JPH07214823A - シリアルプリンタの印字方式 - Google Patents
シリアルプリンタの印字方式Info
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- JPH07214823A JPH07214823A JP6012480A JP1248094A JPH07214823A JP H07214823 A JPH07214823 A JP H07214823A JP 6012480 A JP6012480 A JP 6012480A JP 1248094 A JP1248094 A JP 1248094A JP H07214823 A JPH07214823 A JP H07214823A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シリアルプリンタで多階調記録を行なう際に
も行間の継目部分に白すじや黒すじによる記録濃度むら
を低減し、高印字品質記録が可能なシリアルプリンタの
印字方式を提供する。 【構成】 副走査方向の改行幅をn−mドット分とし主
走査方向のnドット分の走査幅より短くすることで、主
走査方向の走査がその前後の走査とそれぞれmドット分
重複するようにし、重複する部分の印字ドット形成時に
は階調印字データの示す階調値よりも低階調となる値に
対応した印字エネルギーで記録素子を駆動する。
も行間の継目部分に白すじや黒すじによる記録濃度むら
を低減し、高印字品質記録が可能なシリアルプリンタの
印字方式を提供する。 【構成】 副走査方向の改行幅をn−mドット分とし主
走査方向のnドット分の走査幅より短くすることで、主
走査方向の走査がその前後の走査とそれぞれmドット分
重複するようにし、重複する部分の印字ドット形成時に
は階調印字データの示す階調値よりも低階調となる値に
対応した印字エネルギーで記録素子を駆動する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録ヘッドを主走査方向
に走査するとともに副走査方向に改行する一連の動作を
繰り返すことで記録用紙上に所望の画像や文字等を記録
するシリアルプリンタに関するものである。
に走査するとともに副走査方向に改行する一連の動作を
繰り返すことで記録用紙上に所望の画像や文字等を記録
するシリアルプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、シリアルプリンタは比較的構成が
簡単であり小型・低価格であることから、パーソナルプ
リンタやワードプロセッサのプリンタ部等として広く普
及している。記録ヘッドとしてはドットインパクトヘッ
ドやサーマルヘッド、インクジェットヘッド等があり、
それぞれのヘッドの特徴を生かすことができる形態で使
用されている。
簡単であり小型・低価格であることから、パーソナルプ
リンタやワードプロセッサのプリンタ部等として広く普
及している。記録ヘッドとしてはドットインパクトヘッ
ドやサーマルヘッド、インクジェットヘッド等があり、
それぞれのヘッドの特徴を生かすことができる形態で使
用されている。
【0003】図5は記録ヘッドとしてサーマルヘッドを
用いたシリアルプリンタの構成図を示すもので、サーマ
ルヘッド1とインクリボンカートリッジ2、キャリッジ
3、ガイド4、プラテン5で構成されている。なお印字
動作は次の通りである。
用いたシリアルプリンタの構成図を示すもので、サーマ
ルヘッド1とインクリボンカートリッジ2、キャリッジ
3、ガイド4、プラテン5で構成されている。なお印字
動作は次の通りである。
【0004】まずサーマルヘッド1とインクリボンカー
トリッジ2を保持したキャリッジ3をガイド4に沿って
矢印xの方向に移動させることで主走査方向の走査を行
なう。この時サーマルヘッド1には所望の記録画像に応
じた記録信号が与えられインクリボン2Aを記録信号に
応じて加熱することで記録用紙6に1行分の印字を行な
う。次にプラテン5を回転駆動して記録用紙6を送るこ
とで副走査方向に1行分の改行を行なうとともにキャリ
ッジ3を元の位置まで戻して次の行の走査を行なう。こ
のように主走査方向の走査と副走査方向の改行を繰り返
すことで記録用紙6の1ページ分の印字を行なうことが
できる。
トリッジ2を保持したキャリッジ3をガイド4に沿って
矢印xの方向に移動させることで主走査方向の走査を行
なう。この時サーマルヘッド1には所望の記録画像に応
じた記録信号が与えられインクリボン2Aを記録信号に
応じて加熱することで記録用紙6に1行分の印字を行な
う。次にプラテン5を回転駆動して記録用紙6を送るこ
とで副走査方向に1行分の改行を行なうとともにキャリ
ッジ3を元の位置まで戻して次の行の走査を行なう。こ
のように主走査方向の走査と副走査方向の改行を繰り返
すことで記録用紙6の1ページ分の印字を行なうことが
できる。
【0005】なお上記印字動作により印字を行なった
際、記録用紙6の伸縮やすべり、送りむら等により図7
に示すように行間の継目部分に隙間を生じ、記録画像に
白すじとして現れ印字品質の低下を招く場合がある。こ
のため従来のシリアルプリンタでは次に説明するように
白すじの発生を防止することが可能な印字方式が採用さ
れている。
際、記録用紙6の伸縮やすべり、送りむら等により図7
に示すように行間の継目部分に隙間を生じ、記録画像に
白すじとして現れ印字品質の低下を招く場合がある。こ
のため従来のシリアルプリンタでは次に説明するように
白すじの発生を防止することが可能な印字方式が採用さ
れている。
【0006】以下図6、図8を参照しながら、従来のシ
リアルプリンタの印字方式の一例について説明する。図
6に示すようにサーマルヘッド1は副走査方向にnドッ
トの記録素子(発熱体)1Aから成る記録素子列を有し
ており、サーマルヘッド1を主走査方向に走査すること
で1度に記録素子列の長さhの幅で1行の記録を行な
う。次に記録用紙6を送って改行する際にはhの幅では
なくhよりも短い幅で改行を行なう。したがって図8に
示すように次に走査する行と幅dだけ重複印字すること
になるので行間の継目部分に隙間を生じることがなく白
すじの発生を防止することができる(例えば、特開昭6
3−69657号公報)。
リアルプリンタの印字方式の一例について説明する。図
6に示すようにサーマルヘッド1は副走査方向にnドッ
トの記録素子(発熱体)1Aから成る記録素子列を有し
ており、サーマルヘッド1を主走査方向に走査すること
で1度に記録素子列の長さhの幅で1行の記録を行な
う。次に記録用紙6を送って改行する際にはhの幅では
なくhよりも短い幅で改行を行なう。したがって図8に
示すように次に走査する行と幅dだけ重複印字すること
になるので行間の継目部分に隙間を生じることがなく白
すじの発生を防止することができる(例えば、特開昭6
3−69657号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、重複印字した部分の印字濃度が高くなり
逆に黒すじとして認識されるようになる。特に1ドット
単位で階調をとり多階調記録を行なう場合、図9b)に
示すように重複印字した部分は同じ印字濃度での印字を
2回行なったことになり重複印字しない部分と比較して
印字濃度が極端に高くなるため、記録画像に濃淡を生じ
印字品質の低下を招くという問題点を有していた。
うな構成では、重複印字した部分の印字濃度が高くなり
逆に黒すじとして認識されるようになる。特に1ドット
単位で階調をとり多階調記録を行なう場合、図9b)に
示すように重複印字した部分は同じ印字濃度での印字を
2回行なったことになり重複印字しない部分と比較して
印字濃度が極端に高くなるため、記録画像に濃淡を生じ
印字品質の低下を招くという問題点を有していた。
【0008】本発明は上記問題点に鑑み、シリアルプリ
ンタで多階調記録を行なう際にも行間の継目部分に白す
じや黒すじによる記録濃度むらを低減し、高印字品質記
録が可能なシリアルプリンタの印字方式を提供するもの
である。
ンタで多階調記録を行なう際にも行間の継目部分に白す
じや黒すじによる記録濃度むらを低減し、高印字品質記
録が可能なシリアルプリンタの印字方式を提供するもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明のシリアルプリンタの印字方式は、副走査方
向の改行幅を主走査方向の走査幅より短くして主走査方
向の走査がその前後の走査と所定の印字ドット数重複す
るようにし、重複する部分の印字ドット形成時には階調
印字データの示す階調値よりも低階調となる値に対応し
た印字エネルギーで記録素子を駆動するという方式であ
る。
めに本発明のシリアルプリンタの印字方式は、副走査方
向の改行幅を主走査方向の走査幅より短くして主走査方
向の走査がその前後の走査と所定の印字ドット数重複す
るようにし、重複する部分の印字ドット形成時には階調
印字データの示す階調値よりも低階調となる値に対応し
た印字エネルギーで記録素子を駆動するという方式であ
る。
【0010】また次行と重複する部分の印字ドット形成
時に、階調印字データの示す階調値を所定の印字ドット
数単位で主走査方向あるいは主走査方向と副走査方向の
両方向に周期的に変化させた階調値に対応した印字エネ
ルギーで記録素子を駆動するとともに、次行の主走査方
向の走査の際の前行と重複する部分の印字ドットの形成
時には、階調印字データの示す階調値を前行とは逆の位
相で変化させた階調値に対応した印字エネルギーで記録
素子を駆動するという方式である。
時に、階調印字データの示す階調値を所定の印字ドット
数単位で主走査方向あるいは主走査方向と副走査方向の
両方向に周期的に変化させた階調値に対応した印字エネ
ルギーで記録素子を駆動するとともに、次行の主走査方
向の走査の際の前行と重複する部分の印字ドットの形成
時には、階調印字データの示す階調値を前行とは逆の位
相で変化させた階調値に対応した印字エネルギーで記録
素子を駆動するという方式である。
【0011】また重複する部分の印字ドット形成時に、
重複しない部分より離れるにしたがって階調印字データ
の示す階調値よりも低階調となる値に対応した印字エネ
ルギーで記録素子を駆動するという方式である。
重複しない部分より離れるにしたがって階調印字データ
の示す階調値よりも低階調となる値に対応した印字エネ
ルギーで記録素子を駆動するという方式である。
【0012】
【作用】本発明は上記した構成によって、主走査方向の
走査をその前後の走査と重複するため行間に隙間を生じ
ることがないので白すじの発生を防止することが可能と
なる。さらに重複する部分は本来の印字濃度よりも低濃
度となるような印字エネルギーで記録素子を駆動するの
で、2回の走査により印字を行っても極端に印字濃度が
高くなることはない。また重複する部分の印字濃度を周
期的に変化させたり、重複する部分の印字濃度を重複し
ない部分より離れるにしたがい低濃度となるような印字
エネルギーで記録素子を駆動することにより、前後の行
との境界をぼかして目立たなくすることも可能である。
以上のような印字方式により印字を行なうことにより、
シリアルプリンタで多階調記録を行なう際においても印
字行の継目部分に生じる記録濃度の濃淡を低減し高印字
品質の記録画像を得ることができる。
走査をその前後の走査と重複するため行間に隙間を生じ
ることがないので白すじの発生を防止することが可能と
なる。さらに重複する部分は本来の印字濃度よりも低濃
度となるような印字エネルギーで記録素子を駆動するの
で、2回の走査により印字を行っても極端に印字濃度が
高くなることはない。また重複する部分の印字濃度を周
期的に変化させたり、重複する部分の印字濃度を重複し
ない部分より離れるにしたがい低濃度となるような印字
エネルギーで記録素子を駆動することにより、前後の行
との境界をぼかして目立たなくすることも可能である。
以上のような印字方式により印字を行なうことにより、
シリアルプリンタで多階調記録を行なう際においても印
字行の継目部分に生じる記録濃度の濃淡を低減し高印字
品質の記録画像を得ることができる。
【0013】
【実施例】以下本発明の第1の実施例のシリアルプリン
タの印字方式について、図面を参照しながら説明する。
タの印字方式について、図面を参照しながら説明する。
【0014】図1は本発明の実施例におけるシリアルプ
リンタの印字方式を実現するための回路構成を示すもの
である。図1において、1はサーマルヘッド、10はプ
リンタの印字シーケンスを実行するためのCPU、11
はキャリッジモータ12及び紙送りモータ13を駆動す
るためのモータ駆動回路、14はサーマルヘッド1の駆
動タイミングを制御する印字制御回路、15及び16は
図示しないコンピュータ等のホストから1行分に相当す
る階調印字データを受信する行バッファであり、一方が
読み出し状態の時、他方は書き込み状態となるトグル構
成となっており、1行の印字毎にその状態が切り替わる
ようになっている。なお階調印字データは例えば8ビッ
ト/印字ドットで構成され、1印字ドット当り256階
調の表現が可能である。また17は記録素子1Aを駆動
するための階調印字データを一時的に保持するラッチ回
路、18は前行下端部のmドットの階調印字データを1
行分保持するメモリ、19は印字濃度を調整するための
マスク回路である。なおシリアルプリンタの機構部及び
サーマルヘッド1の構成は従来と同一のものであり、そ
れぞれ図5、図6の通りである。ただしインクリボン2
Aとしては階調記録が可能である昇華型熱転写タイプの
リボンを用いている。
リンタの印字方式を実現するための回路構成を示すもの
である。図1において、1はサーマルヘッド、10はプ
リンタの印字シーケンスを実行するためのCPU、11
はキャリッジモータ12及び紙送りモータ13を駆動す
るためのモータ駆動回路、14はサーマルヘッド1の駆
動タイミングを制御する印字制御回路、15及び16は
図示しないコンピュータ等のホストから1行分に相当す
る階調印字データを受信する行バッファであり、一方が
読み出し状態の時、他方は書き込み状態となるトグル構
成となっており、1行の印字毎にその状態が切り替わる
ようになっている。なお階調印字データは例えば8ビッ
ト/印字ドットで構成され、1印字ドット当り256階
調の表現が可能である。また17は記録素子1Aを駆動
するための階調印字データを一時的に保持するラッチ回
路、18は前行下端部のmドットの階調印字データを1
行分保持するメモリ、19は印字濃度を調整するための
マスク回路である。なおシリアルプリンタの機構部及び
サーマルヘッド1の構成は従来と同一のものであり、そ
れぞれ図5、図6の通りである。ただしインクリボン2
Aとしては階調記録が可能である昇華型熱転写タイプの
リボンを用いている。
【0015】以上のように構成された回路によるシリア
ルプリンタの印字方式について、以下図1及び図2、図
5を用いてその動作を説明する。
ルプリンタの印字方式について、以下図1及び図2、図
5を用いてその動作を説明する。
【0016】図1においてCPU10はモータ駆動回路
11によりキャリッジモータ12を駆動することで図5
のキャリッジ3を矢印xの方向へ移動させ主走査方向の
走査を行なう。
11によりキャリッジモータ12を駆動することで図5
のキャリッジ3を矢印xの方向へ移動させ主走査方向の
走査を行なう。
【0017】主走査方向の走査が開始されると、主走査
方向に1印字ドット分キャリッジ3が移動される毎にサ
ーマルヘッド1の各記録素子1Aには所望の印字濃度の
印字ドットを形成するための印字エネルギーが付与さ
れ、記録用紙6上に記録素子1A列の幅hで1行分の印
字を行なう。なおこの印字エネルギーは階調印字データ
に応じて各記録素子1Aに印加する電圧あるいはパルス
幅を変化させることで制御されており、階調印字データ
の処理は次のようにして行なわれる。
方向に1印字ドット分キャリッジ3が移動される毎にサ
ーマルヘッド1の各記録素子1Aには所望の印字濃度の
印字ドットを形成するための印字エネルギーが付与さ
れ、記録用紙6上に記録素子1A列の幅hで1行分の印
字を行なう。なおこの印字エネルギーは階調印字データ
に応じて各記録素子1Aに印加する電圧あるいはパルス
幅を変化させることで制御されており、階調印字データ
の処理は次のようにして行なわれる。
【0018】まず行バッファ15あるいは16に保持さ
れた階調印字データをn−mドット分だけ読み出してラ
ッチ回路17に保持する。また前行における同一主走査
位置の下端部mドット分の階調印字データをメモリ18
より出力する。これによりラッチ回路17とメモリ18
より出力される階調印字データから本行の印字に必要な
nドット分の階調印字データを得ることができる。つづ
いてこのnドット分の階調印字データをマスク回路19
において加工する。つまりサーマルヘッド1の記録素子
1A列の上端部及び下端部のそれぞれmドット分の階調
印字データをより低階調の(例えば元の階調の1/2程
度の淡い階調に相当する)階調印字データに置き換え
る。なお記録素子1A列の中央部n−2mドット分は元
の階調印字データのままで置き換えは行なわない。した
がってサーマルヘッド1の記録素子1Aには、記録素子
1A列の上下端部それぞれmドット分が低階調となるよ
うに置き換えられた階調印字データに応じ印字エネルギ
ーが付与されることになる。また記録素子1Aに印字エ
ネルギーが付与された後、ラッチ回路17に保持されて
いるn−mドット分の階調印字データの内、記録素子1
A列の下端部mドット分の階調印字データがメモリ18
に格納され、次の行の印字の際に使用される。
れた階調印字データをn−mドット分だけ読み出してラ
ッチ回路17に保持する。また前行における同一主走査
位置の下端部mドット分の階調印字データをメモリ18
より出力する。これによりラッチ回路17とメモリ18
より出力される階調印字データから本行の印字に必要な
nドット分の階調印字データを得ることができる。つづ
いてこのnドット分の階調印字データをマスク回路19
において加工する。つまりサーマルヘッド1の記録素子
1A列の上端部及び下端部のそれぞれmドット分の階調
印字データをより低階調の(例えば元の階調の1/2程
度の淡い階調に相当する)階調印字データに置き換え
る。なお記録素子1A列の中央部n−2mドット分は元
の階調印字データのままで置き換えは行なわない。した
がってサーマルヘッド1の記録素子1Aには、記録素子
1A列の上下端部それぞれmドット分が低階調となるよ
うに置き換えられた階調印字データに応じ印字エネルギ
ーが付与されることになる。また記録素子1Aに印字エ
ネルギーが付与された後、ラッチ回路17に保持されて
いるn−mドット分の階調印字データの内、記録素子1
A列の下端部mドット分の階調印字データがメモリ18
に格納され、次の行の印字の際に使用される。
【0019】1行分の印字が終了するとCPU10はモ
ータ駆動回路11によりキャリッジモータ12を逆回転
させてキャリッジ3を元の位置まで戻すとともに、紙送
りモータ13を駆動し図5のプラテン5を回転させて記
録用紙6を送ることで副走査方向に改行を行なう。なお
この時の改行量は1行分の印字幅hよりも短くし、n−
mドットに相当する幅とする。したがって次行の走査の
際に前行との間でmドット分が重複印字されることにな
る。以後同様に主走査方向の走査と副走査方向の改行を
繰り返すことで、前後の行とそれぞれmドット分の重複
印字を行いながら記録用紙6の1ページ分の印字を行な
うのである。そして本印字方式により印字した場合の各
行における印字濃度a)とそれらを合成した時の合成印
字濃度b)との関係は図2のようになる。
ータ駆動回路11によりキャリッジモータ12を逆回転
させてキャリッジ3を元の位置まで戻すとともに、紙送
りモータ13を駆動し図5のプラテン5を回転させて記
録用紙6を送ることで副走査方向に改行を行なう。なお
この時の改行量は1行分の印字幅hよりも短くし、n−
mドットに相当する幅とする。したがって次行の走査の
際に前行との間でmドット分が重複印字されることにな
る。以後同様に主走査方向の走査と副走査方向の改行を
繰り返すことで、前後の行とそれぞれmドット分の重複
印字を行いながら記録用紙6の1ページ分の印字を行な
うのである。そして本印字方式により印字した場合の各
行における印字濃度a)とそれらを合成した時の合成印
字濃度b)との関係は図2のようになる。
【0020】図2ではホストからの階調印字データが一
定値であった場合の印字結果を示している。図2におい
て、各行はa)に示すように先頭行(及び図示しない末
尾行)を除き、その上下端部がそれぞれmドットに相当
する幅だけ本来の1/2の濃度になるように印字されて
いる。なおここでは重複印字した部分の合成印字濃度は
単純に加算されるものとして考える。したがってn−m
ドット分に相当する幅で正確に改行が行なわれた場合、
行間での重複印字の幅はmドット分(=d1)となり、
その合成印字濃度は行間において全く濃度変動のない記
録画像が得られる。一方記録用紙6の送りむらなどによ
り改行幅がn−mドット分に相当する幅で改行が行なわ
れなかった場合、行間での重複印字の幅はd2及びd3
のようになり、その合成印字濃度はb)に示すように行
間において多少変動するが、図9に示した合成印字濃度
b)のような極端な濃度変動は生じることはない。
定値であった場合の印字結果を示している。図2におい
て、各行はa)に示すように先頭行(及び図示しない末
尾行)を除き、その上下端部がそれぞれmドットに相当
する幅だけ本来の1/2の濃度になるように印字されて
いる。なおここでは重複印字した部分の合成印字濃度は
単純に加算されるものとして考える。したがってn−m
ドット分に相当する幅で正確に改行が行なわれた場合、
行間での重複印字の幅はmドット分(=d1)となり、
その合成印字濃度は行間において全く濃度変動のない記
録画像が得られる。一方記録用紙6の送りむらなどによ
り改行幅がn−mドット分に相当する幅で改行が行なわ
れなかった場合、行間での重複印字の幅はd2及びd3
のようになり、その合成印字濃度はb)に示すように行
間において多少変動するが、図9に示した合成印字濃度
b)のような極端な濃度変動は生じることはない。
【0021】また重複印字する部分の階調印字データを
一律に元の階調印字データの1/2の階調に相当する値
とせず、図3a)のように行端部に離れるにしたがい低
印字濃度となるようにマスク回路19での処理内容を変
更することで、図3b)に示すような合成印字濃度を得
ることができる。この場合、特に重複開始部分の濃度変
動が図2b)と比較して緩やかになるので前後の行と重
なり始める部分が目立たなくなる。
一律に元の階調印字データの1/2の階調に相当する値
とせず、図3a)のように行端部に離れるにしたがい低
印字濃度となるようにマスク回路19での処理内容を変
更することで、図3b)に示すような合成印字濃度を得
ることができる。この場合、特に重複開始部分の濃度変
動が図2b)と比較して緩やかになるので前後の行と重
なり始める部分が目立たなくなる。
【0022】以上のように本実施例のよれば、正確な改
行が行なわれなかった場合でも重複印字部分の印字濃度
を調整することで、継目部分の白すじや黒すじの発生を
低減し、高印字品質の多階調記録画像を得ることができ
る。
行が行なわれなかった場合でも重複印字部分の印字濃度
を調整することで、継目部分の白すじや黒すじの発生を
低減し、高印字品質の多階調記録画像を得ることができ
る。
【0023】以下本発明の第2の実施例について図面を
参照しながら説明する。なお本実施例のシリアルプリン
タの印字方式を実現するためのシリアルプリンタ機構部
の構成及び動作は第1の実施例と同様である。また回路
構成も第1の実施例で示した図1と同様であり、マスク
回路19での処理内容を変更することで本実施例のシリ
アルプリンタの印字方式による印字が可能となる。
参照しながら説明する。なお本実施例のシリアルプリン
タの印字方式を実現するためのシリアルプリンタ機構部
の構成及び動作は第1の実施例と同様である。また回路
構成も第1の実施例で示した図1と同様であり、マスク
回路19での処理内容を変更することで本実施例のシリ
アルプリンタの印字方式による印字が可能となる。
【0024】図4は本発明の第2の実施例におけるシリ
アルプリンタの印字方式による印字結果を示す図であ
り、ホストからの階調印字データが一定値である場合を
示している。
アルプリンタの印字方式による印字結果を示す図であ
り、ホストからの階調印字データが一定値である場合を
示している。
【0025】図4において、a)は前行下部の拡大図で
あり、m=3として下端部の3ドットが次行との重複部
分として設けられている。またb)は次行上部の拡大図
であり、n−3ドットの幅で副走査方向に改行されるこ
とにより上端部の3ドットが前行a)と重複印字され
る。ここで本実施例の特徴は重複印字ドットの印字濃度
が主走査方向に周期的に変化するようにマスク回路19
で処理されることにある。つまり前行a)においては主
走査方向に1ドットおきに印字濃度の濃淡が繰り返され
るとともに、次行b)においては前行a)とは逆の位相
で濃淡が繰り返される。なお前行及び次行はともに、重
複部分の濃い部分と淡い部分が重なって記録されると重
複しない部分の濃度と等しくなるように重複印字部分の
濃度をマスク回路19により調整される。したがって副
走査方向への改行がn−3ドットの幅で正確に行なわれ
た場合、行間において全く濃度変動のない記録画像が得
られるが、副走査方向への改行が正確に行なわれなかっ
た場合は図4c)d)のようになる。
あり、m=3として下端部の3ドットが次行との重複部
分として設けられている。またb)は次行上部の拡大図
であり、n−3ドットの幅で副走査方向に改行されるこ
とにより上端部の3ドットが前行a)と重複印字され
る。ここで本実施例の特徴は重複印字ドットの印字濃度
が主走査方向に周期的に変化するようにマスク回路19
で処理されることにある。つまり前行a)においては主
走査方向に1ドットおきに印字濃度の濃淡が繰り返され
るとともに、次行b)においては前行a)とは逆の位相
で濃淡が繰り返される。なお前行及び次行はともに、重
複部分の濃い部分と淡い部分が重なって記録されると重
複しない部分の濃度と等しくなるように重複印字部分の
濃度をマスク回路19により調整される。したがって副
走査方向への改行がn−3ドットの幅で正確に行なわれ
た場合、行間において全く濃度変動のない記録画像が得
られるが、副走査方向への改行が正確に行なわれなかっ
た場合は図4c)d)のようになる。
【0026】c)は前行a)と次行b)が改行誤差によ
りn−2.5ドットの幅で改行され重複印字された場合
の印字結果である。重複印字部分の前後で印字濃度の低
い部分を生じてしまうが、低濃度部分が一定濃度ではな
く周期的に濃淡が繰り返されているので行間がぼかされ
て目立たなくなり、白すじとしては認識されにくくな
る。
りn−2.5ドットの幅で改行され重複印字された場合
の印字結果である。重複印字部分の前後で印字濃度の低
い部分を生じてしまうが、低濃度部分が一定濃度ではな
く周期的に濃淡が繰り返されているので行間がぼかされ
て目立たなくなり、白すじとしては認識されにくくな
る。
【0027】またd)はn−3.5ドットの幅で改行さ
れ重複印字された場合の印字結果であり、c)の場合と
は逆に重複印字部分の前後で印字濃度の高い部分を生じ
る。しかしながらこの場合もc)と同様に高濃度部分の
濃度は周期的に変化されているので行間が目立たなくな
り、黒すじとしては認識されにくくなっている。
れ重複印字された場合の印字結果であり、c)の場合と
は逆に重複印字部分の前後で印字濃度の高い部分を生じ
る。しかしながらこの場合もc)と同様に高濃度部分の
濃度は周期的に変化されているので行間が目立たなくな
り、黒すじとしては認識されにくくなっている。
【0028】以上のように本実施例のよれば、改行誤差
を生じても行間を周期的な印字濃度の濃淡でぼかすこと
により、継目部分に生じる白すじや黒すじを目立たなく
して印字品質を劣化させることなく高印字品質の多階調
記録画像を得ることができる。
を生じても行間を周期的な印字濃度の濃淡でぼかすこと
により、継目部分に生じる白すじや黒すじを目立たなく
して印字品質を劣化させることなく高印字品質の多階調
記録画像を得ることができる。
【0029】なお第1及び第2の実施例において、印字
手段としてサーマルヘッド1とインクリボンカートリッ
ジ2を用いているが、他の多階調記録が可能な印字手段
(例えばインクジェットヘッド)でも差し支えない。
手段としてサーマルヘッド1とインクリボンカートリッ
ジ2を用いているが、他の多階調記録が可能な印字手段
(例えばインクジェットヘッド)でも差し支えない。
【0030】また第1の実施例において、重複印字され
た部分の印字濃度は単純に加算されるとし、重複印字す
る部分の階調印字データを図2のように元の階調印字デ
ータの1/2に相当する値に調整して印字するとした
が、重複印字された部分の印字濃度は印字手段や記録用
紙6等の印字条件により単純に加算できない場合があ
る。したがって各印字条件に合わせて、重複印字された
部分の印字濃度が元の階調印字データに相当する印字濃
度になるように重複印字する部分の階調印字データを調
整すれば良好な結果を得ることができる。
た部分の印字濃度は単純に加算されるとし、重複印字す
る部分の階調印字データを図2のように元の階調印字デ
ータの1/2に相当する値に調整して印字するとした
が、重複印字された部分の印字濃度は印字手段や記録用
紙6等の印字条件により単純に加算できない場合があ
る。したがって各印字条件に合わせて、重複印字された
部分の印字濃度が元の階調印字データに相当する印字濃
度になるように重複印字する部分の階調印字データを調
整すれば良好な結果を得ることができる。
【0031】また第1の実施例において、重複印字する
部分の印字濃度を図3のように直線的に変化させている
が、印字条件によっては曲線的に変化させた方が良好な
結果を得ることができる場合がある。
部分の印字濃度を図3のように直線的に変化させている
が、印字条件によっては曲線的に変化させた方が良好な
結果を得ることができる場合がある。
【0032】また第2の実施例において、重複させる印
字ドットの数m=3としたが、シリアルプリンタの改行
精度に合わせてmの値を決定してもよい。
字ドットの数m=3としたが、シリアルプリンタの改行
精度に合わせてmの値を決定してもよい。
【0033】また第2の実施例において、重複印字する
部分の印字濃度を主走査方向に1ドットおきに周期的に
変化させるとしたが、所定のドットおきに変化させても
差し支えないし、さらに副走査方向に周期的に変化させ
てもよい。加えて重複しない部分より離れるにしたがっ
て低階調となるようにするといっそう効果的である。
部分の印字濃度を主走査方向に1ドットおきに周期的に
変化させるとしたが、所定のドットおきに変化させても
差し支えないし、さらに副走査方向に周期的に変化させ
てもよい。加えて重複しない部分より離れるにしたがっ
て低階調となるようにするといっそう効果的である。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明は、副走査方向の改
行幅をn−mドット分とし主走査方向のnドット分の走
査幅より短くすることで、主走査方向の走査がその前後
の走査とそれぞれmドット分重複するようにし、重複す
る部分の印字ドット形成時には階調印字データの示す階
調値よりも低階調になる値に対応した印字エネルギーで
記録素子を駆動することにより、重複印字部分の印字濃
度を調整し行間に生ずる印字濃度の濃淡を低減して高印
字品質の多階調記録画像を得ることができる。
行幅をn−mドット分とし主走査方向のnドット分の走
査幅より短くすることで、主走査方向の走査がその前後
の走査とそれぞれmドット分重複するようにし、重複す
る部分の印字ドット形成時には階調印字データの示す階
調値よりも低階調になる値に対応した印字エネルギーで
記録素子を駆動することにより、重複印字部分の印字濃
度を調整し行間に生ずる印字濃度の濃淡を低減して高印
字品質の多階調記録画像を得ることができる。
【0035】またさらに、次行と重複する部分の印字ド
ット形成時には階調印字データの示す階調値を主走査方
向に周期的に変化させた階調値に対応した印字エネルギ
ーで記録素子を駆動するとともに、次行の主走査方向の
走査の際の前行と重複する部分の印字ドットの形成時に
は、階調印字データの示す階調値を前行とは逆の位相で
変化させた階調値に対応した印字エネルギーで前記記録
素子を駆動することにより、行間を周期的な印字濃度の
濃淡でぼかし継目部分に生じる白すじや黒すじを目立た
なくして印字品質を劣化させることなく高印字品質の多
階調記録画像を得ることができる。
ット形成時には階調印字データの示す階調値を主走査方
向に周期的に変化させた階調値に対応した印字エネルギ
ーで記録素子を駆動するとともに、次行の主走査方向の
走査の際の前行と重複する部分の印字ドットの形成時に
は、階調印字データの示す階調値を前行とは逆の位相で
変化させた階調値に対応した印字エネルギーで前記記録
素子を駆動することにより、行間を周期的な印字濃度の
濃淡でぼかし継目部分に生じる白すじや黒すじを目立た
なくして印字品質を劣化させることなく高印字品質の多
階調記録画像を得ることができる。
【図1】本発明の第1の実施例における回路構成図
【図2】同実施例における印字結果を示す図
【図3】同実施例における別の印字結果を示す図
【図4】本発明の第2の実施例における印字結果を示す
図
図
【図5】従来のシリアルプリンタの構成図
【図6】サーマルヘッドの構成図
【図7】従来のシリアルプリンタの印字方式を示す図
【図8】従来のシリアルプリンタの重複印字での印字方
式を示す図
式を示す図
【図9】従来のシリアルプリンタの重複印字での印字結
果を示す図
果を示す図
1 サーマルヘッド 2 インクリボンカートリッジ 3 キャリッジ 5 プラテン 6 記録用紙 15、16 行バッファ14 17 ラッチ回路 18 メモリ 19 マスク回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/485 B41J 3/10 114 E 3/12 G
Claims (3)
- 【請求項1】複数の記録素子を有する記録ヘッドを主走
査方向に走査し、前記記録素子を階調印字データの示す
階調値に対応する印字エネルギーで駆動することで所望
の記録濃度の印字ドットを形成するとともに、副走査方
向に改行する一連の動作を繰り返すことで記録を行うシ
リアルプリンタにおいて、 前記副走査方向の改行幅を前記主走査方向の走査幅より
短くして前記主走査方向の走査がその前後の走査と所定
の印字ドット数重複するようにし、前記重複する部分の
印字ドット形成時には前記階調印字データの示す階調値
よりも低階調となる値に対応した印字エネルギーで前記
記録素子を駆動することを特徴とするシリアルプリンタ
の印字方式。 - 【請求項2】次行と重複する部分の印字ドット形成時
に、階調印字データの示す階調値を所定の印字ドット数
単位で主走査方向あるいは前記主走査方向と副走査方向
の両方向に周期的に変化させた階調値に対応した印字エ
ネルギーで記録素子を駆動するとともに、次行の主走査
方向の走査の際の前行と重複する部分の印字ドットの形
成時には、前記階調印字データの示す階調値を前行とは
逆の位相で変化させた階調値に対応した印字エネルギー
で前記記録素子を駆動することを特徴とする請求項1記
載のシリアルプリンタの印字方式。 - 【請求項3】重複する部分の印字ドット形成時に、重複
しない部分より離れるにしたがって階調印字データの示
す階調値よりも低階調となる値に対応した印字エネルギ
ーで記録素子を駆動することを特徴とする請求項1また
は2記載のシリアルプリンタの印字方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6012480A JPH07214823A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | シリアルプリンタの印字方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6012480A JPH07214823A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | シリアルプリンタの印字方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07214823A true JPH07214823A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11806562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6012480A Pending JPH07214823A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | シリアルプリンタの印字方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07214823A (ja) |
-
1994
- 1994-02-04 JP JP6012480A patent/JPH07214823A/ja active Pending
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