JPH07217431A - 可撓継手の製造方法 - Google Patents

可撓継手の製造方法

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JPH07217431A
JPH07217431A JP1075894A JP1075894A JPH07217431A JP H07217431 A JPH07217431 A JP H07217431A JP 1075894 A JP1075894 A JP 1075894A JP 1075894 A JP1075894 A JP 1075894A JP H07217431 A JPH07217431 A JP H07217431A
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JP
Japan
Prior art keywords
bellows
inner blade
flexible joint
blade
axial center
Prior art date
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Pending
Application number
JP1075894A
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English (en)
Inventor
Manabu Morisaka
学 森坂
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベローズとインナブレードとの密接性を増し
た可撓継手の製造方法の提供。 【構成】 インナブレード6の両端部に軸方向圧縮荷重
をかけ、インナブレード6の軸方向中央部を半径方向に
膨出させてベローズ4に圧接させて可撓継手を製造す
る。また、インナブレード6の両端部に回転モーメント
をかけ、インナブレード6の軸方向中央部をベローズ4
に対して半径方向にオフセットさせ、ベローズ4に圧接
させて可撓継手を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベローズと、網状物の
インナブレードとを有する可撓性をもつ管継手アッセン
ブリ(以下、単に可撓継手という)を製造する方法に関
する。この方法で製造された可撓継手は、たとえば自動
車の排気管の可撓継手に利用できる。
【0002】
【従来の技術】実開平2−145618号公報は、自動
車の排気管に用いられた、ベローズの内側に網状物のイ
ンナブレードを配設した、可撓性のある管連結装置(可
撓継手)を開示している。従来装置では、ベローズとイ
ンナブレードとは半径方向に隔てられている。また、車
両走行中の振動等によりベローズとインナブレードとの
相対振動が大になって衝突し傷つくことを抑制するため
に、インナブレードはその両端でベローズに固定または
接触されて両端支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来装置に
は、ベローズとインナブレードとの間に半径方向に依然
隙間が存在し、密接不十分で、ベローズの振動がインナ
ブレードによって十分には減衰されない。そのため、ベ
ローズの振動が安定せず、結果として排気系全体の振動
挙動がばらつきの大きいものになるおそれがある。本発
明の目的は、ベローズとインナブレードとの密接性を増
加できる可撓継手の製造方法を提供することにある。本
発明の目的は、インナブレードをベローズ内に位置させ
た後にインナブレードに半径方向外側の力を付与してイ
ンナブレードを半径方向に変位させることによりベロー
ズとインナブレードとの密接性を増加させることにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の可撓継手の製造方法は、次の(1)、(2)の方法
から成る。 (1)ベローズと、その内側に配設された網状物からな
るインナブレードとを有する可撓継手を製造する方法で
あって、ベローズとインナブレードをベローズの内側に
インナブレードが位置するように組合せる工程と、前記
インナブレードの両端部に軸方向圧縮荷重をかけてイン
ナブレードの軸方向中央部を半径方向に膨出させ前記ベ
ローズに圧接させる工程と、前記ベローズを膨出させた
状態で前記ベローズの両端部と前記インナブレードの両
端部とを固定する工程と、から成る可撓継手の製造方
法。 (2)ベローズと、その内側に配設された網状物からな
るインナブレードとを有する可撓継手を製造する方法で
あって、ベローズとインナブレードをベローズの内側に
インナブレードが位置するように組合せる工程と、前記
インナブレードの両端部をベローズ軸芯から傾けてイン
ナブレード軸方向中央部の軸芯をベローズ軸芯からベロ
ーズ軸芯と直交する方向に変位させ前記インナブレード
軸方向中央部を前記ベローズに圧接させる工程と、前記
インナブレードを前記ベローズに圧接させた状態で前記
ベローズの両端部と前記インナブレードの両端部とを固
定する工程と、から成る可撓継手の製造方法。
【0005】
【作用】上記(1)の方法ではインナブレード両端部に
軸方向圧縮荷重がかけられ、これによって網状物のイン
ナブレードはその軸方向中央部が半径方向に膨出し、外
周側に位置しているベローズに圧接される。上記(2)
の方法ではインナブレード両端部を傾けてインナブレー
ド両端部に回転モーメントをかけ、これによってインナ
ブレード軸方向中央部が軸芯ごと湾曲し、インナブレー
ドの軸方向中央部がベローズに圧接される。このように
して製造された可撓継手では、網状物から成るそれ自体
大きな減衰性を有するインナブレードが、ベローズに、
軸方向中央部にて圧接されるので、ベローズの振動に十
分な減衰性が与えられ、またベローズとインナブレード
とが相対振動した場合には両者間の摩擦もベローズの減
衰性をさらに増加させるように働く。その結果、ベロー
ズの振動は小になり、かつ安定する。この可撓継手が自
動車排気管の途中の継手に用いられた場合には、排気系
の振動の抑制にも寄与できる。
【0006】
【実施例】図1〜図3は本発明の第1実施例を示し、図
4、図5は本発明の第2実施例を示している。第1実施
例は請求項1記載の発明に対応し、第2実施例は請求項
2記載の発明に対応している。まず、第1、第2実施例
に共通な構成を、たとえば図1を参照して、説明する。
共通構成部分には全実施例において同一の符号を付して
ある。図1において、可撓継手2は、ベローズ4(蛇腹
管)と、その内側に配設された網状物からなるインナブ
レード6とを有する。ベローズ4は金属製で、たとえば
ステンレスから成り、軸方向、曲げ方向に弾性変形す
る。インナブレード6は、金属系線を互いに平行に帯状
に合せたものを網んだもので、網目の方向は各金属素線
がインナブレードの軸方向一端から他端まで螺旋状に延
びる方向に設定されている。
【0007】可撓継手2は、一端部に金属製の剛体のイ
ンナパイプ8を有し、他端部に金属製の剛体のインナパ
イプ10を有している。両インナパイプ8、10は、ベ
ローズ4の端部を外周に嵌着するベローズ嵌着部8a、
10aと、インナブレード6の端部を外周に嵌着するイ
ンナブレード嵌着部8b、10bと、ベローズ嵌着部か
らインナブレード嵌着部へと縮径して両部を連結するレ
デューサ部8c、10cから成っている。インナパイプ
8とインナパイプ10は、それぞれのインナブレード嵌
着部8b、10bを向い合わせて配設される。可撓継手
2は、さらに、ベローズ4の外周側に網状物からなるア
ウタブレード12を有していてもよい。アウタブレード
12は、インナブレード6と同様に、金属系線を互いに
平行に帯状に合せたものを網んだもので、網目の方向は
各金属素線がアウタブレードの軸方向一端から他端まで
螺旋状に延びる方向に設定されている。アウタブレード
12は、ベローズ4の蛇腹部分を外周側から覆い、ベロ
ーズ4の両端部の円筒状部の外周で縮径してベローズ両
端部外周に密着され、外周側からクランプ14で緊締さ
れ、ベローズ4と共にインナパイプ8、10のベローズ
嵌着部8a、10aに固定される。可撓継手10は、自
動車の排気管の途中に設けられ、エンジンに接続する上
流側排気管と、車体にとりつけられる下流側排気管と
を、両者の変位を許容して、連結する。
【0008】可撓継手10の製造方法は、ベローズ4と
インナブレード6を、ベローズ4の内側にインナブレー
ド6が位置するように組合せる第1工程と、インナブレ
ード6の軸方向両端部に圧縮荷重またはモーメントをか
けてインナブレード6軸方向中央部をベローズ4に内周
側から圧接させる第2工程と、この圧接状態を保持した
ままベローズ4の一端部とインナブレード6の一端部の
相対位置関係を固定しベローズ4の他端部とインナブレ
ード6の他端部の相対位置関係を固定する第3工程とか
ら成る。第1工程では、インナブレード6の一端部をイ
ンナパイプ8のインナブレード嵌着部8bに嵌着、固定
し、インナブレード6の他端部をインナパイプ10のイ
ンナブレード嵌着部10bに嵌着、固定し、ついでイン
ナパイプ8、インナブレード6、インナパイプ10のア
ッセンブリをベローズ4の内側に挿入して、ベローズ4
とインナブレード6を組合せる。第3工程では、第2工
程のインナブレード6のベローズ4への圧接を保持した
まま、ベローズ4の一端部をインナパイプ8のベローズ
嵌着部8aに固定し、これによってベローズ4の一端部
とインナブレード6の一端部との相対位置関係を固定
し、ベローズ4の他端部をインナパイプ10のベローズ
嵌着部10aに固定し、これによってベローズ4の他端
部とインナブレード6の他端部との相対位置関係を固定
する。
【0009】つぎに、各実施例に特有な構成部分につい
て説明する。第1実施例では、図1に示すように、可撓
継手組立後の状態において、インナブレード6はその軸
方向中央部分が半径方向に膨出し、それによってインナ
ブレード軸方向中央部分がベローズ4の軸方向中央部分
に内周側から圧接している。この場合、インナブレード
6の軸芯は、インナブレード6の全長のどの部位におい
ても、ベローズ4の軸芯と一致しており、軸方向に直線
状に延びている。
【0010】第1実施例の可撓継手の製造方法では、図
2に示すように第1工程で、組立後のインナブレード6
の長さlより長い長さl′を有するインナブレード6′
の両端に、インナパイプ8、10を嵌着、固定する。そ
して、インナブレード6′とインナパイプ8、10のア
ッセンブリをベローズ4の内周側に挿入する。ついで、
第2工程において、両インナパイプ8、10に互いに接
近する方向の荷重をかけて、インナブレード6′の両端
部に、軸方向に圧縮荷重をかけ、インナブレード6′の
長さl′を図3に示すように組立後のインナブレード6
の長さlかまたはそれに近い値にする。この場合、l<
l′である。インナブレード全長を縮めることにより、
インナブレード構成金属素線は、インナブレード軸方向
中央部でインナブレード半径方向に拡がり、インナブレ
ード中央部は半径方向に膨出して、外周側に位置してい
るベローズ4に圧接される。この圧縮状態を保持したま
ま、第3工程でベローズ4をインナパイプ8、10に固
定する。その後、インナブレード6にかけていた軸方向
圧縮荷重を解除すると、インナブレード6は若干伸長し
ようとし、それによってベローズ4(とアウタブレード
12がある場合はアウタブレード12と)には軸方向引
張力がかかり、それらがバランスするところで伸縮は停
止する。インナブレード6は十分にベローズ4に圧接さ
れた状態でベローズ4をインナパイプ8、10に固定す
るので、インナブレード6の圧縮荷重を解除しても、イ
ンナブレード軸方向中央部はなおベローズ4に圧接され
たままとなり、図1の可撓継手が製造される。
【0011】第2実施例では、図4に示すように、イン
ナブレード6の両端部の軸芯がベローズ軸芯から傾けら
れ、インナブレード6の両端部に互いに逆方向のモーメ
ントがかけられることにより、インナブレード6の軸方
向中央部の軸芯が湾曲されてベローズ軸芯から半径方向
に変位し、この変位した側でインナブレード軸方向中央
部がベローズ4の軸方向中央部にベローズ内周側から圧
接されている。この場合、インナブレード6にはその軸
方向に圧縮荷重がかかっていてもかかっていなくてもよ
い。
【0012】第2実施例の可撓継手の製造方法では、図
5に示すように、第1工程で、インナパイプ8、10の
ベローズ嵌着部8a、10aの軸方向外側端面8d、1
0dをインナパイプ8、10の軸芯と直交する面から所
定角度θだけ傾けて形成しておくとともに、ベローズ嵌
着部8a、10aの外面を軸方向に湾曲面に形成してお
く。インナブレード6の両端部を、上記のように形成し
たインナパイプ8、10のインナブレード嵌着部8b、
10bに軸芯を合わせて嵌着、固定する。ついで、イン
ナブレード6とインナパイプ8、10のアッセンブリを
ベローズ4の内周側に挿入する。ついで、第2工程にお
いて、インナパイプ8、10をベローズ4の両端部の円
筒状部内に押し込んで、インナパイプ8、10の軸方向
外側端面8d、10dが、ベローズ軸芯と直交面内にあ
るベローズ端面と面一または平行になるようにインナパ
イプ8、10をベローズ軸芯に対して所定角度θだけ回
転させる。このときインナブレード6の両端に回転モー
メントがかかり、インナブレード6の両端軸芯は、図4
に示すように、ベローズ軸芯からθだけ回転する。その
結果、インナブレード軸方向中央部の軸芯がベローズ軸
芯からオフセットし、インナブレード軸方向中央部がベ
ローズ4に内周側から圧接される。ついで、第3工程
で、ベローズ4とインナパイプ8、10を、スポット溶
接などにより、固定し、位置関係を固定し、インナブレ
ード6とベローズ4の圧接状態を保持する。
【0013】つぎに、本発明実施例の作用(第1、第2
実施例に共通の作用)を説明する。インナブレード6は
網状物のため、構成系線同志間の摩擦が働くので、本
来、それ自体振動に対して大きな減衰性を有する。ベロ
ーズ4は減衰性は大きくないが、インナブレード6が中
央部で押しつけられているので、インナブレード6と自
由に相対変位して衝突することは避けられ、また、イン
ナブレード6と同じ位相で振動しようとし、この時イン
ナブレード6の大きな減衰作用がベローズ4にも与えら
れるので、ベローズ4の振動も抑制され、安定化する。
したがって、自動車の排気管の途中に、エンジン側にと
りつけられる上流側排気管と、車体側にとりつけられる
下流側排気管との間の可撓継手として用いられた場合、
排気系全体の振動をも安定化させ得る。また、本発明の
可撓継手の製造方法は、部品点数を増大させるものでは
なく、また、特別の加工工程の追加を必要とするもので
もないので、本質的にコストアップを招かない。
【0014】
【発明の効果】請求項1の方法によれば、インナブレー
ドの両端部に軸方向荷重をかけてインナブレード中央部
を半径方向に膨出させベローズに圧接させたので、ベロ
ーズとインナブレードとの密接性を増加できる。これに
よってベローズのダンピングを容易に実施できる。請求
項2の方法によれば、インナブレード両端部軸芯を傾け
て組付けインナブレード中央部軸芯をベローズ軸芯から
オフセットさせてインナブレードをベローズに圧接させ
たので、ベローズとインナブレードとの密接性を増加で
きる。これによって、ベローズのダンピングを容易に実
現できる。また、請求項2ではインナブレードが曲げら
れた形状となるため、排ガス流れに抵抗を与えてしまう
が、請求項1によれば排ガス流れはストレートとなるた
め抵抗増の問題はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る可撓継手の製造方法
で製造された可撓継手の概略断面図である。
【図2】図1のうちインナパイプとインナブレードのア
ッセンブリの自由状態における側面図である。
【図3】図2のうちインナブレードの構成素線がインナ
ブレードに軸方向圧縮荷重をかける前後でどのように変
位するかを示す概略側面図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る可撓継手の製造方法
で製造された可撓継手の概略断面図である。
【図5】図4のうちインナパイプとインナブレードのア
ッセンブリの自由状態における側面図である。
【符号の説明】
2 可撓継手 4 ベローズ 6 インナブレード 8 インナパイプ 10 インナパイプ 12 アウタブレード 14 クランプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベローズと、その内側に配設された網状
    物からなるインナブレードとを有する可撓継手を製造す
    る方法であって、 ベローズとインナブレードをベローズの内側にインナブ
    レードが位置するように組合せる工程と、 前記インナブレードの両端部に軸方向圧縮荷重をかけて
    インナブレードの軸方向中央部を半径方向に膨出させ前
    記ベローズに圧接させる工程と、 前記ベローズを膨出させた状態で前記ベローズの両端部
    と前記インナブレードの両端部とを固定する工程と、か
    ら成る可撓継手の製造方法。
  2. 【請求項2】 ベローズと、その内側に配設された網状
    物からなるインナブレードとを有する可撓継手を製造す
    る方法であって、 ベローズとインナブレードをベローズの内側にインナブ
    レードが位置するように組合せる工程と、 前記インナブレードの両端部をベローズ軸芯から傾けて
    インナブレード軸方向中央部の軸芯をベローズ軸芯から
    ベローズ軸芯と直交する方向に変位させ前記インナブレ
    ード軸方向中央部を前記ベローズに圧接させる工程と、 前記インナブレードを前記ベローズに圧接させた状態で
    前記ベローズの両端部と前記インナブレードの両端部と
    を固定する工程と、から成る可撓継手の製造方法。
JP1075894A 1994-02-02 1994-02-02 可撓継手の製造方法 Pending JPH07217431A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018523074A (ja) * 2015-07-30 2018-08-16 ヴェストファーリア メタルシュラウフテヒニーク ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー 内側要素と外側要素とを有する管要素

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018523074A (ja) * 2015-07-30 2018-08-16 ヴェストファーリア メタルシュラウフテヒニーク ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー 内側要素と外側要素とを有する管要素

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