JPH0721512Y2 - 高所作業車のブーム作動規制装置 - Google Patents
高所作業車のブーム作動規制装置Info
- Publication number
- JPH0721512Y2 JPH0721512Y2 JP1990015906U JP1590690U JPH0721512Y2 JP H0721512 Y2 JPH0721512 Y2 JP H0721512Y2 JP 1990015906 U JP1990015906 U JP 1990015906U JP 1590690 U JP1590690 U JP 1590690U JP H0721512 Y2 JPH0721512 Y2 JP H0721512Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boom
- lift
- aerial work
- angle
- height
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 イ.考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は、高所作業車に装備される起伏、伸縮等自在な
ブームの作動を規制する装置に関する。
ブームの作動を規制する装置に関する。
(従来の技術) 高所作業車やクレーン車等の作業車は、起伏、伸縮等自
在なブームを備え、このブームを作動させることによ
り、ブーム先端に取り付けられた作業台もしくは吊り下
げられた重量物を任意の高さや位置に移動させる。この
ような作業車では、作業の高効率化のため、ブームの作
動可能な範囲、即ち、作業範囲をできるだけ広くするほ
うが望ましい場合が多い。なお、上記作業範囲は、ブー
ムおよび作業台(作業者等を含む)もしくは吊下げ物の
重量により、作業車体に対して転倒方向に作用する転倒
側モーメントが、車体側方等に張り出されたアウトリガ
により支持し得る定格モーメントを超えないように設定
される。
在なブームを備え、このブームを作動させることによ
り、ブーム先端に取り付けられた作業台もしくは吊り下
げられた重量物を任意の高さや位置に移動させる。この
ような作業車では、作業の高効率化のため、ブームの作
動可能な範囲、即ち、作業範囲をできるだけ広くするほ
うが望ましい場合が多い。なお、上記作業範囲は、ブー
ムおよび作業台(作業者等を含む)もしくは吊下げ物の
重量により、作業車体に対して転倒方向に作用する転倒
側モーメントが、車体側方等に張り出されたアウトリガ
により支持し得る定格モーメントを超えないように設定
される。
ところで、高所作業車を用いて規定の高さ(例えば、10
m)以上の高所で作業を行う場合には、その作業者には
特別の免許が必要となる。したがって、従来では、免許
を有さない作業者は、ブームを最大に伸長させた状態に
おいて、その最大起伏時の揚程が上記規定高さとなるよ
うブーム長さを制限した高所作業車を使用していた。
m)以上の高所で作業を行う場合には、その作業者には
特別の免許が必要となる。したがって、従来では、免許
を有さない作業者は、ブームを最大に伸長させた状態に
おいて、その最大起伏時の揚程が上記規定高さとなるよ
うブーム長さを制限した高所作業車を使用していた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記のように規定高さに合わせてブーム
の最大長さを制限した高所作業車では、その最大長さに
対応する狭い範囲内でしかブームを作動させることがで
きず、作業の効率の悪化に繋がるという問題がある。
の最大長さを制限した高所作業車では、その最大長さに
対応する狭い範囲内でしかブームを作動させることがで
きず、作業の効率の悪化に繋がるという問題がある。
以上の問題に鑑み、本考案では、揚程が規定高さに達す
ると、それ以上揚程が高くなる方向へのブーム作動を規
制する一方、揚程が規定高さ以下のときは、ブームを自
由に起伏、伸長できるようにした高所作業車のブーム作
動規制装置を提供することを目的としている。
ると、それ以上揚程が高くなる方向へのブーム作動を規
制する一方、揚程が規定高さ以下のときは、ブームを自
由に起伏、伸長できるようにした高所作業車のブーム作
動規制装置を提供することを目的としている。
ロ.考案の構成 (課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案では、揚程検出手
段によりブーム先端に取り付けられた作業台の揚程を検
出し、規制手段においては、揚程検出手段からの検出信
号に基づいて作業台の揚程が所定高さに達したと判断し
たときは、それ以上前記作業台の揚程を高くする方向へ
の前記ブームの作動を規制するよう構成している。
段によりブーム先端に取り付けられた作業台の揚程を検
出し、規制手段においては、揚程検出手段からの検出信
号に基づいて作業台の揚程が所定高さに達したと判断し
たときは、それ以上前記作業台の揚程を高くする方向へ
の前記ブームの作動を規制するよう構成している。
(作用) このような高所作業車のブーム作動規制装置では、揚程
検出手段により検出された作業台の揚程が所定高さ未満
のときは、規制手段はブームの作動を規制せず、ブーム
は全伸長状態まで伸長させることができる。しかし、上
記検出揚程が所定高さに達すると、本来は、それ以上に
高揚程とする能力を有するブームでも、規制手段の作動
によりそのような高揚程方向へのブーム作動(起伏上げ
作動や伸長作動)を規制する。ただし、揚程を低くする
方向へのブーム作動は許容する。
検出手段により検出された作業台の揚程が所定高さ未満
のときは、規制手段はブームの作動を規制せず、ブーム
は全伸長状態まで伸長させることができる。しかし、上
記検出揚程が所定高さに達すると、本来は、それ以上に
高揚程とする能力を有するブームでも、規制手段の作動
によりそのような高揚程方向へのブーム作動(起伏上げ
作動や伸長作動)を規制する。ただし、揚程を低くする
方向へのブーム作動は許容する。
(実施例) 以下、本考案の好ましい実施例について図面を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
まず、本考案に係るブーム作動規制装置を備えた高所作
業車を第3図に示している。この高所作業車の車体1上
には旋回台2が取り付けられている。この旋回台2は、
油圧により作動する旋回モータ3の作動により車体1に
対して旋回が自在となっている。また、この旋回台2に
は、基端ブーム4a内に先端ブーム4bを嵌挿した伸縮ブー
ム4の基端部が枢着されている。このブーム4は、旋回
台2と基端ブーム4a間に配設された油圧作動式の起伏シ
リンダ5の伸縮作動により起伏自在となっている。さら
に、先端ブーム4bはブーム4の内部に取り付けられた油
圧作動式の伸縮シリンダ6の伸縮作動により伸縮自在と
なっている。なお、先端ブーム4bの先端部には、作業者
搭乗用のバケット(作業台)7が取り付けられている。
業車を第3図に示している。この高所作業車の車体1上
には旋回台2が取り付けられている。この旋回台2は、
油圧により作動する旋回モータ3の作動により車体1に
対して旋回が自在となっている。また、この旋回台2に
は、基端ブーム4a内に先端ブーム4bを嵌挿した伸縮ブー
ム4の基端部が枢着されている。このブーム4は、旋回
台2と基端ブーム4a間に配設された油圧作動式の起伏シ
リンダ5の伸縮作動により起伏自在となっている。さら
に、先端ブーム4bはブーム4の内部に取り付けられた油
圧作動式の伸縮シリンダ6の伸縮作動により伸縮自在と
なっている。なお、先端ブーム4bの先端部には、作業者
搭乗用のバケット(作業台)7が取り付けられている。
このため、作業者のレバー操作等に基づいて、旋回モー
タ3、起伏シリンダ5および伸縮シリンダ6を作動させ
ることにより、バケット7を所望の位置に移動させ高所
作業を行うことができる。なお、バケット7と伸縮ブー
ム4との間にはレベリング装置(図示せず)が配設され
ており、このレベリング装置によりバケット7は作業中
において常に水平に保持される。また、車体1の前後左
右4箇所にはアウトリガ8が配設され、作業を行うとき
は、これらアウトリガ8を車体1の側方に張出すととも
に下方に伸長させ、車体1を支持させる。
タ3、起伏シリンダ5および伸縮シリンダ6を作動させ
ることにより、バケット7を所望の位置に移動させ高所
作業を行うことができる。なお、バケット7と伸縮ブー
ム4との間にはレベリング装置(図示せず)が配設され
ており、このレベリング装置によりバケット7は作業中
において常に水平に保持される。また、車体1の前後左
右4箇所にはアウトリガ8が配設され、作業を行うとき
は、これらアウトリガ8を車体1の側方に張出すととも
に下方に伸長させ、車体1を支持させる。
このような構成の高所作業車のブーム4は第1図に示す
ブーム作動規制装置によって制御される。
ブーム作動規制装置によって制御される。
この装置は、揚程検出部11および規制部12から構成され
ている。
ている。
揚程検出部11は、起伏センサ13および伸長センサ14から
なり、これらのセンサ13、14は、それぞれブーム4の起
伏角および伸長量を検出して、検出信号を出力する。
なり、これらのセンサ13、14は、それぞれブーム4の起
伏角および伸長量を検出して、検出信号を出力する。
規制部12は、演算器15、コントローラ16、操作方向検出
器17およびバルブユニット18から構成されている。演算
器15には上記両センサ13、14からの検出信号が入力さ
れ、演算器15は、これら検出信号に基づいてバケット7
の揚程(地面からバケット7の底面までの高さ)を算出
する。この算出揚程はコントローラ16に送出される。操
作方向検出器17は、ブーム4の作動を操作する操作レバ
ーの操作方向、即ち、起伏上げ方向か下げ方向か、また
は、伸長方向か縮小方向かを検出する。この操作方向検
出信号もコントローラ16に送出される。コントローラ16
では、上記の算出揚程および操作方向検出信号に基づい
て、算出揚程が規定高さに達した場合に、さらに揚程を
高くする方向、即ち、起伏上げ方向または伸長方向に操
作されたと判断するとそれらのブーム作動を規制すべ
く、起伏シリンダ5、伸縮シリンダ6を作動させる作動
油の給排制御を行うバルブユニット18に規制信号を送出
する。バルブユニット18内には、各シリンダ5、6用の
電磁バルブが配設され、上記規制信号はこれらバルブの
ソレノイドを励磁し、各シリンダ5、6を非作動とす
る。
器17およびバルブユニット18から構成されている。演算
器15には上記両センサ13、14からの検出信号が入力さ
れ、演算器15は、これら検出信号に基づいてバケット7
の揚程(地面からバケット7の底面までの高さ)を算出
する。この算出揚程はコントローラ16に送出される。操
作方向検出器17は、ブーム4の作動を操作する操作レバ
ーの操作方向、即ち、起伏上げ方向か下げ方向か、また
は、伸長方向か縮小方向かを検出する。この操作方向検
出信号もコントローラ16に送出される。コントローラ16
では、上記の算出揚程および操作方向検出信号に基づい
て、算出揚程が規定高さに達した場合に、さらに揚程を
高くする方向、即ち、起伏上げ方向または伸長方向に操
作されたと判断するとそれらのブーム作動を規制すべ
く、起伏シリンダ5、伸縮シリンダ6を作動させる作動
油の給排制御を行うバルブユニット18に規制信号を送出
する。バルブユニット18内には、各シリンダ5、6用の
電磁バルブが配設され、上記規制信号はこれらバルブの
ソレノイドを励磁し、各シリンダ5、6を非作動とす
る。
なお、上記の規定高さとは、法律等の規定によってこれ
以上の高さでの作業を行う場合には、作業者に特別の免
許が要求される作業高さ等をいう。
以上の高さでの作業を行う場合には、作業者に特別の免
許が要求される作業高さ等をいう。
次に、この装置の作動について第2図を参照しながら説
明する。
明する。
ブーム4の起伏角が角度α以下のときは、ブーム4を最
大に伸長させてもバケット7の揚程は規定高さHa以下と
なるので、起伏角が角度α以下の領域Iではブーム4は
自由に起伏、伸縮作動を行うことができる。したがっ
て、起伏センサ13により検出された検出起伏角が角度α
以下のときは、コントローラ16から規制信号は出力され
ない。
大に伸長させてもバケット7の揚程は規定高さHa以下と
なるので、起伏角が角度α以下の領域Iではブーム4は
自由に起伏、伸縮作動を行うことができる。したがっ
て、起伏センサ13により検出された検出起伏角が角度α
以下のときは、コントローラ16から規制信号は出力され
ない。
起伏角が角度αを超える領域IIでは、ブーム4の伸長量
によってはバケット7の揚程が規定高さHaを超えること
がある。このため、例えば、ブーム4を領域I内から起
伏上げ作動してきた場合に、起伏センサ13と伸縮センサ
14からの検出信号に基づいて演算器15により算出された
算出揚程が規定高さHaに達したと判断したとき、コント
ローラ16は、規制信号を出力してそれ以上揚程が高くな
るのを防止する。ただし、この後、作業者により操作レ
バーが操作され、操作方向検出器17により検出されたそ
の操作方向が、規定高さHaの揚程を維持、もしくは低く
する方向であるときは、コントローラ16は規制信号を解
除して、当該方向にブーム4を作動させる。
によってはバケット7の揚程が規定高さHaを超えること
がある。このため、例えば、ブーム4を領域I内から起
伏上げ作動してきた場合に、起伏センサ13と伸縮センサ
14からの検出信号に基づいて演算器15により算出された
算出揚程が規定高さHaに達したと判断したとき、コント
ローラ16は、規制信号を出力してそれ以上揚程が高くな
るのを防止する。ただし、この後、作業者により操作レ
バーが操作され、操作方向検出器17により検出されたそ
の操作方向が、規定高さHaの揚程を維持、もしくは低く
する方向であるときは、コントローラ16は規制信号を解
除して、当該方向にブーム4を作動させる。
このようにブーム4の作動を規制することにより、図に
点線CUTで示したように、当初からブーム4の最大長さ
を最大起伏角時に規定高さとなる長さに制限した場合と
比べて斜線部の範囲だけ作業範囲を広くすることができ
る。
点線CUTで示したように、当初からブーム4の最大長さ
を最大起伏角時に規定高さとなる長さに制限した場合と
比べて斜線部の範囲だけ作業範囲を広くすることができ
る。
本例の起伏センサ13、伸長センサ14および演算器15の代
わりに複数個のリミットスイッチを用い、これらリミッ
トスイッチからの信号の組み合わせによってコントロー
ラ16に規制信号を出力させることもできる。以下、この
例について説明する。
わりに複数個のリミットスイッチを用い、これらリミッ
トスイッチからの信号の組み合わせによってコントロー
ラ16に規制信号を出力させることもできる。以下、この
例について説明する。
第4図に示したように、所定の起伏角でオン・オフ作動
する第1、第2起伏リミットスイッチLS1、LS2および所
定の伸長量でオン・オフ作動する第1、第2伸縮リミッ
トスイッチLS3、LS4をブーム4上もしくはこれに近接し
て配設する。なお、第1起伏リミットスイッチLS1は、
ブーム4が、全伸長状態で揚程が規定高さHaとなる角度
α未満のときはオフとなり信号“0"を出力し、角度α以
上のときはオンとなり信号“1"を出力する。第2起伏リ
ミットスイッチLS2は、起伏角が、ブーム4を全伸長状
態よりも一段階短縮させた状態(第1伸縮リミットスイ
ッチLS3の切換位置に対応するブーム長さ)で揚程が規
定高さHaとなる角度β未満のときはオフとなり信号“0"
を出力す、角度β以上のときはオンとなり信号“1"を出
力する。第1伸縮リミットスイッチLS3は、ブーム長さ
が、起伏角を角度βとしたときに揚程が規定高さHaとな
る一段目短縮長さL1以下のときはオフとなり信号“0"を
出力し、一段目短縮長さL1を超えたときはオンとなり信
号“1"を出力する。さらに、第2伸縮リミットスイッチ
LS4は、ブーム長さが、起伏角を最大としたときに揚程
が規定高さHaとなる二段目短縮長さL2以下のときはオフ
となり信号“0"を出力し、二段目短縮長さL2を超えたと
きはオンとなり信号“1"を出力する。
する第1、第2起伏リミットスイッチLS1、LS2および所
定の伸長量でオン・オフ作動する第1、第2伸縮リミッ
トスイッチLS3、LS4をブーム4上もしくはこれに近接し
て配設する。なお、第1起伏リミットスイッチLS1は、
ブーム4が、全伸長状態で揚程が規定高さHaとなる角度
α未満のときはオフとなり信号“0"を出力し、角度α以
上のときはオンとなり信号“1"を出力する。第2起伏リ
ミットスイッチLS2は、起伏角が、ブーム4を全伸長状
態よりも一段階短縮させた状態(第1伸縮リミットスイ
ッチLS3の切換位置に対応するブーム長さ)で揚程が規
定高さHaとなる角度β未満のときはオフとなり信号“0"
を出力す、角度β以上のときはオンとなり信号“1"を出
力する。第1伸縮リミットスイッチLS3は、ブーム長さ
が、起伏角を角度βとしたときに揚程が規定高さHaとな
る一段目短縮長さL1以下のときはオフとなり信号“0"を
出力し、一段目短縮長さL1を超えたときはオンとなり信
号“1"を出力する。さらに、第2伸縮リミットスイッチ
LS4は、ブーム長さが、起伏角を最大としたときに揚程
が規定高さHaとなる二段目短縮長さL2以下のときはオフ
となり信号“0"を出力し、二段目短縮長さL2を超えたと
きはオンとなり信号“1"を出力する。
このようなリミットスイッチLS1〜LS4からの信号をコン
トローラ16に取り込み、第5図に示したような組み合わ
せによりブーム4の起伏上げ作動を規制する。即ち、ブ
ーム4の起伏角が角度α未満の場合(領域I′)は、第
1、第2起伏リミットスイッチLS1、LS2はいずれもオフ
である(LS1=0、LS2=0)。この場合においては、ブ
ーム4が全伸長状態でも揚程が規定高さHaを超えること
はないので、ブーム長さに拘らず、即ち、第1、第2伸
縮リミットスイッチLS3、LS4のオン・オフに拘らずブー
ム4を自由に作動させることができる。このため、コン
トローラ16からは起伏上げ作動を規制するための規制信
号は出力されない(第5図の1〜3段目参照)。
トローラ16に取り込み、第5図に示したような組み合わ
せによりブーム4の起伏上げ作動を規制する。即ち、ブ
ーム4の起伏角が角度α未満の場合(領域I′)は、第
1、第2起伏リミットスイッチLS1、LS2はいずれもオフ
である(LS1=0、LS2=0)。この場合においては、ブ
ーム4が全伸長状態でも揚程が規定高さHaを超えること
はないので、ブーム長さに拘らず、即ち、第1、第2伸
縮リミットスイッチLS3、LS4のオン・オフに拘らずブー
ム4を自由に作動させることができる。このため、コン
トローラ16からは起伏上げ作動を規制するための規制信
号は出力されない(第5図の1〜3段目参照)。
起伏角が角度α以上β未満の場合(領域II′)は、第1
起伏リミットスイッチLS1のみオンとなり、第2起伏リ
ミットスイッチLS2はオフである(LS1=1、LS2=
0)。この場合に、ブーム長さが一段目短縮長さL1を超
えるときは、第1、第2伸縮リミットスイッチLS3、LS4
はいずれもオンであり(LS3=1、LS4=1)、そのよう
なときはブーム4の起伏上げ作動および伸長作動を規制
する。しかし、ブーム長さが一段目短縮長さL1以下に短
縮され、第1伸縮リミットスイッチLS3がオフとなれば
(LS3=0)、第2伸縮リミットスイッチLS4のオン、オ
フに拘らず、ブーム4を起伏上げ作動および伸長作動さ
せることができる(第5図の4、5段目参照)。
起伏リミットスイッチLS1のみオンとなり、第2起伏リ
ミットスイッチLS2はオフである(LS1=1、LS2=
0)。この場合に、ブーム長さが一段目短縮長さL1を超
えるときは、第1、第2伸縮リミットスイッチLS3、LS4
はいずれもオンであり(LS3=1、LS4=1)、そのよう
なときはブーム4の起伏上げ作動および伸長作動を規制
する。しかし、ブーム長さが一段目短縮長さL1以下に短
縮され、第1伸縮リミットスイッチLS3がオフとなれば
(LS3=0)、第2伸縮リミットスイッチLS4のオン、オ
フに拘らず、ブーム4を起伏上げ作動および伸長作動さ
せることができる(第5図の4、5段目参照)。
起伏角が角度β以上の場合(領域III′)は、第1、第
2起伏リミットスイッチLS1、LS2はいずれもオンになる
(LS1=1、LS2=1)。この場合に、ブーム長さが二段
目短縮長さL2を超えるときは、第2伸縮リミットスイッ
チLS4はオンであり(LS4=1)、そのようなときは第1
伸縮リミットスイッチLS3のオン、オフに拘らずブーム
4の起伏上げ作動および伸長作動を規制する(第5図の
8、9段目参照)。しかし、ブーム長さが二段目短縮長
さL2以下に短縮され、第2伸縮リミットスイッチLS4が
オフであれば(LS3=0、LS4=0)、ブーム4を最大起
伏角まで起伏上げ作動または伸長作動させることができ
る(第5図の7段目参照)。
2起伏リミットスイッチLS1、LS2はいずれもオンになる
(LS1=1、LS2=1)。この場合に、ブーム長さが二段
目短縮長さL2を超えるときは、第2伸縮リミットスイッ
チLS4はオンであり(LS4=1)、そのようなときは第1
伸縮リミットスイッチLS3のオン、オフに拘らずブーム
4の起伏上げ作動および伸長作動を規制する(第5図の
8、9段目参照)。しかし、ブーム長さが二段目短縮長
さL2以下に短縮され、第2伸縮リミットスイッチLS4が
オフであれば(LS3=0、LS4=0)、ブーム4を最大起
伏角まで起伏上げ作動または伸長作動させることができ
る(第5図の7段目参照)。
このようなブーム4の起伏上げ作動規制により、前例と
同様に、当初からブーム4の最大長さを制限した場合
(点線CUT)に比べて斜線部の範囲だけ作業範囲を広く
することができる。なお、本例では、ブーム4を自由に
作動させることができる領域I′以外の領域を2つの領
域II′、III′を分割した結果、規定高さHa以下の作業
範囲でもバケット7を移動させることができない領域I
I″、III″が生じたが、さらに細かく領域を分割するこ
とにより、第2図に示したように、バケット7の移動範
囲を上記作業範囲の全てに近付けることができる。
同様に、当初からブーム4の最大長さを制限した場合
(点線CUT)に比べて斜線部の範囲だけ作業範囲を広く
することができる。なお、本例では、ブーム4を自由に
作動させることができる領域I′以外の領域を2つの領
域II′、III′を分割した結果、規定高さHa以下の作業
範囲でもバケット7を移動させることができない領域I
I″、III″が生じたが、さらに細かく領域を分割するこ
とにより、第2図に示したように、バケット7の移動範
囲を上記作業範囲の全てに近付けることができる。
ハ.考案の効果 以上のように、本考案のブーム作動規制装置を用いれ
ば、所定高さ以上の揚程能力を有するブームを備えた高
所作業車において、その所定高さ以下に作業台の揚程を
制限することができる一方、揚程が所定高さ以下であれ
ば、ブームを自由に起伏、伸長させることができるの
で、ブームの最大長さを最大起伏時において揚程が所定
高さとなる長さに当初から制限したものよりも作業範囲
を広くすることができ、作業の効率を向上させることが
できる。
ば、所定高さ以上の揚程能力を有するブームを備えた高
所作業車において、その所定高さ以下に作業台の揚程を
制限することができる一方、揚程が所定高さ以下であれ
ば、ブームを自由に起伏、伸長させることができるの
で、ブームの最大長さを最大起伏時において揚程が所定
高さとなる長さに当初から制限したものよりも作業範囲
を広くすることができ、作業の効率を向上させることが
できる。
第1図は、本考案に係るブーム作動規制装置の構成を示
したブロック図、 第2図は、上記ブーム作動規制装置を用いた場合の作業
範囲を示した概略図、 第3図は、上記ブーム作動規制装置を備えた高所作業
車、 第4図は、上記ブーム作動規制装置の第2実施例の構成
と、作業範囲を示した概略図、 第5図は、上記第2実施例のリミットスイッチからの信
号の組み合わせを示した図表である。 4…ブーム、7…バケット 11…揚程検出部、12…規制部 LS1…第1起伏リミットスイッチ LS2…第2起伏リミットスイッチ LS3…第1伸縮リミットスイッチ LS4…第2伸縮リミットスイッチ
したブロック図、 第2図は、上記ブーム作動規制装置を用いた場合の作業
範囲を示した概略図、 第3図は、上記ブーム作動規制装置を備えた高所作業
車、 第4図は、上記ブーム作動規制装置の第2実施例の構成
と、作業範囲を示した概略図、 第5図は、上記第2実施例のリミットスイッチからの信
号の組み合わせを示した図表である。 4…ブーム、7…バケット 11…揚程検出部、12…規制部 LS1…第1起伏リミットスイッチ LS2…第2起伏リミットスイッチ LS3…第1伸縮リミットスイッチ LS4…第2伸縮リミットスイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも起伏、伸縮が自在なブームを備
え、このブームの先端に作業台を有してなる高所作業車
のブーム作動規制装置において、 前記作業台の揚程を検出する揚程検出手段と、 この揚程検出手段からの検出信号に基づいて、前記作業
台の揚程が所定高さに達したと判断したときは、それ以
上前記作業台の揚程を高くする方向への前記ブームの作
動を規制する規制手段とからなることを特徴とする高所
作業車のブーム作動規制装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990015906U JPH0721512Y2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 高所作業車のブーム作動規制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990015906U JPH0721512Y2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 高所作業車のブーム作動規制装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03107499U JPH03107499U (ja) | 1991-11-06 |
| JPH0721512Y2 true JPH0721512Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31519195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990015906U Expired - Lifetime JPH0721512Y2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 高所作業車のブーム作動規制装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721512Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008056449A (ja) * | 2006-09-01 | 2008-03-13 | Tadano Ltd | 高所作業車のブーム揚程制限装置。 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7213666B2 (ja) * | 2018-11-27 | 2023-01-27 | 株式会社アイチコーポレーション | 高所作業車の安全装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56149995A (en) * | 1980-04-23 | 1981-11-20 | Komatsu Mfg Co Ltd | Safety device for crane |
| JPH0361294A (ja) * | 1989-07-28 | 1991-03-18 | Ishikawajima Yusoki Kk | 作業範囲規制方法 |
-
1990
- 1990-02-20 JP JP1990015906U patent/JPH0721512Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008056449A (ja) * | 2006-09-01 | 2008-03-13 | Tadano Ltd | 高所作業車のブーム揚程制限装置。 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03107499U (ja) | 1991-11-06 |
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