JPH07214257A - 連続鋳造用注湯装置 - Google Patents
連続鋳造用注湯装置Info
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- JPH07214257A JPH07214257A JP1034994A JP1034994A JPH07214257A JP H07214257 A JPH07214257 A JP H07214257A JP 1034994 A JP1034994 A JP 1034994A JP 1034994 A JP1034994 A JP 1034994A JP H07214257 A JPH07214257 A JP H07214257A
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- flow
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 浸漬ノズル近傍に生じる溶鋼流の停滞を効果
的に抑制することにより、鋳片品質の劣化を招く鋳造欠
陥をなくすのに有効な、連続鋳造用注湯装置を開発し提
案すること。 【構成】 浸漬ノズルと、湯面を含む前記吐出口の上部
域に鋳型長辺壁と平行に配設される一対の制流板とを設
けてなる注湯装置において、上記浸漬ノズルに対し、そ
のノズルを挟む鋳型長辺壁と平行な両側にそれぞれ5〜
60mmの間隔をおいて直列に配設される一対の制流板を、
タンディッシュの下部に取り付けた制流板保持枠を介し
て懸垂すると共に、この制流板は鋳型上部に固定した姿
勢制御用ガイドを介して振れ止め可能に支持する構成。
的に抑制することにより、鋳片品質の劣化を招く鋳造欠
陥をなくすのに有効な、連続鋳造用注湯装置を開発し提
案すること。 【構成】 浸漬ノズルと、湯面を含む前記吐出口の上部
域に鋳型長辺壁と平行に配設される一対の制流板とを設
けてなる注湯装置において、上記浸漬ノズルに対し、そ
のノズルを挟む鋳型長辺壁と平行な両側にそれぞれ5〜
60mmの間隔をおいて直列に配設される一対の制流板を、
タンディッシュの下部に取り付けた制流板保持枠を介し
て懸垂すると共に、この制流板は鋳型上部に固定した姿
勢制御用ガイドを介して振れ止め可能に支持する構成。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タンディッシュ内溶
鋼を鋳型中に注入する際に用いる連続鋳造用注湯装置に
関するものである。
鋼を鋳型中に注入する際に用いる連続鋳造用注湯装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼の連続鋳造において、鋳型内へ
の溶鋼の注入は、タンディッシュ底部の溶鋼流出口の部
分に浸漬ノズルを取り付け、この浸漬ノズルの下部を鋳
型内溶鋼中に浸漬させた状態として、この浸漬ノズル下
部に設けた2個の吐出口から鋳型内に吐出させることに
よって行っている。
の溶鋼の注入は、タンディッシュ底部の溶鋼流出口の部
分に浸漬ノズルを取り付け、この浸漬ノズルの下部を鋳
型内溶鋼中に浸漬させた状態として、この浸漬ノズル下
部に設けた2個の吐出口から鋳型内に吐出させることに
よって行っている。
【0003】ところで、既知の一般的な2孔式浸漬ノズ
ルの場合、図1(a)に示すように、吐出口2,2′か
ら流出した溶鋼5は、その一部は矢印8aに示すように、
壁面に沿って下向きの下降流となり、残部は矢印8bで示
すように、上昇して溶鋼表面流となる。通常、溶鋼中の
介在物は前記上昇流に乗って浮上し、そして浮上したこ
の介在物は溶鋼表面に浮遊している溶融パウダー3に吸
着され、このことによって介在物は溶鋼から除去され
る。なお、溶融パウダー3は、鋳型4の内壁面と凝固シ
ェル6外面との間に流れ込み、これらの円滑な潤滑作用
を保障する。
ルの場合、図1(a)に示すように、吐出口2,2′か
ら流出した溶鋼5は、その一部は矢印8aに示すように、
壁面に沿って下向きの下降流となり、残部は矢印8bで示
すように、上昇して溶鋼表面流となる。通常、溶鋼中の
介在物は前記上昇流に乗って浮上し、そして浮上したこ
の介在物は溶鋼表面に浮遊している溶融パウダー3に吸
着され、このことによって介在物は溶鋼から除去され
る。なお、溶融パウダー3は、鋳型4の内壁面と凝固シ
ェル6外面との間に流れ込み、これらの円滑な潤滑作用
を保障する。
【0004】さて、タンディッシュから浸漬ノズル1を
通じて鋳型4内へ注入される溶鋼流は、基本的には上述
した下降流8a、上昇流(溶鋼表面流)8bとなるが、とく
に鋳型壁面に衝突して反転した溶鋼表面流8bについて
は、湯面に沿って鋳型短辺側から浸漬ノズル1方向へ向
う流れとなる。そのために、この流れは浸漬ノズル1近
傍において、他の溶鋼流と互いに出会って衝突し、ここ
に図1(b)に示すような停滞領域9を形成する現象が
見られた。
通じて鋳型4内へ注入される溶鋼流は、基本的には上述
した下降流8a、上昇流(溶鋼表面流)8bとなるが、とく
に鋳型壁面に衝突して反転した溶鋼表面流8bについて
は、湯面に沿って鋳型短辺側から浸漬ノズル1方向へ向
う流れとなる。そのために、この流れは浸漬ノズル1近
傍において、他の溶鋼流と互いに出会って衝突し、ここ
に図1(b)に示すような停滞領域9を形成する現象が
見られた。
【0005】このような前記溶鋼表面流8bの停滞が起こ
った場合、湯面に浮遊している溶融パウダー3への熱供
給が不十分となり、粉末パウダーの溶融が阻害される。
その結果として、パウダー消費量が低下し、ひいては潤
滑作用の不足のみならず、パウダーに吸着して鋳型外へ
排出されるべき介在物量も低下する。すなわち、溶鋼反
転流動の停滞領域9部に介在物が集積し、しかも排出さ
れないでそのまま残るために、この部分で発生する初期
凝固シェル中に気泡及び介在物をトラップして鋳片表面
欠陥を生じることになる。
った場合、湯面に浮遊している溶融パウダー3への熱供
給が不十分となり、粉末パウダーの溶融が阻害される。
その結果として、パウダー消費量が低下し、ひいては潤
滑作用の不足のみならず、パウダーに吸着して鋳型外へ
排出されるべき介在物量も低下する。すなわち、溶鋼反
転流動の停滞領域9部に介在物が集積し、しかも排出さ
れないでそのまま残るために、この部分で発生する初期
凝固シェル中に気泡及び介在物をトラップして鋳片表面
欠陥を生じることになる。
【0006】このような問題を解決するために、以下に
述べるような幾つかの従来技術が提案されている。 浸漬ノズル内にアルゴンガスを吹き込むことによ
り、鋳型内に吐出させる溶鋼の流速を加速させ、これに
よって上述した溶鋼流の停滞を解消する方法が考えられ
た。しかしながら、この技術の場合、湯面が波立ってパ
ウダーを巻き込むおそれがあり、かえって鋳造欠陥の増
加を招いた。加えて、この方法の場合、初期凝固シェル
が壊れやすく鋳型下部及び2次冷却帯で溶鋼凝固を行わ
ねばならないため、流量増加に限界があるという欠点が
あった。 鋳型に電磁コイルを取付けて鋳型溶鋼に磁界を発生
させ、そのローレンツ力により溶鋼を撹拌させる電磁撹
拌技術を利用する方法が提案されている。しかしなが
ら、この方法の場合は、設備費が極めて高いという欠点
があった。(特開昭63-33157号公報) 特開昭 63-235050号公報では、浸漬ノズル本体の外
側に制流板を取付け、湯面にこの制流板に沿う旋回流を
形成させる方法を提案している。しかしながら、この従
来技術の場合は、溶鋼吐出口が鋳型長辺壁と平行となる
向きに開孔させているために、浸漬ノズル近傍に発生す
る溶鋼流の衝突を完全に回避するまでに至らず、効果が
少ないという欠点があった。 特開平5−14685 号公報では、上記技術が抱えて
いる問題点を克服する方法として、「連続鋳造鋳型内溶
鋼中に浸漬され、その下部の浸漬部分に当たる個所に2
個の吐出口を具えてなる浸漬ノズルにおいて、湯面を含
む前記吐出口の上部に配設される一対の制流板を、ノズ
ル本体の外側面からそれぞれ短辺壁に向けて鋳型長辺壁
と平行に突設し、かつ前記各吐出口を制流板に対して 5
°〜60°の方向に向けて開孔したことを特徴とする浸漬
ノズル」を提案している。しかしながら、この従来技術
の場合も、溶鋼流による影響を完全に回避することがで
きず、結局ノズル全体を振動させたり、このノズルを周
方向にひねって制流板の向きを変化させ、溶鋼の流動方
向を非制御状態にするという問題点を残していた。
述べるような幾つかの従来技術が提案されている。 浸漬ノズル内にアルゴンガスを吹き込むことによ
り、鋳型内に吐出させる溶鋼の流速を加速させ、これに
よって上述した溶鋼流の停滞を解消する方法が考えられ
た。しかしながら、この技術の場合、湯面が波立ってパ
ウダーを巻き込むおそれがあり、かえって鋳造欠陥の増
加を招いた。加えて、この方法の場合、初期凝固シェル
が壊れやすく鋳型下部及び2次冷却帯で溶鋼凝固を行わ
ねばならないため、流量増加に限界があるという欠点が
あった。 鋳型に電磁コイルを取付けて鋳型溶鋼に磁界を発生
させ、そのローレンツ力により溶鋼を撹拌させる電磁撹
拌技術を利用する方法が提案されている。しかしなが
ら、この方法の場合は、設備費が極めて高いという欠点
があった。(特開昭63-33157号公報) 特開昭 63-235050号公報では、浸漬ノズル本体の外
側に制流板を取付け、湯面にこの制流板に沿う旋回流を
形成させる方法を提案している。しかしながら、この従
来技術の場合は、溶鋼吐出口が鋳型長辺壁と平行となる
向きに開孔させているために、浸漬ノズル近傍に発生す
る溶鋼流の衝突を完全に回避するまでに至らず、効果が
少ないという欠点があった。 特開平5−14685 号公報では、上記技術が抱えて
いる問題点を克服する方法として、「連続鋳造鋳型内溶
鋼中に浸漬され、その下部の浸漬部分に当たる個所に2
個の吐出口を具えてなる浸漬ノズルにおいて、湯面を含
む前記吐出口の上部に配設される一対の制流板を、ノズ
ル本体の外側面からそれぞれ短辺壁に向けて鋳型長辺壁
と平行に突設し、かつ前記各吐出口を制流板に対して 5
°〜60°の方向に向けて開孔したことを特徴とする浸漬
ノズル」を提案している。しかしながら、この従来技術
の場合も、溶鋼流による影響を完全に回避することがで
きず、結局ノズル全体を振動させたり、このノズルを周
方向にひねって制流板の向きを変化させ、溶鋼の流動方
向を非制御状態にするという問題点を残していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明の目
的は、従来技術が抱えている上述した問題点、すなわ
ち、浸漬ノズル近傍に生じる溶鋼流の停滞を効果的に抑
制することにより、鋳片品質の劣化を招く鋳造欠陥をな
くすのに有効な、連続鋳造用注湯装置を開発し提案する
ところにある。この発明の他の目的は、ノズルと制流板
との位置関係を工夫することによって、より一層清浄度
の高い溶鋼を鋳造すること、およびノズル寿命を向上さ
せることにある。この発明のさらに他の目的は、制流板
に対してそれの姿勢を制御するガイドを設けることによ
り、制流板が常に正しい姿勢を維持するようにして、適
正な溶鋼流(旋回流)をメニスカス近傍に発生させるこ
とにある。この発明のさらに他の目的は、上記制流板の
材質としてモリブデンジルコニアを用いることにより、
浮力の影響を無くして該制流板の安定保持を確保するよ
うにしたことにある。
的は、従来技術が抱えている上述した問題点、すなわ
ち、浸漬ノズル近傍に生じる溶鋼流の停滞を効果的に抑
制することにより、鋳片品質の劣化を招く鋳造欠陥をな
くすのに有効な、連続鋳造用注湯装置を開発し提案する
ところにある。この発明の他の目的は、ノズルと制流板
との位置関係を工夫することによって、より一層清浄度
の高い溶鋼を鋳造すること、およびノズル寿命を向上さ
せることにある。この発明のさらに他の目的は、制流板
に対してそれの姿勢を制御するガイドを設けることによ
り、制流板が常に正しい姿勢を維持するようにして、適
正な溶鋼流(旋回流)をメニスカス近傍に発生させるこ
とにある。この発明のさらに他の目的は、上記制流板の
材質としてモリブデンジルコニアを用いることにより、
浮力の影響を無くして該制流板の安定保持を確保するよ
うにしたことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】鋳片表面品質を改善する
ためと、安定した溶鋼鋳造を実現するために、本発明者
らは、鋳型内溶鋼流動を水モデル実験で再現し対策を講
じてきた。このような実験過程の中で、前記特開平5-14
6851号公報に開示のノズルと制流板の関係、制流板の保
持方法、制流板の材質などについて検討した。その結
果、下記に示す要旨構成にかかる課題解決手段を想到す
るに到った。
ためと、安定した溶鋼鋳造を実現するために、本発明者
らは、鋳型内溶鋼流動を水モデル実験で再現し対策を講
じてきた。このような実験過程の中で、前記特開平5-14
6851号公報に開示のノズルと制流板の関係、制流板の保
持方法、制流板の材質などについて検討した。その結
果、下記に示す要旨構成にかかる課題解決手段を想到す
るに到った。
【0009】すなわち、本発明は、 (1) 下部が連続鋳造用鋳型内の溶鋼中に浸漬され、かつ
その下部に鋳型長辺壁に対して斜めの方向に向けて開孔
した2個の吐出口を設けてなる浸漬ノズルと、湯面を含
む前記吐出口の上部域に鋳型長辺壁と平行に配設される
一対の制流板とを設けてなる注湯装置において、上記浸
漬ノズルと上記各制流板とを離隔して直列に配設し、そ
の制流板に対し姿勢制御用ガイドを付帯して設けたこと
を特徴とする連続鋳造用注湯装置。 (2) 下部が連続鋳造用鋳型内の溶鋼中に浸漬され、かつ
その下部に鋳型長辺壁に対して斜めの方向に向けて開孔
した2個の吐出口を設けてなる浸漬ノズルと、湯面を含
む前記吐出口の上部域に鋳型長辺壁と平行に配設される
一対の制流板とを設けてなる注湯装置において、上記浸
漬ノズルに対し、そのノズルを挟む鋳型長辺壁と平行な
両側にそれぞれ5〜60mmの間隔をおいて直列に配設され
る一対の制流板を、タンディッシュの下部に取り付けた
制流板保持枠を介して懸垂すると共に、この制流板は鋳
型上部に固定した姿勢制御用ガイドを介して振れ止め可
能に支持したことを特徴とする連続鋳造用注湯装置。 (3) 下部が連続鋳造用鋳型内の溶鋼中に浸漬され、かつ
その下部に鋳型長辺壁に対し10〜20°の方向に向けて開
孔した2個の吐出口を設けてなる浸漬ノズルと、湯面を
含む前記吐出口の上部域に鋳型長辺壁と平行に配設され
る一対の制流板とを設けてなる注湯装置において、上記
浸漬ノズルに対し、そのノズルを挟む鋳型長辺壁と平行
な両側に、それぞれ5〜15mmの間隔をおいてモリブデン
ジルコニア製の一対の制流板を直列に配設し、かつこの
制流板をタンディッシュの下部に取り付けた制流板保持
枠を介して懸垂すると共に、鋳型上部に固定した姿勢制
御用ガイドを介して振れ止め可能に支持したことを特徴
とする連続鋳造用注湯装置。である。
その下部に鋳型長辺壁に対して斜めの方向に向けて開孔
した2個の吐出口を設けてなる浸漬ノズルと、湯面を含
む前記吐出口の上部域に鋳型長辺壁と平行に配設される
一対の制流板とを設けてなる注湯装置において、上記浸
漬ノズルと上記各制流板とを離隔して直列に配設し、そ
の制流板に対し姿勢制御用ガイドを付帯して設けたこと
を特徴とする連続鋳造用注湯装置。 (2) 下部が連続鋳造用鋳型内の溶鋼中に浸漬され、かつ
その下部に鋳型長辺壁に対して斜めの方向に向けて開孔
した2個の吐出口を設けてなる浸漬ノズルと、湯面を含
む前記吐出口の上部域に鋳型長辺壁と平行に配設される
一対の制流板とを設けてなる注湯装置において、上記浸
漬ノズルに対し、そのノズルを挟む鋳型長辺壁と平行な
両側にそれぞれ5〜60mmの間隔をおいて直列に配設され
る一対の制流板を、タンディッシュの下部に取り付けた
制流板保持枠を介して懸垂すると共に、この制流板は鋳
型上部に固定した姿勢制御用ガイドを介して振れ止め可
能に支持したことを特徴とする連続鋳造用注湯装置。 (3) 下部が連続鋳造用鋳型内の溶鋼中に浸漬され、かつ
その下部に鋳型長辺壁に対し10〜20°の方向に向けて開
孔した2個の吐出口を設けてなる浸漬ノズルと、湯面を
含む前記吐出口の上部域に鋳型長辺壁と平行に配設され
る一対の制流板とを設けてなる注湯装置において、上記
浸漬ノズルに対し、そのノズルを挟む鋳型長辺壁と平行
な両側に、それぞれ5〜15mmの間隔をおいてモリブデン
ジルコニア製の一対の制流板を直列に配設し、かつこの
制流板をタンディッシュの下部に取り付けた制流板保持
枠を介して懸垂すると共に、鋳型上部に固定した姿勢制
御用ガイドを介して振れ止め可能に支持したことを特徴
とする連続鋳造用注湯装置。である。
【0010】
【作用】上述したように、本発明にかかる連続鋳造用注
湯装置は、図2aに示すように、主として、タンディッシ
ユ(図示せず)の底部に取り付けられる,互いに逆向き
に開口させた2個一対の溶鋼吐出口2,2′から該タン
ディッシュ内溶鋼を鋳型4内に注入するために用いる2
孔式の浸漬ノズル1と、この浸漬ノズル1を挟む鋳型長
辺壁と平行な両側に、それぞれ一定の間隔(d) をおいて
直列に配設される一対の制流板7A,7Bとから構成さ
れているものである。
湯装置は、図2aに示すように、主として、タンディッシ
ユ(図示せず)の底部に取り付けられる,互いに逆向き
に開口させた2個一対の溶鋼吐出口2,2′から該タン
ディッシュ内溶鋼を鋳型4内に注入するために用いる2
孔式の浸漬ノズル1と、この浸漬ノズル1を挟む鋳型長
辺壁と平行な両側に、それぞれ一定の間隔(d) をおいて
直列に配設される一対の制流板7A,7Bとから構成さ
れているものである。
【0011】上記浸漬ノズル1について、本発明の特徴
の一つは、対称の位置に開孔する上記吐出口2,2′の
向きを、従来のように鋳型長辺壁と平行な向きに開孔す
るのではなく、前記制流板7A,7Bおよび鋳型長辺壁
に対してノズルの周方向に、一定の角度,例えば 5°〜
60°の範囲内でずれた方向に開孔させることにより、溶
鋼5のノズルからの吐出流自体を始めから旋回するよう
な向きに吐出させるようにし、これによって、浸漬ノズ
ル1の本体を中心とした旋回流を湯面においても形成す
るようにしたことにある。
の一つは、対称の位置に開孔する上記吐出口2,2′の
向きを、従来のように鋳型長辺壁と平行な向きに開孔す
るのではなく、前記制流板7A,7Bおよび鋳型長辺壁
に対してノズルの周方向に、一定の角度,例えば 5°〜
60°の範囲内でずれた方向に開孔させることにより、溶
鋼5のノズルからの吐出流自体を始めから旋回するよう
な向きに吐出させるようにし、これによって、浸漬ノズ
ル1の本体を中心とした旋回流を湯面においても形成す
るようにしたことにある。
【0012】このような浸漬ノズル1においては、前記
吐出口2,2′の開孔方向を、前記制流板7A,7Bの
向きに対し、ノズルの周方向に 5°〜60°ずれた方向に
向けて開孔させているので、鋳型内全域にわたってきれ
いな弱い旋回流動を起す。従って、湯面のノズル本体ま
わりで溶鋼流の停滞を起すことが全く無くなる。このこ
とによって、特定位置に介在物の集積が起るようなこと
もなく、かつまた、溶鋼の温度の低下によるパウダー3
の消費量の低下を招くようなこともなくなる。ひいては
パウダー3の介在物除去能力の低下を防止でき、かつ湯
面に集積する介在物による鋳造欠陥を効果的に防止する
ことができる。
吐出口2,2′の開孔方向を、前記制流板7A,7Bの
向きに対し、ノズルの周方向に 5°〜60°ずれた方向に
向けて開孔させているので、鋳型内全域にわたってきれ
いな弱い旋回流動を起す。従って、湯面のノズル本体ま
わりで溶鋼流の停滞を起すことが全く無くなる。このこ
とによって、特定位置に介在物の集積が起るようなこと
もなく、かつまた、溶鋼の温度の低下によるパウダー3
の消費量の低下を招くようなこともなくなる。ひいては
パウダー3の介在物除去能力の低下を防止でき、かつ湯
面に集積する介在物による鋳造欠陥を効果的に防止する
ことができる。
【0013】前記吐出口2,2′の吐出方向を、鋳型長
辺壁と平行に設置した制流板に対して角度をつけて吐出
させることにより、湯面では浸漬ノズル1を中心とする
旋回流が安定して発生するが、この溶鋼旋回流8a, 8b
は、かかる吐出口2,2′の開孔の向きによって変動
し、例えば、開孔角度θを大きくすることにより旋回流
速は次第に増加し、20°で最大となるが、開孔角度θが
20°を越えると、その後はゆるやかに減少する傾向とな
る。なお、他の鋳造条件に対する影響を少なくするため
に、本発明における前記吐出口2,2′の角度の範囲
は、10°〜20°が好適である。
辺壁と平行に設置した制流板に対して角度をつけて吐出
させることにより、湯面では浸漬ノズル1を中心とする
旋回流が安定して発生するが、この溶鋼旋回流8a, 8b
は、かかる吐出口2,2′の開孔の向きによって変動
し、例えば、開孔角度θを大きくすることにより旋回流
速は次第に増加し、20°で最大となるが、開孔角度θが
20°を越えると、その後はゆるやかに減少する傾向とな
る。なお、他の鋳造条件に対する影響を少なくするため
に、本発明における前記吐出口2,2′の角度の範囲
は、10°〜20°が好適である。
【0014】上記制流板7A,7Bの構成としては、溶
鋼吐出流の流れを妨げないようにすることが必要であ
り、そのために下端は吐出口上端縁までとする。一方、
この制流板の上端は、湯面とその上に浮遊するパウダー
が仕切れる高さ以上であり、後述するように制流板支持
枠によって懸吊支持するための高さが必要である。ま
た、この制流板7A,7Bの幅は、浸漬ノズル外周面か
ら鋳型短辺までの距離の約半分, 即ち、長辺側内径をD
とするとき、0.3 Dmm〜0.6 Dmm程度が好ましい。
鋼吐出流の流れを妨げないようにすることが必要であ
り、そのために下端は吐出口上端縁までとする。一方、
この制流板の上端は、湯面とその上に浮遊するパウダー
が仕切れる高さ以上であり、後述するように制流板支持
枠によって懸吊支持するための高さが必要である。ま
た、この制流板7A,7Bの幅は、浸漬ノズル外周面か
ら鋳型短辺までの距離の約半分, 即ち、長辺側内径をD
とするとき、0.3 Dmm〜0.6 Dmm程度が好ましい。
【0015】そして、この制流板7A,7Bは、上記浸
漬ノズル本体との関係において、互いに離して、鋳型長
辺壁と平行にかつ直列の並びで、鋳型の厚み方向の中央
に位置するように配設する。例えば、制流板7A,7B
を上述した所定の位置に懸吊するために、図2に示すよ
うに、固定部10a, 10bを具える制流板保持枠10をタンデ
ィッシユの底部に取り付け、該制流板をその固定部10a,
10bを介して鋳型内溶鋼5中に浸漬状態で懸吊支持する
ことが好ましい。
漬ノズル本体との関係において、互いに離して、鋳型長
辺壁と平行にかつ直列の並びで、鋳型の厚み方向の中央
に位置するように配設する。例えば、制流板7A,7B
を上述した所定の位置に懸吊するために、図2に示すよ
うに、固定部10a, 10bを具える制流板保持枠10をタンデ
ィッシユの底部に取り付け、該制流板をその固定部10a,
10bを介して鋳型内溶鋼5中に浸漬状態で懸吊支持する
ことが好ましい。
【0016】また、この制流板7A,7Bは、鋳型内溶
鋼の旋回流による影響を緩和して正しい姿勢で保持でき
るように、該制流板に対応して鋳型上端に固定した一対
の姿勢制御用ガイド11a,11b を介して振れ止め可能に
支持することが好ましい。例えば、図3に示すように、
鋳型4の上端面に一対の姿勢制御用ガイド11a,11b を
固定し,かつこの姿勢制御用ガイド11a,11b には、前
記制流板が緩くはまり合うガイド溝11g,11g ′を設け、
この溝内に該制流板を嵌め合わせるか、図4aに示すよ
うに、該制流板が位置する間隙を残して突設固定し姿勢
制御用ガイド12a,12b にて緩く挟み付けて、振れ止め
可能に支持することが好ましい。
鋼の旋回流による影響を緩和して正しい姿勢で保持でき
るように、該制流板に対応して鋳型上端に固定した一対
の姿勢制御用ガイド11a,11b を介して振れ止め可能に
支持することが好ましい。例えば、図3に示すように、
鋳型4の上端面に一対の姿勢制御用ガイド11a,11b を
固定し,かつこの姿勢制御用ガイド11a,11b には、前
記制流板が緩くはまり合うガイド溝11g,11g ′を設け、
この溝内に該制流板を嵌め合わせるか、図4aに示すよ
うに、該制流板が位置する間隙を残して突設固定し姿勢
制御用ガイド12a,12b にて緩く挟み付けて、振れ止め
可能に支持することが好ましい。
【0017】また、前記制流板7A,7Bの材質として
は、ジルコニアグラファイト、ジルコンボライドあるい
はモリブデンジルコニアなどが、耐溶損性に優れること
から好ましい。とくに、モリブデンジルコニアの場合
は、比重が7.2 〜8.5と溶鋼のそれよりも大きいことか
ら、浮力による押し戻しによって該制流板の保持位置の
ずれが起こらず、安定した注湯作業が確保できるのでよ
り好ましい。
は、ジルコニアグラファイト、ジルコンボライドあるい
はモリブデンジルコニアなどが、耐溶損性に優れること
から好ましい。とくに、モリブデンジルコニアの場合
は、比重が7.2 〜8.5と溶鋼のそれよりも大きいことか
ら、浮力による押し戻しによって該制流板の保持位置の
ずれが起こらず、安定した注湯作業が確保できるのでよ
り好ましい。
【0018】なお、上記浸漬ノズル1に対しては、上記
制流板7A,7Bをこのノズルを挟む鋳型長辺壁と平行
な両側に、それぞれ5〜90mmの間隔をおいて直列に配設
する。この間隔は、90mmを超えると制流効果が無くなる
からであり、一方5mm未満では鋳型オツシレーシヨンの
影響を受けて衝突する場合がある。より好ましくは5〜
60mmの範囲、もっと好ましくは5〜15mmの範囲である。
制流板7A,7Bをこのノズルを挟む鋳型長辺壁と平行
な両側に、それぞれ5〜90mmの間隔をおいて直列に配設
する。この間隔は、90mmを超えると制流効果が無くなる
からであり、一方5mm未満では鋳型オツシレーシヨンの
影響を受けて衝突する場合がある。より好ましくは5〜
60mmの範囲、もっと好ましくは5〜15mmの範囲である。
【0019】
【実施例】SUS304溶鋼60トンを、短辺側 154mm,
長辺側1070mmの鋳型を用い、溶鋼温度1510℃、鋳造速度
880 〜930mm/min の鋳造条件で、本発明の注湯装置、従
来の注湯装置を使って連続鋳造機にて注湯実験を行っ
た。
長辺側1070mmの鋳型を用い、溶鋼温度1510℃、鋳造速度
880 〜930mm/min の鋳造条件で、本発明の注湯装置、従
来の注湯装置を使って連続鋳造機にて注湯実験を行っ
た。
【0020】実施例1 ジルコニアカーボン製の制流板(l:250 mm, t:20m
m, h:200mm)を、鋳型内の所定位置,即ち図3に示す
制流板保持枠を介し、浸漬ノズル (外径:90mmφ, 吐出
口径:40mmφ, 吐出口傾斜角:10°) 外周面からそれぞ
れ10mm離して懸吊支持し、上記の溶鋼を該浸漬ノズルを
通じてタンディッシユから鋳型内に注湯した。その結
果、7時間操業後でも制流板の位置のずれは軽微でノズ
ルの歪みも無かった。また、制流板の溶損量も、0.5 〜
1.0 mm/H で、とくに問題は無かった。
m, h:200mm)を、鋳型内の所定位置,即ち図3に示す
制流板保持枠を介し、浸漬ノズル (外径:90mmφ, 吐出
口径:40mmφ, 吐出口傾斜角:10°) 外周面からそれぞ
れ10mm離して懸吊支持し、上記の溶鋼を該浸漬ノズルを
通じてタンディッシユから鋳型内に注湯した。その結
果、7時間操業後でも制流板の位置のずれは軽微でノズ
ルの歪みも無かった。また、制流板の溶損量も、0.5 〜
1.0 mm/H で、とくに問題は無かった。
【0021】実施例2 上掲の実施例1に従い、単に制流板支持枠を使うだけで
なく、特に制流板の中程を、鋳型の上面に固定した図3
に示す姿勢制御用ガイドを介して振れ止め可能に支持し
て、同じ方法にて注湯した。その結果、7時間操業後も
制流板の位置のずれ及びノズルの歪みは全く無かった。
なく、特に制流板の中程を、鋳型の上面に固定した図3
に示す姿勢制御用ガイドを介して振れ止め可能に支持し
て、同じ方法にて注湯した。その結果、7時間操業後も
制流板の位置のずれ及びノズルの歪みは全く無かった。
【0022】実施例3 上掲の実施例1に従い、特に制流板の材質として、モリ
ブデンジルコニア製のものを使って実験した。その結
果、制流板の安定度は飛躍的に向上し、8時間操業後も
制流板の位置のずれならびにノズルの歪みは全く無かっ
たし、ノズルおよび制流板の損傷も実に軽微であった
。
ブデンジルコニア製のものを使って実験した。その結
果、制流板の安定度は飛躍的に向上し、8時間操業後も
制流板の位置のずれならびにノズルの歪みは全く無かっ
たし、ノズルおよび制流板の損傷も実に軽微であった
。
【0023】従来例1 浸漬ノズル(外径:90mmφ, 吐出口径:40mmφ, 吐出口
傾斜角:10°) 外周面から、それぞれ鋳型短辺壁に向か
って長辺壁と平行に、アルミナカーボン製の一対の制流
板(l:200 mm, t:20mm, h:200mm)を突設し、この
ような制流板固定式浸漬ノズルを通じ、上記の溶鋼をタ
ンディッシユから鋳型内に注湯した。その結果、僅か30
分で該ノズルと制流板とに歪みが発生し、制流効果が減
少してノズル脇の流動が停滞し、そしてノズル脇で鋳型
温度の低下が見られた。これは、溶鋼から押し戻す力が
働いたのと溶鋼流の衝突によって、ノズル全体が取り付
け位置からずれたためと考えられた。しかも、ノズルお
よび制流板の溶損も激しく、スラグラインでの溶損速度
に律速されて1時間の操業で寿命がきた。なお、溶損速
度は、6 〜7mm /時間を示した。
傾斜角:10°) 外周面から、それぞれ鋳型短辺壁に向か
って長辺壁と平行に、アルミナカーボン製の一対の制流
板(l:200 mm, t:20mm, h:200mm)を突設し、この
ような制流板固定式浸漬ノズルを通じ、上記の溶鋼をタ
ンディッシユから鋳型内に注湯した。その結果、僅か30
分で該ノズルと制流板とに歪みが発生し、制流効果が減
少してノズル脇の流動が停滞し、そしてノズル脇で鋳型
温度の低下が見られた。これは、溶鋼から押し戻す力が
働いたのと溶鋼流の衝突によって、ノズル全体が取り付
け位置からずれたためと考えられた。しかも、ノズルお
よび制流板の溶損も激しく、スラグラインでの溶損速度
に律速されて1時間の操業で寿命がきた。なお、溶損速
度は、6 〜7mm /時間を示した。
【0024】比較試験 SUS 304 溶鋼を連続鋳造して 150mm厚のスラブを連続鋳
造するとき、 図5(a) に示す本発明にかかる注湯装置を使用した
場合、 図5(b) に示す制流板固定式の浸漬ノズルを
使用した場合、図5(c) に示す制流板を持たない従来浸
漬ノズルを使用した場合につき、注湯比較試験をした。 なお、この試験における評価は、スラブ中の清浄度によ
って判断し、その清浄度はJIS−G0555に規定する方
法に準拠して測定した。なお、試料はスラブの厚み方向
に5段階、幅方向で3段階に分けて切り出した。そし
て、この試料を鏡面研磨したのち、20mmφの視野を調査
した。その結果を表1に示す。
造するとき、 図5(a) に示す本発明にかかる注湯装置を使用した
場合、 図5(b) に示す制流板固定式の浸漬ノズルを
使用した場合、図5(c) に示す制流板を持たない従来浸
漬ノズルを使用した場合につき、注湯比較試験をした。 なお、この試験における評価は、スラブ中の清浄度によ
って判断し、その清浄度はJIS−G0555に規定する方
法に準拠して測定した。なお、試料はスラブの厚み方向
に5段階、幅方向で3段階に分けて切り出した。そし
て、この試料を鏡面研磨したのち、20mmφの視野を調査
した。その結果を表1に示す。
【表1】
【0025】上記表1の結果に示すとおり、本発明に従
うの注湯装置の場合が、最も清浄度が良好である。ま
た、の装置では7連鋳( 60 トン×7=420 トン、8
時間)に有効に作用した。しかし、の装置では、単鋳
60トン、70分が限界であり、そしての装置ではスラグ
幅中央部の表面清浄度が短辺側に比べて劣る傾向があ
る。従って、グラインダ研磨が必要であった。
うの注湯装置の場合が、最も清浄度が良好である。ま
た、の装置では7連鋳( 60 トン×7=420 トン、8
時間)に有効に作用した。しかし、の装置では、単鋳
60トン、70分が限界であり、そしての装置ではスラグ
幅中央部の表面清浄度が短辺側に比べて劣る傾向があ
る。従って、グラインダ研磨が必要であった。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果が期待できる。 溶湯流の停滞がなくなり湯面温度が均一となると共
に、パウダーの介在物吸着能力が向上する。 制流効果に優れることから、溶湯の吐出流速を上げ
なくてもよいので、パウダーの巻き込みを起こさずに済
む。 溶湯湯面に集積される介在物による鋳片欠陥を減少
させることができるから、鋳片の品質が向上する。 装置の寿命が高く、上記の効果が連連鋳の場合にも
得られると共に、設備費が安価ですむ。
のような効果が期待できる。 溶湯流の停滞がなくなり湯面温度が均一となると共
に、パウダーの介在物吸着能力が向上する。 制流効果に優れることから、溶湯の吐出流速を上げ
なくてもよいので、パウダーの巻き込みを起こさずに済
む。 溶湯湯面に集積される介在物による鋳片欠陥を減少
させることができるから、鋳片の品質が向上する。 装置の寿命が高く、上記の効果が連連鋳の場合にも
得られると共に、設備費が安価ですむ。
【図1】従来浸漬ノズルの使用状態の説明図であり、
(a) は縦断面図、(b) は溶鋼流動の模式図である。
(a) は縦断面図、(b) は溶鋼流動の模式図である。
【図2】本発明注湯装置の使用状態の説明図であり、
(a) は縦断面図、(b) は横断面図である。
(a) は縦断面図、(b) は横断面図である。
【図3】制流板支持枠の斜視図である。
【図4】姿勢制御用ガイドの斜視図である。
【図5】実施例の比較試験に用いた各種ノズルの略線図
である。
である。
1 ノズル本体 2, 2′ 吐出口 3 パウダー 4 鋳型 5 溶鋼 6 凝固シェル 7A,7B 制流板 8a,8b 溶鋼流 9 停滞域 10 制流板支持枠 10a,10b 固定部 11a,11b, 12a,12b 姿勢制御用ガイド 11g,11g′ ガイド溝
Claims (3)
- 【請求項1】 下部が連続鋳造用鋳型内の溶鋼中に浸漬
され、かつその下部に鋳型長辺壁に対して斜めの方向に
向けて開孔した2個の吐出口を設けてなる浸漬ノズル
と、湯面を含む前記吐出口の上部域に鋳型長辺壁と平行
に配設される一対の制流板とを設けてなる注湯装置にお
いて、 上記浸漬ノズルと上記各制流板とを離隔して直列に配設
し、その制流板に対し姿勢制御用ガイドを付帯して設け
たことを特徴とする連続鋳造用注湯装置。 - 【請求項2】 下部が連続鋳造用鋳型内の溶鋼中に浸漬
され、かつその下部に鋳型長辺壁に対して斜めの方向に
向けて開孔した2個の吐出口を設けてなる浸漬ノズル
と、湯面を含む前記吐出口の上部域に鋳型長辺壁と平行
に配設される一対の制流板とを設けてなる注湯装置にお
いて、 上記浸漬ノズルに対し、そのノズルを挟む鋳型長辺壁と
平行な両側にそれぞれ5〜60mmの間隔をおいて直列に配
設される一対の制流板を、タンディッシュの下部に取り
付けた制流板保持枠を介して懸垂すると共に、この制流
板は鋳型上部に固定した姿勢制御用ガイドを介して振れ
止め可能に支持したことを特徴とする連続鋳造用注湯装
置。 - 【請求項3】 下部が連続鋳造用鋳型内の溶鋼中に浸漬
され、かつその下部に鋳型長辺壁に対し10〜20°の方向
に向けて開孔した2個の吐出口を設けてなる浸漬ノズル
と、湯面を含む前記吐出口の上部域に鋳型長辺壁と平行
に配設される一対の制流板とを設けてなる注湯装置にお
いて、 上記浸漬ノズルに対し、そのノズルを挟む鋳型長辺壁と
平行な両側に、それぞれ5〜15mmの間隔をおいてモリブ
デンジルコニア製の一対の制流板を直列に配設し、かつ
この制流板をタンディッシュの下部に取り付けた制流板
保持枠を介して懸垂すると共に、鋳型上部に固定した姿
勢制御用ガイドを介して振れ止め可能に支持したことを
特徴とする連続鋳造用注湯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1034994A JPH07214257A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 連続鋳造用注湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1034994A JPH07214257A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 連続鋳造用注湯装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07214257A true JPH07214257A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11747720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1034994A Pending JPH07214257A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 連続鋳造用注湯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07214257A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110976791A (zh) * | 2019-12-28 | 2020-04-10 | 西南铝业(集团)有限责任公司 | 一种自旋分流袋及铝合金铸造方法 |
| CN115921810A (zh) * | 2022-12-26 | 2023-04-07 | 首钢集团有限公司 | 一种提高板坯连铸结晶器内流场对称性的浸入式水口 |
-
1994
- 1994-02-01 JP JP1034994A patent/JPH07214257A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110976791A (zh) * | 2019-12-28 | 2020-04-10 | 西南铝业(集团)有限责任公司 | 一种自旋分流袋及铝合金铸造方法 |
| CN115921810A (zh) * | 2022-12-26 | 2023-04-07 | 首钢集团有限公司 | 一种提高板坯连铸结晶器内流场对称性的浸入式水口 |
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