JPH07213570A - 歩行機能回復訓練支援装置 - Google Patents

歩行機能回復訓練支援装置

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JPH07213570A
JPH07213570A JP6027349A JP2734994A JPH07213570A JP H07213570 A JPH07213570 A JP H07213570A JP 6027349 A JP6027349 A JP 6027349A JP 2734994 A JP2734994 A JP 2734994A JP H07213570 A JPH07213570 A JP H07213570A
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walking
supporting
training
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JP6027349A
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Takeshi Hirose
猛 広瀬
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C C S KK
Original Assignee
C C S KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、障害者の障害度や訓練内容、更に
は体型等に応じた適切な歩行訓練を行うことを目的とす
る。 【構成】 本発明の歩行機能回復訓練支援装置は、所定
の高さに支持されたガイドレール1と、ガイドレール1
上を走行する走行部材5と、走行部材5に一端が固定さ
れ、他端が車輪7を有する支持部材6によって支持され
たアーム手段8と、アーム手段8に設けられ、障害者の
身体を支持する身体支持手段9より構成され、身体支持
手段9は障害者の障害度,或いは訓練内容に応じた障害
者の身体部位を支持する支持部材を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は下肢機能が低下した障害
者の歩行機能回復リハビリテーションに有用な歩行機能
回復訓練支援装置に関し、特に、障害者の障害度や訓練
内容、更には体型等に応じた適切な歩行訓練を行えるよ
うにした歩行機能回復訓練支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、交通事故や脳障害、或いはその他
の原因による下肢機能低下により歩行訓練を必要とする
障害者に対しては、作業療法士や、看護婦等の手助けの
もとに種々の段階的な訓練を一般的に行っている。
【0003】この中で下肢機能を効果的に回復する歩行
訓練の1つとして、平行棒を用いた訓練がある。これは
障害者が支柱によって所定の高さで水平に支持された2
本の棒に上肢、例えば、脇等をあてがって障害者自身の
身体を支持しながら平行棒の中で歩行訓練を行うもの
で、下肢への負担が小さい状態、つまり、下肢の僅かな
筋力で歩行訓練が行えるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した平行
棒を用いた訓練では、障害者は予め決まった高さ,幅の
平行棒でしか歩行訓練が行えないため、障害者の障害度
や訓練内容、更には体型等に応じた適切な歩行訓練を行
うことができない。
【0005】従って、本発明の目的は障害者の障害度や
訓練内容、更には体型等に応じた適切な歩行訓練が行え
る歩行機能回復訓練支援装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に鑑
み、障害者の障害度や訓練内容、更には体型等に応じた
適切な歩行訓練が行えるようにするため、所定の高さに
支持されたガイドレールと、ガイドレール上を走行する
走行部材と、走行部材に一端が固定され、他端が車輪を
有する支持部材によって支持されたアーム手段と、アー
ム手段に設けられ、障害者の身体を支持する身体支持手
段を備え、身体支持手段は障害者の障害度,或いは訓練
内容に応じた障害者の身体部位を支持する支持部材を有
した歩行機能回復訓練支援装置を提供するものである。
【0007】上記支持部材は、障害者の脇,肘,手,胴
部,及び腰部から選択される身体部位を支持するように
なっている。
【0008】また、上記支持部材は、障害者の障害度や
訓練内容,或いは体型等に応じて上下位置,左右位置等
が変化する構成を有している。すなわち、アーム手段に
スライドできるように垂直に設けられた2本の支持部材
取付パイプの任意の位置に取り付けられる構成を有して
いる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の歩行機能回復訓練支援装置に
ついて添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1には、本発明の一実施例の歩行機能回
復訓練支援装置の全体構造が示されている。この歩行機
能回復訓練支援装置は、支柱2A,2Bで所定の高さに
支持された直線のガイドパイプ1と、ガイドパイプ1上
を走行する走行部材5と、走行部材5に一端が固定さ
れ、他端が車輪7を有するL字状の支持パイプ6によっ
て支持された断面四角形のメインパイプ8と、メインパ
イプ8の他端側に設けられ、障害者の身体を支持する身
体支持部9を備えて構成されている。
【0011】ガイドパイプ1は、スリット25を有する
転回用突起1A,1Bを両端に、また、長手方向に沿っ
て延び、且つ、一面に所定の間隔(15〜20cmの間
隔)で凹部4が形成されたラチェットプレート3を下部
にそれぞれ有している。
【0012】ここで、走行部材5を図2から図5を併せ
て参照しながら説明する。走行部材5は、ガイドパイプ
1と係合した走行盤10と、メインパイプ8の一端がガ
イドパイプ1と直交する方向から固定されていると共
に、ガイドパイプ1の両端で180度だけ回転する回転
盤11より構成されている。
【0013】走行盤10は、前後(ガイドパイプ1の長
手方向)にガイドパイプ1の両側にそれぞれ垂下した4
つの垂直軸13にそれぞれ取り付けられ、ガイドパイプ
1の側面を転動する4個の側面ロール12と、ガイドパ
イプ1の上面を転動する2つの上面ロール14と、後述
する回転盤11の回転軸を軸支する軸受15と、凹部4
が形成された側の垂直軸13の下端に取り付けられ、選
択された1つがラチェットプレート3に弾性的に接触し
て凹部4と噛合する噛合突起19A,19Bを有した後
転防止ロック機構19と、ガイドパイプ1の終端におい
て回転盤11の係合を解き、180度回転後、再び回転
盤11に係合する回転ロック機構と、転回用突起1A,
1Bが挿入される凹部24Aを有し、転回用突起1A,
1Bの下部に設けられたストッパー26と衝突するスト
ッパー24を備えている。
【0014】後転防止ロック機構19は、噛合突起19
A,19Bから進行方向と逆方向に向いて突出した何れ
か1つを切替選択して、ラチェットプレート3に向けて
傾斜させて接触させるレバー(図示せず)を有し、この
レバー操作によって進行方向と逆方向の走行を規制す
る、すなわち、障害者の後転を防止するようになってい
る。
【0015】回転ロック機構は、前後(ガイドパイプ1
の長手方向)に軸22で垂直回転できるように支持され
た断面コ字形のホルダー20A,20Bと、ホルダー2
0Bの内部に収容されながらホルダー20Bと別体で外
側に垂直回転できるように軸22で支持されたピン21
と、ピン21を中心方向に付勢するスプリング21A
と、ホルダー20A,20Bが同一な動作を行うように
連結した連結棒23を有して構成されている。
【0016】また、連結棒23は、図5の上面図に示さ
れているように、走行盤10の軸受15の外周に回転自
在に配置された回転プレート28の両端にそれぞれ一端
が回転自在に接続されてホルダー20A,20Bを連結
しており、ホルダー20A,20Bの一方が垂直回転す
ると、その力が回転プレート28の回転によって反対方
向の力となって他方に付与され、両者が同一な動作を行
うようになっている。
【0017】回転盤11は、走行盤10の軸受15によ
って軸支された回転軸16と、ボルト17Aで上面に固
定され、メインパイプ8の一端が挿入されるパイプ受入
金具17と、パイプ受入金具17に挿入されたメインパ
イプ8をパイプ受入金具17に固定する押ねじ17B
と、上面から下面に貫通して突出した複数(15度間隔
で24個)のボルト18と、ガイドパイプ1の長手方向
の前後に形成され、前述したピン21が係合する切欠部
11Aを有して構成されている。
【0018】複数のボルト18は、図2に点線で示され
た後転防止ロック機構27との組み合わせによって、回
転盤11の回転を一方向に規制するようになっている。
すなわち、後転防止ロック機構27は、選択された1つ
が回転盤11の下面に弾性的に接触してボルト18と噛
合する噛合突起27A,27Bを有しており、図示しな
いレバーによって噛合突起27A,27Bから回転方向
と逆方向に向いて突出した何れか1つを切替選択して、
回転盤11の下面に向けて傾斜させて接触させることに
より、回転方向と逆方向の回転を規制する、すなわち、
ガイドパイプ1の終端で180度回転するとき、障害者
が後転するのを防止するようになっている。
【0019】ここで、走行盤10の回転ロック機構の機
能について説明する。まず、走行盤10がガイドパイプ
1の終端に到達した場合、ホルダー20A,20Bとガ
イドパイプ1の転回用突起1A,或いは1Bが衝突する
と、ホルダー20A,20Bの上部が外側に倒れるよう
に垂直回転し、ホルダー20Bに収容されたピン21を
回転盤11の切欠部11Aから突出させる。これによっ
て回転盤11の回転規制、すなわち、回転盤11の係合
が解かれるようになっている。また、ストッパー24と
ストッパー26が衝突した時には、同時に回転盤11、
つまり、メインパイプ8の回転が始まっており、この
時、ホルダー20A,20Bは転回用突起1Bのスリッ
ト25に入って垂直に復帰し、また、ピン21はスプリ
ング21Aで中心に付勢されつつ回転している回転盤1
1の周縁に接触した状態となる。一方、回転盤11が1
80度回転すると、ピン21が回転盤11の反対からき
た切欠部11Aに係合して回転盤11の回転が規制さ
れ、直線歩行ができる状態になる。そして、反対側の終
端に向けて歩行訓練を開始すると、走行盤10が逆方向
に走行し、転回用突起1Bのスリット25に入っている
ホルダー20A,20Bが中心側に倒れるように垂直回
転し、スリット25から抜け出るようになっている。
【0020】次に、身体支持部9を図6から図13を併
せて参照しながら説明する。身体支持部9は、メインパ
イプ8の外周に長手方向にスライド自在に設けられた角
筒30A,30B,及び32と、角筒30A,30Bに
溶接され、図7から図9に示す各種支持具(図6では肘
受アーム37)が障害者の障害度等に応じて選択されて
取り付けられる丸形の支持具取付パイプ31A,31B
と、角筒32に溶接された角筒33Aに垂直方向にスラ
イドできるように取り付けられた角形の補助支持具取付
パイプ33と、補助支持具取付パイプ33の上下に溶接
された角筒34A,34Bと、角筒34Aにそのロッド
35Aで前後方向(ガイドパイプ1の長手方向)にスラ
イド自在に取り付けられた胸受35と、角筒34Bにそ
のロッド36Aで前後方向にスライド自在に取り付けら
れたサドル36を有して構成されている。なお、29
A,29Bは回転盤11のパイプ受入金具17に挿入さ
れて固定される固定部である。
【0021】また、各種支持具には、以下に示すものが
ある。 (1) 肘受アーム37 これは、図7に示すように、肘が載置される窪み37A
と、支持具取付パイプ31A,31Bが貫通する貫通穴
38と、貫通穴38に外部から挿入され、支持具取付パ
イプ31A,31Bに固定するための押圧ねじ39と、
押圧ねじ41によって固定された把持棒40を有する直
方体より構成され、支持具取付パイプ31A,31Bに
取り付けた時、窪み37Aで肘を支持するようになって
いる。このとき、貫通穴46を貫通した支持具取付パイ
プ31A,31Bの上端を把持部として利用することが
できる。また、身体支持部9で逆向きで支持される場合
には、把持棒40を把持することができる。また、支持
具取付パイプ31A,31Bに取り付けた時、内側とな
る部分に断面C形状のチャンネル部材42が取り付けら
れ、これに体幹ガード44がそのスライダー43を介し
てスライド自在に嵌入されている。この体幹ガード44
は肘受アームを支持具取付パイプ31A,31Bに取り
付けた時、障害者の体幹をガードするようになってお
り、スライダー43によって前後方向に調整できるよう
になっている。 (2) 脇受アーム45 これは、図8に示すように、垂直方向にコ字形に凹んだ
湾曲部45Aと、湾曲部45Aに設けられ、内部にスプ
リング51を支持体50と、支持具取付パイプ31A,
31Bが貫通する貫通穴46と、貫通穴46に外部から
挿入され、支持具取付パイプ31A,31Bに固定する
ための押圧ねじ47と、押圧ねじ41によって固定され
た把持棒48より構成され、支持具取付パイプ31A,
31Bに取り付けた時、支持体50が脇を支持するよう
になっている。このとき、貫通穴46を貫通した支持具
取付パイプ31A,31Bの上端を把持部として利用す
ることができる。また、身体支持部9に逆向きに入った
場合には、把持棒48を把持することができる。 (3) 腰部ガード52 これは、図9に示すように、水平方向にコ字形に凹んだ
湾曲部52Aと、湾曲部52Aに設けられ、内部にスプ
リング56を支持体55と、支持具取付パイプ31A,
31Bが貫通する貫通穴53と、貫通穴53に外部から
挿入され、支持具取付パイプ31A,31Bに固定する
ための押圧ねじ54より構成され、支持具取付パイプ3
1A,31Bに取り付けた時、支持体50が腰部を支持
するようになっている。 (4) 握りアーム57 これは、図10に示すように、水平に伸びた水平棒57
Aと、支持具取付パイプ31A,31Bが貫通する貫通
穴58と、貫通穴58に外部から挿入され、支持具取付
パイプ31A,31Bに固定するための押圧ねじ59よ
り構成され、支持具取付パイプ31A,31Bに取り付
けた時、障害者が水平棒57を把持できるようになって
いる。また、図11に示すように、水平棒57Aにチャ
ンネル部材70を溶接し、これに腰部ガード72をその
スライダー71を介してスライド自在に嵌入されても良
い。
【0022】以上説明した各種支持具は、図6において
肘受アーム37で例示されているように、角筒30A,
30Bによってメインパイプ8の長手方向、すなわち、
左右方向の調整ができ、また、各種支持具の貫通穴38
を支持具取付パイプ31A,31B上で上下に移動させ
て任意の位置で押圧ねじ39で固定することによって上
下方向の調整ができ、更に、各種支持具の貫通穴38を
支持具取付パイプ31A,31B上で水平方向に回転さ
せて任意の方向で押圧ねじ39で固定することによって
回転角度の調整ができるようになっている。また、片麻
痺障害者のように支持具に体幹を預ける姿勢の訓練で
は、支持具取付パイプ31A,31Bの一方を角形のパ
イプにして、回転角度の調整ができないようにし、横圧
に対する安定度を増すようにすることもできる。
【0023】一方、補助支持具(胸受35,サドル3
6)については、角筒33Aと補助支持具取付パイプ3
3のスライドによって上下方向の調整ができ、角筒32
とメインパイプ8のスライドによってメインパイプ8の
長手方向、つまり、左右方向の調整ができ、角筒34
A,34Bと各々のロッド35A,35Aのスライドに
よって前後方向の調整ができるようになっている。
【0024】尚、これら支持具と補助支持具の調整を整
理すると、表1のようになる。
【表1】 表1において、腰部ガードの前後調整はできないように
なっているが、図11に示す腰部ガート72を用いるこ
とにより、そのスライダー71とチャンネル部材70の
嵌入によって前後方向の調整ができるようになる。
【0025】また、これらの支持具は支持具取付パイプ
31A,31Bに、例えば、図12から図14に示すよ
うな組み合わせで取り付けることができる。
【0026】図12では、支持具取付パイプ31A,3
1Bの上部に脇受アーム45を、下部に握りアーム57
を取り付けている。この組み合わせでは、障害者の脇を
脇受アーム45で支持でき、また、障害者は握りアーム
57を把持することができ、松葉杖のような支持形態が
得られる。
【0027】また、図13では、支持具取付パイプ31
A,31Bの上部に肘受アーム37を、下部に腰部ガー
ド52を取り付けている。この組み合わせでは、障害者
の肘を肘受アーム37で支持でき、且つ、障害者の腰部
を腰部ガード52で支持することができ、比較的障害度
の低い障害者への支持形態を得ることができる。
【0028】更に、図14では、支持具取付パイプ31
A,31Bの上部に脇受アーム45と肘受アーム37
を、下部に腰部ガード52を、更に、脇受アーム45に
体幹ガード44をそれぞれ取り付けている。この組み合
わせでは、障害者の脇を脇受アーム45で、また、肘を
肘受アーム37で支持でき、且つ、障害者の体幹を体幹
ガード44で、また、腰部を腰部ガード52で支持する
ことができ、比較的障害度の高い障害者への支持形態を
得ることができる。
【0029】このように、支持具取付パイプ31A,3
1Bに種々の支持具を組み合わせて取り付けると共に、
支持具の上下調整,左右調整,及び回転角調整と補助支
持具の上下調整,左右調整,及び前後調整を行うことに
より、障害者の障害度や体型に応じて歩行姿勢の矯正や
安全確保を考慮した支持形態を得ることができる。な
お、支持具の組み合わせパターンは、上記した図11か
ら図13に示した以外のものでも良い。
【0030】以下、本発明の動作について説明する。ま
ず、障害者の障害度や訓練内容に応じて身体支持部9の
支持具取付パイプ31A,31に取り付ける支持具の組
み合わせを選定すると共に、選定した支持具を支持具取
付パイプ31A,31Bに上下位置の調整を行いながら
取り付け、また、同時に角筒30A,30Bをスライド
させ、支持具の左右位置の調整を行う。次に、胸受35
をロッド35Aと角筒34Aのスライドによって、ま
た、サドル36をロッド36Aと角筒34Bのスライド
によってそれぞれ前後方向の調整を行いながら固定す
る。
【0031】支持具と補助支持具の調整が終了すると、
次いで歩行訓練を開始する。すなわち、障害者は身体支
持部9において支持具取付パイプ31A,31Bの支持
具に捕まりながら歩行を行い、メインパイプ8が固定さ
れた走行部材5をガイドパイプ1の終端に向けて走行さ
せる。この時、患者が後転しても走行部材5の進行方向
と逆方向に傾斜して突出した後転防止ロック機構19の
爪19A,或いは19Bがラチェットプレート3の凹部
に噛合し、走行部材5が進行方向と逆方向に進むのを防
ぐようになっているため、患者の後転が確実に防げる。
【0032】走行部材5がガイドパイプ1の終端に到達
すると、走行盤10の前後のホルダー20A,20Bの
一方とガイドパイプ1の転回用突起1A,1Bの一方が
衝突し、ホルダー20A,20Bの上部が外側に倒れる
ように垂直回転してホルダー20Bに収容されたピン2
1を回転盤11の切欠部11Aから突出させる。これに
よって回転盤11の回転規制、すなわち、回転盤11の
係合が解かれ、メインパイプ8が終端で停止することな
く回転盤11の回転が始まり、身体支持部9はガイドパ
イプ1の終端を中心に回転する。この時、患者が後転し
ても回転盤11の進行方向と逆方向に傾斜して突出した
後転防止ロック機構27の爪27A,或いは27Bが回
転盤11の下面に突出したボルト18に噛合し、回転盤
11が回転方向と逆方向に回転するのを防ぐようになっ
ているため、患者の後転が確実に防げる。
【0033】一方、回転盤11が180度回転すると、
ピン21が回転盤11の反対からきた切欠部11Aに係
合して回転盤11の回転が規制され、直線歩行ができる
状態になる。そして、障害者はガイドパイプ1の反対側
の終端に向けて歩行を続行して、以後、このようなガイ
ドパイプ1の終端での転回を所定回数繰り返し行うこと
により歩行訓練が終了する。
【0034】このように本発明の歩行機能回復訓練支援
装置は、ガイドパイプ1に沿って身体支持具を下肢で移
動させなければならないので、十分な下肢の運動を行う
ことができ、しかも、直線歩行時と回転歩行時には後転
防止ロック機構によってメインパイプ8が進行方向と逆
方向に戻らないようになっているため、障害者の後転を
確実に防止でき、骨折や打撲等の怪我を負うことがなく
なり、更に、ガイドパイプ1の終端では、障害者が方向
転換することなく転回できるようになっているため、装
置の大型化を招かずに、しかも安全な方法で歩行距離を
大にすることができる。
【0035】また、身体支持部9においては、メインパ
イプ8に垂直に設けられた支持具取付パイプ31A,3
1Bに対して種々の支持具が障害者の障害度等に応じて
選択され、組み合わせて取り付けることができ、更に、
各種支持具の上下調整,左右調整,及び回転角調整と補
助支持具の上下調整,左右調整,及び前後調整がきめ細
かく行えるため、障害者の障害度や体型に応じて歩行姿
勢の矯正や安全確保を考慮した支持形態を得ることがで
きる。
【0036】図15,及び図16には、本発明の第2の
実施例が示されている。この実施例では、回転機構をも
たない走行盤10において上面ロール14,及び左右の
側面ロール12がそれぞれ前後において走行盤10に対
して水平回転できるように取り付けられた構成を有して
いる。すなわち、ベアリング62によって走行盤10に
水平回転できるように回転軸60が取り付けられた前後
の回転ブロック61に、左右の側面ロール12を回転自
在に支持する垂直軸13が垂直に、また、上面ロール1
4の回転軸が水平に取り付けられ、走行盤10上にメイ
ンパイプ8が挿入されるパイプ受入口17が固定された
構成を有している。
【0037】このような構成では、走行部材5を曲線の
ガイドパイプ1上でも走行させることができ、例えば、
図17に示すような楕円形のガイドパイプ1を利用して
障害者に楕円形の歩行訓練を行わせることができる。ま
た、ガイドパイプは楕円形の他に円形や瓢箪形等にして
も良い。更に、第1の実施例と同じように走行盤10上
に回転盤を設け、終端部で180度回転する構成を付加
すれば、S形やC形のガイドパイプ等にも適用すること
ができる。
【0038】図18から図20には、本発明の第3の実
施例が示されている。この実施例では、走行盤10の回
転ロック機構を、走行盤10上に設けられ、ガイドパイ
プ1の転回用突起1A,1Bと衝突して前後にスライド
する短冊状のアクションプレート63と、アクションプ
レート63の運動をアクションプレート63と直交する
方向に伝達する伝達系66と、伝達系66から伝達され
たアクションプレート63の運動によって垂直回転し、
回転盤11に形成された切欠部11Bに対して突出・没
入するピン69より構成している。
【0039】アクションプレート63は、長手方向の一
辺に形成され、伝達系66に動力を伝達する山形突起6
3Aと、ガイドパイプ1の転回用突起1A,1Bと衝突
する前後の突出体63Bと、軸受15が貫通する長溝状
のスリット63Cを有して構成され、スリット63Cを
貫通する軸受15と長手方向の一辺に沿うように設けら
れたガイドロール70によってガイドされながらスリッ
ト63Cの範囲で前後方向にスライドするようになって
いる。
【0040】伝達系66は、アクションプレート63の
山状突起63Aと当接する当接ロール64と、当接ロー
ル64とピン69を連結する連結体66Aと、連結体6
6Aをアクションプレート63の山状突起63Aに付勢
するスプリング67と、スプリング67の一端を固定す
る固定ブロック65と、ピン68を回転自在に支持する
支持ブロック68より構成されている。
【0041】このような構成では、アクションプレート
63の突出体63Bとガイドパイプ1の終端の転回用突
起1A,或いは1Bと衝突すると、アクションプレート
63が進行方向と逆方向にスライドして、山状突起63
Aと当接した当接ロール64がアクションプレート63
のスライド時に山状突起63Aの頂部に押圧されてガイ
ドパイプ1と直交する方向に移動する。この移動によっ
て連結体66Aがピン69を外側に倒れるように垂直回
転させ、回転盤11の切欠部11Bから突出させ、回転
盤11の回転規制を解くようになっている。一方、回転
盤11が180度回転すると、スプリング67で中心に
付勢されたピン69が回転盤11の反対側に形成された
切欠部11Bに没入し、回転盤11の回転が規制され
る。この回転ロック機構を用いると、第1の実施例のも
のより部品点数を少なくして、コストダウンを図ること
ができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の歩行機能
回復訓練支援装置によると、所定の高さに支持されたガ
イドレールと、ガイドレール上を走行する走行部材と、
走行部材に一端が固定され、他端が車輪を有する支持部
材によって支持されたアーム手段と、アーム手段に設け
られ、障害者の身体を支持する身体支持手段を備え、身
体支持手段は障害者の障害度,或いは訓練内容に応じた
障害者の身体部位を支持する支持部材を有しているた
め、障害者の障害度や訓練内容、更には体型等に応じた
適切な歩行訓練を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体図。
【図2】一実施例に係る回転盤を示す上面図。
【図3】一実施例に係る走行部材とガイドパイプの係合
状態を示す説明図。
【図4】一実施例に係る走行部材を示す側面図。
【図5】図4における連結棒の連結状態を示す上面図。
【図6】一実施例に係る身体支持部を示す斜視図。
【図7】一実施例に係る肘受アームを示す説明図。
【図8】一実施例に係る脇受アームを示す説明図。
【図9】一実施例に係る腰部ガードを示す説明図。
【図10】一実施例に係る握りアームを示す説明図。
【図11】図10において腰部ガードを取り付けた状態
を示す説明図。
【図12】一実施例に係る支持具の組み合わせを示す説
明図。
【図13】一実施例に係る支持具の組み合わせを示す説
明図。
【図14】一実施例に係る支持具の組み合わせを示す説
明図。
【図15】本発明の第2の実施例に係る走行盤を示す側
面図。
【図16】第2の実施例に係る走行盤を示す上面図。
【図17】第2の実施例に係るガイドパイプのレイアウ
トを示す説明図。
【図18】本発明の第3の実施例に係る回転盤を示す上
面図。
【図19】第3の実施例に係るアクションプレートを示
す上面図。
【図20】第3の実施例に係る走行部材を示す側面図。
【符号の説明】
1 ガイドパイプ 1A,1B
転回用突起 2A,2B 支柱 3 ラチ
ェットプレート 4 凹部 5 走行
部材 6 支持パイプ 7 車輪 8 メインパイプ 9 身体
支持部 10 走行盤 11 回転
盤 12 側面ロール 13 垂直
軸 14 上面ロール 15 軸受 16 回転軸 17 パイ
プ受入口 18 ボルト 19 後転
防止ロック機構 19A,19B 爪 20A,20
B ホルダー 21 ピン 22 軸 23 連結棒 24 スト
ッパー 24A 凹部 25 スリ
ット 26 ストッパー 27 後転
防止ロック機構 27A,27B 爪 28 回転
プレート 29A,29B 固定部 30A,30
B 角筒 31A,31B 支持具取付パイプ 32 角筒 33 補助支持具取付パイプ 34A,34
B 角筒 35 胸受 35A ロ
ッド 36 サドル 36A ロ
ッド 37 肘受アーム 38 貫通
穴 39 押圧ねじ 40 把持
棒 41 押圧ねじ 42 チャ
ンネル部材 43 スライダー 44 体幹
ガード 45 脇受アーム 46 貫通
穴 47 押圧ねじ 48 把持
棒 49 押圧ねじ 50 支持
体 51 スプリング 52 腰部
ガード 53 貫通穴 54 押圧
ねじ 55 支持体 56 スプ
リング 57 握りアーム 57A 水平
棒 58 貫通穴 59 押圧
ねじ 60 ベアリング 61 回転
ブロック 62 回転軸 63 アク
ションプレート 63A 山状突起 63B 突出
体 63C スリット 64 当接
ロール 65 固定ブロック 66 伝達
系 66A 連結体 67 スプ
リング 68 支持ブロック 69 ピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の高さに支持されたガイドレール
    と、 前記ガイドレール上を走行する走行部材と、 前記走行部材に一端が固定され、他端が車輪を有する支
    持部材によって支持されたアーム手段と、 前記アーム手段に設けられ、障害者の身体を支持する身
    体支持手段を備え、 前記身体支持手段は、前記障害者の障害度,或いは訓練
    内容に応じた前記障害者の身体部位を支持する支持部材
    を有することを特徴とする歩行機能回復訓練支援装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部材は、前記障害者の脇,肘,
    掌,胴部,及び腰部から選択される身体部位を支持する
    構成を有する請求項1の歩行機能回復訓練支援装置。
  3. 【請求項3】 前記支持部材は、前記障害者の障害度や
    訓練内容,或いは体型等に応じて上下位置,左右位置等
    が変化する構成の請求項1の歩行機能回復訓練支援装
    置。
  4. 【請求項4】 前記支持部材は、前記アーム手段にスラ
    イドできるように垂直に設けられた2本の支持部材取付
    パイプの任意の位置に取り付けられる構成の請求項1,
    2,或いは3の歩行機能回復訓練支援装置。
JP6027349A 1994-01-31 1994-01-31 歩行機能回復訓練支援装置 Pending JPH07213570A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016508383A (ja) * 2013-01-20 2016-03-22 バイオネス インコーポレイテッド 体重支持システムのための方法及び装置
US12527711B2 (en) 2013-01-20 2026-01-20 Bioness Medical Inc. Methods and apparatus for body weight support system

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