JPH07214813A - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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JPH07214813A
JPH07214813A JP3087094A JP3087094A JPH07214813A JP H07214813 A JPH07214813 A JP H07214813A JP 3087094 A JP3087094 A JP 3087094A JP 3087094 A JP3087094 A JP 3087094A JP H07214813 A JPH07214813 A JP H07214813A
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environmental temperature
energization
head
time
control means
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Kazuo Ouchi
和男 大内
Yoshinori Azuma
義則 東
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Nippon Signal Co Ltd
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Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速で、高い品質の印刷を行うことができる
サーマルプリンタを提供する。 【構成】 モータ速度制御手段(8)は、環境温度が高
くなるのに伴い、印刷媒体の移送速度が速くなるようモ
ータの動作速度を制御するので、印刷処理を効果的に高
速化できる。また、前記モータ速度制御手段の制御に加
えて、通電制御手段(10)が、環境温度に応じて、サ
ーマルヘッドの発熱エレメントの通電オン時間を制御
し、且つ、パルス幅制御手段(12)が、サーマルヘッ
ドの全体的な温度に応じて、通電オン時間中に印加され
る電気パルスの幅を制御するようになっている。こうし
て、高速で、十分に高い品質の印刷を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷処理を効果的に高
速化できるようにしたサーマルプリンタに関するもので
ある。また、本発明は、高速で、高い品質の印刷を行う
ことができるようにしたサーマルプリンタに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば電車の駅、空港等に設置される自
動発券機には、サーマルプリンタが広く使用されてい
る。該サーマルプリンタは、サーマルヘッドの複数の発
熱エレメントに選択的に通電してこれらを発熱させるこ
とによって、モータにより駆動される移送ローラ等を介
して移送されてくる券紙、すなわち、印刷媒体上に、所
望の文字等のドット印刷を行うようになっている。例え
ば、インクリボンを使用するタイプのサーマルプリンタ
の場合、前記発熱エレメントの発熱により、インクリボ
ンのインクが印刷媒体の表面に溶融転写されることによ
って、ドット印刷がなされる。一方、インクリボンを使
用しないタイプのサーマルプリンタの場合、前記発熱エ
レメントの発熱により、感熱性の印刷媒体の表面が発色
することによって、ドット印刷がなされる。
【0003】一般的に、サーマルプリンタにあっては、
電源への負担を軽減するために、前記複数の発熱エレメ
ントは、動作上2つのグループに分けられており、該2
つのグループが交互に通電オン、通電オフされることに
より、分担して、所望の印刷を行うようになっている。
つまり、印刷を行う際、図5に示すように、一方のグル
ープの発熱エレメントHaが特定のドットを印刷するた
めに通電オン状態にある間、他方のグループの発熱エレ
メントHbが通電オフ状態に維持され、その次に、発熱
エレメントHbが他のドットを印刷するため通電オン状
態にされると、発熱エレメントHaが通電オフ状態にさ
れる、等々である。
【0004】各発熱エレメントHa、Hbについて、オ
ンした時点から次にオンする時点までの時間は、1つの
ドット分の印刷を行うための各ドット印刷周期は、通電
周期に等しく、当該発熱エレメントHa、Hbに対する
通電オン時間と通電オフ時間との合計時間長ということ
になる。
【0005】ところで、このようなサーマルプリンタに
よる印刷の品質は、該プリンタの周囲の環境温度によっ
て大きく左右されるものであり、このため、環境温度を
逐次検出し、該検出した環境温度に応じて、発熱エレメ
ントのドット印刷周期当たりの通電オン時間の長さを制
御することが従来より行われている。
【0006】前記通電オン時間の制御をより詳しく説明
すると、次のようである。一般的に、環境温度が通常の
環境温度よりかなり低くなるのに伴い、環境温度に露出
された印刷媒体の表面温度、および、サーマルヘッドの
略全体的な温度(以下、単に、ヘッド全体温度と言う)
も低くなる。このため、発熱エレメントの通電オン時間
が通常の環境温度の時と同じままだと、印刷媒体上にお
けるインク乗りまたは発色(以下、インク乗りおよび発
色の双方を意味するために、便宜的に、“発色”という
用語を使用する)が不十分となり、印刷がかすれたり、
印刷漏れ等が発生したりする。従って、この場合には、
発熱エレメントの通電オン時間を前記通常の環境温度の
時より長くする制御が行われる。
【0007】また、逆に、環境温度が前記通常の環境温
度よりかなり高い場合、これに伴い印刷媒体の表面温
度、および、ヘッド全体温度も高くなる。このため、発
熱エレメントの通電オン時間が前記通常の環境温度の時
と同じままだと、発色が過剰になり、印刷された文字等
のエッジが広がってぼやけたりする。従って、この場合
には、発熱エレメントの通電オン時間を前記通常の環境
温度の時より短くする制御が行われる。
【0008】ところで、このようなサーマルプリンタに
よって多数の印刷媒体に連続的に印刷するような場合に
は、環境温度に関係なく、ヘッド全体温度が相当上昇
し、通電オフ状態にあるときの発熱エレメントの温度も
高くなる。このため、発熱エレメントの通電オン時間が
通常のヘッド全体温度の時と同じままだと、上述と同様
に、発色が過剰になるという事態が発生する。そこで、
これを解決するために、ヘッド全体温度を逐次検出し、
該検出したヘッド全体温度に応じて、発熱エレメントの
通電オン時間を制御することも、従来より行われてい
る。つまり、連続的な印刷等により前記ヘッド全体温度
が高くなった場合には、発熱エレメントの通電オン時間
を短くする制御が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の制
御にあっては、環境温度の変化に関わらず、モータによ
る印刷媒体の移送速度が常に一定であるので、印刷処理
を効果的に高速化できなかった。また、上記従来の制御
にあっては、環境温度およびヘッド全体温度のいずれか
一方のみの検出に基づいて、発熱エレメントの通電オン
時間を制御するだけであるので、多面的できめ細かな印
刷制御ができず、十分に高い品質の印刷を行うことがで
きなかった。
【0010】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、印刷処理を効果的に高速化できるようにしたサーマ
ルプリンタを提供することを第1の目的とする。
【0011】また、本発明は、高速で、十分に高い品質
の印刷を行うことができるようにしたサーマルプリンタ
を提供することを第2の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、この発明の第1の観点に係るサーマルプリンタ
は、サーマルヘッド(H)の複数の発熱エレメント(H
e)が電気パルス(P)により通電されることによっ
て、モータ(M)を介して前記ヘッド(H)に対して移
送されてくる印刷媒体(PM)上に、所望の印刷を行う
サーマルプリンタであって、前記プリンタの周囲の環境
温度を検出するための環境温度センサ(4)と、前記環
境温度センサ(4)によって検出された環境温度が高く
なるのに伴い前記印刷媒体(PM)の移送速度が速くな
るよう、前記環境温度センサ(4)によって検出された
環境温度に応じて、前記モータ(M)の動作速度を制御
するモータ速度制御手段(8)とを具備したものであ
る。
【0013】また、上記第2の目的を達成するため、こ
の発明の第2の観点に係るサーマルプリンタは、サーマ
ルヘッド(H)の複数の発熱エレメント(He)が電気
パルス(P)により通電されることによって、モータ
(M)を介して前記ヘッド(H)に対して移送されてく
る印刷媒体(PM)上に、所望の印刷を行うサーマルプ
リンタであって、前記プリンタの周囲の環境温度を検出
するための環境温度センサ(4)と、前記サーマルヘッ
ド(H)における略全体的な温度であるヘッド全体温度
を検出するためのヘッド温度センサ(5)と、前記環境
温度センサ(4)によって検出された環境温度が高くな
るのに伴い前記印刷媒体(PM)の移送速度が速くなる
よう、前記環境温度センサ(4)によって検出された環
境温度に応じて、前記モータ(M)の動作速度を制御す
るモータ速度制御手段(8)と、前記検出された環境温
度が高くなるのに伴い前記発熱エレメント(He)の通
電オン時間が短くなり、前記検出された環境温度が低く
なるのに伴い前記発熱エレメント(He)の通電オン時
間が長くなるよう、前記検出された環境温度に応じて、
前記発熱エレメント(He)の通電オン時間を制御する
通電制御手段(10)と、前記ヘッド温度センサ(5)
によって検出されたヘッド全体温度が高くなるのに伴
い、前記通電オン時間中に前記発熱エレメント(He)
に印加される各電気パルス(P)の幅が短くなり、前記
検出されたヘッド全体温度が低くなるのに伴い、各前記
電気パルス(P)の幅が長くなるよう、前記検出された
ヘッド全体温度に応じて、前記電気パルス(P)の幅を
制御するパルス幅制御手段(12)とを具備したもので
ある。
【0014】
【作用】前記第1の観点によるサーマルプリンタにあっ
ては、モータ速度制御手段(8)は、環境温度センサ
(4)によって検出された環境温度が高くなるのに伴
い、前記印刷媒体(PM)の移送速度が速くなるよう前
記モータ(M)の動作速度を制御するので、印刷処理を
効果的に高速化できる。
【0015】また、前記第2の観点によるサーマルプリ
ンタにあっては、上記第1の観点による特徴に加えて、
通電制御手段(10)が、環境温度センサ(4)によっ
て検出された環境温度に応じて、前記発熱エレメント
(He)の通電オン時間を制御し、且つ、パルス幅制御
手段(12)が、ヘッド温度センサ(5)によって検出
されたヘッド全体温度に応じて、電気パルス(P)の幅
を制御するようになっている。こうして、高速で、十分
に高い品質の印刷を行うことができる。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係るサーマルプ
リンタの構成を示すブロック図であり、この実施例は、
例えば電車の駅、空港等に設置される自動発券機に実施
したものである。
【0017】従来と同様に、券紙などの印刷媒体PM
は、モータMによって駆動される移送ローラ等を介し
て、サーマルヘッドHに対して相対的に移送される。ま
た、このサーマルプリンタでも、電源への負担を軽減す
るために、サーマルヘッドHの複数の発熱エレメントH
eは、動作上2つのグループに分けられており、該2つ
のグループが交互にオン、オフすることにより分担し
て、所望の印刷を行うようになっている。
【0018】図1において、制御部2は、このサーマル
プリンタの全体的な制御を行うものであり、例えばマイ
クロコンピュータによって構成されている。環境温度セ
ンサ4は、このサーマルプリンタ周囲の環境温度を逐次
検出するものであり、サーマルヘッドHから離隔した所
定箇所に設けられている。ヘッド温度センサ5は、サー
マルヘッドHのヘッド全体温度を逐次検出するものであ
り、前記サーマルヘッドHにおける発熱エレメントHe
に隣接した箇所に設けられている。前記環境温度センサ
4およびヘッド温度センサ5は、例えばサーミスタなど
の任意の温度センサであってよい。前記環境温度センサ
4およびヘッド温度センサ5のアナログの出力は、A/
D変換器6を介してディジタル変換された後、それぞ
れ、現在の環境温度および現在のヘッド全体温度を示す
データとして、制御部2に取り込まれるようになってい
る。
【0019】ROM7の所定領域には、モータ速度テー
ブルT1、通電オン時間テーブルT2およびパルス幅テ
ーブルT3が用意されている。前記モータ速度テーブル
T1には、所定の範囲内の各環境温度ごとの、適正なモ
ータ速度が格納されている。また、前記通電オン時間テ
ーブルT2には、所定の範囲内の各環境温度ごとの、適
正な通電オン時間が格納されている。さらに、前記パル
ス幅テーブルT3には、所定の範囲内の各ヘッド全体温
度ごとの、適正な電気パルスの幅が格納されている。さ
らに、なお、前記適正なモータ速度、通電オン時間およ
び電気パルスの幅は、実験に基づいて決定されたもので
ある。
【0020】モータ速度制御手段8は、前記制御部2の
制御の下、前記環境温度センサ4を介して検出された現
在の環境温度に応じた適正なモータ速度をモータ速度テ
ーブルT1から読み出し、該読み出したモータ速度に従
って、前記モータMの速度を制御し、これにより、サー
マルヘッドHに対する印刷媒体PMの移送速度を変化さ
せるものである。この制御により、環境温度の変化に対
応して、各発熱エレメントHeのドット印刷周期が変化
可能になる。
【0021】つまり、現在の環境温度が通常の環境温度
より低い場合、モータMの速度が遅くされることによ
り、図2の(a)に例示するように、ドット印刷周期
が、図2の(b)に示す通常の環境温度時のものより短
くなる。逆に、現在の環境温度が通常の環境温度より高
い場合、モータMの速度が速くされることにより、図2
の(c)に例示するように、ドット印刷周期がより長く
なり、これに伴い、通電オン時間TONが長くなる。こ
のように、環境温度が高くなった場合には印刷媒体PM
の移送速度を速くすることにより、環境温度の変化に関
係なく印刷媒体PMの移送速度が常に一定である場合に
比べて、より高速での印刷が可能になる。
【0022】通電時間制御手段10は、前記制御部2の
制御の下、前記環境温度センサ4を介して検出された現
在の環境温度に応じた適正な通電オン時間を、通電オン
時間テーブルT2から読み出し、該読み出した通電オン
時間に従って、現在設定されている各発熱エレメントH
eの通電オン時間を制御する機能を有するものである。
【0023】つまり、現在の環境温度が通常の環境温度
より低い場合、図2の(a)の例と同様に、各発熱エレ
メントHeの通電オン時間TONは、通常の環境温度時
の通電オン時間TONより長くなるよう制御される。逆
に、現在の環境温度が通常の環境温度より高い場合、図
2の(c)の例と同様に、各発熱エレメントHeの通電
オン時間TONは、通常の環境温度時の通電オン時間T
ONより短くなるよう制御される。このような制御によ
り、環境温度の変化に対応して、各発熱エレメントHe
の発熱時間を適正に変化させることが可能になる。
【0024】なお、既知のように、各通電オン時間TO
N中には、発熱エレメントHeを発熱させるための複数
の電気パルスPが印加され続ける。すなわち、通電とは
電気パルスPを印加することであり、各通電オン時間T
ONは、前記複数の電気パルスPが印加され続ける時間
のことである。パルス幅制御手段12では、前記制御部
2の制御の下、前記ヘッド温度センサ5を介して検出さ
れた現在のヘッド全体温度に応じた適正な電気パルスの
幅をパルス幅テーブルT3から読み出し、該読み出した
電気パルスの幅に従って、通電オン時間中に各発熱エレ
メントHeに対して印加される電気パルスPの幅を制御
する機能を有するものである。
【0025】つまり、現在のヘッド全体温度が通常のヘ
ッド全体温度より低い場合、図3の(a)に例示するよ
うに、各発熱エレメントHeに対する電気パルスPの幅
Wは、図3の(b)に示す通常のヘッド全体温度時の電
気パルスPの幅Wより長くなるよう制御される。逆に、
現在の現在のヘッド全体温度が通常のヘッド全体温度よ
り高い場合、図4の(c)に例示するように、各発熱エ
レメントHeに対する電気パルスPの幅Wは、通常のヘ
ッド全体温度時の電気パルスPの幅Wよりも短くなるよ
う制御される。この電気パルスPの幅Wの制御により、
ヘッド全体温度の変化に対応して、各発熱エレメントH
eの蓄熱量を制御することが可能になる。
【0026】なお、この実施例によると、前記通電時間
制御手段10では、前述のように通電オン時間TONを
短くする場合、該通電オン時間TONの短縮化に伴い、
現在の環境温度を考慮しながら通電オフ時間を短くする
制御をも行うことができるようになっている。このよう
にして、印刷処理をさらに効果的に高速化することがで
きる。因みに、従来では、上述のように各印刷周期にお
ける通電オン時間TONを短くする制御は行っても、通
電オフ時間は通常時と同じ長さのまま維持されるように
なっているので、各ドット印刷周期はあまり短縮化され
ず、従って、上記従来の制御では、印刷処理をできるだ
け高速化したいというユーザ側の要求を満足させること
はできなかった。
【0027】図4は、以上の構成を有する前記サーマル
プリンタにおいて実行される印刷制御の手順を示すフロ
ーチャートである。
【0028】例えば係員が所定の印刷スタートスイッチ
(図示せず)をオンすると、環境温度センサ4により、
現在の環境温度を示すアナログの出力信号が発生される
(ステップST1)。このアナログの出力信号は、A/
D変換器6によってディジタル変換され(ステップST
2)、しかる後、現在の環境温度を示すデータとして、
制御部2のレジスタ(図示省略)に記憶される。
【0029】次に、制御部2は、前記レジスタに記憶さ
れた前記現在の環境温度に基づいてモータ速度テーブル
T1を参照することによって、現在設定されているモー
タMの回転速度が適正なものか否かを判定する(ステッ
プST3)。ステップST3の判定結果がYESである
ときには、さらに、ステップST4に進む。しかし、ス
テップST3の判定結果がNOであるときには、モータ
速度制御手段8により、ステップST5のモータ速度制
御サブルーチンを行う。つまり、このモータ速度制御サ
ブルーチンにおいては、モータ速度テーブルT1から前
記現在の環境温度に対応する適正なモータ速度を読み出
し、現在設定されている読み出したモータ速度を、該読
み出したモータ速度に変更する。このようなモータ速度
制御サブルーチンを行うと、ステップST3の判定結果
はYESとなるので、ステップST4に進む。
【0030】ステップST4では、制御部2は、通電オ
ン時間テーブルT2を参照することによって、現在設定
されている各発熱エレメントHeの通電オン時間TON
が適正なものか否かを判定する。ステップST4の判定
結果がYESであるときには、ステップST6に進む。
しかし、ステップST4の判定結果がNOであるときに
は、通電時間制御手段10によって、ステップST7の
通電オン時間制御サブルーチンを行う。つまり、この通
電オン時間制御サブルーチンにおいては、通電オン時間
テーブルT2から前記現在の環境温度に対応する適正な
通電オン時間TONを読み出し、現在設定されている各
発熱エレメントHeの通電オン時間を、該読み出した通
電オン時間に変更する。このような通電オン時間制御サ
ブルーチンを行うと、ステップST4の判定結果はYE
Sとなるので、ステップST6に進む。
【0031】ステップST6では、ヘッド温度センサ5
により、現在のヘッド全体温度を示すアナログの出力信
号が発生される。このアナログの出力信号は、A/D変
換器6によってディジタル変換され(ステップST
8)、しかる後、現在のヘッド全体温度を示すデータと
して、制御部2のレジスタ(図示省略)に記憶される。
【0032】次のステップST9では、制御部2は、前
記レジスタに記憶された前記現在のヘッド全体温度に基
づいてパルス幅テーブルT3を参照することによって、
現在設定されている各発熱エレメントHeに対する電気
パルスPの幅Wが適正なものか否かを判定する。ステッ
プST9の判定結果がYESであるときには、前記通電
オン時間TON、モータ速度および電気パルスPの幅W
すべてが適正であることになるので、実際の印刷処理が
開始される(ステップST11)。しかし、ステップS
T9の判定結果がNOであるときには、パルス幅制御手
段12によって、ステップST10のパルス幅制御サブ
ルーチンを行う。つまり、このパルス幅制御サブルーチ
ンにおいては、パルス幅テーブルT3から前記現在のヘ
ッド全体温度に対応する適正なパルス幅を読み出し、現
在設定されている各発熱エレメントHeに対する電気パ
ルスPの幅Wを、該読み出した適正なパルス幅に変更す
る。このようなパルス幅制御サブルーチンを行うと、ス
テップST9の判定結果はYESとなるので、ステップ
ST11で実際の印刷処理が開始される。
【0033】なお、上記実施例は、電車の駅、空港等に
設置される自動発券機に実施したものであったが、もち
ろん、本発明は、その他の用途に実施されてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るサーマル
プリンタにあっては、モータ速度制御手段が、環境温度
が高くなるのに伴い、印刷媒体の移送速度が速くなるよ
うモータの動作速度を制御するので、印刷処理を効果的
に高速化できる、という優れた効果が達成される。
【0035】また、この発明に係るサーマルプリンタに
あっては、上記モータ速度制御手段による制御に加え
て、通電制御手段が、環境温度に応じて発熱エレメント
の通電オン時間を制御し、且つ、パルス幅制御手段が、
ヘッド全体温度に応じて、電気パルスの幅を制御するよ
うになっている。こうして、高速で、十分に高い品質の
印刷を行うことができる、という効果も併せて達成され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るサーマルプリンタの構
成を示すブロック図。
【図2】図1のモータ速度制御手段および通電時間制御
手段によって行われる制御を説明する図。
【図3】図1のパルス幅制御手段によって行われる制御
を説明する図。
【図4】同実施例において実行される印刷制御の手順を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
H サーマルヘッド He 発熱エレメント M モータ 4 環境温度センサ 5 ヘッド温度センサ 8 モータ速度制御手段 10 通電制御手段 12 パルス幅制御手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るサーマルプリンタの構
成を示すブロック図。
【図2】図1のモータ制御手段および通電時間制御手段
によって行われる制御を説明する図。
【図3】図1のパルス制御手段によって行われる制御を
説明する図。
【図4】同実施例において実行される印刷制御の手順を
示すフローチャートである。
【図5】従来における発熱エレメントの印刷周期を示す
タイムチャートである
【符号の説明】 H サーマルヘッド He 発熱エレメント M モータ 4 環境温度センサ 5 ヘッド温度センサ 8 モータ速度制御手段 10 通電制御手段 12 パルス幅制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッド(H)の複数の発熱エレ
    メント(He)が電気パルス(P)により通電されるこ
    とによって、モータ(M)を介して前記ヘッド(H)に
    対して移送されてくる印刷媒体(PM)上に、所望の印
    刷を行うサーマルプリンタであって、 前記プリンタの周囲の環境温度を検出するための環境温
    度センサ(4)と、 前記環境温度センサ(4)によって検出された環境温度
    が高くなるのに伴い前記印刷媒体(PM)の移送速度が
    速くなるよう、前記環境温度センサ(4)によって検出
    された環境温度に応じて、前記モータ(M)の動作速度
    を制御するモータ速度制御手段(8)とを具備したサー
    マルプリンタ。
  2. 【請求項2】 サーマルヘッド(H)の複数の発熱エレ
    メント(He)が電気パルス(P)により通電されるこ
    とによって、モータ(M)を介して前記ヘッド(H)に
    対して移送されてくる印刷媒体(PM)上に、所望の印
    刷を行うサーマルプリンタであって、 前記プリンタの周囲の環境温度を検出するための環境温
    度センサ(4)と、 前記サーマルヘッド(H)における略全体的な温度であ
    るヘッド全体温度を検出するためのヘッド温度センサ
    (5)と、 前記環境温度センサ(4)によって検出された環境温度
    が高くなるのに伴い前記印刷媒体(PM)の移送速度が
    速くなるよう、前記環境温度センサ(4)によって検出
    された環境温度に応じて、前記モータ(M)の動作速度
    を制御するモータ速度制御手段(8)と、 前記検出された環境温度が高くなるのに伴い前記発熱エ
    レメント(He)の通電オン時間が短くなり、前記検出
    された環境温度が低くなるのに伴い前記発熱エレメント
    (He)の通電オン時間が長くなるよう、前記検出され
    た環境温度に応じて、前記発熱エレメント(He)の通
    電オン時間を制御する通電制御手段(10)と、 前記ヘッド温度センサ(5)によって検出されたヘッド
    全体温度が高くなるのに伴い、前記通電オン時間中に前
    記発熱エレメント(He)に印加される各電気パルス
    (P)の幅が短くなり、前記検出されたヘッド全体温度
    が低くなるのに伴い、各前記電気パルス(P)の幅が長
    くなるよう、前記検出されたヘッド全体温度に応じて、
    前記電気パルス(P)の幅を制御するパルス幅制御手段
    (12)と、を具備した請求項1に記載のサーマルプリ
    ンタ。
  3. 【請求項3】 前記複数の発熱エレメント(He)が動
    作上2つのグループに分けられていて、前記2つのグル
    ープが、交互に通電オン、通電オフされることによって
    交互に分担して印刷動作を行うようになっており、前記
    通電制御手段(10)は、前記発熱エレメント(He)
    の通電オン時間が短くなるよう制御する場合、これに応
    じて、通電オフ時間も短くなるよう制御するものである
    請求項2に記載のサーマルプリンタ。
JP3087094A 1994-02-02 1994-02-02 サーマルプリンタ Expired - Lifetime JP3021268B2 (ja)

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JP3087094A JP3021268B2 (ja) 1994-02-02 1994-02-02 サーマルプリンタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003080756A (ja) * 2001-09-07 2003-03-19 Fuji Photo Film Co Ltd サーマルプリンタ
US6784909B2 (en) 2000-08-03 2004-08-31 Axiohm Transaction Solutions, Inc. Auxiliary control device for managing printing in a thermal printer
JP2009269354A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Fujitsu Component Ltd サーマルプリンタ及びその駆動方法
CN111591043A (zh) * 2020-05-14 2020-08-28 上海世麦智能科技有限公司 基于热敏打印机的步进电机速度控制方法和热敏打印机

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