JPH07214591A - 弾性部材と合成樹脂部材の一体成形方法 - Google Patents
弾性部材と合成樹脂部材の一体成形方法Info
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- JPH07214591A JPH07214591A JP2750694A JP2750694A JPH07214591A JP H07214591 A JPH07214591 A JP H07214591A JP 2750694 A JP2750694 A JP 2750694A JP 2750694 A JP2750694 A JP 2750694A JP H07214591 A JPH07214591 A JP H07214591A
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- Japan
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- synthetic resin
- gate
- elastic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 弾性部材の表面の一部に保護部材を固着し、
キャビティの凹所に弾性部材を挿入して低圧で射出成形
を行ない合成樹脂部材成形時に同時に弾性部材を固着さ
せる一体化方法であって、弾性部材は、合成樹脂材料の
噴出するゲート開口に対向して保護部材を位置させるこ
とにより噴流の衝突から保護する。 【構成】 移動金型4のキャビティ5の凹所6内に弾性
部材1を挿入する。この際ゲート8の開口9に対向する
位置に熱硬化性合成樹脂でなる保護部材2固着してお
く。合成樹脂材料10を固定金型7のゲート8から低圧
で射出し、合成樹脂部材11を形成するとともに同時に
弾性部材1を密着させる。ゲート8の開口9に対向して
弾性部材1に保護部材2が設けてあるので、噴出流によ
り弾性部材1が犯されることはない。従って簡単に弾性
部材を一体化できる。
キャビティの凹所に弾性部材を挿入して低圧で射出成形
を行ない合成樹脂部材成形時に同時に弾性部材を固着さ
せる一体化方法であって、弾性部材は、合成樹脂材料の
噴出するゲート開口に対向して保護部材を位置させるこ
とにより噴流の衝突から保護する。 【構成】 移動金型4のキャビティ5の凹所6内に弾性
部材1を挿入する。この際ゲート8の開口9に対向する
位置に熱硬化性合成樹脂でなる保護部材2固着してお
く。合成樹脂材料10を固定金型7のゲート8から低圧
で射出し、合成樹脂部材11を形成するとともに同時に
弾性部材1を密着させる。ゲート8の開口9に対向して
弾性部材1に保護部材2が設けてあるので、噴出流によ
り弾性部材1が犯されることはない。従って簡単に弾性
部材を一体化できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は弾性材料でなる弾性部
材と、合成樹脂部材とを射出成形により一体に固着成形
する方法に関する。
材と、合成樹脂部材とを射出成形により一体に固着成形
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、合成樹脂部材と弾性部材とを固着
する方法としては、例えば内燃機関の遮音カバーを製造
する場合のように、射出成形により函形や樋形に成形し
た合成樹脂部材に、ゴム等の弾性部材を吸音材または緩
衝材として接着剤で貼付け、あるいはビス止めで固着す
る等の方法を用いていた。
する方法としては、例えば内燃機関の遮音カバーを製造
する場合のように、射出成形により函形や樋形に成形し
た合成樹脂部材に、ゴム等の弾性部材を吸音材または緩
衝材として接着剤で貼付け、あるいはビス止めで固着す
る等の方法を用いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の弾性部材を固着
する方法は、工数がかかり特に形状の複雑なものでは作
業が煩わしい。さらに接着剤の使用条件によっては接着
不良で剥離を生ずるおそれがある。またビス止めでは全
面積が固着されるものでなく、ビス部分の集中応力で亀
裂、脱落等のおそれがある。
する方法は、工数がかかり特に形状の複雑なものでは作
業が煩わしい。さらに接着剤の使用条件によっては接着
不良で剥離を生ずるおそれがある。またビス止めでは全
面積が固着されるものでなく、ビス部分の集中応力で亀
裂、脱落等のおそれがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の一体成形方法
は弾性材料でなる弾性部材を移動金型のキャビティ面の
凹所に挿入し、固定金型のゲートから低圧射出成形法に
より溶融した合成樹脂材料を射出して弾性部材を合成樹
脂部材と一体に固着させて成形するものである。その際
弾性部材のゲートの開口と対向する位置に、熱硬化性樹
脂でなりゲートの開口面積より大きい板または膜状の保
護部材を予め固着しておくものである。
は弾性材料でなる弾性部材を移動金型のキャビティ面の
凹所に挿入し、固定金型のゲートから低圧射出成形法に
より溶融した合成樹脂材料を射出して弾性部材を合成樹
脂部材と一体に固着させて成形するものである。その際
弾性部材のゲートの開口と対向する位置に、熱硬化性樹
脂でなりゲートの開口面積より大きい板または膜状の保
護部材を予め固着しておくものである。
【0005】
【作用】この発明の方法では射出成形により合成樹脂部
材を成形する際同時に弾性部材が固着される。この際保
護部材の存在、および射出圧が低圧であることにより、
ゲート開口から噴出す合成樹脂材料によって弾性部材が
犯され孔明きが生ずる等のことはない。この射出圧の低
圧とは合成樹脂材料がキャビティ内に流動して行きわた
るに足る程度の圧力である。弾性部材は合成樹脂材料の
投錨効果により密着する。
材を成形する際同時に弾性部材が固着される。この際保
護部材の存在、および射出圧が低圧であることにより、
ゲート開口から噴出す合成樹脂材料によって弾性部材が
犯され孔明きが生ずる等のことはない。この射出圧の低
圧とは合成樹脂材料がキャビティ内に流動して行きわた
るに足る程度の圧力である。弾性部材は合成樹脂材料の
投錨効果により密着する。
【0006】
【実施例】図1、図2によって実施例を説明する。図2
に示すように気泡を含む天然ゴムでなる板状の弾性部材
1の一方側表面に、浅い凹部を形成して熱硬化性合成樹
脂の円板でなる保護部材2を嵌め込む。この弾性部材1
を、射出成形機3の移動金型4のキャビティ面5に設け
た凹所6に嵌め込んで保持させる。
に示すように気泡を含む天然ゴムでなる板状の弾性部材
1の一方側表面に、浅い凹部を形成して熱硬化性合成樹
脂の円板でなる保護部材2を嵌め込む。この弾性部材1
を、射出成形機3の移動金型4のキャビティ面5に設け
た凹所6に嵌め込んで保持させる。
【0007】次に移動金型4を移動し固定金型7に締付
ける。この場合、固定金型7に設けたゲート8の開口9
の正面に対向して保護部材2が位置し、かつ保護部材2
の面積はゲート8の開口9の面積より大なるようにして
おく。保護部材2は上記の板状のものでもよく、また膜
状のものでもよい。この場合は弾性部材1に凹部を形成
せず、接着剤で弾性部材2の表面に貼付して保持させ
る。
ける。この場合、固定金型7に設けたゲート8の開口9
の正面に対向して保護部材2が位置し、かつ保護部材2
の面積はゲート8の開口9の面積より大なるようにして
おく。保護部材2は上記の板状のものでもよく、また膜
状のものでもよい。この場合は弾性部材1に凹部を形成
せず、接着剤で弾性部材2の表面に貼付して保持させ
る。
【0008】次に合成樹脂材料10(この例ではポリプ
ロピレンとし、その他例えばポリアミド等でもよい)を
低圧力でゲート8から射出する。この射出圧力は溶融し
た合成樹脂材料10がキャビティ内の隅々まで行きわた
る程度の圧力とする。従ってキャビティすなわち成形す
べき合成樹脂部材11の形状およびびその合成樹脂材料
10の粘度等で定まるが、通常の射出圧(ton/cm2)よ
りはるかに低く、(kg/cm2)単位で1桁の値程度であ
る。
ロピレンとし、その他例えばポリアミド等でもよい)を
低圧力でゲート8から射出する。この射出圧力は溶融し
た合成樹脂材料10がキャビティ内の隅々まで行きわた
る程度の圧力とする。従ってキャビティすなわち成形す
べき合成樹脂部材11の形状およびびその合成樹脂材料
10の粘度等で定まるが、通常の射出圧(ton/cm2)よ
りはるかに低く、(kg/cm2)単位で1桁の値程度であ
る。
【0009】ゲート8の開口9から噴出する合成樹脂材
料10の流れは直進すると保護部材2に衝突し流れの方
向を変える。この場合弾性部材1は保護部材2に護られ
ているので合成樹脂材料の噴流による力や熱で犯され穴
明き等が生ずることはない。保護部材2の保護が必要な
時間は射出工程の秒単位の短時間であり、低圧の射出で
あるから、保護部材2はこれに耐える程度の材質、形状
でよい。
料10の流れは直進すると保護部材2に衝突し流れの方
向を変える。この場合弾性部材1は保護部材2に護られ
ているので合成樹脂材料の噴流による力や熱で犯され穴
明き等が生ずることはない。保護部材2の保護が必要な
時間は射出工程の秒単位の短時間であり、低圧の射出で
あるから、保護部材2はこれに耐える程度の材質、形状
でよい。
【0010】合成樹脂材料10は、金型4、5で形成さ
れたキャビティ内を流動し充満する。このとき射出圧が
低いので、過度に弾性部材1の表面を圧縮することはな
い。また接触する弾性部材1の表面から内部へ微細な流
れとなって侵入し、いわゆる投錨効果を生ぜしめ、十分
な密着力が得られる。弾性部材1の表面は通常粗い面で
あり(多孔性を有するものも少くない)、特別に緻密で
平滑な表面状態のものでない限り、必要な密着力が得ら
れる。
れたキャビティ内を流動し充満する。このとき射出圧が
低いので、過度に弾性部材1の表面を圧縮することはな
い。また接触する弾性部材1の表面から内部へ微細な流
れとなって侵入し、いわゆる投錨効果を生ぜしめ、十分
な密着力が得られる。弾性部材1の表面は通常粗い面で
あり(多孔性を有するものも少くない)、特別に緻密で
平滑な表面状態のものでない限り、必要な密着力が得ら
れる。
【0011】金型4、5から合成樹脂部材11を取り出
すとき弾性部材1は密着して一体化した状態で取り出さ
れて図3に示す完成製品12(この例では内燃機関用の
遮音カバーである)が得られる。
すとき弾性部材1は密着して一体化した状態で取り出さ
れて図3に示す完成製品12(この例では内燃機関用の
遮音カバーである)が得られる。
【0012】上記の実施例のほか、この発明の方法は、
従来函状、樋状その他適宜の形状の合成樹脂部材の一方
側に弾性部材を貼付けて遮音材、緩衝、防振材等として
いたもの、例えば内燃機関のロッカカバー、あるいはエ
アクリーナのケーシングのボディやカバー等に適用でき
る。
従来函状、樋状その他適宜の形状の合成樹脂部材の一方
側に弾性部材を貼付けて遮音材、緩衝、防振材等として
いたもの、例えば内燃機関のロッカカバー、あるいはエ
アクリーナのケーシングのボディやカバー等に適用でき
る。
【0013】
【発明の効果】この発明は弾性部材を合成樹脂部材形成
時に同時に固着一体化する方法であるから、接着剤やビ
ス等の固着手段を用いた弾性部材貼付工程を省くことが
でき、簡単で能率的な一体化方法である。しかも完成製
品は密着状態がよく弾性部材の剥離、欠落等のおそれが
ない。
時に同時に固着一体化する方法であるから、接着剤やビ
ス等の固着手段を用いた弾性部材貼付工程を省くことが
でき、簡単で能率的な一体化方法である。しかも完成製
品は密着状態がよく弾性部材の剥離、欠落等のおそれが
ない。
【図1】この方法の実施例における射出成形工程を示す
図
図
【図2】実施例における弾性部材を示す図
【図3】実施例により得られた完成製品の図
1 弾性部材 2 保護部材 4 移動金型 6 凹所 7 固定金型 8 ゲート 10 合成樹脂材料 11 合成樹脂部材
Claims (1)
- 【請求項1】 弾性材料でなる弾性部材の表面の一部
に、熱硬化性合成樹脂でなり板状または膜状の保護部材
を固着し、この弾性部材を射出成形機の移動金型のキャ
ビティ面に設けた凹所に挿入し、保護部材が固定金型の
ゲートの開口に対向する位置にあり、かつ保護部材の面
積をゲートの開口面積より大とし、金型を閉じて低圧で
合成樹脂部材を射出して合成樹脂部材を成形する、弾性
部材と合成樹脂部材の一体成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2750694A JP3295515B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 弾性部材と合成樹脂部材の一体成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2750694A JP3295515B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 弾性部材と合成樹脂部材の一体成形方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07214591A true JPH07214591A (ja) | 1995-08-15 |
| JP3295515B2 JP3295515B2 (ja) | 2002-06-24 |
Family
ID=12223029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2750694A Expired - Fee Related JP3295515B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 弾性部材と合成樹脂部材の一体成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3295515B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6253663B1 (en) | 2000-03-28 | 2001-07-03 | William L. Spencer | In-wall coffee maker |
| US7673556B2 (en) | 2004-07-19 | 2010-03-09 | Spencer William L | Coffee maker and method of use |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP2750694A patent/JP3295515B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3295515B2 (ja) | 2002-06-24 |
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Legal Events
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