっても本発明を
適用できることはいうまでもない。
【0041】以上説明したように、第2の実施例によれ
ば以下のような効果が得られる。即ち、頻繁に利用され
る解像度の低い圧縮画像データを、高速アクセスメモリ
に記憶しておくことによって、実施例1よりも高速に画
像の検索から表示を行うことができる。
【0042】[実施例3]図3は本発明の第3の実施例を
説明するブロック図である。以下、この図を用いて説明
する。
【0043】データベースサーバ100はデイスク15
を内蔵し、また、通信路1に接続しており、それらはデ
ータ管理プログラム12とスーパバイザ11によって管
理・制御されている。 デイスク15内には、実施例1
で説明したのと同じく、画像A、画像B、画像Cの圧縮
データが格納されている。同様に、データベースサーバ
200はデイスク25を内蔵し、また、通信路2に接続
しており、それらはデータ管理プログラム22とスーパ
バイザ21によって管理・制御されている。デイスク2
5内には、実施例1で説明したのと同じく、画像A、画
像B、画像Cのレベル1圧縮データが格納されている。
【0044】通信路2にはまた、コンピュータ30とコ
ンピュータ40が接続している。
【0045】コンピュータ30とコンピュータ40には
それぞれ、表示装置36と表示装置46が接続されてい
る。さらに、不図示のキーボードや、ポインティングデ
バイス、また処理結果を出力する出力装置等が備わって
いる。
【0046】通信路1と通信路2は通信路3によって接
続されている。
【0047】通信路1,2,3は、たとえばローカルエ
リアネットワークや、ISDNのような広域通信網を用
いる。
【0048】データベースサーバ100,200および
コンピュータ30,40は、それぞれスーパバイザプロ
グラム11,21,31,41の相互的な働きによっ
て、通信路1,2,3を経由してデータを交換すること
ができる。
【0049】データベースサーバ100は、スーパバイ
ザプログラム11の制御下において、データ管理プログ
ラム12が実行する。データベースサーバ200でも同
様に、スーパバイザ21の制御下において、データ管理
プログラム22が実行する。
【0050】コンピュータ30では、スーパバイザ31
の制御下において、画像処理プログラム33が実行す
る。同様に、コンピュータ40では、スーパバイザプロ
グラム41の制御下において、画像処理プログラム43
が実行する。
【0051】データ管理プログラム12は、画像圧縮デ
ータ1511,1512,1513に対する記憶装置1
5中の格納場所を管理する。
【0052】データ管理プログラム22は、レベル1圧
縮データ2511,2521,2531に対する記憶装
置25中の格納場所を管理する。
【0053】画像処理プログラム33は、画像データの
圧縮/伸長および表示装置36への画像表示を行う。同
様に、画像処理プログラム43は、画像データの圧縮/
伸長および表示装置46への画像表示を行う。
【0054】まず、画像Aの詳細表示を、コンピュータ
30で行う場合について説明する。
【0055】データベースサーバ100より、画像圧縮
データ151を読みだし、バッファ34に一時記録す
る。この場合データは、通信路1,通信路2,通信路3
を経由してバッファ34に転送される。そして、これを
伸長して画像データを得て、表示装置36に表示する。
画像圧縮データ151全体に対しては、詳細画像361
として表示できる。
【0056】次に、画像Aの簡略表示を、コンピュータ
40で行う場合について説明する。
【0057】データベースサーバ200より、レベル1
圧縮データ2511を読みだし、バッファ44に一時記
録する。そして、これを伸長して画像データを得て、表
示装置46に表示する。圧縮データ2511に対して
は、簡略画像461として表示できる。この場合、デー
タは通信路3のみを経由してバッファ44に転送される
ため、高速なデータ転送が行われ、表示までの時間を短
縮できる。
【0058】以上説明したように、第3の実施例では、
詳細画像を保持するデータベースサーバと、簡略画像を
保持するデータベースサーバを区別し、画像処理プログ
ラムの方で、データの読みだし先を切り替える例を示し
た。
【0059】以上説明したように、第3の実施例によれ
ば以下のような効果が得られる。即ち、 画像の全圧縮
データのうち、例えば低解像度圧縮データのように頻繁
にアクセスされるデータだけを、そのデータを必要とす
るコンピュータが接続されている局所的ネットワーク内
のファイルサーバのデータベースに格納することによっ
て、画像の検索処理やフル解像度の画像表示の処理時間
を高速に行うことができる。
【0060】[実施例4]第4の実施例では、基本的に
各データベースサーバには、簡略画像のみを登録してお
くとともに、詳細画像の登録されているデータベースサ
ーバの参照情報を登録する。したがって、画像処理プロ
グラムは、詳細画像・簡略画像のいかんによらず、近傍
のデータベースサーバに画像データの転送を要求する。
そして、詳細画像を得る予定にもかかわらず、簡略画像
しか得られない場合は、詳細画像の登録先をえて、それ
にしたがって、遠方のデータベースサーバから、簡略画
像の圧縮データを除いた詳細画像の圧縮データ(以後、
差分の圧縮データと呼ぶ)を転送要求する。
【0061】以上説明したように、第4の実施例によれ
ば以下のような効果が得られる。即ち、 画像処理プロ
グラムで、画像の格納先をそれぞれ管理する必要がなく
なり、データベースにデータ管理を一括して任せられる
ようになる。
【0062】また、詳細画像登録用のデータベースサー
バと簡略画像登録用のデータベースサーバを分けること
なく、同一データベースサーバに詳細画像と簡略画像を
混在させることができるようになる。たとえば、画像C
に対して、データベースサーバ200には、全圧縮デー
タを登録し、データベースサーバ100にはレベル1・
圧縮画像と全圧縮データの格納先であるデータベースサ
ーバ200への参照情報を登録できる。この場合、良く
詳細画像を利用する近辺のデータベースサーバに全圧縮
データをおくという細かな管理ができるため、画像の利
用効率が高まる。[実施例5]実施例4では、詳細画像
の転送に先立ち、詳細画像の登録先を問い合わせる。こ
のデータベースサーバに簡略画像しか登録されていない
場合には、このデータベースサーバに簡略画像を転送す
るように要求するとともに、詳細画像を登録してあるデ
ータベースサーバから差分の圧縮データを転送するよう
要求する。
【0063】以上説明したように、第5の実施例によれ
ば以下のような効果が得られる。即ち、 簡略画像の圧
縮データと詳細画像の圧縮データの転送を並行して行え
ば、バッファにデータが揃うまでの時間が短縮し、表示
までの時間を短くすることができる。
【0064】[実施例6]以上の実施例では、データベ
ースサーバはそれぞれ独立のものとして説明したが、い
わゆる分散データベースの形態で、その基本構成要素と
して、データベースサーバ100,200が(通信路
1,通信路2,通信路3で構成される)ネットワークで
つながってもよい。
【0065】画像処理プログラムが各画像に対するアク
セスを行う場合、データベースサーバを特定して行うも
のではなく、画像処理プログラムに結合されたデータベ
ース・クライアントプログラムを介して、データのやり
取りを行う。
【0066】この分散データベースでは、画像を登録す
るときには、詳細画像の圧縮データ全体を格納する。例
えば、データベースサーバ100に画像Aを登録する
と、図3のように画像圧縮データ151として登録され
る。その時点では、まだレベル1圧縮データ2511は
データベースサーバ200には格納されていない。
【0067】このとき、コンピュータ30より、画像A
の取り出し要求があった場合、分散データベースでは、
登録先のデータベースサーバ100から画像圧縮データ
151をコンピュータ30に転送する。それと共に、コ
ンピュータ30の近傍のデータベースサーバ200に簡
略画像データ部分のみ、すなわちレベル1圧縮データ2
511を格納し、分散データベースとしての格納先情報
の更新を行っておく。こうして、次回より、コンピュー
タ30より画像Aの取り出し要求があった場合、分散デ
ータベースではデータベースサーバ200からレベル1
圧縮データ2511を転送するとともに、登録先のデー
タベースサーバ10から差分圧縮データであるレベル2
圧縮データ1512およびレベル3圧縮データ1513
をコンピュータ30に転送する。こうすることにより、
表示までの時間を短縮できるうえ、画像処理プログラム
では画像転送元を一切考慮せず、画像を取り出すことが
できるようになる。
【0068】なお、前述の実施例の説明では、基本圧縮
データをレベル1圧縮データとして説明したが、レベル
1およびレベル2の圧縮データを合せて基本圧縮データ
として扱っても良い。また、対象とするデータは静止画
像を例として本実施例を説明したが、プログレッシブ圧
縮したものならば、動画,音声等、どういう形態のデー
タであっても本発明を適用できる。
【0069】以上説明したように、本実施例によれば以
下のような効果が得られる。即ち、各データベースサー
バには、簡略画像圧縮データと詳細画像の登録されてい
るデータベースサーバに対する参照情報を登録すること
によって、画像処理プログラムの方で、画像の格納先を
それぞれ管理する必要がなくなり、管理が容易になる。
【0070】
【発明の効果】本発明により、例えば、画像検索、画像
表示を高速に行うことができる。
【0071】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1、2の構成を説明するブロック図であ
る。
【図2】実施例1、2の処理内容を説明するフローチャ
ートである。
【図3】実施例3、4、5、6の構成を説明するブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 通信路 10,20 コンピュー
タ 14,24 バッファ 15,25 記憶装置 16,26 表示装置 12,22 画像管理プ
ログラム 13,23 画像処理プ
ログラム 151,152,153 画像圧縮デ
ータ 1511,1521,2511,2521 レベル1圧
縮データ 1512 レベル2圧
縮データ 1513 レベル3圧
縮データ 161 詳細画像 261 簡略画像

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の装置間で画像データを転送する画
    像処理システムにおいて、 画像データの全圧縮データを格納する格納手段を備える
    第1の処理装置と、 前記画像データの基本圧縮データを格納する格納手段を
    備える第2の処理装置と、 前記第2の処理装置の格納手段に前記画像データの基本
    圧縮データを格納している場合は、前記画像データの全
    圧縮データから前記画像データの基本圧縮データを引い
    た部分圧縮データを選択し、格納されていない場合は、
    前記画像データの全圧縮データを選択する選択手段をさ
    らに第2の処理装置は備え、 また、さらに前記第1の処理装置と第2の処理装置は、
    前記選択手段により選択された圧縮データを前記第2の
    処理装置から前記第1の処理装置へ転送する転送手段を
    備え、 前記第1の処理装置と前記第2の処理装置はそれぞれ別
    体に設けられていることを特徴とする画像処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 複数のデータベースサーバで、データを
    管理するデータベースシステムにおいて、 画像データの基本圧縮データを格納する格納手段を備え
    る第1のデータベースサーバと、 前記画像データの全圧縮データを格納する格納手段を備
    える第2のデータベースサーバとを備え、 少なくとも一つの画像処理装置と前記第1のデータベー
    スサーバと第2のデータベースサーバは相互にデータ伝
    送を行う伝送手段を備える、ことを特徴とする画像処理
    システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09163275A (ja) * 1995-12-04 1997-06-20 Sony Corp 静止画像表示方法
JPH1188866A (ja) * 1997-07-18 1999-03-30 Pfu Ltd 高精細画像表示装置及びそのプログラム記憶媒体
US6774898B1 (en) 1999-09-02 2004-08-10 Canon Kabushiki Kaisha Image storage method, image rendering method, image storage apparatus, image processing apparatus, image download method, and computer and storage medium

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