JPH07217670A - 電磁クラッチ - Google Patents
電磁クラッチInfo
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- JPH07217670A JPH07217670A JP6011171A JP1117194A JPH07217670A JP H07217670 A JPH07217670 A JP H07217670A JP 6011171 A JP6011171 A JP 6011171A JP 1117194 A JP1117194 A JP 1117194A JP H07217670 A JPH07217670 A JP H07217670A
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- rotor
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- electromagnetic clutch
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電磁クラッチに係り、駆動側ロータと被動側
ロータとを堅固に連結して伝達動力の増大を図るととも
に、両ロータの連結を確実に切り離すことを可能とす
る。 【構成】 駆動側ロータ21と被動側ロータ22とを電
磁力によって軸線方向に接離させる磁着手段24を具備
し、一側のロータ21にテーパ内面25aを設け、これ
に密接させられるテーパ外面27aを他側のロータ22
に設けることにより、両ロータ21・22の連結をテー
パ内面25aとテーパ外面27aとを接触させることに
よって実施し、くさび効果による堅固な連結を実現す
る。
ロータとを堅固に連結して伝達動力の増大を図るととも
に、両ロータの連結を確実に切り離すことを可能とす
る。 【構成】 駆動側ロータ21と被動側ロータ22とを電
磁力によって軸線方向に接離させる磁着手段24を具備
し、一側のロータ21にテーパ内面25aを設け、これ
に密接させられるテーパ外面27aを他側のロータ22
に設けることにより、両ロータ21・22の連結をテー
パ内面25aとテーパ外面27aとを接触させることに
よって実施し、くさび効果による堅固な連結を実現す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同心に配される駆動側
ロータと被動側ロータとを電磁力によって連結する電磁
クラッチに関するものである。
ロータと被動側ロータとを電磁力によって連結する電磁
クラッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】モータ等の回転駆動源によって駆動され
る装置に回転駆動源の動力を伝達したり回転駆動源から
装置を切り離したりするための手段として、電磁力を利
用した電磁クラッチがある。従来、電磁クラッチは、例
えば、工作機械、印刷機械等の産業機械や複写機、プリ
ンタ等のOA機器、自動販売機、エレベータ、車輌等の
幅広い分野において利用されているものである。かかる
電磁クラッチとしては、乾式、湿式、空隙式等、種々の
方式のものが考案されている。また、図4に示すような
スプリングを利用した方式のものも簡易な構成によって
確実に動力を切断、連結させることができるので広く利
用されている。
る装置に回転駆動源の動力を伝達したり回転駆動源から
装置を切り離したりするための手段として、電磁力を利
用した電磁クラッチがある。従来、電磁クラッチは、例
えば、工作機械、印刷機械等の産業機械や複写機、プリ
ンタ等のOA機器、自動販売機、エレベータ、車輌等の
幅広い分野において利用されているものである。かかる
電磁クラッチとしては、乾式、湿式、空隙式等、種々の
方式のものが考案されている。また、図4に示すような
スプリングを利用した方式のものも簡易な構成によって
確実に動力を切断、連結させることができるので広く利
用されている。
【0003】この電磁クラッチ1は、回転駆動源(図示
略)に接続する回転軸2にキー3を介して固定された駆
動側ロータ4と、該駆動側ロータ4と同心に配され前記
回転軸2にベアリング5を介して回転自在に取り付けら
れる被動側ロータ6と、前記駆動側ロータ4に設けられ
たフランジ部4aを軸方向に挟む位置に配置される電磁
コイル7のような電磁石と磁性部材8とからなる磁着手
段9を具備している。前記電磁コイル7は、ベアリング
10を介して前記回転軸2に相対回転自在に取り付けら
れるとともに、外部構造物11にボルト12によって固
定されている。いわゆるコイル静止型の電磁クラッチ1
である。また、前記磁性部材8は、リング板状に形成さ
れており、板バネ13を介して前記被動側ロータ6に固
定されている。なお、図4中符号14は電磁コイル7を
励磁させる電力供給用のケーブル、15は被動側ロータ
6に固定されベルト(図示略)等によって動力を外部に
伝達するためのプーリである。
略)に接続する回転軸2にキー3を介して固定された駆
動側ロータ4と、該駆動側ロータ4と同心に配され前記
回転軸2にベアリング5を介して回転自在に取り付けら
れる被動側ロータ6と、前記駆動側ロータ4に設けられ
たフランジ部4aを軸方向に挟む位置に配置される電磁
コイル7のような電磁石と磁性部材8とからなる磁着手
段9を具備している。前記電磁コイル7は、ベアリング
10を介して前記回転軸2に相対回転自在に取り付けら
れるとともに、外部構造物11にボルト12によって固
定されている。いわゆるコイル静止型の電磁クラッチ1
である。また、前記磁性部材8は、リング板状に形成さ
れており、板バネ13を介して前記被動側ロータ6に固
定されている。なお、図4中符号14は電磁コイル7を
励磁させる電力供給用のケーブル、15は被動側ロータ
6に固定されベルト(図示略)等によって動力を外部に
伝達するためのプーリである。
【0004】このように構成された電磁クラッチ1によ
れば、電磁コイル7が励磁されない状態では、駆動側ロ
ータ4と被動側ロータ6に固定された磁性部材8との間
には、板バネ13によって間隙Gが形成された状態に保
持されており、駆動側ロータ4は、被動側ロータ6に動
力を伝達することなく単独で回転させられることにな
る。また、電磁コイル7に電力が供給され、該電磁コイ
ル7が励磁された場合には、磁性部材8が電磁力によっ
て、板バネ13の弾発力に抗しつつ電磁コイル7の方向
に引き寄せられるので、該磁性部材8と駆動側ロータ4
のフランジ部4aとが接触させられて、その摩擦力によ
り動力が伝達されることになる。
れば、電磁コイル7が励磁されない状態では、駆動側ロ
ータ4と被動側ロータ6に固定された磁性部材8との間
には、板バネ13によって間隙Gが形成された状態に保
持されており、駆動側ロータ4は、被動側ロータ6に動
力を伝達することなく単独で回転させられることにな
る。また、電磁コイル7に電力が供給され、該電磁コイ
ル7が励磁された場合には、磁性部材8が電磁力によっ
て、板バネ13の弾発力に抗しつつ電磁コイル7の方向
に引き寄せられるので、該磁性部材8と駆動側ロータ4
のフランジ部4aとが接触させられて、その摩擦力によ
り動力が伝達されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の電
磁クラッチ1であると、駆動側ロータ4のフランジ部4
aと磁性部材8とを平面と平面で接触させて、電磁力に
よる圧接力に応じて生ずる摩擦力により動力を伝達する
構造であるために、伝達できる動力は電磁力に依存し、
その増大を図ることは困難であった。特に、小型化、低
電力化が要求される装置に配備される電磁クラッチ1に
おいては、その外径寸法が制限されるために、鉄芯の断
面積を広く確保することが困難であるとともに、寸法
的、電力的な制限から大きな起磁力を有する電磁コイル
7の設計が困難であり、動力の確実な伝達を実施するこ
とができないという不都合があった。
磁クラッチ1であると、駆動側ロータ4のフランジ部4
aと磁性部材8とを平面と平面で接触させて、電磁力に
よる圧接力に応じて生ずる摩擦力により動力を伝達する
構造であるために、伝達できる動力は電磁力に依存し、
その増大を図ることは困難であった。特に、小型化、低
電力化が要求される装置に配備される電磁クラッチ1に
おいては、その外径寸法が制限されるために、鉄芯の断
面積を広く確保することが困難であるとともに、寸法
的、電力的な制限から大きな起磁力を有する電磁コイル
7の設計が困難であり、動力の確実な伝達を実施するこ
とができないという不都合があった。
【0006】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、駆動側ロータと被動側ロータとを堅固に
連結して伝達動力の増大を図るとともに、両ロータの連
結を確実に切り離すことができる電磁クラッチを提供す
ることを目的としている。
ものであって、駆動側ロータと被動側ロータとを堅固に
連結して伝達動力の増大を図るとともに、両ロータの連
結を確実に切り離すことができる電磁クラッチを提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、回転駆動される駆動側ロータと、該駆動
側ロータと同心に配される被動側ロータと、これらのロ
ータを電磁力によって軸線方向に接離させる磁着手段と
を具備し、前記駆動側ロータまたは被動側ロータの一側
に、他側のロータに向けて漸次拡径するテーパ内面が設
けられ、他側のロータに、前記テーパ内面に密接させら
れるテーパ外面が設けられている電磁クラッチを提案し
ている。
に、本発明は、回転駆動される駆動側ロータと、該駆動
側ロータと同心に配される被動側ロータと、これらのロ
ータを電磁力によって軸線方向に接離させる磁着手段と
を具備し、前記駆動側ロータまたは被動側ロータの一側
に、他側のロータに向けて漸次拡径するテーパ内面が設
けられ、他側のロータに、前記テーパ内面に密接させら
れるテーパ外面が設けられている電磁クラッチを提案し
ている。
【0008】上記電磁クラッチにおいては、磁着手段
が、駆動側ロータまたは被動側ロータの一側に軸方向に
沿う相対移動自在に設けられる磁性部材と、該磁性部材
を他側のロータ方向に引き寄せる電磁石とからなり、前
記磁性部材と一側のロータとに、相互に当接して両者の
相対移動範囲を制限する係合部が設けられ、前記磁性部
材に、該磁性部材を電磁石から離間する方向に付勢する
付勢手段が設けられている構造とすることが効果的であ
る。
が、駆動側ロータまたは被動側ロータの一側に軸方向に
沿う相対移動自在に設けられる磁性部材と、該磁性部材
を他側のロータ方向に引き寄せる電磁石とからなり、前
記磁性部材と一側のロータとに、相互に当接して両者の
相対移動範囲を制限する係合部が設けられ、前記磁性部
材に、該磁性部材を電磁石から離間する方向に付勢する
付勢手段が設けられている構造とすることが効果的であ
る。
【0009】さらに、テーパ内面またはテーパ外面もし
くはその両方が、一定の摩擦係数を有する材質よりなる
構造とすることとしてもよい。
くはその両方が、一定の摩擦係数を有する材質よりなる
構造とすることとしてもよい。
【0010】
【作用】本発明に係る電磁クラッチによれば、磁着手段
の作動によって駆動側ロータとこれに同心に配される被
動側ロータとが近接する方向に移動させられる。これに
よって、一側のロータに設けられたテーパ内面と、他側
のロータに設けられたテーパ外面とが密接させられるこ
とになり、両者の摩擦力によって駆動側ロータの回転駆
動力が被動側ロータに伝達されることになる。この場合
に、両ロータは、テーパ内面とテーパ外面との接触によ
って連結されるので、くさび効果によって大きな圧接力
が発生し、大きな摩擦力が確保される。また、テーパ内
面とテーパ外面とを接触させるので、外径寸法を小さく
抑えても、十分な摩擦力または伝達力を確保することが
できることになる。
の作動によって駆動側ロータとこれに同心に配される被
動側ロータとが近接する方向に移動させられる。これに
よって、一側のロータに設けられたテーパ内面と、他側
のロータに設けられたテーパ外面とが密接させられるこ
とになり、両者の摩擦力によって駆動側ロータの回転駆
動力が被動側ロータに伝達されることになる。この場合
に、両ロータは、テーパ内面とテーパ外面との接触によ
って連結されるので、くさび効果によって大きな圧接力
が発生し、大きな摩擦力が確保される。また、テーパ内
面とテーパ外面とを接触させるので、外径寸法を小さく
抑えても、十分な摩擦力または伝達力を確保することが
できることになる。
【0011】また、磁着手段を一側のロータに軸方向に
沿う相対移動自在に設けられる磁性部材と、これを他側
のロータ方向に引き寄せる電磁石とからなるものとする
ことにより、磁着手段を作動させると電磁石が励磁さ
れ、磁性部材が一側のロータに対し軸方向に沿って相対
移動させられる。この場合に、磁性部材と一側のロータ
とには、相互に当接する係合部が設けられているので、
該係合部の当接によって磁性部材とともに一側のロータ
が他側のロータに向けて移動させられることになる。こ
れによって、ロータに設けられたテーパ内面とテーパ外
面とが接触させられて動力の伝達が行われる。
沿う相対移動自在に設けられる磁性部材と、これを他側
のロータ方向に引き寄せる電磁石とからなるものとする
ことにより、磁着手段を作動させると電磁石が励磁さ
れ、磁性部材が一側のロータに対し軸方向に沿って相対
移動させられる。この場合に、磁性部材と一側のロータ
とには、相互に当接する係合部が設けられているので、
該係合部の当接によって磁性部材とともに一側のロータ
が他側のロータに向けて移動させられることになる。こ
れによって、ロータに設けられたテーパ内面とテーパ外
面とが接触させられて動力の伝達が行われる。
【0012】また、電磁石の励磁状態が解除されると、
磁性部材と電磁石との磁着が解除され、磁性部材は付勢
手段によって電磁石から離間する方向に移動させられ
る。この場合においても、磁性部材は、まず、一側のロ
ータに対して相対移動させられる。そして、その移動途
中において係合部により一側のロータに当接させられ
る。この際に、ロータと磁性部材との間には、当接によ
って衝撃力が発生するので、その衝撃力によってテーパ
内面とテーパ外面との結合が切り離されることになる。
磁性部材と電磁石との磁着が解除され、磁性部材は付勢
手段によって電磁石から離間する方向に移動させられ
る。この場合においても、磁性部材は、まず、一側のロ
ータに対して相対移動させられる。そして、その移動途
中において係合部により一側のロータに当接させられ
る。この際に、ロータと磁性部材との間には、当接によ
って衝撃力が発生するので、その衝撃力によってテーパ
内面とテーパ外面との結合が切り離されることになる。
【0013】さらに、テーパ内面またはテーパ外面もし
くはその両方が、一定の摩擦係数を有する材質よりなる
構成とすれば、伝達トルクが一定値を越えた場合にテー
パ内面とテーパ外面を摺動させることとして、トルクリ
ミッタとして機能させることが可能となる。
くはその両方が、一定の摩擦係数を有する材質よりなる
構成とすれば、伝達トルクが一定値を越えた場合にテー
パ内面とテーパ外面を摺動させることとして、トルクリ
ミッタとして機能させることが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る電磁クラッチの一実施例
について、図1および図2を参照して説明する。なお、
本実施例の電磁クラッチ20において、図4に示した従
来例と共通する箇所に同一符号を付して、説明を簡略化
する。
について、図1および図2を参照して説明する。なお、
本実施例の電磁クラッチ20において、図4に示した従
来例と共通する箇所に同一符号を付して、説明を簡略化
する。
【0015】本実施例の電磁クラッチ20は、基本的に
コイル静止型の電磁クラッチ20である点で、従来例の
電磁クラッチ1と共通している。しかし、本実施例の電
磁クラッチ20は、駆動側ロータ21のフランジ部21
aの構造と、被動側ロータ22および電磁コイル7と磁
性部材23とからなる磁着手段24の構造において従来
例の電磁クラッチ1と相違している。
コイル静止型の電磁クラッチ20である点で、従来例の
電磁クラッチ1と共通している。しかし、本実施例の電
磁クラッチ20は、駆動側ロータ21のフランジ部21
aの構造と、被動側ロータ22および電磁コイル7と磁
性部材23とからなる磁着手段24の構造において従来
例の電磁クラッチ1と相違している。
【0016】本実施例の電磁クラッチ20の駆動側ロー
タ21は、フランジ部21aの外周部に、被動側ロータ
22方向に向かって、軸心に沿って漸次拡径するテーパ
内面25aを有する筒状部25を具備している。図1に
おいて符号35は、回転軸2から駆動側ロータ21に回
転力を伝達するためのピン、36は電磁コイル7によっ
て形成される磁気回路Cを図1のように構成するための
非磁性材部分である。また、被動側ロータ22は、軸方
向に2分割され、図中左側の固定部26と、右側の移動
部27とからなる。固定部26は、ギヤ28とともに回
転軸2にベアリング5を介して回転自在に設けられると
ともに、軸方向への移動を制限されている。移動部27
は、軸方向への移動を許容されるとともに、固定部26
との間に配されるピン29によって、固定部26との相
対回転を制限されている。
タ21は、フランジ部21aの外周部に、被動側ロータ
22方向に向かって、軸心に沿って漸次拡径するテーパ
内面25aを有する筒状部25を具備している。図1に
おいて符号35は、回転軸2から駆動側ロータ21に回
転力を伝達するためのピン、36は電磁コイル7によっ
て形成される磁気回路Cを図1のように構成するための
非磁性材部分である。また、被動側ロータ22は、軸方
向に2分割され、図中左側の固定部26と、右側の移動
部27とからなる。固定部26は、ギヤ28とともに回
転軸2にベアリング5を介して回転自在に設けられると
ともに、軸方向への移動を制限されている。移動部27
は、軸方向への移動を許容されるとともに、固定部26
との間に配されるピン29によって、固定部26との相
対回転を制限されている。
【0017】上記移動部27の外周部には、上記駆動側
ロータ21の筒状部25内に挿入されて、そのテーパ内
面25aに密接させられる形状のテーパ外面27aが設
けられている。また、移動部27は、リング状に形成さ
れ、その内側に、前記磁性部材23を軸方向に沿って移
動自在に挿入配置するようになっている。さらに、移動
部27の内径部には、軸線方向に沿う溝部27bが形成
されており、磁性部材23に設けられたピン30によっ
て、磁性部材23との間に相対回転が生じないようにさ
れている。
ロータ21の筒状部25内に挿入されて、そのテーパ内
面25aに密接させられる形状のテーパ外面27aが設
けられている。また、移動部27は、リング状に形成さ
れ、その内側に、前記磁性部材23を軸方向に沿って移
動自在に挿入配置するようになっている。さらに、移動
部27の内径部には、軸線方向に沿う溝部27bが形成
されており、磁性部材23に設けられたピン30によっ
て、磁性部材23との間に相対回転が生じないようにさ
れている。
【0018】前記磁性部材23は、前記被動側ロータ2
2の移動部27に挿入される筒状に形成されており、回
転軸2に設けられた、例えば、メタル軸受31によっ
て、軸方向に移動自在に支持されている。この磁性部材
23の一端、すなわち、前記駆動側ロータ21のフラン
ジ部21aに望む側の端部には、該フランジ部21aを
挟んで電磁コイル7に対向させられるフランジ状の磁着
部23aが設けられている。該磁着部23aは、前記移
動部27の内径寸法よりも大きな外径寸法を有してお
り、磁性部材23が電磁コイル7から離間する方向に移
動させられると、該磁着部23aが移動部27の端面2
7cに当接して、両者の相対移動を係止する係合部32
を形成している。
2の移動部27に挿入される筒状に形成されており、回
転軸2に設けられた、例えば、メタル軸受31によっ
て、軸方向に移動自在に支持されている。この磁性部材
23の一端、すなわち、前記駆動側ロータ21のフラン
ジ部21aに望む側の端部には、該フランジ部21aを
挟んで電磁コイル7に対向させられるフランジ状の磁着
部23aが設けられている。該磁着部23aは、前記移
動部27の内径寸法よりも大きな外径寸法を有してお
り、磁性部材23が電磁コイル7から離間する方向に移
動させられると、該磁着部23aが移動部27の端面2
7cに当接して、両者の相対移動を係止する係合部32
を形成している。
【0019】また、磁性部材23の他端には、ナット3
3が螺合されている。このナット33の外径寸法も移動
部27の内径寸法より大きく形成されており、磁性部材
23が電磁コイル7の方向に移動させられると、該ナッ
ト33が移動部27の端面27dに当接して、磁性部材
23と移動部27とを同時に移動させる係合部32を形
成している。また、このナット33と移動部27との間
には、間隙Gが形成されており、その間隙G寸法の範囲
内で、移動部27と磁性部材23とが軸方向に相対移動
することができるようになっている。
3が螺合されている。このナット33の外径寸法も移動
部27の内径寸法より大きく形成されており、磁性部材
23が電磁コイル7の方向に移動させられると、該ナッ
ト33が移動部27の端面27dに当接して、磁性部材
23と移動部27とを同時に移動させる係合部32を形
成している。また、このナット33と移動部27との間
には、間隙Gが形成されており、その間隙G寸法の範囲
内で、移動部27と磁性部材23とが軸方向に相対移動
することができるようになっている。
【0020】さらに、磁性部材23の内径部には、内鍔
状の突条23bが形成されており、該突条23bの端面
と前記駆動側ロータ21のフランジ部21a端面との間
に、コイルスプリング34のような付勢手段が配設され
ている。これにより、磁性部材23は駆動側ロータ21
に対して、常時、離間する方向に付勢されている。
状の突条23bが形成されており、該突条23bの端面
と前記駆動側ロータ21のフランジ部21a端面との間
に、コイルスプリング34のような付勢手段が配設され
ている。これにより、磁性部材23は駆動側ロータ21
に対して、常時、離間する方向に付勢されている。
【0021】このように構成された電磁クラッチ20の
作用について、以下に説明する。本実施例の電磁クラッ
チ20によれば、電磁コイル7に電力が供給されて励磁
されると、その電磁力によって磁性部材23が駆動側ロ
ータ21に近接する方向に移動させられる。磁性部材2
3は、コイルスプリング34によって駆動側ロータ21
から離間する方向に付勢されているので、その付勢力に
抗して移動させられることになる。
作用について、以下に説明する。本実施例の電磁クラッ
チ20によれば、電磁コイル7に電力が供給されて励磁
されると、その電磁力によって磁性部材23が駆動側ロ
ータ21に近接する方向に移動させられる。磁性部材2
3は、コイルスプリング34によって駆動側ロータ21
から離間する方向に付勢されているので、その付勢力に
抗して移動させられることになる。
【0022】磁性部材23は、被動側ロータ22の移動
部27の内径部に相対移動自在に挿入されているので、
移動部27とナット33との間隙Gの寸法分移動させら
れたところで、ナット32が移動部27の端面27dに
当接し、その後は、磁性部材23の移動に伴って移動部
27も軸方向に移動させられる。そして、移動部27が
駆動側ロータ21側に移動させられると、図2に示すよ
うに、該駆動側ロータ21のフランジ部21aの外周に
設けられている筒部25のテーパ内面25aに、移動部
27の外周に設けられたテーパ外面27aが圧接させら
れることになり、両者の間に生ずる摩擦力によって、駆
動側ロータ21と移動部27とが連結されることにな
る。
部27の内径部に相対移動自在に挿入されているので、
移動部27とナット33との間隙Gの寸法分移動させら
れたところで、ナット32が移動部27の端面27dに
当接し、その後は、磁性部材23の移動に伴って移動部
27も軸方向に移動させられる。そして、移動部27が
駆動側ロータ21側に移動させられると、図2に示すよ
うに、該駆動側ロータ21のフランジ部21aの外周に
設けられている筒部25のテーパ内面25aに、移動部
27の外周に設けられたテーパ外面27aが圧接させら
れることになり、両者の間に生ずる摩擦力によって、駆
動側ロータ21と移動部27とが連結されることにな
る。
【0023】これにより、移動部27にピン29によっ
て周方向に沿う相対移動を拘束されている固定部26に
も、ピン29を介して駆動側ロータ21の動力が伝達さ
れ、伝達された動力をギヤ28を介して外部に取り出す
ことが可能となる。この場合に、駆動側ロータ21と被
動側ロータ22とは、テーパ内面25aとテーパ外面2
7aとを接触させることにより連結されるので、両者の
間に生ずるくさび効果によって、堅固な連結が図られる
ことになる。
て周方向に沿う相対移動を拘束されている固定部26に
も、ピン29を介して駆動側ロータ21の動力が伝達さ
れ、伝達された動力をギヤ28を介して外部に取り出す
ことが可能となる。この場合に、駆動側ロータ21と被
動側ロータ22とは、テーパ内面25aとテーパ外面2
7aとを接触させることにより連結されるので、両者の
間に生ずるくさび効果によって、堅固な連結が図られる
ことになる。
【0024】また、テーパ内面25aとテーパ外面27
aとの連結により、接触部が軸線に対して角度をなして
配されるので、電磁クラッチ20の外径寸法を小さくし
た場合であっても、十分な摩擦力を確保して確実な連結
を実施することが可能となる。
aとの連結により、接触部が軸線に対して角度をなして
配されるので、電磁クラッチ20の外径寸法を小さくし
た場合であっても、十分な摩擦力を確保して確実な連結
を実施することが可能となる。
【0025】一方、駆動側ロータ21と被動側ロータ2
2との連結を切断する場合には、従来と同様電磁コイル
7への電力供給を停止することにより、電磁コイル7と
磁性部材23との磁着状態を解除する。これにより、磁
性部材23は、コイルスプリング34の弾発力によっ
て、駆動側ロータ21から離間する方向に急激に移動さ
せられる。そして、電磁コイル7の励磁が解除された時
点では、磁性部材23と被動側ロータ22の移動部27
との間には、間隙Gが形成されているので、磁性部材2
3は、その間隙を小さくする方向に高速で移動させら
れ、その磁着部23aを移動部27の端面27cに当接
させる(図2中鎖線で示す状態)。
2との連結を切断する場合には、従来と同様電磁コイル
7への電力供給を停止することにより、電磁コイル7と
磁性部材23との磁着状態を解除する。これにより、磁
性部材23は、コイルスプリング34の弾発力によっ
て、駆動側ロータ21から離間する方向に急激に移動さ
せられる。そして、電磁コイル7の励磁が解除された時
点では、磁性部材23と被動側ロータ22の移動部27
との間には、間隙Gが形成されているので、磁性部材2
3は、その間隙を小さくする方向に高速で移動させら
れ、その磁着部23aを移動部27の端面27cに当接
させる(図2中鎖線で示す状態)。
【0026】したがって、本実施例の電磁クラッチ20
によれば、磁性部材23と移動部27とが衝突すること
によって、両者の間に駆動側ロータ21と被動側ロータ
22とを離間させる方向に衝撃力が発生する。つまり、
本実施例の電磁クラッチ20では、両ロータ21・22
がテーパ内面25aとテーパ外面27aとを接触させる
ことによって、そのくさび効果により堅固に連結されて
いるが、両者の間に発生させられる衝撃力によって容易
に切り離されることになる。その結果、駆動側ロータ2
1から被動側ロータ22への動力の伝達を即座に遮断す
ることが可能となる。
によれば、磁性部材23と移動部27とが衝突すること
によって、両者の間に駆動側ロータ21と被動側ロータ
22とを離間させる方向に衝撃力が発生する。つまり、
本実施例の電磁クラッチ20では、両ロータ21・22
がテーパ内面25aとテーパ外面27aとを接触させる
ことによって、そのくさび効果により堅固に連結されて
いるが、両者の間に発生させられる衝撃力によって容易
に切り離されることになる。その結果、駆動側ロータ2
1から被動側ロータ22への動力の伝達を即座に遮断す
ることが可能となる。
【0027】なお、本実施例の被動側ロータ22の移動
部27は、電磁コイル7によって通電時に得られる磁束
の走る道、つまり、磁気回路Cを構成するうえでの影響
はないので、その材質は磁性材料に限定されず、任意の
材質を適用することができる。すなわち、耐摩耗性の高
い材質とすることにより、電磁クラッチ20の寿命向上
を容易に図ることができる。また、所定の静止摩擦係数
あるいは動摩擦係数を有する材質、例えば、適当なエン
ジニアリングプラスチック等を適用することができ、こ
の場合には、伝達トルクの上限を設定する、いわゆるト
ルクリミッタとしての機能を付加することが可能とな
る。
部27は、電磁コイル7によって通電時に得られる磁束
の走る道、つまり、磁気回路Cを構成するうえでの影響
はないので、その材質は磁性材料に限定されず、任意の
材質を適用することができる。すなわち、耐摩耗性の高
い材質とすることにより、電磁クラッチ20の寿命向上
を容易に図ることができる。また、所定の静止摩擦係数
あるいは動摩擦係数を有する材質、例えば、適当なエン
ジニアリングプラスチック等を適用することができ、こ
の場合には、伝達トルクの上限を設定する、いわゆるト
ルクリミッタとしての機能を付加することが可能とな
る。
【0028】次に、本発明に係る電磁クラッチの他の実
施例について、図3を参照して説明する。本実施例の電
磁クラッチ40は、上記実施例および従来例と異なり、
コイル回転型の電磁クラッチ40を示している。
施例について、図3を参照して説明する。本実施例の電
磁クラッチ40は、上記実施例および従来例と異なり、
コイル回転型の電磁クラッチ40を示している。
【0029】すなわち、本実施例の電磁クラッチ40に
おいて、上記実施例と相違する点は、電磁コイル7が駆
動側ロータ41に一体的に固定されている点である。前
記電磁コイル7には、ブラシ44を介して電力が供給さ
れるようになっている。
おいて、上記実施例と相違する点は、電磁コイル7が駆
動側ロータ41に一体的に固定されている点である。前
記電磁コイル7には、ブラシ44を介して電力が供給さ
れるようになっている。
【0030】この電磁クラッチ40によれば、上記実施
例と同様にして、電磁コイル7への通電によって磁性部
材42が磁着され、該磁性部材42がコイルスプリング
34の弾発力に抗して軸方向に移動される。この際に、
磁性部材42に設けたナット45が、被動側ロータ43
の移動部46に当接して、その外周部に設けられたテー
パ外面46aが、駆動側ロータ41のテーパ内面41a
に圧接させられる。これにより、テーパ外面46aとテ
ーパ内面41aとのくさび効果によって、両ロータ41
・43が堅固に連結され、駆動側ロータ41の動力が被
動側ロータ43に伝達され、回転軸47を介して外部に
取り出されることになる。
例と同様にして、電磁コイル7への通電によって磁性部
材42が磁着され、該磁性部材42がコイルスプリング
34の弾発力に抗して軸方向に移動される。この際に、
磁性部材42に設けたナット45が、被動側ロータ43
の移動部46に当接して、その外周部に設けられたテー
パ外面46aが、駆動側ロータ41のテーパ内面41a
に圧接させられる。これにより、テーパ外面46aとテ
ーパ内面41aとのくさび効果によって、両ロータ41
・43が堅固に連結され、駆動側ロータ41の動力が被
動側ロータ43に伝達され、回転軸47を介して外部に
取り出されることになる。
【0031】また、電磁コイル7への電力供給を遮断し
た場合にも、上記実施例と同様に、磁性部材42がコイ
ルスプリング34の弾発力によって戻り、移動部46の
端面に衝突して衝撃力を生ずる。そして、この衝撃力に
よってテーパ外面46aとテーパ内面41aとの切り離
しが確実に実施されることになる。
た場合にも、上記実施例と同様に、磁性部材42がコイ
ルスプリング34の弾発力によって戻り、移動部46の
端面に衝突して衝撃力を生ずる。そして、この衝撃力に
よってテーパ外面46aとテーパ内面41aとの切り離
しが確実に実施されることになる。
【0032】なお、本発明においては、以下の技術を採
用することができる。 駆動側ロータ21・41にテーパ内面25a・41
aを設け、被動側ロータ22・43にテーパ外面27a
・46aを設けることとしたが、これに代えて、駆動側
ロータ21・41にテーパ外面を設け、被動側ロータ2
2・43にテーパ内面を設けることとしてもよい。 駆動側ロータ21・41と磁性部材23・42とを
離間させる付勢手段として、コイルスプリング34を使
用したが、これに代えて、他の任意の付勢手段、例え
ば、皿バネ、板バネあるいは他の任意の弾性体としても
よい。 駆動側ロータ21・41側に電磁コイル7を配置
し、被動側ロータ23・43側に磁性部材23・42を
配したが、これに代えて、その位置関係を逆にすること
も可能である。 磁性部材23・42としては、鉄等任意の材質を採
用することができるが、応答速度を考慮すると磁気反応
の速い純鉄系の磁性材料が好ましい。 係合部32を、磁性部材23に形成したフランジ状
の磁着部23aと被動側ロータ22の移動部27の端面
27c、および、磁性部材23に取り付けたナット33
と被動側ロータ22の移動部27の端面27dによって
構成することとしたが、この構造に限定されるものでは
なく、テーパ外面27a・46aを有する移動部27・
46と磁性部材23・42とを軸方向に一定範囲内にお
いて相対移動自在に取り付けることができれば、他の構
造でもよい。 テーパ内面25a・41aおよびテーパ外面27a
・46aの傾斜角度には、特に限定はないが、くさび効
果による連結の確実性を達成し得るとともに、係合部3
2における衝撃力によって容易に離間し得る程度の傾斜
角度とすることができる。 テーパ外面27a・46aを有する被動側ロータ2
2・43を一定の摩擦係数を有するエンジニアリングプ
ラスチックよりなるものとしたが、これに代えて、他の
任意の材質とすることができる。すなわち、磁性部材2
3・42とは別個に設けられるので、その材質は自由に
選定できる。 テーパ外面27a・46aのみを上記材質とした
が、テーパ内面25a・41aを上記材質としてもよ
く、また、両方ともに上記材質としてもよい。
用することができる。 駆動側ロータ21・41にテーパ内面25a・41
aを設け、被動側ロータ22・43にテーパ外面27a
・46aを設けることとしたが、これに代えて、駆動側
ロータ21・41にテーパ外面を設け、被動側ロータ2
2・43にテーパ内面を設けることとしてもよい。 駆動側ロータ21・41と磁性部材23・42とを
離間させる付勢手段として、コイルスプリング34を使
用したが、これに代えて、他の任意の付勢手段、例え
ば、皿バネ、板バネあるいは他の任意の弾性体としても
よい。 駆動側ロータ21・41側に電磁コイル7を配置
し、被動側ロータ23・43側に磁性部材23・42を
配したが、これに代えて、その位置関係を逆にすること
も可能である。 磁性部材23・42としては、鉄等任意の材質を採
用することができるが、応答速度を考慮すると磁気反応
の速い純鉄系の磁性材料が好ましい。 係合部32を、磁性部材23に形成したフランジ状
の磁着部23aと被動側ロータ22の移動部27の端面
27c、および、磁性部材23に取り付けたナット33
と被動側ロータ22の移動部27の端面27dによって
構成することとしたが、この構造に限定されるものでは
なく、テーパ外面27a・46aを有する移動部27・
46と磁性部材23・42とを軸方向に一定範囲内にお
いて相対移動自在に取り付けることができれば、他の構
造でもよい。 テーパ内面25a・41aおよびテーパ外面27a
・46aの傾斜角度には、特に限定はないが、くさび効
果による連結の確実性を達成し得るとともに、係合部3
2における衝撃力によって容易に離間し得る程度の傾斜
角度とすることができる。 テーパ外面27a・46aを有する被動側ロータ2
2・43を一定の摩擦係数を有するエンジニアリングプ
ラスチックよりなるものとしたが、これに代えて、他の
任意の材質とすることができる。すなわち、磁性部材2
3・42とは別個に設けられるので、その材質は自由に
選定できる。 テーパ外面27a・46aのみを上記材質とした
が、テーパ内面25a・41aを上記材質としてもよ
く、また、両方ともに上記材質としてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る電磁
クラッチは、駆動側ロータと被動側ロータとを電磁力に
よって軸線方向に接離させる磁着手段を具備し、一側の
ロータにテーパ内面が設けられ、これに密接させられる
テーパ外面が他側のロータに設けられているので、磁着
手段の作動によって、駆動側ロータと被動側ロータと
を、テーパ内面とテーパ外面とを密接させることにより
連結し、くさび効果による堅固な連結を実現して、大き
な動力を伝達することができるという効果を奏する。ま
た、電磁クラッチの外径寸法が制限される場合であって
も、連結部分において大きな摩擦力を確保することがで
きるので、大きな動力を確実に伝達することができる。
クラッチは、駆動側ロータと被動側ロータとを電磁力に
よって軸線方向に接離させる磁着手段を具備し、一側の
ロータにテーパ内面が設けられ、これに密接させられる
テーパ外面が他側のロータに設けられているので、磁着
手段の作動によって、駆動側ロータと被動側ロータと
を、テーパ内面とテーパ外面とを密接させることにより
連結し、くさび効果による堅固な連結を実現して、大き
な動力を伝達することができるという効果を奏する。ま
た、電磁クラッチの外径寸法が制限される場合であって
も、連結部分において大きな摩擦力を確保することがで
きるので、大きな動力を確実に伝達することができる。
【0034】また、上記構成の電磁クラッチにおいて、
磁着手段を、一側のロータに軸方向に沿う相対移動自在
に設けられる磁性部材と、これを他側のロータ方向に引
き寄せる電磁石とから構成し、磁性部材と一側のロータ
とに、相互に当接して両者の相対移動範囲を制限する係
合部を設け、磁性部材を電磁石から離間する方向に付勢
する付勢手段を設けることにより、電磁石の励磁が解除
されたときに、磁性部材を付勢手段によって一側のロー
タに当接させ、該ロータにテーパ内面とテーパ外面との
連結を外す方向への衝撃力を発生させることができるの
で、堅固に連結されたテーパ内面とテーパ外面とを容易
かつ確実に切り離すことができるという効果を奏する。
磁着手段を、一側のロータに軸方向に沿う相対移動自在
に設けられる磁性部材と、これを他側のロータ方向に引
き寄せる電磁石とから構成し、磁性部材と一側のロータ
とに、相互に当接して両者の相対移動範囲を制限する係
合部を設け、磁性部材を電磁石から離間する方向に付勢
する付勢手段を設けることにより、電磁石の励磁が解除
されたときに、磁性部材を付勢手段によって一側のロー
タに当接させ、該ロータにテーパ内面とテーパ外面との
連結を外す方向への衝撃力を発生させることができるの
で、堅固に連結されたテーパ内面とテーパ外面とを容易
かつ確実に切り離すことができるという効果を奏する。
【0035】また、相互に密接して摩擦させられるテー
パ内面、テーパ外面のどちらかもしくはその両方を、一
定の摩擦係数を有する材質よりなる構成とすれば、伝達
される動力が所定の大きさを越えた場合に、テーパ内面
とテーパ外面とを摺動させる、いわゆるトルクリミッタ
としての機能を付加することができるという効果を奏す
る。特に、磁性部材とロータとを別部材とした請求項2
の電磁クラッチにおいては、テーパ内面およびテーパ外
面の材質が磁性材料に限られないので、材質の自由な選
定によって、消耗のトルクのトルクリミッタを容易に実
現することができる。
パ内面、テーパ外面のどちらかもしくはその両方を、一
定の摩擦係数を有する材質よりなる構成とすれば、伝達
される動力が所定の大きさを越えた場合に、テーパ内面
とテーパ外面とを摺動させる、いわゆるトルクリミッタ
としての機能を付加することができるという効果を奏す
る。特に、磁性部材とロータとを別部材とした請求項2
の電磁クラッチにおいては、テーパ内面およびテーパ外
面の材質が磁性材料に限られないので、材質の自由な選
定によって、消耗のトルクのトルクリミッタを容易に実
現することができる。
【図1】本発明に係る電磁クラッチの一実施例を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図2】図1の電磁クラッチの駆動側ロータと被動側ロ
ータとの接続部を示す拡大断面図である。
ータとの接続部を示す拡大断面図である。
【図3】本発明に係る電磁クラッチの他の実施例を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図4】コイル静止型の電磁クラッチの従来例を示す縦
断面図である。
断面図である。
7 電磁コイル(電磁石) 20・40 電磁クラッチ 21・41 駆動側ロータ 22・43 被動側ロータ 23・42 磁性部材 24 磁着手段 25a・41a テーパ内面 27a・46a テーパ外面 32 係合部 34 コイルスプリング(付勢手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 回転駆動される駆動側ロータと、該駆動
側ロータと同心に配される被動側ロータと、これらのロ
ータを電磁力によって軸線方向に接離させる磁着手段と
を具備し、 前記駆動側ロータまたは被動側ロータの一側に、他側の
ロータに向けて漸次拡径するテーパ内面が設けられ、 他側のロータに、前記テーパ内面に密接させられるテー
パ外面が設けられていることを特徴とする電磁クラッ
チ。 - 【請求項2】 磁着手段が、駆動側ロータまたは被動側
ロータの一側に軸方向に沿う相対移動自在に設けられる
磁性部材と、該磁性部材を他側のロータ方向に引き寄せ
る電磁石とからなり、 前記磁性部材と一側のロータとに、相互に当接して両者
の相対移動範囲を制限する係合部が設けられ、 前記磁性部材に、該磁性部材を電磁石から離間する方向
に付勢する付勢手段が設けられていることを特徴とする
請求項1記載の電磁クラッチ。 - 【請求項3】 テーパ内面またはテーパ外面もしくはそ
の両方が、一定の摩擦係数を有する材質よりなることを
特徴とする請求項1または請求項2記載の電磁クラッ
チ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6011171A JPH07217670A (ja) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | 電磁クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6011171A JPH07217670A (ja) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | 電磁クラッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07217670A true JPH07217670A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11770612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6011171A Pending JPH07217670A (ja) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | 電磁クラッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07217670A (ja) |
-
1994
- 1994-02-02 JP JP6011171A patent/JPH07217670A/ja active Pending
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030924 |