JPH07216852A - 越流可動堰の流量制御装置 - Google Patents

越流可動堰の流量制御装置

Info

Publication number
JPH07216852A
JPH07216852A JP1294294A JP1294294A JPH07216852A JP H07216852 A JPH07216852 A JP H07216852A JP 1294294 A JP1294294 A JP 1294294A JP 1294294 A JP1294294 A JP 1294294A JP H07216852 A JPH07216852 A JP H07216852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
overflow
weir
target
opening
water level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1294294A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Tsubota
浩治 坪田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP1294294A priority Critical patent/JPH07216852A/ja
Publication of JPH07216852A publication Critical patent/JPH07216852A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Barrages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 目標越流高演算部8が設定された目標越流流
量Q0 から越流公式により目標越流高h0 を求め、この
目標越流高h0 と水位計5の計測水位Hとを加算器10
で加算して目標水位H0 を得る。PID制御部11が上
記目標水位H0 と現在の水位Hとの差に応じた堰開度調
節用信号を生成し、この堰開度調節用信号に基づいて、
開度制御部7′がPID制御により駆動モータ3を介し
て越流可動堰の開度を調節する。 【効果】 流量計の設置が不必要なため、安価な流量自
動制御を実現することができる。流量計の設置が物理的
に困難な場合にも流量自動制御が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、越流可動堰を用いて流
量制御を行う下水道分野や用水分野等に適用される越流
可動堰の流量制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、下水処理場では、下水道からの
下水が分水槽に流入し、この分水槽から複数の処理系統
へ送られる下水の流量が、分水槽に設けられた越流可動
堰の開度によって調整されるようになっている。
【0003】従来、越流可動堰を越流する水の流量(越
流流量)を自動制御する場合、越流後の水路(管路)に
流量計を設置し、該流量計によって計測された流量に基
づいて、コントローラが越流可動堰の開度を調節するよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような流量計を
用いたフィードバック制御の場合、越流可動堰の下流側
水路に流量計を設置する必要があり設備コストが高くな
る。例えば、現在手動で越流可動堰の開度を調節しなが
ら流量制御している設備を新たに自動制御に変更する場
合や、或いは現在越流可動堰のない水路を一部改造して
該水路に越流可動堰を設けて流量の自動制御を行う場合
には、流量計のない現在の水路に新たに流量計を設置す
る工事を行わなければならず、この流量計設置工事のた
めに設備コストが非常に高くなってしまう。特に、下水
道設備のように水路が地下に設けられている場合、水路
に流量計を設置するためには大がかりな長期間の工事が
必要であり、その工事費用も多大であるため、水路に流
量計を設置することが物理的に困難である。
【0005】このように、特に、既存の設備を自動流量
制御に変更する場合に、従来の構成では、越流可動堰の
下流側水路に流量計を設置しなければならないことに起
因して、容易に自動流量制御に変更することができず、
設備コスト高を招来する。
【0006】本発明は、上記に鑑みなされたものであ
り、その目的は、流量計を不必要とすることで、安価な
流量自動制御を実現することができ、且つ、流量計の設
置が物理的に困難な場合にも流量自動制御を可能とする
越流可動堰の流量制御装置を提供することにある。
【0007】また、本発明の他の目的は、越流可動堰の
開度変化に連動して越流可動堰より上流の水位が変化す
る場合にも、安定した流量制御が可能な越流可動堰の流
量制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る越
流可動堰の流量制御装置は、水路に設けられた越流可動
堰の越流流量が設定された目標越流流量になるように堰
開度を調節するものであって、上記の課題を解決するた
めに、以下の手段が講じられていることを特徴とするも
のである。
【0009】即ち、上記流量制御装置は、設定された目
標越流流量から、例えば水理式(越流公式)を用いて目
標越流高を求める目標越流高演算手段と、上記越流可動
堰よりも上流の水位を計測する水位計測手段と、上記目
標越流高演算手段によって求められた目標越流高と上記
水位計測手段によって求められた水位とから目標堰開度
を求める目標堰開度演算手段と、上記目標堰開度演算手
段によって求められた目標堰開度になるように越流可動
堰の開度を調節する開度調節手段とを備えている。
【0010】また、請求項2の発明に係る越流可動堰の
流量制御装置は、水路に設けられた越流可動堰の越流流
量が設定された目標越流流量になるように堰開度を調節
するものであって、上記の課題を解決するために、以下
の手段が講じられていることを特徴とするものである。
【0011】即ち、上記流量制御装置は、設定された目
標越流流量から目標越流高を求める目標越流高演算手段
と、上記越流可動堰の上端部の水底からの高さを堰開度
として計測する開度計測手段と、上記目標越流高演算手
段によって求められた目標越流高と上記開度計測手段に
よって計測された堰開度とを加算して目標水位を求める
目標水位演算手段と、上記越流可動堰よりも上流の水位
を計測する水位計測手段と、上記目標水位演算手段によ
って求められた目標水位と上記水位計測手段によって計
測される水位との差からそれに応じた堰開度調節用信号
を生成する堰開度調節用信号生成手段と、上記堰開度調
節用信号生成手段からの堰開度調節用信号に基づいて越
流可動堰の開度を調節する開度調節手段とを備えてい
る。
【0012】
【作用】上記請求項1の発明の構成によれば、目標越流
流量が設定されれば、目標越流高演算手段によって目標
越流高が求められる。越流高と越流流量との間には越流
公式(後述の式(1)参照)によって表される一定の関
係があり、上記演算には、この越流公式を用いることが
できる。
【0013】次に、目標堰開度演算手段により、上記目
標越流高演算手段によって求められた目標越流高と水位
計測手段によって計測された水位とから、目標堰開度が
求められる。例えば、堰開度を、「越流可動堰の上端部
の水底からの高さ」と定義すれば、水位計測手段の計測
水位から目標越流高を差し引けば目標堰開度が得られ
る。
【0014】この後、開度調節手段により、上記目標堰
開度演算手段によって求められた目標堰開度になるよう
に越流可動堰の開度が調節され、これによって越流流量
が略設定された目標越流流量となる。
【0015】このように、上記越流可動堰の流量制御装
置は、従来のように越流可動堰の下流側水路に流量計を
設置することなく、越流可動堰より上流側に水位計を設
置するだけで越流流量の自動制御を可能とする。
【0016】また、上記請求項2の発明の構成によれ
ば、目標越流流量が設定されれば、請求項1の発明と同
様に目標越流高演算手段によって目標越流高が求められ
る。
【0017】次に、目標水位演算手段により、上記目標
越流高演算手段によって求められた目標越流高と開度計
測手段によって計測された堰開度(越流可動堰の上端部
の水底からの高さ)とが加算されて目標水位が求められ
る。
【0018】この後、堰開度調節用信号生成手段によ
り、上記目標水位演算手段によって求められた目標水位
と上記水位計測手段によって計測された水位との差に応
じた堰開度調節用信号が生成される。例えば、水位計測
手段の計測水位が目標水位よりも高い場合、現在の堰開
度よりも上記差に応じた分だけ堰開度を大にするような
堰開度調節用信号が生成される。一方、計測水位が目標
水位よりも低い場合、現在の堰開度よりも上記差に応じ
た分だけ堰開度を小にするような堰開度調節用信号が生
成される。
【0019】この後、開度調節手段により、堰開度調節
用信号に応じて越流可動堰の開度が調節される。このと
き、越流可動堰の開度が変わるので、目標越流高演算手
段は目標水位を再演算する。ここで、越流可動堰の開度
変化に連動して越流可動堰よりも上流の水位が変化すれ
ば、再演算された目標水位と水位計測手段の計測水位と
に差が生じ、再度、堰開度調節用信号生成手段によって
両者の差に応じた堰開度調節用信号が生成され、越流可
動堰の開度調節が行われることになる。この後も、開度
調節が行われる毎に目標水位が再演算され、その再演算
された目標水位と水位計測手段の計測水位との差に応じ
た越流可動堰の開度調節が繰り返されるが、上記の差
は、開度調節が行われる毎に小さくなり、迅速に制御が
安定する。
【0020】これにより、上記越流可動堰の流量制御装
置は、前記請求項1の発明と同様に越流可動堰の下流側
水路に流量計を設置することなく越流流量の自動制御を
可能とするだけでなく、越流可動堰の開度変化に連動し
た水位変化に追従して、安定な流量制御を可能とする。
【0021】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1および図2
に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0022】本発明に係る越流可動堰の流量制御装置
は、図1に示すように、水密な鉄筋コンクリート構造の
水槽1に設けられた越流可動堰2の開度(堰開度:越流
可動堰2の上端部の水底からの高さ)Hgを調整して越
流流量をコントロールするものである。尚、上記水槽1
には、常時、外部から水が供給されている(例えば、下
水処理場では、下水道から下水が流入する)。本実施例
では、越流流量に対して上記水槽1内の水量が非常に多
く、越流可動堰2の開度を変化させたときの水槽1の水
位(越流可動堰2よりも上流の水位)Hの変化が非常に
小さい場合について説明する。
【0023】上記越流可動堰2は、可動堰駆動手段であ
る駆動モータ3によって上下に駆動されるようになって
いる。上記駆動モータ3には、堰開度Hgに対応した信
号を出力する開度計(開度計測手段)4が設けられてい
る。この開度計4は、駆動モータ3からのパルス信号に
基づいて堰開度Hgを求めるようになっている。
【0024】また、上記水槽1内には、水位Hを計測す
るための水位計(水位計測手段)5が設けられている。
この水位計5としては、従来より用いられている圧力方
式、超音波方式、またはフロート方式等のものを使用す
ることができる。尚、水槽1内の水が越流可動堰2を越
流する際に水面が波打つので、本実施例では、水面の状
態による影響が少ない圧力方式の水位計を用いている。
【0025】上記流量制御装置は、堰開度調節用信号生
成部6と、開度調節手段としての開度制御部7とを備え
ている。上記堰開度調節用信号生成部6は、設定された
目標越流流量Q0 および水位計5からの水位Hに対応す
る信号に基づいて目標とする堰開度(目標堰開度)Hg
0 を演算し、この目標堰開度Hg0 を堰開度調節用信号
として開度制御部7へ出力する。上記開度制御部7は、
上記堰開度調節用信号生成部6からの目標堰開度Hg0
に対応する信号と上記開度計4からの堰開度Hgに対応
する信号とに基づいて、越流可動堰2の開度を調節する
ための調節信号を生成し、駆動モータ3へ出力する。
【0026】上記水位/流量変換部6は、図2に示すよ
うに、基本的には、目標越流高演算手段としての目標越
流高演算部8と、目標堰開度演算手段としての減算器9
とから構成されている。
【0027】上記目標越流高演算部8は、下式(1)に
示す水理式(越流公式)を用いて、設定された目標越流
流量Q0 から目標越流高h0 を演算する。
【0028】 Q=(2/3)c(2g)1/2 Bh3/2 ・・・(1) Q:越流流量 c:流出係数 g:重力加速度 B:可動堰の幅 h:越流高 即ち、越流高hと越流流量Qとの間には上記の水理式で
示されるような一定の関係があり、目標越流流量Q0 が
与えられると、それに対応する目標越流高h0が一義的
に定まる。尚、可動堰の幅Bおよび重力加速度gは定数
である。また、流出係数は、実流試験によって実験的に
求められる。
【0029】上記減算器9は、水位計5の計測水位Hか
ら上記目標越流高演算部8で算出された目標越流高h0
を差し引いて目標堰開度Hg0 を求める。
【0030】また、上記開度制御部7は、上記減算器9
からの目標堰開度Hg0 に対応する信号と開度計4から
の現在の堰開度Hgに対応する信号とを入力とし、PI
D(proportional-integral-derivative)動作によって
越流可動堰2(図1参照)の開度を調節するための調節
信号を生成するようになっている。
【0031】上記の構成において、流量制御装置の動作
を以下に説明する。
【0032】先ず、目標越流流量Q0 が設定されば、堰
開度調節用信号生成部6の目標越流高演算部8が上式
(1)に示す水理式の演算を行って目標越流高h0 を求
め、さらに、減算器9が水位計5の水位Hから目標越流
高h0 を差し引いて目標堰開度Hg0 を求める。そし
て、開度制御部7は、開度計4の堰開度Hgと目標堰開
度Hg0 とが一致するように、駆動モータ3に調節信号
を出力しながらPID制御により越流可動堰2の開度を
コントロールする。
【0033】以上のように、本実施例の越流可動堰の流
量制御装置は、設定された目標越流流量Q0 から目標越
流高h0 を求める目標越流高演算部8と、越流可動堰2
よりも上流の水位(図1の水槽1の水位)を計測する水
位計5と、上記目標越流高演算部8によって求められた
目標越流高h0 と上記水位計5によって計測された水位
Hとから目標堰開度Hg0 を求める減算器9と、上記減
算器9によって求められた目標堰開度Hg0 になるよう
に越流可動堰2の開度を調節する開度制御部7とを備え
ている構成である。
【0034】これにより、図1に示すように、越流可動
堰2より上流側に水位計5を設置するだけで、越流流量
の自動制御が可能となり、越流可動堰2の下流側水路に
流量計を設置する必要はないので、越流流量の自動制御
が低コストで可能となる。
【0035】例えば、現在手動で越流可動堰の開度を調
節しながら流量制御している設備を新たに自動制御に変
更する場合、本実施例の流量制御装置を用いることによ
って短時間で安価に自動制御に変更することができる。
これは、通常、手動制御の設備にも水位計や開度計は設
置されているものであり、たとえ水位計を新たに設ける
必要がある場合でも水路に流量計を設置するときのよう
な大がかりな工事が必要ないためである。
【0036】また、下水道設備のように水路が地下に設
けられている等によって流量計の設置が物理的に困難な
場合にも、本実施例の流量制御装置を用いれば流量自動
制御が可能となる。
【0037】〔実施例2〕本発明のその他の実施例につ
いて、主に図3および図4に基づいて説明すれば、以下
の通りである。尚、説明の便宜上、前記実施例1の図面
に示した部材と同一の構成・機能を有する部材には同一
の参照符号を付記し、その説明を省略する。
【0038】上記実施例1では、図1に示す越流可動堰
2の開度が変化しても水槽1の水位Hが大きな変化を示
さない場合について説明したが、越流流量に対して水槽
1内の水量がそれ程多くない場合には、越流可動堰2の
開度変化に連動して水槽1の水位Hも無視できない程変
化する。また、高い精度で流量制御を行おうとする場合
には、精度の高い水位計5が使用されることになるの
で、越流可動堰2の開度が少しでも変化すれば、水位計
5の計測値も変化することになる。そこで、本実施例2
では、上記のような越流可動堰2の開度変化に連動して
水位Hが変化する場合にも安定した制御が可能な越流可
動堰の流量制御装置を以下に説明する。
【0039】本実施例に係る越流可動堰の流量制御装置
は、図3に示すように、前記実施例1の堰開度調節用信
号生成部6(図1参照)の代わりに堰開度調節用信号生
成部6′、開度制御部7の代わりに開度制御部(開度調
節手段)7′が用いられている。
【0040】上記堰開度調節用信号生成部6′は、図4
に示すように、基本的には、前記実施例と同様の構成の
目標越流高演算部8、上記目標越流高演算部8の出力
(目標越流高h0 )と開度計4からの堰開度Hgとを加
算して目標水位H0 を求める目標水位演算手段としての
加算器10、および上記加算器10からの目標水位H0
と水位計5からの現在の水位Hとを入力としてPID動
作によって堰開度調節用信号を生成する堰開度調節用信
号生成手段としてのPID制御部11から構成されてい
る。
【0041】上記開度制御部7′は、開度計4の堰開度
Hgと上記堰開度調節用信号とを入力とし、PID動作
によって調節信号を生成して駆動モータ3を介して越流
可動堰2(図3参照)の開度を調節するようになってい
る。
【0042】上記の構成において、流量制御装置の動作
を以下に説明する。
【0043】先ず、目標越流流量Q0 が設定されば、堰
開度調節用信号生成部6′の目標越流高演算部8が上式
(1)に示す水理式の演算を行って目標越流高h0 を求
め、さらに、加算器10が上記で算出された目標越流高
h0 と開度計4からの現在の堰開度Hgとを加算して目
標水位H0 を求める。そして、PID制御部11は、水
位計5の水位Hと目標水位H0 との差(制御偏差)を求
め、PID動作によって堰開度調節用信号を生成して開
度制御部7′へ出力する。例えば、現在の水位Hが目標
水位H0 よりも高い場合、PID制御部11は、現在の
堰開度Hgよりも上記制御偏差に応じた分だけ堰開度を
大にするような堰開度調節用信号を生成する。一方、現
在の水位Hが目標水位H0 よりも低い場合、PID制御
部11は、現在の堰開度Hgよりも上記制御偏差に応じ
た分だけ堰開度を小にするような堰開度調節用信号を生
成する。
【0044】上記開度制御部7′は、開度計4の堰開度
Hgと上記堰開度調節用信号とを入力とし、PID動作
によって調節信号を生成し、この調節信号を駆動モータ
3に出力して図3の越流可動堰2の開度をコントロール
する。
【0045】上記のようにして越流可動堰2の開度が調
節されると、それに連動して水槽1の水位H(水位計5
の計測値)が変化すると共に加算器10の出力である目
標水位H0 も変化する。このとき、PID制御部11
は、上記水位Hと目標水位H0との制御偏差が所定値以
上であれば、その制御偏差に応じた堰開度調節用信号を
生成し、開度制御部7′はその堰開度調節用信号に応じ
て越流可動堰2の開度をコントロールする。
【0046】以降、水位計5の計測水位Hと加算器10
の出力(目標水位H0 )との制御偏差が所定範囲内にな
るまで、上記の動作が繰り返される。上記の制御偏差
は、上記の動作が行われる毎に小さくなり、迅速に制御
が安定する。
【0047】以上のように、本実施例の越流可動堰の流
量制御装置は、設定された目標越流流量Q0 から目標越
流高h0 を求める目標越流高演算部8と、越流可動堰2
の上端部の水底からの高さを堰開度Hgとして計測する
開度計4と、上記目標越流高演算部8によって求められ
た目標越流高h0 と上記開度計4によって計測された堰
開度Hgとを加算して目標水位H0 を求める加算器10
と、越流可動堰2よりも上流の水位を計測する水位計5
と、上記加算器10によって求められた目標水位H0 と
上記水位計5によって計測される水位Hとの差からそれ
に応じた堰開度調節用信号を生成するPID制御部11
と、上記PID制御部11からの堰開度調節用信号に基
づいて越流可動堰2の開度を調節する開度制御部7′と
を備えている構成である。
【0048】これにより、前記実施例1と同様に、越流
可動堰2の下流側水路に流量計を設置する必要はないの
で、越流流量の自動制御を低コストで実現することがで
きると共に、水路に流量計を設置することが物理的に困
難な場合にも流量自動制御が可能となる。さらに、本実
施例2では、開度制御部7′によって越流可動堰2の開
度が調節される毎に、新たに目標水位H0 が求められ、
この新たな目標水位H0 と水位計5による計測水位Hと
の差から新たに堰開度調節用信号が生成されて越流可動
堰2の開度が調節されるので、越流可動堰2の開度変化
に連動した水位Hの変化に追従した安定な流量制御が可
能となる。
【0049】上記各実施例は、あくまでも、本発明の技
術内容を明らかにするものであって、そのような具体例
にのみ限定して狭義に解釈されるべきものではなく、本
発明の精神と特許請求の範囲内で、いろいろと変更して
実施することができるものである。
【0050】
【発明の効果】請求項1の発明に係る越流可動堰の流量
制御装置は、以上のように、設定された目標越流流量か
ら目標越流高を求める目標越流高演算手段と、越流可動
堰よりも上流の水位を計測する水位計測手段と、上記目
標越流高演算手段によって求められた目標越流高と水位
計測手段の計測水位とから目標堰開度を求める目標堰開
度演算手段と、上記目標堰開度演算手段によって求めら
れた目標堰開度になるように越流可動堰の開度を調節す
る開度調節手段とを備えている構成である。
【0051】それゆえ、越流可動堰より上流に水位計測
手段を設置するだけで越流流量の自動制御が可能とな
り、越流可動堰の下流側水路に流量計を設置する必要は
ないので、安価な流量自動制御を実現することができ、
且つ、下水道設備のように水路が地下に設けられている
等によって流量計の設置が物理的に困難な場合にも流量
自動制御が可能であるという効果を奏する。
【0052】請求項2の発明に係る越流可動堰の流量制
御装置は、以上のように、設定された目標越流流量から
目標越流高を求める目標越流高演算手段と、越流可動堰
の上端部の水底からの高さを堰開度として計測する開度
計測手段と、上記目標越流高演算手段によって求められ
た目標越流高と開度計測手段によって計測された堰開度
とを加算して目標水位を求める目標水位演算手段と、上
記越流可動堰よりも上流の水位を計測する水位計測手段
と、上記目標水位演算手段によって求められた目標水位
と上記水位計測手段の計測水位との差に応じた堰開度調
節用信号を生成する堰開度調節用信号生成手段と、上記
堰開度調節用信号生成手段からの堰開度調節用信号に基
づいて、越流可動堰の開度を調節する開度調節手段とを
備えている構成である。
【0053】それゆえ、上記請求項1の発明の効果に加
えて、越流可動堰の開度変化に連動して越流可動堰より
も上流側の水位が変化する場合に対応し、その水位変化
に追従した安定な流量制御が可能であるという効果を併
せて奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであり、越流可動
堰の流量制御装置を用いた流量制御システムの構成を示
す概略のブロック図である。
【図2】上記越流可動堰の流量制御装置の構成を示す概
略のブロック図である。
【図3】本発明のその他の実施例を示すものであり、越
流可動堰の流量制御装置を用いた流量制御システムの構
成を示す概略のブロック図である。
【図4】上記越流可動堰の流量制御装置の構成を示す概
略のブロック図である。
【符号の説明】
1 水槽 2 越流可動堰 3 駆動モータ 4 開度計(開度計測手段) 5 水位計(水位計測手段) 6 堰開度調節用信号生成部 7 開度制御部(開度調節手段) 7′ 開度制御部(開度調節手段) 8 目標越流高演算部(目標越流高演算手段) 9 減算器(目標堰開度演算手段) 10 加算器(目標水位演算手段) 11 PID制御部(堰開度調節用信号生成手段) H 水位 h 越流高 Hg 堰開度

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水路に設けられた越流可動堰の越流流量が
    設定された目標越流流量になるように堰開度を調節する
    越流可動堰の流量制御装置であって、 設定された目標越流流量から目標越流高を求める目標越
    流高演算手段と、 上記越流可動堰よりも上流の水位を計測する水位計測手
    段と、 上記目標越流高演算手段によって求められた目標越流高
    と上記水位計測手段の計測水位とから目標堰開度を求め
    る目標堰開度演算手段と、 上記目標堰開度演算手段によって求められた目標堰開度
    になるように越流可動堰の開度を調節する開度調節手段
    とを備えていることを特徴とする越流可動堰の流量制御
    装置。
  2. 【請求項2】水路に設けられた越流可動堰の越流流量が
    設定された目標越流流量になるように堰開度を調節する
    越流可動堰の流量制御装置であって、 設定された目標越流流量から目標越流高を求める目標越
    流高演算手段と、 上記越流可動堰の上端部の水底からの高さを堰開度とし
    て計測する開度計測手段と、 上記目標越流高演算手段によって求められた目標越流高
    と上記開度計測手段によって計測された堰開度とを加算
    して目標水位を求める目標水位演算手段と、 上記越流可動堰よりも上流の水位を計測する水位計測手
    段と、 上記目標水位演算手段によって求められた目標水位と上
    記水位計測手段の計測水位との差に応じた堰開度調節用
    信号を生成する堰開度調節用信号生成手段と、 上記堰開度調節用信号生成手段からの堰開度調節用信号
    に基づいて、越流可動堰の開度を調節する開度調節手段
    とを備えていることを特徴とする越流可動堰の流量制御
    装置。
JP1294294A 1994-02-04 1994-02-04 越流可動堰の流量制御装置 Pending JPH07216852A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1294294A JPH07216852A (ja) 1994-02-04 1994-02-04 越流可動堰の流量制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1294294A JPH07216852A (ja) 1994-02-04 1994-02-04 越流可動堰の流量制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07216852A true JPH07216852A (ja) 1995-08-15

Family

ID=11819345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1294294A Pending JPH07216852A (ja) 1994-02-04 1994-02-04 越流可動堰の流量制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07216852A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT201900014127A1 (it) * 2019-08-06 2021-02-06 Carlo Marelli Apparecchiatura per la misurazione remota in continuo della portata d’acqua su bocche porta-paratie per l’irrigazione

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT201900014127A1 (it) * 2019-08-06 2021-02-06 Carlo Marelli Apparecchiatura per la misurazione remota in continuo della portata d’acqua su bocche porta-paratie per l’irrigazione
WO2021024174A1 (en) * 2019-08-06 2021-02-11 Carlo Marelli Apparatus for the continuous remote measuring of the flowrate of water in bulkhead-holder openings for irrigation

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6655975B2 (ja) 曝気制御装置及び曝気制御方法
CN100444063C (zh) 雨水排水支援系统和支援方法
Campisano et al. PID and PLC units for the real-time control of sewer systems
JP2006187682A (ja) 下水流入水の水質予測方法及び雨水排水支援システム
JP2000061444A (ja) 水管理システム
JP3249304B2 (ja) 流量測定装置
JP3294074B2 (ja) 雨水ポンプ制御装置及び制御方法
JP2003336245A (ja) 横引き可動堰
CN115096379A (zh) 一种渠道的量测水系统
JP2008052508A (ja) 水処理プラントの制御システム
JP2002340636A (ja) 越流可動堰の流量計
JP3293193B2 (ja) 堰の放流量演算方法
JP4286975B2 (ja) 流量調整槽及び定流出量調整方法
JPH03226808A (ja) 流入ゲート制御装置
JPS6129793B2 (ja)
JP2003185478A (ja) ゲート流量計
Molina et al. Control of an irrigation canal
JP2006009522A (ja) 水質予測装置
JPH0461367B2 (ja)
CN217782225U (zh) 一种稳定土拌合站恒压供水装置
JPH05180169A (ja) ポンプ井水位制御装置
JPS6335923B2 (ja)
JPH0337203B2 (ja)
JP3237274B2 (ja) 雨水ポンプ制御方法
JPS5845525B2 (ja) 遠隔制御用端末分水装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040817