JPH07218916A - 液晶表示パネルおよびその製造方法およびその駆動方法 - Google Patents
液晶表示パネルおよびその製造方法およびその駆動方法Info
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- JPH07218916A JPH07218916A JP1432994A JP1432994A JPH07218916A JP H07218916 A JPH07218916 A JP H07218916A JP 1432994 A JP1432994 A JP 1432994A JP 1432994 A JP1432994 A JP 1432994A JP H07218916 A JPH07218916 A JP H07218916A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 第1の基板11に設ける第1の配向膜15
と、第2の基板12に設ける第2の配向膜16と、第1
の基板と第2の基板の間に設けるパネル内部スペーサー
18と、第1の基板と第2の基板との間に液晶層19を
封入するためのシール部7とを備え、第1の配向膜と第
2の配向膜とはその表面状態を異なるように構成し、第
1の基板と第2の基板とはイオン性不純物の吸着性が異
なる液晶表示パネルおよびその製造方法およびその駆動
方法。 【効果】 第1の基板に設けた配向膜が負イオンの吸着
性が少なく、第2の基板に設けた配向膜が正イオンの吸
着性が少ないことにより、直流成分を有する非対称な駆
動波形が印加されてもイオン吸着による画面表示の焼き
付きがない品質の高い液晶表示パネルを得ることができ
る。
と、第2の基板12に設ける第2の配向膜16と、第1
の基板と第2の基板の間に設けるパネル内部スペーサー
18と、第1の基板と第2の基板との間に液晶層19を
封入するためのシール部7とを備え、第1の配向膜と第
2の配向膜とはその表面状態を異なるように構成し、第
1の基板と第2の基板とはイオン性不純物の吸着性が異
なる液晶表示パネルおよびその製造方法およびその駆動
方法。 【効果】 第1の基板に設けた配向膜が負イオンの吸着
性が少なく、第2の基板に設けた配向膜が正イオンの吸
着性が少ないことにより、直流成分を有する非対称な駆
動波形が印加されてもイオン吸着による画面表示の焼き
付きがない品質の高い液晶表示パネルを得ることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属−絶縁物−金属構
造をもつMIM素子や、薄膜トランジスタ素子(TF
T)などのスィッチング素子をもつ液晶表示パネル、あ
るいはこれらのスィッチング素子をもたない液晶表示パ
ネルの構成およびその製造方法およびその駆動方法に関
する。
造をもつMIM素子や、薄膜トランジスタ素子(TF
T)などのスィッチング素子をもつ液晶表示パネル、あ
るいはこれらのスィッチング素子をもたない液晶表示パ
ネルの構成およびその製造方法およびその駆動方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】現在、液晶表示パネルは液晶を所定の方
向に並ばせるため、ラビング処理を施した配向膜を有す
る構造となっている。以下従来の液晶表示パネルの構造
について、図2の断面図を用いて説明する。
向に並ばせるため、ラビング処理を施した配向膜を有す
る構造となっている。以下従来の液晶表示パネルの構造
について、図2の断面図を用いて説明する。
【0003】第1の基板11は、ガラスからなるの基板
上に、透明導電膜としてITOの第1のパターン電極1
3を形成するか、あるいは図2には図示しないが金属−
絶縁物−金属構造のMIM素子や、薄膜トランジスタ素
子(TFT)などのスィッチング素子を有している。
上に、透明導電膜としてITOの第1のパターン電極1
3を形成するか、あるいは図2には図示しないが金属−
絶縁物−金属構造のMIM素子や、薄膜トランジスタ素
子(TFT)などのスィッチング素子を有している。
【0004】その第1のパターン電極13上に第1の配
向膜15を印刷法によって形成し、所定の温度で第1の
配向膜15を焼成し、その後ラビングによる配向処理を
第1の配向膜15に行っている。
向膜15を印刷法によって形成し、所定の温度で第1の
配向膜15を焼成し、その後ラビングによる配向処理を
第1の配向膜15に行っている。
【0005】第2の基板12は、ガラスからなる基板上
に、透明導電膜としてITOの第2のパターン電極14
を設け、その上に第2の配向膜16を印刷によって形成
し、所定の温度で第2の配向膜16を焼成し、その後ラ
ビングによる配向処理を第2の配向膜16に行ってい
る。
に、透明導電膜としてITOの第2のパターン電極14
を設け、その上に第2の配向膜16を印刷によって形成
し、所定の温度で第2の配向膜16を焼成し、その後ラ
ビングによる配向処理を第2の配向膜16に行ってい
る。
【0006】液晶表示パネルを製造するには、第1の基
板11と第2の基板12との間に、パネル内部スペーサ
ー18を介在させ、シール部17によって、2枚の第1
の基板11と第2の基板12とを張り合わせている。
板11と第2の基板12との間に、パネル内部スペーサ
ー18を介在させ、シール部17によって、2枚の第1
の基板11と第2の基板12とを張り合わせている。
【0007】そして第1の基板11と第2の基板12と
の隙間に液晶を注入し、液晶層19を設ける。
の隙間に液晶を注入し、液晶層19を設ける。
【0008】ここで、第1の基板11に形成した第1の
配向膜15と第2の基板12に形成した第2の配向膜1
6とは、材料はいずれも脂肪族系ポリアミック酸である
LQ−T120(日立化成工業製)を、フレキソ印刷法
を用いて膜厚50nmで形成し、焼成条件はいずれも温
度200℃で1時間を行った後、ラビング条件はいずれ
もレーヨン布を用いて切り込み量0.4mmで一定方向
にラビング処理を行って形成している。
配向膜15と第2の基板12に形成した第2の配向膜1
6とは、材料はいずれも脂肪族系ポリアミック酸である
LQ−T120(日立化成工業製)を、フレキソ印刷法
を用いて膜厚50nmで形成し、焼成条件はいずれも温
度200℃で1時間を行った後、ラビング条件はいずれ
もレーヨン布を用いて切り込み量0.4mmで一定方向
にラビング処理を行って形成している。
【0009】すなわち第1の基板11と第2の基板12
とは、同一材料、同一条件で第1の配向膜15と第2の
配向膜16とを形成している。
とは、同一材料、同一条件で第1の配向膜15と第2の
配向膜16とを形成している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述のように作成した
液晶表示パネルでは、第1の基板11と第2の基板12
との第1のパターン電極13と第2のパターン電極14
間に直流成分を有する非対称な駆動波形が液晶層19に
印加された場合、液晶層19に含まれる正負のイオン性
不純物が偏り、直流成分の量に従って配向膜に吸着す
る。
液晶表示パネルでは、第1の基板11と第2の基板12
との第1のパターン電極13と第2のパターン電極14
間に直流成分を有する非対称な駆動波形が液晶層19に
印加された場合、液晶層19に含まれる正負のイオン性
不純物が偏り、直流成分の量に従って配向膜に吸着す
る。
【0011】正の直流成分が印加される基板側の配向膜
には負のイオン性不純物が非常に多く吸着し、負の直流
成分が印加される基板側の配向膜には負のイオン性不純
物とほぼ同じ量の正のイオン性不純物が吸着する。
には負のイオン性不純物が非常に多く吸着し、負の直流
成分が印加される基板側の配向膜には負のイオン性不純
物とほぼ同じ量の正のイオン性不純物が吸着する。
【0012】これによって、液晶表示パネルは駆動した
際に、表示画面の焼きつきが発生するという課題を有す
る。この焼きつきとは、長時間にわたって固定パターン
を表示すると、表示を切り替えても前の表示がはっきり
と残っている現象のことであり、表示品質上、大きな問
題となっている。
際に、表示画面の焼きつきが発生するという課題を有す
る。この焼きつきとは、長時間にわたって固定パターン
を表示すると、表示を切り替えても前の表示がはっきり
と残っている現象のことであり、表示品質上、大きな問
題となっている。
【0013】本発明の目的は、上記課題を解決して、焼
きつきが発生しない液晶表示パネルの構成と製造方法と
駆動方法とを提供することである。
きつきが発生しない液晶表示パネルの構成と製造方法と
駆動方法とを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の液晶表示パネルは下記記載の手段を採用す
る。
め、本発明の液晶表示パネルは下記記載の手段を採用す
る。
【0015】本発明の液晶表示パネルは、第1の基板に
設ける第1の配向膜と、第2の基板に設ける第2の配向
膜と、第1の基板と第2の基板との間に設けるパネル内
部スペーサーと、第1の基板と第2の基板との間に液晶
層を封入するためのシール部とを備え、第1の配向膜と
第2の配向膜とはその表面状態を異なるように構成し
て、第1の基板と第2の基板とはイオン性不純物の吸着
性が異なることを特徴とする。
設ける第1の配向膜と、第2の基板に設ける第2の配向
膜と、第1の基板と第2の基板との間に設けるパネル内
部スペーサーと、第1の基板と第2の基板との間に液晶
層を封入するためのシール部とを備え、第1の配向膜と
第2の配向膜とはその表面状態を異なるように構成し
て、第1の基板と第2の基板とはイオン性不純物の吸着
性が異なることを特徴とする。
【0016】本発明の第1の配向膜と第2の配向膜との
表面状態を異なるように構成し、第1の基板と第2の基
板とはイオン性不純物の吸着性が異なる液晶表示パネル
の製造方法は、第1の配向膜と第2の配向膜とを、異な
る材料で形成するか、あるいは異なる焼成条件で形成す
るか、あるいは異なるラビング条件で形成するか、異な
る材料および異なるラビング条件で形成するか、異なる
焼成条件および異なるラビング条件で形成するか、異な
る材料および異なる異なる焼成条件およびラビング条件
で形成することを特徴とする。
表面状態を異なるように構成し、第1の基板と第2の基
板とはイオン性不純物の吸着性が異なる液晶表示パネル
の製造方法は、第1の配向膜と第2の配向膜とを、異な
る材料で形成するか、あるいは異なる焼成条件で形成す
るか、あるいは異なるラビング条件で形成するか、異な
る材料および異なるラビング条件で形成するか、異なる
焼成条件および異なるラビング条件で形成するか、異な
る材料および異なる異なる焼成条件およびラビング条件
で形成することを特徴とする。
【0017】本発明の第1の配向膜と第2の配向膜との
表面状態を異なるようにし、第1の基板と第2の基板と
はイオン性不純物の吸着性が異なる液晶表示パネルの駆
動方法は、負イオンの吸着性が少ない配向膜を設けた基
板に正のオフセット電圧を印加することを特徴とする。
表面状態を異なるようにし、第1の基板と第2の基板と
はイオン性不純物の吸着性が異なる液晶表示パネルの駆
動方法は、負イオンの吸着性が少ない配向膜を設けた基
板に正のオフセット電圧を印加することを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明の液晶表示パネルでは、第1の基板に形
成する第1の配向膜と第2の基板に形成する第2の配向
膜とで、使用する材料の種類、焼成条件、あるいはラビ
ング条件のうち一つ以上が異なるように選択して、その
表面状態が異なるように構成して、イオン性不純物の吸
着性が異なるように形成する。
成する第1の配向膜と第2の基板に形成する第2の配向
膜とで、使用する材料の種類、焼成条件、あるいはラビ
ング条件のうち一つ以上が異なるように選択して、その
表面状態が異なるように構成して、イオン性不純物の吸
着性が異なるように形成する。
【0019】このことにより、正の直流成分が印加され
る第1の基板に設けた配向膜は負イオンの吸着性を少な
くし、負の直流成分が印加される第2の基板に設けた配
向膜は正イオンの吸着性を少なくすることができる。
る第1の基板に設けた配向膜は負イオンの吸着性を少な
くし、負の直流成分が印加される第2の基板に設けた配
向膜は正イオンの吸着性を少なくすることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例における液晶表示パネ
ルを、図1の断面図を用いて説明する。まずはじめに本
発明の液晶表示パネルの構成を説明する。
ルを、図1の断面図を用いて説明する。まずはじめに本
発明の液晶表示パネルの構成を説明する。
【0021】第1の基板11に設ける第1の配向膜15
と、第2の基板12に設ける第2の配向膜16とを設け
る。さらに、第1の基板11と第2の基板12との間に
設けるパネル内部スペーサー18を有し、第1の基板1
1と第2の基板12との間に液晶層19を封入するため
のシール部17とを備える。
と、第2の基板12に設ける第2の配向膜16とを設け
る。さらに、第1の基板11と第2の基板12との間に
設けるパネル内部スペーサー18を有し、第1の基板1
1と第2の基板12との間に液晶層19を封入するため
のシール部17とを備える。
【0022】そして第1の配向膜15と第2の配向膜1
6との表面状態を異なるように構成して、第1の基板1
1と第2の基板12とはイオン性不純物の吸着性が異な
るようにしている。
6との表面状態を異なるように構成して、第1の基板1
1と第2の基板12とはイオン性不純物の吸着性が異な
るようにしている。
【0023】つぎに図1を用いて説明した本発明におけ
る液晶表示パネルを得るための製造方法を、図1を用い
て説明する。
る液晶表示パネルを得るための製造方法を、図1を用い
て説明する。
【0024】ガラスからなる第1の基板11に、透明導
電膜であるITO(インジウム・チン・オキサイド)を
スパッタリング法により膜厚200nmで形成する。
電膜であるITO(インジウム・チン・オキサイド)を
スパッタリング法により膜厚200nmで形成する。
【0025】その後、全面に感光性樹脂を形成し、フォ
トマスクを用いて露光現像処理を行い、この感光性樹脂
をパターニングし、さらにこのパターニングした感光性
樹脂をエッチングマスクに用いてITOをパターニング
するフォトエッチングによって、第1のパターン電極1
3をパターニングする。
トマスクを用いて露光現像処理を行い、この感光性樹脂
をパターニングし、さらにこのパターニングした感光性
樹脂をエッチングマスクに用いてITOをパターニング
するフォトエッチングによって、第1のパターン電極1
3をパターニングする。
【0026】さらに、第1のパターン電極13の上に芳
香族系ポリアミック酸であるSE−3140(日産化学
製)を、フレキソ印刷法を用いて膜厚50nmで形成す
る。
香族系ポリアミック酸であるSE−3140(日産化学
製)を、フレキソ印刷法を用いて膜厚50nmで形成す
る。
【0027】その後、温度200℃で1時間の焼成を行
った後、レーヨンを用いて切り込み量0.4mmで一定
方向にラビング処理を行い、第1の配向膜15として設
けている。
った後、レーヨンを用いて切り込み量0.4mmで一定
方向にラビング処理を行い、第1の配向膜15として設
けている。
【0028】一方、ガラスからなる第2の基板12は、
前述と同様な処理方法によって形成した透明導電膜から
なる第2のパターン電極14上に脂肪族系ポリアミック
酸であるLQ−T120(日立化成工業製)を、フレキ
ソ印刷法により膜厚50nmで形成する。
前述と同様な処理方法によって形成した透明導電膜から
なる第2のパターン電極14上に脂肪族系ポリアミック
酸であるLQ−T120(日立化成工業製)を、フレキ
ソ印刷法により膜厚50nmで形成する。
【0029】そして、温度200℃で1時間の焼成を行
った後、レーヨンを用いて切り込み量0.4mmで一定
方向にラビング処理を行い、第2の配向膜16として設
けている。
った後、レーヨンを用いて切り込み量0.4mmで一定
方向にラビング処理を行い、第2の配向膜16として設
けている。
【0030】すなわちこの実施例においては、第1の配
向膜15と第2の配向膜16とは、その材料を変えてい
る。
向膜15と第2の配向膜16とは、その材料を変えてい
る。
【0031】その後、第1の基板11と第2の基板12
とを張り合わせる。これは、どちらか一方の基板にエポ
キシ樹脂からなるシール部17を印刷法により形成し、
さらに他方の基板にパネル内部スペーサー18を散布し
た後、第1の基板11と第2の基板12とを重ね合わせ
る。
とを張り合わせる。これは、どちらか一方の基板にエポ
キシ樹脂からなるシール部17を印刷法により形成し、
さらに他方の基板にパネル内部スペーサー18を散布し
た後、第1の基板11と第2の基板12とを重ね合わせ
る。
【0032】その後、第1の基板11と第2の基板12
とを加圧しながら温度150℃で時間2時間の熱処理を
行い、シール部17を硬化させる。
とを加圧しながら温度150℃で時間2時間の熱処理を
行い、シール部17を硬化させる。
【0033】そして、第1の基板11と第2の基板12
との隙間に、液晶としてフッ素系の液晶MJ92665
(メルク製)を注入し、液晶層19を設ける。
との隙間に、液晶としてフッ素系の液晶MJ92665
(メルク製)を注入し、液晶層19を設ける。
【0034】このようにして作成した液晶表示パネルに
おけるイオン性不純物の吸着性を、残留する直流電圧量
で評価を行った。
おけるイオン性不純物の吸着性を、残留する直流電圧量
で評価を行った。
【0035】第1の基板11側に正の直流成分が印加さ
れるように直流電圧を2V、時間を10分間印加した。
その後、第1の基板11と第2の基板12とを1秒間短
絡した後、開放にして120秒間放置した。
れるように直流電圧を2V、時間を10分間印加した。
その後、第1の基板11と第2の基板12とを1秒間短
絡した後、開放にして120秒間放置した。
【0036】このときに、第1の基板11と第2の基板
12との間に、イオン性不純物の吸着量に相当した量の
残留直流電圧を、エレクトロメーターKT617(ケス
レー製)にて測定すると、21mVであった。
12との間に、イオン性不純物の吸着量に相当した量の
残留直流電圧を、エレクトロメーターKT617(ケス
レー製)にて測定すると、21mVであった。
【0037】この結果は、第1の基板11側への負イオ
ンの吸着性が非常に少ない状態になったことを示してい
る。
ンの吸着性が非常に少ない状態になったことを示してい
る。
【0038】この負イオンの吸着性が少ない理由は、第
1の配向膜15の表面形状や表面粗さが原子間力顕微鏡
(AFM)を用いて測定したところ、第2の配向膜16
の表面形状や表面粗さと異なっていたことによるものと
考えている。
1の配向膜15の表面形状や表面粗さが原子間力顕微鏡
(AFM)を用いて測定したところ、第2の配向膜16
の表面形状や表面粗さと異なっていたことによるものと
考えている。
【0039】また、この液晶表示パネルを実際に直流成
分を有する非対称な駆動波形で駆動したところ、画面表
示の焼きつきは認められなかった。
分を有する非対称な駆動波形で駆動したところ、画面表
示の焼きつきは認められなかった。
【0040】ここで、従来例によって作成した液晶表示
パネルは同じ条件で残留する直流電圧を測定すると29
4mVであり、実際に直流成分を有する非対称な駆動波
形で駆動したところ、画面表示の焼きつきが起こった。
パネルは同じ条件で残留する直流電圧を測定すると29
4mVであり、実際に直流成分を有する非対称な駆動波
形で駆動したところ、画面表示の焼きつきが起こった。
【0041】つづいて、本発明における液晶表示パネル
を得るための別の製造方法について説明する。
を得るための別の製造方法について説明する。
【0042】ガラスからなる第1の基板11のパターン
電極13上に脂肪族系ポリアミック酸であるLQ−T1
20(日立化成工業製)を、フレキソ印刷法で膜厚50
nm形成し、温度250℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.4mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第1の配向膜15として設けてい
る。
電極13上に脂肪族系ポリアミック酸であるLQ−T1
20(日立化成工業製)を、フレキソ印刷法で膜厚50
nm形成し、温度250℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.4mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第1の配向膜15として設けてい
る。
【0043】ガラスからなる第2の基板12のパターン
電極14上に脂肪族系ポリアミック酸であるLQ−T1
20(日立化成工業製)を、フレキソ印刷法で膜厚50
nm形成し、温度200℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.4mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第2の配向膜16として設けてい
る。
電極14上に脂肪族系ポリアミック酸であるLQ−T1
20(日立化成工業製)を、フレキソ印刷法で膜厚50
nm形成し、温度200℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.4mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第2の配向膜16として設けてい
る。
【0044】すなわち第1の配向膜15と第2の配向膜
16とでは、その焼成条件を変えている。
16とでは、その焼成条件を変えている。
【0045】その後、第1の基板11と第2の基板12
とを張り合わせる。これは、どちらか一方の基板にエポ
キシ樹脂からなるシール部17を設け、さらに他方の基
板にパネル内部スペーサー18を散布した後、第1の基
板11と第2の基板12とを重ね合わせる。
とを張り合わせる。これは、どちらか一方の基板にエポ
キシ樹脂からなるシール部17を設け、さらに他方の基
板にパネル内部スペーサー18を散布した後、第1の基
板11と第2の基板12とを重ね合わせる。
【0046】その後、第1の基板11と第2の基板12
とを加圧しながら温度150℃で時間2時間の熱処理を
行い、シール部17を硬化させる。そして、第1の基板
11と第2の基板12との隙間にフッ素系の液晶である
MJ92665(メルク製)を注入し、液晶層19を設
ける。
とを加圧しながら温度150℃で時間2時間の熱処理を
行い、シール部17を硬化させる。そして、第1の基板
11と第2の基板12との隙間にフッ素系の液晶である
MJ92665(メルク製)を注入し、液晶層19を設
ける。
【0047】このようにして作成した液晶表示パネル
は、上述と同一の条件で残留する直流電圧量を測定する
と25mVであった。
は、上述と同一の条件で残留する直流電圧量を測定する
と25mVであった。
【0048】この結果も、第1の基板11側への負イオ
ンの吸着性が非常に少ないことを示している。この液晶
表示パネルを実際に直流成分を有する非対称な駆動波形
で駆動したところ、画面表示の焼きつきは認められなか
った。
ンの吸着性が非常に少ないことを示している。この液晶
表示パネルを実際に直流成分を有する非対称な駆動波形
で駆動したところ、画面表示の焼きつきは認められなか
った。
【0049】つづいて、本発明における液晶表示パネル
を得るための別の製造方法について説明する。
を得るための別の製造方法について説明する。
【0050】ガラスからなる第1の基板11のパターン
電極13上に脂肪族系ポリアミック酸であるLQ−T1
20(日立化成工業製)を、フレキソ印刷法で膜厚50
nm形成し、温度200℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.1mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第1の配向膜15として設けてい
る。
電極13上に脂肪族系ポリアミック酸であるLQ−T1
20(日立化成工業製)を、フレキソ印刷法で膜厚50
nm形成し、温度200℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.1mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第1の配向膜15として設けてい
る。
【0051】ガラスからなる第2の基板12のパターン
電極14上に脂肪族系ポリアミック酸であるLQ−T1
20(日立化成工業製)を、フレキソ印刷法で膜厚50
nm形成し、温度200℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.4mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第2の配向膜16として設けてい
る。
電極14上に脂肪族系ポリアミック酸であるLQ−T1
20(日立化成工業製)を、フレキソ印刷法で膜厚50
nm形成し、温度200℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.4mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第2の配向膜16として設けてい
る。
【0052】すなわちこの実施例においては第1の配向
膜15と第2の配向膜16とでは、そのラビング条件を
変えている。
膜15と第2の配向膜16とでは、そのラビング条件を
変えている。
【0053】その後、第1の基板11と第2の基板12
とを張り合わせる。これは、どちらか一方の基板にエポ
キシ樹脂からなるシール部17を設け、さらに他方の基
板にパネル内部スペーサー18を散布した後、第1の基
板11と第2の基板12とを重ね合わせる。
とを張り合わせる。これは、どちらか一方の基板にエポ
キシ樹脂からなるシール部17を設け、さらに他方の基
板にパネル内部スペーサー18を散布した後、第1の基
板11と第2の基板12とを重ね合わせる。
【0054】その後、第1の基板11と第2の基板12
とを加圧しながら温度150℃で時間2時間の熱処理を
行い、シール部17を硬化させる。そして、第1の基板
11と第2の基板12との隙間にフッ素系の液晶MJ9
2665(メルク製)を注入し、液晶層19を設ける。
とを加圧しながら温度150℃で時間2時間の熱処理を
行い、シール部17を硬化させる。そして、第1の基板
11と第2の基板12との隙間にフッ素系の液晶MJ9
2665(メルク製)を注入し、液晶層19を設ける。
【0055】このようにして作成した液晶表示パネル
は、上述と同一の条件で残留する直流電圧量を測定する
と36mVであった。
は、上述と同一の条件で残留する直流電圧量を測定する
と36mVであった。
【0056】この結果も、第1の基板11側への負イオ
ンの吸着性が非常に少ないことを示している。この液晶
表示パネルを実際に直流成分を有する非対称な駆動波形
で駆動したところ、画面表示の焼きつきは認められなか
った。
ンの吸着性が非常に少ないことを示している。この液晶
表示パネルを実際に直流成分を有する非対称な駆動波形
で駆動したところ、画面表示の焼きつきは認められなか
った。
【0057】つづいて、本発明における液晶表示パネル
を得るための別の製造方法について説明する。
を得るための別の製造方法について説明する。
【0058】ガラスからなる第1の基板11のパターン
電極13上に芳香族系ポリアミック酸であるSE−31
40(日産化学製)を、フレキソ印刷法により膜厚50
nm形成し、温度250℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.4mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第1の配向膜15として設けてい
る。
電極13上に芳香族系ポリアミック酸であるSE−31
40(日産化学製)を、フレキソ印刷法により膜厚50
nm形成し、温度250℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.4mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第1の配向膜15として設けてい
る。
【0059】ガラスからなる第2の基板12のパターン
電極14上に脂肪族系ポリアミック酸であるLQ−T1
20(日立化成工業製)を、フレキソ印刷法で膜厚50
nm形成し、温度200℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.4mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第2の配向膜16として設けてい
る。
電極14上に脂肪族系ポリアミック酸であるLQ−T1
20(日立化成工業製)を、フレキソ印刷法で膜厚50
nm形成し、温度200℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.4mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第2の配向膜16として設けてい
る。
【0060】すなわちこの実施例においては第1の配向
膜15と第2の配向膜16とでは、その材料と焼成条件
とを変えている。
膜15と第2の配向膜16とでは、その材料と焼成条件
とを変えている。
【0061】その後、第1の基板11と第2の基板12
とを張り合わせる。これは、どちらか一方の基板にエポ
キシ樹脂からなるシール部17を設け、さらに他方の基
板にパネル内部スペーサー18を散布した後、第1の基
板11と第2の基板12とを重ね合わせる。
とを張り合わせる。これは、どちらか一方の基板にエポ
キシ樹脂からなるシール部17を設け、さらに他方の基
板にパネル内部スペーサー18を散布した後、第1の基
板11と第2の基板12とを重ね合わせる。
【0062】その後、第1の基板11と第2の基板12
とを加圧しながら温度150℃で時間2時間の熱処理を
行い、シール部を硬化させる。そして、第1の基板11
と第2の基板12との隙間にフッ素系の液晶MJ926
65(メルク製)を注入し、液晶層19を設ける。
とを加圧しながら温度150℃で時間2時間の熱処理を
行い、シール部を硬化させる。そして、第1の基板11
と第2の基板12との隙間にフッ素系の液晶MJ926
65(メルク製)を注入し、液晶層19を設ける。
【0063】このようにして作成した液晶表示パネル
は、上述と同一の条件で残留する直流電圧量を測定する
と10mVであった。
は、上述と同一の条件で残留する直流電圧量を測定する
と10mVであった。
【0064】この結果も、第1の基板11側への負イオ
ンの吸着性が非常に少ないことを示している。この液晶
表示パネルを実際に直流成分を有する非対称な駆動波形
で駆動したところ、画面表示の焼きつきは認められなか
った。
ンの吸着性が非常に少ないことを示している。この液晶
表示パネルを実際に直流成分を有する非対称な駆動波形
で駆動したところ、画面表示の焼きつきは認められなか
った。
【0065】つづいて、本発明における液晶表示パネル
を得るための別の製造方法について説明する。
を得るための別の製造方法について説明する。
【0066】ガラスからなる第1の基板11のパターン
電極13上に脂肪族系ポリアミク酸であるSE−314
0(日産化学製)を、フレキソ印刷法によって膜厚50
nm形成し、温度200℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.1mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第1の配向膜15として設けてい
る。
電極13上に脂肪族系ポリアミク酸であるSE−314
0(日産化学製)を、フレキソ印刷法によって膜厚50
nm形成し、温度200℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.1mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第1の配向膜15として設けてい
る。
【0067】ガラスからなる第2の基板12のパターン
電極14上に脂肪族系ポリアミック酸であるLQ−T1
20(日立化成工業製)を、フレキソ印刷法で膜厚50
nm形成し、温度200℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.4mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第2の配向膜16として設けてい
る。
電極14上に脂肪族系ポリアミック酸であるLQ−T1
20(日立化成工業製)を、フレキソ印刷法で膜厚50
nm形成し、温度200℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.4mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第2の配向膜16として設けてい
る。
【0068】すなわちこの実施例においては第1の配向
膜15と第2の配向膜16とでは、その材料とラビング
条件とを変えている。
膜15と第2の配向膜16とでは、その材料とラビング
条件とを変えている。
【0069】その後、第1の基板11と第2の基板12
とを張り合わせる。これは、どちらか一方の基板にエポ
キシ樹脂からなるシール部17を設け、さらに他方の基
板にパネル内部スペーサー18を散布した後、第1の基
板11と第2の基板12とを重ね合わせる。
とを張り合わせる。これは、どちらか一方の基板にエポ
キシ樹脂からなるシール部17を設け、さらに他方の基
板にパネル内部スペーサー18を散布した後、第1の基
板11と第2の基板12とを重ね合わせる。
【0070】その後、第1の基板11と第2の基板12
とを加圧しながら温度150℃で時間2時間の熱処理を
行い、シール部を硬化させる。そして、第1の基板11
と第2の基板12との隙間にフッ素系の液晶MJ926
65(メルク製)を注入し、液晶層19を設ける。
とを加圧しながら温度150℃で時間2時間の熱処理を
行い、シール部を硬化させる。そして、第1の基板11
と第2の基板12との隙間にフッ素系の液晶MJ926
65(メルク製)を注入し、液晶層19を設ける。
【0071】このようにして作成した液晶表示パネル
は、上述と同一の条件で残留する直流電圧量を測定する
と14mVであった。
は、上述と同一の条件で残留する直流電圧量を測定する
と14mVであった。
【0072】この結果も、第1の基板11側への負イオ
ンの吸着性が非常に少ないことを示している。この液晶
表示パネルを実際に直流成分を有する非対称な駆動波形
で駆動したところ、画面表示の焼きつきは認められなか
った。
ンの吸着性が非常に少ないことを示している。この液晶
表示パネルを実際に直流成分を有する非対称な駆動波形
で駆動したところ、画面表示の焼きつきは認められなか
った。
【0073】つづいて、本発明における液晶表示パネル
を得るための別の製造方法について説明する。
を得るための別の製造方法について説明する。
【0074】ガラスからなる第1の基板11のパターン
電極13上に脂肪族系ポリアミック酸であるLQ−T1
20(日立化成工業製)を、フレキソ印刷法で膜厚50
nm形成し、温度250℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.1mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第1の配向膜15として設けてい
る。
電極13上に脂肪族系ポリアミック酸であるLQ−T1
20(日立化成工業製)を、フレキソ印刷法で膜厚50
nm形成し、温度250℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.1mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第1の配向膜15として設けてい
る。
【0075】ガラスからなる第2の基板12のパターン
電極14上に脂肪族系ポリアミック酸であるLQ−T1
20(日立化成工業製)を、フレキソ印刷法で膜厚50
nm形成し、温度200℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.4mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第2の配向膜16として設けてい
る。
電極14上に脂肪族系ポリアミック酸であるLQ−T1
20(日立化成工業製)を、フレキソ印刷法で膜厚50
nm形成し、温度200℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.4mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第2の配向膜16として設けてい
る。
【0076】すなわちこの実施例においては第1の配向
膜15と第2の配向膜16とでは、その焼成条件とラビ
ング条件とを変えている。
膜15と第2の配向膜16とでは、その焼成条件とラビ
ング条件とを変えている。
【0077】その後、第1の基板11と第2の基板12
とを張り合わせる。これは、どちらか一方の基板にエポ
キシ樹脂からなるシール部17を設け、さらに他方の基
板にパネル内部スペーサー18を散布した後、第1の基
板11と第2の基板12とを重ね合わせる。
とを張り合わせる。これは、どちらか一方の基板にエポ
キシ樹脂からなるシール部17を設け、さらに他方の基
板にパネル内部スペーサー18を散布した後、第1の基
板11と第2の基板12とを重ね合わせる。
【0078】その後、第1の基板11と第2の基板12
とを加圧しながら温度150℃で時間2時間の熱処理を
行い、シール部を硬化させる。そして、第1の基板11
と第2の基板12との隙間にフッ素系の液晶MJ926
65(メルク製)を注入し、液晶層19を設ける。
とを加圧しながら温度150℃で時間2時間の熱処理を
行い、シール部を硬化させる。そして、第1の基板11
と第2の基板12との隙間にフッ素系の液晶MJ926
65(メルク製)を注入し、液晶層19を設ける。
【0079】このようにして作成した液晶表示パネル
は、上述と同一の条件で残留する直流電圧量を測定する
と38mVであった。
は、上述と同一の条件で残留する直流電圧量を測定する
と38mVであった。
【0080】この結果も、第1の基板11側への負イオ
ンの吸着性が非常に少ないことを示している。この液晶
表示パネルを実際に直流成分を有する非対称な駆動波形
で駆動したところ、画面表示の焼きつきは認められなか
った。
ンの吸着性が非常に少ないことを示している。この液晶
表示パネルを実際に直流成分を有する非対称な駆動波形
で駆動したところ、画面表示の焼きつきは認められなか
った。
【0081】つづいて、本発明における液晶表示パネル
を得るための別の製造方法について説明する。
を得るための別の製造方法について説明する。
【0082】ガラスからなる第1の基板11のパターン
電極13上に脂肪族系ポリアミック酸であるLQ−T1
20(日立化成工業製)を、フレキソ印刷法で膜厚50
nm形成し、温度250℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.1mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第1の配向膜15として設けてい
る。
電極13上に脂肪族系ポリアミック酸であるLQ−T1
20(日立化成工業製)を、フレキソ印刷法で膜厚50
nm形成し、温度250℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.1mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第1の配向膜15として設けてい
る。
【0083】ガラスからなる第2の基板12のパターン
電極14上に脂肪族系ポリアミック酸であるRN−77
5(日産化学製)を、フレキソ印刷法を用いて膜厚50
nm形成し、温度200℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.4mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第2の配向膜16として設けてい
る。
電極14上に脂肪族系ポリアミック酸であるRN−77
5(日産化学製)を、フレキソ印刷法を用いて膜厚50
nm形成し、温度200℃で1時間の焼成を行った後、
レーヨンを用いて切り込み量0.4mmで一定方向にラ
ビング処理を行い、第2の配向膜16として設けてい
る。
【0084】すなわちこの実施例においては第1の配向
膜15と第2の配向膜16とでは、その材料と焼成条件
とラビング条件とを変えている。
膜15と第2の配向膜16とでは、その材料と焼成条件
とラビング条件とを変えている。
【0085】その後、第1の基板11と第2の基板12
とを張り合わせる。これは、どちらか一方の基板にエポ
キシ樹脂からなるシール部17を設け、さらに他方の基
板にパネル内部スペーサー18を散布した後、第1の基
板11と第2の基板12とを重ね合わせる。
とを張り合わせる。これは、どちらか一方の基板にエポ
キシ樹脂からなるシール部17を設け、さらに他方の基
板にパネル内部スペーサー18を散布した後、第1の基
板11と第2の基板12とを重ね合わせる。
【0086】その後、第1の基板11と第2の基板12
とを加圧しながら温度150℃で時間2時間の熱処理を
行い、シール部を硬化させる。そして、第1の基板11
と第2の基板12との隙間にフッ素系の液晶MJ926
65(メルク製)を注入し、液晶層19を設ける。
とを加圧しながら温度150℃で時間2時間の熱処理を
行い、シール部を硬化させる。そして、第1の基板11
と第2の基板12との隙間にフッ素系の液晶MJ926
65(メルク製)を注入し、液晶層19を設ける。
【0087】このようにして作成した液晶表示パネル
は、上述と同一の条件で残留する直流電圧量を測定する
と18mVであった。
は、上述と同一の条件で残留する直流電圧量を測定する
と18mVであった。
【0088】この結果も、第1の基板11側への負イオ
ンの吸着性が非常に少ないことを示している。この液晶
表示パネルを実際に直流成分を有する非対称な駆動波形
で駆動したところ、画面表示の焼きつきは認められなか
った。
ンの吸着性が非常に少ないことを示している。この液晶
表示パネルを実際に直流成分を有する非対称な駆動波形
で駆動したところ、画面表示の焼きつきは認められなか
った。
【0089】つぎに、本発明における液晶表示パネルの
駆動方法を、図1と図3とを用いて説明する。なお図3
の波形図においては、横軸は時間(T)を示し、縦軸は
電圧(V)を示す。
駆動方法を、図1と図3とを用いて説明する。なお図3
の波形図においては、横軸は時間(T)を示し、縦軸は
電圧(V)を示す。
【0090】第1の基板11に設ける第1の配向膜15
と、第2の基板12に設ける第2の配向膜16と、第1
の基板11と第2の基板12との間に設けるパネル内部
スペーサー18と、第1の基板11と第2の基板12と
の間に液晶層19を封入するためのシール部17とを備
え、第1の基板11と第2の基板12とはイオン性不純
物の吸着性が異なる液晶表示パネルの駆動方法は、負イ
オンの吸着性が少ない配向膜を設けた基板に、図3に示
したような正のオフセット電圧20を有する非対称な駆
動波形を意図的に印加して画面表示を行っている。
と、第2の基板12に設ける第2の配向膜16と、第1
の基板11と第2の基板12との間に設けるパネル内部
スペーサー18と、第1の基板11と第2の基板12と
の間に液晶層19を封入するためのシール部17とを備
え、第1の基板11と第2の基板12とはイオン性不純
物の吸着性が異なる液晶表示パネルの駆動方法は、負イ
オンの吸着性が少ない配向膜を設けた基板に、図3に示
したような正のオフセット電圧20を有する非対称な駆
動波形を意図的に印加して画面表示を行っている。
【0091】この正のオフセット電圧20を有する非対
称な駆動波形を印加する理由としては、オフセット電圧
を持たない対称な駆動波形で駆動した場合、イオン性不
純物の偏り方向は規制できない。
称な駆動波形を印加する理由としては、オフセット電圧
を持たない対称な駆動波形で駆動した場合、イオン性不
純物の偏り方向は規制できない。
【0092】すなわち正イオンの移動方向および負イオ
ンの移動方向が表示する画面情報によって異なってしま
うため本発明の液晶表示パネルには適していない。
ンの移動方向が表示する画面情報によって異なってしま
うため本発明の液晶表示パネルには適していない。
【0093】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
液晶表示パネルは、第1の基板に設けた配向膜が負イオ
ンの吸着性が少なく、第2の基板に設けた配向膜が正イ
オンの吸着性が少ない。このことにより、直流成分を有
する非対称な駆動波形が印加されてもイオン吸着による
画面表示の焼きつきがない、表示品質の高い液晶表示パ
ネルを得ることができる。
液晶表示パネルは、第1の基板に設けた配向膜が負イオ
ンの吸着性が少なく、第2の基板に設けた配向膜が正イ
オンの吸着性が少ない。このことにより、直流成分を有
する非対称な駆動波形が印加されてもイオン吸着による
画面表示の焼きつきがない、表示品質の高い液晶表示パ
ネルを得ることができる。
【図1】本発明の実施例における液晶表示パネルの構造
およびその製造方法を示す断面図である。
およびその製造方法を示す断面図である。
【図2】従来例における液晶表示パネルの構造を示す断
面図である。
面図である。
【図3】本発明の実施例における液晶表示パネルを駆動
するための駆動波形を示す波形図である。
するための駆動波形を示す波形図である。
11 第1の基板 12 第2の基板 15 第1の配向膜 16 第2の配向膜 17 シール部 20 正のオフセット電圧
Claims (9)
- 【請求項1】 第1の基板に設ける第1の配向膜と、第
2の基板に設ける第2の配向膜と、第1の基板と第2の
基板の間に設けるパネル内部スペーサーと、第1の基板
と第2の基板との間に液晶層を封入するためのシール部
とを備え、第1の配向膜と第2の配向膜とはその表面状
態を異なるように構成し、第1の基板と第2の基板とは
イオン性不純物の吸着性が異なることを特徴とする液晶
表示パネル。 - 【請求項2】 第1の基板に設ける第1の配向膜と、第
2の基板に設ける第2の配向膜と、第1の基板と第2の
基板の間に設けるパネル内部スペーサーと、第1の基板
と第2の基板との間に液晶層を封入するためのシール部
とを備え、第1の配向膜と第2の配向膜との表面状態を
異なるように構成し、第1の基板と第2の基板とはイオ
ン性不純物の吸着性が異なる液晶表示パネルの製造方法
は、第1の配向膜と第2の配向膜とは、異なる材料で形
成することを特徴とする液晶表示パネルの製造方法。 - 【請求項3】 第1の基板に設ける第1の配向膜と、第
2の基板に設ける第2の配向膜と、第1の基板と第2の
基板の間に設けるパネル内部スペーサーと、第1の基板
と第2の基板との間に液晶層を封入するためのシール部
とを備え、第1の配向膜と第2の配向膜との表面状態を
異なるように構成し、第1の基板と第2の基板とはイオ
ン性不純物の吸着性が異なる液晶表示パネルの製造方法
は、第1の配向膜と第2の配向膜とは、異なる焼成条件
で形成することを特徴とする液晶表示パネルの製造方
法。 - 【請求項4】 第1の基板に設ける第1の配向膜と、第
2の基板に設ける第2の配向膜と、第1の基板と第2の
基板の間に設けるパネル内部スペーサーと、第1の基板
と第2の基板との間に液晶層を封入するためのシール部
とを備え、第1の配向膜と第2の配向膜との表面状態を
異なるように構成し、第1の基板と第2の基板とはイオ
ン性不純物の吸着性が異なる液晶表示パネルの製造方法
は、第1の配向膜と第2の配向膜とは、異なるラビング
条件で形成することを特徴とする液晶表示パネルの製造
方法。 - 【請求項5】 第1の基板に設ける第1の配向膜と、第
2の基板に設ける第2の配向膜と、第1の基板と第2の
基板の間に設けるパネル内部スペーサーと、第1の基板
と第2の基板との間に液晶層を封入するためのシール部
とを備え、第1の配向膜と第2の配向膜との表面状態を
異なるように構成し、第1の基板と第2の基板とはイオ
ン性不純物の吸着性が異なる液晶表示パネルの製造方法
は、第1の配向膜と第2の配向膜とは、異なる材料およ
び異なる焼成条件で形成することを特徴とする液晶表示
パネルの製造方法。 - 【請求項6】 第1の基板に設ける第1の配向膜と、第
2の基板に設ける第2の配向膜と、第1の基板と第2の
基板の間に設けるパネル内部スペーサーと、第1の基板
と第2の基板との間に液晶層を封入するためのシール部
とを備え、第1の配向膜と第2の配向膜との表面状態を
異なるように構成し、第1の基板と第2の基板とはイオ
ン性不純物の吸着性が異なる液晶表示パネルの製造方法
は、第1の配向膜と第2の配向膜とは、異なる材料およ
び異なるラビング条件で形成することを特徴とする液晶
表示パネルの製造方法。 - 【請求項7】 第1の基板に設ける第1の配向膜と、第
2の基板に設ける第2の配向膜と、第1の基板と第2の
基板の間に設けるパネル内部スペーサーと、第1の基板
と第2の基板との間に液晶層を封入するためのシール部
とを備え、第1の配向膜と第2の配向膜との表面状態を
異なるように構成し、第1の基板と第2の基板とはイオ
ン性不純物の吸着性が異なる液晶表示パネルの製造方法
は、第1の配向膜と第2の配向膜とは、異なる焼成条件
および異なるラビング条件で形成することを特徴とする
液晶表示パネルの製造方法。 - 【請求項8】 第1の基板に設ける第1の配向膜と、第
2の基板に設ける第2の配向膜と、第1の基板と第2の
基板の間に設けるパネル内部スペーサーと、第1の基板
と第2の基板との間に液晶層を封入するためのシール部
とを備え、第1の配向膜と第2の配向膜との表面状態を
異なるように構成し、第1の基板と第2の基板とはイオ
ン性不純物の吸着性が異なる液晶表示パネルの製造方法
は、第1の配向膜と第2の配向膜とは、異なる材料およ
び異なる焼成条件および異なるラビング条件で形成する
ことを特徴とする液晶表示パネルの製造方法。 - 【請求項9】 第1の基板に設ける第1の配向膜と、第
2の基板に設ける第2の配向膜と、第1の基板と第2の
基板の間に設けるパネル内部スペーサーと、第1の基板
と第2の基板との間に液晶層を封入するためのシール部
とを備え、第1の配向膜と第2の配向膜との表面状態を
異なるように構成し、第1の基板と第2の基板とはイオ
ン性不純物の吸着性が異なる液晶表示パネルの駆動方法
は、負イオンの吸着性が少ない配向膜を設けた基板に正
のオフセット電圧を印加することを特徴とする液晶表示
パネルの駆動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1432994A JPH07218916A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | 液晶表示パネルおよびその製造方法およびその駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1432994A JPH07218916A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | 液晶表示パネルおよびその製造方法およびその駆動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07218916A true JPH07218916A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11858036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1432994A Pending JPH07218916A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | 液晶表示パネルおよびその製造方法およびその駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07218916A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002189460A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-07-05 | Sharp Corp | 表示装置、表示装置の駆動方法および液晶表示装置の駆動方法 |
| KR100874646B1 (ko) * | 2002-08-14 | 2008-12-17 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시장치 및 그 제조방법 |
| KR20190116594A (ko) * | 2018-04-03 | 2019-10-15 | 삼성디스플레이 주식회사 | 액정 표시 장치 |
-
1994
- 1994-02-08 JP JP1432994A patent/JPH07218916A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002189460A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-07-05 | Sharp Corp | 表示装置、表示装置の駆動方法および液晶表示装置の駆動方法 |
| KR100874646B1 (ko) * | 2002-08-14 | 2008-12-17 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시장치 및 그 제조방법 |
| KR20190116594A (ko) * | 2018-04-03 | 2019-10-15 | 삼성디스플레이 주식회사 | 액정 표시 장치 |
| CN110346978A (zh) * | 2018-04-03 | 2019-10-18 | 三星显示有限公司 | 液晶显示设备 |
| CN110346978B (zh) * | 2018-04-03 | 2024-08-20 | 三星显示有限公司 | 液晶显示设备 |
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