JPH07217219A - 工事現場用屋根装置 - Google Patents
工事現場用屋根装置Info
- Publication number
- JPH07217219A JPH07217219A JP791794A JP791794A JPH07217219A JP H07217219 A JPH07217219 A JP H07217219A JP 791794 A JP791794 A JP 791794A JP 791794 A JP791794 A JP 791794A JP H07217219 A JPH07217219 A JP H07217219A
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- JP
- Japan
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- roof
- construction site
- fluid
- concrete
- opening
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- Tents Or Canopies (AREA)
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 雨水を遮ってコンクリートを打設する際等の
屋根装置において、雨天時でも屋根上方からコンクリー
ト打設面に対する資機材等の搬入・搬出を可能とし、か
つ移動用の車輪による弊害を生じさせない。 【構成】 屋根本体9から開閉屋根部10を構成する分
割屋根部10Aが脚部3よりも外側方に張り出すように
し、資機材の搬入・搬出用に開けた分割屋根部10Aの
開口部10aに向けて雨を吹き飛ばすエア式カーテン機
構13を設け、各分割屋根部10Aおよびエア式カーテ
ン機構13により、雨水のコンクリート打設面Lへの落
下が防がれるようにした。
屋根装置において、雨天時でも屋根上方からコンクリー
ト打設面に対する資機材等の搬入・搬出を可能とし、か
つ移動用の車輪による弊害を生じさせない。 【構成】 屋根本体9から開閉屋根部10を構成する分
割屋根部10Aが脚部3よりも外側方に張り出すように
し、資機材の搬入・搬出用に開けた分割屋根部10Aの
開口部10aに向けて雨を吹き飛ばすエア式カーテン機
構13を設け、各分割屋根部10Aおよびエア式カーテ
ン機構13により、雨水のコンクリート打設面Lへの落
下が防がれるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工事現場への降雨(あ
るいは降雪等)を遮るための工事現場に用いる屋根装置
に関する。
るいは降雪等)を遮るための工事現場に用いる屋根装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビルやダム等の工事現場、特に雨
水の影響を受けては困るコンクリート打設現場において
は、作業環境の改善、施工品質の確保、工期短縮等を目
的として、屋根装置を設備して天候に影響されずにコン
クリート打設できるようにすることが行なわれている。
この種の屋根装置としては、脚部の上端部に、開閉部分
が設けられた屋根が架けわたされ脚部の下端部に装着さ
れた車輪またはクローラ等の走行手段により移動できる
構成のものが提案されており、雨が降らないときには開
閉部分を開いてその開口部からクレーン等で屋根の下の
コンクリート打設現場に対して資機材等を搬入・搬出す
るようにし、雨天時には開閉部分を閉じている。
水の影響を受けては困るコンクリート打設現場において
は、作業環境の改善、施工品質の確保、工期短縮等を目
的として、屋根装置を設備して天候に影響されずにコン
クリート打設できるようにすることが行なわれている。
この種の屋根装置としては、脚部の上端部に、開閉部分
が設けられた屋根が架けわたされ脚部の下端部に装着さ
れた車輪またはクローラ等の走行手段により移動できる
構成のものが提案されており、雨が降らないときには開
閉部分を開いてその開口部からクレーン等で屋根の下の
コンクリート打設現場に対して資機材等を搬入・搬出す
るようにし、雨天時には開閉部分を閉じている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような開閉式屋
根においては、雨天時には屋根の開閉部分を閉じたまま
であるから、屋根の上方からのクレーンによる資機材等
の搬入・搬出が行なえなくなることになり、このため、
工事内容が限られてしまうといった不満を招く。特にコ
ンクリート打設作業をクレーンに吊るしたバケットで行
なう場合には、このコンクリート打設作業を全く行なえ
なくなる。また、コンクリート打設にともない走行手段
を利用して徐々に工事を進行させていくわけであるが、
それら走行手段が打設直後の未硬化コンクリートの上を
転動する場合があって施工品質および屋根装置全体の安
定性に影響を及ぼす弊害がある。
根においては、雨天時には屋根の開閉部分を閉じたまま
であるから、屋根の上方からのクレーンによる資機材等
の搬入・搬出が行なえなくなることになり、このため、
工事内容が限られてしまうといった不満を招く。特にコ
ンクリート打設作業をクレーンに吊るしたバケットで行
なう場合には、このコンクリート打設作業を全く行なえ
なくなる。また、コンクリート打設にともない走行手段
を利用して徐々に工事を進行させていくわけであるが、
それら走行手段が打設直後の未硬化コンクリートの上を
転動する場合があって施工品質および屋根装置全体の安
定性に影響を及ぼす弊害がある。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、雨天時でも上方から工事現場に資機材等を搬入
・搬出を可能とし、かつ移動用の走行手段による弊害が
生じない工事現場用屋根装置を提供することを目的とし
ている。
あって、雨天時でも上方から工事現場に資機材等を搬入
・搬出を可能とし、かつ移動用の走行手段による弊害が
生じない工事現場用屋根装置を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の工事現場用屋根
装置は上記目的を達成するためになされたものであっ
て、工事現場に立設させられる脚部に、工事現場に向け
て空気等の流体を略横方向から噴出する流体式屋根機構
を備えたもの、あるいは、工事現場に立設させられる脚
部に工事現場を覆って屋根を設置し、該屋根を、屋根本
体に開閉屋根部が開閉自在に設けられ、屋根本体もしく
は開閉屋根部の少なくとも一方に、開閉屋根部が開いた
際に形成される開口部に向けて空気等の流体を略横方向
から噴出する流体式屋根機構を設置したものである。
装置は上記目的を達成するためになされたものであっ
て、工事現場に立設させられる脚部に、工事現場に向け
て空気等の流体を略横方向から噴出する流体式屋根機構
を備えたもの、あるいは、工事現場に立設させられる脚
部に工事現場を覆って屋根を設置し、該屋根を、屋根本
体に開閉屋根部が開閉自在に設けられ、屋根本体もしく
は開閉屋根部の少なくとも一方に、開閉屋根部が開いた
際に形成される開口部に向けて空気等の流体を略横方向
から噴出する流体式屋根機構を設置したものである。
【0006】以上が基本的な手段であり、これらに加
え、脚部に工事現場を走行するための車輪またはクロー
ラ等の走行手段を装着したり、脚部に上下方向への伸縮
機構を備えた構成としてもよい。また、走行手段が装着
された屋根装置において、開閉屋根部を、複数の分割屋
根部がそれぞれ脚部よりも外側方に向かって独自に張り
出す構成とすれば工事現場が脚部の影響を受けずに済
む。
え、脚部に工事現場を走行するための車輪またはクロー
ラ等の走行手段を装着したり、脚部に上下方向への伸縮
機構を備えた構成としてもよい。また、走行手段が装着
された屋根装置において、開閉屋根部を、複数の分割屋
根部がそれぞれ脚部よりも外側方に向かって独自に張り
出す構成とすれば工事現場が脚部の影響を受けずに済
む。
【0007】また、流体式屋根機構に、流体の噴出方向
ならびに噴出範囲を調整する整流板を設けたり、あるい
は流体の噴出速度を調整する調整機構を設けてもよい。
さらに、流体式屋根機構における流体の噴出口近傍に可
撓性を有するシート状屋根材を設け、流体の噴出にとも
なって屋根材が工事現場の上方に延出するようにしても
よい。また、脚部間の側方空間を覆う遮蔽材を設け横か
らの雨の吹き込みを防ぐようにしてもよい。
ならびに噴出範囲を調整する整流板を設けたり、あるい
は流体の噴出速度を調整する調整機構を設けてもよい。
さらに、流体式屋根機構における流体の噴出口近傍に可
撓性を有するシート状屋根材を設け、流体の噴出にとも
なって屋根材が工事現場の上方に延出するようにしても
よい。また、脚部間の側方空間を覆う遮蔽材を設け横か
らの雨の吹き込みを防ぐようにしてもよい。
【0008】
【作用】本発明によれば、脚部に工事現場に向けて空気
等の流体を略横方向から噴出する流体式屋根機構を備え
た構成により、一般的な屋根設備を要することなく流体
が屋根の代わりとなり、雨天時において雨を遮りながら
も上方より資機材を現場に搬入できる。また、脚部に工
事現場を覆って屋根を設置し、該屋根を、屋根本体に開
閉屋根部が開閉自在に設けられ、屋根本体もしくは開閉
屋根部の少なくとも一方に開閉屋根部が開いた際に形成
される開口部に向けて空気等の流体を略横方向から噴出
する流体式屋根機構を設置した構成とすれば、雨天時に
おいて開閉屋根部を開きその開口部に向けて流体式屋根
機構から空気等の流体を噴出させることにより、雨を遮
りながら屋根の上方より資機材を現場に搬入できる。
等の流体を略横方向から噴出する流体式屋根機構を備え
た構成により、一般的な屋根設備を要することなく流体
が屋根の代わりとなり、雨天時において雨を遮りながら
も上方より資機材を現場に搬入できる。また、脚部に工
事現場を覆って屋根を設置し、該屋根を、屋根本体に開
閉屋根部が開閉自在に設けられ、屋根本体もしくは開閉
屋根部の少なくとも一方に開閉屋根部が開いた際に形成
される開口部に向けて空気等の流体を略横方向から噴出
する流体式屋根機構を設置した構成とすれば、雨天時に
おいて開閉屋根部を開きその開口部に向けて流体式屋根
機構から空気等の流体を噴出させることにより、雨を遮
りながら屋根の上方より資機材を現場に搬入できる。
【0009】また、開閉屋根部を、複数の分割屋根部が
それぞれ脚部よりも外側方に向かって独自に張り出す構
成とし、張り出した分割屋根部の下で工事を行なうよう
にすればその現場が脚部の影響を受けずに済む。この
際、上方から現場に資機材を下降させるには、たとえば
1つの分割屋根を開けてその開口部に前記流体式屋根機
構から流体を噴出させながら開口部から資機材を下降さ
せる。
それぞれ脚部よりも外側方に向かって独自に張り出す構
成とし、張り出した分割屋根部の下で工事を行なうよう
にすればその現場が脚部の影響を受けずに済む。この
際、上方から現場に資機材を下降させるには、たとえば
1つの分割屋根を開けてその開口部に前記流体式屋根機
構から流体を噴出させながら開口部から資機材を下降さ
せる。
【0010】また、脚部に走行手段を装着すれば、ダム
の堤体工事等の水平に広がる大きな工事現場において走
行させながら適用でき、また脚部に上下方向への伸縮機
構を備えさせれば、ビル建設等の上方への工事に適用で
きる。
の堤体工事等の水平に広がる大きな工事現場において走
行させながら適用でき、また脚部に上下方向への伸縮機
構を備えさせれば、ビル建設等の上方への工事に適用で
きる。
【0011】また、流体式屋根機構に流体の噴出方向な
らびに噴出範囲を調整する整流板を設けたり、流体の噴
出速度を調整する調整機構を設ければ、降雨の状況に応
じて最適な流体の噴出方向、噴出範囲、噴出速度を設定
でき、効率よく雨を吹き飛ばして現場への雨の落下を防
ぐことができる。さらに、流体式屋根機構における流体
の噴出口近傍に可撓性を有するシート状の遮蔽材を該遮
蔽材が工事現場の上方に延出可能なごとく装着すると、
流体の噴出にともないその流体の噴出方向に遮蔽材が引
き上げられて工事現場の上方を覆い、この遮蔽材により
工事現場への降雨が遮られる。さらに、脚部間の側方空
間を覆う遮蔽材を設けることにより、横からの雨の吹き
込みが防止される
らびに噴出範囲を調整する整流板を設けたり、流体の噴
出速度を調整する調整機構を設ければ、降雨の状況に応
じて最適な流体の噴出方向、噴出範囲、噴出速度を設定
でき、効率よく雨を吹き飛ばして現場への雨の落下を防
ぐことができる。さらに、流体式屋根機構における流体
の噴出口近傍に可撓性を有するシート状の遮蔽材を該遮
蔽材が工事現場の上方に延出可能なごとく装着すると、
流体の噴出にともないその流体の噴出方向に遮蔽材が引
き上げられて工事現場の上方を覆い、この遮蔽材により
工事現場への降雨が遮られる。さらに、脚部間の側方空
間を覆う遮蔽材を設けることにより、横からの雨の吹き
込みが防止される
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1および図2は一実施例の屋根装置1により
たとえばダムの堤体をコンクリート打設により構築して
いる状態を示している。屋根装置1は、長方形状で水平
に設置される屋根2と、この屋根2の四隅に固定されて
垂下する脚部3と、屋根2の下面に設けられたコンクリ
ート打設用付帯装置4、5、6とを主として構成されて
おり、屋根2の長手方向の一方側に向けて走行しつつ屋
根2の下に設定されるコンクリート打設面(工事現場)
Lにコンクリートを打設していく装置である。図1の矢
印(イ)は屋根装置1の進行方向を示しており、以下の
説明で前後左右といった方向はこの進行方向にもとづく
ものと定義する。屋根2は、トラス構造材の架構からな
る梁7に支持されており、梁7は、この場合前後方向に
延びる一対の主梁8aと、左右方向に延びて主梁8aを
連結する複数の補強梁8bとからなり、補強梁8bは主
梁8aの前後端およびその間に一定間隔をおいて配設さ
れている。
明する。図1および図2は一実施例の屋根装置1により
たとえばダムの堤体をコンクリート打設により構築して
いる状態を示している。屋根装置1は、長方形状で水平
に設置される屋根2と、この屋根2の四隅に固定されて
垂下する脚部3と、屋根2の下面に設けられたコンクリ
ート打設用付帯装置4、5、6とを主として構成されて
おり、屋根2の長手方向の一方側に向けて走行しつつ屋
根2の下に設定されるコンクリート打設面(工事現場)
Lにコンクリートを打設していく装置である。図1の矢
印(イ)は屋根装置1の進行方向を示しており、以下の
説明で前後左右といった方向はこの進行方向にもとづく
ものと定義する。屋根2は、トラス構造材の架構からな
る梁7に支持されており、梁7は、この場合前後方向に
延びる一対の主梁8aと、左右方向に延びて主梁8aを
連結する複数の補強梁8bとからなり、補強梁8bは主
梁8aの前後端およびその間に一定間隔をおいて配設さ
れている。
【0013】屋根2は、梁7の上側に架けわたされて固
定された屋根本体9と、この屋根本体9の下側に配置さ
れて屋根本体9の左右方向の一方側(この場合進方向右
側)に張り出される複数の分割屋根部10Aからなる開
閉屋根部10とから構成されている。分割屋根部10A
は隣り合う一対の補強梁8の間に架けわたされた長方形
状のもので、補強梁8の下面に設置された図示せぬレー
ルに沿ってスライド自在となっており、屋根本体9の下
側に収納された状態から外に張り出すと、張り出し側に
ある前後の脚部3よりも外側方に向かってそれぞれ独自
に水平に張り出す。なお、前後端の分割屋根部10A
は、前後端の補強梁8の延長上に配されたレール11に
支持されるようになっている。各分割屋根部10A間は
上下方向に隙間が空かないように設定されている。ここ
で、分割屋根部10Aにおいては、張り出した状態を
閉、屋根本体9の下側に収納された状態を開と定義し、
張り出された分割屋根部10Aに覆われた部分をコンク
リート打設面Lと設定する。
定された屋根本体9と、この屋根本体9の下側に配置さ
れて屋根本体9の左右方向の一方側(この場合進方向右
側)に張り出される複数の分割屋根部10Aからなる開
閉屋根部10とから構成されている。分割屋根部10A
は隣り合う一対の補強梁8の間に架けわたされた長方形
状のもので、補強梁8の下面に設置された図示せぬレー
ルに沿ってスライド自在となっており、屋根本体9の下
側に収納された状態から外に張り出すと、張り出し側に
ある前後の脚部3よりも外側方に向かってそれぞれ独自
に水平に張り出す。なお、前後端の分割屋根部10A
は、前後端の補強梁8の延長上に配されたレール11に
支持されるようになっている。各分割屋根部10A間は
上下方向に隙間が空かないように設定されている。ここ
で、分割屋根部10Aにおいては、張り出した状態を
閉、屋根本体9の下側に収納された状態を開と定義し、
張り出された分割屋根部10Aに覆われた部分をコンク
リート打設面Lと設定する。
【0014】屋根本体9における開閉屋根部10(各分
割屋根部10A)が張り出す側の上面には、前後に延び
る左右一対のレール12が前後端にわたって敷かれてお
り、このレール12にエア(流体)式屋根機構13がレ
ール12に沿って移動自在に設置されている。このエア
式屋根機構13は、図3および図4にも示すように、図
示せぬファンを収納する複数のダクト14からなり、屋
根本体9の上に設置された発電機15によりファンが回
転作動させられる形式のもので、ファンが回転すること
によって発生する噴出空気の噴出方向は、開閉屋根部1
0の張り出し方向に向けて略水平〜上部20度程度上向
きとなるよう設定されている。ダクト14の噴出口14
aには、横に延びる複数の整流板16が横方向を軸に回
動自在に装着されており、これら整流板16を適宜に回
動してその位置を設定することにより、空気の噴出方向
ならびに上下方向の噴出範囲が調整される。また、ファ
ンの各翼のピッチ(角度)を変更することにより単位時
間あたりの空気噴出量すなわち空気の噴出速度が調整で
きる。
割屋根部10A)が張り出す側の上面には、前後に延び
る左右一対のレール12が前後端にわたって敷かれてお
り、このレール12にエア(流体)式屋根機構13がレ
ール12に沿って移動自在に設置されている。このエア
式屋根機構13は、図3および図4にも示すように、図
示せぬファンを収納する複数のダクト14からなり、屋
根本体9の上に設置された発電機15によりファンが回
転作動させられる形式のもので、ファンが回転すること
によって発生する噴出空気の噴出方向は、開閉屋根部1
0の張り出し方向に向けて略水平〜上部20度程度上向
きとなるよう設定されている。ダクト14の噴出口14
aには、横に延びる複数の整流板16が横方向を軸に回
動自在に装着されており、これら整流板16を適宜に回
動してその位置を設定することにより、空気の噴出方向
ならびに上下方向の噴出範囲が調整される。また、ファ
ンの各翼のピッチ(角度)を変更することにより単位時
間あたりの空気噴出量すなわち空気の噴出速度が調整で
きる。
【0015】上記構成のエア式屋根機構13によれば、
基本的に1つの分割屋根部10Aに対応する部分に降る
雨を、分割屋根部10Aが覆う部分よりもさらに外側方
に吹き飛ばして噴出空気が屋根の代わりとして機能し、
その下方に雨が落下しないよう作用する。この吹き飛ば
し作用は、降雨の状況すなわち雨量および方向に応じて
各整流板16の向きおよび噴出速度を最適な条件に設定
すれば、効率よく行なうことができる。
基本的に1つの分割屋根部10Aに対応する部分に降る
雨を、分割屋根部10Aが覆う部分よりもさらに外側方
に吹き飛ばして噴出空気が屋根の代わりとして機能し、
その下方に雨が落下しないよう作用する。この吹き飛ば
し作用は、降雨の状況すなわち雨量および方向に応じて
各整流板16の向きおよび噴出速度を最適な条件に設定
すれば、効率よく行なうことができる。
【0016】さて、コンクリート打設作業を行なうにあ
たっては、特に降雨時にはコンクリート打設面Lに溜ま
った水を排除し、その直後に、そこに残った水分を回収
・除去し、この後そのコンクリート打設面Lにモルタル
の敷き均し、コンクリート投入、締め固め、目地切りと
いった一連の処理作業を要する。ここで本実施例の屋根
装置1には、前記コンクリート打設用付帯装置4、5、
6すなわち水分を排除する除水ローラ4、モルタルの敷
き均し装置5、コンクリートの締め固め装置6が、以下
のようにして設けられている。
たっては、特に降雨時にはコンクリート打設面Lに溜ま
った水を排除し、その直後に、そこに残った水分を回収
・除去し、この後そのコンクリート打設面Lにモルタル
の敷き均し、コンクリート投入、締め固め、目地切りと
いった一連の処理作業を要する。ここで本実施例の屋根
装置1には、前記コンクリート打設用付帯装置4、5、
6すなわち水分を排除する除水ローラ4、モルタルの敷
き均し装置5、コンクリートの締め固め装置6が、以下
のようにして設けられている。
【0017】まず、前側の前記レール11から垂下され
たロッド17と前記脚部3に支持されて横に延びるロッ
ド18とに、左右方向を軸として除水ローラ4が回転自
在に支持され、この除水ローラ4でまずコンクリート打
設面Lの水を排除することができるようになっている。
たロッド17と前記脚部3に支持されて横に延びるロッ
ド18とに、左右方向を軸として除水ローラ4が回転自
在に支持され、この除水ローラ4でまずコンクリート打
設面Lの水を排除することができるようになっている。
【0018】また、開閉屋根部10が張り出す側の主梁
8aと各補強梁8bの下面には、前後に延びる左右一対
のレール19が、開閉屋根部10のスライド動作を阻害
しない状態で固定されており、このレール19に沿って
この場合3つの旋回ベース20が移動自在に設けられ、
これら旋回ベース20にブームが水平面に沿って旋回自
在に設置されている。ブーム21は、旋回ベース20に
対し図示せぬ鉛直軸を介して回転自在に取り付けられた
基部22に基端側ブーム23がピン結合され、この基端
側ブーム23の先端に先端側ブーム24がピン結合され
た2関節式で、基部22と基端側ブーム23および基端
側ブーム23と先端側ブーム24にそれぞれわたされた
油圧式のシリンダ25、26より、上下に伸縮して起伏
するものである。このブーム21は、旋回ベース20に
対して水平面に沿って旋回し、かつ旋回ベース20ごと
レール19に沿って梁7の前後端にわたり移動自在とな
っている。
8aと各補強梁8bの下面には、前後に延びる左右一対
のレール19が、開閉屋根部10のスライド動作を阻害
しない状態で固定されており、このレール19に沿って
この場合3つの旋回ベース20が移動自在に設けられ、
これら旋回ベース20にブームが水平面に沿って旋回自
在に設置されている。ブーム21は、旋回ベース20に
対し図示せぬ鉛直軸を介して回転自在に取り付けられた
基部22に基端側ブーム23がピン結合され、この基端
側ブーム23の先端に先端側ブーム24がピン結合され
た2関節式で、基部22と基端側ブーム23および基端
側ブーム23と先端側ブーム24にそれぞれわたされた
油圧式のシリンダ25、26より、上下に伸縮して起伏
するものである。このブーム21は、旋回ベース20に
対して水平面に沿って旋回し、かつ旋回ベース20ごと
レール19に沿って梁7の前後端にわたり移動自在とな
っている。
【0019】そしてこのブーム21の先端側ブーム24
の先端には、ピン結合されたブラケット27を介して前
記敷き均し装置5あるいは前記締め固め装置6が着脱可
能に取り付けられるようになっている。この場合、前側
の1つのブーム21に敷き均し装置5が、後側の2つに
締め固め装置6が取り付けられている。
の先端には、ピン結合されたブラケット27を介して前
記敷き均し装置5あるいは前記締め固め装置6が着脱可
能に取り付けられるようになっている。この場合、前側
の1つのブーム21に敷き均し装置5が、後側の2つに
締め固め装置6が取り付けられている。
【0020】敷き均し装置5は、図5に示すように、供
給管28から分配箱29の中に供給されたモルタルが、
基部22に設けられた油圧駆動源により振動させられる
分配箱29の下方にあけられた複数のノズルから排出さ
れる構成である。また、締め固め装置6は、図6に示す
ように、複数の棒状バイブレータ31が基部12に設け
られた油圧駆動源により振動させられ、差し込まれた棒
状バイブレータ31の周囲のコンクリートの締め固めが
なされる構成である。ブラケット27は、ブーム21が
いかなる角度に起伏しても、基部22からブラケット2
7にわたされたリンク機構33により水平姿勢が維持さ
れるようになっており、これによって分配箱29は常に
水平に、棒状バイブレータ31は常に下方に延びた状態
がそれぞれ維持される。なお、ブーム21は、斜め下方
に伸ばされた状態で先端の各装置5、6が張り出した開
閉屋根部10で覆われるコンクリート打設面Lに充分届
く程度に設定されている。また、張り出した開閉屋根部
10で覆われるコンクリート打設面Lには、その上方か
らクレーンに懸吊されたコンクリートバケット34が下
降してきてこのコンクリートバケット34からコンクリ
ートが投入される。
給管28から分配箱29の中に供給されたモルタルが、
基部22に設けられた油圧駆動源により振動させられる
分配箱29の下方にあけられた複数のノズルから排出さ
れる構成である。また、締め固め装置6は、図6に示す
ように、複数の棒状バイブレータ31が基部12に設け
られた油圧駆動源により振動させられ、差し込まれた棒
状バイブレータ31の周囲のコンクリートの締め固めが
なされる構成である。ブラケット27は、ブーム21が
いかなる角度に起伏しても、基部22からブラケット2
7にわたされたリンク機構33により水平姿勢が維持さ
れるようになっており、これによって分配箱29は常に
水平に、棒状バイブレータ31は常に下方に延びた状態
がそれぞれ維持される。なお、ブーム21は、斜め下方
に伸ばされた状態で先端の各装置5、6が張り出した開
閉屋根部10で覆われるコンクリート打設面Lに充分届
く程度に設定されている。また、張り出した開閉屋根部
10で覆われるコンクリート打設面Lには、その上方か
らクレーンに懸吊されたコンクリートバケット34が下
降してきてこのコンクリートバケット34からコンクリ
ートが投入される。
【0021】なお本実施例の場合、除水ローラ4で排除
できずに残った水分を自走式の吸水ローラ35で回収・
除去し、コンクリートを締め固めた後の打設面にバック
ホー装置36の先端に目地切り板37を備え、この目地
切り板37に添えられた目地板材をコンクリートに埋め
ることにより目地切りをなす目地切り装置38で目地切
り処理を行なうようにしている。
できずに残った水分を自走式の吸水ローラ35で回収・
除去し、コンクリートを締め固めた後の打設面にバック
ホー装置36の先端に目地切り板37を備え、この目地
切り板37に添えられた目地板材をコンクリートに埋め
ることにより目地切りをなす目地切り装置38で目地切
り処理を行なうようにしている。
【0022】次に前記脚部3であるが、この脚部3は、
梁7と一体の中空な脚柱39の下端に前後一対の車輪
(走行手段)40が装着され、脚柱39の内部にはシリ
ンダ式のジャッキ41が収納され、このジャッキ41の
下端にアウトリガー44が固定された構成となってい
る。ジャッキ41は、脚柱39に固定された上側の固定
側42に可動側43が鉛直方向に進退自在に挿入されて
なり、可動側43の下端に脚柱39を貫通するアウトリ
ガー44が固定され、このアウトリガー44が接地した
状態からさらに可動側43を伸ばすと、車輪40が接地
面から浮くようになっている。また、車輪40は図にお
いては前後一対の構成であるが、方向転換が可能なよう
に一体的に水平回転自在となっている。その方向転換を
行なう際には上記のようにジャッキ41を伸ばして車輪
40を浮かしてから車輪40を進行方向に向ければよ
い。なお、車輪40は図示せぬエンジン等により回転駆
動させられ、それによって屋根装置1全体が自走して移
動する。なお、屋根装置1の前後左右の側方空間の開口
には、必要に応じてその開口を塞ぐ養生シート(遮蔽
材)60が張られる。この養生シート60により側方か
らの雨の吹き込みが防止される。
梁7と一体の中空な脚柱39の下端に前後一対の車輪
(走行手段)40が装着され、脚柱39の内部にはシリ
ンダ式のジャッキ41が収納され、このジャッキ41の
下端にアウトリガー44が固定された構成となってい
る。ジャッキ41は、脚柱39に固定された上側の固定
側42に可動側43が鉛直方向に進退自在に挿入されて
なり、可動側43の下端に脚柱39を貫通するアウトリ
ガー44が固定され、このアウトリガー44が接地した
状態からさらに可動側43を伸ばすと、車輪40が接地
面から浮くようになっている。また、車輪40は図にお
いては前後一対の構成であるが、方向転換が可能なよう
に一体的に水平回転自在となっている。その方向転換を
行なう際には上記のようにジャッキ41を伸ばして車輪
40を浮かしてから車輪40を進行方向に向ければよ
い。なお、車輪40は図示せぬエンジン等により回転駆
動させられ、それによって屋根装置1全体が自走して移
動する。なお、屋根装置1の前後左右の側方空間の開口
には、必要に応じてその開口を塞ぐ養生シート(遮蔽
材)60が張られる。この養生シート60により側方か
らの雨の吹き込みが防止される。
【0023】以上が本実施例の屋根装置1であり、次い
でこの屋根装置1の作用を雨天の状況においてコンクリ
ート打設面Lにコンクリートを打設していくことを基本
として説明していく。まず、全ての分割屋根部10Aを
張り出して閉状態とし、屋根2の長さ分だけ屋根装置1
を進行させながら除水ローラ4によりコンクリート打設
面Lに溜まっている水分を排除した後、吸水ローラ35
でコンクリート打設面Lに残った水分を回収・除去し、
開閉屋根部10で覆われて雨が遮られているコンクリー
ト打設面Lにコンクリートを打設できる状態とする。
でこの屋根装置1の作用を雨天の状況においてコンクリ
ート打設面Lにコンクリートを打設していくことを基本
として説明していく。まず、全ての分割屋根部10Aを
張り出して閉状態とし、屋根2の長さ分だけ屋根装置1
を進行させながら除水ローラ4によりコンクリート打設
面Lに溜まっている水分を排除した後、吸水ローラ35
でコンクリート打設面Lに残った水分を回収・除去し、
開閉屋根部10で覆われて雨が遮られているコンクリー
ト打設面Lにコンクリートを打設できる状態とする。
【0024】次いで、敷き均し装置5によるモルタルの
敷き均しを行なう。これには、敷き均し装置5が取り付
けられたブーム21をレール19に沿って前方に移動さ
せ、その位置でブーム21を適宜に起伏・旋回させて均
一にモルタルを敷き均す。次に、コンクリートバケット
34を下降させる位置に対応する分割屋根部10Aのみ
を屋根本体9の下側に収納して開状態とし、他の分割屋
根部10Aを全て張り出して閉状態にしたままとする。
この動作とともに、エア式屋根機構13を移動させて開
状態の分割屋根部10Aに応じた位置に止め、この張り
出されていない分割屋根部10Aによって空いている開
口部10aに向けエア式屋根機構13から空気を噴出さ
せ、開口部10aに降る雨を外側方に吹き飛ばしその下
方のコンクリート打設面Lに雨が落下しないようにす
る。そして開口部10aからコンクリートバケット34
を下降させてフレッシュコンクリートをモルタル上に投
入しこのフレッシュコンクリートに対し締め固め装置6
でコンクリートの締め固めを行ない、追随して目地切り
装置38により左右方向に目地切り処理を行なう。締め
固めおよび目地切りの作業も、敷き均し装置5と同様に
ブーム21のレール19に沿った移動および起伏・旋回
により行なっていく。その際、ブーム21どうしの干渉
がないようブーム21を適宜に起伏させる。
敷き均しを行なう。これには、敷き均し装置5が取り付
けられたブーム21をレール19に沿って前方に移動さ
せ、その位置でブーム21を適宜に起伏・旋回させて均
一にモルタルを敷き均す。次に、コンクリートバケット
34を下降させる位置に対応する分割屋根部10Aのみ
を屋根本体9の下側に収納して開状態とし、他の分割屋
根部10Aを全て張り出して閉状態にしたままとする。
この動作とともに、エア式屋根機構13を移動させて開
状態の分割屋根部10Aに応じた位置に止め、この張り
出されていない分割屋根部10Aによって空いている開
口部10aに向けエア式屋根機構13から空気を噴出さ
せ、開口部10aに降る雨を外側方に吹き飛ばしその下
方のコンクリート打設面Lに雨が落下しないようにす
る。そして開口部10aからコンクリートバケット34
を下降させてフレッシュコンクリートをモルタル上に投
入しこのフレッシュコンクリートに対し締め固め装置6
でコンクリートの締め固めを行ない、追随して目地切り
装置38により左右方向に目地切り処理を行なう。締め
固めおよび目地切りの作業も、敷き均し装置5と同様に
ブーム21のレール19に沿った移動および起伏・旋回
により行なっていく。その際、ブーム21どうしの干渉
がないようブーム21を適宜に起伏させる。
【0025】このようにして打設が完了したコンクリー
トを雨水の影響を受けないように養生したら、屋根装置
1を前進させて次のコンクリート打設面を開閉屋根部1
0で覆い、上記と全く同様にしてその打設面にコンクリ
ートを打設する。
トを雨水の影響を受けないように養生したら、屋根装置
1を前進させて次のコンクリート打設面を開閉屋根部1
0で覆い、上記と全く同様にしてその打設面にコンクリ
ートを打設する。
【0026】さて、屋根装置1で覆われるコンクリート
打設面ごとにコンクリートを順次打設していくと、打設
すべき面のほとんどを打設した最終段階においては屋根
装置1の逃げ場がなくなるので、この場合は図2のB部
分に示すように、屋根本体9の下方にコンクリートを打
設するとともに、特に脚部3のアウトリガー44を伸ば
して車輪40を打設完了面よりも上に浮かせた状態と
し、アウトリガー44の周囲に小さな箱抜き部46を形
成するようにしてコンクリートを打設する。この箱抜き
部46には、雨が降らないときにコンクリートを打設す
る。
打設面ごとにコンクリートを順次打設していくと、打設
すべき面のほとんどを打設した最終段階においては屋根
装置1の逃げ場がなくなるので、この場合は図2のB部
分に示すように、屋根本体9の下方にコンクリートを打
設するとともに、特に脚部3のアウトリガー44を伸ば
して車輪40を打設完了面よりも上に浮かせた状態と
し、アウトリガー44の周囲に小さな箱抜き部46を形
成するようにしてコンクリートを打設する。この箱抜き
部46には、雨が降らないときにコンクリートを打設す
る。
【0027】上記本実施例の屋根装置1によれば、雨天
時において、開閉屋根部10を構成する1つの分割屋根
部10Aを除いて他の分割屋根部10Aを張り出し、張
り出していない部分の開口部10aに向けてエア式屋根
機構13から空気を噴出させることにより、開口部10
aに降る雨は噴出空気で吹き飛ばされ開口部10aの下
方のコンクリート打設面Lに現場には雨が落下せず、他
の部分のコンクリート打設面Lは張り出された開閉屋根
部10により降雨が防がれる。よって、コンクリート打
設面L全面に雨が降ることがない状態で、開口部10a
の上方より資機材(この場合コンクリートバケット3
4)を現場に搬入できる。また、張り出した開閉屋根部
10の下方をコンクリート打設面Lと設定しているの
で、脚部39の車輪40が打設直後の未硬化のコンクリ
ートの上に載ることがなく、その結果施工品質が維持さ
れるとともに、屋根装置1全体の安定した走行が実現さ
れる。
時において、開閉屋根部10を構成する1つの分割屋根
部10Aを除いて他の分割屋根部10Aを張り出し、張
り出していない部分の開口部10aに向けてエア式屋根
機構13から空気を噴出させることにより、開口部10
aに降る雨は噴出空気で吹き飛ばされ開口部10aの下
方のコンクリート打設面Lに現場には雨が落下せず、他
の部分のコンクリート打設面Lは張り出された開閉屋根
部10により降雨が防がれる。よって、コンクリート打
設面L全面に雨が降ることがない状態で、開口部10a
の上方より資機材(この場合コンクリートバケット3
4)を現場に搬入できる。また、張り出した開閉屋根部
10の下方をコンクリート打設面Lと設定しているの
で、脚部39の車輪40が打設直後の未硬化のコンクリ
ートの上に載ることがなく、その結果施工品質が維持さ
れるとともに、屋根装置1全体の安定した走行が実現さ
れる。
【0028】また、エア式屋根機構13には、空気の噴
出方向ならびに噴出範囲を調整する整流板16が設けら
れるとともに翼ピッチの変更空気の噴出速度・噴出量を
調整することができるので、降雨の状況に応じて最適な
空気の噴出方向、噴出範囲、噴出速度等を設定でき、効
率よく雨を吹き飛ばしてコンクリート打設面Lへの雨の
落下を防ぐことができる。
出方向ならびに噴出範囲を調整する整流板16が設けら
れるとともに翼ピッチの変更空気の噴出速度・噴出量を
調整することができるので、降雨の状況に応じて最適な
空気の噴出方向、噴出範囲、噴出速度等を設定でき、効
率よく雨を吹き飛ばしてコンクリート打設面Lへの雨の
落下を防ぐことができる。
【0029】なお上記実施例においては、図7および図
8に示すように、屋根本体9におけるエア式屋根機構1
3の空気の噴出口近傍に、可撓性を有するシート状の屋
根材50をコンクリート打設面Lの上方に延出可能なご
とく装着してもよい。この屋根材50は、エア式屋根機
構13から噴出する空気により引き上げられて概ね水平
な状態となりコンクリート打設面Lの上方を覆って降雨
を遮る作用を果たす。
8に示すように、屋根本体9におけるエア式屋根機構1
3の空気の噴出口近傍に、可撓性を有するシート状の屋
根材50をコンクリート打設面Lの上方に延出可能なご
とく装着してもよい。この屋根材50は、エア式屋根機
構13から噴出する空気により引き上げられて概ね水平
な状態となりコンクリート打設面Lの上方を覆って降雨
を遮る作用を果たす。
【0030】また、本発明によれば、上記屋根本体9、
開閉屋根部10からなる屋根2を設けず脚部3の上端部
に適宜数のエア式屋根機構13を備えさせ、これらエア
式屋根機構13から梁7の内側全面およびコンクリート
打設面Lの上方に向けて空気を噴出させて雨の落下を防
ぐようにしてもよい。すなわち空気を噴出させることの
みにより屋根の代わりとするわけである。
開閉屋根部10からなる屋根2を設けず脚部3の上端部
に適宜数のエア式屋根機構13を備えさせ、これらエア
式屋根機構13から梁7の内側全面およびコンクリート
打設面Lの上方に向けて空気を噴出させて雨の落下を防
ぐようにしてもよい。すなわち空気を噴出させることの
みにより屋根の代わりとするわけである。
【0031】また、上記エア式屋根機構13は空気を噴
出させるものであるが、これに代えて水あるいは水と圧
搾空気等の流体を噴出させる機構を設置してもよい。そ
の場合、ファンや整流板16の代わりに高圧ポンプ、コ
ンプレッサ、スリット型ノズル等を備えた機構となる。
出させるものであるが、これに代えて水あるいは水と圧
搾空気等の流体を噴出させる機構を設置してもよい。そ
の場合、ファンや整流板16の代わりに高圧ポンプ、コ
ンプレッサ、スリット型ノズル等を備えた機構となる。
【0032】また、上記実施例の屋根装置1は、その進
行方向を一方向としているが、前後に走行できれば施工
性の向上が図られるのは明らかであり、そのためには、
除水ローラ4、敷き均し装置5および締め固め装置6と
いったコンクリート打設用付帯装置を前後に対称に並べ
前後どちらかからでも順を追ってコンクリート打設作業
を行なえるようにすればよい。
行方向を一方向としているが、前後に走行できれば施工
性の向上が図られるのは明らかであり、そのためには、
除水ローラ4、敷き均し装置5および締め固め装置6と
いったコンクリート打設用付帯装置を前後に対称に並べ
前後どちらかからでも順を追ってコンクリート打設作業
を行なえるようにすればよい。
【0033】なお、上記実施例の屋根装置1は、ダムの
堤体をコンクリート打設により構築する際に用いて好適
な走行型の屋根装置であるが、本発明はこれに限られる
ことなく、たとえばビル建設用等の屋根装置にも適用で
き、この場合であれば、上方への構築に追随して脚部が
伸びるように上下方向への伸縮機構を備えさせればよ
い。
堤体をコンクリート打設により構築する際に用いて好適
な走行型の屋根装置であるが、本発明はこれに限られる
ことなく、たとえばビル建設用等の屋根装置にも適用で
き、この場合であれば、上方への構築に追随して脚部が
伸びるように上下方向への伸縮機構を備えさせればよ
い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明の工事現場用
屋根装置は、脚部に工事現場に向けて空気等の流体を略
横方向から噴出する流体式屋根機構を備えた構成によ
り、一般的な屋根設備を要することなく屋根を構成する
ことができ、したがって、雨天時において雨を遮りなが
らも上方より資機材を現場に搬入でき、その結果降雨の
ために施工時間が長期化する不具合が解消される。ま
た、脚部に工事現場を覆って屋根を設置し、該屋根を、
屋根本体に開閉屋根部が開閉自在に設けられ、屋根本体
もしくは開閉屋根部の少なくとも一方に開閉屋根部が開
いた際に形成される開口部に向けて空気等の流体を略横
方向から噴出する流体式屋根機構を設置した構成とすれ
ば、雨天時において開閉屋根部を開きその開口部に向け
て流体式屋根機構から空気等の流体を噴出させることに
より、雨を遮りながら屋根の上方より資機材を現場に搬
入でき、その結果降雨のために施工時間が長期化する不
具合が回避される。
屋根装置は、脚部に工事現場に向けて空気等の流体を略
横方向から噴出する流体式屋根機構を備えた構成によ
り、一般的な屋根設備を要することなく屋根を構成する
ことができ、したがって、雨天時において雨を遮りなが
らも上方より資機材を現場に搬入でき、その結果降雨の
ために施工時間が長期化する不具合が解消される。ま
た、脚部に工事現場を覆って屋根を設置し、該屋根を、
屋根本体に開閉屋根部が開閉自在に設けられ、屋根本体
もしくは開閉屋根部の少なくとも一方に開閉屋根部が開
いた際に形成される開口部に向けて空気等の流体を略横
方向から噴出する流体式屋根機構を設置した構成とすれ
ば、雨天時において開閉屋根部を開きその開口部に向け
て流体式屋根機構から空気等の流体を噴出させることに
より、雨を遮りながら屋根の上方より資機材を現場に搬
入でき、その結果降雨のために施工時間が長期化する不
具合が回避される。
【0035】また、脚部に車輪またはクローラ等の走行
手段を装着すれば、ダムの堤体工事等の水平に広がる大
きな工事現場において走行させながら適用でき、また、
脚部に上下方向への伸縮機構を備えさせれば、ビル建設
等の上方への工事に適用できる。
手段を装着すれば、ダムの堤体工事等の水平に広がる大
きな工事現場において走行させながら適用でき、また、
脚部に上下方向への伸縮機構を備えさせれば、ビル建設
等の上方への工事に適用できる。
【0036】また、前記開閉屋根部を、複数の分割屋根
部がそれぞれ前記脚部よりも外側方に向かって独自に張
り出す構成とし、張り出した分割屋根部の下で工事を行
なうようにすればその現場が脚部の影響を受けず、たと
えば工事内容がコンクリート打設といった場合にはその
打設品質が維持される。
部がそれぞれ前記脚部よりも外側方に向かって独自に張
り出す構成とし、張り出した分割屋根部の下で工事を行
なうようにすればその現場が脚部の影響を受けず、たと
えば工事内容がコンクリート打設といった場合にはその
打設品質が維持される。
【0037】また、流体式屋根機構に流体の噴出方向な
らびに噴出範囲を調整する整流板を設けたり、流体の噴
出速度を調整する調整機構を設ければ、降雨の状況に応
じて最適な流体の噴出方向、噴出範囲、噴出速度を設定
でき、効率よく雨を吹き飛ばして現場への雨の落下を防
ぐことができる。さらに、流体式屋根機構における流体
の噴出口近傍に可撓性を有するシート状の遮蔽材を該遮
蔽材が工事現場の上方に延出可能なごとく装着すると、
流体の噴出にともないその流体の噴出方向に遮蔽材が引
き上げられて工事現場の上方を覆い、この遮蔽材により
工事現場への降雨が遮られ、降雨遮断作用が促進され
る。さらに、脚部間の側方空間を覆う遮蔽材を設けるこ
とにより、横からの雨の吹き込みが防止される。
らびに噴出範囲を調整する整流板を設けたり、流体の噴
出速度を調整する調整機構を設ければ、降雨の状況に応
じて最適な流体の噴出方向、噴出範囲、噴出速度を設定
でき、効率よく雨を吹き飛ばして現場への雨の落下を防
ぐことができる。さらに、流体式屋根機構における流体
の噴出口近傍に可撓性を有するシート状の遮蔽材を該遮
蔽材が工事現場の上方に延出可能なごとく装着すると、
流体の噴出にともないその流体の噴出方向に遮蔽材が引
き上げられて工事現場の上方を覆い、この遮蔽材により
工事現場への降雨が遮られ、降雨遮断作用が促進され
る。さらに、脚部間の側方空間を覆う遮蔽材を設けるこ
とにより、横からの雨の吹き込みが防止される。
【図1】 本発明の一実施例の移動屋根の斜視図であ
る。
る。
【図2】 同異方向斜視図である。
【図3】 同概略側面図である。
【図4】 同概略平面図である。
【図5】 敷き均し装置の正面図である。
【図6】 締め固め装置の正面図である。
【図7】 本発明の他の変形例の概略側面図である。
【図8】 同概略平面図である。
1 屋根装置 2 屋根 3 脚部 9 屋根本体 10 開閉屋根部 10A 分割屋根部 10a 開口部 13 エア(流体)式屋根機構 16 整流板 40 車輪(走行手段) 50 屋根材 L コンクリート打設面(工事現場)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福元 洋一 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 高畑 研 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 小田原 卓郎 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 岸野 富夫 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内
Claims (10)
- 【請求項1】 工事現場への降雨を遮るための屋根装置
であって、工事現場に立設させられる脚部に、工事現場
に向けて空気等の流体を略横方向から噴出する流体式屋
根機構が備えられていることを特徴とする工事現場用屋
根装置。 - 【請求項2】 工事現場への降雨を遮るための屋根装置
であって、工事現場に立設させられる脚部に工事現場を
覆って屋根が設置され、該屋根は、屋根本体に開閉屋根
部が開閉自在に設けられてなり、屋根本体もしくは開閉
屋根部の少なくとも一方には、開閉屋根部が開いた際に
形成される開口部に向けて空気等の流体を略横方向から
噴出する流体式屋根機構が設置されていることを特徴と
する工事現場用屋根装置。 - 【請求項3】 脚部に工事現場を走行するための車輪ま
たはクローラ等の走行手段が装着されていることを特徴
とする請求項1または2記載の工事現場用屋根装置。 - 【請求項4】 脚部に上下方向への伸縮機構が備えられ
ていることを特徴とする請求項1または2記載の工事現
場用屋根装置。 - 【請求項5】 開閉屋根部は、複数の分割屋根部がそれ
ぞれ脚部よりも外側方に向かって独自に張り出す構成と
されていることを特徴とする請求項2記載の工事現場用
屋根装置。 - 【請求項6】 流体式屋根機構に、流体の噴出方向なら
びに噴出範囲を調整する整流板が設けられていることを
特徴とする請求項1または2記載の工事現場用屋根装
置。 - 【請求項7】 流体式屋根機構に、流体の噴出速度を調
整する調整機構が設けられていることを特徴とする請求
項1または2記載の工事現場用屋根装置。 - 【請求項8】 流体式屋根機構における流体の噴出口近
傍に、可撓性を有するシート状屋根材が、該屋根材が工
事現場の上方に延出可能なごとく設けられていることを
特徴とする請求項1または2記載の工事現場用屋根装
置。 - 【請求項9】 脚部に脚部間の側方空間を覆う遮蔽材が
設けられていることを特徴とする請求項1記載の工事現
場用屋根装置。 - 【請求項10】 脚部もしくは屋根に、脚部間の側方空
間を覆う遮蔽材が設けられていることを特徴とする請求
項2記載の工事現場用屋根装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP791794A JPH07217219A (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | 工事現場用屋根装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP791794A JPH07217219A (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | 工事現場用屋根装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07217219A true JPH07217219A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11678890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP791794A Pending JPH07217219A (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | 工事現場用屋根装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07217219A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017210727A (ja) * | 2016-05-23 | 2017-11-30 | 株式会社熊谷組 | 雨吹き飛ばし方法、及び、雨吹き飛ばし装置 |
| JP2018066240A (ja) * | 2016-10-21 | 2018-04-26 | 株式会社熊谷組 | 雨吹き飛ばし方法、及び、雨吹き飛ばし装置 |
| CN108278003A (zh) * | 2017-11-24 | 2018-07-13 | 浙江交工集团股份有限公司 | 一种自行式双层叠合屋盖养生房 |
| JP2019138123A (ja) * | 2018-02-15 | 2019-08-22 | 株式会社富士ピー・エス | 開閉式屋根を有する移動作業車 |
| KR102883118B1 (ko) * | 2024-06-21 | 2025-11-07 | 양의인 | 완전 개폐가 가능한 이동형 아케이드 지붕 구조 시스템 |
-
1994
- 1994-01-27 JP JP791794A patent/JPH07217219A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017210727A (ja) * | 2016-05-23 | 2017-11-30 | 株式会社熊谷組 | 雨吹き飛ばし方法、及び、雨吹き飛ばし装置 |
| JP2018066240A (ja) * | 2016-10-21 | 2018-04-26 | 株式会社熊谷組 | 雨吹き飛ばし方法、及び、雨吹き飛ばし装置 |
| CN108278003A (zh) * | 2017-11-24 | 2018-07-13 | 浙江交工集团股份有限公司 | 一种自行式双层叠合屋盖养生房 |
| JP2019138123A (ja) * | 2018-02-15 | 2019-08-22 | 株式会社富士ピー・エス | 開閉式屋根を有する移動作業車 |
| KR102883118B1 (ko) * | 2024-06-21 | 2025-11-07 | 양의인 | 완전 개폐가 가능한 이동형 아케이드 지붕 구조 시스템 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020108 |