JPH07214743A - 孔版印刷装置の製版装置 - Google Patents

孔版印刷装置の製版装置

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JPH07214743A
JPH07214743A JP1236394A JP1236394A JPH07214743A JP H07214743 A JPH07214743 A JP H07214743A JP 1236394 A JP1236394 A JP 1236394A JP 1236394 A JP1236394 A JP 1236394A JP H07214743 A JPH07214743 A JP H07214743A
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Kazuyoshi Kobayashi
一喜 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 穿孔が密集しているベタ部においても、裏写
りがなく、さらに、鮮明な印刷画像が得られる孔版印刷
装置の製版装置を提供すること。 【構成】 主走査方向Sに一列に配列した複数の抵抗発
熱素子19を有するサーマルヘッド3を感熱孔版用のマ
スタ1に接触させ、抵抗発熱素子19の配列方向に直交
する副走査方向Fにマスタ1とサーマルヘッド3とを相
対的に移動させ、抵抗発熱素子19の選択的加熱により
ドットマトリクス式に穿孔画像の形成を行う孔版印刷装
置の製版装置において、複数の抵抗発熱素子19は、主
走査方向Sに対して、一つ置きに二つの群に群分けされ
てなり、穿孔画像の副走査方向Fに隣合う各画素列が、
互いに異なる群の抵抗発熱素子19により形成されるよ
うに抵抗発熱素子19を制御する制御手段20を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マスタにサーマルヘッ
ドを用いて穿孔画像の形成を行う孔版印刷装置の製版装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】簡便な印刷方式としてデジタル感熱孔版
印刷装置が良く知られている。この孔版印刷装置の製版
装置は、主走査方向に一列に配列した複数の抵抗発熱素
子を有するサーマルヘッドを感熱孔版用のマスタに接触
させ、マスタを副走査方向に移動させて、マスタに穿孔
画像を書き込んでいた。抵抗発熱素子の主走査方向の配
列ピッチと、マスタの副走査方向への移動ピッチとは、
一般に等しく設定されている。図6に示すように、穿孔
画像が書き込まれたマスタ61のベタ部における、各穿
孔61a間の副走査方向FのピッチPf及び、主走査方
向SのピッチPsは、等しくなっていた。次に、孔版印
刷装置は、このように穿孔画像が書き込まれたマスタ
を、自動搬送して多孔性の支持体層とメッシュスクリー
ン層とからなる円筒状の版胴の外周面に自動的に巻き付
け、そのマスタに対して、プレスローラ等の押圧手段が
印刷用紙を連続的に押し付けて、版胴に設けられた開孔
部、さらにマスタの穿孔部よりインキを滲み出させて印
刷用紙に転移させて印刷を行っている。
【0003】上記マスタは、非常に薄いポリエステル等
の熱可塑性樹脂フィルムと、多孔質の可撓性の支持体と
して合成繊維や和紙、或いは和紙及び合成繊維を混抄し
たものとを貼り合わせたラミネート構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記孔版印刷装置は、
長期にわたって印刷装置を使用しないで放置した後に新
たに印刷を再開すると、版胴の支持体層、メッシュスク
リーン層のインキが蒸発、或いはマスタの支持体にイン
キが吸収されたりすることによりインキ量が減少し、良
好な印刷画像を得るために、何枚もの用紙に試し刷りを
行う必要が生じ、用紙の無駄が発生していた。そこで、
蒸発しにくい油性のインキが用いられていた。しかし、
孔版印刷装置では、マスタの穿孔部よりインキを印刷用
紙の表面から盛り上がった状態に滲み出させて印刷を行
っているので、蒸発しにくい油性のインキを用いると、
インキが印刷用紙の内部に浸透し、インキが十分に乾燥
した状態になるまでに時間がかかり、連続的に印刷を行
う場合に、前回の印刷用紙のインキが乾燥する以前に、
次の印刷用紙が排出積載されると、前回の印刷用紙のイ
ンキが次の印刷用紙の裏面に転移し、裏写りといわれる
不具合が発生する。印刷用紙の表面から盛り上がった状
態のインキは、印刷用紙の繊維を伝って拡散しながら、
印刷用紙の内部に浸透するので、細線部、文字部等のよ
うに、穿孔が密集していない部分では、インキの浸透、
拡散が行われ素早くインキが乾燥するが、一方、穿孔が
密集しているベタ部等では、隣合う穿孔の間でインキ同
士が衝突し、その拡散が阻害され、印刷用紙の内部への
浸透だけになり、インキの乾燥に時間がかかり、裏写り
が発生し易かった。
【0005】そこで、特開平5−22582号公報に開
示されているように、強制的に穿孔ドットを間引くこと
で、インキの印刷用紙への転移量を低減し、裏写りを防
止したものが紹介されいている。しかし、この方法に
は、穿孔ドットを間引くことにより、画質が悪化すると
いう問題がある。
【0006】従って、本発明は上述したような問題点を
解決し、穿孔が密集しているベタ部においても、裏写り
がなく、さらに、鮮明な印刷画像が得られる孔版印刷装
置の製版装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
主走査方向に一列に配列した複数の抵抗発熱素子を有す
るサーマルヘッドを感熱孔版用のマスタに接触させ、抵
抗発熱素子の配列方向に直交する副走査方向にマスタと
サーマルヘッドとを相対的に移動させ、抵抗発熱素子の
選択的加熱によりドットマトリクス式に穿孔画像の形成
を行う孔版印刷装置の製版装置において、複数の抵抗発
熱素子が、主走査方向に対して、一つ置きに二つの群に
群分けされてなり、穿孔画像の副走査方向に隣合う各画
素列が、互いに異なる群の抵抗発熱素子により形成され
るように抵抗発熱素子を制御する制御手段を有する。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の孔
版印刷装置の製版装置において、制御手段が、穿孔画像
の互いに隣合う画素間の距離が等しくなるように抵抗発
熱素子を制御する。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の孔
版印刷装置の製版装置において、環境温度を検出する温
度センサ及び/又はインキ温度を検出するインキセンサ
を有し、制御手段が、温度センサ及び/又はインキセン
サからの温度情報に基づいて、マスタと抵抗発熱素子と
の相対的移動のピッチを変化させる。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明によれば、制御手段が、主
走査方向に対して一つ置きに二つの群に群分けされた複
数の抵抗発熱素子を制御してマスタに穿孔画像を形成す
る。マスタに形成された穿孔画像の副走査方向に隣合う
各画素列は、互いに異なる群の抵抗発熱素子により形成
される。
【0011】請求項2記載の発明によれば、制御手段
が、抵抗発熱素子を制御し、穿孔画像の互いに隣合う画
素間の距離が等しくなるようにする。
【0012】請求項3記載の発明によれば、制御手段
が、温度センサ及び/又はインキセンサからの温度情報
に基づいて、マスタと抵抗発熱素子との相対的移動のピ
ッチを変化させる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1において、符号100は、孔版印刷装置の製
版装置を示す。製版装置100は、マスタ1を保持する
保持手段としての軸1aと、マスタ1を副走査方向Fへ
搬送するプラテンローラ2と、プラテンローラ2と平行
に延在していて、プラテンローラ2に対して接離自在に
設けられ、複数の抵抗発熱素子19を有するサーマルヘ
ッド3と、マスタ1を挾持しつつ版胴7の外周面のマス
タ係止手段21へ向けてマスタ1を搬送する押えローラ
対4と、押えローラ対4とマスタ係止手段21との間に
配置され、マスタ1を切断する一対のカッタ部材5a、
5bと、サーマルヘッド3に接続され、抵抗発熱素子1
9を制御する制御手段20とから主に構成されている。
図1中符号6は、マスタ1を版胴7の外周面のマスタ係
止手段21へ向けて案内する案内板を示す。
【0014】マスタ1は、ポリエステル等により形成さ
れロール状に巻かれ、軸1aに繰り出し可能に支持され
ている。マスタ1には、サーマルヘッド3と接する面に
シリコン系の滑剤と帯電防止剤との混合液が塗布されて
いる。
【0015】サーマルヘッド3は、図2に示すように、
主走査方向Sに1列に一定ピッチで配列された矩形の複
数の抵抗発熱素子19と、この抵抗発熱素子19を保持
・冷却するホルダ部22とにより主に構成されている。
抵抗発熱素子19は、本実施例において400DPI
(dop/インチ)の画素密度であり、主走査方向Sの
配列ピッチPsが63.5μmに設定されている。抵抗
発熱素子19は、主走査方向Sに対して、一つ置きに第
1群と第2群との二つの群に群分けされている。図2中
符号19aは、第1群の抵抗発熱素子を、19bは、第
2群の抵抗発熱素子をそれぞれ示す。サーマルヘッド3
は、図示しない手段により、プラテンローラ2に対して
接離自在に設けられている。サーマルヘッド3は、図示
しない原稿読取部のA/D変換部及び制御手段20で処
理されて送出されるデジタル画像信号に基づきマスタ1
を選択的に溶融、穿孔し、穿孔画像を形成する周知の機
能を有する。
【0016】プラテンローラ2は、シリコンゴムで形成
され、ステッピングモータMにより回転駆動され、マス
タ1をサーマルヘッド3に対して相対的に副走査方向F
へ移動させる。プラテンローラ2によるマスタ1の副走
査方向Fへの移動ピッチPfは、本実施例において主走
査方向Sの配列ピッチPsの1/2、つまり63.5/
2μmに設定されている。
【0017】カッタ部材5a、5bは、楔状の刃を有す
るギロチンタイプのものであり、プラテンローラ2と平
行に延在していて、ソレノイド及びカム等(共に図示せ
ず)からなる昇降手段により互いに当接してマスタ1を
切断するように設けられている。
【0018】制御手段20は、穿孔画像の副走査方向F
に隣合う各画素列が、互いに異なる群の抵抗発熱素子1
9により形成されるように抵抗発熱素子19を制御す
る。
【0019】版胴7は、多孔性円筒状の支持円筒体と、
その外周面に巻き付けられた樹脂あるいは金属製網体の
メッシュスクリーン層とで構成されている。版胴7は後
述するインキパイプ11を兼ねた回転中心軸の周りに回
転可能に支持されていて、図示しないモーターによって
矢印X方向に回転駆動される。
【0020】マスタ係止手段21は、版胴7の外周面の
母線に沿って設けられたステージ12と、このステージ
12に対向する部位に配置され、クランパ軸13aによ
り揺動可能に支持された磁石を有するクランパ13とに
より構成されている。
【0021】版胴7の内部には、版胴7の内周面にイン
キを供給するインキローラ8と、インキローラ8と僅か
な間隙を置いて平行に配置され、インキローラ8との間
にインキ溜り10を形成するドクターローラ9と、イン
キ溜り10へインキを供給するインキパイプ11とが配
置されている。ここに、インキローラ8、ドクターロー
ラ9及びインキパイプ11がインキ供給装置を構成す
る。
【0022】版胴1の外周面の下方近傍には、印刷用紙
18を版胴7へ押し付け、版胴7に対して接離自在のプ
レスローラ14と、版胴7とプレスローラ14との間へ
所定のタイミングで印刷用紙18を送るレジストローラ
対17とが配置されている。
【0023】プレスローラ14の図1において右側に
は、排紙部が配設されている。排紙部は、印刷済みの印
刷用紙(図示しない)を順次積載する排紙トレイ16
と、版胴7の近傍に配置され、印刷済みの印刷用紙を版
胴7から剥離する剥し爪15とを有する。
【0024】次に、上述の製版装置100を適用した孔
版印刷装置の動作について以下に記す。図1において、
版胴7は、マスタ係止手段21が略真上の位置で停止
し、図示しないクランパ開閉手段によりクランパ13が
開かれ、給版待機状態になっている。一方、マスタ1
は、押えローラ対4よりも僅かに下流側の位置におい
て、その先端部がプラテンローラ2と略平行な方向に揃
えられた状態で待機している。図示しない製版スタート
キーを押すことにより製版指令がステッピングモータM
に送出されてプラテンローラ2及び、押えローラ対4が
回転を始める。図示しないA/D変換部及び制御手段2
0にて処理されて送出されるデジタル画像信号によっ
て、マスタ1を挾んでプラテンローラ2に圧接している
サーマルヘッド3の第1群の抵抗発熱素子19a(図2
参照)が選択的に発熱され、図3に示すように、マスタ
1に第1列目の画素列24aが形成される。次に、マス
タ1が副走査方向Fへ、プラテンローラ2により、その
移動ピッチPf=63.5/2μm移動させられ、サー
マルヘッド3の第2群の抵抗発熱素子19b(図2参
照)が選択的に発熱され、マスタ1に第2列目の画素列
24bが形成され、次に第1群の抵抗発熱素子19a、
さらに次に第2群の抵抗発熱素子19bというように、
穿孔動作が繰り返されてマスタ1に穿孔画像が形成され
る。図3において、相隣る画素列の画素間の距離L
1は、 (L1)2=(Pf)2+(Ps)2 L1≒71μm になっている。なお、図3には、説明の便宜上ベタ部に
おける穿孔画像の一例を示してある。
【0025】穿孔画像が形成されたマスタ1は、案内板
6を介して、プラテンローラ2、押えローラ対4によっ
て、版胴7のマスタ係止手段21へ向けて送出される。
マスタ1の搬送距離が所定の長さになると、クランパ1
3が閉鎖されることにより、マスタ1の先端部がマスタ
係止手段21に係止される。このクランプ動作と同時に
版胴7は矢印X方向に回転され、マスタ1が版胴7の外
周面に巻き付けられていく。
【0026】版胴7の外周面にマスタ1が所定長さ巻き
つけられ、この長さに基づく信号指令がカッタ部材5a
の図示しない昇降手段に送出され、カッタ部材5aが下
降しマスタ1が切断される。このマスタ1の切断と同時
に、プラテンローラ2、押えローラ対4の回転が停止
し、製版工程が完了する。
【0027】マスタ1が版胴7の外周面に巻装された
後、印刷工程が開始される。まず、図示しない給紙手段
より印刷用紙18が一枚ずつレジストローラ対17へ向
けて搬送される。レジストローラ対17は、搬送されて
くる印刷用紙18を版胴7の回転と同期した所定のタイ
ミングで版胴7とプレスローラ14との接触部に挿入す
る。そして、版胴7の外周面から離間していたプレスロ
ーラ14が上方に移動し、矢印X方向に回転する版胴7
の外周面に巻装されたマスタ1に印刷用紙18が押圧さ
れることにより、インキが版胴7の開孔、マスタ1の穿
孔部分を通過し、印刷用紙18の表面に転移されて印刷
される。なお、この時、インキローラ8も版胴7の回転
方向と同一方向に回転し、インキを版胴7の内周面に供
給する。そして、印刷された印刷用紙18は、剥し爪1
5によって版胴7の外周面から剥離され、排紙トレイ1
6へ排紙されて、最初の1枚目の印刷によりいわゆる版
付けが終了する。次に上記動作と同様の動作により所定
枚数の印刷が順次連続的に行われる。
【0028】印刷を終了し次の原稿の画像を印刷すると
きには、新たにマスタ1を版胴7の外周面に巻装する前
に、先に使用した使用済のマスタ(図示しない)を版胴
7の外周面から剥離する。この際、版胴7は、所定の排
版位置でクランパ13を開放し、図示しない排版装置に
より使用済みのマスタが版胴7の外周面から剥離され、
廃棄される。その後、版胴7は、マスタ係止手段21が
略真上の位置で停止し、給版待機状態となる。
【0029】図4に他の穿孔画像のベタ部の例を示す。
この穿孔画像の互いに隣合う画素間の距離L2は、等し
くなっている。すなわち、画素A、B、Cの中心を線で
結ぶと正三角形が形成される。よって、互いに隣合う画
素間の距離L2は、上述したように、抵抗発熱素子19
の主走査方向Sの配列ピッチPsが63.5μmである
から、 L2=63.5μm/sin60°≒73.3μm に設定されている。
【0030】この場合、制御手段20は、まず、サーマ
ルヘッド3の第1群の抵抗発熱素子19a(図2参照)
を選択的に発熱させ、図4に示すように、マスタ1に第
1列目の画素列25aを形成し、次に、プラテンローラ
2により、マスタ1を副走査方向Fへ、距離L2の半分
の36.65μm移動させ、サーマルヘッド3の第2群
の抵抗発熱素子19b(図2参照)を選択的に発熱さ
せ、マスタ1に第2列目の画素列25bを形成し、次に
第1群の抵抗発熱素子19a、さらに次に第2群の抵抗
発熱素子19bというように、穿孔動作を繰り返し、マ
スタ1に互いに隣合う画素間の距離L2の等しい穿孔画
像を形成する。
【0031】図5に、別の実施例を示す。この実施例に
示す製版装置110は、上述の実施例に対し、孔版印刷
装置が設置されている環境の温度を検出する温度センサ
27と、インキの温度を検出するインキセンサ28とが
制御手段30に接続されている構成のみが相違する。
【0032】制御手段30は、温度センサ27とインキ
センサ28とからの情報に基づいて、プラテンローラ2
のステッピングモータMによるマスタ1の副走査方向F
の移動ピッチPfを変化させる。制御手段30は、高温
時、例えば、環境温度あるいはインキ温度が30°Cを
越える場合には、インキが軟化し多量に印刷用紙18に
転移するので、マスタ1の副走査方向Fの移動ピッチP
fを85μm(300dpi相当)にし、逆に、低温
時、例えば、環境温度あるいはインキ温度が15°C未
満の場合には、インキが硬化し印刷用紙18に十分に転
移しないので、マスタ1の副走査方向Fの移動ピッチP
fを55μm(450dpi相当)にし、環境温度ある
いはインキ温度が15°C〜30°Cの場合には、マス
タ1の副走査方向Fの移動ピッチPfを63.5μm
(400dpi相当)にする。
【0033】この製版装置110を適用した印刷装置の
動作は、上述の実施例のそれと同様なので省略する。な
お、本実施例において、環境温度及びインキ温度を検出
するようにしたが、何れか一方のみを検出するようにし
て、その検出した温度情報に基づいて、上述の如く、マ
スタ1の副走査方向Fの移動ピッチPfを変化させるよ
うにしても良い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、制御手段が、穿孔画像の副走査方向に隣合
う各画素列が、互いに異なる群の抵抗発熱素子により形
成されるように抵抗発熱素子を制御するので、各画素の
インキ拡散スペースが大きくなり、インキの印刷用紙へ
の浸透が良好になると共に、総画素数を低減でき、イン
キの転移量が少なくなり裏写りを低減できる。
【0035】請求項2記載の発明によれば、制御手段
が、抵抗発熱素子を制御し、穿孔画像の互いに隣合う画
素間の距離が等しくなるようにしたので、インキの印刷
用紙への拡散、浸透が均一になり裏写りを低減できる。
【0036】請求項3記載の発明によれば、制御手段
が、温度センサ及び/又はインキセンサからの温度情報
に基づいて、マスタの抵抗発熱素子に対する相対的移動
のピッチを変化させるので、温度が変化しても常に、イ
ンキの印刷用紙への浸透を良好に維持でき、裏写りを低
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す孔版印刷装置の製版装
置の断面図である。
【図2】図1に示す製版装置のサーマルヘッドの一部を
示す平面図である。
【図3】穿孔画像の一部を示す平面図である。
【図4】他の穿孔画像の一部を示す平面図である。
【図5】本発明の別の実施例を示す孔版印刷装置の製版
装置の断面図である。
【図6】従来の製版装置による穿孔画像を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 マスタ 2 プラテンローラ 3 サーマルヘッド 4 押えローラ 5a、5b カッタ部材 6 案内板 7 版胴 8 インキローラ 9 ドクタローラ 10 インキ溜り 11 インキパイプ 12 ステージ 13 クランパ 14 プレスローラ 15 剥し爪 16 排紙トレイ 17 レジストローラ対 18 印刷用紙 19 抵抗発熱素子 20,30 制御手段 21 マスタ係止手段 22 ホルダ部 27 温度センサ 28 インキセンサ S 主走査方向 F 副走査方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主走査方向に一列に配列した複数の抵抗発
    熱素子を有するサーマルヘッドを感熱孔版用のマスタに
    接触させ、上記抵抗発熱素子の配列方向に直交する副走
    査方向に上記マスタと上記サーマルヘッドとを相対的に
    移動させ、上記抵抗発熱素子の選択的加熱によりドット
    マトリクス式に穿孔画像の形成を行う孔版印刷装置の製
    版装置において、 上記複数の抵抗発熱素子は、主走査方向に対して、一つ
    置きに二つの群に群分けされてなり、 上記穿孔画像の副走査方向に隣合う各画素列が、互いに
    異なる群の抵抗発熱素子により形成されるように上記抵
    抗発熱素子を制御する制御手段を有する孔版印刷装置の
    製版装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の孔版印刷装置の製版装置に
    おいて、 上記制御手段が、上記穿孔画像の互いに隣合う画素間の
    距離が等しくなるように上記抵抗発熱素子を制御する孔
    版印刷装置の製版装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の孔版印刷装置の製版装置に
    おいて、 環境温度を検出する温度センサ及び/又はインキ温度を
    検出するインキセンサを有し、 上記制御手段が、上記温度センサ及び/又はインキセン
    サからの温度情報に基づいて、上記マスタと上記抵抗発
    熱素子との相対的移動のピッチを変化させる孔版印刷装
    置の製版装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008307829A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Tohoku Ricoh Co Ltd 孔版印刷装置
JP2009056654A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Tohoku Ricoh Co Ltd 孔版印刷装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008307829A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Tohoku Ricoh Co Ltd 孔版印刷装置
JP2009056654A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Tohoku Ricoh Co Ltd 孔版印刷装置

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