JPH07213960A - 塗料用スプレーガン - Google Patents

塗料用スプレーガン

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Publication number
JPH07213960A
JPH07213960A JP6028792A JP2879294A JPH07213960A JP H07213960 A JPH07213960 A JP H07213960A JP 6028792 A JP6028792 A JP 6028792A JP 2879294 A JP2879294 A JP 2879294A JP H07213960 A JPH07213960 A JP H07213960A
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JP
Japan
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air
orifice
paint
pattern
pressure reducing
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JP6028792A
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Inventor
Saburo Nemoto
三郎 根本
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COSMO TEC KK
Original Assignee
COSMO TEC KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パターン調節弁を開閉しても、噴霧用オリフィ
スからの噴射エア圧力が殆ど変化せず、常に充分な噴霧
用オリフィスの噴射エア圧力を維持することができる塗
料用スプレーガンを提供する。 【構成】ノズル本体23の周面には3個のバイパスオリ
フィス31が形成され、このバイパスオリフィス31に
それぞれ対応する位置のエア通過穴29に連通してい
る。バイパスオリフィス31を介して噴霧用オリフィス
45、47とパターン調節用オリフィス51、53とが
連通させられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塗料用スプレーガンにか
かり、特に噴霧されている塗料のパターン形状を調節す
るためのパターン調節弁を備えた塗料用スプレーガンに
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の塗料用スプレーガンとしては、
特開平4−277050号公報に開示されたものがあ
る。図8において符号100は塗料用スプレーガンを示
し、この塗料スプレーガン100には接続ホース103
の一端が接続されている。この接続ホース103の他端
は、エア圧力を設定することができる圧力制御弁である
レギュレータ105に接続され、レギュレータ105は
空気配管107の一端に接続されている。空気配管10
7の他端はコンプレッサー111に接続されたエアタン
ク109に接続されている。
【0003】接続ホース103は作業性を考慮して、長
さが2mから5m、内径が6mmから10mmのものが
使用される。接続ホース103が短かいと、塗料用スプ
レーガン100を取り回す範囲が限定され、また内径の
大きなホースは重くて曲がりにくいため、塗装作業が行
いにくくなってしまう。したがって接続ホース103の
長さと内径は実用上必然的に決定されるものである。ま
たレギュレータ105を塗料スプレーガン100に取り
付けると、塗料用スプレーガン100の重量が大きくな
り、取り扱いが困難になってしまう。
【0004】コンプレッサー111によって圧搾された
エアは空気タンク109に貯留され、空気配管107を
通り、レギュレータ103によって所定の圧力に減圧さ
れてから、接続ホース103を介して塗料用スプレーガ
ン100へ供給される。塗料用スプレーガン100は噴
霧されている塗料のパターン形状を調節することができ
るタイプのものである。塗料用スプレーガン100のガ
ン本体102にはエア室が形成され、このエア室には接
続ホース103を介してエアが導入される。ガン本体1
02には、エア室へ導入されるエアを調節するためのエ
ア弁が設けられている。
【0005】エア室には噴霧用オリフィスとパターン調
節用オリフィスとが連通している。さらにパターン調節
用オリフィスから放出されるエアを調節するためのパタ
ーン調節弁が設けられている。ガン本体102には塗料
が導入される塗料室が設けられ、この塗料室には塗料カ
ップ106から塗料が導入される。塗料室には塗料吐出
口107が形成され、この塗料吐出口107はニードル
弁によって開閉させられる。
【0006】この塗料用スプレーガン100の引金10
4を引くと、エア弁が開きエア室にエアが導入され、エ
ア室に導入されたエアは噴霧用オリフィスから噴射され
る。一方、引金104を引くことによってニードル弁が
開き、塗料吐出口107から塗料が吐出され、この塗料
は噴霧用オリフィスから噴射されているエアによって霧
化され塗装面に吹き付けられる。
【0007】またパターン調節弁の開閉度合いを調節
し、パターン調節用オリフィスから噴射されるエアを調
節して、噴霧される塗料のパターン形状を調節する。パ
ターン調節弁を完全に閉じた状態では、噴霧される塗料
のパターン形状は略円形であり、パターン調節弁を開く
と塗料のパターン形状が楕円形もしくは長円形となり、
パターン調節弁を開くのにしたがって楕円形のパターン
形状の扁平度が増すようになる。
【0008】噴霧用オリフィスの上流と下流の絶対圧力
の比、すなわちH(噴霧用オリフィスからの噴射エア圧
力)/L(大気圧力)が臨界圧力比の1.893以上に
なると、噴霧用オリフィスから噴射されるエアの噴射速
度が音速になり、噴霧される塗料の飛散率が最大に近く
なる。このH/Lが1.893より小さければ、噴霧用
オリフィスから噴射されるエアの噴射速度が音速より低
くなり、噴霧される塗料の飛散率を小さくすることがで
きる。臨界圧力比を1.893より小さい値とするため
の一つの目安として、噴霧用オリフィスから噴射される
エアの圧力があり、この噴射エア圧力を69KPa以下
とすれば、噴霧される塗料の飛散率をかなり小さくする
ことができる。
【0009】そこで塗装用スプレーガン100では、パ
ターン調節弁を閉じた状態で、噴霧用オリフィスからの
噴射エア圧力が69KPaとなるように設定している。
噴霧用オリフィスからの噴射エア圧力が低すぎると塗料
を微細化できず、きれいな塗装を行うことができなくな
るので、パターン調節弁を開いた状態でも噴霧圧力を6
9KPaにより近い値に維持したまま塗装を行うのが理
想的である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら塗料用ス
プレーガン100では、パターン調節弁を閉じた状態
で、噴霧用オリフィスからの噴射エア圧力が69KPa
となるように設定した場合、パターン調節弁を開くと噴
霧用オリフィスからの噴射エア圧力が極端に低下して塗
料を微細化できなくなり、きれいな塗装面を形成するこ
とができなくなってしまう問題がある。
【0011】すなわちパターン調節弁を閉じた状態で、
噴霧される塗料の飛散を抑えることができる69PKa
程度の噴射エア圧力に設定すると、エア室入口における
エア圧力も決定されるが、上記したホースの長さや内
径、レギュレータの取付位置では、パターン調節弁を開
くと、エアの流量が増えることによって、接続ホース1
03内の圧力損失が増加し、その分エア室入口の圧力が
低下して、噴霧用オリフィスの噴射エア圧力が極端に低
下してきれいな塗装ができなくなってしまう問題があ
る。
【0012】なお接続ホース103(円管内)の圧力損
失は一般に、数1に示すダルシー・ワイスバッハの式に
よって表される。
【数1】
【0013】本発明は上記従来の問題点に着目してなさ
れたものであり、パターン調節弁を開閉しても、噴霧用
オリフィスからの噴射エア圧力が殆ど変化せず、常に充
分な噴霧用オリフィスの噴射エア圧力を維持することが
できる塗料用スプレーガンを提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ガン
本体と、前記ガン本体に形成され塗料が供給される塗料
室と、前記塗料室に供給された塗料を吐出する塗料吐出
口と、前記ガン本体に形成されホースを介してエアが供
給されるエア室と、前記エア室に連通しエアを放出して
前記塗料吐出口から吐出される塗料を霧化し噴射させる
ための噴霧用オリフィスと、前記エア室に連通し噴霧さ
れている塗料のパターン形状を調節するためのエアを放
出するパターン調節用オリフィスと、前記エア室から前
記パターン調節用オリフィスへ送られるエアを調節する
パターン調節弁とを有する塗料用スプレーガンにおい
て、前記噴霧用オリフィスと前記パターン調節用オリフ
ィスとを結ぶバイパスオリフィスを具備することを特徴
とする塗料用スプレーガンである。
【0015】請求項2の発明は、請求項1において、エ
ア室内面との間にエア通路となる隙間を開けて配置され
た減圧筒体と、前記エア通路となる隙間を密閉する密閉
部と、前記減圧筒体の内周面と外周面とに連通して形成
された減圧オリフィスとを具備し、前記減圧筒体を、前
記エア通路となる隙間が噴霧オリフィスに連通し、且つ
前記減圧筒体の内部が前記パターン調節オリフィスに連
通するように備え、しかもパターン調節弁と前記パター
ン調節弁を支持するシャフトを前記減圧筒体の内部に備
えて、前記シャフトと前記減圧筒体の内周面との隙間を
前記パターン調節オリフィスへ供給されるエアの減圧が
できる大きさに設定したことを特徴とする塗料用スプレ
ーガンである。
【0016】請求項3の発明は、請求項1において、エ
ア室内面との間にエア通路となる隙間を開けて配置され
た減圧筒体と、前記エア通路となる隙間を密閉する密閉
部と、前記減圧筒体の内周面と外周面とに連通して形成
された減圧オリフィスとを具備し、前記減圧筒体を、前
記エア通路となる隙間が噴霧オリフィスに連通し、且つ
前記減圧筒体の内部が前記パターン調節オリフィスに連
通するように備え、しかもパターン調節弁と前記パター
ン調節弁を支持するシャフトを前記減圧筒体の内部に備
えて、前記パターン調節オリフィスへ供給されるエアを
減圧するための減圧オリフィスを前記シャフトに設けた
ことを特徴とする塗料用スプレーガンである。
【0017】
【作用】請求項1、2、3の発明では、噴霧用オリフィ
スとパターン調節用オリフィスとを結ぶバイパスオリフ
ィスが設けられているので、パターン調節弁を閉じた状
態でも、エア室のエアは噴霧用オリフィスから噴射され
る他に、バイパスオリフィスを通りパターン調節用オリ
フィスから放出されることになる。
【0018】さらに請求項2の発明では、エアがエア室
から減圧オリフィスを通って減圧され、減圧筒体とエア
室内面とのエア通路となる隙間を通って噴霧オリフィス
へ供給される。またエアがエア室から減圧筒体の内部を
通り、シャフトと減圧筒体の内周面との隙間を通って減
圧され、パターン調節オリフィスへ供給される。
【0019】請求項3の発明では、エアがエア室から減
圧オリフィスを通って減圧され、減圧筒体とエア室内面
とのエア通路となる隙間を通って噴霧オリフィスへ供給
される。またエアがエア室から減圧筒体の内部を通り、
シャフトに設けられた減圧オリフィスを通って減圧さ
れ、パターン調節オリフィスへ供給される。
【0020】
【実施例】本発明の第1実施例を図面にしたがって説明
する。図1に本発明の第1実施例にかかる塗料用スプレ
ーガン1を示し、この塗料用スプレーガン1は図8に示
した従来例にかかる塗料用スプレーガン100と同様に
して使用される。したがって以下の説明において図8に
用いた符号を引用して説明することにする。
【0021】同図において符号3はガン本体を示し、こ
のガン本体3にはエア導入路5が形成されている。さら
にガン本体3には貫入穴7とエア室9が形成されてお
り、エア導入路5は貫入穴7とエア室9に連通してい
る。またガン本体3には塗料室11が形成され、この塗
料室11には塗料導入路13が連通している。ガン本体
3の先端部には塗料室11に連なる開口部15が形成さ
れている。開口部15の周囲にはエア通過穴17が形成
され、このエア通過穴17はエア室9に連通している。
ガン本体3の先端部外周面には雄ネジ19が形成されて
いる。
【0022】符号21は塗料ノズルを示し、この塗料ノ
ズル21のノズル本体23の前面には突出部25が形成
されている。突出部25の先端には塗料吐出穴27が形
成され、この塗料吐出穴27は後端の開口部28に連通
している。ノズル本体23の突出部25の周囲には12
個のエア通過穴29が形成され、このエア通過穴29は
ノズル本体23の前面から裏面へ連通している。またノ
ズル本体23の周面には3個のバイパスオリフィス31
が形成され、このバイパスオリフィス31は対応する位
置のエア通過穴29にそれぞれ連通している。ノズル本
体23の後端部には雄ネジ33が形成されている。ノズ
ル本体23はガン本体3の開口部15から塗料室11へ
挿入され、ノズル本体23の雄ネジ33が塗料室11の
内周面に形成された雌ネジに螺合されて、塗料ノズル2
1がガン本体3に取り付けられる。
【0023】符号35はキャップナットを示し、このキ
ャップナット35にはキャップスラストワッシャ37が
嵌められ、さらにエアキャップ39が回転自在に嵌めら
れている。キャップナット35にはキャップ止め輪41
が嵌め込まれて、キャップスラストワッシャ37とエア
キャップ39を抜け止めしている。キャップナット35
の内周面には雌ネジ43が形成されている。
【0024】エアキャップ39の中心には噴霧用オリフ
ィス45が形成され、この噴霧用オリフィス45を挾ん
で両側に噴霧用オリフィス47が形成されている。噴霧
用オリフィス45、47は噴霧エア室58に連通してい
る。さらにエアキャップ39の前面には、噴霧用オリフ
ィス45を挾んで対向する一対の凸部49が設けられて
いる。一対の凸部49にはパターン調節用オリフィス5
1、53がそれぞれ形成されている。パターン調節用オ
リフィス51、53はエアキャップ39に形成されたパ
ターンエア室55に連通している。
【0025】キャップナット35にキャップスラストワ
ッシャ37、エアキャップ39およびキャップ止め輪4
1が組み付けられてから、キャップナット35の雌ネジ
43がガン本体3の雄ネジ19に螺合され、キャップナ
ット35がガン本体3に取り付けられる。塗料吐出口2
7は噴霧用オリフィス45の中心部分に位置し、塗料吐
出口27と噴霧用オリフィス45の外周部分との間には
隙間が開いている。
【0026】符号57はエア弁パイプを示し、このエア
弁パイプ57は貫入穴7に貫入され、軸受59、61に
摺動自在に支持されている。エア弁パイプ57の途中部
分にはエア弁60が固定されている。符号63はパイプ
ホルダを示し、このパイプホルダ63は貫入穴7の後端
部にネジによって取り付けられている。パイプホルダ6
3の後端部には、ロックナット65が嵌められた塗料調
節ノブ67がネジによって取り付けられている。軸受5
9とエア弁60との間には、エア弁パイプ57に通され
たコイルスプリング69が介在している。このコイルス
プリング69の弾性力によってエア弁60は、閉じる方
向へ付勢され、さらに軸受59はパイプホルダ63に向
かって付勢されている。
【0027】符号71はニードル弁を示し、このニード
ル弁71の後端部にはボス73が形成されている。ニー
ドル弁71は、パイプホルダ63およびエア弁パイプ5
7に貫入されている。さらにニードル弁71は引金75
に取り付けられたパイプ受け77を貫き、塗料室11に
挿入されている。ニードル弁71の先端部は、ガン本体
3に取り付けられた塗料ノズル21の塗料吐出口27を
塞ぐように嵌合している。ニードル弁71の後端部には
コイルスプリング56が嵌められ、このコイルスプリン
グ56はニードル弁71のボス73と塗料調節ノブ67
との間に介在している。
【0028】符号81は減圧筒体を示し、この減圧筒体
81は筒部82と筒部82に一体に形成された密閉部8
3によって構成されている。密閉部83には雄ネジが形
成されている。減圧筒体81はエア室9に収容され、密
閉部83の雄ネジがエア室9の内周面に形成された雌ネ
ジに取り付けられて固定されている。また減圧筒体81
には2つの減圧オリフィス85が形成されている。
【0029】符号87はパターン調節ノブを示し、この
パターン調節ノブ87には雄ネジが形成されている。こ
のパターン調節ノブ87の雄ネジはシャフトホルダ89
の内周面に形成された雌ネジに取り付けられている。シ
ャフトホルダ89の先端部外周面には雄ネジが形成さ
れ、この雄ネジはエア室9の開口部周面に形成された雌
ネジに取り付けられている。
【0030】パターン調節ノブ87にはシャフト91が
設けられ、このシャフト91は減圧筒体81に挿入され
ている。シャフト91の先端部にはパターン調節弁93
が一体に形成されている。パターン調節弁93は、先端
にいくにしたがって径寸法が除々に小さくなる形状に形
成され、減圧筒体81の先端側開口部95に嵌合すると
先端側開口部95を塞ぐようになっている。シャフト9
1には大径部94が形成されており、この大径部94と
減圧筒体81の内周面との隙間は、この隙間を通るエア
を所定の圧力に減圧できる大きさに設定されている。
【0031】なおパターン調節オリフィス51、53
は、パターン調節弁93を開いたときに、パターン調節
オリフィス51、53内の圧力が、噴霧用オリフィス4
5、47内の圧力を超えないように設定されている。
【0032】この塗料用スプレーガン1では引金75を
引くと、エア弁パイプ57がパイプ受け77によって押
圧され、コイルスプリング69の弾性力に抗してA方向
へ摺動する。エア弁パイプ57がA方向へ摺動するとエ
ア弁60が開いて、エア導入路5に導入されているエア
がエア室9へ供給される。エア室9へ供給されたエアは
減圧筒体81の減圧オリフィス85を通過し所定の圧力
に減圧されて、減圧筒体81の筒部82との隙間97を
通り、さらに塗料ノズル21のエア通過穴29通過し
て、噴霧用オリフィス45、47から噴射される。
【0033】また引金75を引くとニードル弁71がA
方向へ駆動し、ニードル弁71が開く。ニードル弁71
が開くと、塗料導入路13から塗料室11へ供給された
塗料が、塗料吐出口27から吐出される。塗料吐出口2
7から吐出された塗料は、噴射用オリフィス45、47
から噴射されるエアによって霧化されて塗装面に吹き付
けられる。
【0034】次に噴霧される塗料のパターン形状を調節
するための塗料用スプレーガン1の操作および塗料用ス
プレーガン1の動作について説明する。パターン調節ノ
ブ87を回して、シャフト91とともにパターン調節弁
93をA方向へ駆動しパターン調節弁93を開き、減圧
筒体81の先端側開口部95を介して減圧筒体81内部
とエアキャップ39のパターンエア室55とを連通させ
る。減圧筒体81の内部とエアキャップ39のパターン
エア室55とを連通させると、エア室9のエアが、シャ
フト91の大径部94と減圧筒体81の内周面との隙間
を通って所定の圧力に減圧されて、さらに先端部開口部
95からパターンエア室55へ供給され、エアがパター
ン調節用オリフィス51、53から噴射される。このエ
アによって噴霧される塗料パターンの形状が楕円形もし
くは長円形に変形させられる。
【0035】上記したようにパターン調節ノブ87を回
し、パターン調節弁93を閉じた状態で、引金75を引
いて塗料の噴霧を行った場合には、エア室9のエアが先
端部開口部95からパターンエア室55へ供給されず
に、エア室9内のエアはエア通過穴29へのみ供給され
る状態となる。エア通過穴29へ供給されたエアの一部
はバイパスオリフィス31を通りパターンエア室55へ
抜けて、パターン調節用オリフィス51、53から外部
へ放出されている。
【0036】パターン調節弁93を閉じた状態では、パ
ターンエア室55のエア圧力が噴霧エア室58のエア圧
力より低くなるので、エアが噴霧エア室58からパター
ンエア室55へ流れる。エアが噴霧エア室58からパタ
ーンエア室55へ流れるので、パターン調節弁93を閉
じて、パターン調節弁93を開いたときよりも全体のエ
ア流量が減少し、エア室9の圧力が上昇しても、噴霧エ
ア室58のエア圧力は上昇しないことになる。
【0037】またパターン調節弁93を開くと、エア室
9のエア圧力は下がり、パターンエア室55のエア圧力
が上昇することになる、このためバイパスオリフィス3
1を通り、噴霧オリフィス45、47に連通するエア通
路29からパターンエア室55へ流れるエアが減少また
は停止することになる。よってパターン調節弁93を開
閉しても、噴霧オリフィス45、47の噴射エア圧力
が、極端に変化するのを防止することができる。
【0038】第1実施例にかかる塗料用スプレーガン1
を用いて表1に示す条件で、実験を行った。また比較例
としてバイパスオリフィス31を設けておらず、他の構
造は第1実施例にかかる塗料用スプレーガン1と同様の
塗料用スプレーガンを用いて表2に示す条件で実験を行
った。この実験の結果は表1に示すようにバイパスオリ
フィス31を設けた場合は、パターン調節弁93を全開
にしても噴霧オリフィス45、47からの噴射エア圧力
をほぼ69KPaに維持できたのに対し、バイパスオリ
フィスを設けない塗料用スプレーガンはパターン調節弁
93を全開にすると、噴霧オリフィスからの噴射エア圧
力が大きく低下して、きれいな塗装面を形成するのに必
要な噴射エア圧力を維持することができなかった。
【0039】また塗料用スプレーガン1では、噴霧オリ
フィス45、47から噴射されるエアを減圧オリフィス
85によって減圧し、パターン調節用オリフィス51、
53から噴射されるエアを、シャフト91の大径部94
とエア室9の内周面との隙間によって減圧しているの
で、エアを減圧するための機構を簡易なものとすること
ができる。
【0040】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更
などがあっても本発明に含まれる。例えば図6に示す第
2実施例のようにバイパスオリフィス123をパターン
エア室55と噴射用オリフィス45とを結ぶように形成
してもよい。またバイパスオリフィス31、123の大
きさ、数は適宜変更してもよい。なお上記実施例では、
塗料を塗料カップ106から塗料室11へ導入する構成
としているが、塗料を塗料タンクに接続したホースから
塗料室11へ導入する構成としてもよい。
【0041】上記実施例では、パターン調節用オリフィ
ス51、53から噴射されるエアを、シャフト91の大
径部94とエア室9の内周面との隙間によって減圧する
構成としているが、図7に示す第3実施例のようにシャ
フト191に減圧オリフィス193を形成して、この減
圧オリフィス193によってパターン調節用オリフィス
51、53から噴射されるエアを減圧する構成としても
よい。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、パターン
調節弁を開閉しても、噴霧用オリフィスからの噴射エア
圧力に殆ど変化がなく、常に充分な噴霧用オリフィスの
噴射エア圧力を維持することができるようになる。
【0043】請求項2の発明によれば、噴霧オリフィス
から噴射されるエアを減圧オリフィスによって減圧し、
パターン調節用オリフィスから噴射されるエアを、シャ
フトとエア室の内周面との隙間によって減圧しているの
で、エアを減圧するための機構を簡易なものとすること
ができるようになる。請求項3の発明によれば、噴霧オ
リフィスから噴射されるエアを減圧オリフィスによって
減圧し、パターン調節用オリフィスから噴射されるエア
を、前記パターン調節弁を支持するシャフトを減圧筒体
の内部に備えて、パターン調節オリフィスへ供給される
エアを減圧するための減圧オリフィスをシャフトに設け
たので、エアを減圧するための機構を簡易なものとする
ことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかる塗料用スプレーガ
ンの断面図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】本発明の第1実施例にかかる塗料用スプレーガ
ンの塗料噴霧部分の分解斜視図である。
【図4】本発明の第1実施例にかかる塗料用スプレーガ
ンの塗料ノズルの側面図である。
【図5】本発明の第1実施例にかかる塗料用スプレーガ
ンの塗料ノズルの正面図である。
【図6】本発明の第2実施例にかかる塗料用スプレーガ
ンの部分拡大断面図である。
【図7】本発明の第3実施例にかかる塗料用スプレーガ
ンの部分拡大断面図である。
【図8】塗料用スプレーガンと塗料用スプレーガンを作
動させるための装置の全体構成を示す図である。
【符号の説明】
1 塗料用スプレーガン 3 ガン本体 9 エア室 11 塗料室 31、123 バイパスオリフィス 45、47 噴霧用オリフィス 51、53 パターン調節用オリフィス 85 減圧オリフィス 91、191 シャフト 93 パターン調節弁 94 大径部 193 減圧オリフィス
【表1】
【表2】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガン本体と、前記ガン本体に形成され塗料
    が供給される塗料室と、前記塗料室に供給された塗料を
    吐出する塗料吐出口と、前記ガン本体に形成されホース
    を介してエアが供給されるエア室と、前記エア室に連通
    しエアを放出して前記塗料吐出口から吐出される塗料を
    霧化し噴射させるための噴霧用オリフィスと、前記エア
    室に連通し噴霧されている塗料のパターン形状を調節す
    るためのエアを放出するパターン調節用オリフィスと、
    前記エア室から前記パターン調節用オリフィスへ送られ
    るエアを調節するパターン調節弁とを有する塗料用スプ
    レーガンにおいて、前記噴霧用オリフィスと前記パター
    ン調節用オリフィスとを結ぶバイパスオリフィスを具備
    することを特徴とする塗料用スプレーガン。
  2. 【請求項2】請求項1において、エア室内面との間にエ
    ア通路となる隙間を開けて配置された減圧筒体と、前記
    エア通路となる隙間を密閉する密閉部と、前記減圧筒体
    の内周面と外周面とに連通して形成された減圧オリフィ
    スとを具備し、前記減圧筒体を、前記エア通路となる隙
    間が噴霧オリフィスに連通し、且つ前記減圧筒体の内部
    が前記パターン調節オリフィスに連通するように備え、
    しかもパターン調節弁と前記パターン調節弁を支持する
    シャフトを前記減圧筒体の内部に備えて、前記シャフト
    と前記減圧筒体の内周面との隙間を前記パターン調節オ
    リフィスへ供給されるエアの減圧ができる大きさに設定
    したことを特徴とする塗料用スプレーガン。
  3. 【請求項3】請求項1において、エア室内面との間にエ
    ア通路となる隙間を開けて配置された減圧筒体と、前記
    エア通路となる隙間を密閉する密閉部と、前記減圧筒体
    の内周面と外周面とに連通して形成された減圧オリフィ
    スとを具備し、前記減圧筒体を、前記エア通路となる隙
    間が噴霧オリフィスに連通し、且つ前記減圧筒体の内部
    が前記パターン調節オリフィスに連通するように備え、
    しかもパターン調節弁と前記パターン調節弁を支持する
    シャフトを前記減圧筒体の内部に備えて、前記パターン
    調節オリフィスへ供給されるエアを減圧するための減圧
    オリフィスを前記シャフトに設けたことを特徴とする塗
    料用スプレーガン。
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