JPH07219266A - 画像の形成方法 - Google Patents

画像の形成方法

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JPH07219266A
JPH07219266A JP6291051A JP29105194A JPH07219266A JP H07219266 A JPH07219266 A JP H07219266A JP 6291051 A JP6291051 A JP 6291051A JP 29105194 A JP29105194 A JP 29105194A JP H07219266 A JPH07219266 A JP H07219266A
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image
retroreflective
liquid
filler
particles
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Application number
JP6291051A
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English (en)
Inventor
Ian D Morrison
ディー.モリソン イアン
Edward F Grabowski
エフ.グラボウスキ エドワード
Virginia E Dotschkal
イー.ドッチカル ヴァージニア
Anita P Lynch
ピー.リンチ アニタ
Jerome E May
イー.メイ ジェロム
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Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 目又は機器による検出感度に優れた画像の形
成方法を提供する。 【構成】 再帰反射性充填材を含有するマーキング材料
を用紙に画像的に施すことを含む紙上への画像の形成方
法、また画像形成装置における画像形成部材上に静電潜
像を形成させ、この潜像を熱可塑性樹脂と再帰反射性充
填材とを含むトナーで現像することを含む画像の形成方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、再帰反射性(retrorefl
ective) 充填材を含有するマーキング材料に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第5,225,900号公報
は、画像を形成すると共に複写システムに指示を発する
少なくとも1つのマーキング材料にて少なくとも1個の
タガント(taggant )を検出すべく画像を走査すること
による複写システムの制御装置および方法を開示してい
る。前記指示は、(a)少なくとも1つの所定の検出タ
ガントを含有するマーキング材料により形成される部分
の画像の複写を禁止すると共に他の全ての画像部分を複
写すること;(b)少なくとも1つの所定タガントの検
出に際し任意の画像部分の複写を禁止すること;(c)
少なくとも1つの所定タガントを含有するマーキング材
料により形成される部分の画像のみを複写すること;
(d)少なくとも1つの所定タガントを含有しないマー
キング材料により形成される画像部分をシステムが複写
するのとは異なるように、少なくとも1つの所定タガン
トを含有するマーキング材料により形成される画像部分
を複写すること;および(e)少なくとも1つの所定タ
ガントの検出に基づき画像の源泉を同定することよりな
る群から選択される作用を複写システムにより行わせ
る。
【0003】公知の組成物および方法はその意図する目
的には適するが、通常の可視条件下では容易に見えずか
つ人間の目または機器のいずれかにより読取りうるよう
な画像を形成しうるマーキング材料につきニーズが存在
する。さらに、目に見えて再帰反射性充填材を含有しな
い他の可視マーキング材料から人間の目により特殊な可
視条件下で或いは機器により区別しうるような画像を形
成しうるマーキング材料についてもニーズが存在する。
さらに、検出器が照明源に対し実質的にコリニアである
と共に照明の角度が垂線から外れた再帰反射性光学器に
より検出しうる画像を形成することができるマーキング
材料についてもニーズが存在する。さらに、可視画像と
肉眼には実質的に見えないが機器または特殊な可視条件
下で人間の目により検出しうる画像との両者を1回の現
像パスにて電気写真法により基板に加える方法について
もニーズが存在する。さらに、2種の異なる着色トナー
の画像を両者とも1回の現像パスにて電気写真法により
基板に加えると共に着色トナーの少なくとも一方が機器
または特殊な可視条件下での人間の目により検出しうる
再帰反射性充填材を含有するような方法についてもニー
ズが存在する。さらに、第1画像を電気写真法により基
板に施すと共に第2画像をインキジェット印刷法により
基板に施し、画像の一方が機器または特殊な可視条件下
での人間の目により検出しうる再帰反射性充填材を含有
するような方法につきニーズが存在する。さらに、通常
の使用者に誤認されず或いは容易に目に見えるようコー
ド化情報を書類に挿入する方法についてもニーズが存在
する。さらに、たとえば画像形成部材、中間転写部材な
どの画像形成装置の移動部品に対し調時マークを載せて
光学検出器により機器の残部に対する特定の部材部分の
相対位置を決定しうるような方法につきニーズが存在す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の利点を有するマーキング材料を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明(またはその特定
具体例)のこのおよび他の目的は、再帰反射性充填材を
含有するマーキング材料を用紙に画像的に施すことを含
む紙上への画像の形成方法を提供することにより達成す
ることができる。本発明の他の具体例は、熱可塑性樹脂
と再帰反射性充填材とを含む静電潜像を現像するための
トナー組成物に関する。さらに本発明の他の具体例は、
静電潜像を画像形成装置における画像形成部材上に形成
させ;この潜像を熱可塑性樹脂と再帰反射性充填材とを
含むトナーで現像し;必要に応じ、現像された画像を基
板に転写し;かつ必要に応じ、転写された画像を基板に
永久固定することを含む画像の形成方法に関する。さら
に本発明の他の具体例は、(1)画像形成装置における
画像形成部材を帯電させ;(2)この部材上に高電位、
中電位および低電位の各領域を含む潜像を形成させ;
(3)低電位領域を熱可塑性樹脂と必要に応じ着色剤と
必要に応じ再帰反射性充填材とを含む第1トナーを含む
第1現像剤で現像し;(4)次いで高電位領域を熱可塑
性樹脂と必要に応じ着色剤と必要に応じ再帰反射性充填
材とを含む第2トナーを含む第2現像剤で現像し;さら
に(5)現像された画像を基板に転写することを含み、
再帰反射性充填材を必ず第1トナーまたは第2トナーの
いずれかに存在させると共に、着色剤を再帰反射性充填
材を含有しないトナーに必ず存在させる画像形成法に関
する。本発明の他の具体例は、液体ビークルと必要に応
じ着色剤と再帰反射性充填材とを含むインキ組成物をイ
ンキジェット印刷機に入れて、インキ組成物の液滴を画
像的に基板上へ噴出させることを含む方法に関する。さ
らに本発明の他の具体例は、画像形成装置における画像
形成部材に静電潜像を形成させ;この潜像を熱可塑性樹
脂と着色剤とを含むトナーで現像し;現像された画像を
基板に転写し;必要に応じ転写画像を基板に永久固定
し;さらに液体ビークルと必要に応じ着色剤と再帰反射
性充填材とを含むインキ組成物の液滴を画像的に基板上
へ噴出させることを含む画像の形成方法に関する。さら
に本発明の他の具体例は水性液体ビークルと再帰反射性
充填材とを含むインキ組成物に関し、前記インキ組成物
は約5センチポアズ以下の粘度を有する。さらに本発明
の他の具体例は、静電潜像を現像するための液体現像剤
に関し、この現像剤は非水性液体ビークルと必要に応じ
帯電調節剤と再帰反射性充填材粒子とを含み、前記現像
剤は少なくとも約108 の抵抗値と現像を行う温度にて
500センチポアズ以下の粘度とを有する。さらに本発
明の他の具体例は、画像形成部材に静電潜像を形成させ
ると共にこの潜像を非水性液体ビークルと帯電調節剤と
再帰反射性充填材粒子を含むトナー粒子とを含む液体現
像剤と接触させることにより、トナー粒子を液体中に移
動させて潜像を現像することを含む画像形成法に関す
る。さらに本発明の他の具体例は、画像形成部材に静電
潜像を形成させ、非水性液体ビークルと再帰反射性充填
材粒子とを含む液体現像剤をアプリケータに施し、この
アプリケータを潜像に充分近接させて画像により現像剤
を画像形成部材に吸引させ、これにより画像を現像する
ことを含む画像形成法に関する。本発明の他の具体例
は、液体を画像的に基板に施し、次いで再帰反射性充填
材粒子を液体画像に施すことを含む画像形成法に関す
る。さらに本発明の他の具体例は:(1)画像を走査し
て、画像を形成する少なくとも1つのマーキング材料に
おける再帰反射性充填材を検出し;さらに(2)複写シ
ステムにより、(a)再帰反射性充填材を含有するマー
キング材料により形成される画像の部分の複写を禁止す
ると共に他の全ての画像部分を複写すること;(b)再
帰反射性充填材の検出に際し任意の画像部分の複写を禁
止すること;(c)再帰反射性充填材を含有するマーキ
ング材料により形成される画像の部分のみを複写するこ
と;(d)再帰反射性充填材を含有しないマーキング材
料により形成される画像の部分をシステムが複写するの
とは異なるよう、再帰反射性充填材を含有するマーキン
グ材料により形成される画像の部分を複写すること;お
よび(e)再帰反射性充填材の検出に基づき画像の源泉
を同定することよりなる群から選択される作用を行わせ
る指示を複写システムに発する工程を含む複写システム
の制御方法に関する。さらに本発明の他の具体例は画像
形成装置における可動部品の相対位置の決定方法に関
し、この方法は(a)再帰反射性充填材を含有するマー
キング材料を含む少なくとも1つのマークを可動部分に
施し;(b)照明源からの照明が可動部品上のマークに
衝突するよう照明源を位置決めし;(c)照明検出器が
可動部品における再帰反射性充填材から反射された照明
を検出しうるよう照明検出器を位置決めし;さらに
(d)照明検出器から得られた情報を用いて可動部品の
相対位置を計算することを含む。
【0006】本発明は、再帰反射性充填材を含有するマ
ーキング材料および画像を形成する基板に対しマーキン
グ材料を施す方法に関する。再帰反射器は、照明光をほ
ぼ照明の方向に沿って逆行させるような反射器である
(図1に示す)。図1は再帰反射性充填材を含有する材
料で作成されたマーク3を位置せしめた基板1の断面図
を示す。照明源7からの入射光5はマーク3に衝突し
て、入射光5の線に対しほぼコリニヤである線9に沿っ
て反射される。人間の目または機器装置のいずれかとし
うる光学検出器11は次いで反射光を検出することがで
きる。入射光および反射光の角度はマーク3に対し垂直
(normal)にする必要がない。図1に示したように、入射
光と反射光との角度は垂線(線13により示す)から約
30°の角度であり、垂線から0°〜60°以上の角度
が再帰反射性充填材の照明および検出に適している。
【0007】再帰反射器は道路および自動車の標識信号
および危険信号、反射性安全衣服、レーダースキャナ
ー、自転車反射器、ジョギング着衣および衛星TV盤に
一般的に見られる。角部で連結させた3枚の反射表面が
再帰反射器を形成する。再帰反射器は、光を内部反射に
より反射させるプラスチックで作成されたコーナーキュ
ーブから形成することができる。この内部反射は、プラ
スチックをエア空隙部もしくは反射表面に対し裏打ちす
ることにより或いは反射性裏コーチングを設けて得るこ
とができる。約2の屈折率を有するガラス球も再帰反射
器である。約0.1mmの直径を有する微視ガラスビー
ズが再帰反射性シートおよび塗料に広く使用される。こ
の種のガラス球の屈折率は典型的には約1.9である。
高い酸化バリウムおよび酸化チタンの含有量を有するガ
ラスが特に適している。ガラスビーズを反射層で裏被覆
し或いはたとえば酸化チタン粒子のような高散乱性マト
リックスに埋込むと、反射される照明は一層効率的にな
る。この具体例に関する詳細は、たとえばネイル・モー
トン、Phys.Educ.(1991)、第26頁に開示されて
いる。さらに、適する再帰反射性ガラス球はポッタース
・インダストリース社、カールスタット、NJからも入
手しうる。ポッタース・インダストリース社からの「ビ
ジビーズ(Visibeads) 」はエポキシ、ラテックス塗料、
ポリエステルおよび熱可塑性結合剤につき加工される。
90〜53μmの寸法範囲を有するT−4高指数(high
index)ガラスビーズが特に有用である。多数の再帰反
射性液体は「スコッチライト(Scotchlite)、シリーズ7
200」の商品名で3M社、セントポール、MNからも
入手しうる。これら再帰反射性液体は数種の色で入手し
うると共にスクリーン印刷、刷毛塗り、噴霧および浸漬
により施すことができる。これら再帰反射性材料は、
「トリムライト(Trimlite)」の商品名にてフイルム上に
被覆して3M社から入手することもできる。さらに、比
較的高い屈折率を有する溶融ガラスの小液滴を形成さ
せ、次いで冷却して固体球を形成させることにより、再
帰反射性粒子を作成することもできる。理想的には用い
るガラスの屈折率は2である。屈折率は1.5程度に低
くしうるが、2に近い数値が好適である。2より高い屈
折率を有する材料も所望に応じて用いうるが、2の屈折
率を越えても追加の利点が実現されない。空気流動化ガ
ラス粉末を加熱して、サブミクロン寸法の粒子を作成す
ることができる。再帰反射性充填材は、任意の有効量に
てマーキング材料に存在させる。
【0008】静電気手段により光伝導性材料の表面に対
する画像の形成および現像は周知されている。基本的な
電気写真画像形成法は、光伝導体または受光体として知
られる光伝導性絶縁層に均一な静電気電荷を載せ、この
受光体を陰影画像に露出して電荷を光に露出された受光
体の領域に放散させ、さらに画像上にトナーとして知ら
れた微細な検電気材料を沈着させることにより静電潜像
を現像することを含む。
【0009】静電気画像を形成させる他の公知方法は粒
子線写真術(ionography)である。粒子線写真画像形成
法においては、たとえば米国特許第3,564,556
号に記載されたようにイオン沈着により誘電画像リセプ
タもしくは電気リセプタ上に形成させる。一般にこの方
法は、帯電画像を保持す誘電性レシーバに対する粒子線
写真書込ヘッドにより画像的に電荷を加えることを含
む。次いで、この画像を帯電画像を現像しうる現像剤に
より現像する。
【0010】典型的には、静電潜像を現像するための本
発明の乾燥粉末トナー材料において、再帰反射性充填材
はトナー中に約5〜約90重量%、より好ましくは約1
0〜約80重量%、一層好ましくは約30〜約50重量
%の量にて存在させるが、この量はこれらの範囲外とす
ることもできる。再帰反射性充填材は乾燥粉末トナー中
に、トナー粒子の形成前にトナー樹脂と溶融混合される
成分として存在させることができる。しかしながら好ま
しくは乾燥粉末トナーは、トナー樹脂の粒子と乾式配合
された再帰反射性充填材粒子を含有する(前記トナー樹
脂は所望に応じ着色剤、帯電調節剤または他の任意の成
分を含有しても、しなくてもよい)。好ましくは再帰反
射性充填材粒子の平均粒径は、現像した画像から再帰反
射性充填材粒子を突出させうるトナー樹脂粒子の寸法と
同等またはそれより若干大である。再帰反射性充填材粒
子の典型的な好適粒子寸法はトナー樹脂粒子の平均粒径
の約0.2〜約2倍であるが、この寸法は前記範囲外と
することもできる。
【0011】必要に応じ、肉眼で見える画像を形成する
ことが望ましければ、トナー組成物はさらに着色剤を含
有することもできる。典型的には着色材料は顔料である
が、染料も用いることもできる。
【0012】本発明のトナー組成物はさらに、必要に応
じ帯電調節添加剤をも含有することができる。
【0013】本発明の乾燥トナーは単一成分現像法にて
単独で使用することができ、或いは2−成分現像法では
キャリヤ粒子と組合せて用いることができる。任意に適
するキャリヤ粒子をトナー粒子と共に用いることができ
る。
【0014】沈着したトナー画像は、たとえば紙または
透明材料などの受入部材に、たとえばコロナ転写、圧力
転写、接着剤転写、バイアスロール転写などの電気写真
技術で慣用される任意に適する技術により転写すること
ができる。
【0015】転写の後、転写されたトナー画像を受入シ
ートに固定することができる。この固定工程は、電気写
真画像形成で慣用されれるものと同一とすることができ
る。典型的な周知の電気写真融合技術は加熱ロール融
合、フラッシュ融合、オーブン融合、積層、接着剤噴霧
固定などを包含する。
【0016】マーキング材料が静電潜像を現像するため
の乾燥粉末トナー組成物である場合は、再帰反射性充填
材の表面特性を改変して所望の摩擦電気帯電特性もしく
は導電性を付与することが望ましい。表面特性を改変す
る1つの方法は、テトラアルコキシシランをたとえば米
国特許第4,902,598号に開示されたように可溶
性帯電向上添加剤の存在下にアルコール性アルカリ溶液
と反応させることである。摩擦電気特性は他の方法によ
り、たとえばポリマーの薄い被覆を、たとえば溶液被覆
のような任意に適する方法により或いは再帰反射性充填
材を帯電調節添加剤を含有する溶液で洗浄し、次いで粒
子を乾燥させるなどの方法によって再帰反射性粒子に施
すことにより改変することができる。
【0017】静電潜像を現像するための液体現像剤およ
び液体現像法も公知である。電気泳動現像剤および方法
において、液体現像剤は一般に液体ビークルと着色トナ
ー粒子とを含み、しばしば帯電調節剤をも含有する。着
色トナー粒子は帯電し、静電潜像を液体現像剤と接触さ
せれば粒子が液体ビークル中を帯電画像の方向に移動し
て現像を行う。現像の後に画像上に残る任意の残留液体
ビークルを蒸発させ、或いは受入シートに吸収させる。
【0018】米国特許第3,084,043号に開示さ
れた分極性液体現像法においては比較的低い粘度と低い
揮発性と比較的高い導電率(比較的低い容量抵抗)とを
有する液体現像剤をグラビヤローラ上に沈着させてロー
ラ表面における窪みを埋める。過剰の現像剤を窪み間の
領域から除去し、さらに画像形状にて帯電した受入表面
がグラビヤローラの近くを通過する際に液体現像剤が窪
みから受入表面上へ画像形状にて帯電画像により吸引さ
れる。
【0019】さらに本発明は、再帰反射性充填材を含有
する静電潜像を現像するための液体現像剤をも包含す
る。分極性液体現像法に適する本発明の液体現像剤は非
水性液体ビークルと再帰反射性充填材と所望ならば必要
に応じ着色剤とを含むことができる。液体現像剤を分極
性液体現像システムに使用することを意図する場合、液
体現像剤はたとえばグラビヤロールのようなアプリケー
タに施して静電潜像の近くに施こされる。帯電した画像
はアプリケータにおける窪みで液体現像剤を分極させる
ことにより現像剤を窪みから抜取って、これを画像を有
する部材まで流動させて画像を現像する。この用途にお
いて、液体現像剤は電気泳動現像の場合よりも若干粘度
が高い。何故なら、現像剤における粒子移動は一般に必
要でなく、さらに液体現像剤が現像前のアプリケータに
おける凹部に残留するのに充分な粘度を持たねばならな
いからである。しかしながら、粘度は多くの印刷インキ
につき典型的に見られる粘度よりも顕著に低い。何故な
ら、液体現像剤はアプリケータロールにおける窪みから
静電潜像により加えられる力により引出されねばならな
いからである。たとえば、極性現像システムに使用する
液体現像剤は典型的には複写機もしくは印刷機の操作温
度にて約25〜約500センチポアズ、好ましくは機器
の操作温度にて約30〜約300センチポアズの粘度を
有するが、この粘度はこれらの範囲外とすることもでき
る。さらに、分極性液体現像システムに使用することを
目的とした液体現像剤は典型的には、静電潜像に対し接
近する際に現像剤を分極させうる電気泳動現像システム
で用いられる液体現像剤よりも低い抵抗値を有する。し
かしながら、本発明の液体現像剤は一般に典型的な印刷
インキの抵抗値よりも顕著に高い抵抗値を有し、印刷イ
ンキの抵抗値は一般に約109 オーム−センチよりも極
めて低い。典型的には、分極性液体現像システムの液体
現像剤は約108 〜約1011オーム−センチ、好ましく
は約2×109 〜約1010オーム−センチの抵抗値を有
するが、この抵抗値はこれらの範囲外とすることもでき
る。
【0020】本発明の分極性液体現像剤において、再帰
反射性充填材粒子は現像剤中に典型的には約5〜約80
重量%、好ましくは約30〜約50重量%の有効量にて
存在させるが、この量はこれらの範囲外とすることもで
きる。
【0021】所望ならば、本発明の分極性液体現像剤は
さらに着色剤をも含有することができる。顔料粒子、染
料などを包含する任意に適する着色剤を用いることがで
きる。この着色剤は、液体に所望の色および強度を付与
するのに有効な量で存在させる。
【0022】本発明の他の具体例において、液体現像剤
は非水性液体ビークルと帯電調節剤とトナー粒子とを含
み、これらトナー粒子は再帰反射性充填材粒子を含むか
或いはそれで構成される。1具体例において、トナー粒
子は樹脂とトナー粒子1個当り1個もしくはそれ以上の
再帰反射性充填材粒子との混合物を含む。必要に応じ所
望ならば、トナー粒子は着色剤、たとえば顔料もしくは
染料をも含有することができる。本発明のこの具体例に
おける液体現像剤は電気泳動現像法または分極性液体現
像法のいずれにも用いることができる。分極性液体現像
法に用いる場合、現像剤は一般に分極性液体現像剤に関
し上記した特性を有する。液体現像剤を電気泳動現像シ
ステムに用いることを意図する場合、液体ビークルは現
像剤のトナー粒子をビークル中に移動させて静電潜像を
現像させえねばならない。たとえば、電気泳動現像剤に
おいて液体ビークルは遊離イオンよりも高く粒子の現像
を向上させるのに充分高い抵抗値を有し、典型的には約
5〜109 オーム−センチより大、好ましくは約1010
オーム−センチより大の抵抗値(これら抵抗値は5ヘル
ツおよび5ボルトの平方波で加えられた電位にて1.5
mmの空隙に対し流れる平均電流を決定して測定され
る)を有するが、この抵抗値はこれらの範囲外とするこ
ともできる。さらに、液体ビークルは、トナー粒子を所
望の現像時間内に画像の現像を行うのに充分な急速度で
静電潜像の方向へ移動させうるよう充分低い粘度を有す
る。典型的には、液体ビークルは複写機もしくは印刷機
の操作温度にて約20センチポアーズ以下、好ましくは
機器操作温度にて約3センチポアズ以下の粘度を有する
が、この粘度はこれらの範囲外とすることもできる。
【0023】1具体例におけるトナー粒子は一般に高分
子材料と1種もしくはそれ以上の再帰反射性充填材粒子
とさらに所望ならば着色剤とを含む。これら現像剤はさ
らに2種の異なるトナー粒子を含有することもでき、す
なわち樹脂と再帰反射性充填材粒子とを含有するもの、
および樹脂と着色剤とを含有するものを含有する。一般
に、ポリマーは現像剤が導入される画像形成装置の操作
温度にて液体ビークルに対し実質的に不溶性であって、
樹脂を含有するトナー粒子が約0.1μmより大きい粒
径を有するようにする。
【0024】トナー粒子は現像剤中に、再帰反射性画像
の所望の色および強度を現像剤に付与するのに有効な量
で含有される。典型的には、再帰反射性充填材を含有す
るトナー粒子は液体現像剤中に約1〜約20重量%、好
ましくは約2〜約10重量%、より好ましくは約2〜約
5重量%の量にて存在させるが、この量はこれらの範囲
外とすることもできる。
【0025】他の具体例において、電気泳動現像法に適
する本発明の液体現像剤は非水性液体ビークルと帯電調
節剤と液体ビークルに可溶性の高分子材料と再帰反射性
充填材粒子とを含む。再帰反射性充填材粒子は帯電調節
剤により帯電され、液体ビークル中を移動して静電潜像
を現像することができ、ポリマーは再帰反射性充填材粒
子を現像画像を持った基板に固定すると共に現像剤にお
ける再帰反射性充填材粒子を安定化させるよう作用す
る。液体ビークルは一般に電気泳動液体現像剤に関し上
記したと同様である。再帰反射性充填材粒子は液体現像
剤中に典型的には約1〜約20重量%、好ましくは約2
〜約5重量%の任意の有効量にて存在させるが、この量
はこれらの範囲外とすることもできる。
【0026】この具体例において、電気泳動液体現像剤
はさらに液体媒体に可溶性の高分子材料をも含有するこ
とができる。可溶性とは、現像の際に液体現像剤の操作
温度にてかつ現像剤を輸送および貯蔵の際に露出させる
温度にて高分子材料が少なくとも約5〜約10重量%の
量で液体媒体に溶解しうることを意味する。好ましくは
高分子材料は約−20℃もしくはそれ以下の温度にて液
体媒体に可溶性であり、さらに約70℃もしくはそれ以
上の温度にて可溶性であり、またこれら温度の間でも可
溶性である。約−20℃〜約70℃のこの温度範囲は、
液体現像剤が輸送もしくは貯蔵に際し露出されることを
予想しうる温度を示す。ポリマーはより狭い或いはより
広い温度範囲にて液体媒体に対し溶解性を示すが、ただ
し本発明の目的が達成されるものとする。
【0027】所望ならば、液体現像剤はたとえば顔料粒
子のような着色剤粒子をも含有することができる。
【0028】本発明の電気泳動液体現像剤は帯電調節剤
をも含んで、着色トナー粒子に電荷を付与するよう作用
させることもできる。帯電調節添加剤は一般に本発明の
電気泳動液体現像剤中に存在して、液体中に含有される
粒子に対し液体ビークル中を移動して画像を現像するの
に充分な電荷を付与する。
【0029】たとえば水性インキジェット用インキのよ
うな液体インキ組成物において、再帰反射性充填材は典
型的にはインキ中に約1〜約20重量%、好ましくは約
4〜約8重量%の量にて存在するが、この量はこれらの
範囲外とすることもできる。
【0030】たとえばインキジェット印刷、特に熱イン
キジェット印刷に使用するのに適するような水性インキ
組成物は一般に、液体ビークルとしての水の他に保湿剤
をも含有する。この保湿剤は典型的には水と混和しうる
有機材料である。
【0031】必要に応じ、肉眼で見える画像を形成させ
ることが望ましければ、インキ組成物は着色剤をも含有
することができる。本発明のインキ用の着色剤は染料と
することができる。
【0032】さらに、本発明によるインキ組成物のため
の適宜の着色剤は顔料または1種もしくはそれ以上の染
料および/または1種もしくはそれ以上の顔料の混合物
とすることもできる。
【0033】インキには他の添加剤をも存在させること
ができる。たとえば1種もしくはそれ以上の表面活性剤
もしくは湿潤剤をインキに添加することができる。これ
ら添加剤は陽イオン型、陰イオン型または非イオン型と
することができる。
【0034】さらに、高分子添加剤をもインキに添加し
て、このインキの粘度および安定性を増大させることが
できる。
【0035】熱インキジェット印刷用途につき、インキ
組成物は一般に熱インキジェット印刷法に使用するのに
適した粘度を有する。典型的には、インキ粘度は約5セ
ンチポアーズ以下であり、好ましくは約1〜約2.5セ
ンチポアズであるが、この粘度はこの範囲外とすること
もできる。圧電式滴下(drop-on-demand)印刷もしくは
連続流印刷に適するインキも、本発明による再帰反射性
充填材を含有して作成することができる。
【0036】さらに本発明の他の具体例においては、再
帰反射性充填材粒子を画像的にストリップアウト法によ
り基板に施す。より詳細には、この方法は液体を画像的
に基板に施し、次いで再帰反射性充填材粒子を液体画像
に施すことを含む。好適具体例において、液体は硬化性
であって再帰反射性充填材粒子を液体に施した後に固体
まで硬化する。より詳細には、この好適具体例は硬化性
液を画像パターンで第1基板に施し、必要に応じ硬化性
液体画像を第2基板に転写し、次いで硬化性液体画像を
再帰反射性充填材粒子と接触させて再帰反射性充填材粒
子を硬化性液体画像に付着させ、必要に応じ硬化性液と
再帰反射性充填材粒子とを画像パターンで第3基板に転
写し、さらに硬化性液を画像パターンにて固体まで硬化
させることを含む。
【0037】非硬化性液を使用するストリップアウト現
像法において、液体は一般に画像を基板に施す方法に適
合するよう選択される。たとえば液体画像をインキジェ
ット印刷機で施す場合、選択する液体は選択された印刷
機で使用する際に所望品質を有する画像を形成すること
ができねばならない。次いで、液体画像をこれに固体現
像剤を施して現像する。現像された画像は、任意に適す
る方法により基板に永久固定することができる。たとえ
ば電気写真乾燥粉末トナーを画像に施す場合、粉末画像
は選択トナーに適合する任意の方法、たとえば熱、圧
力、溶剤蒸気、その組合せ物などの使用により融合させ
ることができる。さらに液体はそこに溶解させたポリマ
ーを含有して、固体粒子材料で現像した後に液体が蒸発
してポリマーが残留し、粒子材料を基板に固定するよう
にする。
【0038】液体は任意に適する方法により画像パター
ンで施すことができる。たとえば液体は分極性液体現像
法により基板に施すことができ、液体をたとえばグラビ
ヤロールのようなアプリケータに施して静電潜像に近づ
ける。
【0039】さらに、液体はインキジェット印刷法によ
り画像的に基板に施すことができる。インキジェット印
刷法で使用するのに適する液体は一般に、これら方法で
慣用されるインキにつき好適なものと同様な物理的性質
を有する。連続流インキジェット用インキに好適な性質
は1m当り約35ミリニュートン(mN・m-1)より大
の表面張力と約10-3(オーム−センチ)-1より大の電
導率と印刷を行う温度にて1m2 当り約1〜約2ミリニ
ュートン・秒の粘度(mN・s・m-2)の粘度とを有す
る。滴下(drop-on-demand)インキジェット用インキに
つき好適な性質は約35mN・m-1より大の表面張力と
印刷を行う温度にて約1〜約10mN・s・m-2の粘度
とを含む。熱滴下インキジェット装置のためのインキは
好ましくは、インキの加熱に際し気泡を発生するのに充
分な量の水または他の揮発性液体をも含有する。
【0040】さらに液体は他の任意に適する方法、たと
えばグラビヤ印刷、レタープレス、フレキソ印刷、石版
印刷、点字筆記(液体をたとえばリボンのような転写部
材に含ませて、衝撃印刷により液体をこの部材から基板
に転写する)など任意に適する他の方法により基板に施
すこともできる。
【0041】硬化性液体を本発明のこの具体例で用いる
場合、硬化性液体は液体を画像パターンで基板に施すべ
く選択される方法に適しかつ液体から固体に変換しうる
任意の液体とすることができる。本発明につき硬化性液
体として適する典型的な液体はたとえばビニル基もしく
はアリル基のような1個もしくはそれ以上のエチレン系
不飽和基を有するモノマー、ダイマーもしくはオリゴマ
ーを包含するエチレン系不飽和化合物および末端のもし
くは側鎖のエチレン系不飽和を有するポリマーを包含す
る。
【0042】適するエポキシ樹脂の例はエンサイクロペ
ジア・オブ・ポリマー・サイエンス・アンド・テクノロ
ジー、第2版、、ウイリー・インターサイエンス、ニュ
ーヨーク、第322〜382頁(1986)、メソーデ
ン・デル・オーガニッシェン・ヘミー、第E20巻、第
3部、ジョージ・チーメ・フェアラーク出版、シュトッ
トガルト、ニューヨーク、第1891〜1994頁(1
987)、J.V.クリベロ等、ジャーナル・オブ・ポ
リマー・サイエンス、部A:ポリマー・ケミストリー
(1990)、第28巻、第479〜503頁および
J.V.クリベロ等、ケミストリー・オブ・マテリアル
ス(1989)、第1巻、第445〜451頁に記載さ
れている。ビニルエーテルモノマーおよびポリマーの例
はJ.V.クリベロおよびD.A.コンロンによるジャ
ーナル・オブ・ポリマー・サイエンス:ポリマー・ケミ
ストリー編、第22巻、第2105〜2121頁(19
84)における「新規な芳香族ビスプロペニルエーテル
の合成、特性化および性質」;J.V.クリベロおよび
D.A.コンロンによるジャーナル・オブ・ポリマー・
サイエンス:ポリマー・ケミストリー編、第21巻、第
1785〜1799頁(1983)における「芳香族ビ
スビニルエーテル:新規な種類の高反応性の熱硬化性モ
ノマー」;J.V.クリベロおよびR.P.エックベル
グによる「ビニルオキシ官能性の有機ポリシロキサン組
成物」;米国特許第4,617,238号;T.ヒガシ
ムラ、M.サワモトによるコンプリヘンシブ・ポリマー
・サイエンス、第3巻、第673〜696頁(198
9)における「ビニルエーテルの炭素カチオン重合」;
J.ライナースによるメソーデン・デル・オーガニッシ
ェン・ヘミー、第E20巻、第2部、ジョージ・チーメ
・フェアラーク出版、シュトットガルト、ニューヨー
ク、第1071〜1115頁(1987)における「ビ
ニルエーテルの重合」に示されている。他の例はW.
J.ベイリーによるコンプリヘンシブ・ポリマー・サイ
エンス、第3巻、第283〜320頁、ペルガモン・プ
レス社(1989)における「開環重合」にも見ること
ができる。
【0043】スチレンおよびインデンモノマーの例は
C.E.シルドネヒト、ウィリー・アンド・サンズ社
(1952)、第1、2および3章における「ビニルお
よび関連ポリマー」、並びにJ.P.ケネディー、ウィ
リー・アンド・サンズ社(1975)、第228〜33
0頁における「オレフィンのカチオン重合:重要な特
性」にも開示されている。
【0044】さらに、天然材料の例はたとえばJ.H.
ローウェル(1985)による「エンサイクロペジア・
オブ・ポリマー・サイエンス・アンド・エンジニアリン
グ」、「コーチング」、第3巻、第615〜675頁;
Z.W.ウィックス・ジュニア(1986)による「乾
燥油」、第5巻、第203〜214頁;並びにL.H.
スパーリングおよびC.E.カラハー(1988)(ウ
ィリー・アンド・サンズ社)による「再生可能な源泉か
らのポリマー」、第12巻、第678〜682頁に開示
されている。
【0045】ビニルアセタール及びケテンアセタールモ
ノマーの例はW.J.ベイリーによるコンプリヘンシブ
・ポリマー・サイエンス、第3巻、第283〜320
頁、ペルガモン・プレス社(1989)における「開環
重合」に開示されている。
【0046】オレフィンの例はJ.P.ケネディーによ
りウィリー・アンド・サンズ社、第1〜228頁(19
75)における「オレフィンのカチオン重合:重要な性
質」に開示されている。
【0047】さらに、1個もしくはそれ以上の適する複
数の官能基を有するモノマー、ダイマーもしくはオリゴ
マーを硬化性液体として用いることもできる。必要に応
じ、硬化性液体は架橋剤を含有することができる。硬化
性液体の例はたとえば米国特許第3,989,644
号、第4,264,703号、第4,840,977号
および第4,933,377号に開示されたような物質
を包含する。
【0048】本発明につき硬化性液体は、さらに液体の
硬化を開始させる開始剤をも含有することができる。開
始剤は、画像の形成前または形成後に添加することがで
きる。
【0049】光開始剤を選択する場合、光重合は一般に
フリーラジカル連鎖法にて酸素を消費しうる化合物であ
る自動酸化剤を用いて行うことができる。存在させる場
合、自動酸化剤は硬化性液体に対し典型的には約0.1
〜約5重量%の有効量にて存在させる。
【0050】さらに、インキジェット法で使用すること
を目的とした本発明の硬化性液体は水または水と混和性
有機成分(たとえばエチレングリコール、プロピレング
リコール、ジエチレングリコール、グリセリン、ジプロ
ピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロ
ピレングリコール、アミド、エーテル、カルボン酸、エ
ステル、アルコール、有機スルフィド、有機スルホキシ
ド、スルホン、ジメチルスルホキシド、スルホラン、ア
ルコール誘導体、カルビトール、ブチルカルビトール、
セロソルブ、エーテル誘導体、アミノアルコール、ケト
ンおよび他の水混和性物質、並びにその混合物)との混
合物を含有することができる。他の添加剤を存在させる
こともできる。たとえば表面活性剤もしくは湿潤剤を液
体に添加することができる。
【0051】インキジェット法に使用する液体はさら
に、液体中で少なくとも部分的にイオン化して液体の導
電率を高めるイオン型化合物をも含有することができ
る。
【0052】液体画像は、再帰反射性充填材粒子を液体
に施す任意に適する方法により現像される。幾つかの例
において、硬化性液体を用いる場合は液体画像を着色物
質の使用前に部分硬化させて液層の粘着性を増大させる
ことが望ましい。液体に再帰反射性充填材粒子を施すの
に適する1つの手段は慣用のゼログラフィー技術の使用
を含む。たとえば充填剤粒子を磁気ブラシにより或いは
1成分の無清浄なドナーロールにより画像上に刷毛塗り
することができ、再帰反射性充填材粒子を液体に付着さ
せるが周囲の領域には付着させない。これら方法を用い
る場合、液体画像を現像前に部分的に硬化させて画像を
粘着性にすると共に充填剤粒子に対し一層吸引性にする
ことが好ましい。他の慣用のゼログラフィー現像技術
(画像に対する粒子アプリケータの接触を含むものおよ
び非接触「ジャンピング」現像を含むものの両者)は、
たとえば粉末クラウド現像、カスケード現像などを用い
ることもできる。
【0053】再帰反射性充填材粒子を液体画像に施す他
の適する手段は、画像を充填剤粒子のドナー層から剥離
することを含む。この場合は充填剤粒子を層として支持
体に施すことによりドナー部材を形成させ、液体画像を
有する基板をドナー部材上の充填剤粒子の層と接触さ
せ、次いで基板とドナー部材とを分離させて再帰反射性
充填材粒子が液体画像に付着している基板に陽画像を形
成させると共に、充填剤粒子が画像的に除去されている
ドナー部材上の陰画像を生ぜしめる。ドナー部材はたと
えばシート、ストリップ、円筒ロール、連続ベルトなど
の任意に適する形状とすることができる。
【0054】液体画像を現像すべくドナー部材を用いる
場合、ドナー層を充填剤粒子の均一層で構成すれば一層
高品質の画像が得られる。このドナー層の均一性は、粒
子のドナー層が存在するドナー部材の支持部分を平滑に
すれば最も容易に得られる。さらに、高解像画像が望ま
しければ、ドナー部材の支持部分を薄くかつ可撓性にし
てドナー部材を画像に一致させると共に液体画像と充填
剤粒子のドナー層との間の接触をより完全にすることが
好ましい。周知のように、粒子システムにおける解像は
粒子寸法および粒子の粒子寸法均一性により制限され
る。ドナー層における粒子間の内部結合およびドナー層
における粒子とドナー部材の基板との間の結合は好まし
くはドナー部材の一体性を確保するのに充分な強さであ
るが、液体画像との接触に際し支持体からの再帰反射性
充填材粒子の剥離およびその後の基板とドナー部材との
分離を妨げるほど大でない。好ましくは支持体は消耗材
料であるが、或る場合には支持体上に残留する相補画像
を使用することも望ましく、その場合はこの画像をたと
えば熱、蒸気もしくは溶剤の使用、硬化性液体の使用に
続く液体の硬化など任意に適する手段により支持体に融
合もしくは固定することができる。ドナー部材支持体に
つき特に好適な材料はポリエステルフィルム、たとえば
マイラー(Mylar,登録商標)であって、寸法安定性と高
強度と透明性とを示すものである。再帰反射性充填材粒
子のドナー層は支持体から均一に剥離できねばならず、
粒子の層が一般に好適形状である。再帰反射性充填材粒
子による液体画像の現像の後、硬化性液体を用いる場合
は画像を硬化させて硬化性液体を固化させる。画像の現
像を最終基板上への転写前に画像形成部材もしくは中間
体にて行う場合、硬化は転写前または転写後に行うこと
ができる。たとえば画像を基板上で直接に現像すると共
に転写を行わない電気写真画像形成のような場合、画像
は現像の後に硬化させる。基板への転写が望ましけれ
ば、現像された画像を転写前に部分硬化させることがで
きる。部分硬化は現像された画像に粘着性表面特性を付
与することができ、これは基板に対する転写を向上させ
る。さらに、転写の後の硬化は最終基板に対する画像の
付着を著しく向上させる。何故なら、特に最終的基板が
たとえば布もしくは紙のように多孔質であれば硬化性液
体が最終基板に浸透することができると共に、硬化が基
板の繊維に緊密結合される画像で生ずるからである。さ
らに、最終基板が平滑もしくは多孔質のいずれであって
も、最終基板がセルロースもしくは粘土におけるように
天然産であっても或いは液体現像剤における反応性種が
反応しうるプレコートとして添加されても反応性部位を
有する限り、転写後の硬化は最終基板に対する付着を著
しく向上させることができる。
【0055】硬化は任意に適する手段によって行うこと
ができ、一般に選択された開始剤の性質により決定され
る。光開始剤を選択する場合、硬化はたとえば紫外線の
ような開始剤が感受性である波長の照明線に対し画像を
露出して行われる。熱開始剤を選択する場合は、開始剤
が液体ビークルの硬化を開始させうる温度まで画像を加
熱すると共に、この画像を硬化させるのに充分な時間に
わたりその温度に維持する。電子ビーム硬化は任意に適
する電子ビーム装置によって開始することができる。イ
オンビーム硬化は、たとえばコロトロンのような任意に
適する手段によって開始することができる。
【0056】本発明の特定具体例においては、画像を基
板上に電気写真、粒子線写真またはエレクトログラフ法
により形成させ、さらにインキジェット印刷法により他
の画像を基板上に形成させる。本発明の1具体例は静電
潜像を画像形成装置における画像形成部材に形成させ;
潜像を樹脂と着色剤とを含むトナーで現像し;現像され
た画像を基板に転写し;必要に応じ転写画像を基板に永
久固定し;さらに水性液体ビークルと必要に応じ着色剤
と再帰反射性充填材とを含むインキ組成物の液滴を画像
パターンで基板上へ噴出させることを含む画像の形成方
法に関する。
【0057】画像は、本発明の組成物および方法により
任意に所望の基板上に形成させることができる。適する
基板の例はたとえばゼロックス(Xerox,登録商標)40
24紙、罫線入ノートブック紙、ボンド紙のような並
紙;たとえばシャープ・カンパニーのシリカ被覆紙、ジ
ュジョ紙などのシリカ被覆紙;透明材料;布地;繊維製
品;プラスチック;不透明充填プラスチック;高分子フ
ィルム;たとえば金属および木材などの無機基板を包含
する。
【0058】本発明の1具体例においては、たとえば
紙、透明材料、マニラホルダ、封筒などの基板に再帰反
射性充填材を含有するマーキング材料で画像を形成さ
せ、得られた画像を用いて情報を画像形成装置に連絡す
る。通常の使用者に対し一般に透明になるよう書類に情
報を埋込むためのマーキング材料におけるタガントの使
用については、たとえば米国特許第5,225,900
号公報に開示されている。
【0059】本発明の他の具体例においては、再帰反射
性充填材を含有するマーキング材料を画像形成装置にお
ける移動部品、たとえば画像形成部材、中間転写部材な
どに施す。移動部品を有する画像形成装置における光学
検出器は特定方向から移動部品を照明すると共に、照明
の方向に対しコリニヤな方向からの反射の存在もしくは
不存在を検出する。画像形成装置における移動部品の相
対位置を次いで決定することができる。
【0060】本発明のこの具体例においては、再帰反射
性マークを任意に所望の方法により移動部品上に載せる
ことができる。たとえば、再帰反射性充填材粒子を含有
する本発明のマーキング材料はたとえば乾燥トナー粒子
による乾式静電気現像、液体現像剤による液体静電気現
像、水性インキによるインキジェット印刷、ストリップ
−アウト現像法などの任意に適する方法により移動部品
上に載せることができる。いかなる他の公知の方法、た
とえば塗料、手持ペンで使用するのに適したインキ、た
とえばタイプライターリボンのような転写部材から施す
インキなどを用いる方法を用いることもできる。さら
に、市販の再帰反射性ストリップもしくはテープを用い
てマークを移動部品上に載せることもできる。2種もし
くはそれ以上の異なる種類のマークを区別することが望
ましい場合、これらマークは異なる形状もしくは寸法で
施すことができる。さらに、再帰反射性充填材粒子を含
有すると共に着色剤をも含有するマーキング材料を、2
種もしくはそれ以上の異なる種類のマークを区別するこ
とが望ましい場合に用いることもできる。何故なら、光
学検出器が異なるマーク間の色の相違を検出すると共に
再帰反射性材料の存在もしくは不存在をも検出しうるよ
う光学検出器を選択しうるからである。
【0061】本発明のこの具体例は、たとえば画像形成
装置における画像形成部材のような移動部品の相対位置
を検出すべく、公知方法よりも幾つかの利点を示す。た
とえば、1個もしくはそれ以上の穴を画像形成部材に設
置する方法はベルトを弱化させ或いはその構造一体性を
弱める。或る場合(特に多色画像を形成させて画像形成
部材に登録せねばならない場合)10個、15個もしく
はそれ以上の位置マークが画像形成部材に必要とされ
る。本発明の方法は画像形成部材に穴を設ける必要がな
く、多数のマークを所望に応じ部材上にこれを弱化させ
或いはその構造一体性を阻害することなく載せることが
できる。さらに穴を画像形成部材に設ける場合、光学検
出器および照明源を画像形成部材の反対側に位置せしめ
ねばならず、これは機器部品の可能な配置を減少させ
る。本発明の方法は照明源および光学検出器を画像形成
部材と同じ側に位置せしめることができる。1個もしく
はそれ以上のマークを画像形成部材上に載せることを含
む公知方法の場合、光学検出器は一般に画像形成部材上
のマークに近接して設置せねばならず、光学検出器の慎
重な整列が必要とされる。これに対し、本発明の方法は
画像形成部材から比較的離れた箇所に光学検出器を設置
することを可能にする。何故なら、再帰反射性材料で標
識された領域と標識されない領域との間のコントラスト
が、光学検出器につき大き過ぎる距離にわたっても、慣
用のマークを検出するのに充分な大きさを保つからであ
る。両公知方法につき、光学検出器は一般に受光体の平
面に対し実質的に垂直な角度からの光(または円筒ドラ
ムもしくはベルトを用いる場合、受光体の半径方向ライ
ンに対しコリニアな線に沿った光)を検出するよう位置
せしめねばならない。これに対し本発明の方法は光学セ
ンサおよび照明源を受光体の表面に対し垂直でない角度
で設置することを可能にし;光学センサおよび照明源を
照明および検出が垂線から60°もしくはそれ以上の角
度になるよう位置せしめた場合にも良好な結果が得られ
る。この利点は、再帰反射性マーキング材料の性質によ
って可能となる。未標識領域における画像形成部材の表
面に衝突する入射光はこの表面から反射されて光学検出
器には衝突せず、これに対し再帰反射性材料で標識され
た画像形成部材の領域に衝突する入射光は照明の方向に
対しコリニアな線に沿って光学検出器の方向へ反射され
る。かくして、画像形成装置およびその部品の設計およ
び配置において、ずっと大きい柔軟度が可能となる。こ
の柔軟性は、多色画像を形成させると共に数種の現像剤
ハウジング(および可能であれば数種の帯電、露出およ
び他の複写部品)を画像形成部材の周囲の比較的小さい
空間内に取付けねばならない画像形成装置において特に
望ましい。
【0062】再帰反射性マーキング材料をたとえば紙の
ような基板または画像形成部材のいずれかに位置せしめ
る本発明の具体例において、再帰反射性マークの存在も
しくは不存在は、反射された可視光の存在を検知しうる
任意公知または他の適する光学検出器により検出するこ
とができる。大抵の再帰反射性材料は赤外線および可視
光を反射し、反射赤外線を検出しうるセンサも適してい
る。たとえばゼロックス(登録商標)1075複写機ま
たはゼロックス(登録商標)1090複写機として供給
される赤外線検出器は約940ナノメータの赤外線照明
を検出することができ、本発明の目的に適している。照
明源は、光が反射光の検出ラインに対しほぼコリニヤな
角度から再帰反射性マーク上へ指向するように位置せし
める。たとえば、照明源と光学検出器とを画像形成装置
内に並列で位置せしめることができる。他の可能性は、
たとえばゼロックス(登録商標)1075複写機および
1090赤外線検出器におけるようなビームスプリッタ
の使用である。
【0063】実施例I 静電画像を現像するのに適する無色の乾燥トナー組成物
を次のように作成した。89重量%のスチレンと11重
量%のブタジエンとを含有する85重量部のスチレン−
ブタジエン共重合体(プリオトーン(Pliotone, 登録商
標)、グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパ
ニーから入手)と1重量部のメチル硫酸ジステアリルジ
メチルアンモニウム(ヘキセル・コーポレーションから
入手)とを押出器にて溶融ブレンドし、ダイを130〜
145℃の温度に維持すると共にバレル温度を約80〜
約100℃の範囲にし、次いで微粉砕すると共に空気分
級して容積平均直径で11.5μmの寸法を有する樹脂
粒子を得た。次いでこれら樹脂粒子を再帰反射性充填材
粒子(53〜90μmの寸法範囲を有する「ビジビーズ
(Visibeads) 」T−4高指数ガラスビーズ、ポッタース
・インダストリース社、カールスタット、NJから入
手)と10:90、20:80、30:70、40:6
0、50:50、60:40、70:30、80:20
および90:10の相対比(樹脂:再帰反射性充填材)
で混合して9種の無色トナー組成物を作成した。
【0064】静電画像を現像するのに適する赤色の乾燥
トナー組成物を次のように作成した。89重量%のスチ
レンと11重量%のブタジエンとを含有する85重量部
のスチレン−ブタジエン共重合体(プリオトーン(登録
商標)、グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カン
パニーから入手)と1重量部のメチル硫酸ジステアリル
ジメチルアンモニウム(ヘキセル・コーポレーションか
ら入手)と13.44重量部のスチレン−n−ブチルメ
タクリレートおよびリソール・スカーレット(Lithol Sc
arlet)NB3755(BASF社から入手)との1:1
のブレンド物と0.56重量部のホスタパーム・ピンク
(Hostaperm Pink)E(ヘキスト・コーポレーションから
入手)とを押出器にて溶融ブレンドし、ダイを130〜
145℃の温度に維持すると共にバレル温度を約80〜
約100℃の範囲にし、次いで微粉砕すると共に空気分
級して容積平均直径で11.5μmの寸法を有するトナ
ー粒子を得た。次いで、これら赤色粒子を再帰反射性充
填材粒子(53〜90μmの寸法範囲を有する「ビジビ
ーズ」T−4高指数ガラスビーズ、ポッタース・インダ
ストリース社、カールスタット、NJから入手)と1
0:90、20:80、30:70、40:60、5
0:50、60:40、70:30、80:20および
90:10の相対比(樹脂:再帰反射性充填材)で混合
して9種の赤色トナー組成物を得た。
【0065】次いで、このように作成したトナーを必要
に応じ0.3重量部のエアロシル(Aerosil,登録商標)
R972および0.3重量部のステアリン酸亜鉛とブレ
ンドしてロジゲ(Lodige)・ブレンダにてトナー粒子の表
面上に載せた。
【0066】約75〜150μmの粒径範囲を有するヘ
ガノエス・アンカー・スチール(Hoeganoes Anchor Stee
l)・コア(ヘガノエス・カンパニーから入手)を、20
重量部のバルカン(Vulcan)・カーボンブラック(カボッ
ト・コーポレーション社から入手)を含み、80重量部
のポリメチルメタクリレートに均質分散された1重量部
のコーチングで溶液被覆することによりキャリヤ組成物
を作成した。このキャリヤをメチルエチルケトン溶剤か
らの溶液被覆法により被覆し、乾燥コーチングをコア1
00重量部当り1.0重量部のコーチングの量で存在さ
せた。
【0067】次いで100重量部のキャリヤと3重量部
の各トナーとをブレンドし、トナーとキャリヤとをロジ
ゲ高度ブレンダに導入し、次いで毎分200回転にて2
0分間にわたりブレンドすることにより2−成分現像剤
を作成した。
【0068】このように作成した現像剤をゼログラフ画
像形成装置に導入し、静電潜像を現像するために用い
た。現像された画像は再帰反射性充填材粒子を含有し
た。
【0069】実施例II インキジェット印刷機で使用するのに適する無色の再帰
反射性インキを、先ず最初に15.0gのダキサド(Dax
ad) 19K(W.R.グレース社、ディヤパーク、TX
から入手)を300gの蒸留水と混合して作成した。撹
拌しながら、この混合工程を約10〜15分間行った。
その後、60gのポッタース(Potters)T−4高指数ガ
ラスビーズ(ポッタース・インダストリース社、カール
スタット、NJから入手)をゆっくりダキサド溶液に撹
拌しながら添加した。得られた分散物を1晩撹拌してガ
ラスビーズを溶液全体に均一分散させた。次いで31g
のこの分散物を25gのエチレングリコール(アルドリ
ッチ・ケミカル・カンパニー、ミルウォーキー、WIか
ら入手)に添加した。次いで、得られた混合物に0.4
gのデュポノール(Duponol) ME乾燥表面活性剤(E.
I.テュポン・デ・ネモアス・アンド・カンパニー、ウ
ィルミントン、DEから入手)と0.05gのドウィシ
ル(Dowicil) 200保存料(ダウ・ケミカル・カンパニ
ー、ミッドランド、MIから入手)と43gの蒸留水と
を全て撹拌しながら添加した。次いで、分散物のpHを
0.5モルのKOHの添加により約7に調整した。この
ように形成されたインキをヒューレット・パッカード・
デスクジェット(Hewlet-Packard DeskJet, 登録商標)
500熱インキジェット印刷機に入れ、再帰反射性画像
を用紙上に形成させた。
【0070】このように形成されたインキをさらに米国
特許第4,347,521号(その開示全体を本文に援
用する)に開示された連続流インキジェット印刷機に入
れ、この印刷機は米国特許第4,395,716号に開
示したような改変し(その開示全体を本文に援用す
る)、再帰反射性画像を用紙上に形成させた。
【0071】このように形成されたインキをS−G.ラ
ーソンおよびG.ルンドキスト、リサーチ・レポート、
No.10,1973、シャルマース工業大学、ゴッテ
ンブルグ、スエーデンに開示された滴下型プリンタDE
A(その開示全体を本文に援用する)に入れ、再帰反射
性画像を用紙上に形成させた。
【0072】インキジェット印刷に適する他のインキを
上記と同様に作成したが、ただし11gのバスアシッド
・ブラック(Basacid Black) X34(BASF社)染料
を分散物に添加した後、pHをKOHにより7に調整
し、得られたインキは黒色であった。
【0073】実施例III 分極性液体現像法に適するUV−硬化性の再帰反射性液
体現像剤を、先ず最初に10gのポッタースT−4高指
数ガラスビースを90gのデシルビニルエーテル(デケ
ーブ、インターナショナル・フレーバー・アンド・フラ
グランス社、ニューヨーク、NYから入手)と混合して
作成した。さらに、ブタンジオールジビニルエーテル
(ラピ−キュアBDVE、GAF社、リンデン、NJか
ら入手)における約50,000の分子量を有するスチ
レン−ブチルメタクリレート(等モルのモノマー)共重
合体の30重量%溶液を作成した。その後、等重量部の
これら2種の作成物を混合した。UV開始剤であるジ
(イソブチルフェニル)イオジニウムヘキサフルオロア
ルセネートをクリベロおよびラム、マクロモレキュール
ス、第10(6)巻、第1307頁(1977)に記載
されたように作成した。次いで90.92重量部のポリ
マー分散物と4.45重量部のデシルビニルエーテル
(デケーブ社)と4.54重量部のブタンジオールジビ
ニルエーテル(ラピ−キュアBDVE)と0.20重量
部のイオジニウム開始剤とをを混合して現像剤を生成さ
せた。この現像剤を分極性液体現像法を用いる画像形成
試験器具に入れて無色の再帰反射性画像を静電画像から
形成させた。このように形成させた画像を、ハノビア(H
anovia) UV−6硬化ステーション(ハノビア社、ネウ
ォーク、NJ)に通過させて固体まで硬化させ、その際
にUVランプを300ワットに設定すると共にコンベヤ
を毎分20フィートで移動させた。
【0074】実施例IV ユニオン・プロセス1−Sアトリター(ユニオン・プロ
セス・カンパニー、アクロン、OH)に、190℃にて
100のメルトインデックスと66の酸価とを有するエ
チレンとメタクリル酸との共重合体(89:11のモル
比)200gと1000gのイソパール(Isopar)(登録
商標)L(エクソン・コーポレーション)とを入れた。
アトリター内容物を100℃まで加熱し、4.76ミリ
直径のステンレス鋼球で230rpmのロータ速度にて
2時間にわたり微粉砕した。次いでアトリターを室温ま
で冷却しながら微粉砕を継続した。次いで700gのイ
ソパール(登録商標)Hをアトリター内容物に添加し、
微粉砕を330rpmのロータ速度にて3時間続けた。
得られた微粒子ポリマー分散物を次いで保持タンクに排
液した。その後、22gのポッタースT−4高指数ガラ
スビーズと92gの塩基性バリウムペトロネート(ウィ
トコ・ケミカルス社、ニューヨーク、NYから入手)と
を分散物に撹拌しながら添加した。充分量のイソパール
(登録商標)Hをも分散物に添加して2重量%固形物の
分散物を得、この分散物を3時間撹拌した。このように
形成させた無色の再帰反射性電気泳動現像剤をサビン(S
avin)870複写機に入れ、再帰反射性画像を用紙上に
形成させた。
【0075】他の電気泳動現像剤を上記の方法により作
成したが、ただし15gのホイコフタール・ブルー(Heu
cophthal Blue)G XBT−583D(ホイバッハ・イ
ンコーポレーション、ネウォーク、NJから入手)顔料
をユニオン・プロセス1−Sアトリターに共重合体と共
に添加して100℃で微粉砕し、得られた現像剤は青緑
色であった。
【0076】実施例V 熱(バブルジェット)滴下インキジェット法に使用する
のに適した硬化性液体を次のように作成した。90gの
トリエチレングリコールジビニルエーテル(ラピ−キュ
アDVE−3、GAF社、ウエイン、NJから入手)と
7.5gのスルホニウム塩開始剤FX−512(3M
社、ミネアポリス、MNから入手)と90gのエチレン
グリコールと90gの水とを混合して溶液を作成した。
【0077】このように作成した液体をヒューレット・
パッカード・シンクジェット(ThinkJet)熱インキジェ
ット印刷機に入れて、液体を紙基質上へジェット噴射さ
せることにより画像を形成させた。次いで紙上の液体画
像を、受入シートに画像的に転写すべきガラス反射ビー
ズのモノレイヤが沈着された薄いワックス層で被覆した
マイラー(登録商標)支持体からなるドナー部材と接触
させた。粘着性液体画像を有する受入シートの領域に
て、ガラスビーズはドナーからレシーバまで付着転写さ
れて液体画像に対応するガラスビーズの所望のパターン
を形成した。その後、画像を有する紙をハノビアUV−
6硬化ステーション(ハノビア社、ネウォーク、NJか
ら入手)に通過させて画像を固定し、その際に紫外線ラ
ンプを100ワットに設定すると共にコンベヤを毎分5
フィートで移動させた。
【0078】実施例VI 黒色現像剤組成物を次のように作成した。92重量部の
スチレン−n−ブチルメタクリレート樹脂と6重量部の
リーガル(Regal) 330(登録商標)カーボンブラック
(カボット・コーポレーション社から入手)と2重量部
の塩化セチルピリジニウムとを押出機にて溶融ブレンド
し、ダイを130〜145℃の温度に維持すると共にバ
レル温度を約80〜約100℃の範囲にし、次いで微分
散すると共に空気分級して容積平均直径で12μmの寸
法のトナー粒子を得た。次いでヘガノエス・アンカー・
スチールコアを約75〜約150μmの粒径範囲を有す
るヘガノエス・アンカー・スチールコア(ヘガノエス・
カンパニーから入手)を80重量部のクロルトリフルオ
ロエチレン−塩化ビニル共重合体(OXY 461とし
てオクシデンタル・ペトロリアム・カンパニーから市
販)に均質分散された20重量部のバルカン・カーボン
ブラック(カボット・コーポレーションから入手)を含
む、0.4重量部のコーチングで溶液被覆することによ
りキャリヤ粒子を作成し、前記コーチングはメチルエチ
ルケトン溶剤から溶液被覆した。次いで黒色現像剤を、
97.5重量部の被覆キャリヤ粒子と2.5重量部のト
ナーとの約10分間にわたるロジゲ・ブレンダにおける
ブレンドにより作成して、陽摩擦電荷を示すトナーを含
む現像剤を得た。
【0079】このように作成した黒色現像剤と実施例I
で作成した赤色現像剤とを次いで画像形成装置に入れ、
米国特許第4,078,929号の方法により3−レベ
ルの画像を形成させると共に現像した。3−レベルの潜
像を画像形成部材上に形成させ、−100ボルト電位の
低領域を赤色現像剤で現像し、次いで−750ボルト電
位の高領域の現像を黒色現像剤で行い、次いで2−色画
像を用紙に転写すると共に画像を紙に熱融合させた。赤
色画像は再帰反射性充填材を含有した。
【0080】実施例VII 目立たないマークを白色紙上に作成する再帰反射性イン
キを、2.0gのテスタース・フラット・ホワイト(Tes
tor's Flat White) 塗料1145(テスター・コーポレ
ーション、ロックフォード、ILから入手)と1.0g
のテスタース1156クリーナと2.5gのポッタース
T−4高指数ガラスビーズ(ポッタース・インダストリ
ース、カールスタット、NJから入手)とをガラス瓶内
で約1分間にわたり手動で振とうして作成した。再帰反
射性要素を含有しない比較白色インキをも、1.5gの
テスタース・フラット・ホワイト塗料と0.2gのテス
タース1156クリーナとをガラス瓶内で約1分間にわ
たり手動で振とうして作成した。高さ約1インチの「X
EROX」の文字を両インキで白色紙(ゼロックス(登
録商標)4024)の別々のシート上にパッスール・ピ
ペッツ(Pasteur Pipets)(VWR社、メジア、PA)に
より印刷した。画像を乾燥させた後、書いた文字は約3
フィートの距離から見た場合、通常の室内光にていずれ
の紙でも肉眼で認められた。しかしながら、ほぼコリニ
ヤの照明および検出を行うべく頭部の側に近く保持した
ペンライトで照明した場合、再帰反射性インキで書いた
文字はずっと鮮明かつ明確であった。再帰反射性画像と
比較画像との差は、より長い距離から見た場合に一層顕
著であった。再帰反射性画像を約30フィートの距離か
らペンライトで照明した場合、画像は容易に読み取れた
のに対し、比較の白色塗料マークは同じ条件下にて不明
瞭であった。
【0081】実施例VIII ゼログラフ複写機および印刷機で使用する受光体ベルト
における調時マークとしての再帰反射器の使用を次のよ
うにシュミレートした。従来技術の典型的な機器におい
て、受光体ベルト上の標準的調時マークは不透明グラン
ドストリップにおける矩形穴部である。光源をベルトの
一方の側に載せ、検出器を他方に載せた。調時穴部が通
過する時間を、光源をベルトの一方の面に位置せしめる
と共に検出器を他方の面に位置せしめて決定することが
できる[穴部を検出する他の方法は、赤外線源を用いて
不透明グランドストリップをこれが移動する際に照明す
ることである]。照明光線を940ナノメータ波長の発
光ダイオードから得た。この光線をビームスプリッタに
通過させることにより、電導性グランド平面から反射し
た光はほぼ90°の鏡面反射率にて検出することができ
る。この種の装置はゼロックス(登録商標)1075C
IRD(パートNo.130S941、ゼロックス・コ
ーポレーション、ロチェスター、NY)である。照明が
調時穴部に落ちれば光は反射されない。図2はベルト受
光体を照明した際の照明角度および受光体に対する検出
器の距離の関数としてのCIRDの出力を示す。このグ
ラフにおけるデータから見られるように、最大信号は最
も近い距離にあって、角度は垂直(0°)に最も近く、
5°もしくは10°の角度にて信号は顕著に低下した。
電圧0は照明が調時穴部に位置した際の読値であって、
最大信号差は検出器が垂直でありかつ受光体表面の1c
m以内にある際に約6ボルトである。この結果はCIR
Dの位置に関する比較的厳密な制約を与える。
【0082】図3は再帰反射器トリムブライトレッド(T
rimbrite Red) (3M社、セントポール、MN5514
4)を照明する同じCIRDの信号強度を示す。図3を
図2と比較して見られるように、垂直照明(0°)に関
する信号強度は受光体からよりも再帰反射器からの同じ
距離にてずっと大である。たとえば、検出器を5cm離
した受光体からの信号は約1.5ボルトであるのに対
し、同じ5cmで再帰反射器からの信号は約10ボルト
である。さらに、再帰反射器をCIRDにより照明しう
ると共に強い信号を戻しうる角度の範囲は、全ての方向
にて垂線から少なくとも60°もしくは70°である。
この結果は、CIRDを他の距離間隔で設置しうると共
に受光体に対し大きい範囲の角度にわたり位置せしめる
ことができ、しかも受光体表面と再帰反射器で標識され
た位置との差を容易に検出しうることを示す。
【0083】図4および図5は白色および黄色再帰反射
器、すなわちそれぞれトリムブライト・ホワイトおよび
トリムブライト・イエロー(3Mコーポレーション、セ
ントポールMN55144)につき、それぞれ同じCI
RDで採取したデータを示す。ここでも、これらデータ
は、CIRDにより検出される光が広範囲の角度および
大きい距離にわたり受光体表面から反射される光よりも
実質的に大であることを示す。
【0084】
【発明の効果】本発明の画像の形成方法は上記構成とし
たので、目又は機器による検出感度の良好な画像を形成
できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 再帰反射性充填材を含有する材料で作成され
たマークを位置せしめた基板の断面図である。
【図2】 ベルト受光体を、これに対する照明角度と検
出器の距離との関数として、照明した際のCIRDの出
力値を示す図である。
【図3】 再帰反射器トリムブライト・レッド(3M
社、セントポール、MN55144)を照明する同じC
IRDの信号強度を示す図である。
【図4】 白色再帰反射器、すなわちトリムブライト・
ホワイト(3M社、セントポールMN55144)につ
き、同じCIRDで採取したデータを示す図である。
【図5】 黄色再帰反射器、すなわちトリムブライト・
イエロー(3M社、セントポールMN55144)につ
き、同じCIRDで採取したデータを示す図である。
【符号の説明】
1 基板 3 マーク 5 入射光 7 照明源 9 反射ライン 11 光学検出器 13 垂線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 5/12 G03G 9/12 13/00 21/04 G03G 9/08 368 9/12 21/00 554 (72)発明者 エドワード エフ.グラボウスキ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14580 ウェブスター シャーボーン ロード 479 (72)発明者 ヴァージニア イー.ドッチカル アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14513 ニューアーク ルート88 ノース 1675 (72)発明者 アニタ ピー.リンチ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14580 ウェブスター ノース アヴェニュー 95 (72)発明者 ジェロム イー.メイ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14534 ピッツフォード ヴィンセント ドライ ヴ 16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再帰反射性充填材を含有するマーキング
    材料を用紙に画像的に施すことを含む、紙上への画像の
    形成方法。
  2. 【請求項2】 画像形成装置における画像形成部材上に
    静電潜像を形成させ;この潜像を熱可塑性樹脂と再帰反
    射性充填材とを含むトナーで現像し;必要に応じ、現像
    された画像を基板に転写し;さらに必要に応じ、転写さ
    れた画像を基板に永久固定することを含む、画像の形成
    方法。
  3. 【請求項3】 (a)再帰反射性充填材を含有するマー
    キング材料を含む少なくとも1つのマークを可動部分に
    施し;(b)照明源からの照明が可動部品上のマークに
    衝突するよう照明源を位置決めし;(c)照明検出器が
    可動部品における再帰反射性充填材から反射された照明
    を検出しうるよう照明検出器を位置決めし;さらに
    (d)照明検出器から得られた情報を用いて可動部品の
    相対位置を計算することを含む、画像形成装置における
    可動部品の相対位置の決定方法。
JP6291051A 1993-12-06 1994-11-25 画像の形成方法 Pending JPH07219266A (ja)

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