JPH0721906Y2 - 液体用ポンプ - Google Patents
液体用ポンプInfo
- Publication number
- JPH0721906Y2 JPH0721906Y2 JP6230889U JP6230889U JPH0721906Y2 JP H0721906 Y2 JPH0721906 Y2 JP H0721906Y2 JP 6230889 U JP6230889 U JP 6230889U JP 6230889 U JP6230889 U JP 6230889U JP H0721906 Y2 JPH0721906 Y2 JP H0721906Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- pump
- chamber
- outer cylinder
- gas
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、液体用ポンプに関し、特に、飽和状態で貯蔵
されてなる低温液化ガスを昇圧,圧送するポンプにおけ
る起動時間の短縮を図るものである。
されてなる低温液化ガスを昇圧,圧送するポンプにおけ
る起動時間の短縮を図るものである。
〔従来の技術〕 従来から、液体酸素,液体窒素のごとく沸点の低い液体
を圧送するポンプ、あるいは高温環境中で液体を圧送す
るポンプでは、ポンプの吸入管中の液体が外部侵入熱に
より気化して気液混合状態となるため、ポンプにガス除
去室を連設して液体中のガスを分離した後に、ポンプ本
体部に液体を導入するようにしている。
を圧送するポンプ、あるいは高温環境中で液体を圧送す
るポンプでは、ポンプの吸入管中の液体が外部侵入熱に
より気化して気液混合状態となるため、ポンプにガス除
去室を連設して液体中のガスを分離した後に、ポンプ本
体部に液体を導入するようにしている。
例えば、特公昭59−16105号公報に記載される液体用ポ
ンプにおいては、下部側面に液導入口,上部にガス導出
口を有する外筒と、該外筒内に適宜の高さを有し、かつ
外筒との間に上昇通路を介して配設されるとともに、そ
の下部でポンプ本体部の吸入室に連通する内筒とによっ
てガス除去室を構成している。
ンプにおいては、下部側面に液導入口,上部にガス導出
口を有する外筒と、該外筒内に適宜の高さを有し、かつ
外筒との間に上昇通路を介して配設されるとともに、そ
の下部でポンプ本体部の吸入室に連通する内筒とによっ
てガス除去室を構成している。
このガス除去室によれば、液導入口から流入した低温液
化ガス(液)中の気泡(気化ガス)は前記上昇通路を上
昇する過程で気液分離するので、上昇通路通過後に内筒
上端から内筒内に流下する液の流速を気泡の上昇速度よ
り低く制御すれば、流下する液に気泡が同伴されず、吸
入室には液のみが供給されるので良好な液圧送ができ
る。
化ガス(液)中の気泡(気化ガス)は前記上昇通路を上
昇する過程で気液分離するので、上昇通路通過後に内筒
上端から内筒内に流下する液の流速を気泡の上昇速度よ
り低く制御すれば、流下する液に気泡が同伴されず、吸
入室には液のみが供給されるので良好な液圧送ができ
る。
このように、前記液体用ポンプによれば、ガス除去室を
設けることによって液分離能力を高め、これによりキャ
ビテーションの確実な防止と、NPSH(正味有効吸入揚
程)の改善を図っている。
設けることによって液分離能力を高め、これによりキャ
ビテーションの確実な防止と、NPSH(正味有効吸入揚
程)の改善を図っている。
しかし、前記ポンプでは、例えば低温液化ガスを圧送す
る場合、起動時の予冷に時間がかかるという不都合があ
った。即ち、起動時にはポンプを低温液化ガスと略同温
度まで冷却する必要があるが、該ポンプでは、内筒内を
流下した液が吸入室に接触して加温され、激しく気化し
て上昇するので、引き続き吸入室へ流下されるべき液を
吹き上げてしまい、冷却が十分に行なえず、予冷時間が
長くなっていた。
る場合、起動時の予冷に時間がかかるという不都合があ
った。即ち、起動時にはポンプを低温液化ガスと略同温
度まで冷却する必要があるが、該ポンプでは、内筒内を
流下した液が吸入室に接触して加温され、激しく気化し
て上昇するので、引き続き吸入室へ流下されるべき液を
吹き上げてしまい、冷却が十分に行なえず、予冷時間が
長くなっていた。
そこで本考案は、キャビテーション防止やNPSH低減を図
りながら、上記予冷を短時間で行うことのできる液体用
ポンプを提供することを目的としている。
りながら、上記予冷を短時間で行うことのできる液体用
ポンプを提供することを目的としている。
上記した目的を達成するために、本考案の液体用ポンプ
は、下部側面に液供給用の送液管に連通する液導入口を
有し、上部にガス導出口を有する外筒と、該外筒の内側
に適宜の高さを有し、かつ該外筒との間に上昇通路を介
して配設されると共に、その下部でポンプ本体部の吸入
室に連通する内筒とによってガス除去室を形成してなる
液体用ポンプにおいて、前記吸入室の下部に前記送液管
に連通する補助液導入口を設けたことを特徴としてい
る。
は、下部側面に液供給用の送液管に連通する液導入口を
有し、上部にガス導出口を有する外筒と、該外筒の内側
に適宜の高さを有し、かつ該外筒との間に上昇通路を介
して配設されると共に、その下部でポンプ本体部の吸入
室に連通する内筒とによってガス除去室を形成してなる
液体用ポンプにおいて、前記吸入室の下部に前記送液管
に連通する補助液導入口を設けたことを特徴としてい
る。
上記のごとく吸入室の下部に補助液導入口を設けること
により、ポンプの起動時に、補助液導入口からも吸入室
内に低温液化ガスを導入できるので、吸入室を含むポン
プ本体部を短時間で予冷することができる。
により、ポンプの起動時に、補助液導入口からも吸入室
内に低温液化ガスを導入できるので、吸入室を含むポン
プ本体部を短時間で予冷することができる。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
液体用ポンプ1は、逆止弁2を備えた吐出口3を有する
圧縮室4及び該圧縮室4内を往復動するピストン5から
なるポンプ本体部6と、該ポンプ本体部6の圧縮室4に
吸入弁7を介して連通する吸入室8と、該吸入室8の上
部に連設されたガス除去室9とで構成されている。
圧縮室4及び該圧縮室4内を往復動するピストン5から
なるポンプ本体部6と、該ポンプ本体部6の圧縮室4に
吸入弁7を介して連通する吸入室8と、該吸入室8の上
部に連設されたガス除去室9とで構成されている。
上記ガス除去室9は、下部側面に液導入口10,上部にガ
ス導出口11を有する外筒12と、該外筒12内に適宜の高さ
を有し、かつ外筒12との間に上昇通路13を介して配設さ
れるとともに、その下部で前記吸入室8に連通する内筒
14とで構成されており、上記液導入口10は、送液管15を
介して貯槽16の底部に連通しており、ガス導出口11は、
ガス返送管17を介して貯槽16の上部に連通している。
ス導出口11を有する外筒12と、該外筒12内に適宜の高さ
を有し、かつ外筒12との間に上昇通路13を介して配設さ
れるとともに、その下部で前記吸入室8に連通する内筒
14とで構成されており、上記液導入口10は、送液管15を
介して貯槽16の底部に連通しており、ガス導出口11は、
ガス返送管17を介して貯槽16の上部に連通している。
そして、上記吸入室8の下部には、前記送液管15の途中
から分岐した導入管18に連通する補助液導入口19が底壁
を貫通して設けられている。
から分岐した導入管18に連通する補助液導入口19が底壁
を貫通して設けられている。
このように、液体用ポンプ1に液体を供給する送液管15
を途中で分岐して、上部のガス除去室9と吸入室8の下
部とに接続することにより、該液体用ポンプ1を起動す
る際に、上下から同時に液体を供給することができ、吸
入室8内での気化によって内筒14内を流下する液の流下
が妨げられても補助液導入口19からの液によって吸入室
8内が短時間で冷却されるので、起動時間を短縮するこ
とができる。なお、この起動時に発生する気化ガスは、
ガス除去室9を経てガス導出口11を上昇するのでポンプ
各部に滞留することがなく、ポンプ各部を短時間で液体
で満たすことができる。
を途中で分岐して、上部のガス除去室9と吸入室8の下
部とに接続することにより、該液体用ポンプ1を起動す
る際に、上下から同時に液体を供給することができ、吸
入室8内での気化によって内筒14内を流下する液の流下
が妨げられても補助液導入口19からの液によって吸入室
8内が短時間で冷却されるので、起動時間を短縮するこ
とができる。なお、この起動時に発生する気化ガスは、
ガス除去室9を経てガス導出口11を上昇するのでポンプ
各部に滞留することがなく、ポンプ各部を短時間で液体
で満たすことができる。
前記のように、液体用ポンプ1の各部を液体との直接接
触により迅速に冷却して予冷時間、即ち起動時間を大幅
に短縮することができるので、液体用ポンプ1を短時間
断続自動運転する場合有利である。
触により迅速に冷却して予冷時間、即ち起動時間を大幅
に短縮することができるので、液体用ポンプ1を短時間
断続自動運転する場合有利である。
尚、高温環境中で液体を圧送する場合も上記同様の作用
効果を得ることができる。また、吸入室上部に連設され
るガス除去室は、吸入される液体内のガスを分離除去す
ることができるものならば、各種形状のものを用いるこ
とができ、ポンプ本体部の構成も液体を圧送できる構成
ならば適宜構成のものを使用できる。
効果を得ることができる。また、吸入室上部に連設され
るガス除去室は、吸入される液体内のガスを分離除去す
ることができるものならば、各種形状のものを用いるこ
とができ、ポンプ本体部の構成も液体を圧送できる構成
ならば適宜構成のものを使用できる。
以上説明したように、本考案の液体用ポンプは、ポンプ
本体部に吸入弁を介して連通する吸入室の上部にガス除
去室を連設し、該ガス除去室に液導入口を設けるととも
に、吸入室の下部にも送液管に連通する補助液導入口を
設けたから、液体用ポンプを起動する際に、上下から同
時に液体を供給してポンプ各部を短時間で液体で満た
し、ポンプ各部を液体との直接接触により十分に冷却す
ることができ、予冷時間、即ち起動時間を大幅に短縮す
ることができる。これにより、キャビテーション防止や
NPSH低減等の効果に加えて、液体の予冷ロスを低減し、
ポンプの短時間断続自動運転を可能にすることができ
る。
本体部に吸入弁を介して連通する吸入室の上部にガス除
去室を連設し、該ガス除去室に液導入口を設けるととも
に、吸入室の下部にも送液管に連通する補助液導入口を
設けたから、液体用ポンプを起動する際に、上下から同
時に液体を供給してポンプ各部を短時間で液体で満た
し、ポンプ各部を液体との直接接触により十分に冷却す
ることができ、予冷時間、即ち起動時間を大幅に短縮す
ることができる。これにより、キャビテーション防止や
NPSH低減等の効果に加えて、液体の予冷ロスを低減し、
ポンプの短時間断続自動運転を可能にすることができ
る。
図は本考案の液体用ポンプの一実施例を示す断面図であ
る。 1…液体用ポンプ、6…ポンプ本体部 7…吸入弁、8…吸入室、9…ガス除去室 10…液導入口、11…ガス出口管、15…送液管、18…導入
管、19…補助液導入口
る。 1…液体用ポンプ、6…ポンプ本体部 7…吸入弁、8…吸入室、9…ガス除去室 10…液導入口、11…ガス出口管、15…送液管、18…導入
管、19…補助液導入口
Claims (1)
- 【請求項1】下部側面に液供給用の送液管に連通する液
導入口を有し、上部にガス導出口を有する外筒と、該外
筒の内側に適宜の高さを有し、かつ該外筒との間に上昇
通路を介して配設されると共に、その下部でポンプ本体
部の吸入室に連通する内筒とによってガス除去室を形成
してなる液体用ポンプにおいて、前記吸入室の下部に前
記送液管に連通する補助液導入口を設けたことを特徴と
する液体用ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6230889U JPH0721906Y2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 液体用ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6230889U JPH0721906Y2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 液体用ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH031276U JPH031276U (ja) | 1991-01-09 |
| JPH0721906Y2 true JPH0721906Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31591337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6230889U Expired - Lifetime JPH0721906Y2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 液体用ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721906Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-29 JP JP6230889U patent/JPH0721906Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH031276U (ja) | 1991-01-09 |
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