JPH07216121A - 配送伝票用ポリエステル系フィルム - Google Patents
配送伝票用ポリエステル系フィルムInfo
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- JPH07216121A JPH07216121A JP1026495A JP1026495A JPH07216121A JP H07216121 A JPH07216121 A JP H07216121A JP 1026495 A JP1026495 A JP 1026495A JP 1026495 A JP1026495 A JP 1026495A JP H07216121 A JPH07216121 A JP H07216121A
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- film
- resin
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、前期の欠点を解消した薄くても隠
蔽性やフィルム強度、製膜性、生産性などに優れた配送
伝票用基材を提供せんとするものである。 【構成】 ポリエステルに無機粒子かつ/または該ポリ
エステルに非相溶の熱可塑性樹脂を混合、押出し、少な
くとも1軸に配向し、厚さが10μm以上45μm以
下、光線透過率が30%以下、白色度が75以上、少な
くとも一方のフィルム強度が10kg/mm2 以上であ
ることを特徴とする配送伝票用ポリエステル系フィル
ム。
蔽性やフィルム強度、製膜性、生産性などに優れた配送
伝票用基材を提供せんとするものである。 【構成】 ポリエステルに無機粒子かつ/または該ポリ
エステルに非相溶の熱可塑性樹脂を混合、押出し、少な
くとも1軸に配向し、厚さが10μm以上45μm以
下、光線透過率が30%以下、白色度が75以上、少な
くとも一方のフィルム強度が10kg/mm2 以上であ
ることを特徴とする配送伝票用ポリエステル系フィル
ム。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄くても隠蔽性、描画
性が良好で生産性、製膜性に優れた用ポリエステルフィ
ルムに関する。
性が良好で生産性、製膜性に優れた用ポリエステルフィ
ルムに関する。
【0002】
【従来の技術】宅配便や郵便小包などには住所、宛名な
どが書かれた配送伝票が荷物の上に貼られている。この
配送伝票は、5枚から10枚が重ねて使用される。その
ため基材として紙やポリオレフィン系合成紙などを使用
すると、厚くなることが問題であった。そのためポリエ
ステル系フィルムを使用したものも近年開発されてい
る。しかし、薄くなると隠蔽性がなくなるため、下の文
字などが透けて見えることが問題となっている。また、
薄くても隠蔽性があるものを製膜しようとすると、フィ
ルム内部に無機粒子や空洞を多数含有しなくてはならな
いため、製膜性が不安定になったりフィルム強度の乏し
いものとなることが問題であった。
どが書かれた配送伝票が荷物の上に貼られている。この
配送伝票は、5枚から10枚が重ねて使用される。その
ため基材として紙やポリオレフィン系合成紙などを使用
すると、厚くなることが問題であった。そのためポリエ
ステル系フィルムを使用したものも近年開発されてい
る。しかし、薄くなると隠蔽性がなくなるため、下の文
字などが透けて見えることが問題となっている。また、
薄くても隠蔽性があるものを製膜しようとすると、フィ
ルム内部に無機粒子や空洞を多数含有しなくてはならな
いため、製膜性が不安定になったりフィルム強度の乏し
いものとなることが問題であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前期の欠点
を解消した薄くても隠蔽性やフィルム強度、製膜性、生
産性などに優れた配送伝票用基材を提供せんとするもの
である。
を解消した薄くても隠蔽性やフィルム強度、製膜性、生
産性などに優れた配送伝票用基材を提供せんとするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、ポリエ
ステルに無機粒子かつ/または該ポリエステルに非相溶
の熱可塑性樹脂を混合、押出し、少なくとも1軸に配向
し、厚さが10μm以上45μm以下、光線透過率が3
0%以下、白色度が75以上、少なくとも一方のフィル
ム強度が10kg/mm2以上であることを特徴とする配送伝
票用ポリエステル系フィルムに関する。
ステルに無機粒子かつ/または該ポリエステルに非相溶
の熱可塑性樹脂を混合、押出し、少なくとも1軸に配向
し、厚さが10μm以上45μm以下、光線透過率が3
0%以下、白色度が75以上、少なくとも一方のフィル
ム強度が10kg/mm2以上であることを特徴とする配送伝
票用ポリエステル系フィルムに関する。
【0005】本発明におけるポリエステルとは、テレフ
タル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸のごと
き芳香族ジカルボン酸又はそのエステルとエチレングリ
コール、ジエチレングリコール、1、4−ブタンジオー
ル、ネオペンチルグリコールのごときグリコールとを重
縮合させて製造されるポリエステルである。これらのポ
リエステルは芳香族ジカルボン酸とグリコールとを直接
反応させてからほか、芳香族ジカルボン酸のアルキルエ
ステルとグリコールとをエステル交換反応させた後重縮
合させるか、あるいは芳香族ジカルボン酸のジグリコー
ルエステルを重縮合させるなどの方法によって製造させ
る。かかるポリエステルの代表例としてはポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレンブチレンテレフタレート
あるいはポリエチレン−2、6−ナフタレートなどが挙
げられる。このポリエステルはホモポリマーであっても
よく、第三成分を共重合したものであっても良い。いず
れにしても本発明においては、エチレンテレフタレート
単位、ブチレンテレフタレート単位あるいはエチレン−
2、6−ナフタレート単位が70モル%以上、好ましく
は80モル%以上、更に好ましくは90モル%以上であ
るポリエステルが好ましい。
タル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸のごと
き芳香族ジカルボン酸又はそのエステルとエチレングリ
コール、ジエチレングリコール、1、4−ブタンジオー
ル、ネオペンチルグリコールのごときグリコールとを重
縮合させて製造されるポリエステルである。これらのポ
リエステルは芳香族ジカルボン酸とグリコールとを直接
反応させてからほか、芳香族ジカルボン酸のアルキルエ
ステルとグリコールとをエステル交換反応させた後重縮
合させるか、あるいは芳香族ジカルボン酸のジグリコー
ルエステルを重縮合させるなどの方法によって製造させ
る。かかるポリエステルの代表例としてはポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレンブチレンテレフタレート
あるいはポリエチレン−2、6−ナフタレートなどが挙
げられる。このポリエステルはホモポリマーであっても
よく、第三成分を共重合したものであっても良い。いず
れにしても本発明においては、エチレンテレフタレート
単位、ブチレンテレフタレート単位あるいはエチレン−
2、6−ナフタレート単位が70モル%以上、好ましく
は80モル%以上、更に好ましくは90モル%以上であ
るポリエステルが好ましい。
【0006】本発明において特に重要な点は、無機粒子
がポリエステル中に存在しているにもかかわらず厚さが
45μm以下と薄くできることにある。通常プラスティ
ックフィルムに隠蔽性を付与する、つまり光線透過率を
下げる手段としては、内部の空洞を多数発現させる、フ
ィルムの表層に顔料、染料を塗布する、内部に無機粒子
を多数含有させるなどの方法がある。しかし、隠蔽性を
より向上させるために空洞や無機粒子の含有量をより増
加させると、フィルムの強度低下や製膜性が不安定にな
るといったことが問題となる。また顔料の塗布量を増加
させると、顔料の脱落といったことが問題となる。そこ
でこれらの問題が生じないように隠蔽性を向上させる方
法としては、無機粒子をフィルム内部に多数含有しても
延伸性を確保することである。
がポリエステル中に存在しているにもかかわらず厚さが
45μm以下と薄くできることにある。通常プラスティ
ックフィルムに隠蔽性を付与する、つまり光線透過率を
下げる手段としては、内部の空洞を多数発現させる、フ
ィルムの表層に顔料、染料を塗布する、内部に無機粒子
を多数含有させるなどの方法がある。しかし、隠蔽性を
より向上させるために空洞や無機粒子の含有量をより増
加させると、フィルムの強度低下や製膜性が不安定にな
るといったことが問題となる。また顔料の塗布量を増加
させると、顔料の脱落といったことが問題となる。そこ
でこれらの問題が生じないように隠蔽性を向上させる方
法としては、無機粒子をフィルム内部に多数含有しても
延伸性を確保することである。
【0007】通常の空洞含有ポリエステルフィルムの場
合、添加した二酸化チタンや炭酸カルシウム、二酸化珪
素、硫酸バリウムなどの無機粒子はすべてマトリクスで
あるポリエステル中に存在する。そのため無機粒子の添
加量を増加させるとポリエステルと無機粒子の間に生じ
る界面が増加し、フィルムの引っ張り強度や製膜性の低
下といったことが起こりやすくなる。これは厚さ45μ
m以下のフィルムでは特に顕著に生じる問題である。よ
ってこれらを解決する手段の一つとして無機粒子の表面
をアルミニウムや珪素、亜鉛などを含む無機物で処理し
ポリエステルとの親和性を上げる方法や積層フィルムに
おいてその表層に多量に添加する方法がこれまで開示さ
れている。しかしこれらの方法では、厚さ45μm以
下、好ましくは30μm以下で光線透過率30%以下を
達成するほど無機粒子を多量に含有し、かつフィルム強
度、表面強度や製膜性を維持することは不可能である。
それは無機粒子の表面エネルギーが高いため、空洞発現
剤よりも表面エネルギーの高いポリエステルとの親和性
が高いためである。
合、添加した二酸化チタンや炭酸カルシウム、二酸化珪
素、硫酸バリウムなどの無機粒子はすべてマトリクスで
あるポリエステル中に存在する。そのため無機粒子の添
加量を増加させるとポリエステルと無機粒子の間に生じ
る界面が増加し、フィルムの引っ張り強度や製膜性の低
下といったことが起こりやすくなる。これは厚さ45μ
m以下のフィルムでは特に顕著に生じる問題である。よ
ってこれらを解決する手段の一つとして無機粒子の表面
をアルミニウムや珪素、亜鉛などを含む無機物で処理し
ポリエステルとの親和性を上げる方法や積層フィルムに
おいてその表層に多量に添加する方法がこれまで開示さ
れている。しかしこれらの方法では、厚さ45μm以
下、好ましくは30μm以下で光線透過率30%以下を
達成するほど無機粒子を多量に含有し、かつフィルム強
度、表面強度や製膜性を維持することは不可能である。
それは無機粒子の表面エネルギーが高いため、空洞発現
剤よりも表面エネルギーの高いポリエステルとの親和性
が高いためである。
【0008】そこで本発明に至る手段としては、隠蔽性
を向上させるために無機粒子の添加量を増加させ、かつ
延伸助剤を混合することがあげられる。これにより無機
粒子の含有量を増加させてもフィルム強度、製膜性など
の問題がなくなる。延伸助剤としてはポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコールなどのポリアルキレングリコールおよび/
またはその誘導体および/または共重合体などがあげら
れる。誘導体としては、末端基を他の結合で封鎖したも
の、ジカルボン酸との反応によりポリエステル化したも
の等が挙げられる。これらの中でポリエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール共重合体及びこれらをジオ
ール化したポリエステルあるいは共重合ポリエステルが
特に好適である。該ポリエチレングリコールおよび/ま
たはその誘導体の分子量は200〜20万、好ましくは
1000〜5万のものが好適である。また添加量はフィ
ルム全体に対して、0.05〜5重量%、好ましくは
0.1〜3重量%である。0.05重量%未満では延伸
が困難になり、5重量%を越えるとフィルムに腰がなく
なり印刷などの加工性が悪くなる。
を向上させるために無機粒子の添加量を増加させ、かつ
延伸助剤を混合することがあげられる。これにより無機
粒子の含有量を増加させてもフィルム強度、製膜性など
の問題がなくなる。延伸助剤としてはポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコールなどのポリアルキレングリコールおよび/
またはその誘導体および/または共重合体などがあげら
れる。誘導体としては、末端基を他の結合で封鎖したも
の、ジカルボン酸との反応によりポリエステル化したも
の等が挙げられる。これらの中でポリエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール共重合体及びこれらをジオ
ール化したポリエステルあるいは共重合ポリエステルが
特に好適である。該ポリエチレングリコールおよび/ま
たはその誘導体の分子量は200〜20万、好ましくは
1000〜5万のものが好適である。また添加量はフィ
ルム全体に対して、0.05〜5重量%、好ましくは
0.1〜3重量%である。0.05重量%未満では延伸
が困難になり、5重量%を越えるとフィルムに腰がなく
なり印刷などの加工性が悪くなる。
【0009】そこでまた他の手段の一つとしては、隠蔽
性を向上させるために無機粒子の添加量を増加させると
ともに、後で述べる方法で内部に多数の空洞を含有させ
るために、該ポリエステルに非相溶の熱可塑性樹脂(空
洞発現剤)を混合する。その際、無機粒子を全てポリエ
ステル中に均一に分散させるのではなく、増加させた無
機粒子を空洞や空洞発現剤の回り、好ましくは空洞発現
剤中に存在させることである。これにより無機粒子の含
有量を増加させてもポリエステルとの界面が増加しない
ため、フィルム強度、製膜性などの問題がなくなる。こ
れを実現するためには通常用いられている二酸化チタン
や炭酸カルシウム、硫酸バリウムなどの無機粒子の表面
を溌水化処理を施し表面エネルギーを下げることによ
り、無機粒子と空洞発現剤の親和性をポリエステルのそ
れよりも向上させる。その処理剤としてはシリコン系樹
脂、シロキサン系樹脂、フッ素系樹脂、シランカップリ
ング剤やチタネートカップリング剤が挙げられ、より好
ましくは芳香族または脂肪族からなる高分子化合物で表
面処理したものが挙げられ、具体的にはポリビニルピリ
ジンなどのように無機粒子と空洞発現剤を有機的に結合
するものが好ましい。だがこれに限定されるものではな
い。さらにこのように処理した無機粒子を空洞発現剤と
予備混練したマスターバッチペレットとして使用するこ
とにより効果的となる。予備混練をしない場合は、表面
処理を行っても無機粒子はすべてポリエステル中に存在
するため、本発明の目的は達することができない。また
他の方法としては、積層フィルムとし、フィルムの表面
層の無機粒子の量を中心層のそれよりも多くことも可能
である。この場合、特に表面層に無機粒子の含有量が多
くなることにより、フィルムの白色度が向上したり、艶
消し感があり、高級なイメージを与える。
性を向上させるために無機粒子の添加量を増加させると
ともに、後で述べる方法で内部に多数の空洞を含有させ
るために、該ポリエステルに非相溶の熱可塑性樹脂(空
洞発現剤)を混合する。その際、無機粒子を全てポリエ
ステル中に均一に分散させるのではなく、増加させた無
機粒子を空洞や空洞発現剤の回り、好ましくは空洞発現
剤中に存在させることである。これにより無機粒子の含
有量を増加させてもポリエステルとの界面が増加しない
ため、フィルム強度、製膜性などの問題がなくなる。こ
れを実現するためには通常用いられている二酸化チタン
や炭酸カルシウム、硫酸バリウムなどの無機粒子の表面
を溌水化処理を施し表面エネルギーを下げることによ
り、無機粒子と空洞発現剤の親和性をポリエステルのそ
れよりも向上させる。その処理剤としてはシリコン系樹
脂、シロキサン系樹脂、フッ素系樹脂、シランカップリ
ング剤やチタネートカップリング剤が挙げられ、より好
ましくは芳香族または脂肪族からなる高分子化合物で表
面処理したものが挙げられ、具体的にはポリビニルピリ
ジンなどのように無機粒子と空洞発現剤を有機的に結合
するものが好ましい。だがこれに限定されるものではな
い。さらにこのように処理した無機粒子を空洞発現剤と
予備混練したマスターバッチペレットとして使用するこ
とにより効果的となる。予備混練をしない場合は、表面
処理を行っても無機粒子はすべてポリエステル中に存在
するため、本発明の目的は達することができない。また
他の方法としては、積層フィルムとし、フィルムの表面
層の無機粒子の量を中心層のそれよりも多くことも可能
である。この場合、特に表面層に無機粒子の含有量が多
くなることにより、フィルムの白色度が向上したり、艶
消し感があり、高級なイメージを与える。
【0010】本発明に用いられる無機粒子は特に限定さ
れるものではない。例としては二酸化チタンや炭酸カル
シウム、硫酸バリウム、二酸化珪素、酸化アルミニウ
ム、タルク、カオリンなどが挙げられる。またこれらの
無機粒子は必要に応じて表面処理をしても構わない。そ
の処理剤としては酸化アルミニウム、二酸化珪素、酸化
亜鉛、シリコン系樹脂、シロキサン系樹脂、フッ素系樹
脂、シランカップリング剤やチタネートカップリング
剤、ポリオールやポリビニルピリジンなどが挙げられる
が、これらに限定されるものではない。
れるものではない。例としては二酸化チタンや炭酸カル
シウム、硫酸バリウム、二酸化珪素、酸化アルミニウ
ム、タルク、カオリンなどが挙げられる。またこれらの
無機粒子は必要に応じて表面処理をしても構わない。そ
の処理剤としては酸化アルミニウム、二酸化珪素、酸化
亜鉛、シリコン系樹脂、シロキサン系樹脂、フッ素系樹
脂、シランカップリング剤やチタネートカップリング
剤、ポリオールやポリビニルピリジンなどが挙げられる
が、これらに限定されるものではない。
【0011】本発明においては好ましくは内部に多数の
空洞を含有することである。この空洞を含有する方法
は、特に限定されるものではないが、好ましくは内部に
ポリエステルに非相溶の熱可塑性樹脂(空洞発現剤)を
混合、溶融、押出して得られた未延伸シートを少なくと
も1軸に配向することにより、ポリエステルと空洞発現
剤との界面が剥離し、内部に多数の空洞を得る方法であ
る。この空洞発現剤は、上記したポリエステルに非相溶
性のものでなければならない。具体的には、ポリスチレ
ン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリアクリル系樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスルホン系樹脂、セル
ロース系樹脂、ポリアミド系樹脂などがあげられる。特
にポリスチレン系樹脂、ポリメチルペンテン、ポリプロ
ピレンなどのポリオレフィン系樹脂が好ましい。
空洞を含有することである。この空洞を含有する方法
は、特に限定されるものではないが、好ましくは内部に
ポリエステルに非相溶の熱可塑性樹脂(空洞発現剤)を
混合、溶融、押出して得られた未延伸シートを少なくと
も1軸に配向することにより、ポリエステルと空洞発現
剤との界面が剥離し、内部に多数の空洞を得る方法であ
る。この空洞発現剤は、上記したポリエステルに非相溶
性のものでなければならない。具体的には、ポリスチレ
ン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリアクリル系樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスルホン系樹脂、セル
ロース系樹脂、ポリアミド系樹脂などがあげられる。特
にポリスチレン系樹脂、ポリメチルペンテン、ポリプロ
ピレンなどのポリオレフィン系樹脂が好ましい。
【0012】本発明の該ポリエステルと該ポリエステル
に非相溶性の熱可塑性樹脂を混合させた重合体混合物
は、たとえば、各樹脂のチップを混合し押出機内で溶融
混練した後、押出して固化することによって得られる方
法や、あらかじめ混練機によって両樹脂を混練したもの
を更に押出機より溶融押出して固化する方法や、ポリエ
ステルの重合工程においてポリエステルに非相溶性の熱
可塑性樹脂を添加し、かくはん分散して得たチップを溶
融押出して固化する方法などによっても得られる。固化
して得られた重合体(未延伸シート)は通常、無配向も
しくは弱い配向状態のものである。また、ポリエステル
に非相溶性の熱可塑性樹脂はポリエステル中に、球状も
しくは楕円球状、もしくは糸状など様々な形状で分散し
た形態をとって存在する。
に非相溶性の熱可塑性樹脂を混合させた重合体混合物
は、たとえば、各樹脂のチップを混合し押出機内で溶融
混練した後、押出して固化することによって得られる方
法や、あらかじめ混練機によって両樹脂を混練したもの
を更に押出機より溶融押出して固化する方法や、ポリエ
ステルの重合工程においてポリエステルに非相溶性の熱
可塑性樹脂を添加し、かくはん分散して得たチップを溶
融押出して固化する方法などによっても得られる。固化
して得られた重合体(未延伸シート)は通常、無配向も
しくは弱い配向状態のものである。また、ポリエステル
に非相溶性の熱可塑性樹脂はポリエステル中に、球状も
しくは楕円球状、もしくは糸状など様々な形状で分散し
た形態をとって存在する。
【0013】本発明の該ポリエステルと該ポリエステル
に非相溶性の熱可塑性樹脂を混合させた重合体混合物
は、たとえば、各樹脂のチップを混合し押出機内で溶融
混練した後、押出して固化することによって得られる方
法や、あらかじめ混練機によって両樹脂を混練したもの
を更に押出機より溶融押出して固化する方法や、ポリエ
ステルの重合工程においてポリエステルに非相溶性の熱
可塑性樹脂を添加し、かくはん分散して得たチップを溶
融押出して固化する方法などによっても得られる。該重
合体混合物には、用途に応じて着色剤、耐光剤、蛍光
剤、帯電防止剤などを添加することも可能である。
に非相溶性の熱可塑性樹脂を混合させた重合体混合物
は、たとえば、各樹脂のチップを混合し押出機内で溶融
混練した後、押出して固化することによって得られる方
法や、あらかじめ混練機によって両樹脂を混練したもの
を更に押出機より溶融押出して固化する方法や、ポリエ
ステルの重合工程においてポリエステルに非相溶性の熱
可塑性樹脂を添加し、かくはん分散して得たチップを溶
融押出して固化する方法などによっても得られる。該重
合体混合物には、用途に応じて着色剤、耐光剤、蛍光
剤、帯電防止剤などを添加することも可能である。
【0014】得られた重合体混合物は、更に速度差をも
ったロール間での延伸(ロール延伸)やクリップに把持
して拡げていくことによる延伸(テンター延伸)や空気
圧によって拡げることによる延伸(インフレーション延
伸)などによって少なくとも1軸に配向処理する。配向
処理することにより、ポリエステルと空洞発現剤の界面
で剥離が起こり空洞が発現する。したがってポリエステ
ルに混合させる該ポリエステルに非相溶性の熱可塑性樹
脂の量は、目的とする空洞の量によって異なってくる
が、重合体混合物全体に対して3重量%以上20重量%
未満、好ましくは5重量%以上15重量%未満である。
3重量%未満では、空洞の生成量を多くすることに限界
があり、目的の柔軟性や軽量性や描画性が得られない。
逆に、20重量%以上では、配送伝票用フィルムとして
の耐熱性や強度が損なわれる。
ったロール間での延伸(ロール延伸)やクリップに把持
して拡げていくことによる延伸(テンター延伸)や空気
圧によって拡げることによる延伸(インフレーション延
伸)などによって少なくとも1軸に配向処理する。配向
処理することにより、ポリエステルと空洞発現剤の界面
で剥離が起こり空洞が発現する。したがってポリエステ
ルに混合させる該ポリエステルに非相溶性の熱可塑性樹
脂の量は、目的とする空洞の量によって異なってくる
が、重合体混合物全体に対して3重量%以上20重量%
未満、好ましくは5重量%以上15重量%未満である。
3重量%未満では、空洞の生成量を多くすることに限界
があり、目的の柔軟性や軽量性や描画性が得られない。
逆に、20重量%以上では、配送伝票用フィルムとして
の耐熱性や強度が損なわれる。
【0015】該重合体混合物を配向処理する条件は、空
洞の生成と密接に関係する。したがって本目的を達成す
るための条件はたとえば、もっとも一般的に行われてい
る逐次2軸延伸工程を例に挙げると、該重合体混合物の
連続シートを長手方向にロール延伸した後に、幅方向に
テンター延伸する逐次2軸延伸法の場合以下のようにな
る。ロール延伸においては多数の空洞を発生させるため
温度をポリエステルの2軸延伸温度+30℃以下、倍率
を1.2〜5倍とするのが好ましい。テンター延伸にお
いては破断せずに安定製膜するため温度を100〜14
0℃、倍率を1.2〜5倍とするのが好ましい。延伸後
の熱処理条件を以下に述べる方法で実施することが望ま
しい。熱処理は延伸終了後、200℃以上、好ましくは
220℃以上、さらに好ましくは230℃以上で行わな
くてはならない。また、このときに3〜8%緩和させな
がら熱固定を行わなくてはならない。200℃未満また
は3%未満では150℃の熱収縮率が2%未満、好まし
くは1.7%未満、さらに好ましくは1.5%未満の空
洞含有フィルムは得られない。
洞の生成と密接に関係する。したがって本目的を達成す
るための条件はたとえば、もっとも一般的に行われてい
る逐次2軸延伸工程を例に挙げると、該重合体混合物の
連続シートを長手方向にロール延伸した後に、幅方向に
テンター延伸する逐次2軸延伸法の場合以下のようにな
る。ロール延伸においては多数の空洞を発生させるため
温度をポリエステルの2軸延伸温度+30℃以下、倍率
を1.2〜5倍とするのが好ましい。テンター延伸にお
いては破断せずに安定製膜するため温度を100〜14
0℃、倍率を1.2〜5倍とするのが好ましい。延伸後
の熱処理条件を以下に述べる方法で実施することが望ま
しい。熱処理は延伸終了後、200℃以上、好ましくは
220℃以上、さらに好ましくは230℃以上で行わな
くてはならない。また、このときに3〜8%緩和させな
がら熱固定を行わなくてはならない。200℃未満また
は3%未満では150℃の熱収縮率が2%未満、好まし
くは1.7%未満、さらに好ましくは1.5%未満の空
洞含有フィルムは得られない。
【0016】全体の平均空洞率は、40体積%以下、好
ましくは30体積%以下が好適であり、平均空洞率が4
0体積%以上の空洞含有フィルムはそれ自体延伸工程で
の破断が多発するため製造しにくく、できたフィルムも
表面の強度や引っ張り強度などが不十分となり好ましく
ない。
ましくは30体積%以下が好適であり、平均空洞率が4
0体積%以上の空洞含有フィルムはそれ自体延伸工程で
の破断が多発するため製造しにくく、できたフィルムも
表面の強度や引っ張り強度などが不十分となり好ましく
ない。
【0017】本発明のフィルムは見かけ比重が好ましく
は1.0〜1.3、より好ましくは1.06〜1.25
である。1.0未満ではフィルムの腰が無くなり、取り
扱いにくくなる。また、1.3以上では切り目からの手
切れ性が不良になる。本発明のフィルムは光線透過率が
好ましくは30%以下、さらに好ましくは25%以下、
より好ましくは20%以下、特により好ましくは17%
以下である。30%を越えると裏が透けて見えるためで
ある。特にこのことは40μm以下、好ましくは30μ
m以下の薄いものにおいていえることだが、それ以上の
厚みのものでも構わない。本発明のフィルムは白色度が
75以上、好ましくは80以上なくてはならない。75
未満では印字した文字が不鮮明になる。
は1.0〜1.3、より好ましくは1.06〜1.25
である。1.0未満ではフィルムの腰が無くなり、取り
扱いにくくなる。また、1.3以上では切り目からの手
切れ性が不良になる。本発明のフィルムは光線透過率が
好ましくは30%以下、さらに好ましくは25%以下、
より好ましくは20%以下、特により好ましくは17%
以下である。30%を越えると裏が透けて見えるためで
ある。特にこのことは40μm以下、好ましくは30μ
m以下の薄いものにおいていえることだが、それ以上の
厚みのものでも構わない。本発明のフィルムは白色度が
75以上、好ましくは80以上なくてはならない。75
未満では印字した文字が不鮮明になる。
【0018】本発明のフィルムは少なくとも一方の引っ
張り強度が10kg/mm2以上、好ましくは12kg/mm2以上
でなくてはならない。10kg/mm2未満では、フィルムの
印刷工程などでフィルム切れなどのトラブルが発生しや
すくなる。
張り強度が10kg/mm2以上、好ましくは12kg/mm2以上
でなくてはならない。10kg/mm2未満では、フィルムの
印刷工程などでフィルム切れなどのトラブルが発生しや
すくなる。
【0019】本発明においては、表層と中心層を積層し
たいわゆる複合フィルムとしても構わない。その方法は
特に限定されるものではない。しかし生産性を考慮する
と、表層と中心層の原料は別々の押出機から押出し、1
つのダイスに導き未延伸シートを得た後、少なくとも1
軸に配向させる、いわゆる共押出法による積層がもっと
も好ましい。この場合B層に設ける熱可塑性樹脂は特に
限定されるものではなく具体的には、ポリスチレン系樹
脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、ポリスルホン系樹脂、セルロース系
樹脂、ポリアミド系樹脂などがあげられる。しかし、本
発明においてはポリエステル系樹脂が好ましい。また、
必要に応じて有機粒子かつ/または無機粒子を含有して
も構わない。またポリアルキレングリコールおよび/ま
たはその誘導体はA層のみまたはB層のみまたはA層お
よびB層の両方に添加することが可能である。この場合
B層に添加することにより表面の接着性や水の濡れ性な
どを向上させることが可能となる。
たいわゆる複合フィルムとしても構わない。その方法は
特に限定されるものではない。しかし生産性を考慮する
と、表層と中心層の原料は別々の押出機から押出し、1
つのダイスに導き未延伸シートを得た後、少なくとも1
軸に配向させる、いわゆる共押出法による積層がもっと
も好ましい。この場合B層に設ける熱可塑性樹脂は特に
限定されるものではなく具体的には、ポリスチレン系樹
脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、ポリスルホン系樹脂、セルロース系
樹脂、ポリアミド系樹脂などがあげられる。しかし、本
発明においてはポリエステル系樹脂が好ましい。また、
必要に応じて有機粒子かつ/または無機粒子を含有して
も構わない。またポリアルキレングリコールおよび/ま
たはその誘導体はA層のみまたはB層のみまたはA層お
よびB層の両方に添加することが可能である。この場合
B層に添加することにより表面の接着性や水の濡れ性な
どを向上させることが可能となる。
【0020】積層フィルムとする場合、A層には空洞を
多数含有するポリエステル層とし、B層は隠蔽性を向上
するために有機かつ/または無機粒子を10重量%以
上、好ましくは15重量%以上、より好ましくは20重
量%以上含有するポリエステル層とすることである。B
層の粒子が10重量%未満では、充分な隠蔽性が発現せ
ず、裏や紙の下の文字などが透けて見えてしまい、配送
伝票として不適当である。さらにフィルム表面に塗布層
を設けることによって、インキやコーティング剤などの
塗れ性や接着性が改良される。該塗布層を構成する化合
物としては、ポリエステル系樹脂が好ましいが、この他
にも、ポリウレタン樹脂、ポリエステルウレタン樹脂、
アクリル系樹脂などの通常のポリエステルフィルムの接
着性を向上させる手段として開示させている化合物が適
用可能である。
多数含有するポリエステル層とし、B層は隠蔽性を向上
するために有機かつ/または無機粒子を10重量%以
上、好ましくは15重量%以上、より好ましくは20重
量%以上含有するポリエステル層とすることである。B
層の粒子が10重量%未満では、充分な隠蔽性が発現せ
ず、裏や紙の下の文字などが透けて見えてしまい、配送
伝票として不適当である。さらにフィルム表面に塗布層
を設けることによって、インキやコーティング剤などの
塗れ性や接着性が改良される。該塗布層を構成する化合
物としては、ポリエステル系樹脂が好ましいが、この他
にも、ポリウレタン樹脂、ポリエステルウレタン樹脂、
アクリル系樹脂などの通常のポリエステルフィルムの接
着性を向上させる手段として開示させている化合物が適
用可能である。
【0021】塗布層は、ポリエステル系樹脂、ポリアク
リル系樹脂、ポリウレタン系樹脂を少なくとも1種類以
上含む高分子材料の溶液、エマルジョンまたは分散液を
ポリエステルフィルム面に塗布して形成される。塗布層
のポリエステル系樹脂は、二塩基酸とグリコールからな
り、水に可溶、乳化または分散できるポリエステル樹脂
であり、例えば二塩基酸は全ジカルボン酸の50〜0・
5モル%がスルホン酸基含有のジカルボン酸であり、こ
れら2種のジカルボン酸成分とグリコール成分とが共重
合されたポリエステル共重合体である。上記スルホン酸
金属塩含有ジカルボン酸としては、スルホテレフタル
酸、5−スルホイソフタル酸、4−スルホフタル酸、4
−スルホナフタレン−2,7−ジカルボン酸、5[4−
スルホフエノキシ]イソフタル酸等の金属塩があげら
れ、特に好ましいのは5−ナトリウムスルホイソフタル
酸、ナトリウムスルホテレフタル酸である。これらのス
ルホン酸金属塩含有ジカルボン酸は、全ジカルボン酸成
分に対して50〜0.5モル%、好ましくは20〜1モ
ル%であり、50モル%を越えると水に対する分散性は
良くなるとしても共重合体の耐水性が低下する。ポリエ
ステル共重合体の水の中に対する分散性は、共重合組
成、水溶性有機化合物の種類及び量などによって異なる
が、上記スルホン酸金属塩基含有ジカルボン酸成分の量
は水に対する分散性を損なわない限り、少ない方がよ
い。スルホン酸金属塩基を含まない通常ジカルボン酸と
しては、芳香族、脂肪族、脂環族のそれぞれのジカルボ
ン酸が用いられる。芳香族ジカルボン酸としては、テレ
フタル酸、イソフタル酸、オルトフタル酸、2,6−ナ
フタレンジカルボン酸などをあげることができる。これ
らの芳香族ジカルボン酸は全ジカルボン酸成分の40モ
ル%以上であることが好ましく、40モル%未満である
とポリエステル共重合体の機械的強度や耐水性が低下す
る。脂肪族、脂環族のジカルボン酸としては、コハク
酸、アジピン酸、セバシン酸、1.3 −シクロベンタンジ
カルボン酸、1.2 −シクロヘキサンジカルボン酸、1.3
−シクロジカルボン酸、1.4 −シクロヘキサンジカルボ
ン酸などがあげられる。これらのひ芳香族ジカルボン酸
成分を加えると接着性能が高められる場合もあるが、一
般にはポリエステル共重合体の機械的強度や耐水性は悪
くなる。
リル系樹脂、ポリウレタン系樹脂を少なくとも1種類以
上含む高分子材料の溶液、エマルジョンまたは分散液を
ポリエステルフィルム面に塗布して形成される。塗布層
のポリエステル系樹脂は、二塩基酸とグリコールからな
り、水に可溶、乳化または分散できるポリエステル樹脂
であり、例えば二塩基酸は全ジカルボン酸の50〜0・
5モル%がスルホン酸基含有のジカルボン酸であり、こ
れら2種のジカルボン酸成分とグリコール成分とが共重
合されたポリエステル共重合体である。上記スルホン酸
金属塩含有ジカルボン酸としては、スルホテレフタル
酸、5−スルホイソフタル酸、4−スルホフタル酸、4
−スルホナフタレン−2,7−ジカルボン酸、5[4−
スルホフエノキシ]イソフタル酸等の金属塩があげら
れ、特に好ましいのは5−ナトリウムスルホイソフタル
酸、ナトリウムスルホテレフタル酸である。これらのス
ルホン酸金属塩含有ジカルボン酸は、全ジカルボン酸成
分に対して50〜0.5モル%、好ましくは20〜1モ
ル%であり、50モル%を越えると水に対する分散性は
良くなるとしても共重合体の耐水性が低下する。ポリエ
ステル共重合体の水の中に対する分散性は、共重合組
成、水溶性有機化合物の種類及び量などによって異なる
が、上記スルホン酸金属塩基含有ジカルボン酸成分の量
は水に対する分散性を損なわない限り、少ない方がよ
い。スルホン酸金属塩基を含まない通常ジカルボン酸と
しては、芳香族、脂肪族、脂環族のそれぞれのジカルボ
ン酸が用いられる。芳香族ジカルボン酸としては、テレ
フタル酸、イソフタル酸、オルトフタル酸、2,6−ナ
フタレンジカルボン酸などをあげることができる。これ
らの芳香族ジカルボン酸は全ジカルボン酸成分の40モ
ル%以上であることが好ましく、40モル%未満である
とポリエステル共重合体の機械的強度や耐水性が低下す
る。脂肪族、脂環族のジカルボン酸としては、コハク
酸、アジピン酸、セバシン酸、1.3 −シクロベンタンジ
カルボン酸、1.2 −シクロヘキサンジカルボン酸、1.3
−シクロジカルボン酸、1.4 −シクロヘキサンジカルボ
ン酸などがあげられる。これらのひ芳香族ジカルボン酸
成分を加えると接着性能が高められる場合もあるが、一
般にはポリエステル共重合体の機械的強度や耐水性は悪
くなる。
【0022】上記ジカルボン酸混合物に反応させるグリ
コール成分としては、炭素数2〜8個の脂肪族グリコー
ル、および6〜12個の脂環族グリコール、および両者
の混合物であり、エチレングリコール、1.2 −プロピレ
ングリコール、1.3 −プロパンジオール、1.4 −ブタン
ジオール、ネオベンルグリコール、1.6 −ヘキサンジオ
ール、1.2 −シクロヘキサンジメタノール、1.4 −シク
ロヘキサンジメタノール、p −キシレングリコールなど
があげられる。炭素数4個以上の脂肪族ジオールとして
は、ジエチレングリコール、トリエチレングリコールな
どがあげられ、またポリエーテルとしてはポリエチレン
グリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメ
チレングリコールなどがあげられる。ポリエステル共重
合体は、通常の溶融重縮合によって得られる。すなわち
前述のジカルボン酸成分およびグリコール成分を直接反
応させ水を留去してエステル化したのち重縮合を行う直
接エステル化法、あるいはジカルボン酸成分のジメチル
エステルとグリコール成分を反応させ、メチルアルコー
ルを留去してエステル交換を行ったのち重縮合を行うエ
ステル交換法によって得られる。このほかに溶液重縮合
や界面重縮合などによっても重合体が得られ、この発明
は上記いずれかの方法に限定されるものではない。溶融
重縮合の際には、必要に応じて酸化防止剤、滑り剤、無
機微粒子、帯電防止剤を加えることができる。前述した
ポリエチレングリコールなどのポリエーテルは、溶融重
縮合の際あるいは重合後に溶融ブレンドして添加するこ
とができる。
コール成分としては、炭素数2〜8個の脂肪族グリコー
ル、および6〜12個の脂環族グリコール、および両者
の混合物であり、エチレングリコール、1.2 −プロピレ
ングリコール、1.3 −プロパンジオール、1.4 −ブタン
ジオール、ネオベンルグリコール、1.6 −ヘキサンジオ
ール、1.2 −シクロヘキサンジメタノール、1.4 −シク
ロヘキサンジメタノール、p −キシレングリコールなど
があげられる。炭素数4個以上の脂肪族ジオールとして
は、ジエチレングリコール、トリエチレングリコールな
どがあげられ、またポリエーテルとしてはポリエチレン
グリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメ
チレングリコールなどがあげられる。ポリエステル共重
合体は、通常の溶融重縮合によって得られる。すなわち
前述のジカルボン酸成分およびグリコール成分を直接反
応させ水を留去してエステル化したのち重縮合を行う直
接エステル化法、あるいはジカルボン酸成分のジメチル
エステルとグリコール成分を反応させ、メチルアルコー
ルを留去してエステル交換を行ったのち重縮合を行うエ
ステル交換法によって得られる。このほかに溶液重縮合
や界面重縮合などによっても重合体が得られ、この発明
は上記いずれかの方法に限定されるものではない。溶融
重縮合の際には、必要に応じて酸化防止剤、滑り剤、無
機微粒子、帯電防止剤を加えることができる。前述した
ポリエチレングリコールなどのポリエーテルは、溶融重
縮合の際あるいは重合後に溶融ブレンドして添加するこ
とができる。
【0023】ポリウレタン樹脂としては、(1)分子内
に2個以上の活性水素原子を有する化合物、(2)分子
内に2個以上のイソシアネート基を有する、有機ポリイ
ソシアネート、あるいは(3)分子内に少なくとも2個
の活性水素原子を有する鎖伸長剤を反応せしめて得ら
れ、末端にイソシアネート基を有する化合物である。上
記(1)の化合物として一般に知られているのは、末端
又は分子内に2個以上のヒドロキシル基、カルボキシル
基、アミノ基あるいはメルカプト基を含むものであり、
特に好ましいのはポリエーテルポリオール、ポリエステ
ルポリオールおよびポリエーテルエステルポリオールな
どが挙げられる。ポリエーテルポリオールとしては、例
えばエチレンオキサイドおよびプロピレンオキサイドな
どのアルキレンオキサイド類、あるいはスチレンオキサ
イドおよびエピクロルヒドリンなどを重合した化合物、
あるいはそれらのランダム共重合、ブロック共重合ある
いは多価アルコールへの付加重合を行って得られた化合
物などがある。ポリエステルポリオールおよびポリエー
テルエステルポリオールとしては、主として直鎖状ある
いは分岐状の化合物が挙げられ、コハク酸、アジピン
酸、フタル酸及び無水マレイン酸などの多価の飽和およ
び不飽和カルボン酸無水物などとエチレングリコール、
ジエチレングリコール、1、4−ブタンジオール、ネオ
ペンチルグリコール、1、6−ヘキサンジオールおよび
トリメチロールプロパンなどの多価の飽和および不飽和
のアルコール類、比較的低分子量のポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコールなどのポリアルキレン
エーテルグリコール類、あるいはそれらアルコール類の
混合物とを縮合することにより生成し得る。さらにポリ
エステルポリオールとしては、ラクトンおよびヒドロキ
シ酸から得られるポリエステル類が挙げられ、ポリエー
テルエステルポリオールとしてはあらかじめ製造された
ポリエステル類に、エチレンオキサイドあるいはプロピ
レンオキサイドなどを付加せしめたポリエーテルエステ
ル類が挙げられる。
に2個以上の活性水素原子を有する化合物、(2)分子
内に2個以上のイソシアネート基を有する、有機ポリイ
ソシアネート、あるいは(3)分子内に少なくとも2個
の活性水素原子を有する鎖伸長剤を反応せしめて得ら
れ、末端にイソシアネート基を有する化合物である。上
記(1)の化合物として一般に知られているのは、末端
又は分子内に2個以上のヒドロキシル基、カルボキシル
基、アミノ基あるいはメルカプト基を含むものであり、
特に好ましいのはポリエーテルポリオール、ポリエステ
ルポリオールおよびポリエーテルエステルポリオールな
どが挙げられる。ポリエーテルポリオールとしては、例
えばエチレンオキサイドおよびプロピレンオキサイドな
どのアルキレンオキサイド類、あるいはスチレンオキサ
イドおよびエピクロルヒドリンなどを重合した化合物、
あるいはそれらのランダム共重合、ブロック共重合ある
いは多価アルコールへの付加重合を行って得られた化合
物などがある。ポリエステルポリオールおよびポリエー
テルエステルポリオールとしては、主として直鎖状ある
いは分岐状の化合物が挙げられ、コハク酸、アジピン
酸、フタル酸及び無水マレイン酸などの多価の飽和およ
び不飽和カルボン酸無水物などとエチレングリコール、
ジエチレングリコール、1、4−ブタンジオール、ネオ
ペンチルグリコール、1、6−ヘキサンジオールおよび
トリメチロールプロパンなどの多価の飽和および不飽和
のアルコール類、比較的低分子量のポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコールなどのポリアルキレン
エーテルグリコール類、あるいはそれらアルコール類の
混合物とを縮合することにより生成し得る。さらにポリ
エステルポリオールとしては、ラクトンおよびヒドロキ
シ酸から得られるポリエステル類が挙げられ、ポリエー
テルエステルポリオールとしてはあらかじめ製造された
ポリエステル類に、エチレンオキサイドあるいはプロピ
レンオキサイドなどを付加せしめたポリエーテルエステ
ル類が挙げられる。
【0024】上記(2)の有機ポリイソシアネートとし
ては、トルイレンジイソシアネートの異性体類、4,
4’−ジフェニルメタンジイソシアネートなどの芳香族
ジイソシアネート類、キシリレンジイソシアネートなど
の芳香族脂肪族ジイソシアネート類、イソホロンジイソ
シアネートおよびおよび4,4’−ジシクロヘキシルメ
タンジイソシアネートなどの脂肪族ジイソシアネート
類、あるいはそれら化合物を単一あるいは複数でトリメ
チロールプロパンなどとあらかじめ付加させたポリイソ
シアネート類が挙げられる。
ては、トルイレンジイソシアネートの異性体類、4,
4’−ジフェニルメタンジイソシアネートなどの芳香族
ジイソシアネート類、キシリレンジイソシアネートなど
の芳香族脂肪族ジイソシアネート類、イソホロンジイソ
シアネートおよびおよび4,4’−ジシクロヘキシルメ
タンジイソシアネートなどの脂肪族ジイソシアネート
類、あるいはそれら化合物を単一あるいは複数でトリメ
チロールプロパンなどとあらかじめ付加させたポリイソ
シアネート類が挙げられる。
【0025】上記(3)の少なくとも2個の活性水素を
有する鎖伸長剤としては、エチレングリコール、ジエチ
レングリコール,1,4−ブタンジオールおよび1,6
−ヘキサンジオールなどのグリコール類、グリセリン、
トリメチロールプロパンおよびペンタエリスリトールな
どの多価アルコール類、エチレンジアミン、ヘキサメチ
レンジアミンおよびピペラジンなどのジアミン類、モノ
エタノールアミンおよびジエタノールアミンなどのアミ
ノアルコール類、チオジエチレングリコールなどのチオ
ジグリコール類あるいは水などが挙げられる。
有する鎖伸長剤としては、エチレングリコール、ジエチ
レングリコール,1,4−ブタンジオールおよび1,6
−ヘキサンジオールなどのグリコール類、グリセリン、
トリメチロールプロパンおよびペンタエリスリトールな
どの多価アルコール類、エチレンジアミン、ヘキサメチ
レンジアミンおよびピペラジンなどのジアミン類、モノ
エタノールアミンおよびジエタノールアミンなどのアミ
ノアルコール類、チオジエチレングリコールなどのチオ
ジグリコール類あるいは水などが挙げられる。
【0026】またポリアクリル系樹脂はアクリル酸もし
くはその誘導体および必要に応じてビニル基を有するア
クリル酸(誘導体)以外の単量体を重合させて得られ
る。使用される単量体としては、アクリル酸、メタアク
リル酸(以下、アクリル酸および/またはメタクリル酸
を(メタ)アクリル酸とする)(メタ)アクリル酸の低
級アルキルエステル(例えばメチル、エチル、プロピ
ル、ブチル、アミル、ヘキシル、ヘブチル、オクチル、
2−エチルヘキシルエステル)、メチルメタアクリレー
ト、ヒドロキシメチルアクリレート、スチレン、グリシ
ジルメタクリレート、メチルアクリレート、エチルアク
リレートなどを用いて調製される。
くはその誘導体および必要に応じてビニル基を有するア
クリル酸(誘導体)以外の単量体を重合させて得られ
る。使用される単量体としては、アクリル酸、メタアク
リル酸(以下、アクリル酸および/またはメタクリル酸
を(メタ)アクリル酸とする)(メタ)アクリル酸の低
級アルキルエステル(例えばメチル、エチル、プロピ
ル、ブチル、アミル、ヘキシル、ヘブチル、オクチル、
2−エチルヘキシルエステル)、メチルメタアクリレー
ト、ヒドロキシメチルアクリレート、スチレン、グリシ
ジルメタクリレート、メチルアクリレート、エチルアク
リレートなどを用いて調製される。
【0027】また塗布層を設ける方法としては、グラビ
アコート方式、キスコート方式、ディップ方式、スプレ
イコート方式、カーテンコート方式、エアナイフコート
方式、ブレードコート方式、リバースロールコート方式
など通常用いられている方法が適用できる。塗布する段
階としては、配向処理を行う前の混合重合体物表面にあ
らかじめ塗布する方法、1軸方向に配向した空洞含有フ
ィルム表面に塗布し、それを更に直角方向に配向させる
方法、配向処理の終了したフィルム表面に塗布する方法
などのいずれの方法も可能である。またこの塗布層に
は、帯電防止剤、蛍光増白剤などを含有しても構わな
い。この塗布層には前述したような有機かつ/または無
機粒子を含有することが好ましい。粒子を含有すること
により、鉛筆やペンなどでの筆記性が良好になる。かく
して得られたフィルムは、薄くても隠蔽性に優れるため
に文字が鮮明に見え、フィルム強度、製膜性に優れる配
送伝票用紙として良好な基材となる。
アコート方式、キスコート方式、ディップ方式、スプレ
イコート方式、カーテンコート方式、エアナイフコート
方式、ブレードコート方式、リバースロールコート方式
など通常用いられている方法が適用できる。塗布する段
階としては、配向処理を行う前の混合重合体物表面にあ
らかじめ塗布する方法、1軸方向に配向した空洞含有フ
ィルム表面に塗布し、それを更に直角方向に配向させる
方法、配向処理の終了したフィルム表面に塗布する方法
などのいずれの方法も可能である。またこの塗布層に
は、帯電防止剤、蛍光増白剤などを含有しても構わな
い。この塗布層には前述したような有機かつ/または無
機粒子を含有することが好ましい。粒子を含有すること
により、鉛筆やペンなどでの筆記性が良好になる。かく
して得られたフィルムは、薄くても隠蔽性に優れるため
に文字が鮮明に見え、フィルム強度、製膜性に優れる配
送伝票用紙として良好な基材となる。
【0028】実施例 次に本発明の実施例を示す。 1)ポリエステルの固有粘度 ポリエステルをフェノール(6重量部)とテトラクロロ
エタン(4重量部)の混合溶媒に溶解し、30℃で測定
した。 2)ポリスチレン系樹脂のメルトフローインデックス JIS−K7210に準じて200℃、荷重5kgで測
定した。 3)見かけ比重 フィルムを5.00cm×5.00cmの正方形に性格
に切り出し、その厚みを50点測定し平均厚みをtμm
とし、それの重さを0.1mgまで測定しwgとし、下
式によって計算した。
エタン(4重量部)の混合溶媒に溶解し、30℃で測定
した。 2)ポリスチレン系樹脂のメルトフローインデックス JIS−K7210に準じて200℃、荷重5kgで測
定した。 3)見かけ比重 フィルムを5.00cm×5.00cmの正方形に性格
に切り出し、その厚みを50点測定し平均厚みをtμm
とし、それの重さを0.1mgまで測定しwgとし、下
式によって計算した。
【0029】
【数1】 4)フィルムの平均空洞率 下式によって計算した。
【0030】
【数2】 ただし、
【0031】
【数3】
【0032】
【数4】 上式におけるxiはi成分の重量分率、diはi成分の
真比重を表す。実施例中の計算において用いた真比重の
値は、ポリエチレンテレフタレート1.40、一般用ポ
リスチレン1.05、アナターゼ型二酸化チタン4.2
を用いた。
真比重を表す。実施例中の計算において用いた真比重の
値は、ポリエチレンテレフタレート1.40、一般用ポ
リスチレン1.05、アナターゼ型二酸化チタン4.2
を用いた。
【0033】5)光線透過率 JIS−K6714に準じ、ポイック積分球式H.T.
Rメーター(日本精密光学製)を用い、フィルムの光線
透過率を測定した。この値が小さいほど隠蔽性が高い。
Rメーター(日本精密光学製)を用い、フィルムの光線
透過率を測定した。この値が小さいほど隠蔽性が高い。
【0034】6)フィルムの引っ張り強度 JIS−C2318に基づきおこなった。サンプルはチ
ャック間距離40mm、幅10mm、引っ張り速度20
0mm/分とし、サンプルが切れたときの強度を求め
た。測定は島津製作所┷製オートグラフ(AG−500
0A)を使用した。
ャック間距離40mm、幅10mm、引っ張り速度20
0mm/分とし、サンプルが切れたときの強度を求め
た。測定は島津製作所┷製オートグラフ(AG−500
0A)を使用した。
【0035】7)白色度 JIS−L1015−1981−B法により、日本電色
工業(株)Z−1001DPを用いて行った。
工業(株)Z−1001DPを用いて行った。
【0036】8)熱収縮率 フィルムを幅10mm、長さ250mmとり、200m
m間隔で印をつけ5gの一定張力下で固定し印の間隔A
を測る。続いて、無張力下で30分間、150℃の雰囲
気中のオーブンにいれた後の印の間隔Bを求め、以下の
式により熱収縮率とした
m間隔で印をつけ5gの一定張力下で固定し印の間隔A
を測る。続いて、無張力下で30分間、150℃の雰囲
気中のオーブンにいれた後の印の間隔Bを求め、以下の
式により熱収縮率とした
【0037】
【数5】 9)グロス 日本電色工業(株)製 VGS−1001DPを用い
て、60度での反射率を求めた 10)配送伝票としての評価 フィルムをロール状に巻き、印刷を行う。印刷中にフィ
ルム切れやしわが入るなどのトラブルが発生しなければ
○、発生すれば×とした。
て、60度での反射率を求めた 10)配送伝票としての評価 フィルムをロール状に巻き、印刷を行う。印刷中にフィ
ルム切れやしわが入るなどのトラブルが発生しなければ
○、発生すれば×とした。
【0038】実施例1 原料として固有粘度0.62のポリエチレンテレフタレ
ート樹脂75重量%にジカルボン酸成分としてジメチル
テレフタレート、グリコール成分としてブタンジオール
とポリテトラメチレングリコールをモル比85:15で
共重合したポリエステル樹脂エラストマーを5重量%と
メルトフローインデックス2.0g/10分一般用ポリ
スチレン15重量%、平均粒径0.3μmのアナターゼ
型二酸化チタンを5重量%をA層の原料とし、B層の原
料としてポリエチレンテレフタレート樹脂60重量%、
アナターゼ型二酸化チタンを40重量%を各々別の2軸
スクリュー押出機でT−ダイスより290℃で溶融押出
しし、静電気的に冷却回転ロールに密着固化し、各層が
それぞれB/A/B=15/220/15μmの重合体
混合物の未延伸シートを得た。引き続き該未延伸シート
をロール延伸機で83℃で3.5倍縦延伸を行い、引き
続きテンターで130℃で3.5倍横延伸したあと23
5℃で4%緩和させながら熱処理し、内部に多数の空洞
を含有するポリエステルフィルムを得た。厚みはB/A
/B=1.5/22/1.5μmであった。得られたフ
ィルム全体の空洞含有率は20体積%であった。
ート樹脂75重量%にジカルボン酸成分としてジメチル
テレフタレート、グリコール成分としてブタンジオール
とポリテトラメチレングリコールをモル比85:15で
共重合したポリエステル樹脂エラストマーを5重量%と
メルトフローインデックス2.0g/10分一般用ポリ
スチレン15重量%、平均粒径0.3μmのアナターゼ
型二酸化チタンを5重量%をA層の原料とし、B層の原
料としてポリエチレンテレフタレート樹脂60重量%、
アナターゼ型二酸化チタンを40重量%を各々別の2軸
スクリュー押出機でT−ダイスより290℃で溶融押出
しし、静電気的に冷却回転ロールに密着固化し、各層が
それぞれB/A/B=15/220/15μmの重合体
混合物の未延伸シートを得た。引き続き該未延伸シート
をロール延伸機で83℃で3.5倍縦延伸を行い、引き
続きテンターで130℃で3.5倍横延伸したあと23
5℃で4%緩和させながら熱処理し、内部に多数の空洞
を含有するポリエステルフィルムを得た。厚みはB/A
/B=1.5/22/1.5μmであった。得られたフ
ィルム全体の空洞含有率は20体積%であった。
【0039】見かけ比重は1.18、光線透過率は15
%、厚さ25μm、グロスは28%白色度83、フィル
ムの縦、横方向の引っ張り強度はそれぞれ13kg/m
m2熱収縮率は縦、横それぞれ1.1/0.7%であっ
た。実施例1で得た空洞含有ポリエステルフィルムに、
溶剤系ポリエステル接着剤バイロン(東洋紡績社製)と
ポリウレタン系硬化剤タケネートD110N(武田薬品
社製)を固形重量比で250:1の割合になるように混
合したコート剤をグラビアコーターで塗布した。乾燥後
の塗膜の厚さは0.15μmであった。この塗膜面に水
性インキを印刷したが印刷中のフィルム切れなどのトラ
ブルはなかった。更に該印刷物から10枚重ねて配送伝
票を作成したところ下の用紙が透けて見えない良好なも
のが得られた。
%、厚さ25μm、グロスは28%白色度83、フィル
ムの縦、横方向の引っ張り強度はそれぞれ13kg/m
m2熱収縮率は縦、横それぞれ1.1/0.7%であっ
た。実施例1で得た空洞含有ポリエステルフィルムに、
溶剤系ポリエステル接着剤バイロン(東洋紡績社製)と
ポリウレタン系硬化剤タケネートD110N(武田薬品
社製)を固形重量比で250:1の割合になるように混
合したコート剤をグラビアコーターで塗布した。乾燥後
の塗膜の厚さは0.15μmであった。この塗膜面に水
性インキを印刷したが印刷中のフィルム切れなどのトラ
ブルはなかった。更に該印刷物から10枚重ねて配送伝
票を作成したところ下の用紙が透けて見えない良好なも
のが得られた。
【0040】比較例1 実施例1のB層の二酸化チタンの量を5重量%とした以
外は全く同様の方法において、配送伝票用紙を得た。見
かけ比重は1.11、光線透過率は32%、厚さ25μ
m、グロスは75%白色度73、フィルムの縦、横方向
の引っ張り強度はそれぞれ16kg/mm2であった。
文字が不鮮明であり、実用的なレベルではなかった。
外は全く同様の方法において、配送伝票用紙を得た。見
かけ比重は1.11、光線透過率は32%、厚さ25μ
m、グロスは75%白色度73、フィルムの縦、横方向
の引っ張り強度はそれぞれ16kg/mm2であった。
文字が不鮮明であり、実用的なレベルではなかった。
【0041】実施例2 原料として固有粘度0.62のポリエチレンテレフタレ
ート樹脂79.2重量%にジカルボン酸成分としてジメ
チルテレフタレート、グリコール成分としてブタンジオ
ールとエチレングリコールをモル比70:30で共重合
したポリエステル樹脂エラストマーを0.8重量%とメ
ルトフローインデックス2.0g/10分一般用ポリス
チレン15重量%、平均粒径0.3μmのアナターゼ型
二酸化チタンを5重量%をA層の原料とし、B層の原料
としてポリエチレンテレフタレート樹脂59.2重量
%、アナターゼ型二酸化チタンを40重量%およびA層
と同じポリエステル樹脂エラストマーを0.8重量%と
した以外は実施例1と全く同様にして、配送伝票用フィ
ルムを得た。このフィルムに、溶剤系ポリエステル接着
剤バイロンMD−16(東洋紡績社製)とポリウレタン
系硬化剤タケネートD110N(武田薬品社製)および
平均粒径2.5μmのサイロイドを固形重量比で25
0:1:10の割合になるように混合したコート剤をグ
ラビアコーターで塗布した。乾燥後の塗膜の厚さは0.
3μmであった。この塗膜面に水性インキを印刷し、1
0枚重ねて配送伝票を作成したところ下の用紙が透けて
見えない良好なものが得られた。
ート樹脂79.2重量%にジカルボン酸成分としてジメ
チルテレフタレート、グリコール成分としてブタンジオ
ールとエチレングリコールをモル比70:30で共重合
したポリエステル樹脂エラストマーを0.8重量%とメ
ルトフローインデックス2.0g/10分一般用ポリス
チレン15重量%、平均粒径0.3μmのアナターゼ型
二酸化チタンを5重量%をA層の原料とし、B層の原料
としてポリエチレンテレフタレート樹脂59.2重量
%、アナターゼ型二酸化チタンを40重量%およびA層
と同じポリエステル樹脂エラストマーを0.8重量%と
した以外は実施例1と全く同様にして、配送伝票用フィ
ルムを得た。このフィルムに、溶剤系ポリエステル接着
剤バイロンMD−16(東洋紡績社製)とポリウレタン
系硬化剤タケネートD110N(武田薬品社製)および
平均粒径2.5μmのサイロイドを固形重量比で25
0:1:10の割合になるように混合したコート剤をグ
ラビアコーターで塗布した。乾燥後の塗膜の厚さは0.
3μmであった。この塗膜面に水性インキを印刷し、1
0枚重ねて配送伝票を作成したところ下の用紙が透けて
見えない良好なものが得られた。
【0042】比較例2 実施例2においてポリエステル樹脂エラストマーを含有
しなかった以外は全く同様の方法において製膜したが、
破断が多発してフィルムを得ることができなかった。
しなかった以外は全く同様の方法において製膜したが、
破断が多発してフィルムを得ることができなかった。
【0043】比較例3 実施例2においてポリエステル樹脂エラストマーを20
重量%含有した以外は、全く同様の方法において空洞含
有フィルムを得たが、印刷時のトラブルが発生した。
重量%含有した以外は、全く同様の方法において空洞含
有フィルムを得たが、印刷時のトラブルが発生した。
【0044】実施例3、4、5、比較例4 実施例2において一般用ポリスチレンの代わりにポリプ
ロピレン樹脂(三井東圧化学(株)製 FO−50F)
とし、含有量をそれぞれ5、10、15、20重量%と
し(原料の総量を100重量%となるようにポリエチレ
ンテレフタレート量を増加する)。ポリプロピレン量を
増加させると見かけ比重、フィルム強度が低下すること
がわかる。比較例4のフィルムは印刷中のトラブルが発
生した。
ロピレン樹脂(三井東圧化学(株)製 FO−50F)
とし、含有量をそれぞれ5、10、15、20重量%と
し(原料の総量を100重量%となるようにポリエチレ
ンテレフタレート量を増加する)。ポリプロピレン量を
増加させると見かけ比重、フィルム強度が低下すること
がわかる。比較例4のフィルムは印刷中のトラブルが発
生した。
【0045】
【発明の効果】本発明の空洞含有ポリエステルフィルム
は、従来のポリスチレンやポリオレフィンを空洞発現剤
として用いて得られる空洞含有ポリエステルフィルムと
同様に、軽量性、柔軟性、艶消し性、描画性などを有し
ていると共に、従来のフィルムに比べ、薄くても隠蔽性
が高く、フィルム強度が高いという効果がある。従って
本発明の空洞含有ポリエステルフィルムは配送伝票用紙
として使用できる。
は、従来のポリスチレンやポリオレフィンを空洞発現剤
として用いて得られる空洞含有ポリエステルフィルムと
同様に、軽量性、柔軟性、艶消し性、描画性などを有し
ていると共に、従来のフィルムに比べ、薄くても隠蔽性
が高く、フィルム強度が高いという効果がある。従って
本発明の空洞含有ポリエステルフィルムは配送伝票用紙
として使用できる。
【0046】
【表1】
Claims (6)
- 【請求項1】ポリエステルに無機粒子かつ/または該ポ
リエステルに非相溶の熱可塑性樹脂を混合、押出し、少
なくとも1軸に配向し、厚さが10μm以上45μm以
下、光線透過率が30%以下、白色度が75以上、少な
くとも一方のフィルム強度が10kg/mm2以上であること
を特徴とする配送伝票用ポリエステル系フィルム。 - 【請求項2】ポリエステルに非相溶の熱可塑性樹脂を混
合、溶融、押出し、少なくとも1軸に配向することによ
り内部に微細な空洞を多数含有し、見かけ比重が1.0
以上1.3以下であることを特徴とする請求項1に記載
の配送伝票用空洞含有ポリエステルフィルム。 - 【請求項3】光線透過率が20%以下であることを特徴
とする請求項1または2に記載のフィルム。 - 【請求項4】内部に微細な空洞を多数含有するポリエス
テル層(A)の少なくとも片面に有機粒子または無機粒
子を10重量%以上含有するポリエステル(B)層を設
けることを特徴とする請求項2または3に記載のフィル
ム。 - 【請求項5】基材フィルムの少なくとも片面にポリエス
テル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアクリル樹脂から選
ばれる樹脂を少なくとも1種類以上含有する塗布層を設
けたことを特徴とする請求項1から4までのいずれかの
フィルム。 - 【請求項6】塗布層中に有機かつ/または無機粒子を含
有することを特徴とする請求項5のフィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1026495A JPH07216121A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 配送伝票用ポリエステル系フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1026495A JPH07216121A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 配送伝票用ポリエステル系フィルム |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26893393A Division JP3622860B2 (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | 配送伝票用ポリエステル系フィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07216121A true JPH07216121A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11745462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1026495A Pending JPH07216121A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 配送伝票用ポリエステル系フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07216121A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007203567A (ja) * | 2006-02-01 | 2007-08-16 | Toray Ind Inc | 白色積層ポリエステルフィルム |
| JP2017177677A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 東洋紡株式会社 | 空洞含有熱収縮性ポリエステル系フィルム |
-
1995
- 1995-01-26 JP JP1026495A patent/JPH07216121A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007203567A (ja) * | 2006-02-01 | 2007-08-16 | Toray Ind Inc | 白色積層ポリエステルフィルム |
| JP2017177677A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 東洋紡株式会社 | 空洞含有熱収縮性ポリエステル系フィルム |
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