JPH07214256A - 連続鋳造用ノズル - Google Patents
連続鋳造用ノズルInfo
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- JPH07214256A JPH07214256A JP6033224A JP3322494A JPH07214256A JP H07214256 A JPH07214256 A JP H07214256A JP 6033224 A JP6033224 A JP 6033224A JP 3322494 A JP3322494 A JP 3322494A JP H07214256 A JPH07214256 A JP H07214256A
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- Japan
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- refractory
- nozzle
- resistant
- corrosion
- graphite
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- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 連続鋳造用ロングノズルと浸漬ノズルの、溶
融金属のメニスカス部分と接する界面付近(スラグライ
ン部)に用いる耐火物の耐用性を向上させるノズル構造
に関する。耐スポール性と耐食性の相反する特性を同時
に満足する耐火物構造を提供し、耐用性を向上させた。 【構成】 高耐食性耐火物を高耐スポール性耐火物の内
部に埋設した三重構造耐火物とした。
融金属のメニスカス部分と接する界面付近(スラグライ
ン部)に用いる耐火物の耐用性を向上させるノズル構造
に関する。耐スポール性と耐食性の相反する特性を同時
に満足する耐火物構造を提供し、耐用性を向上させた。 【構成】 高耐食性耐火物を高耐スポール性耐火物の内
部に埋設した三重構造耐火物とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融金属の連続鋳造に
用いるロングノズル(取鍋からタンデッシュに溶融金属
を注入する時に用いるノズルである。)、および浸漬ノ
ズル(タンデッシュから鋳型に溶融金属を注入する時に
用いるノズルである。)が、溶融金属メニスカス部分と
接触する部分(スラグライン部)に用いるノズル耐火物
の耐用性を高めた連続鋳造用ノズルに関するものであ
る。
用いるロングノズル(取鍋からタンデッシュに溶融金属
を注入する時に用いるノズルである。)、および浸漬ノ
ズル(タンデッシュから鋳型に溶融金属を注入する時に
用いるノズルである。)が、溶融金属メニスカス部分と
接触する部分(スラグライン部)に用いるノズル耐火物
の耐用性を高めた連続鋳造用ノズルに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】高温の溶融金属やスラグと直接接触す
る、ロングノズル、および浸漬ノズルに用いる耐火物に
要求される品質特性は、優れた耐熱スポーリング性、及
び高い耐食性等である。これらのノズルは共に溶融金属
やスラグ内に浸漬して使用するが、特に、ノズルのスラ
グライン部に位置する耐火物は高温の流動溶融金属によ
るノズル内孔の溶損のみならず、ノズル外表面も溶融金
属表面に浮遊したスラグ中の化学的浸食性の強い酸化物
成分によって浸食を受ける。
る、ロングノズル、および浸漬ノズルに用いる耐火物に
要求される品質特性は、優れた耐熱スポーリング性、及
び高い耐食性等である。これらのノズルは共に溶融金属
やスラグ内に浸漬して使用するが、特に、ノズルのスラ
グライン部に位置する耐火物は高温の流動溶融金属によ
るノズル内孔の溶損のみならず、ノズル外表面も溶融金
属表面に浮遊したスラグ中の化学的浸食性の強い酸化物
成分によって浸食を受ける。
【0003】このようにノズルスラグライン部の耐火物
は内外部から同時に損傷が進み、ノズル全体の中でも最
も耐用性が低い部分である。そのため、他の部分が十分
使用できるにもかかわらず、スラグライン部の低耐用性
が原因でノズル全体を廃棄してきた。そのため、ノズル
スラグライン部については、他の部分より肉厚とする形
状が採用されてきたが充分な対策とはなっていなかっ
た。また、この部分には他の部分の材質よりも高耐食性
の材質を使用する等の試みも行われてきた。例えば、実
公昭55−32699号公報にはノズル本体をアルミナ
−黒鉛質耐火物で構成し、ノズルスラグライン部をアル
ミナ−黒鉛質耐火物より優れた耐スラグ耐食性を示すジ
ルコニア−黒鉛質耐火物で構成する事により、ノズルの
耐用性を高める提案がなされている。
は内外部から同時に損傷が進み、ノズル全体の中でも最
も耐用性が低い部分である。そのため、他の部分が十分
使用できるにもかかわらず、スラグライン部の低耐用性
が原因でノズル全体を廃棄してきた。そのため、ノズル
スラグライン部については、他の部分より肉厚とする形
状が採用されてきたが充分な対策とはなっていなかっ
た。また、この部分には他の部分の材質よりも高耐食性
の材質を使用する等の試みも行われてきた。例えば、実
公昭55−32699号公報にはノズル本体をアルミナ
−黒鉛質耐火物で構成し、ノズルスラグライン部をアル
ミナ−黒鉛質耐火物より優れた耐スラグ耐食性を示すジ
ルコニア−黒鉛質耐火物で構成する事により、ノズルの
耐用性を高める提案がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】耐火物の一般的な特徴
として、耐食性耐火物は耐スポーリング性が劣り、一
方、耐スポーリング性耐火物は耐食性が劣る傾向に有
る。ノズルスラグライン部に耐食性の耐火物を採用して
も、鋳造初期にノズル耐火物が高温の溶融金属と接触し
た時に急激に加熱され、発生する熱応力によってスポー
リングをおこし、割れに到る事がある。従って、連鋳用
ノズルのスラグライン部に用いられている耐火物には、
耐食性が強く要求されてはいるが、実際に使用される耐
火物は耐スポーリング性を有する耐火物に主眼を置いて
選定されてきた。
として、耐食性耐火物は耐スポーリング性が劣り、一
方、耐スポーリング性耐火物は耐食性が劣る傾向に有
る。ノズルスラグライン部に耐食性の耐火物を採用して
も、鋳造初期にノズル耐火物が高温の溶融金属と接触し
た時に急激に加熱され、発生する熱応力によってスポー
リングをおこし、割れに到る事がある。従って、連鋳用
ノズルのスラグライン部に用いられている耐火物には、
耐食性が強く要求されてはいるが、実際に使用される耐
火物は耐スポーリング性を有する耐火物に主眼を置いて
選定されてきた。
【0005】具体的には、カーボン源として鱗状黒鉛を
20〜30重量%程度含有した、アルミナ−黒鉛質耐火
物及びジルコニア−黒鉛質耐火物が主流となっている。
この程度の黒鉛含有量は、耐食性の維持という面では含
有量が高すぎ、充分とはいえない。このような材質をス
ラグライン部に使用したノズルは、スポーリングを回避
するために、ノズル使用前にガスバーナー等によって高
温に予熱後、使用することが一般的に行われてきた。し
かし、予熱温度は溶融金属温度と比較して低温であるた
め、スポーリング対策としても充分とはいえない問題が
あった。
20〜30重量%程度含有した、アルミナ−黒鉛質耐火
物及びジルコニア−黒鉛質耐火物が主流となっている。
この程度の黒鉛含有量は、耐食性の維持という面では含
有量が高すぎ、充分とはいえない。このような材質をス
ラグライン部に使用したノズルは、スポーリングを回避
するために、ノズル使用前にガスバーナー等によって高
温に予熱後、使用することが一般的に行われてきた。し
かし、予熱温度は溶融金属温度と比較して低温であるた
め、スポーリング対策としても充分とはいえない問題が
あった。
【0006】また、耐食性と耐スポーリング性の両特性
が優れた材質として、硼化ジルコニウム含有耐火物が一
般的に知られている。しかし、硼化ジルコニウムは極め
て高価な原料であること、加えて、ラバープレスにて成
形した材料を焼成後、所定の寸法を得るため、外周を切
削仕上げ加工する必要がある。このとき屑化される部分
が多いことから、硼化ジルコニウム含有耐火物をノズル
耐火物に多量に使用すると、ノズルの価格が非常に高く
なってしまう問題点があった。
が優れた材質として、硼化ジルコニウム含有耐火物が一
般的に知られている。しかし、硼化ジルコニウムは極め
て高価な原料であること、加えて、ラバープレスにて成
形した材料を焼成後、所定の寸法を得るため、外周を切
削仕上げ加工する必要がある。このとき屑化される部分
が多いことから、硼化ジルコニウム含有耐火物をノズル
耐火物に多量に使用すると、ノズルの価格が非常に高く
なってしまう問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような問
題点に鑑み、連続鋳造に用いるロングノズル、浸漬ノズ
ルのスラグライン部の耐火物に求められる耐食性と耐ス
ポーリング性の相反する特性を悪化させることなく、ま
た高価な原料を多量に使用することなく、スラグライン
部耐火物の耐用性を高めることを目的としている。
題点に鑑み、連続鋳造に用いるロングノズル、浸漬ノズ
ルのスラグライン部の耐火物に求められる耐食性と耐ス
ポーリング性の相反する特性を悪化させることなく、ま
た高価な原料を多量に使用することなく、スラグライン
部耐火物の耐用性を高めることを目的としている。
【0008】具体的にはスラグライン部の耐火物構造に
特色を有し、その技術的手段は連続鋳造用ノズルが溶融
金属メニスカス部分と接触する部分(スラグライン部)
の耐火物構造において、ノズル内外壁を耐スポール性耐
火物層とし、その中間部を耐食性耐火物層とした事を特
徴とする連続鋳造用ノズルにある。
特色を有し、その技術的手段は連続鋳造用ノズルが溶融
金属メニスカス部分と接触する部分(スラグライン部)
の耐火物構造において、ノズル内外壁を耐スポール性耐
火物層とし、その中間部を耐食性耐火物層とした事を特
徴とする連続鋳造用ノズルにある。
【0009】ここで、前記耐スポール性耐火物層を構成
する耐火物は、鱗状黒鉛を20−30重量%含むアルミ
ナ−黒鉛質耐火物あるいはジルコニア−黒鉛耐火物と
し、また、前記耐食性耐火物層を構成する耐火物は、同
一条件下で行う耐食性試験にて、前記耐スポール性耐火
物層を構成する耐火物の溶損指数を100とした場合、
80以下の溶損指数を示す事を特徴としている。
する耐火物は、鱗状黒鉛を20−30重量%含むアルミ
ナ−黒鉛質耐火物あるいはジルコニア−黒鉛耐火物と
し、また、前記耐食性耐火物層を構成する耐火物は、同
一条件下で行う耐食性試験にて、前記耐スポール性耐火
物層を構成する耐火物の溶損指数を100とした場合、
80以下の溶損指数を示す事を特徴としている。
【0010】耐食性耐火物層を構成する具体的耐火物
は、鱗状黒鉛を1−15重量%含む下記いずれかの耐火
物である。 アルミナ−黒鉛質耐火物 アルミナ−硼化ジルコニウム−黒鉛質耐火物 硼化ジルコニウム−黒鉛質耐火物 ジルコニア−黒鉛質耐火物 ジルコニア−硼化ジルコニウム−黒鉛質耐火物
は、鱗状黒鉛を1−15重量%含む下記いずれかの耐火
物である。 アルミナ−黒鉛質耐火物 アルミナ−硼化ジルコニウム−黒鉛質耐火物 硼化ジルコニウム−黒鉛質耐火物 ジルコニア−黒鉛質耐火物 ジルコニア−硼化ジルコニウム−黒鉛質耐火物
【0011】更に、ノズル内外壁の耐スポール性耐火物
層と中間部の耐食性耐火物層の厚み関係は、ノズル内孔
表面からノズル外表面に至る半径方向の厚みをTとし、
中間部の耐食性耐火物層の厚みをt1、ノズル外壁表面
側から中間部の耐食性耐火物層表面に至る耐スポール性
耐火物層の厚みをt2、ノズル内孔表面から中間部の耐
食性耐火物層表面に至る耐スポール性耐火物の厚みをt
3とした時に、下記(1)式の関係を満足する事が必要
である。
層と中間部の耐食性耐火物層の厚み関係は、ノズル内孔
表面からノズル外表面に至る半径方向の厚みをTとし、
中間部の耐食性耐火物層の厚みをt1、ノズル外壁表面
側から中間部の耐食性耐火物層表面に至る耐スポール性
耐火物層の厚みをt2、ノズル内孔表面から中間部の耐
食性耐火物層表面に至る耐スポール性耐火物の厚みをt
3とした時に、下記(1)式の関係を満足する事が必要
である。
【0012】
【0013】ここでスラグライン部とは、ノズルが溶融
金属と接するメニスカス部分から±50〜100mm程
度の範囲を指す事が一般的である。スラグイン部に埋設
させる耐食性耐火物と周囲の耐スポーリング性耐火物の
位置関係につき、t2およびt3を5mm以上とするの
は、高温の溶融金属と接する耐スポーリング性耐火物の
厚みが薄いと、スポーリングを防ぐことができず、表面
耐火物の亀裂や脱落が生じるからである。
金属と接するメニスカス部分から±50〜100mm程
度の範囲を指す事が一般的である。スラグイン部に埋設
させる耐食性耐火物と周囲の耐スポーリング性耐火物の
位置関係につき、t2およびt3を5mm以上とするの
は、高温の溶融金属と接する耐スポーリング性耐火物の
厚みが薄いと、スポーリングを防ぐことができず、表面
耐火物の亀裂や脱落が生じるからである。
【0014】通常、ロングノズルや浸漬ノズルのスラグ
ライン部耐火物に用いる耐スポーリング性耐火物の半径
方向の厚みTは30mm程度であり、埋設する耐食性耐
火物の厚みt1は20mm程度以下となる。しかし、t
1があまり充分な厚みを確保できない場合は、スラグラ
イン部における耐火物は耐スポーリング性耐火物が主体
となり、従来構造と大差が無くなるため、t1の下限は
3mmである。耐スポール性耐火物は、従来からスラグ
ライン部に用いられてきた鱗状黒鉛を20−30重量%
含むアルミナ−黒鉛質耐火物あるいはジルコニア−黒鉛
質耐火物である。
ライン部耐火物に用いる耐スポーリング性耐火物の半径
方向の厚みTは30mm程度であり、埋設する耐食性耐
火物の厚みt1は20mm程度以下となる。しかし、t
1があまり充分な厚みを確保できない場合は、スラグラ
イン部における耐火物は耐スポーリング性耐火物が主体
となり、従来構造と大差が無くなるため、t1の下限は
3mmである。耐スポール性耐火物は、従来からスラグ
ライン部に用いられてきた鱗状黒鉛を20−30重量%
含むアルミナ−黒鉛質耐火物あるいはジルコニア−黒鉛
質耐火物である。
【0015】また、埋設する耐食性耐火物は、耐スポー
ル性耐火物より耐食性が優れた特性を有する事が必要で
ある。耐食性の評価は一般的に行われている回転侵食試
験機等で行い、同一条件下での評価試験で、耐スポール
性耐火物と耐食性耐火物の溶損指数を比較する事が必要
である。耐スポール性耐火物の溶損指数を100とした
時の耐食性耐火物の溶損指数が、80以下を確保できれ
ば充分な耐食性向上効果が期待できる。
ル性耐火物より耐食性が優れた特性を有する事が必要で
ある。耐食性の評価は一般的に行われている回転侵食試
験機等で行い、同一条件下での評価試験で、耐スポール
性耐火物と耐食性耐火物の溶損指数を比較する事が必要
である。耐スポール性耐火物の溶損指数を100とした
時の耐食性耐火物の溶損指数が、80以下を確保できれ
ば充分な耐食性向上効果が期待できる。
【0016】このような耐火物構造の製造方法としては
いくつか考えられるが、例えば次のような方法がある。
高耐食性耐火物をあらかじめ所定の円筒形状に予備成形
しておき、これをスラグライン部を形成させる耐火物粉
末中に埋設しておき、粉末材料と予備成形材をラバープ
レスで成形し一体化する方法が有効である。あるいは、
ラバープレスで成形する際セパレーターにより異種材料
を区分して配置しておき、それを成形し一体化する方法
も可能である。
いくつか考えられるが、例えば次のような方法がある。
高耐食性耐火物をあらかじめ所定の円筒形状に予備成形
しておき、これをスラグライン部を形成させる耐火物粉
末中に埋設しておき、粉末材料と予備成形材をラバープ
レスで成形し一体化する方法が有効である。あるいは、
ラバープレスで成形する際セパレーターにより異種材料
を区分して配置しておき、それを成形し一体化する方法
も可能である。
【0017】
【作用】一般的に溶融金属鋳造用ノズルに用いる耐火物
のカーボン源としての黒鉛含有量は、前記のように20
〜30重量%程度であり、耐食性が低い。一方、最近の
研究によると、黒鉛量を15重量%から1重量%程度に
すると耐スポーリング性は低下するが、耐食性が著しく
向上することが判明した。1重量%以下にすると耐火物
の耐スポーリング性が著しく悪化するため、連続鋳造用
ノズルとして使用できない。
のカーボン源としての黒鉛含有量は、前記のように20
〜30重量%程度であり、耐食性が低い。一方、最近の
研究によると、黒鉛量を15重量%から1重量%程度に
すると耐スポーリング性は低下するが、耐食性が著しく
向上することが判明した。1重量%以下にすると耐火物
の耐スポーリング性が著しく悪化するため、連続鋳造用
ノズルとして使用できない。
【0018】そこで、このような低黒鉛量の耐火物をス
ラグライン部に使用し、耐食性向上効果を享受するため
にはスポーリングを受けにくい耐火物構造にする必要が
ある。また、焼成後に所定寸法を得るため、外周を切削
加工して仕上げる必要がある高耐食性耐火物について
も、厳密な寸法精度が不要な耐火物構造とすれば、表面
を仕上げる必要性は無い。
ラグライン部に使用し、耐食性向上効果を享受するため
にはスポーリングを受けにくい耐火物構造にする必要が
ある。また、焼成後に所定寸法を得るため、外周を切削
加工して仕上げる必要がある高耐食性耐火物について
も、厳密な寸法精度が不要な耐火物構造とすれば、表面
を仕上げる必要性は無い。
【0019】このような耐食性耐火物をノズルスラグラ
イン部に効果的に使用するため、本発明は前記のように
スラグライン部の耐火物構造を開発したものである。即
ち、本発明は効果的な耐火物構造として、図1に示すよ
うに耐食性耐火物層2を耐スポーリング性耐火物層1又
は3内に配置した、三重構造とする事を見いだしたもの
である。
イン部に効果的に使用するため、本発明は前記のように
スラグライン部の耐火物構造を開発したものである。即
ち、本発明は効果的な耐火物構造として、図1に示すよ
うに耐食性耐火物層2を耐スポーリング性耐火物層1又
は3内に配置した、三重構造とする事を見いだしたもの
である。
【0020】なお図1において、 T :ノズル内孔表面からノズル外表面に至る半径方向
の厚み、t1:中間部の耐食性耐火物層2の厚み、t
2:ノズル外壁表面側から中間部の耐食性耐火物層表面
に至る耐スポール性耐火層1又は3の厚み、t3:ノズ
ル内孔表面から中間部の耐食性耐火物層表面に至る耐ス
ポール性耐火物1又は3の厚み、である。
の厚み、t1:中間部の耐食性耐火物層2の厚み、t
2:ノズル外壁表面側から中間部の耐食性耐火物層表面
に至る耐スポール性耐火層1又は3の厚み、t3:ノズ
ル内孔表面から中間部の耐食性耐火物層表面に至る耐ス
ポール性耐火物1又は3の厚み、である。
【0021】このように配置された中間層の耐食性耐火
物層は、周囲の耐スポーリング性耐火物層を介して間接
的に緩やかに溶融金属から加熱されるため、熱応力が緩
和される。その結果、耐食性耐火物層の長耐用性を阻害
していた大きな理由の一つである、鋳造初期のスポーリ
ング問題は防止できる。連続鋳造用ノズルは一旦使用を
開始すると、その寿命まで使い続けるため、予熱時や鋳
造初期のスポーリングを回避できれば、その後の使用状
態においてスポーリングの問題が発生する事は無い。
物層は、周囲の耐スポーリング性耐火物層を介して間接
的に緩やかに溶融金属から加熱されるため、熱応力が緩
和される。その結果、耐食性耐火物層の長耐用性を阻害
していた大きな理由の一つである、鋳造初期のスポーリ
ング問題は防止できる。連続鋳造用ノズルは一旦使用を
開始すると、その寿命まで使い続けるため、予熱時や鋳
造初期のスポーリングを回避できれば、その後の使用状
態においてスポーリングの問題が発生する事は無い。
【0022】さらに使用時間の経過とともに、スラグラ
イン部の表面を覆った耐スポーリング性耐火物層は溶損
が進行し、内部に配置された耐食性耐火物層が露出す
る。この耐食性耐火物層は溶融金属やスラグと直接接触
しても、本来この耐火物が持つ耐食性が働き、溶融金属
やスラグによる侵食を強力に抑制する。従って、このよ
うな耐火物構造を鋳造用ノズルのスラグライン部に採用
する事により、スポーリングによる割れ問題と溶融金属
やスラグによる耐食問題を同時に且つ効率的に解決でき
る。
イン部の表面を覆った耐スポーリング性耐火物層は溶損
が進行し、内部に配置された耐食性耐火物層が露出す
る。この耐食性耐火物層は溶融金属やスラグと直接接触
しても、本来この耐火物が持つ耐食性が働き、溶融金属
やスラグによる侵食を強力に抑制する。従って、このよ
うな耐火物構造を鋳造用ノズルのスラグライン部に採用
する事により、スポーリングによる割れ問題と溶融金属
やスラグによる耐食問題を同時に且つ効率的に解決でき
る。
【0023】
【実施例】以下に本発明を適用した構造の連続鋳造用ノ
ズルの実施例を、従来構造ノズルの例と比較しながら具
体的に説明する。実施例に使用した溶融金属は、代表的
な溶融金属である溶鋼を用いた。これらのノズルを、実
際に溶鋼を使用して鋼を製造する連鋳工程に適用し、耐
用性(ノズル耐用ch数)を比較した。また、用いたノ
ズルの半径方向の厚みTは全て30mmとした。
ズルの実施例を、従来構造ノズルの例と比較しながら具
体的に説明する。実施例に使用した溶融金属は、代表的
な溶融金属である溶鋼を用いた。これらのノズルを、実
際に溶鋼を使用して鋼を製造する連鋳工程に適用し、耐
用性(ノズル耐用ch数)を比較した。また、用いたノ
ズルの半径方向の厚みTは全て30mmとした。
【0024】表1から表4に、ロングノズルに適用した
本発明の実施例と比較例を示す。表1、表2に実施例に
用いた耐スポール性耐火物と耐食性耐火物の成分、及び
回転侵食試験結果を示す。ここで、回転侵食試験は次の
要領で行った。〔高周波炉内の坩堝に20×20×15
0mmのテストピースをモルタルにより取り付け、溶融
した鋼を坩堝に入れ、ハイアルミナ煉瓦で作成した攪拌
羽根により溶鋼を50rpmで攪拌し、1580℃で2
時間保持した後テストピースの溶損量(mm)を測定し
た。その後、耐スポール性材質の溶損量を100として
指数化し、各材質の耐食性を評価した。〕
本発明の実施例と比較例を示す。表1、表2に実施例に
用いた耐スポール性耐火物と耐食性耐火物の成分、及び
回転侵食試験結果を示す。ここで、回転侵食試験は次の
要領で行った。〔高周波炉内の坩堝に20×20×15
0mmのテストピースをモルタルにより取り付け、溶融
した鋼を坩堝に入れ、ハイアルミナ煉瓦で作成した攪拌
羽根により溶鋼を50rpmで攪拌し、1580℃で2
時間保持した後テストピースの溶損量(mm)を測定し
た。その後、耐スポール性材質の溶損量を100として
指数化し、各材質の耐食性を評価した。〕
【0025】この回転侵食試験に用いた耐スポール性耐
火物は表1に示すように、従来構造ノズルのスラグライ
ン部に使用しているアルミナ−黒鉛質耐火物(鱗状黒
鉛:25重量%、アルミナ;75重量%)を用いた。
火物は表1に示すように、従来構造ノズルのスラグライ
ン部に使用しているアルミナ−黒鉛質耐火物(鱗状黒
鉛:25重量%、アルミナ;75重量%)を用いた。
【0026】埋設する耐食性耐火物は表2に示すよう
に、成分毎に9種類の例を挙げたが、基本系は次の3種
類である。 ・アルミナ−黒鉛質耐火物:(1)、(2)、(3)、
(4)、(8)、(9) ・アルミナ−硼化ジルコニウム−黒鉛質耐火物:(5) ・硼化ジルコニウム−黒鉛質耐火物:(6)、(7) ここで、(1)から(7)までの材質は本発明の範囲内
の配合であるが、(8)、(9)の材質は範囲外の配合
である。
に、成分毎に9種類の例を挙げたが、基本系は次の3種
類である。 ・アルミナ−黒鉛質耐火物:(1)、(2)、(3)、
(4)、(8)、(9) ・アルミナ−硼化ジルコニウム−黒鉛質耐火物:(5) ・硼化ジルコニウム−黒鉛質耐火物:(6)、(7) ここで、(1)から(7)までの材質は本発明の範囲内
の配合であるが、(8)、(9)の材質は範囲外の配合
である。
【0027】また、図2に本発明の実施例と比較例のロ
ングノズル断面イメージ図を示し、図3に従来例のロン
グノズル断面イメージ図を示す。なお、図2、図3にお
いて、1は高耐熱スポーリング性材質、2は高耐食性材
質(埋設材)である。
ングノズル断面イメージ図を示し、図3に従来例のロン
グノズル断面イメージ図を示す。なお、図2、図3にお
いて、1は高耐熱スポーリング性材質、2は高耐食性材
質(埋設材)である。
【0028】表3には本発明例の実施データーを示し、
耐食性耐火物と耐スポール性耐火物の組み合わせ内容、
各耐火物の厚みt1、t2、t3、及び得られた耐用c
h数を示した。
耐食性耐火物と耐スポール性耐火物の組み合わせ内容、
各耐火物の厚みt1、t2、t3、及び得られた耐用c
h数を示した。
【0029】表4には比較例と従来例の実施データーを
表3と同様に示した。従来材を用いたノズルの耐用ch
数は表4に示すSのように17chであった。表3に示
す本発明例A−Hは、耐食性耐火物としてアルミナ−黒
鉛質耐火物を用いた本発明の実施例である。本発明の耐
用ch数はいずれも従来例の17chよりも高く、21
ch以上であった。
表3と同様に示した。従来材を用いたノズルの耐用ch
数は表4に示すSのように17chであった。表3に示
す本発明例A−Hは、耐食性耐火物としてアルミナ−黒
鉛質耐火物を用いた本発明の実施例である。本発明の耐
用ch数はいずれも従来例の17chよりも高く、21
ch以上であった。
【0030】例A−Cは埋設する耐食性耐火物の黒鉛分
を同一とし、厚みt1を順次薄くしていき、周囲を包囲
する耐スポール性耐火物の厚みt2、t3を厚くしてい
った例である。
を同一とし、厚みt1を順次薄くしていき、周囲を包囲
する耐スポール性耐火物の厚みt2、t3を厚くしてい
った例である。
【0031】これらのデーターから、鋳造初期のスポー
ル問題を表層の耐スポール性耐火物で回避すれば、内部
に埋設した耐食性耐火物でその後の溶損を低減する事が
でき、耐用ch数(ノズル寿命)が延びる事が判る。
ル問題を表層の耐スポール性耐火物で回避すれば、内部
に埋設した耐食性耐火物でその後の溶損を低減する事が
でき、耐用ch数(ノズル寿命)が延びる事が判る。
【0032】例Dは、内部に埋設した耐食性耐火物の条
件(黒鉛分、厚みt1)は例Bと同一であるが、特に溶
損が激しいノズル内孔側の耐スポール性耐火物厚みt3
を薄くし、ノズル外側より早期に内部の耐食性耐火物が
露出するようにしたものであり、例Bよりも高い耐用c
h数が得られた。
件(黒鉛分、厚みt1)は例Bと同一であるが、特に溶
損が激しいノズル内孔側の耐スポール性耐火物厚みt3
を薄くし、ノズル外側より早期に内部の耐食性耐火物が
露出するようにしたものであり、例Bよりも高い耐用c
h数が得られた。
【0033】例A、E、G、H及び、例C、Fはそれぞ
れ各耐火物の厚み条件t1、t2、t3を同一としてい
るが、耐食性耐火物の黒鉛分を変化させていった例であ
り、黒鉛分が低い分だけ耐食性が向上し、耐用ch数が
延びる事が判る。
れ各耐火物の厚み条件t1、t2、t3を同一としてい
るが、耐食性耐火物の黒鉛分を変化させていった例であ
り、黒鉛分が低い分だけ耐食性が向上し、耐用ch数が
延びる事が判る。
【0034】例I−Kは耐食性耐火物としてアルミナ−
硼化ジルコニウム−黒鉛質、硼化ジルコニウム−黒鉛質
耐火物を用いた本発明の実施例である。各耐火物の厚み
t1、t2、t3は例A、E、G、Hと同様であるが、
耐食性耐火物の配合が異なるため、表2に示すように侵
食試験の結果が優れており、耐用ch数は例A、E、
G、Hより高い値を示す。
硼化ジルコニウム−黒鉛質、硼化ジルコニウム−黒鉛質
耐火物を用いた本発明の実施例である。各耐火物の厚み
t1、t2、t3は例A、E、G、Hと同様であるが、
耐食性耐火物の配合が異なるため、表2に示すように侵
食試験の結果が優れており、耐用ch数は例A、E、
G、Hより高い値を示す。
【0035】表4に示す比較例L−Rは、耐食性耐火物
としてアルミナ−黒鉛質耐火物を用いた本発明の比較例
である。
としてアルミナ−黒鉛質耐火物を用いた本発明の比較例
である。
【0036】比較例L、Nは埋設する耐食性耐火物の厚
みt1が厚すぎ、表層の耐スポール性耐火物の厚みt
2、t3が下限値5mm以下であるため、鋳造初期のス
ポーリング問題が発生し、極めて短い耐用ch数であっ
た。
みt1が厚すぎ、表層の耐スポール性耐火物の厚みt
2、t3が下限値5mm以下であるため、鋳造初期のス
ポーリング問題が発生し、極めて短い耐用ch数であっ
た。
【0037】また、比較例M、Oは埋設する耐食性耐火
物の厚みt1が薄すぎ、下限値3mm以下であるため三
重構造ではあるが、実際の構造は耐スポール性材がスラ
グライン部の殆どを占めるため、従来材と大差が無くな
ってしまい、耐用ch数も従来材並であった。
物の厚みt1が薄すぎ、下限値3mm以下であるため三
重構造ではあるが、実際の構造は耐スポール性材がスラ
グライン部の殆どを占めるため、従来材と大差が無くな
ってしまい、耐用ch数も従来材並であった。
【0038】比較例P、Qは黒鉛分の比率が発明の上限
範囲を越え、従来耐スポール性耐火物と同等の黒鉛分と
なっているため、耐用性ch数は従来材並であった。比
較例Rは黒鉛分の比率が発明の下限範囲を越え、耐食性
耐火物の耐スポール性が著しく低下しているため、僅か
1chの寿命であった。
範囲を越え、従来耐スポール性耐火物と同等の黒鉛分と
なっているため、耐用性ch数は従来材並であった。比
較例Rは黒鉛分の比率が発明の下限範囲を越え、耐食性
耐火物の耐スポール性が著しく低下しているため、僅か
1chの寿命であった。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】
【0042】
【表4】
【0043】次に浸漬ノズルの実施例について説明す
る。表5から表8に、浸漬ノズルに適用した本発明の実
施例と比較例を示す。
る。表5から表8に、浸漬ノズルに適用した本発明の実
施例と比較例を示す。
【0044】また、図4に本発明の実施例と比較例の浸
漬ノズル断面イメージ図を示し、図5に従来例の浸漬ノ
ズル断面イメージ図を示す。なお、図4、図5におい
て、1は高耐熱スポーリング性材質、2は高耐食性材質
(埋設材)、3は高耐熱スポーリング性材質(浸漬ノズ
ルスラグライン用)である。
漬ノズル断面イメージ図を示し、図5に従来例の浸漬ノ
ズル断面イメージ図を示す。なお、図4、図5におい
て、1は高耐熱スポーリング性材質、2は高耐食性材質
(埋設材)、3は高耐熱スポーリング性材質(浸漬ノズ
ルスラグライン用)である。
【0045】表5、表6に実施例に用いた耐スポール性
耐火物と耐食性耐火物の成分、及び回転侵食試験結果を
示す。回転侵食試験は前記の要領で行った。回転侵食試
験に用いた耐スポーマ性耐火物は、表5に示すように、
従来構造ノズルのスラグライン部に使用している、ジル
コニア−黒鉛質耐火物(鱗状黒鉛:25重量%、ジルコ
ニア:75重量%)を用いた。
耐火物と耐食性耐火物の成分、及び回転侵食試験結果を
示す。回転侵食試験は前記の要領で行った。回転侵食試
験に用いた耐スポーマ性耐火物は、表5に示すように、
従来構造ノズルのスラグライン部に使用している、ジル
コニア−黒鉛質耐火物(鱗状黒鉛:25重量%、ジルコ
ニア:75重量%)を用いた。
【0046】埋設する耐食性耐火物は表6に示すよう
に、成分毎に9種類の例を挙げたが、基本系は次の3種
類である。なお、表6は表2に示したロングノズルに用
いた配合を基本としており、アルミナ成分をジルコニア
成分に置き換えた内容とした。 ・ジルコニア−黒鉛質耐火物:(1)、(2)、
(3)、(4)、(8)、(9) ・ジルコニア−硼化ジルコニウム−黒鉛質耐火物:
(5) ・硼化ジルコニウム−黒鉛質耐火物:(6)、(7)
に、成分毎に9種類の例を挙げたが、基本系は次の3種
類である。なお、表6は表2に示したロングノズルに用
いた配合を基本としており、アルミナ成分をジルコニア
成分に置き換えた内容とした。 ・ジルコニア−黒鉛質耐火物:(1)、(2)、
(3)、(4)、(8)、(9) ・ジルコニア−硼化ジルコニウム−黒鉛質耐火物:
(5) ・硼化ジルコニウム−黒鉛質耐火物:(6)、(7)
【0047】表7には本発明例の実施データーを示し、
耐食性耐火物と耐スポール性耐火物の組み合わせ内容、
各耐火物の厚みt1、t2、t3、及び得られた耐用c
h数を示した。表8には比較例と従来例の実施データー
を表7と同様に示した。なお、表7、表8に示す各条件
は、ロングノズルの評価に用いた条件と同様とした。表
7、表8から判るように浸漬ノズルについても、ロング
ノズルと同様に本発明を適用したノズルは、従来ノズル
に比較して高い耐用性を示した。
耐食性耐火物と耐スポール性耐火物の組み合わせ内容、
各耐火物の厚みt1、t2、t3、及び得られた耐用c
h数を示した。表8には比較例と従来例の実施データー
を表7と同様に示した。なお、表7、表8に示す各条件
は、ロングノズルの評価に用いた条件と同様とした。表
7、表8から判るように浸漬ノズルについても、ロング
ノズルと同様に本発明を適用したノズルは、従来ノズル
に比較して高い耐用性を示した。
【0048】
【表5】
【0049】
【表6】
【0050】
【表7】
【0051】
【表8】
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、ノズルスラグライン部
の耐火物の耐食性及び耐スポール性が改善され、ノズル
の耐用性を大きく向上させることができる。また、切削
加工が必要な高耐食性材質の成形後仕上げ切削加工を省
く事ができ、高価な材料を屑化する事がないので経済的
に使用できる。さらに従来使用できなかった耐熱スポー
リング性の悪い材質でも、スラグライン部全体の耐熱ス
ポーリング性を悪くすることなく使用でき、材料選択の
巾が広がった。
の耐火物の耐食性及び耐スポール性が改善され、ノズル
の耐用性を大きく向上させることができる。また、切削
加工が必要な高耐食性材質の成形後仕上げ切削加工を省
く事ができ、高価な材料を屑化する事がないので経済的
に使用できる。さらに従来使用できなかった耐熱スポー
リング性の悪い材質でも、スラグライン部全体の耐熱ス
ポーリング性を悪くすることなく使用でき、材料選択の
巾が広がった。
【図1】(イ)本発明を適用したノズルのスラグライン
部Aの断面図である。 (ロ)本発明を適用したノズルのスラグライン部AのX
−X′断面図である。
部Aの断面図である。 (ロ)本発明を適用したノズルのスラグライン部AのX
−X′断面図である。
【図2】本発明の実施例に係わるロングノズルの縦断面
図である。
図である。
【図3】従来のロングノズルの縦断面図である。
【図4】本発明の実施例に係わる浸漬ノズルの縦断面図
である。
である。
【図5】従来の浸漬ノズルの縦断面図である。
1 高耐熱スポーリング性材質 2 高耐食性材質(埋設材) 3 高耐熱スポーリング性材質(浸漬ノズルスラグラ
イン用)
イン用)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B22D 41/54 C04B 35/00 (72)発明者 花桐 誠司 大分県大分市大字西ノ洲1番地 新日本製 鐵株式会社大分製鐵所内 (72)発明者 平岩 義隆 福岡県北九州市八幡西区東浜町1−1 黒 崎窯業株式会社内 (72)発明者 緒方 浩二 福岡県北九州市八幡西区東浜町1−1 黒 崎窯業株式会社内 (72)発明者 横山 洋一 兵庫県高砂市荒井町新浜1−3−1 ハリ マセラミック株式会社内 (72)発明者 西川 正美 兵庫県高砂市荒井町新浜1−3−1 ハリ マセラミック株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 連続鋳造用ノズルが溶融金属メニスカス
部分と接触する部分の耐火物構造において、ノズル内外
壁を耐スポール性耐火物層とし、その中間部を耐食性耐
火物層とした事を特徴とする連続鋳造用ノズル。 - 【請求項2】 前記耐スポール性耐火物層を構成する耐
火物は、鱗状黒鉛を20−30重量%含むアルミナ−黒
鉛質耐火物あるいはジルコニア−黒鉛耐火物とし、ま
た、前記耐食性耐火物層を構成する耐火物は、同一条件
下で行う耐食性試験にて、前記耐スポール性耐火物層を
構成する耐火物の溶損指数を100とした場合、80以
下の溶損指数を示す事を特徴とする請求項1に記載の連
続鋳造用ノズル。 - 【請求項3】 前記耐食性耐火物層を構成する耐火物
は、鱗状黒鉛を1−15重量%含む下記いずれかの耐火
物である事を特徴とする請求項1又は2に記載の連続鋳
造用ノズル。 アルミナ−黒鉛質耐火物 アルミナ−硼化ジルコニウム−黒鉛質耐火物 硼化ジルコニウム−黒鉛質耐火物 ジルコニア−黒鉛質耐火物 ジルコニア−硼化ジルコニウム−黒鉛質耐火物 - 【請求項4】 前記ノズル内外壁の耐スポール性耐火物
層と中間部の耐食性耐火物層の厚み関係は、ノズル内孔
表面からノズル外表面に至る半径方向の厚みをTとし、
中間部の耐食性耐火物層の厚みをt1、ノズル外壁表面
側から中間部の耐食性耐火物層表面に至る耐スポール性
耐火物の厚みをt2、ノズル内孔表面から中間部の耐食
性耐火物層表面に至る耐スポール性耐火物の厚みをt3
とした時に、下記(1)式の関係を満足するようにした
事を特徴とする、請求項1乃至3項の何れか1項に記載
の連続鋳造用ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6033224A JPH07214256A (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | 連続鋳造用ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6033224A JPH07214256A (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | 連続鋳造用ノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07214256A true JPH07214256A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=12380488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6033224A Withdrawn JPH07214256A (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | 連続鋳造用ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07214256A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000021702A1 (en) * | 1998-10-14 | 2000-04-20 | Vesuvius Crucible Company | Immersed pour tube having an erosion-resistant sleeve and method of manufacturing the same |
| CN108394144A (zh) * | 2018-05-02 | 2018-08-14 | 陈舟 | 一种耐高温、低热桥不锈钢基复合膜 |
-
1994
- 1994-02-07 JP JP6033224A patent/JPH07214256A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000021702A1 (en) * | 1998-10-14 | 2000-04-20 | Vesuvius Crucible Company | Immersed pour tube having an erosion-resistant sleeve and method of manufacturing the same |
| CN108394144A (zh) * | 2018-05-02 | 2018-08-14 | 陈舟 | 一种耐高温、低热桥不锈钢基复合膜 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010508 |