JPH07215189A - 液圧制御弁 - Google Patents

液圧制御弁

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JPH07215189A
JPH07215189A JP3099894A JP3099894A JPH07215189A JP H07215189 A JPH07215189 A JP H07215189A JP 3099894 A JP3099894 A JP 3099894A JP 3099894 A JP3099894 A JP 3099894A JP H07215189 A JPH07215189 A JP H07215189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve seat
inlet
valve body
poppet valve
poppet
Prior art date
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Pending
Application number
JP3099894A
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English (en)
Inventor
Yoshifumi Ihara
善史 井原
Takeshi Kaneko
武司 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nabco Ltd
Original Assignee
Nabco Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nabco Ltd filed Critical Nabco Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 急込め時のポペット弁体と、弁座との間で発
生していたキャビテーションの発生を防止すること。 [構成] 弁座1を入口に向かって頂角が漸次大きく形
成する。入口側からの急込めによる作動液は、流速を落
としてホイールシリンダ側への伝達されてキャビテーシ
ョンを発生することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等の液圧ブレーキ
回路で利用される液圧制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】図3には実開平4−76
574号公報に開示されている液圧制御弁10を示して
いるが、この図においてマスタシリンダに連絡される入
口17とホイールシリンダに連絡される出口18と、こ
れら入口17と出口18とに連絡して形成された段付孔
19と、この段付孔19に移動可能に挿入される段付ピ
ストン20と、このピストン20に入口17と、出口1
8とを連絡して形成される通孔20aと、この通孔20
aの入口側開口端部に形成されるすり鉢状の弁座25
と、この弁座25に対向して配置されるポペット弁体4
0と、このポペット弁体40に形成され、上記弁座25
に着座可能な突部45と、上記ピストン20を上記出口
18側に向かって付勢する予負荷ばね28と、上記ポペ
ット弁体40を上記弁座25に向かって付勢する弁ばね
とを備えていることが明らかである。
【0003】このような液圧制御弁10は公知のように
マスタシリンダ側から液圧がその入口17に加えられる
と、ポペット弁体40の切欠き40a及び段付ピストン
20の通孔20aを通り出口18からホイールシリンダ
側に圧液が加えられブレーキがかけられる。マスタシリ
ンダ側からの液圧が所定の圧力(すなわち予負荷ばね2
8のばね力と段付ピストン20の両側の受圧面積差によ
って定まる)に達すると、段付ピストン20は図におい
て上方に移動し、その上端部に形成された弁座25がポ
ペット弁体40の突部45に当接することにより、マス
タシリンダ側とホイールシリンダ側とは遮断され、更に
マスタシリンダ側の液圧が上昇すると、受圧面積の小さ
い方の圧力がホイールシリンダ側の圧力に対して増大す
ることにより、段付ピストン20は下方に移動する。こ
のようなポペット弁体20と突部45との着座、離座を
繰り返すことにより、公知のように減圧制御が行われる
のであるが、ブレーキ弛め時には段付ピストン20が下
方に移動し、ポペット弁体40の突部45が離座してこ
れらの間を多量のブレーキ液がホイールシリンダ側から
マスタシリンダ側へ還流し、よってブレーキが弛められ
るのであるが、多量にブレーキ液がポペット弁体20の
突部45と弁座25との間を急激に流れるためにポペッ
ト弁体40はその弁ばねのばね力及びポペット弁体40
の質量によって定まる共振周波数で横方向に振動させる
力を受ける。
【0004】然るに、段付ピストン20の先端部に形成
された弁座25は、図3に示すように断面がすり鉢状、
もしくは三角形状を呈しており、この頂角αは60度と
されている。従来はこのαが90度であって、ブレーキ
をゆるめる時にはポペット弁体40を横方向に振動させ
る大きな力が加わり、これによりこの軸に対し左右に振
動し、弁孔側壁部との衝突により異音を発生していた。
これに対し図3の従来例では頂角αを60度とすること
により、ブレーキ液の流れ出る角度を小さくし、ポペッ
ト弁体40を横方向に振動させるようとする力を小さく
してポペット弁体40の振動を抑制し、よってブレーキ
液の戻し時の異音を低減させることができる。
【0005】然るに、マスタシリンダより作動液を急激
にホイールシリンダ側に伝達させる場合、すなわち急込
め時には、弁座25とポペット弁体40の突部45との
間に形成される隙間に作動液が急激に流れ、ここで急激
に絞られることになるため、ポペット弁体40の周りに
キャビテーションが発生してポペット弁体40を損傷し
ていた。すなわちポペット弁体40の突部45と弁座2
5との間の隙間を急激に作動液が流れると、小さな気泡
が多数に発生し、この急速な流れによりポペット弁体4
0を損傷させていた。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされ、ブレーキ弛め時の異音を低減させると
共に、急込め時のポペット弁体の周りのキャビテーショ
ンを防止することのできる液圧制御弁を提供することを
目的とする。
【0007】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、マスタ
シリンダに連絡される入口と、ホイールシリンダに連絡
される出口と、入口と出口とに連絡して形成される段付
孔と、この段付孔に移動可能に挿入される段付ピストン
と、このピストンに入口と出口とを連絡して形成される
通孔と、この通孔の入口側開口部に形成されるすり鉢状
の弁座と、この弁座に対向して配置されるポペット弁体
と、このポペット弁体に形成され前記弁座に着座可能な
突部と、前記ピストンを前記出口側に向かって付勢する
予負荷ばねと、前記ポペット弁体を前記弁座に向かって
付勢する弁ばねとを備えた液圧制御弁において、前記弁
座を前記入口に向かって頂角が漸次大きくなるようにし
た液圧制御弁、によって達成される。
【0008】
【作用】弁座は入口に向かって頂角が漸次大きくなるよ
うにしているため、急込めをする場合にはポペット弁体
の突部と弁座との間の隙間は漸次小さくなるため、急激
に作動液がこの隙間に入口側から流れ込んだとしても、
最初から急激に絞られることはなく、徐々に最小隙間部
に向かって絞られていくためにキャビテーションをほと
んど発生することがなくなる。よってキャビテーション
が原因でポペット弁体を損傷することを防止する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例による液圧制御弁につ
いて図面を参照して説明する。なお、従来例の図3に対
応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説
明は省略する。
【0010】すなわち、本実施例の段付ピストン20の
上端部に形成される弁座1は、全体としてはすり鉢状で
あるが、下方から頂角が60度の第1直線部2と、これ
より頂角が大である第2直線部3とからなっている。従
ってポペット弁体40の突部45と、弁座1との隙間
は入口側(マスタシリンダ側)から見て最初は比較的横
方向に延びているために隙間を大としており、徐々に弁
座1における隙間を小としている。あるいは、段付ピス
トン20の通孔20a内への作動液の突入速度を小なる
ようにしている。
【0011】その他の構成は従来例と全く同様である。
次にこの作用について説明する。
【0012】最初にブレーキをかける時の作用について
は、従来と全く同様であるが、ブレーキペダルを急激に
踏み込んで、急込めをする場合には上述したようにポペ
ット弁体40の突部45は、段付ピストン20の弁座1
とは着座、離座を繰り返して所望のブレーキ力を得てい
たのであるが、この急ブレーキをかけることにより、段
付ピストン20は下方に押圧され、図1の状態をとる。
これによりポペット弁体40の突部45と弁座1との間
の隙間が図示するような状態になるのであるが、マス
タシリンダからの作動液は隙間の上端側では充分に横
方向に延びているので、作動液は急激には絞られず、よ
り小さな隙間部に向かって徐々に絞られる。従って、隙
を流れる作動液の流速も徐々に早くなる。結果とし
て、キャビテーションの発生を防止することができる。
よってこれが原因であるポペット弁体40の損傷を防止
することができる。
【0013】図2は、本発明の他実施例による液圧制御
弁の要部を示すものであるが、第1実施例と同様に従来
例と対応する部分については、同一の符号を付し、その
詳細な説明は省略する。
【0014】本実施例においては、段付ピストン20の
上端部に形成される弁座5は下方から頂角60度の直線
部6とR部(曲線部)7とからなっている。R部7とポ
ペット弁体40の突部45との間の隙間は上端側では
大とし、かつ横方向へ延びている。すなわち頂角は上端
部に向かって徐々に大きくなっている。これから隙間
は徐々に最小隙間部に向かって小としている。
【0015】以上のような構成により、ブレーキの急込
め時には図2に示す状態をとって、ホイールシリンダ側
に作動液が流されるのであるが、隙間の入口では横方
向に弁座5が延びており、この部分では隙間が大であ
り、下方の最小隙間部に向かうにつれて徐々に小として
いる。よって急込めによる高い流速の作動液は急激に絞
られることなく隙間の最小隙間部へと導かれ、かつ段
付ピストン20の軸方向通孔20aを通ってホイールシ
リンダ側へ流れるが、通路20a内へ作動液が流入する
際に、作動液は隙間にて徐々に絞られるので、キャビ
テーションを生ずることなくポペット弁体40が、これ
が原因の損傷を受けるのを防止することができる。
【0016】以上、本発明の各実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0020】例えば以上の実施例では、弁座1及び5の
直線部2及び6の頂角は60度とされているが、これよ
り小としてもよい。
【0021】又、第1実施例では弁座1は第1直線部2
と第2直線部3とからなり、第2直線部3の頂角は、第
1直線部2の頂角より大としているが、更に第3、第4
・・・直線部を形成し、頂角を順次、より小とし更に徐
々に急込め時のブレーキ液の流速を低下させるようにし
ていもよい。
【0022】又、ポペット弁体40の形状も図示したも
のに限られることなく、例えば特開平3−246148
号公報に開示されているように、通路をその軸中心に非
対称に形成したようなポペット弁体にも本発明は適用可
能である。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の液圧制御弁
によれば、従来と同様にポペット弁体の振動による異音
の発生を低減しながら、ブレーキ急込め時に発生してい
たキャビテーションの発生を防止することができる。よ
ってこれが原因のポペット弁体の損傷を防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による液圧制御弁の要部の
断面図である。
【図2】同第2実施例の要部の断面図である。
【図3】従来の液圧制御弁の断面図である。
【符号の説明】
1 弁座 2 第1直線部 3 第2直線部 4 隙間 5 弁座 6 隙間 7 R部 8 隙間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタシリンダに連絡される入口と、ホ
    イールシリンダに連絡される出口と、入口と出口とに連
    絡して形成される段付孔と、この段付孔に移動可能に挿
    入される段付ピストンと、このピストンに入口と出口と
    を連絡して形成される通孔と、この通孔の入口側開口部
    に形成されるすり鉢状の弁座と、この弁座に対向して配
    置されるポペット弁体と、このポペット弁体に形成され
    前記弁座に着座可能な突部と、前記ピストンを前記出口
    側に向かって付勢する予負荷ばねと、前記ポペット弁体
    を前記弁座に向かって付勢する弁ばねとを備えた液圧制
    御弁において、前記弁座を前記入口に向かって頂角が漸
    次大きくなるようにした液圧制御弁。
JP3099894A 1994-02-01 1994-02-01 液圧制御弁 Pending JPH07215189A (ja)

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JP3099894A JPH07215189A (ja) 1994-02-01 1994-02-01 液圧制御弁

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JP3099894A JPH07215189A (ja) 1994-02-01 1994-02-01 液圧制御弁

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JPH07215189A true JPH07215189A (ja) 1995-08-15

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ID=12319262

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JP3099894A Pending JPH07215189A (ja) 1994-02-01 1994-02-01 液圧制御弁

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61248968A (ja) * 1985-04-25 1986-11-06 ウエスチングハウス エレクトリック コ−ポレ−ション 蒸気タ−ビンに用いる弁及びその製造方法
JPH0537622A (ja) * 1991-07-26 1993-02-12 Nec Corp ダイヤル装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61248968A (ja) * 1985-04-25 1986-11-06 ウエスチングハウス エレクトリック コ−ポレ−ション 蒸気タ−ビンに用いる弁及びその製造方法
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