JPH07214540A - 穿孔装置 - Google Patents
穿孔装置Info
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- JPH07214540A JPH07214540A JP1057094A JP1057094A JPH07214540A JP H07214540 A JPH07214540 A JP H07214540A JP 1057094 A JP1057094 A JP 1057094A JP 1057094 A JP1057094 A JP 1057094A JP H07214540 A JPH07214540 A JP H07214540A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diamond core
- fixing device
- sliding body
- wall surface
- mounting table
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28D—WORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
- B28D1/00—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
- B28D1/02—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
- B28D1/04—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with circular or cylindrical saw-blades or saw-discs
- B28D1/041—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with circular or cylindrical saw-blades or saw-discs with cylinder saws, e.g. trepanning; saw cylinders, e.g. having their cutting rim equipped with abrasive particles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の孔を近接して形成する穿孔作業を簡単
にすると共に、その作業時間を短縮することができる穿
孔装置を提供する。 【構成】 被穿孔面となる壁面4に真空吸着した吸着固
定装置2に案内レール5a,5bを固定し、この案内レ
ール5a,5bに沿って移動可能に設けた摺動体11を
ボルト16によって案内レール5a,5bに連結し、長
孔12aとボルト14によって摺動体11に取付け角度
を調整可能にすると共に長孔12aの長さ分だけ移動可
能に載置台12を連結し、この載置台12に固定したダ
イヤモンドコアドリル3を支持したガイド体13を取り
付け、吸着固定装置2の真空吸着を解除することなく載
置台12もしくは摺動体11を移動させて壁面4に複数
の孔を形成できるようにした。
にすると共に、その作業時間を短縮することができる穿
孔装置を提供する。 【構成】 被穿孔面となる壁面4に真空吸着した吸着固
定装置2に案内レール5a,5bを固定し、この案内レ
ール5a,5bに沿って移動可能に設けた摺動体11を
ボルト16によって案内レール5a,5bに連結し、長
孔12aとボルト14によって摺動体11に取付け角度
を調整可能にすると共に長孔12aの長さ分だけ移動可
能に載置台12を連結し、この載置台12に固定したダ
イヤモンドコアドリル3を支持したガイド体13を取り
付け、吸着固定装置2の真空吸着を解除することなく載
置台12もしくは摺動体11を移動させて壁面4に複数
の孔を形成できるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は穿孔装置に係り、特に、
コンクリート構造物への穿孔に好敵な穿孔装置に関す
る。
コンクリート構造物への穿孔に好敵な穿孔装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート構造物への穿孔に用
いられる穿孔装置として、穿孔するコンクリート製等の
床面にダイヤモンドコアドリルを真空吸着力を利用して
保持するように構成したものが知られ、これを図15に
示している。穿孔するコンクリート製等の床面100に
吸着固定装置101を配置し、図示しない真空ポンプに
よる真空引きの工程を経て吸着固定装置101を床面1
00に真空吸着させて固定し、この吸着固定装置101
に下端を支持固定した棒状のガイド体102を樹立し、
このガイド体102にその軸方向に移動可能な摺動部材
105を設け、この摺動部材105は、ハンドル106
の操作によってガイド体102の軸方向に沿って摺動可
能な状態と適当な支持位置に保持された状態とをとるこ
とができるように構成されている。この摺動部材105
の側方には一体的にダイヤモンドコアドリル103が支
持されており、このダイヤモンドコアドリル103のス
ピンドル103aには床面100に向かって伸びたダイ
ヤモンドコアビット103bが取り付けられている。ダ
イヤモンドコアビット103bの先端の延長部の床面1
00には、穿孔部100aを包囲した環状の水受け体1
04が配置されており、この水受け体104と床面10
0間をパテを用いて水密的に成し、ホース受け部107
を介してダイヤモンドコアビット103bの先端に供給
される冷却水を一時的にこの水受け体104内に溜め、
その後、図示しないホースを介して回収するようにして
いる。
いられる穿孔装置として、穿孔するコンクリート製等の
床面にダイヤモンドコアドリルを真空吸着力を利用して
保持するように構成したものが知られ、これを図15に
示している。穿孔するコンクリート製等の床面100に
吸着固定装置101を配置し、図示しない真空ポンプに
よる真空引きの工程を経て吸着固定装置101を床面1
00に真空吸着させて固定し、この吸着固定装置101
に下端を支持固定した棒状のガイド体102を樹立し、
このガイド体102にその軸方向に移動可能な摺動部材
105を設け、この摺動部材105は、ハンドル106
の操作によってガイド体102の軸方向に沿って摺動可
能な状態と適当な支持位置に保持された状態とをとるこ
とができるように構成されている。この摺動部材105
の側方には一体的にダイヤモンドコアドリル103が支
持されており、このダイヤモンドコアドリル103のス
ピンドル103aには床面100に向かって伸びたダイ
ヤモンドコアビット103bが取り付けられている。ダ
イヤモンドコアビット103bの先端の延長部の床面1
00には、穿孔部100aを包囲した環状の水受け体1
04が配置されており、この水受け体104と床面10
0間をパテを用いて水密的に成し、ホース受け部107
を介してダイヤモンドコアビット103bの先端に供給
される冷却水を一時的にこの水受け体104内に溜め、
その後、図示しないホースを介して回収するようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の穿孔装
置は、床面100に吸着固定装置101を真空吸着させ
て固定した後、ダイヤモンドコアドリル103を作動さ
せてダイヤモンドコアビット103bにより床面100
への穿孔作業を行なうものであるため、ダイヤモンドコ
アビット103bはガイド体102に沿って上下動する
だけであり、この状態ではダイヤモンドコアビット10
3bの真下に位置する床面100に、ダイヤモンドコア
ビット103bによって決まる寸法の孔を1個しか形成
することができず、床面100にダイヤモンドコアビッ
ト103bによる複数の孔を重複して形成して全体とし
て長孔を穿孔したり、近接した離散的な複数の孔を穿孔
しようとする場合、穿孔作業は極めて面倒で長時間を要
してしまうことになる。つまり、水受け体104を床面
100から取外して孔の形成位置がそのほぼ中心部に位
置するように水平方向にずらし、再度、水受け体104
をパテによって床面100に水密的に固定すると共に、
吸着固定装置101と床面100との間の真空状態を解
除し、吸着固定装置101を床面100から離して水受
け体104と同様に水平方向にずらし、その後、再度、
吸着固定装置101と床面100との間を真空引きして
吸着固定装置101を床面100に吸着固定するという
一連の作業を繰り返して行なう必要があり、複数の孔を
近接して形成する穿孔作業は極めて面倒で長時間を要し
てしまう。
置は、床面100に吸着固定装置101を真空吸着させ
て固定した後、ダイヤモンドコアドリル103を作動さ
せてダイヤモンドコアビット103bにより床面100
への穿孔作業を行なうものであるため、ダイヤモンドコ
アビット103bはガイド体102に沿って上下動する
だけであり、この状態ではダイヤモンドコアビット10
3bの真下に位置する床面100に、ダイヤモンドコア
ビット103bによって決まる寸法の孔を1個しか形成
することができず、床面100にダイヤモンドコアビッ
ト103bによる複数の孔を重複して形成して全体とし
て長孔を穿孔したり、近接した離散的な複数の孔を穿孔
しようとする場合、穿孔作業は極めて面倒で長時間を要
してしまうことになる。つまり、水受け体104を床面
100から取外して孔の形成位置がそのほぼ中心部に位
置するように水平方向にずらし、再度、水受け体104
をパテによって床面100に水密的に固定すると共に、
吸着固定装置101と床面100との間の真空状態を解
除し、吸着固定装置101を床面100から離して水受
け体104と同様に水平方向にずらし、その後、再度、
吸着固定装置101と床面100との間を真空引きして
吸着固定装置101を床面100に吸着固定するという
一連の作業を繰り返して行なう必要があり、複数の孔を
近接して形成する穿孔作業は極めて面倒で長時間を要し
てしまう。
【0004】本発明の目的は、複数の孔を近接して形成
する穿孔作業を簡単にすると共に、その作業時間を短縮
することができる穿孔装置を提供することにある。
する穿孔作業を簡単にすると共に、その作業時間を短縮
することができる穿孔装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するために、被穿孔面に固定する固定装置と、この固
定装置によって支持したダイヤモンドコアドリルと、こ
のダイヤモンドコアドリルにより穿孔する上記被穿孔面
の穿孔部周囲を包囲すると共に、上記ダイヤモンドコア
ドリルの先端に供給した冷却水を受ける水受け体とを備
えて成る穿孔装置において、上記ダイヤモンドコアドリ
ルを取付けた摺動体を設け、この摺動体を上記被穿孔面
に対してほぼ平行に移動可能に成して上記固定装置に連
結したことを特徴とする。
成するために、被穿孔面に固定する固定装置と、この固
定装置によって支持したダイヤモンドコアドリルと、こ
のダイヤモンドコアドリルにより穿孔する上記被穿孔面
の穿孔部周囲を包囲すると共に、上記ダイヤモンドコア
ドリルの先端に供給した冷却水を受ける水受け体とを備
えて成る穿孔装置において、上記ダイヤモンドコアドリ
ルを取付けた摺動体を設け、この摺動体を上記被穿孔面
に対してほぼ平行に移動可能に成して上記固定装置に連
結したことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明による穿孔装置は、上述のようにダイヤ
モンドコアドリルを固定装置に対して移動可能に連結し
たため、近接に複数の孔を形成したり、複数の孔を重複
させて全体としてほぼ長円孔を形成する場合、固定装置
を被穿孔面に固定させた状態のままで、摺動体と共にダ
イヤモンドコアドリルを固定装置に対して移動させるだ
けで良く、穿孔作業を簡単にすると共にその作業時間を
短縮することができる。
モンドコアドリルを固定装置に対して移動可能に連結し
たため、近接に複数の孔を形成したり、複数の孔を重複
させて全体としてほぼ長円孔を形成する場合、固定装置
を被穿孔面に固定させた状態のままで、摺動体と共にダ
イヤモンドコアドリルを固定装置に対して移動させるだ
けで良く、穿孔作業を簡単にすると共にその作業時間を
短縮することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。図1は本発明の一実施例による穿孔装置を示す側面
図で、ほぼ垂直なコンクリート製の壁面4に孔を形成す
る場合の作業途中状態を示している。穿孔するコンクリ
ート製の壁面4にその真空引き空間2aを対向させて吸
着固定装置2を配置し、真空引き空間2aの外周部に接
着剤などによって取り付けたスポンジクッションなどか
らなる外周が楕円形状の吸着弾性体9を壁面4に接触さ
せている。吸着弾性体9は、接着剤を用いて吸着固定装
置2の背面に一体化させている。真空引き空間2aはナ
ットカプラ等の接続具17にホース8aを介して真空ポ
ンプ8に接続され、この真空ポンプ8での真空引きによ
る真空吸着力を利用して吸着固定装置2を壁面4に固定
している。この吸着固定装置2には鋼製の摺動体11が
図示の上下方向に摺動可能に係合されており、この摺動
体11に着脱可能、かつ、摺動可能に取り付けた鋼製の
載置台12に鋼製でかつ棒状のガイド体13の一端が支
持固定されている。従って、ガイド体13は、壁面4に
対してほぼ垂直で床面に対してはほぼ水平に配置されて
いることになる。このガイド体13にその軸方向に移動
可能な可動部材30を設け、この可動部材30はハンド
ル3cの操作によってガイド体13のラック13aから
解放されて軸方向に沿って移動可能な状態と、ガイド体
13のラック13aに係合して適当な位置に保持された
状態とを保持できるように構成されている。また、可動
部材30には、一体的にダイヤモンドコアドリル3が支
持されており、このダイヤモンドコアドリル3は壁面4
に向かって伸びたスピンドルに取り付けたダイヤモンド
コアビット3bと、このダイヤモンドコアビット3bに
回転力を与える駆動源を内蔵した本体3aとから構成さ
れている。このダイヤモンドコアドリル3には、給水ホ
ース21を介して給水ポンプ20が接続されており、給
水ポンプ20からダイヤモンドコアビット3bの先端に
冷却水を供給するように構成されている。なお、吸着固
定装置2には、摺動体11を取り除き、ガイド体13の
下端に固定した載置台12を直接吸着固定装置2に固定
させるためのねじ穴19が設けられている。
る。図1は本発明の一実施例による穿孔装置を示す側面
図で、ほぼ垂直なコンクリート製の壁面4に孔を形成す
る場合の作業途中状態を示している。穿孔するコンクリ
ート製の壁面4にその真空引き空間2aを対向させて吸
着固定装置2を配置し、真空引き空間2aの外周部に接
着剤などによって取り付けたスポンジクッションなどか
らなる外周が楕円形状の吸着弾性体9を壁面4に接触さ
せている。吸着弾性体9は、接着剤を用いて吸着固定装
置2の背面に一体化させている。真空引き空間2aはナ
ットカプラ等の接続具17にホース8aを介して真空ポ
ンプ8に接続され、この真空ポンプ8での真空引きによ
る真空吸着力を利用して吸着固定装置2を壁面4に固定
している。この吸着固定装置2には鋼製の摺動体11が
図示の上下方向に摺動可能に係合されており、この摺動
体11に着脱可能、かつ、摺動可能に取り付けた鋼製の
載置台12に鋼製でかつ棒状のガイド体13の一端が支
持固定されている。従って、ガイド体13は、壁面4に
対してほぼ垂直で床面に対してはほぼ水平に配置されて
いることになる。このガイド体13にその軸方向に移動
可能な可動部材30を設け、この可動部材30はハンド
ル3cの操作によってガイド体13のラック13aから
解放されて軸方向に沿って移動可能な状態と、ガイド体
13のラック13aに係合して適当な位置に保持された
状態とを保持できるように構成されている。また、可動
部材30には、一体的にダイヤモンドコアドリル3が支
持されており、このダイヤモンドコアドリル3は壁面4
に向かって伸びたスピンドルに取り付けたダイヤモンド
コアビット3bと、このダイヤモンドコアビット3bに
回転力を与える駆動源を内蔵した本体3aとから構成さ
れている。このダイヤモンドコアドリル3には、給水ホ
ース21を介して給水ポンプ20が接続されており、給
水ポンプ20からダイヤモンドコアビット3bの先端に
冷却水を供給するように構成されている。なお、吸着固
定装置2には、摺動体11を取り除き、ガイド体13の
下端に固定した載置台12を直接吸着固定装置2に固定
させるためのねじ穴19が設けられている。
【0008】このダイヤモンドコアビット3bに対向す
る部分の壁面4を取り囲む鋼製で角型の水受け体5が配
置され、この水受け体5は吸着固定装置2に固定されて
一体的に構成されている。水受け体5の壁面4側にはス
ポンジクッションなどからなる水密弾性体10が接着剤
などによって取り付けられており、この水密弾性体10
は定常状態の吸着弾性体9よりもダイヤモンドコアドリ
ル3側に後退している。しかし、吸着固定装置2が真空
引きされて吸着弾性体9が壁面4に圧接させられると、
その変形分によって水密弾性体10が壁面4に圧接させ
られて水密を得るような寸法関係にある。水受け体5は
図から分かるように下部に凹状の水溜め部5dを形成し
ており、この水溜め部5dは、摺動体11の裏面に位置
する吸着固定装置2に溶接等によって固定した金属製の
排水パイプ15の上端に連通され、また排水パイプ15
の下端15aは排水ホース22を介してバケツ等の回収
容器23に連通している。ダイヤモンドコアビット3b
は、本実施例では最小外径14.5φから最大外径12
0φの大きさの範囲のものが用いられる。
る部分の壁面4を取り囲む鋼製で角型の水受け体5が配
置され、この水受け体5は吸着固定装置2に固定されて
一体的に構成されている。水受け体5の壁面4側にはス
ポンジクッションなどからなる水密弾性体10が接着剤
などによって取り付けられており、この水密弾性体10
は定常状態の吸着弾性体9よりもダイヤモンドコアドリ
ル3側に後退している。しかし、吸着固定装置2が真空
引きされて吸着弾性体9が壁面4に圧接させられると、
その変形分によって水密弾性体10が壁面4に圧接させ
られて水密を得るような寸法関係にある。水受け体5は
図から分かるように下部に凹状の水溜め部5dを形成し
ており、この水溜め部5dは、摺動体11の裏面に位置
する吸着固定装置2に溶接等によって固定した金属製の
排水パイプ15の上端に連通され、また排水パイプ15
の下端15aは排水ホース22を介してバケツ等の回収
容器23に連通している。ダイヤモンドコアビット3b
は、本実施例では最小外径14.5φから最大外径12
0φの大きさの範囲のものが用いられる。
【0009】図6は、図1に示した水受け体5の拡大正
面図である。水受け体5は、その中心部にはダイヤモン
ドコアビット3bを挿入するために空洞5eを形成して
内周が長方形状に成されており、II−II線に沿った断面
図である図7に示すように、その下側に位置する底板5
gと、その両側に配置した一対の側板5fによって中心
側に解放した所定の深さを有する凹状の水溜め部5dが
形成されている。この水溜め部5dに一端を連通した排
水パイプ15は、図6における左側に偏倚されて水受け
体5に固定されている。従って、ダイヤモンドコアビッ
ト3bの先端部に供給された冷却水がダイヤモンドコア
ビット3bの回転方向に飛ばされたり、ダイヤモンドコ
アビット3bの回転によって水溜め部5dに溜った冷却
水も同回転方向に寄せられても、排水パイプ15は冷却
水が寄せられる方向にあるため、水溜め部5d内の冷却
水を回収容器23へと良好に排出することができる。こ
の説明から分かるように、水溜め部5dの底板5gを排
水パイプ15との接続部に向かって徐々に下がるような
テーパ面にすると一層効果的に冷却水の排出を行なうこ
とができる。水受け体5の特徴は、上述したように水溜
め部5dを形成するだけではなく、両側に一対の案内レ
ール5a,5bを所定距離を隔ててほぼ平行に対向配置
している点にもある。この両案内レール5a,5bは鋼
製の補強板5cおよび側板5f等によって連結され、水
受け体5とは溶接等によって一体的に構成され、図2お
よび図3に示すように吸着固定装置2はボルト7,7a
によって連結され、こうして吸着固定装置2と水受け体
5間が固定されている。冷却水の回収手段6は、排水パ
イプ15と、この排水パイプ15に接続された排水ホー
ス22と、この排水ホース22からの水を受ける回収容
器23とから構成されている。
面図である。水受け体5は、その中心部にはダイヤモン
ドコアビット3bを挿入するために空洞5eを形成して
内周が長方形状に成されており、II−II線に沿った断面
図である図7に示すように、その下側に位置する底板5
gと、その両側に配置した一対の側板5fによって中心
側に解放した所定の深さを有する凹状の水溜め部5dが
形成されている。この水溜め部5dに一端を連通した排
水パイプ15は、図6における左側に偏倚されて水受け
体5に固定されている。従って、ダイヤモンドコアビッ
ト3bの先端部に供給された冷却水がダイヤモンドコア
ビット3bの回転方向に飛ばされたり、ダイヤモンドコ
アビット3bの回転によって水溜め部5dに溜った冷却
水も同回転方向に寄せられても、排水パイプ15は冷却
水が寄せられる方向にあるため、水溜め部5d内の冷却
水を回収容器23へと良好に排出することができる。こ
の説明から分かるように、水溜め部5dの底板5gを排
水パイプ15との接続部に向かって徐々に下がるような
テーパ面にすると一層効果的に冷却水の排出を行なうこ
とができる。水受け体5の特徴は、上述したように水溜
め部5dを形成するだけではなく、両側に一対の案内レ
ール5a,5bを所定距離を隔ててほぼ平行に対向配置
している点にもある。この両案内レール5a,5bは鋼
製の補強板5cおよび側板5f等によって連結され、水
受け体5とは溶接等によって一体的に構成され、図2お
よび図3に示すように吸着固定装置2はボルト7,7a
によって連結され、こうして吸着固定装置2と水受け体
5間が固定されている。冷却水の回収手段6は、排水パ
イプ15と、この排水パイプ15に接続された排水ホー
ス22と、この排水ホース22からの水を受ける回収容
器23とから構成されている。
【0010】排水パイプ15は、図4に示すように案内
レール5a,5bと吸着固定装置2間に位置して案内レ
ール5a,5bに溶接され、その下端15aは詳細を後
述する摺動体11が案内レール5a,5bの最下端に位
置した状態でも、摺動体11の下端11aよりも更に下
方に位置して図1に示した排水ホース22の着脱が容易
に行なわれるように成されている。図4は、吸着固定装
置2を水受け体5に連結した状態を示しており、吸着固
定装置2の吸着弾性体9が水受け体5の水密弾性体10
よりも所定寸法だけ突出するようにして水受け体5へ固
定されているが、吸着固定装置2が真空引きされて吸着
弾性体9が壁面4に圧接させられると、一体的な水受け
体5も同方向に移動し、吸着弾性体9の変形によって水
密弾性体10が壁面4に圧接させられて水密を得る。吸
着固定装置2と水受け体5をこのような関係を保持して
連結するために、両者を図5に示すように連結してい
る。
レール5a,5bと吸着固定装置2間に位置して案内レ
ール5a,5bに溶接され、その下端15aは詳細を後
述する摺動体11が案内レール5a,5bの最下端に位
置した状態でも、摺動体11の下端11aよりも更に下
方に位置して図1に示した排水ホース22の着脱が容易
に行なわれるように成されている。図4は、吸着固定装
置2を水受け体5に連結した状態を示しており、吸着固
定装置2の吸着弾性体9が水受け体5の水密弾性体10
よりも所定寸法だけ突出するようにして水受け体5へ固
定されているが、吸着固定装置2が真空引きされて吸着
弾性体9が壁面4に圧接させられると、一体的な水受け
体5も同方向に移動し、吸着弾性体9の変形によって水
密弾性体10が壁面4に圧接させられて水密を得る。吸
着固定装置2と水受け体5をこのような関係を保持して
連結するために、両者を図5に示すように連結してい
る。
【0011】図5は、図4の穿孔装置を下方から見た下
面図である。水受け体5の案内レール5a,5bは、両
端を屈曲させて全体を略U字状に成し、壁と反対側の一
端を図6に示すように平行にしてここに摺動体11を移
動可能に係合しているが、壁側の他端はボルト7,7a
によって吸着固定装置2と取外し可能に連結している。
このボルト7,7aは、背面図である図3に示すように
真空引き空間2aに影響を与えないように吸着弾性体9
の外側に位置し、同様に吸着弾性体9の外側には高さ調
整具18,18aが設けられている。この高さ調整具1
8,18aは、図5に示すように、吸着弾性体9側に突
出して構成され、吸着弾性体9の変形に伴って壁面4に
接触するようにし、この突出長を調整することによって
吸着弾性体9の変形を規制すると共に、壁面4に対して
吸着固定装置2をほぼ平行に保持させている。
面図である。水受け体5の案内レール5a,5bは、両
端を屈曲させて全体を略U字状に成し、壁と反対側の一
端を図6に示すように平行にしてここに摺動体11を移
動可能に係合しているが、壁側の他端はボルト7,7a
によって吸着固定装置2と取外し可能に連結している。
このボルト7,7aは、背面図である図3に示すように
真空引き空間2aに影響を与えないように吸着弾性体9
の外側に位置し、同様に吸着弾性体9の外側には高さ調
整具18,18aが設けられている。この高さ調整具1
8,18aは、図5に示すように、吸着弾性体9側に突
出して構成され、吸着弾性体9の変形に伴って壁面4に
接触するようにし、この突出長を調整することによって
吸着弾性体9の変形を規制すると共に、壁面4に対して
吸着固定装置2をほぼ平行に保持させている。
【0012】図8および図9は、摺動体11の正面図お
よび平面図である。摺動体11には、その両側に形成し
た折り返し部11d,11eと、一対の長孔11b,1
1cと、上端中央に形成した円弧状の切欠き11fと、
中央部に溶接などによって移植したボルト14を有して
いる。この折り返し部11d,11eに案内レール5
a,5bを図5に示したように係合し、案内レール5
a,5bの軸方向に沿って摺動体11が移動可能に成さ
れている。また、摺動体11の長孔11b,11cに
は、図2の平面図に示すように、ボルト16,16aが
配置され、このボルト16,16aを図6に示す案内レ
ール5a,5bに形成したねじ部5h,5iに螺合させ
ることによって摺動体11を水受け体5に固定できるよ
うに構成されている。切欠き11fは、摺動体11を上
部へ移動させて長孔11b,11cの最下部にボルト1
6,16aを位置させたとき、ダイヤモンドコアビット
3bが摺動体11に接触するのを防止するもので、この
切欠き11fの存在により水受け体5の縦長方向の寸法
を短くすることができる。また、上述のボルト14は、
図1および図2に示すように、載置台12に形成した長
孔12aにボルト14を通し、ナット14aで締め付け
ることによって摺動体11とガイド体13とを一体に固
定するものである。この説明から分かるように、ダイヤ
モンドコアドリル3を取付けた載置台12は、摺動体1
1に取外し可能に連結され、摺動体11は水受け体5に
移動可能に連結されている。
よび平面図である。摺動体11には、その両側に形成し
た折り返し部11d,11eと、一対の長孔11b,1
1cと、上端中央に形成した円弧状の切欠き11fと、
中央部に溶接などによって移植したボルト14を有して
いる。この折り返し部11d,11eに案内レール5
a,5bを図5に示したように係合し、案内レール5
a,5bの軸方向に沿って摺動体11が移動可能に成さ
れている。また、摺動体11の長孔11b,11cに
は、図2の平面図に示すように、ボルト16,16aが
配置され、このボルト16,16aを図6に示す案内レ
ール5a,5bに形成したねじ部5h,5iに螺合させ
ることによって摺動体11を水受け体5に固定できるよ
うに構成されている。切欠き11fは、摺動体11を上
部へ移動させて長孔11b,11cの最下部にボルト1
6,16aを位置させたとき、ダイヤモンドコアビット
3bが摺動体11に接触するのを防止するもので、この
切欠き11fの存在により水受け体5の縦長方向の寸法
を短くすることができる。また、上述のボルト14は、
図1および図2に示すように、載置台12に形成した長
孔12aにボルト14を通し、ナット14aで締め付け
ることによって摺動体11とガイド体13とを一体に固
定するものである。この説明から分かるように、ダイヤ
モンドコアドリル3を取付けた載置台12は、摺動体1
1に取外し可能に連結され、摺動体11は水受け体5に
移動可能に連結されている。
【0013】次に、上述のように構成した穿孔装置を用
いて、図10に示すエレベータ乗場24における壁面4
に車いす用ボタンボックスを取り付けるための角孔26
を穿孔する場合を説明する。先ず、最初に車椅子用ボタ
ンボックスを取り付けるための角孔26の位置を壁面4
にケガキする。これと同時に、図2に示すように水受け
体5に摺動体11を移動可能に連結すると共に、吸着固
定装置2の接続具17にホース8aを介して真空ポンプ
8を接続する。その後、先のカゲキした角孔26の位置
の中心と水受け体5の空洞5eの中心とがほぼ一致する
ように配置し、その状態を作業者が保持しながら真空ポ
ンプ8を作動させて、吸着固定装置2と壁面4との間を
真空状態にし、真空吸着力を利用して吸着固定体2を壁
面4に固定する。このとき、吸着弾性体9が壁面4に圧
接させられると、一体的な水受け体5も同方向に移動
し、吸着弾性体9の変形によって水密弾性体10が壁面
4に圧接させられて水密が得られ、真空吸着力によって
吸着固定装置2と水受け体5を同時に固定することがで
きる。吸着弾性体9の変形は、図5に示した高さ調整具
18,18aが壁面4に接触させることによって規制さ
れると共に、壁面4に対する吸着固定装置2の平行度が
得られる。仮に、吸着弾性体9の変形によって水密弾性
体10で十分な水密度が得られない場合は、水密弾性体
10の外周部と壁面4間にパテを施すことによって容易
に所望の水密度を得ることができる。
いて、図10に示すエレベータ乗場24における壁面4
に車いす用ボタンボックスを取り付けるための角孔26
を穿孔する場合を説明する。先ず、最初に車椅子用ボタ
ンボックスを取り付けるための角孔26の位置を壁面4
にケガキする。これと同時に、図2に示すように水受け
体5に摺動体11を移動可能に連結すると共に、吸着固
定装置2の接続具17にホース8aを介して真空ポンプ
8を接続する。その後、先のカゲキした角孔26の位置
の中心と水受け体5の空洞5eの中心とがほぼ一致する
ように配置し、その状態を作業者が保持しながら真空ポ
ンプ8を作動させて、吸着固定装置2と壁面4との間を
真空状態にし、真空吸着力を利用して吸着固定体2を壁
面4に固定する。このとき、吸着弾性体9が壁面4に圧
接させられると、一体的な水受け体5も同方向に移動
し、吸着弾性体9の変形によって水密弾性体10が壁面
4に圧接させられて水密が得られ、真空吸着力によって
吸着固定装置2と水受け体5を同時に固定することがで
きる。吸着弾性体9の変形は、図5に示した高さ調整具
18,18aが壁面4に接触させることによって規制さ
れると共に、壁面4に対する吸着固定装置2の平行度が
得られる。仮に、吸着弾性体9の変形によって水密弾性
体10で十分な水密度が得られない場合は、水密弾性体
10の外周部と壁面4間にパテを施すことによって容易
に所望の水密度を得ることができる。
【0014】次に、予めダイヤモンドコアドリル3を装
着したガイド体13を有する載置台12を準備し、図2
に示すようにこの載置台12の長孔12aを摺動体11
のボルト14に嵌合させ、このボルト14にナット14
aを締結してガイド体13を摺動体11に固定して図1
の状態にして設置が完了する。その後、ハンドル3cを
操作してダイヤモンドコアドリル3を壁面4に向かって
移動させ、ダイヤモンドコアビット3bを壁面4に接触
させ、再びハンドル3cを操作してダイヤモンドコアド
リル3の位置を固定する。このとき、ダイヤモンドコア
ビット3bが壁面4の所望の位置からずれていることも
あるが、そのような場合は、図1および図2に示すボル
ト14を暖め、ボルト14を挿入した長孔12aを利用
して載置台12を上下方向に移動させたり摺動体11に
対する傾きを調整して、ダイヤモンドコアビット3bが
壁面4の所望の位置にくるようにする。次いで、ダイヤ
モンドコアビット3bを回転させることにより、壁面4
にダイヤモンドコアビット3bの大きさに応じた孔が開
ける。ダイヤモンドコアビット3bが回転すると同時に
給水ポンプ20が作動して、冷却水がダイヤモンドコア
ビット3bに送られ、ダイヤモンドコアビット3bの回
転が停止すると、給水ポンプ20が停止してダイヤモン
ドコアビット3bへの冷却水の供給が停止する。ダイヤ
モンドコアビット3bに供給された冷却水は、水受け体
5の下部の水溜め部5dに溜められ、ダイヤモンドコア
ビット3bの回転に伴って同回転方向に寄せられなが
ら、排水パイプ15から回収容器23へと排出される。
着したガイド体13を有する載置台12を準備し、図2
に示すようにこの載置台12の長孔12aを摺動体11
のボルト14に嵌合させ、このボルト14にナット14
aを締結してガイド体13を摺動体11に固定して図1
の状態にして設置が完了する。その後、ハンドル3cを
操作してダイヤモンドコアドリル3を壁面4に向かって
移動させ、ダイヤモンドコアビット3bを壁面4に接触
させ、再びハンドル3cを操作してダイヤモンドコアド
リル3の位置を固定する。このとき、ダイヤモンドコア
ビット3bが壁面4の所望の位置からずれていることも
あるが、そのような場合は、図1および図2に示すボル
ト14を暖め、ボルト14を挿入した長孔12aを利用
して載置台12を上下方向に移動させたり摺動体11に
対する傾きを調整して、ダイヤモンドコアビット3bが
壁面4の所望の位置にくるようにする。次いで、ダイヤ
モンドコアビット3bを回転させることにより、壁面4
にダイヤモンドコアビット3bの大きさに応じた孔が開
ける。ダイヤモンドコアビット3bが回転すると同時に
給水ポンプ20が作動して、冷却水がダイヤモンドコア
ビット3bに送られ、ダイヤモンドコアビット3bの回
転が停止すると、給水ポンプ20が停止してダイヤモン
ドコアビット3bへの冷却水の供給が停止する。ダイヤ
モンドコアビット3bに供給された冷却水は、水受け体
5の下部の水溜め部5dに溜められ、ダイヤモンドコア
ビット3bの回転に伴って同回転方向に寄せられなが
ら、排水パイプ15から回収容器23へと排出される。
【0015】ダイヤモンドコアビット3bによって環状
の溝が形成されるが、この溝に治具を入れて動かすと中
央部のコンクリートが崩れ、図11および図12の
(a)に示すように壁面4に非貫通の孔が形成される。
その後、図2に示すボルト16,16aをゆるめて載置
台12および摺動体11を一体のまま案内レール5a,
5bの軸方向に沿って摺動体11を下方に移動させ、再
びボルト16,16aを締め付けた後、上述の穿孔作業
を繰り返す。すると、図11および図12の(b)に示
すように壁面4に非貫通の二つの孔が形成されることに
なる。その後、図2に示すボルト16,16aを再度ゆ
るめて載置台12および摺動体11を一体のまま案内レ
ール5a,5bの軸方向に沿って摺動体11をさらに下
方に移動させ、再びボルト16,16aを締め付けた
後、上述の穿孔作業を繰り返して図11および図12の
(c)に示すように壁面4に非貫通の三つの孔を形成す
る。これら三つの孔はいずれも非貫通であるため、冷却
水が壁面4の裏側に入って昇降路を濡らすことはない。
その後、図2に示すボルト16,16aを再度ゆるめて
載置台12および摺動体11を一体のまま案内レール5
a,5bの軸方向に沿って摺動体11を上方に戻し、再
びボルト16,16aを締め付けた後、上述の穿孔作業
を繰り返して図11および図12の(d)に示すように
壁面4の中央部に一つの貫通孔を形成し、これを配線用
に使用する。このときも貫通孔の下に非貫通孔が存在し
ているため、中央部の貫通孔から冷却水が壁面4の裏側
に入ってしまうのを減らすことができる。
の溝が形成されるが、この溝に治具を入れて動かすと中
央部のコンクリートが崩れ、図11および図12の
(a)に示すように壁面4に非貫通の孔が形成される。
その後、図2に示すボルト16,16aをゆるめて載置
台12および摺動体11を一体のまま案内レール5a,
5bの軸方向に沿って摺動体11を下方に移動させ、再
びボルト16,16aを締め付けた後、上述の穿孔作業
を繰り返す。すると、図11および図12の(b)に示
すように壁面4に非貫通の二つの孔が形成されることに
なる。その後、図2に示すボルト16,16aを再度ゆ
るめて載置台12および摺動体11を一体のまま案内レ
ール5a,5bの軸方向に沿って摺動体11をさらに下
方に移動させ、再びボルト16,16aを締め付けた
後、上述の穿孔作業を繰り返して図11および図12の
(c)に示すように壁面4に非貫通の三つの孔を形成す
る。これら三つの孔はいずれも非貫通であるため、冷却
水が壁面4の裏側に入って昇降路を濡らすことはない。
その後、図2に示すボルト16,16aを再度ゆるめて
載置台12および摺動体11を一体のまま案内レール5
a,5bの軸方向に沿って摺動体11を上方に戻し、再
びボルト16,16aを締め付けた後、上述の穿孔作業
を繰り返して図11および図12の(d)に示すように
壁面4の中央部に一つの貫通孔を形成し、これを配線用
に使用する。このときも貫通孔の下に非貫通孔が存在し
ているため、中央部の貫通孔から冷却水が壁面4の裏側
に入ってしまうのを減らすことができる。
【0016】図13および図14は、上述した穿孔装置
を用いて図10に示すエレベータ乗場24における壁面
4に車椅子用ボタンボックスを取り付けるための角孔2
6を穿孔する場合の他の実施例を説明する。この実施例
では角孔26の四隅に図13および図14の(a)〜
(d)に示すように比較的小さな孔を、たとえば、1
4.5φのダイヤモンドコアビット3bを用いてそれぞ
れ形成し、その後、図13および図14の(e)および
(f)に示すように四隅の小孔間を連結するように比較
的大きな孔を、たとえば、80φのダイヤモンドコアビ
ット3bを用いて形成し、その後、角孔26に近似する
ように比較的大きな孔を、80φのダイヤモンドコアビ
ット3bを用いて形成する作業を図13および図14の
(g)〜(i)の如く所定回数繰返し、最後に図13お
よび図14の(j)に示すように一つの貫通孔を、80
φのダイヤモンドコアビット3bを用いて形成してい
る。上述した図13および図14の(e)〜(j)に示
す作業は先の実施例の場合とほぼ同様であるから説明を
省略する。
を用いて図10に示すエレベータ乗場24における壁面
4に車椅子用ボタンボックスを取り付けるための角孔2
6を穿孔する場合の他の実施例を説明する。この実施例
では角孔26の四隅に図13および図14の(a)〜
(d)に示すように比較的小さな孔を、たとえば、1
4.5φのダイヤモンドコアビット3bを用いてそれぞ
れ形成し、その後、図13および図14の(e)および
(f)に示すように四隅の小孔間を連結するように比較
的大きな孔を、たとえば、80φのダイヤモンドコアビ
ット3bを用いて形成し、その後、角孔26に近似する
ように比較的大きな孔を、80φのダイヤモンドコアビ
ット3bを用いて形成する作業を図13および図14の
(g)〜(i)の如く所定回数繰返し、最後に図13お
よび図14の(j)に示すように一つの貫通孔を、80
φのダイヤモンドコアビット3bを用いて形成してい
る。上述した図13および図14の(e)〜(j)に示
す作業は先の実施例の場合とほぼ同様であるから説明を
省略する。
【0017】先ず、図13および図14の(a)の小孔
を形成するために、先にケガキした角孔26の位置の中
心と水受け体5の空洞5eの中心とがほぼ一致するよう
に配置し、その状態を作業者が保持しながら真空ポンプ
8を作動させて、吸着固定装置2と壁面4との間を真空
状態にし、真空吸着力を利用して吸着固定装置2を壁面
4に固定する。また、吸着弾性体9が壁面4に圧接させ
られると、一体的な水受け体5も同方向に移動して吸着
弾性体9の変形によって水密弾性体10が壁面に圧接さ
せられて水密が得られ、こうして真空吸着力によって吸
着固定装置2と水受け体5を同時に固定することができ
る。これは先の実施例におけると同様である。次に、予
め小孔用の、たとえば、14.5φのダイヤモンドコア
ビット3bを装着したダイヤモンドコアドリル3と共に
ガイド体13を有する載置台12を準備し、図2に示す
ようにこの載置台12の長孔12aを摺動体11のボル
ト14に嵌合させる。次いで、このボルト14にナット
14aを締結する場合、載置台12を傾けて上記小孔用
のダイヤモンドコアビット3bの先端が角孔26の左上
隅に位置するように調整してボルト14にナット14a
を締め付けガイド体13を摺動体11に固定し、上述の
場合と同じ操作によって図13および図14の(a)の
小孔を形成する。図13および図14の(b)に示す角
孔26の右上の小孔を形成する場合は、ボルト14のナ
ット14aを緩め載置台12を傾けて上記小孔用のダイ
ヤモンドコアビット3bの先端が角孔26の右上隅に位
置するように調整して、ボルト14にナット14aを締
め付けガイド体13を摺動体11に固定し、上述の場合
と同じ操作によって図13および図14の(b)の小孔
を形成する。図13および図14の(c)および(d)
に示す小孔を形成する場合も、水受け体5への摺動体1
1の固定位置を換えた後、上述の場合と同様に行なう。
この説明から分かるように、ガイド体13を摺動体11
に所定角度だけ首振り可能に固定することによって、吸
着固定装置2の真空吸着状態を解除することなく、ほぼ
同じ高さの位置に複数の孔を形成することができ、真空
解除や真空引き作業を少なくして効率的に穿孔を行なう
ことができる。また、同一高さでなくても近傍に複数の
孔を形成する場合も同様にして行なうことができる。
を形成するために、先にケガキした角孔26の位置の中
心と水受け体5の空洞5eの中心とがほぼ一致するよう
に配置し、その状態を作業者が保持しながら真空ポンプ
8を作動させて、吸着固定装置2と壁面4との間を真空
状態にし、真空吸着力を利用して吸着固定装置2を壁面
4に固定する。また、吸着弾性体9が壁面4に圧接させ
られると、一体的な水受け体5も同方向に移動して吸着
弾性体9の変形によって水密弾性体10が壁面に圧接さ
せられて水密が得られ、こうして真空吸着力によって吸
着固定装置2と水受け体5を同時に固定することができ
る。これは先の実施例におけると同様である。次に、予
め小孔用の、たとえば、14.5φのダイヤモンドコア
ビット3bを装着したダイヤモンドコアドリル3と共に
ガイド体13を有する載置台12を準備し、図2に示す
ようにこの載置台12の長孔12aを摺動体11のボル
ト14に嵌合させる。次いで、このボルト14にナット
14aを締結する場合、載置台12を傾けて上記小孔用
のダイヤモンドコアビット3bの先端が角孔26の左上
隅に位置するように調整してボルト14にナット14a
を締め付けガイド体13を摺動体11に固定し、上述の
場合と同じ操作によって図13および図14の(a)の
小孔を形成する。図13および図14の(b)に示す角
孔26の右上の小孔を形成する場合は、ボルト14のナ
ット14aを緩め載置台12を傾けて上記小孔用のダイ
ヤモンドコアビット3bの先端が角孔26の右上隅に位
置するように調整して、ボルト14にナット14aを締
め付けガイド体13を摺動体11に固定し、上述の場合
と同じ操作によって図13および図14の(b)の小孔
を形成する。図13および図14の(c)および(d)
に示す小孔を形成する場合も、水受け体5への摺動体1
1の固定位置を換えた後、上述の場合と同様に行なう。
この説明から分かるように、ガイド体13を摺動体11
に所定角度だけ首振り可能に固定することによって、吸
着固定装置2の真空吸着状態を解除することなく、ほぼ
同じ高さの位置に複数の孔を形成することができ、真空
解除や真空引き作業を少なくして効率的に穿孔を行なう
ことができる。また、同一高さでなくても近傍に複数の
孔を形成する場合も同様にして行なうことができる。
【0018】尚、上述した実施例では、摺動体11に長
孔11bを形成し、案内レール5a,5bにねじ部5
h,5iを形成し、ボルト16,16aによって摺動体
11を移動可能に水受け体5に連結したが、これら長孔
とねじ部を逆に形成しても同様の効果を得ることができ
る。また案内レール5a,5bは水受け体5および吸着
固定装置2のいずれか一方に固定すれば良い。
孔11bを形成し、案内レール5a,5bにねじ部5
h,5iを形成し、ボルト16,16aによって摺動体
11を移動可能に水受け体5に連結したが、これら長孔
とねじ部を逆に形成しても同様の効果を得ることができ
る。また案内レール5a,5bは水受け体5および吸着
固定装置2のいずれか一方に固定すれば良い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明による穿孔装
置は、ダイヤモンドコアドリルを固定した摺動体を固定
装置に対して移動可能に設けたため、特に正円でない長
孔や近傍に複数の孔を形成する場合、固定装置を被穿孔
面に固定したままの状態で摺動体を移動させながら行な
うことができるので、穿孔作業を簡単にすると共にその
作業時間を短縮することができる。
置は、ダイヤモンドコアドリルを固定した摺動体を固定
装置に対して移動可能に設けたため、特に正円でない長
孔や近傍に複数の孔を形成する場合、固定装置を被穿孔
面に固定したままの状態で摺動体を移動させながら行な
うことができるので、穿孔作業を簡単にすると共にその
作業時間を短縮することができる。
【図1】本発明の一実施例による穿孔装置の側面図であ
る。
る。
【図2】図1に示した穿孔装置の要部を示す正面図であ
る。
る。
【図3】図2に示した穿孔装置の裏面図である。
【図4】図2に示した穿孔装置のI−I線に沿った断面
図である。
図である。
【図5】図2に示した穿孔装置の下面図である。
【図6】図2に示した穿孔装置の要部である水受け体の
平面図である。
平面図である。
【図7】図6に示した水受け体のII−II線に沿った断面
図である。
図である。
【図8】図2に示した穿孔装置の要部である摺動体の平
面図である。
面図である。
【図9】図8に示した摺動体の下面図である。
【図10】エレベータ乗場の正面図である。
【図11】本発明の穿孔装置による穿孔工程を示す壁面
の平面図である。
の平面図である。
【図12】図11に示した穿孔工程を示す壁面の断面図
である。
である。
【図13】本発明の穿孔装置による他の穿孔工程を示す
壁面の平面図である。
壁面の平面図である。
【図14】図13に示した穿孔工程を示す壁面の断面図
である。
である。
【図15】従来の穿孔装置を示す側面図である。
2 吸着固定装置 2a 真空引き空間 3 ダイヤモンドコアドリル 3b ダイヤモンドコアビット 4 壁面 5 水受け体 5a,5b 案内レール 9 吸着弾性体 10 水密弾性体 11 摺動体 12 載置台 13 ガイド体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保倉 邦明 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 岡田 国夫 広島県広島市西区商工センター4丁目6番 8号 株式会社コンセック内 (72)発明者 綿川 文治 広島県広島市西区商工センター4丁目6番 8号 株式会社コンセック内
Claims (5)
- 【請求項1】 被穿孔面に固定する固定装置と、この固
定装置によって支持したダイヤモンドコアドリルと、こ
のダイヤモンドコアドリルにより穿孔する上記被穿孔面
の穿孔部周囲を包囲すると共に、上記ダイヤモンドコア
ドリルの先端に供給した冷却水を受ける水受け体とを備
えて成る穿孔装置において、上記ダイヤモンドコアドリ
ルを取付けた摺動体を設け、この摺動体を上記被穿孔面
に対してほぼ平行に移動可能に成して上記固定装置に連
結したことを特徴とする穿孔装置。 - 【請求項2】 上記ダイヤモンドコアドリルを取付けた
載置台を設け、この載置台を上記摺動体に対して取付け
角度を調整可能に連結したことを特徴とする請求項1記
載の穿孔装置。 - 【請求項3】 上記載置台に長孔を形成し、この長孔を
介して上記載置台を上記摺動体に連結することによっ
て、上記載置台を上記摺動体に対して取付け角度を調整
可能および上記長孔に相当する分だけ移動可能にしたこ
とを特徴とする請求項2記載の穿孔装置。 - 【請求項4】 上記摺動体の水受け体側端中央に円弧状
の切欠きを形成したことを特徴とする請求項1,2若し
くは3記載の穿孔装置。 - 【請求項5】 上記固定装置は、前記被穿孔面に真空吸
着するものであることを特徴とする請求項1,2,3若
しくは4記載の穿孔装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1057094A JPH07214540A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 穿孔装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1057094A JPH07214540A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 穿孔装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07214540A true JPH07214540A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11753906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1057094A Pending JPH07214540A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 穿孔装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07214540A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002227226A (ja) * | 2001-02-06 | 2002-08-14 | Nippon Hume Corp | 耐震化工法におけるマンホール側壁への穿孔方法及び装置 |
| JP2008150926A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-03 | Maeda Corp | 穿孔装置及びセグメント連結ボルトの除去方法 |
| KR100971099B1 (ko) * | 2008-11-11 | 2010-07-20 | (주)에이.티.아이 | 건축 외장용 알루미늄 압출재의 수평 드릴 가공용 고정지그 |
| CN103659877A (zh) * | 2013-12-04 | 2014-03-26 | 镇江新区汇达机电科技有限公司 | 真空吸盘式爬行钻孔机 |
| CN103659337A (zh) * | 2013-12-04 | 2014-03-26 | 镇江新区汇达机电科技有限公司 | 直角面移动爬行真空吸盘机 |
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1994
- 1994-02-01 JP JP1057094A patent/JPH07214540A/ja active Pending
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