JPH07217724A - トランスミッションのオイルポンプカバー - Google Patents
トランスミッションのオイルポンプカバーInfo
- Publication number
- JPH07217724A JPH07217724A JP6012498A JP1249894A JPH07217724A JP H07217724 A JPH07217724 A JP H07217724A JP 6012498 A JP6012498 A JP 6012498A JP 1249894 A JP1249894 A JP 1249894A JP H07217724 A JPH07217724 A JP H07217724A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lubricating oil
- pump cover
- boss portion
- oil pump
- sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造で容易に製作でき、しかも安価な
オイルポンプカバーを提供する。 【構成】 カバー本体17は、ミッションケース11の
端部に取り付けられている。このカバー本体17はFe
材料で構成され、蓋部19とボス部20とからなる。蓋
部19には、潤滑油が流動する潤滑油孔21が穿設され
ている。ボス部20は、前記ミッションケース11に配
設されたクラッチドラム13内に位置し、外周部に前記
潤滑油孔21に連通する潤滑油凹部22が形成されてい
る。スリーブ18はアルミニウム合金ダイカストからな
り、前記カバー本体17のボス部20に外装・一体化さ
れている。スリーブ18の外周面には前記各潤滑油凹部
22に連通する複数の潤滑油溝24と、当該各潤滑油溝
24間に形成され、シールリング26が配設されるシー
ル溝25が形成されている。
オイルポンプカバーを提供する。 【構成】 カバー本体17は、ミッションケース11の
端部に取り付けられている。このカバー本体17はFe
材料で構成され、蓋部19とボス部20とからなる。蓋
部19には、潤滑油が流動する潤滑油孔21が穿設され
ている。ボス部20は、前記ミッションケース11に配
設されたクラッチドラム13内に位置し、外周部に前記
潤滑油孔21に連通する潤滑油凹部22が形成されてい
る。スリーブ18はアルミニウム合金ダイカストからな
り、前記カバー本体17のボス部20に外装・一体化さ
れている。スリーブ18の外周面には前記各潤滑油凹部
22に連通する複数の潤滑油溝24と、当該各潤滑油溝
24間に形成され、シールリング26が配設されるシー
ル溝25が形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用トランスミッ
ションの変速制御系に適用されるオイルポンプのオイル
ポンプカバーに関するものである。
ションの変速制御系に適用されるオイルポンプのオイル
ポンプカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、オートマチック車に搭載される
トランスミッションは、オイルポンプから供給される潤
滑油をオイルポンプカバーに形成した潤滑油孔を介して
いずれかの潤滑油路に供給することにより、対応するク
ラッチ等を駆動してギアの切替等を行なわせる。このよ
うなトランスミッションでは、最近、軽量化のために一
部の部材、例えば、前記オイルポンプカバーをアルミニ
ウム合金ダイカストで構成するようになってきている。
トランスミッションは、オイルポンプから供給される潤
滑油をオイルポンプカバーに形成した潤滑油孔を介して
いずれかの潤滑油路に供給することにより、対応するク
ラッチ等を駆動してギアの切替等を行なわせる。このよ
うなトランスミッションでは、最近、軽量化のために一
部の部材、例えば、前記オイルポンプカバーをアルミニ
ウム合金ダイカストで構成するようになってきている。
【0003】ところで、前記オイルポンプカバーは、ミ
ッションケースの端面開口部を閉塞する蓋部と、ミッシ
ョンケース端部の潤滑油室内に嵌合するボス部とから構
成されている。前記蓋部からボス部には潤滑油が流入す
る複数の潤滑油孔が穿設され、ボス部の外周面には各潤
滑油孔が連通する複数の潤滑油溝がそれぞれ形成されて
いる。そして、前記オイルポンプカバーでは、各潤滑油
溝間にシール溝を形成し、このシール溝にシールリング
を配設することにより各潤滑油溝間の潤滑油の流動を遮
断するようにしている。
ッションケースの端面開口部を閉塞する蓋部と、ミッシ
ョンケース端部の潤滑油室内に嵌合するボス部とから構
成されている。前記蓋部からボス部には潤滑油が流入す
る複数の潤滑油孔が穿設され、ボス部の外周面には各潤
滑油孔が連通する複数の潤滑油溝がそれぞれ形成されて
いる。そして、前記オイルポンプカバーでは、各潤滑油
溝間にシール溝を形成し、このシール溝にシールリング
を配設することにより各潤滑油溝間の潤滑油の流動を遮
断するようにしている。
【0004】ところが、前記オイルポンプカバーに前述
のように軟質な材料を使用した場合、シールリングが比
較的硬質なテフロン材で構成されているため、前記シー
ル溝が摩耗し、各潤滑油溝間で潤滑油漏れが発生するこ
とがある。この潤滑油漏れはクラッチへの油圧を低下さ
せる原因となり、ギアの切替がスムーズに行われること
を阻害し、いわゆるクラッチの引きずり現象を引き起こ
す。
のように軟質な材料を使用した場合、シールリングが比
較的硬質なテフロン材で構成されているため、前記シー
ル溝が摩耗し、各潤滑油溝間で潤滑油漏れが発生するこ
とがある。この潤滑油漏れはクラッチへの油圧を低下さ
せる原因となり、ギアの切替がスムーズに行われること
を阻害し、いわゆるクラッチの引きずり現象を引き起こ
す。
【0005】そこで、従来から次のような構造により、
シールリングによるシール溝の摩耗を防止し、潤滑油漏
れを抑制するようにしていた。すなわち、オイルポン
プカバー1を構成するアルミニウム合金を高シリコン材
料(通常、ADC17が使用される。)としたもの(図
6参照)、オイルポンプカバー1をADC10又は1
2で鋳造することにより形成し、シール溝2をアルマイ
ト処理、デフリックコート、リュブライト処理等のコー
ティング処理を施したもの(図6参照)、前記同
様、オイルポンプカバー1をADC10又は12で鋳造
することにより形成し、コーティングの代わりにシール
溝2を形成した鉄製スリーブ3を取り付けたもの(図7
参照)、等によりシールリング4に対するシール溝2の
耐摩耗性を向上させ、潤滑油溝5間での潤滑油漏れを防
止するようにしていた。
シールリングによるシール溝の摩耗を防止し、潤滑油漏
れを抑制するようにしていた。すなわち、オイルポン
プカバー1を構成するアルミニウム合金を高シリコン材
料(通常、ADC17が使用される。)としたもの(図
6参照)、オイルポンプカバー1をADC10又は1
2で鋳造することにより形成し、シール溝2をアルマイ
ト処理、デフリックコート、リュブライト処理等のコー
ティング処理を施したもの(図6参照)、前記同
様、オイルポンプカバー1をADC10又は12で鋳造
することにより形成し、コーティングの代わりにシール
溝2を形成した鉄製スリーブ3を取り付けたもの(図7
参照)、等によりシールリング4に対するシール溝2の
耐摩耗性を向上させ、潤滑油溝5間での潤滑油漏れを防
止するようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
のオイルポンプカバー1では、高シリコン材料で構成し
ているため、ダイカストで形成することができない。こ
のため、溶湯鍛造によらなければならず、生産コストが
高くなるという問題がある。
のオイルポンプカバー1では、高シリコン材料で構成し
ているため、ダイカストで形成することができない。こ
のため、溶湯鍛造によらなければならず、生産コストが
高くなるという問題がある。
【0007】また、前記のオイルポンプカバー1で
は、コーティングが確実に形成されているかどうか、す
なわち、コーティング処理により形成される薄膜の厚さ
を管理する必要があるが、この管理が非常に困難である
という問題がある。また、このコーティングには高価な
設備が必要である。
は、コーティングが確実に形成されているかどうか、す
なわち、コーティング処理により形成される薄膜の厚さ
を管理する必要があるが、この管理が非常に困難である
という問題がある。また、このコーティングには高価な
設備が必要である。
【0008】さらに、前記のオイルポンプカバー1で
は、オイルポンプカバー1のボス部1aの外周に円筒状
のスリーブ3を圧入する必要があるが、このボス部1a
には潤滑油孔7を設けると共に、その潤滑油孔7の端部
を封止するカッププラグ6の圧入・嵌合によってボス部
1aが破損するのを防ぐ必要からボス部1aの肉厚を薄
くすることができないため、ボス部1aの外径が大きく
なり、トランスミッションのレイアウトの変更を余儀な
くされるという問題がある。そこで、本発明は前記問題
点に鑑み、簡単な構造で容易に製作でき、しかも安価な
オイルポンプカバーを提供することを目的とする。
は、オイルポンプカバー1のボス部1aの外周に円筒状
のスリーブ3を圧入する必要があるが、このボス部1a
には潤滑油孔7を設けると共に、その潤滑油孔7の端部
を封止するカッププラグ6の圧入・嵌合によってボス部
1aが破損するのを防ぐ必要からボス部1aの肉厚を薄
くすることができないため、ボス部1aの外径が大きく
なり、トランスミッションのレイアウトの変更を余儀な
くされるという問題がある。そこで、本発明は前記問題
点に鑑み、簡単な構造で容易に製作でき、しかも安価な
オイルポンプカバーを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、オイルポンプカバーを、トランスミッショ
ンの外枠を構成するミッションケースの端部に取り付け
られ、オイルポンプから供給される潤滑油が流動する複
数の潤滑油孔が穿設された蓋部、及び、前記ミッション
ケース内に設けたクラッチドラム内に位置し、外周部に
前記各潤滑油孔にそれぞれ連通する複数の潤滑油凹部が
形成されたボス部を備えたアルミニウム合金ダイカスト
からなるカバー本体と、該カバー本体のボス部に外装・
一体化され、外周面に前記各潤滑油凹部に連通する複数
の潤滑油溝、及び、当該各潤滑油溝間に形成され、シー
ルリングが配設されるシール溝が形成されたFe材料か
らなるスリーブとから構成したものである。
成するため、オイルポンプカバーを、トランスミッショ
ンの外枠を構成するミッションケースの端部に取り付け
られ、オイルポンプから供給される潤滑油が流動する複
数の潤滑油孔が穿設された蓋部、及び、前記ミッション
ケース内に設けたクラッチドラム内に位置し、外周部に
前記各潤滑油孔にそれぞれ連通する複数の潤滑油凹部が
形成されたボス部を備えたアルミニウム合金ダイカスト
からなるカバー本体と、該カバー本体のボス部に外装・
一体化され、外周面に前記各潤滑油凹部に連通する複数
の潤滑油溝、及び、当該各潤滑油溝間に形成され、シー
ルリングが配設されるシール溝が形成されたFe材料か
らなるスリーブとから構成したものである。
【0010】
【作用】前記構成によれば、各潤滑油溝間の潤滑油漏れ
はスリーブのシール溝内に配設したシールリングにより
阻止されるが、スリーブがFe材料から構成されている
ため、シールリングによっては摩耗しにくい。また、温
度が上昇しても、スリーブはカバー本体よりも熱膨張係
数の小さい材料からなるため、両者の嵌合部は締まる方
向に作用する。
はスリーブのシール溝内に配設したシールリングにより
阻止されるが、スリーブがFe材料から構成されている
ため、シールリングによっては摩耗しにくい。また、温
度が上昇しても、スリーブはカバー本体よりも熱膨張係
数の小さい材料からなるため、両者の嵌合部は締まる方
向に作用する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。図1はトランスミッションの断面図であり、図
示しないエンジンの回転トルクがミッションケース11
内の一端側に配設したトルクコンバータ12を介して伝
達され、前記ミッションケース11の他端側に配設した
クラッチドラム13に設けた各クラッチ14により自動
変速されるようになっている。
明する。図1はトランスミッションの断面図であり、図
示しないエンジンの回転トルクがミッションケース11
内の一端側に配設したトルクコンバータ12を介して伝
達され、前記ミッションケース11の他端側に配設した
クラッチドラム13に設けた各クラッチ14により自動
変速されるようになっている。
【0012】前記ミッションケース11の端部にはオイ
ルポンプ15が取り付けられている。オイルポンプ15
とミッションケース11内に設けたクラッチドラム13
とはオイルポンプカバー16によって仕切られ、前記い
ずれかのクラッチ14に潤滑油を供給することにより、
ギアを切り替えることができるようになっている。
ルポンプ15が取り付けられている。オイルポンプ15
とミッションケース11内に設けたクラッチドラム13
とはオイルポンプカバー16によって仕切られ、前記い
ずれかのクラッチ14に潤滑油を供給することにより、
ギアを切り替えることができるようになっている。
【0013】前記ポンプカバー16は、カバー本体17
とスリーブ18とから構成されるものである。カバー本
体17は、前記ミッションケース11の端部を閉塞する
蓋部19と、この蓋部19の中心孔に嵌合・一体化さ
れ、前記クラッチドラム13内に位置するボス部20と
からなる。前記蓋部19には、図4に示すように、複数
の潤滑油孔21が穿設され、前記ボス部20には、図3
に示すように、円周方向に所定角度の範囲毎に各潤滑油
孔21に対応して複数の潤滑油凹部22が形成され、各
潤滑油孔21と対応する各潤滑油凹部22とはそれぞれ
連通孔23を介して連通されている。
とスリーブ18とから構成されるものである。カバー本
体17は、前記ミッションケース11の端部を閉塞する
蓋部19と、この蓋部19の中心孔に嵌合・一体化さ
れ、前記クラッチドラム13内に位置するボス部20と
からなる。前記蓋部19には、図4に示すように、複数
の潤滑油孔21が穿設され、前記ボス部20には、図3
に示すように、円周方向に所定角度の範囲毎に各潤滑油
孔21に対応して複数の潤滑油凹部22が形成され、各
潤滑油孔21と対応する各潤滑油凹部22とはそれぞれ
連通孔23を介して連通されている。
【0014】前記カバー本体19は、アルミニウム合
金、例えば、ADC1(Si;12%),ADC3(S
i;9.5%、Mg;0.5%)、ADC5(Mg;6
%)、ADC6(Mg;3%、Mn;0.5%)、AD
C10(Si;8.5%、Cu;3%)、ADC12
(Si;11%、Cu;2.5%)等をダイカスト法に
より製作される。この場合、連通孔23は所定の抜き勾
配をもってボス部20の外周面に形成した潤滑油凹部2
2に連通するように形成されているので、後加工が不要
である。したがって、製作されたカバー本体17の表面
は鋳肌状態となり、潤滑油の流動状態等の点から非常に
好ましい。また、図6又は図7に示す従来例のように、
カバー本体1のボス端部にカッププラグ、スチールボー
ル等の封止部材6を嵌合した潤滑油孔7を形成する必要
もなく、安価に製作できる。
金、例えば、ADC1(Si;12%),ADC3(S
i;9.5%、Mg;0.5%)、ADC5(Mg;6
%)、ADC6(Mg;3%、Mn;0.5%)、AD
C10(Si;8.5%、Cu;3%)、ADC12
(Si;11%、Cu;2.5%)等をダイカスト法に
より製作される。この場合、連通孔23は所定の抜き勾
配をもってボス部20の外周面に形成した潤滑油凹部2
2に連通するように形成されているので、後加工が不要
である。したがって、製作されたカバー本体17の表面
は鋳肌状態となり、潤滑油の流動状態等の点から非常に
好ましい。また、図6又は図7に示す従来例のように、
カバー本体1のボス端部にカッププラグ、スチールボー
ル等の封止部材6を嵌合した潤滑油孔7を形成する必要
もなく、安価に製作できる。
【0015】前記スリーブ18は、前記カバー本体17
のボス部20に外装・一体化されている。このスリーブ
18はFe材料、例えば、Fe─C系合金、Fe基合金
等からなり(本実施例では、S45Cを使用する。)、
円筒形状で、外周面には前記各潤滑油孔21に対応して
複数の潤滑油溝24が形成されている。このスリーブ1
8には、前記カバー本体19のボス部20に嵌合・一体
化される前に、予め外周の潤滑油溝24から内周に貫通
した連通孔28が下降されており、嵌合・一体化された
後は、各潤滑油凹部22と潤滑油溝24とが連通するよ
うになっている。本実施例では、前記各潤滑油凹部22
は、カバー17のボス部20の外周面をカットすること
により形成され、ボス部外径を36.6mmとし、カッ
ト深さを1.5mmとすることにより、直径4mmの孔
に相当する断面積を有している。また、前記各潤滑油溝
24の間にはシール溝25が形成され、各シール溝25
にシールリング26が配設されることにより、オイルポ
ンプカバー16をミッションケース11に取り付けた
際、各潤滑油溝24間の潤滑油の漏れが防止されるよう
になっている。
のボス部20に外装・一体化されている。このスリーブ
18はFe材料、例えば、Fe─C系合金、Fe基合金
等からなり(本実施例では、S45Cを使用する。)、
円筒形状で、外周面には前記各潤滑油孔21に対応して
複数の潤滑油溝24が形成されている。このスリーブ1
8には、前記カバー本体19のボス部20に嵌合・一体
化される前に、予め外周の潤滑油溝24から内周に貫通
した連通孔28が下降されており、嵌合・一体化された
後は、各潤滑油凹部22と潤滑油溝24とが連通するよ
うになっている。本実施例では、前記各潤滑油凹部22
は、カバー17のボス部20の外周面をカットすること
により形成され、ボス部外径を36.6mmとし、カッ
ト深さを1.5mmとすることにより、直径4mmの孔
に相当する断面積を有している。また、前記各潤滑油溝
24の間にはシール溝25が形成され、各シール溝25
にシールリング26が配設されることにより、オイルポ
ンプカバー16をミッションケース11に取り付けた
際、各潤滑油溝24間の潤滑油の漏れが防止されるよう
になっている。
【0016】このような構成のポンプカバー16では、
ミッションケース11に取り付けられることにより、ス
リーブ18を嵌合してなるボス部20がクラッチドラム
13内に嵌合・位置決めされる。このため、潤滑油孔2
1を介して流入させた潤滑油を連通孔23、潤滑油凹部
22、潤滑油溝24を介してミッションケース11のク
ラッチドラム13に形成した各潤滑油路27から所望の
クラッチ14に供給でき、そのクラッチ14での油圧を
調整し、ギアが切り替えられる。
ミッションケース11に取り付けられることにより、ス
リーブ18を嵌合してなるボス部20がクラッチドラム
13内に嵌合・位置決めされる。このため、潤滑油孔2
1を介して流入させた潤滑油を連通孔23、潤滑油凹部
22、潤滑油溝24を介してミッションケース11のク
ラッチドラム13に形成した各潤滑油路27から所望の
クラッチ14に供給でき、そのクラッチ14での油圧を
調整し、ギアが切り替えられる。
【0017】この場合、前記スリーブ18は、前述のよ
うに、アルミニウム合金ダイカストに比べて硬質なFe
材料から構成されているため、シール溝25はテフロン
材料からなるシールリング26によっては摩耗しにく
く、潤滑油漏れは効果的に防止される。
うに、アルミニウム合金ダイカストに比べて硬質なFe
材料から構成されているため、シール溝25はテフロン
材料からなるシールリング26によっては摩耗しにく
く、潤滑油漏れは効果的に防止される。
【0018】また、ポンプカバー16での温度が高くな
れば、アルミニウム合金からなるカバー本体17に比べ
て熱膨張係数の小さいFe材料からなるスリーブ18
が、前記ポンプカバー16のボス部20に外装されてい
るため、両者の嵌合部分での潤滑油漏れも防止できる
(本実施例では、両部材の熱膨張差は10〜11×10
-6/℃)。また、設計段階では、嵌合部分の公差を通常
のしまりばめ公差(穴H7、軸n6)とすることがで
き、圧入により容易に一体化することができる。
れば、アルミニウム合金からなるカバー本体17に比べ
て熱膨張係数の小さいFe材料からなるスリーブ18
が、前記ポンプカバー16のボス部20に外装されてい
るため、両者の嵌合部分での潤滑油漏れも防止できる
(本実施例では、両部材の熱膨張差は10〜11×10
-6/℃)。また、設計段階では、嵌合部分の公差を通常
のしまりばめ公差(穴H7、軸n6)とすることがで
き、圧入により容易に一体化することができる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るオイルポンプカバーによれば、アルミニウム合金
ダイカストからなるカバー本体に形成した潤滑油孔が連
通する潤滑油凹部をボス部の外周に形成する一方、この
ボス部にFe材料からなるスリーブを外装・一体化し、
その外周に潤滑油溝及びシール溝を交互に形成するよう
にしたので、ボス部の肉厚を薄くできると共に、軽量化
を可能としつつ、シール溝での耐摩耗性を高め、各潤滑
油溝間での潤滑油の漏れを確実に防止することができ
る。
に係るオイルポンプカバーによれば、アルミニウム合金
ダイカストからなるカバー本体に形成した潤滑油孔が連
通する潤滑油凹部をボス部の外周に形成する一方、この
ボス部にFe材料からなるスリーブを外装・一体化し、
その外周に潤滑油溝及びシール溝を交互に形成するよう
にしたので、ボス部の肉厚を薄くできると共に、軽量化
を可能としつつ、シール溝での耐摩耗性を高め、各潤滑
油溝間での潤滑油の漏れを確実に防止することができ
る。
【0020】しかも、オイルポンプカバーの温度が上昇
しても、スリーブがカバー本体に比べて熱膨張係数の小
さい材料で構成されているため、両者の嵌合部分に隙間
が生じることがなく、この嵌合部分からの潤滑油漏れは
効果的に阻止される。
しても、スリーブがカバー本体に比べて熱膨張係数の小
さい材料で構成されているため、両者の嵌合部分に隙間
が生じることがなく、この嵌合部分からの潤滑油漏れは
効果的に阻止される。
【図1】 本実施例に係るトランスミッションの一部断
面正面図である。
面正面図である。
【図2】 図1の部分断面図である。
【図3】 図1のオイルポンプカバーの一部断面正面図
である。
である。
【図4】 図3の右側面図である。
【図5】 図3の部分断面図である。
【図6】 従来例に係るオイルポンプカバーの部分断面
図である。
図である。
【図7】 他の従来例に係るオイルポンプカバーの部分
断面図である。
断面図である。
11…ミッションケース、13…クラッチドラム、16
…ポンプカバー、17…カバー本体、18…スリーブ、
19…蓋部、20…ボス部、21…潤滑油孔、22…潤
滑油凹部、24…潤滑油溝、25…シール溝、26…シ
ールリング。
…ポンプカバー、17…カバー本体、18…スリーブ、
19…蓋部、20…ボス部、21…潤滑油孔、22…潤
滑油凹部、24…潤滑油溝、25…シール溝、26…シ
ールリング。
Claims (1)
- 【請求項1】 トランスミッションの外枠を構成するミ
ッションケースの端部に取り付けられ、オイルポンプか
ら供給される潤滑油が流動する複数の潤滑油孔が穿設さ
れた蓋部、及び、前記ミッションケース内に設けたクラ
ッチドラム内に位置し、外周部に前記各潤滑油孔にそれ
ぞれ連通する複数の潤滑油凹部が形成されたボス部を備
えたアルミニウム合金ダイカストからなるカバー本体
と、 該カバー本体のボス部に外装・一体化され、外周面に前
記各潤滑油凹部に連通する複数の潤滑油溝、及び、当該
各潤滑油溝間に形成され、シールリングが配設されるシ
ール溝が形成されたFe材料からなるスリーブとから構
成したことを特徴とするトランスミッションのオイルポ
ンプカバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6012498A JPH07217724A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | トランスミッションのオイルポンプカバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6012498A JPH07217724A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | トランスミッションのオイルポンプカバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07217724A true JPH07217724A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11807045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6012498A Pending JPH07217724A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | トランスミッションのオイルポンプカバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07217724A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11287313A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-19 | Suzuki Motor Corp | 自動変速機のオイルクーラ |
| WO2011062267A1 (ja) * | 2009-11-19 | 2011-05-26 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 車両用駆動装置 |
| US8622182B2 (en) | 2009-11-19 | 2014-01-07 | Aisin Aw Co., Ltd. | Vehicle drive device |
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