JPH07213620A - 尿道ステント - Google Patents

尿道ステント

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JPH07213620A
JPH07213620A JP978494A JP978494A JPH07213620A JP H07213620 A JPH07213620 A JP H07213620A JP 978494 A JP978494 A JP 978494A JP 978494 A JP978494 A JP 978494A JP H07213620 A JPH07213620 A JP H07213620A
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urethral stent
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 この発明の尿道ステントは、41〜43°C
のAf点を有し、前記Af点以下では円筒形とした先端
部1と円筒形とした胴体部2を空間部3を隔てて連結し
た形状とし、前記Af点以上では先端部1が拡張した逆
円錐形に変形すると共に胴体部2が拡張した円筒形に変
形して、先端部1と胴体部2が直結した形状となる形状
記憶合金からなるものとしている。 【効果】 この発明の尿道ステントを前立腺部尿道に挿
入、留置する場合には、バルーンカテーテルを用いる
と、バルーン部を空間部3から膨出させることができる
ので、このバルーン部により膀胱頸部の位置を探り当て
ることができ、前立腺部尿道に位置決めし易くなる。さ
らに、この発明の尿道ステントを前立腺部尿道から取り
出す場合には、Af点以下の温度にすれば超弾性変形
し、尿道ステントを伸長させて細くした円筒形とするこ
とができるので、尿道を通して簡単に取り出すことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、人体の前立腺部尿道
に挿入、留置して、前立腺肥大症による尿閉や排尿障害
を治療するのに適した尿道ステントに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の尿道ステントは、例えば
図8に示したように、コイル状の円錐形とした先端部1
とコイル状の円筒形とした胴体部2を直結し、さらにこ
の胴体部2に引出片7を直線部8で連結したものが存在
する。
【0003】そして、前記尿道ステントは、内部にイン
サート用カテーテルを挿入し、ガイド用カテーテルによ
り誘導して、人体の前立腺部尿道に挿入している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の尿道ステントでは、人体の前立腺部尿道に留置する
場合に、内視鏡によったり、超音波断層法によって位置
決めしているが、このよな方法では、位置決めが困難で
あったり、機械操作が面倒であったりするという課題を
有していた。
【0005】さらに、前記従来の尿道ステントは、全長
が約50〜100mm、外径が約7mm程度に形成され
ており、尿道ステントが膀胱内へ逸脱した場合や不要と
なった場合にもこの形状を維持したままであるので、尿
道から取り出し難いという課題を有していた。
【0006】そこで、この発明の尿道ステントは、上記
従来の課題を解決することを目的としてなされたもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の尿
道ステントは、41〜43°CのAf点を有し、前記A
f点以下では円筒形とした先端部1と円筒形とした胴体
部2を空間部3を隔てて連結した形状とし、前記Af点
以上では先端部1が拡張した逆円錐形に変形すると共に
胴体部2が拡張した円筒形に変形して、先端部1と胴体
部2が直結した形状となる形状記憶合金からなるものと
している。
【0008】さらに、この発明の尿道ステントは、41
〜43°CのAf点を有し、前記Af点以下ではコイル
状の円筒形とした先端部1とコイル状の円筒形とした胴
体部2を空間部3を隔てて連結した形状とし、前記Af
点以上では先端部1が拡張したコイル状の逆円錐形に変
形すると共に胴体部2が拡張したコイル状の円筒形に変
形して、先端部1と胴体部2が直結した形状となる形状
記憶合金からなるものとしてもよい。
【0009】
【作用】この発明の尿道ステントは、上記手段を施した
ため、次のような作用を有する。
【0010】先ず、この発明の尿道ステントを前立腺部
尿道に挿入、留置する場合には、バルーンカテーテルを
用いると、バルーン部を空間部3から膨出させることが
できるので、このバルーン部により膀胱頸部の位置を探
り当てることができる。
【0011】さらに、この発明の尿道ステントを前立腺
部尿道から取り出す場合には、Af点以下の温度にすれ
ば超弾性変形し、尿道ステントを伸長させて細くした円
筒形としたり、コイルを解いて細線とすることができ
る。
【0012】
【実施例】以下、この発明の尿道ステントの構成を、一
実施例として示した図面に基づいて説明する。
【0013】この発明の尿道ステントは、41〜43°
CのAf点(オーステンサイト変態発生点)を有した形
状記憶合金からなるものとしており、図1にはAf点以
下での形状を示しており、図2にはAf点以上での形状
を示している。41〜43°CのAf点を有する形状記
憶合金としては、一般的にチタン−ニッケル系、銅−亜
鉛系などが知られているが、この範囲のAf点を有する
形状記憶合金であれば実施可能であり、形状記憶合金の
組成については特に限定されるものではない。
【0014】この発明の尿道ステントは、前記Af点以
下では、図1に示したようにコイル状の円筒形とした先
端部1とコイル状の円筒形とした胴体部2を空間部3を
隔てて連結した形状としている。実施例では、先端部1
と胴体部2を連結するには直線形状とした連結部4を介
しているが、この連結部4は外方に湾曲した曲線形状等
としてもよい。
【0015】この発明の尿道ステントは、前記Af点以
上では、図2に示したように先端部1が拡張したコイル
状の逆円錐形に変形すると共に胴体部2が拡張したコイ
ル状の円筒形に変形するものとしている。この場合、前
記連結部4も変形して、先端部1と胴体部5の形状に吸
収されてしまい、先端部4と胴体部5が直結した形状と
なる。
【0016】また、この発明の尿道ステントは、前記A
f点以下での先端部1及び胴体部2の形状を網目状の円
筒形とし、前記Af点以上での先端部1の形状を拡張し
た網目状の逆円錐形に変形すると共に胴体部2の形状を
拡張した網目状の円筒形に変形するもの等として実施す
ることもできる。
【0017】なお、前記Af点以下では、先端部1の寸
法は、直径を5mm程度、長さを5mm程度としてお
り、胴体部2の寸法は、直径を5mm程度、長さを45
mm程度としており、空間部3は10mm程度の隔たり
としている。そして、前記Af点以上では、先端部1の
寸法は、円錐底の直径を15mm程度、長さを5mm程
度に変形するようにしており、胴体部2の寸法は、直径
を7mm程度、長さを30mm程度に変形するようにし
ている。
【0018】以上のように構成されたこの発明の尿道ス
テントを人体の前立腺部尿道に挿入、留置するには、次
のようにして行う。
【0019】先ず、尿道ステントの空間部3がバルーン
カテーテル5のバルーン部5aに位置するようにして、
この発明の尿道ステントを、図3に示したようにバルー
ンカテーテル5の外周に装着する。そして、このバルー
ンカテーテル5を、図4に示したように尿道10内に差
し込み、バルーン部5aが膀胱11内に至るようにす
る。この状態でバルーンカテーテル5内に約5mlの水
を注入すると、バルーン部5aが膨らんで尿道ステント
の空間部3から膨出する。そこで、バルーンカテーテル
5を取り出す方向に少し引き寄せると、図5に示したよ
うにこのバルーン部5aが膀胱頸部11aに当たるの
で、膀胱頸部11aの位置を探り当てることができ、尿
道ステントの空間部3をこの膀胱頸部11aに位置決め
することができる。
【0020】次に、前記バルーンカテーテル5内の水を
排出させてバルーンを消退させ、バルーンカテーテル5
を通して41〜43°Cの温水を膀胱11内に注入する
と、この温熱が熱伝導され尿道ステントがAf点以上に
昇温して、図6に示したように形状変化するので、先端
部1が膀胱頸部11aに位置し、胴体部2が前立腺部尿
道10a位置することになる。そして、この状態でバル
ーンカテーテル5を尿道10内から引き抜くと、この発
明の尿道ステントは人体の前立腺部尿道に伸展したまま
留置することができる。
【0021】さらに、尿道ステントの留置が不必要とな
ったり、交換する場合には、この発明の尿道ステント
は、次のようにして前立腺部尿道から取り出す。
【0022】先ず、バルーンカテーテル5を尿道10か
ら差し込み、前立腺部尿道10aに留置された尿道ステ
ント内にこのバルーンカテーテル5を挿入する。そし
て、このバルーンカテーテル5内に約25°C以下の冷
水を注入すれば、この冷熱が熱伝導され、体温に維持さ
れていた尿道ステントの温度がAf点以下に降温する。
すると、形状記憶合金からなるこの発明の尿道ステント
は、超弾性変形するので、図7に示したように伸長させ
て細くした円筒形としたり、図示していないがコイルを
解いて細線とし、尿道を通して取り出すことができる。
【0023】
【発明の効果】この発明の尿道ステントは、以上に述べ
たように構成されているので、次のような効果を有す
る。
【0024】先ず、この発明の尿道ステントを前立腺部
尿道に挿入、留置する場合には、バルーンカテーテルを
用いると、バルーン部を空間部3から膨出させることが
できるので、このバルーン部により膀胱頸部の位置を探
り当てることができ、前立腺部尿道に位置決めし易くな
る。
【0025】さらに、この発明の尿道ステントを前立腺
部尿道から取り出す場合には、Af点以下の温度にすれ
ば超弾性変形し、尿道ステントを伸長させて細くした円
筒形としたり、コイルを解いて細線とすることができる
ので、尿道を通して簡単に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の尿道ステントのAf点以下での形状
を示す側面図である。
【図2】この発明の尿道ステントのAf点以上での形状
を示す側面図である。
【図3】この発明の尿道ステントを人体の前立腺部尿道
に挿入、留置する場合の説明図である。
【図4】この発明の尿道ステントを人体の前立腺部尿道
に挿入、留置する場合の説明図である。
【図5】この発明の尿道ステントを人体の前立腺部尿道
に挿入、留置する場合の説明図である。
【図6】この発明の尿道ステントを人体の前立腺部尿道
に挿入、留置する場合の説明図である。
【図7】この発明の尿道ステントを人体の前立腺部尿道
から取り出す場合の説明図である。
【図8】従来の尿道ステントの側面図である。
【符号の説明】
1 先端部 2 胴体部 3 空間部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 41〜43°CのAf点を有し、前記A
    f点以下では円筒形とした先端部(1)と円筒形とした
    胴体部(2)を空間部(3)を隔てて連結した形状と
    し、前記Af点以上では先端部(1)が拡張した逆円錐
    形に変形すると共に胴体部(2)が拡張した円筒形に変
    形して、先端部(1)と胴体部(2)が直結した形状と
    なる形状記憶合金からなることを特徴とする尿道ステン
    ト。
  2. 【請求項2】 41〜43°CのAf点を有し、前記A
    f点以下ではコイル状の円筒形とした先端部(1)とコ
    イル状の円筒形とした胴体部(2)を空間部(3)を隔
    てて連結した形状とし、前記Af点以上では先端部
    (1)が拡張したコイル状の逆円錐形に変形すると共に
    胴体部(2)が拡張したコイル状の円筒形に変形して、
    先端部(1)と胴体部(2)が直結した形状となる形状
    記憶合金からなることを特徴とする尿道ステント。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002253681A (ja) * 2001-02-20 2002-09-10 Sma Medical Inc 生体の筒状器官内挿入部材及びその製造方法
JP2003019211A (ja) * 2001-05-08 2003-01-21 Ethicon Inc 体内の内腔用の除去可能なステント
JP2005013733A (ja) * 2003-06-24 2005-01-20 Ethicon Inc 生体崩壊性のステント
CN110974500A (zh) * 2019-12-23 2020-04-10 北京航空航天大学 一种用于无创手术的尿道支架及其制备方法

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