JPH07218271A - 光ファイバジャイロ - Google Patents
光ファイバジャイロInfo
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- JPH07218271A JPH07218271A JP854894A JP854894A JPH07218271A JP H07218271 A JPH07218271 A JP H07218271A JP 854894 A JP854894 A JP 854894A JP 854894 A JP854894 A JP 854894A JP H07218271 A JPH07218271 A JP H07218271A
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Landscapes
- Gyroscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で、損失によるS/N比の低下を
補償し、かつ検出角速度の零点ドリフトを低減する光フ
ァイバジャイロを提供する。 【構成】 光源1と、受光器9と、この光源及び受光器
を分岐とする第1のカプラ2と、第1のカプラの上記分
岐の反対側に接続される偏光子3と、この偏光子に接続
されると共に偏光子の反対側に分岐を有する第2のカプ
ラ4と、利得光ファイバからなり第2のカプラの分岐間
を閉じる光ファイバセンシングループ5と、この光ファ
イバセンシングループ5から光源1の間に接続されて利
得光ファイバのための励起光を注入する励起用光源7と
を備えた。
補償し、かつ検出角速度の零点ドリフトを低減する光フ
ァイバジャイロを提供する。 【構成】 光源1と、受光器9と、この光源及び受光器
を分岐とする第1のカプラ2と、第1のカプラの上記分
岐の反対側に接続される偏光子3と、この偏光子に接続
されると共に偏光子の反対側に分岐を有する第2のカプ
ラ4と、利得光ファイバからなり第2のカプラの分岐間
を閉じる光ファイバセンシングループ5と、この光ファ
イバセンシングループ5から光源1の間に接続されて利
得光ファイバのための励起光を注入する励起用光源7と
を備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバをループ状
にして形成したセンシングループに左右回りの光を伝搬
させ、両光の干渉強度から角速度を検出する光ファイバ
ジャイロに係り、特に、簡単な構成で、損失によるS/
N比の低下を補償し、かつ検出角速度の零点ドリフトを
低減する光ファイバジャイロに関するものである。
にして形成したセンシングループに左右回りの光を伝搬
させ、両光の干渉強度から角速度を検出する光ファイバ
ジャイロに係り、特に、簡単な構成で、損失によるS/
N比の低下を補償し、かつ検出角速度の零点ドリフトを
低減する光ファイバジャイロに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に従来の光ファイバジャイロの構成
を示す。この光ファイバジャイロは、光源1、第1のカ
プラ2、偏光子3、第2のカプラ4、センシングループ
5、位相変調器6、及び受光器9の光学部品から構成さ
れた、位相変調方式の開ループ型の光ファイバジャイロ
である。この構成にあっては、光源1の光を第1のカプ
ラ2、偏光子3に通して良好な直線偏光を形成する。そ
の光を第2のカプラ4を用いてセンシングループ5に左
回り光、右回り光として入射させる。両光はそれぞれセ
ンシングループ5を伝搬した後、第2のカプラ2で合成
され、互いに干渉する。その合成された光(干渉光)
は、偏光子3、第1のカプラ2を通り、受光器9で検出
される。このときセンシングループ5が回転している
と、その回転角速度に応じた干渉の強度が得られるの
で、受光器9で検出される光の強度から算出して回転角
速度を検出することができる。
を示す。この光ファイバジャイロは、光源1、第1のカ
プラ2、偏光子3、第2のカプラ4、センシングループ
5、位相変調器6、及び受光器9の光学部品から構成さ
れた、位相変調方式の開ループ型の光ファイバジャイロ
である。この構成にあっては、光源1の光を第1のカプ
ラ2、偏光子3に通して良好な直線偏光を形成する。そ
の光を第2のカプラ4を用いてセンシングループ5に左
回り光、右回り光として入射させる。両光はそれぞれセ
ンシングループ5を伝搬した後、第2のカプラ2で合成
され、互いに干渉する。その合成された光(干渉光)
は、偏光子3、第1のカプラ2を通り、受光器9で検出
される。このときセンシングループ5が回転している
と、その回転角速度に応じた干渉の強度が得られるの
で、受光器9で検出される光の強度から算出して回転角
速度を検出することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図4の光ファイバジャ
イロを構成するためには、各光学部品を接続する必要が
ある。図示されるように最低でも4か所の接続部が形成
される。接続部においては光が接続損失を受ける。図4
の構成にあっては、理論上でも9dBの光の損失が生じ
るが、これに接続損失も加わって、通常の総合損失は1
3dB程度となる。このように総合損失が大きいと、受
光器9に到達する光は微弱なものとなる。このためS/
N比が低下すると共に検出角速度の零点ドリフトが大き
くなるという問題があった。
イロを構成するためには、各光学部品を接続する必要が
ある。図示されるように最低でも4か所の接続部が形成
される。接続部においては光が接続損失を受ける。図4
の構成にあっては、理論上でも9dBの光の損失が生じ
るが、これに接続損失も加わって、通常の総合損失は1
3dB程度となる。このように総合損失が大きいと、受
光器9に到達する光は微弱なものとなる。このためS/
N比が低下すると共に検出角速度の零点ドリフトが大き
くなるという問題があった。
【0004】S/N比を改善するには、受光器9に到達
する光が強ければよいので、例えば、光源1の光出力を
大きくすることが考えられる。しかし、光源1の光出力
を大きくすると、光源1の寿命が短くなったり、発熱が
大きくなったりする弊害が生じる。また、これらの問題
を解決するために、方式に改良を加えたリング共振型や
閉ループ型が提案されてはいるが、これらのものは図4
に比べて構成が非常に複雑になる。構成が非常に複雑に
なることはコストの上昇や信頼性の低下をもたらし、問
題である。
する光が強ければよいので、例えば、光源1の光出力を
大きくすることが考えられる。しかし、光源1の光出力
を大きくすると、光源1の寿命が短くなったり、発熱が
大きくなったりする弊害が生じる。また、これらの問題
を解決するために、方式に改良を加えたリング共振型や
閉ループ型が提案されてはいるが、これらのものは図4
に比べて構成が非常に複雑になる。構成が非常に複雑に
なることはコストの上昇や信頼性の低下をもたらし、問
題である。
【0005】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、簡単な構成で、損失によるS/N比の低下を補償
し、かつ検出角速度の零点ドリフトを低減する光ファイ
バジャイロを提供することにある。
し、簡単な構成で、損失によるS/N比の低下を補償
し、かつ検出角速度の零点ドリフトを低減する光ファイ
バジャイロを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、光源と、受光器と、この光源及び受光器を
分岐とする第1のカプラと、第1のカプラの上記分岐の
反対側に接続される偏光子と、この偏光子に接続される
と共に偏光子の反対側に分岐を有する第2のカプラと、
利得光ファイバからなり第2のカプラの分岐間を閉じる
光ファイバセンシングループと、この光ファイバセンシ
ングループから光源の間に接続されて利得光ファイバの
ための励起光を注入する励起用光源とを備えたものであ
る。
に本発明は、光源と、受光器と、この光源及び受光器を
分岐とする第1のカプラと、第1のカプラの上記分岐の
反対側に接続される偏光子と、この偏光子に接続される
と共に偏光子の反対側に分岐を有する第2のカプラと、
利得光ファイバからなり第2のカプラの分岐間を閉じる
光ファイバセンシングループと、この光ファイバセンシ
ングループから光源の間に接続されて利得光ファイバの
ための励起光を注入する励起用光源とを備えたものであ
る。
【0007】また、別の構成は、光源と、その背後に配
置される受光器と、光源の前方に接続される偏光子と、
この偏光子に接続されると共に偏光子の反対側に分岐を
有するカプラと、利得光ファイバからなり上記カプラの
分岐間を閉じる光ファイバセンシングループと、この光
ファイバセンシングループから光源の間に接続されて利
得光ファイバのための励起光を注入する励起用光源とを
備えたものである。
置される受光器と、光源の前方に接続される偏光子と、
この偏光子に接続されると共に偏光子の反対側に分岐を
有するカプラと、利得光ファイバからなり上記カプラの
分岐間を閉じる光ファイバセンシングループと、この光
ファイバセンシングループから光源の間に接続されて利
得光ファイバのための励起光を注入する励起用光源とを
備えたものである。
【0008】上記光源の光を1.55μm帯とし、上記
利得光ファイバをエルビウム添加光ファイバで構成し、
かつ、上記励起用光源の光を1.48μm帯としてもよ
い。
利得光ファイバをエルビウム添加光ファイバで構成し、
かつ、上記励起用光源の光を1.48μm帯としてもよ
い。
【0009】
【作用】上記構成により、光源の光は、第1のカプラ、
偏光子、第2のカプラを経由して光ファイバセンシング
ループに至り、左回り、右回りした後、第2のカプラ、
偏光子、第1のカプラを経由して干渉光として受光器に
受光される。このとき、利得光ファイバからなる光ファ
イバセンシングループに励起光が注入されることによ
り、左回り、右回りの光が同じ利得で増幅される。増幅
された光が受光器に受光されるので、S/N比の低下が
補償され、検出角速度の零点ドリフトが低減される。ま
た、この構成は、従来の構成に対し、光ファイバセンシ
ングループを利得光ファイバで置き換え、励起用光源を
付加したものであるから、構成が簡単となる。
偏光子、第2のカプラを経由して光ファイバセンシング
ループに至り、左回り、右回りした後、第2のカプラ、
偏光子、第1のカプラを経由して干渉光として受光器に
受光される。このとき、利得光ファイバからなる光ファ
イバセンシングループに励起光が注入されることによ
り、左回り、右回りの光が同じ利得で増幅される。増幅
された光が受光器に受光されるので、S/N比の低下が
補償され、検出角速度の零点ドリフトが低減される。ま
た、この構成は、従来の構成に対し、光ファイバセンシ
ングループを利得光ファイバで置き換え、励起用光源を
付加したものであるから、構成が簡単となる。
【0010】光源の背後に受光器が配置される構成にあ
っては、光源の光は、偏光子、カプラを経由して光ファ
イバセンシングループに至り、ここで上記と同様に増幅
されつつ左回り、右回りした後、カプラ、偏光子を経由
して干渉光として受光器に受光される。増幅された光が
受光器に受光されるので、S/N比の低下が補償され、
検出角速度の零点ドリフトが低減される。この場合、受
光器には光源から直接の光が入射するが、これは直流成
分として電気的にカットできる。さらにこの構成では、
第1のカプラを必要とせず、構成が簡単となる。
っては、光源の光は、偏光子、カプラを経由して光ファ
イバセンシングループに至り、ここで上記と同様に増幅
されつつ左回り、右回りした後、カプラ、偏光子を経由
して干渉光として受光器に受光される。増幅された光が
受光器に受光されるので、S/N比の低下が補償され、
検出角速度の零点ドリフトが低減される。この場合、受
光器には光源から直接の光が入射するが、これは直流成
分として電気的にカットできる。さらにこの構成では、
第1のカプラを必要とせず、構成が簡単となる。
【0011】利得光ファイバとして光ファイバ材料にエ
ルビウムを添加したエルビウム添加光ファイバを使用す
る。この場合、利得光ファイバに1.48μm帯の励起
光を注入すると、エルビウムが1.55μm帯の光を生
じるので、1.55μm帯での増幅が可能である。そこ
で、光源光に1.55μm帯の光を使用し、光ファイバ
センシングループでの増幅を利用して受光器に十分な強
度の光を受光させることができる。
ルビウムを添加したエルビウム添加光ファイバを使用す
る。この場合、利得光ファイバに1.48μm帯の励起
光を注入すると、エルビウムが1.55μm帯の光を生
じるので、1.55μm帯での増幅が可能である。そこ
で、光源光に1.55μm帯の光を使用し、光ファイバ
センシングループでの増幅を利用して受光器に十分な強
度の光を受光させることができる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。
詳述する。
【0013】図1に示されるように、光ファイバジャイ
ロは、光源1、第1のカプラ2、偏光子3、第2のカプ
ラ4、光ファイバセンシングループ(以下、センシング
ループという)5、位相変調器6、励起用光源7、狭帯
域フィルタ8及び受光器9の光学部品から構成されてい
る。
ロは、光源1、第1のカプラ2、偏光子3、第2のカプ
ラ4、光ファイバセンシングループ(以下、センシング
ループという)5、位相変調器6、励起用光源7、狭帯
域フィルタ8及び受光器9の光学部品から構成されてい
る。
【0014】光源1には発光ダイオードやレーザダイオ
ードを使用することができる。本実施例では、光源1
は、波長1.55μmの光源光を供給するレーザダイオ
ードであり、その光出力は約1mWである。この光源1
には第1のカプラ2の分岐を構成する光ファイバのひと
つ(2a)が結合されている。第1のカプラ2及び後述
の第2のカプラ4は、共に光ファイバを用いた融着延伸
型のカプラであり、2本の光ファイバで構成された分岐
が両側に形成されている。第1のカプラ2は、波長1.
55μmで3dB動作するものであり、波長1.48μ
mでの特性には制限はない。第1のカプラ2には、光源
1の反対側の分岐を構成する光ファイバのひとつ(4
c)に偏光子3が接続されている。偏光子3は、楕円ジ
ャケット型偏波面保存光ファイバを用いた光ファイバ型
偏光子であり、波長1.55μmで動作するものであ
る。偏光子3には、第1のカプラ2の反対側に、第2の
カプラ4の分岐を構成する光ファイバのひとつ(4a)
が接続されている。第2のカプラ4は、少なくとも波長
1.55μm及び波長1.48μmの両波長で3dB動
作することのできる波長無依存型のものである。このよ
うに、第2のカプラ4は、波長1.55μmの光源光と
波長1.48μmの励起光とに良好な伝搬特性を有する
ものが使用される。第2のカプラ4の反対側の分岐を構
成する2本の光ファイバ(4c、4d)には、分岐間を
閉じるようにセンシングループ5の両端が接続されてい
る。第2のカプラ4とセンシングループ5との接続に
は、コア拡大技術が用いられている。その接続損は、約
0.1dBである。
ードを使用することができる。本実施例では、光源1
は、波長1.55μmの光源光を供給するレーザダイオ
ードであり、その光出力は約1mWである。この光源1
には第1のカプラ2の分岐を構成する光ファイバのひと
つ(2a)が結合されている。第1のカプラ2及び後述
の第2のカプラ4は、共に光ファイバを用いた融着延伸
型のカプラであり、2本の光ファイバで構成された分岐
が両側に形成されている。第1のカプラ2は、波長1.
55μmで3dB動作するものであり、波長1.48μ
mでの特性には制限はない。第1のカプラ2には、光源
1の反対側の分岐を構成する光ファイバのひとつ(4
c)に偏光子3が接続されている。偏光子3は、楕円ジ
ャケット型偏波面保存光ファイバを用いた光ファイバ型
偏光子であり、波長1.55μmで動作するものであ
る。偏光子3には、第1のカプラ2の反対側に、第2の
カプラ4の分岐を構成する光ファイバのひとつ(4a)
が接続されている。第2のカプラ4は、少なくとも波長
1.55μm及び波長1.48μmの両波長で3dB動
作することのできる波長無依存型のものである。このよ
うに、第2のカプラ4は、波長1.55μmの光源光と
波長1.48μmの励起光とに良好な伝搬特性を有する
ものが使用される。第2のカプラ4の反対側の分岐を構
成する2本の光ファイバ(4c、4d)には、分岐間を
閉じるようにセンシングループ5の両端が接続されてい
る。第2のカプラ4とセンシングループ5との接続に
は、コア拡大技術が用いられている。その接続損は、約
0.1dBである。
【0015】このセンシングループ5は、ループ半径を
50mmとして全長150mの光ファイバ10をループ
状にして形成されている。この光ファイバ10は、楕円
コア型偏波面保存光ファイバであり、コアとクラッドと
の比屈折率差は約1.3%、損失は波長1.55μmで
0.35dB/Km、消光比は1Km当たり−30dB
である。また、この光ファイバ10には、エルビウムが
添加されている。エルビウムの添加量は約60ppmと
通常より低濃度である。このエルビウム添加光ファイバ
は利得光ファイバとして作用させることができる。
50mmとして全長150mの光ファイバ10をループ
状にして形成されている。この光ファイバ10は、楕円
コア型偏波面保存光ファイバであり、コアとクラッドと
の比屈折率差は約1.3%、損失は波長1.55μmで
0.35dB/Km、消光比は1Km当たり−30dB
である。また、この光ファイバ10には、エルビウムが
添加されている。エルビウムの添加量は約60ppmと
通常より低濃度である。このエルビウム添加光ファイバ
は利得光ファイバとして作用させることができる。
【0016】位相変調器6は、光ファイバを伝搬する光
を位相変調するものであり、センシングループ5を形成
する光ファイバ10に挿入されている。
を位相変調するものであり、センシングループ5を形成
する光ファイバ10に挿入されている。
【0017】励起用光源7は、第2のカプラ4の残りの
一端の光ファイバ(4b)に結合されている。励起用光
源7は、波長1.48μmの励起光を供給するレーザダ
イオードであり、そのファイバ出力は約33mWであ
る。励起用光源7から波長1.48μmの励起光を注入
することにより、センシングループ5を励振して利得光
ファイバとして作用させると、センシングループ増幅器
を形成することができる。このセンシングループ増幅器
は、双方向に同じ増幅特性を有する双方向増幅方式にな
っており、その増幅特性は、小信号利得が約28dB、
飽和光出力が13dBm、ノイズフィギュア(NF)が
7dBである。なお、センシングループ5のジャイロと
してのスケールファクタは約0.2である。
一端の光ファイバ(4b)に結合されている。励起用光
源7は、波長1.48μmの励起光を供給するレーザダ
イオードであり、そのファイバ出力は約33mWであ
る。励起用光源7から波長1.48μmの励起光を注入
することにより、センシングループ5を励振して利得光
ファイバとして作用させると、センシングループ増幅器
を形成することができる。このセンシングループ増幅器
は、双方向に同じ増幅特性を有する双方向増幅方式にな
っており、その増幅特性は、小信号利得が約28dB、
飽和光出力が13dBm、ノイズフィギュア(NF)が
7dBである。なお、センシングループ5のジャイロと
してのスケールファクタは約0.2である。
【0018】狭帯域フィルタ8は、第1のカプラ2の残
りの一端の光ファイバ(2b)に結合されている。狭帯
域フィルタ8の反対側に受光器9が設けられており、狭
帯域フィルタ8が受光器9の直前に挿入されている構成
となっている。狭帯域フィルタ8は、センシングループ
5を介して戻ってくる光から、増幅された自然放出光雑
音を除くためのものである。
りの一端の光ファイバ(2b)に結合されている。狭帯
域フィルタ8の反対側に受光器9が設けられており、狭
帯域フィルタ8が受光器9の直前に挿入されている構成
となっている。狭帯域フィルタ8は、センシングループ
5を介して戻ってくる光から、増幅された自然放出光雑
音を除くためのものである。
【0019】各光学部品を接続する接続部(×印)は、
図示のように4か所形成されている。
図示のように4か所形成されている。
【0020】次に実施例の作用を述べる。
【0021】光源1から発した波長1.55μmの光
は、第1のカプラ2、偏光子3、第2のカプラ4を経由
してセンシングループ5に至る。第2のカプラ4で分岐
された光は、センシングループ5を左回り及び右回りし
て第2のカプラ4に戻る。センシングループ5に回転角
速度が生じていると、両光はそれぞれ回転角速度の影響
を受ける。一方、励起用光源7から発した波長1.48
μmの光は、第2のカプラ4を経由してセンシングルー
プ5に注入され、センシングループ5を両端から励振す
る。センシングループ5が励振されることにより、波長
1.55μmの光が生じるため、上記左回り及び右回り
の光が増幅され、光の強度が増すことになる。双方向に
同じ増幅特性であるから、左回り光、右回り光は同じよ
うに増幅される。このようにして、回転角速度の影響を
受け、かつ増幅された両光は、第2のカプラ4、偏光子
3、第1のカプラ2、狭帯域フィルタ8を経由して干渉
光として受光器9に受光される。
は、第1のカプラ2、偏光子3、第2のカプラ4を経由
してセンシングループ5に至る。第2のカプラ4で分岐
された光は、センシングループ5を左回り及び右回りし
て第2のカプラ4に戻る。センシングループ5に回転角
速度が生じていると、両光はそれぞれ回転角速度の影響
を受ける。一方、励起用光源7から発した波長1.48
μmの光は、第2のカプラ4を経由してセンシングルー
プ5に注入され、センシングループ5を両端から励振す
る。センシングループ5が励振されることにより、波長
1.55μmの光が生じるため、上記左回り及び右回り
の光が増幅され、光の強度が増すことになる。双方向に
同じ増幅特性であるから、左回り光、右回り光は同じよ
うに増幅される。このようにして、回転角速度の影響を
受け、かつ増幅された両光は、第2のカプラ4、偏光子
3、第1のカプラ2、狭帯域フィルタ8を経由して干渉
光として受光器9に受光される。
【0022】以上の動作において、光源光は各光学部品
を伝搬する際に、前記した各光学部品による損失を生じ
ると共に、それぞれの接続部(×印)において接続損失
を生じる。と同時に、利得光ファイバによるセンシング
ループ5において増幅される。その結果、受光器9は十
分な強度の光を受光することになる。これによって、S
/N比の低下が補償され、検出角速度の零点ドリフトが
低減される。
を伝搬する際に、前記した各光学部品による損失を生じ
ると共に、それぞれの接続部(×印)において接続損失
を生じる。と同時に、利得光ファイバによるセンシング
ループ5において増幅される。その結果、受光器9は十
分な強度の光を受光することになる。これによって、S
/N比の低下が補償され、検出角速度の零点ドリフトが
低減される。
【0023】図3に、本発明の光ファイバジャイロによ
る回転角速度の検出例と、従来の検出例とを示す。いず
れのグラフも、横軸に時間、縦軸にジャイロ出力=回転
角速度をとったものである。図3(b)の従来例は、正
方向の回転角速度が断続的に生じているときに検出され
たものであるが、零点が負側に徐々に大きくドリフト
し、その後、正側に転じている。このため目盛りから読
み取れる検出値は実際の回転角速度を正確に表しておら
ず、また、回転角速度が与えられていないときにも、若
干の検出値が生じている。これに対し、本発明の例は、
負方向と正方向とに1回ずつ回転角速度が生じたときに
検出されたものであるが、零点のドリフトが全くないの
で、目盛りから読み取れる検出値が実際の回転角速度を
正確に表し、回転角速度が与えられていないときには検
出値が正しく零を示している。
る回転角速度の検出例と、従来の検出例とを示す。いず
れのグラフも、横軸に時間、縦軸にジャイロ出力=回転
角速度をとったものである。図3(b)の従来例は、正
方向の回転角速度が断続的に生じているときに検出され
たものであるが、零点が負側に徐々に大きくドリフト
し、その後、正側に転じている。このため目盛りから読
み取れる検出値は実際の回転角速度を正確に表しておら
ず、また、回転角速度が与えられていないときにも、若
干の検出値が生じている。これに対し、本発明の例は、
負方向と正方向とに1回ずつ回転角速度が生じたときに
検出されたものであるが、零点のドリフトが全くないの
で、目盛りから読み取れる検出値が実際の回転角速度を
正確に表し、回転角速度が与えられていないときには検
出値が正しく零を示している。
【0024】このように、本発明の光ファイバジャイロ
は零点ドリフトを大幅に低減させた超高精度の光ファイ
バジャイロであり、しかも、その構成は、開ループの位
相変調方式による簡単な構成で実現されている。
は零点ドリフトを大幅に低減させた超高精度の光ファイ
バジャイロであり、しかも、その構成は、開ループの位
相変調方式による簡単な構成で実現されている。
【0025】次に、他の実施例を説明する。
【0026】図2に示される光ファイバジャイロは、光
源1、偏光子3、カプラ21、センシングループ5、位
相変調器6、励起用光源7、及び受光器22の光学部品
から構成されている。図1との比較で述べると、カプラ
21は第2のカプラ4に相当し、第1のカプラ2及び狭
帯域フィルタ8が存在せず、かつ、偏光子3の側を光源
1の前方とすると、受光器22が背後、即ち、偏光子3
の反対側に配置されている。この例では、受光器22が
光源1と一体になっており、これは、通常、光源のレー
ザダイオード23に付属して実装されているモニタ用の
PD(フォトダイオード)24を回転角速度検出用の受
光器22に流用したものである。光源1から直接にこの
受光器22に入射する光の成分は、受光器22の後段に
置かれる電気回路(図示せず)において、直流成分とし
て取り除くことができる。
源1、偏光子3、カプラ21、センシングループ5、位
相変調器6、励起用光源7、及び受光器22の光学部品
から構成されている。図1との比較で述べると、カプラ
21は第2のカプラ4に相当し、第1のカプラ2及び狭
帯域フィルタ8が存在せず、かつ、偏光子3の側を光源
1の前方とすると、受光器22が背後、即ち、偏光子3
の反対側に配置されている。この例では、受光器22が
光源1と一体になっており、これは、通常、光源のレー
ザダイオード23に付属して実装されているモニタ用の
PD(フォトダイオード)24を回転角速度検出用の受
光器22に流用したものである。光源1から直接にこの
受光器22に入射する光の成分は、受光器22の後段に
置かれる電気回路(図示せず)において、直流成分とし
て取り除くことができる。
【0027】この構成においては、図1の構成と同じよ
うに、各光学部品及び接続部(×印)の損失をセンシン
グループ5の増幅によって打ち消している。これによっ
て、S/N比の低下が補償され、検出角速度の零点ドリ
フトが低減される。さらにこの構成では、第1のカプラ
2を必要としないため、損失が少なく、構成が簡単とな
る。
うに、各光学部品及び接続部(×印)の損失をセンシン
グループ5の増幅によって打ち消している。これによっ
て、S/N比の低下が補償され、検出角速度の零点ドリ
フトが低減される。さらにこの構成では、第1のカプラ
2を必要としないため、損失が少なく、構成が簡単とな
る。
【0028】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
る。
【0029】(1)零点ドリフトを大幅に低減させた超
高精度の光ファイバジャイロが得られる。
高精度の光ファイバジャイロが得られる。
【0030】(2)簡単な構成で実現できるので、コス
トの上昇や信頼性の低下をもたらすことがない。
トの上昇や信頼性の低下をもたらすことがない。
【図1】本発明の一実施例を示す光ファイバジャイロの
構成図である。
構成図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す光ファイバジャイロ
の構成図である。
の構成図である。
【図3】(a)は本発明の、(b)は従来例の、回転角
速度の検出出力の時間変化グラフである。
速度の検出出力の時間変化グラフである。
【図4】従来例を示す光ファイバジャイロの構成図であ
る。
る。
1 光源 2 第1のカプラ 3 偏光子 4 第2のカプラ 5 光ファイバセンシングループ(センシングループ) 7 励起用光源 9 受光器
Claims (3)
- 【請求項1】 光ファイバセンシングループに左右回り
の光を伝搬させ、両光の干渉強度から角速度を検出する
光ファイバジャイロにおいて、光源と、受光器と、この
光源及び受光器を分岐とする第1のカプラと、第1のカ
プラの上記分岐の反対側に接続される偏光子と、この偏
光子に接続されると共に偏光子の反対側に分岐を有する
第2のカプラと、利得光ファイバからなり第2のカプラ
の分岐間を閉じる光ファイバセンシングループと、この
光ファイバセンシングループから光源の間に接続されて
利得光ファイバのための励起光を注入する励起用光源と
を備えたことを特徴とする光ファイバジャイロ。 - 【請求項2】 光ファイバセンシングループに左右回り
の光を伝搬させ、両光の干渉強度から角速度を検出する
光ファイバジャイロにおいて、光源と、その背後に配置
される受光器と、光源の前方に接続される偏光子と、こ
の偏光子に接続されると共に偏光子の反対側に分岐を有
するカプラと、利得光ファイバからなり上記カプラの分
岐間を閉じる光ファイバセンシングループと、この光フ
ァイバセンシングループから光源の間に接続されて利得
光ファイバのための励起光を注入する励起用光源とを備
えたことを特徴とする光ファイバジャイロ。 - 【請求項3】 上記光源の光を1.55μm帯とし、上
記利得光ファイバをエルビウム添加光ファイバで構成
し、かつ、上記励起光を1.48μm帯とすることを特
徴とする請求項1又は2記載の光ファイバジャイロ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP854894A JPH07218271A (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | 光ファイバジャイロ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP854894A JPH07218271A (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | 光ファイバジャイロ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07218271A true JPH07218271A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11696193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP854894A Pending JPH07218271A (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | 光ファイバジャイロ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07218271A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007212247A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Tamagawa Seiki Co Ltd | 光ファイバ型リングレーザジャイロ |
-
1994
- 1994-01-28 JP JP854894A patent/JPH07218271A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007212247A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Tamagawa Seiki Co Ltd | 光ファイバ型リングレーザジャイロ |
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