JPH07217480A - 内燃機関の触媒劣化判定装置 - Google Patents
内燃機関の触媒劣化判定装置Info
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- JPH07217480A JPH07217480A JP6027297A JP2729794A JPH07217480A JP H07217480 A JPH07217480 A JP H07217480A JP 6027297 A JP6027297 A JP 6027297A JP 2729794 A JP2729794 A JP 2729794A JP H07217480 A JPH07217480 A JP H07217480A
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Abstract
て、触媒体の温度を検出する温度センサを不要とし、触
媒体の劣化を精度良く判定させることにある。 【構成】 このため、この発明は、内燃機関2の機関負
荷に関連してカウントを行う触媒体44の暖機カウンタ
(DANKC)により触媒体44が所定の暖機状態であ
るか否かを判断し、この判断による触媒体44が所定の
暖機状態にあることを一つの条件として触媒体44の劣
化判定条件の判断をする制御手段116を設けている。
Description
判定装置に係り、特に触媒体の温度を検出する温度セン
サを不要とし、触媒体の劣化を精度高く判定し得る内燃
機関の触媒劣化判定装置に関する。
る排気を浄化するために、触媒体を排気系の排気通路途
中に設けている。このように、排気系に触媒体を備えた
構造において、触媒劣化判定装置を備えたものがある。
機関の排気通路途中に設けられた触媒体上流側の排気通
路に第1排気センサであるフロントO2 センサを設ける
とともに触媒体下流側の排気通路に第2排気センサであ
るリアO2 センサを設け、フロント、リアO2 センサの
検出信号によって空燃比をフィードバック制御しつつ所
定の触媒劣化判定条件が成立した場合には触媒体の劣化
を判定、つまり、フロントO2 センサの出力する第1検
出信号から算出される第1フィードバック制御値により
空燃比が目標値になるよう第1フィードバック制御する
とともに、リアO2 センサの出力する第2検出信号から
算出される第2フィードバック制御値により触媒体の劣
化状態を判定して第1フィードバック制御値を補正すべ
く第2フィードバック制御、いわゆるデュアルフィード
バック制御するものがある。
えば、特開平4−109045号公報、特開平4−11
6239号公報に開示されている。特開平4−1090
45号公報に記載のものは、内燃機関の排気管内に設け
られた浄化手段と、浄化手段の上流側及び下流側にそれ
ぞれ設けられた空燃比検出手段と、内燃機関の気筒に燃
料を供給する燃料供給手段と、空燃比検出手段からの検
出信号を入力して燃料供給手段を制御する電子的制御手
段とを設け、これにより、上流側の空燃比検出手段の検
出信号に基づいて内燃機関の気筒に供給する混合気の空
燃比を制御し、空燃比の目標値を変えた時の下流側の空
燃比検出手段の検出信号の応答変化によって浄化手段の
劣化をモニタし、比較的短時間で触媒劣化の有無を高い
信頼性で判定することを可能とするものである。また、
特開平4−116239号公報に記載のものは、触媒コ
ンバータの上流側空燃比センサと下流側空燃比センサと
の夫々出力信号を比較して触媒の劣化を判定する際に、
下流側空燃比センサを用いた学習補正の更新が十分に行
われていない場合には、その診断を禁止し、実際の空燃
比自体の片寄りによる診断精度の低下や判定基準のばら
つきを防止するものである。
定装置において、触媒体は、車両が通常に使用されてい
る限り、その機能が著しく低下しないものである。
したり、あるいは、その他何んらかの不慮の原因で、ハ
イテンションコードが抜けたまま走行した場合等には、
触媒体の機能が著しく低下してしまい、排気の浄化率が
低下し、このため、排気が大気中に放出される割合が高
くなり、環境悪化の要因となる不都合があった。
って検出し、触媒体の暖機状態(活性化温度状態)及び
酸素ストレージ状態(酸素保持状態)を温度センサの検
出信号による温度状態によって判断しているが、温度セ
ンサを必要とし、構成が複雑になるとともに、高価にな
るという不都合があった。
件は、触媒体の酸素ストレージ能力によって模擬的に触
媒体の劣化を判定しようとする触媒劣化判定装置にあっ
ては、触媒体の暖機状態(活性化温度状態)によって、
特に、低温時で触媒体が走行風によって冷やされたり、
低負荷走行及びアイドル運転が長く続いたり、高負荷走
行が長く続いたりした時と、その後、数秒間から数分間
は、触媒体の酸素ストレージ量が低く、このため、触媒
体が正常であるにも拘らず、触媒体を異常と判定して触
媒体の劣化の誤判定を招き、無意味な部品の交換や修理
が必要になるという不都合があった。
述の不都合を除去すべく、第1に、内燃機関の排気通路
途中に設けられた触媒体上流側の前記排気通路に第1排
気センサを設けるとともに前記触媒体下流側の前記排気
通路に第2排気センサを設け、前記第1、第2排気セン
サの検出信号によって空燃比をフィードバック制御しつ
つ所定の触媒劣化判定条件が成立した場合には前記触媒
体の劣化を判定する内燃機関の触媒劣化判定装置におい
て、前記内燃機関の機関負荷に関連してカウントを行う
前記触媒体の暖機カウンタにより前記触媒体が所定の暖
機状態であるか否かを判断し、この判断による前記触媒
体が所定の暖機状態にあることを一つの条件として前記
触媒体の劣化判定条件の判断をする制御手段を設けたこ
とを特徴とする。
始動後に、前記内燃機関の機関負荷に関連して前記暖機
カウンタによるカウントを開始し、前記暖機カウンタに
よるカウントが触媒劣化判定実施幅内にある時に、前記
触媒体の所定の暖機状態であると判断し、この判断によ
る前記触媒体が所定の暖機状態であることとその他の触
媒劣化判定条件との全てを満足した場合に、前記触媒体
の劣化判定を実施することを特徴とする。
に関連してカウントを行う触媒体の暖機カウンタにより
触媒体が所定の暖機状態であるか否かを判断し、この判
断による触媒体が所定の暖機状態にあることを一つの条
件として触媒体の劣化判定条件の判断をするので、触媒
体の暖機状態及び酸素ストレージ状態を模擬的に判断す
ることができ、温度センサを不要とし、構成を簡単と
し、廉価とすることができる。
からの温度状態が考慮されないので、触媒体の劣化判定
を正確に行わせ、車両の信頼性を向上し、触媒体の劣化
判定の精度を向上することができる。
温時や風が強く、触媒体の温度が低下して触媒体の劣化
の判断ができない時には、触媒劣化判定条件を不成立と
し、触媒体の劣化判定を中止することにより、触媒体の
正常状態を異常と判断することがなくなり、触媒体の劣
化の誤判定をなくし、無意味な部品の交換や修理を不要
とすることができる。
且つ具体的に説明する。図1〜図15は、この発明の実
施例を示すものである。図15において、2は燃料噴射
制御式の内燃機関、4は触媒劣化判定装置、6はシリン
ダブロック、8はシリンダヘッド、10はピストン、1
2はエアクリーナ、14は吸気管、16はスロットルボ
ディ、18は吸気マニホルド、20は吸気通路、22は
排気管、24は排気通路である。
間に介設されて第1吸気通路20−1を形成する吸気管
14の上流側には、吸気量を測定するエアフローメータ
26が設けられている。
を低減させるレゾネータ28が設けられている。スロッ
トルボディ16に形成されて第1吸気通路20−1に連
通する第2吸気通路20−2内には、吸気絞り弁30が
配設されている。この第2吸気通路20−2は、サージ
タンク32を介して吸気マニホルド18に形成した第3
吸気通路20−3に連通されている。この第3吸気通路
20−3下流側は、吸気弁34を介して内燃機関2の燃
焼室36に連通されている。この燃焼室36には、排気
弁38を介して排気通路24が連通されている。
次に、ヒータ付の第1空燃比センサであるフロントO2
センサ40と触媒コンバータ42の触媒体44とが夫々
設けられている。フロントO2 センサ40は、触媒体4
4上流側の排気通路24に設けられて該排気通路24内
の排気中の酸素濃度を検出し、検出信号を出力するもの
である。
第2空燃比センサであるリアO2 センサ46が設けられ
ている。このリアO2 センサ46は、触媒体44下流側
の排気通路24内の排気中の酸素濃度を検出し、検出信
号を出力するものである。
8との接合部位には、燃焼室36方向に指向させて燃料
噴射弁48が装着されている。
内の燃料が圧送される。即ち、燃料タンク50内の燃料
は、燃料ポンプ52によって燃料供給通路54に圧送さ
れ、燃料フィルタ56で濾過されて燃料分配管58に至
り、そして燃料圧力調整器60によってその圧力が一定
に調整されて燃料噴射弁48に送給される。
−2には、一端側が燃料タンク50内の上部に連通する
蒸発燃料通路62の他端側が連通している。この蒸発燃
料通路62途中には、燃料タンク50側から順次に、二
方向弁64とキャニスタ66とが介設されている。
路20−1とサージタンク32内とを連通すべく、アイ
ドルバイパス空気通路68が設けられている。このアイ
ドルバイパス空気通路68には、このアイドルバイパス
空気通路68を開閉してアイドル運転時の空気量を調整
するアイドル回転数制御弁(ISCバルブ)70が介設
されている。
り弁30を迂回する補助バイパス空気通路72が形成さ
れている。この補助バイパス空気通路72は、補助バイ
パス空気量調整具74によって開閉されるものである。
ドル回転数制御弁70と補助バイパス空気通路72と補
助バイパス空気量調整具74とにより、アイドル回転数
制御装置76が構成される。
ドル回転数制御弁70により内燃機関2のアイドル回転
数を目標アイドル回転数にフィードバック制御するとと
もに吸気絞り弁30を迂回して第1吸気通路20−1と
サージタンク32内とを連絡する補助バイパス空気通路
72に設けた補助バイパス空気量調整具74により上述
の目標アイドル回転数を調整するものである。
は、サージタンク32内に連通するエア通路78が分岐
している。このエア通路78には、機関冷却水温度等に
よって作動するエアバルブ80が設けられている。エア
通路78とエアバルブ82とによって、エアレギュレー
タ82が構成される。
には、サージタンク32内に連通するパワステ用空気通
路84が分岐している。このパワステ用空気通路84に
は、パワステ用制御弁86が介設されている。このパワ
ステ用制御弁86は、パワステ用スイッチ88によって
作動制御されるものである。
気系に還流させるべく、内燃機関2のシリンダヘッド8
には、サージタンク32に取付けたPCV弁90に連通
する第1ブローバイガス還流通路92と、第1吸気通路
20−1に連通する第2ブローバイガス還流通路94と
が連絡されている。
開度状態を検出し且つアイドルスイッチとしても機能す
るスロットルセンサ96が設けられているとともに、吸
気絞り弁30の急閉を防止するダッシュポット98が設
けられている。
グニションコイル102は、点火機構104を構成する
ディストリビュータ106に連絡している。
クランク角度を検出するとともに機関回転数センサとし
ても機能するクランク角センサ108が設けられてい
る。
は、このシリンダブロック6に形成した冷却水通路11
0内の機関冷却水温度を検出する水温センサ112と、
内燃機関2のノック状態を検出するノックセンサ114
とが付設されている。
センサ40、リアO2 センサ46、燃料噴射弁48、燃
料ポンプ52、アイドル回転数制御弁70、パワステ用
制御弁86およびパワステ用スイッチ88、スロットル
センサ96、パワーユニット100、クランク角センサ
108、水温センサ112、ノックセンサ114は、制
御手段(エンジンコントロールユニット;ECU)11
6に連絡している。
サ118と、ダイアグランプ120と、ダイアグスイッ
チ122と、テストスイッチ124と、ヒューズ126
及びメインスイッチ128を介してバッテリ130と、
アラームリレー132を介して警告灯134とが連絡し
ている。このアラームリレー132には、例えば、触媒
体44下流側の排気通路24内の排気温度を検出するサ
ーモセンサ136が連絡されている。
力し、フロント、リアO2 センサ40、46の検出信号
によって空燃比をフィードバック(F/B)制御しつつ
所定の触媒劣化判定条件が成立した場合には触媒体44
の劣化を判定するものである。
の触媒劣化判定(モニタ)条件が成立した場合に、触媒
体44の劣化状態を判定する劣化判定部138が設けら
れている。
暖機状態(活性化温度状態)及び酸素ストレージ状態
(酸素保持状態)を模擬的に判断するために、内燃機関
2の機関負荷(例えば空気量)に関連してカウントを行
う触媒体44の暖機カウンタ(DANKC)の暖機カウ
ンタ回路140と、タイマ142とが設けられている。
負荷に関連してカウントを行う触媒体44の暖機カウン
タ(DANKC)により触媒体44が所定の暖機状態で
あるか否かを判断し、この判断による触媒体44が所定
の暖機状態にあることを一つの条件として触媒体44の
劣化判定条件の判断をする。そして、制御手段116
は、内燃機関2の始動後に、内燃機関2の機関負荷に関
連して暖機カウンタ(DANKC)によるカウントを開
始し、暖機カウンタ(DANKC)によるカウントが触
媒劣化判定実施幅内にある時に、触媒体44の所定の暖
機状態であると判断し、この判断による触媒体44が所
定の暖機状態であることとその他の触媒劣化判定条件と
の全てを満足した場合に、触媒体44の劣化判定を実施
するものである。
2に示す如く、機関回転数と機関負荷とによって設定さ
れる触媒劣化の判定領域内であること(図3参照)、内
燃機関2の暖機が終了していること、吸気温度が設定値
以上であること、フロントO2 センサ40からの検出信
号により空燃比の第1フィードバック(F/B)制御中
であること、一定速時(吸気量、吸気絞り弁開度、燃料
噴射量、吸気圧力等の機関負荷の変化量が設定値以下)
であること、そして、暖機カウンタ回路140において
触媒体44の暖機が完了したと判断して暖機フラグ(D
NKFLG)がオンであること、を全て満足した場合に
成立する。この触媒劣化判定条件が成立すると、触媒体
44の劣化判定(モニタ)が実施される。
カウンタ(DANKC)をクリアする条件は、図13に
示す如く、内燃機関2がアイドル運転状態(アイドルス
イッチON:スロットルセンサ96によって検出)、機
関負荷≦低側負荷値(GAL)(図14参照)、機関負
荷≧高側負荷値(GAH)(図14参照)、吸気絞り弁
30の全開時燃料増量補正(FPOW)中であること、
つまりFPOW=1、フロントO2 センサ40からの検
出信号による空燃比の第1フィードバック制御が停止、
燃料カット状態、のいずれか一つが成立した場合であ
る。
判定(モニタ)条件の成立か否かを判断するためのアン
ド回路AND(図2参照)と、機関回転数と機関負荷と
によって設定される触媒劣化の判定領域のマップ(図3
参照)と、時間と暖機カウンタ(DANKC)・機関負
荷としての空気量(Ga)との関係(図4参照)と、空
気量(Ga)と暖機カウンタ設定値(カウント値)(D
COUNT)との関係(図5参照)と、空気量(Ga)
とオフセット値(OFFSET)との関係(図6参照)
と、空気量(Ga)と係数(KCOUNT)との関係
(図7参照)と、吸気温度と吸気温オフセット値(TH
AOFS)との関係(図8参照)と、吸気温度と吸気温
係数(THAKC)との関係(図9参照)と、機関回転
数と他の機関負荷である吸気圧力(Pb)との関係(図
10参照)と、吸気温度とモニタスタート判定値(MO
NST)との関係(図11参照)と、吸気温度と触媒判
定(モニタ)実施幅(MONST−MONEND)との
関係(図12参照)と、暖機カウンタ(DANKC)の
クリア条件のためのオア回路OR(図13参照)と、機
関回転数と機関負荷との関係(図14参照)とが夫々組
込まれている。
は、6項目の状態が全て満足した場合に、触媒劣化判定
(モニタ)を実施させる判断をする。
機関負荷とによって触媒劣化の判定領域(斜線で示す)
が設定される。
a)には、判定スタート空気値(GAST)とこの判定
スタート空気値(GAST)よりも所定に大なる値の判
定エンド空気値(GAEND)とが設定されている。ま
た、暖機カウンタ(DANKC)には、触媒劣化モニタ
(判定)実施幅を設定するモニタエンドカウンタ値(M
INEND)とこのモニタエンドカウンタ値(MONE
ND)よりも所定に大なる値のモニタスタートカウンタ
値(MONST)とが設定されている。
応じて、暖機カウンタ設定値(カウント値)(DCOU
NT)が決定される。この暖機カウンタ設定値(DCO
UNT)は、図4における判定スタート空気値(GAS
T)(G1 の位置で示す)と判定エンド空気値(GAE
ND)(G4 の位置で示す)とで「0」である。また、
暖機カウンタ設定値(DCOUNT)は、内燃機関2が
始動し、空気量(Ga)が判定スタート空気値(GAS
T)の空気量G1 に達するまではマイナス(−)側で漸
次増加され、この空気量G1 から空気量G2 になるまで
はプラス(+)側で漸次増加され、この空気量G2 から
空気量G3 まではプラス(+)側で一定に保持され、こ
の空気量G3 から判定エンド空気値(GAEND)の空
気量G4まではプラス(+)側で漸次減少され、この空
気量G4 以降ではマイナス(−)側で漸次減少され、決
定される。暖機カウンタ(DANKC)は、所定のTx
秒毎にカウントアップ、カウントダウンされる。
a)が判定スタート空気値(GAST)と判定エンド空
気値(GAEND)間の場合にはカウンタ増加領域が
設定されるとともに、空気量(Ga)が判定スタート空
気値(GAST)未満及び判定エンド空気値(GAEN
D)以上の場合にはカウンタ減少領域、が設定され
る。
タ(DANKC)がモニタスタート判定値(MONS
T)に最初に達するまでは(図4の時間to から時間t
7 まで)、暖機カウンタ(DANKC)のカウントの上
昇を早くするために、暖機カウンタ設定値(DCOUN
T)に初期補正を実施する。つまり、内燃機関2の始動
から暖機カウンタ(DANKC)がモニタスタート判定
値(MONST)を最初に超えて第1暖機フラグ(DA
NKFAST)が”1”になるまでは、暖機カウンタ設
定値(DCOUNT)に初期補正を実施する。
の初期補正には、2つの方法がある。第1の方法は、図
6に示す如く、空気量(Ga)に応じてオフセット値
(OFFSET)を決定し、このオフセット値(OFF
SET)を暖機カウンタ設定値(DCOUNT)に加
算、つまり、DCOUNT+OFFSETを行う。第2
の方法は、図7に示す如く、空気量(Ga)に応じて係
数(KCOUNT)を決定し、この係数(KCOUN
T)を暖機カウンタ設定値(DCOUNT)に乗算、つ
まり、DCOUNT×KCOUNTを行う。但し、これ
ら2つの初期補正の方法は、共に、判定スタート空気値
(GAST)≦空気量(Ga)≦判定エンド空気値(G
AEND)で実施する。
C)のカウントの上昇を遅くするために、吸気温度補正
を実施する。
度補正には、2つの方法がある。第1の方法は、図8に
示す如く、吸気温度に応じて吸気温オフセット値(TH
AOFS)を決定し、この吸気温オフセット値(THA
OFS)を暖機カウンタ値(DCOUNT)に加算、つ
まり、DCOUNT+THAOFSを行う。第2の方法
は、図9に示す如く、吸気温度に応じて吸気温係数(T
HAKC)を決定し、この吸気温係数(THAKC)を
暖機カウンタ設定値(DCOUNT)に乗算、つまり、
DCOUNT×THAKCを行う。このように、暖機カ
ウンタ(DANKC)に吸気温補正を実施するのは、低
温時の触媒体44の上昇が、常温時に比べて遅いからで
ある。
が始動し(時間to )、空気量(Ga)が判定スタート
空気値(GAST)に達していない場合には(時間
t1 )、暖機カウンタ(DANKC)のカウントがな
く、そして、空気量(Ga)が判定スタート空気値(G
AST)に達すると(時間t2 )、暖機カウンタ(DA
NKC)のカウントが始まり、次いで、空気量(Ga)
が増加して判定エンド空気値(GAEND)に達するま
で(時間t3 )、暖機カウンタ(DANKC)のカウン
トが早く上昇し、空気量(Ga)が判定エンド空気値
(GAEND)を超えると、暖機カウンタ(DANK
C)のカウントが緩やかに低くなり、また、空気量(G
a)が判定エンド空気値(GAEND)に戻ると(時間
t4 )、暖機カウンタ(DANKC)のカウントが再び
開始し、そして、空気量(Ga)が判定スタート空気値
(GAST)になるまで(時間T5 )、暖機カウンタ
(DANKC)のカウントが早く上昇し、また、空気量
(Ga)が判定スタート空気値(GAST)未満にあっ
ては(時間t5 から時間t6 )、暖機カウンタ(DAN
KC)のカウントが緩やかに減少し、そして、空気量
(Ga)が再び判定スタート空気値(GAST)に達す
ると(時間t6 )、暖機カウンタ(DANKC)のカウ
ントが始まり、また、空気量(Ga)が再び判定エンド
空気値(GAEND)に達するまで(時間t8 )には、
暖機カウンタ(DANKC)がモニタスタート判定値
(MONST)を初めて超え(時間t7 )、そして、空
気量(Ga)が判定エンド空気値(GAEND)である
場合には、暖機カウンタ(DANKC)のカウントが減
少し、空気量(Ga)が判定エンド空気値(GAEN
D)に再び戻ると(時間9 )、暖機カウンタ(DANK
C)のカウントがモニタスタート判定値(MONST)
よりも大なる状態で始まり、空気量(Ga)が減少して
判定スタート空気値(GAST)に達するまで(時間t
10)、暖機カウンタ(DANKC)がカウント上昇し、
空気量(Ga)が判定スタート空気値(GAST)未満
になると、暖機カウンタ(DANKC)のカウントが減
少し、この暖機カウンタ(DANKC)のカウントは、
モニタスタート判定値(MONST)を経て(時間
t11)、そして、モニタエンド判定値(MONEND)
に達し(時間t12)、減少していく。
a)によって暖機カウンタ(DANKC)を増加させる
か減少させるかを区別するとともに、触媒体44の劣化
判定(モニタ)の実施を、暖機カウンタ(DANKC)
が、一度モニタスタート判定値(MONST)に達して
からモニタエンド判定値(MONEND)になるまでの
間、つまり、時間t7 から時間t12の間、あるいはま
た、時間t11から時間t12の間に行うものである。
定値(DCOUNT)は、空気量(Ga)ではなく、内
燃機関2の機関負荷を模擬できるものであれば、吸気圧
力(Pb)、燃料噴射量のいずれかの単独でもよく、又
は、機関回転数との2次元マップで定めた値でも決定す
ることができるものである。
判定値(MONST)は、吸気温度によって変化され、
低温時での触媒劣化判定(モニタ)のスタートを常温時
に比べて遅くしている。
実施幅(MONST−MONEND)は、吸気温度によ
って変化される。これは、低温時においては、触媒体4
4の温度が低下する時間が早いからである。
目中の一つでも成立したら、暖機カウンタ(DANK
C)をクリアする。つまり、上述の6項目中の一つの状
態がタイマ142でT1 秒間続いたら、暖機カウンタ
(DANKC)を”0”にする。又は、このように暖機
カウンタ(DANKC)をクリアする代りに、暖機カウ
ンタ(DANKC)の減算スピードを早くするように、
暖機カウンタ設定値(DCOUNT)の減算値を大きく
設定することも可能である。
ANKC)をクリアする条件において、機関回転数に応
じて低側負荷値(GAL)と高側負荷値(GAH)とが
設定されている。
チャートに基づいて説明する。
16の触媒劣化判定のプログラムもスタート(ステップ
202)、先ず、DANKFAST、DANKC←0と
DANKFLG←0との処理を行う(ステップ20
4)。
件を読込み(ステップ206)、この触媒劣化判定条件
が成立したか否かを判断する(ステップ208)。
2に示す如く、機関負荷と機関回転数とにより設定され
る触媒劣化判定領域内(図3の斜線で示す)にあるこ
と、内燃機関2の暖機が完了していること、吸気温度が
設定値以上(吸気温度≧設定値)であること、フロント
O2 センサ40からの検出信号により空燃比のフィード
バック制御中であること、一定速度(吸気量、絞り弁開
度、燃料噴射量、吸気圧力等の機関負荷の変化量が設定
値以下)であることのすべてを満足するか否かにより判
断する。
テップ206に戻す。
DANKFAST=0か否かを判断する(ステップ21
0)。
図4に示す如く、空気量(Ga)が、判定スタート空気
値(GAST)≦空気量(Ga)≦判定エンド空気値
(GAEND)か否かを判断する(ステップ212)。
図5〜7に示す如く、暖機カウンタ設定値(DCOUN
T)に、初期補正を実施し、つまり、DCOUNT+O
FFSET、又は、DCOUNT×KCOUNTを行う
(ステップ214)。
設定値(DCOUNT)に、吸気温補正を実施し、つま
り、DCOUNT+THAOFS、又は、DCOUNT
×THAKCを行う(ステップ216)。
には、このステップ216に直ちに移行させる。
(DANKC)をスタート、つまりカウントし、DAN
KC←DANKCold+DCOUNTを行う(ステッ
プ218)。この暖機カウンタ(DANKC)のカウン
トアップ、カウントダウンのタイマは、Tx時間毎に実
施する。
断する(ステップ220)。
DANKC≧MONSTか否かを判断する(ステップ2
22)。
テップ206に戻す。
NKFAST←1の処理を行う(ステップ224)。
を判断する(ステップ226)。また、前記ステップ2
20でNOの場合には、このステップ226に直ちに移
行させる。
暖機フラグ(DNKFLG)←1、つまり暖機フラグ
(DNKFLG)をオンとし、触媒劣化判定(モニタ)
の実施を行う(ステップ228)。
は、暖機フラグ(DNKFLG)←0とし、つまり暖機
フラグ(DNKFLG)をオフとし触媒劣化判定(モニ
タ)を中止する(ステップ230)。
ステップ206に戻す。
ントのアップ・ダウンは、空気量(Ga)に限らず、内
燃機関2の負荷を模擬できるものならなんでもよく、例
えば、図10に示す如く、吸気圧力、燃料噴射量のいず
れかで単独で行ったり、又は、機関回転数との二次元マ
ップで定めた値で行わせることも可能である。
T)は、図11に示す如く、吸気温度によって変化され
る。
施幅(MONST−MONEND)は、図12に示す如
く、吸気温度によって変化される。
条件は、図13に示す如く、第1〜6項目のいずれか一
つが成立した場合である。つまり、第1に、アイドルス
イッチがオン、つまり、スロットルセンサ96によって
検出される吸気絞り弁30の開度が所定に小さくなった
時、第2に、機関負荷≦低側負荷値(GAL)、第3
に、機関負荷≧高側負荷値(GAH)、第4に、FPO
W=1、つまり吸気絞り弁30の全開時の燃料増量補正
中、第5に、フロントO2 センサ40の検出信号による
空燃比のフィードバック制御の停止、第6に、燃料カッ
トのいずれか一つの条件が成立した時であり、このいず
れかの状態がタイマ142で上述の状態がT1 秒経過
後、暖機カウンタ(DANKC)←0とする。低側負荷
値(GAL)、高側負荷値(GAH)は、図14に示す
如く、機関回転数(rpm)によって設定されるもので
ある。
アする代りに、暖機カウンタ(DANKC)の減算スピ
ードを早くするように、暖機カウンタ設定値(DCOU
NT)の減算値を大きく設定することも可能である。
ストレージ状態を、触媒体44の温度を検出する温度セ
ンサを使用せずに、暖機カウンタ(DANKC)で模擬
的に判断することができ、構成が簡単で、廉価とするこ
とができる。
ンサからの温度状態が考慮されないので、触媒体44の
劣化判定を正確に行わせ、車両の信頼性を向上し、触媒
体の劣化判定の精度を向上することができる。
ず、低温時や風が強く、触媒体44の温度が低下して触
媒体44の劣化の判断ができない時には、触媒劣化判定
条件を不成立とし、触媒体44の劣化判定を中止するこ
とにより、触媒体44の正常状態を異常と判断すること
がなくなり、触媒体44の劣化の誤判定をなくし、無意
味な部品の交換や修理を不要とすることができる。
発明によれば、内燃機関の機関負荷に関連してカウント
を行う触媒体の暖機カウンタにより触媒体が所定の暖機
状態であるか否かを判断し、この判断による触媒体が所
定の暖機状態にあることを一つの条件として触媒体の劣
化判定条件の判断をする制御手段を設けたことにより、
触媒体の暖機状態及び酸素ストレージ状態を、温度セン
サを使用せずに、模擬的に判断するので、温度センサを
不要とし、構成を簡単とし、廉価とし得る。
からの温度状態が考慮されないので、触媒体の劣化判定
を正確に行わせ、車両の信頼性を向上し、触媒体の劣化
判定の精度を向上し得る。
温時や風が強く、触媒体の温度が低下して触媒体の劣化
の判断ができない時には、触媒劣化判定条件を不成立と
し、触媒体の劣化判定を中止し、これにより、触媒体の
正常状態を異常と判断することがなくなり、触媒体の劣
化の誤判定をなくし、無意味な部品の交換や修理を不要
とし得る。
である。
る。
図である。
る。。
る。
示す図である。
す図である。
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 内燃機関の排気通路途中に設けられた触
媒体上流側の前記排気通路に第1排気センサを設けると
ともに前記触媒体下流側の前記排気通路に第2排気セン
サを設け、前記第1、第2排気センサの検出信号によっ
て空燃比をフィードバック制御しつつ所定の触媒劣化判
定条件が成立した場合には前記触媒体の劣化を判定する
内燃機関の触媒劣化判定装置において、前記内燃機関の
機関負荷に関連してカウントを行う前記触媒体の暖機カ
ウンタにより前記触媒体が所定の暖機状態であるか否か
を判断し、この判断による前記触媒体が所定の暖機状態
にあることを一つの条件として前記触媒体の劣化判定条
件の判断をする制御手段を設けたことを特徴とする内燃
機関の触媒劣化判定装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記内燃機関の始動後
に、前記内燃機関の機関負荷に関連して前記暖機カウン
タによるカウントを開始し、前記暖機カウンタによるカ
ウントが触媒劣化判定実施幅内にある時に、前記触媒体
の所定の暖機状態であると判断し、この判断による前記
触媒体が所定の暖機状態であることとその他の触媒劣化
判定条件との全てを満足した場合に、前記触媒体の劣化
判定を実施することを特徴とする請求項1に記載の内燃
機関の触媒劣化判定装置。
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