JPH07219282A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH07219282A
JPH07219282A JP6322745A JP32274594A JPH07219282A JP H07219282 A JPH07219282 A JP H07219282A JP 6322745 A JP6322745 A JP 6322745A JP 32274594 A JP32274594 A JP 32274594A JP H07219282 A JPH07219282 A JP H07219282A
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image forming
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JP6322745A
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Steven J Grammatica
ジェイ.グラマティカ スティーブン
Richard L Schank
エル.シャンク リチャード
Paul J Defeo
ジェイ.デフェオ ポール
Ronald E Godlove
イー.ゴッドラブ ロナルド
Robert J Flanagan
ジェイ.フラナガン ロバート
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 最終的なトナー・イメージの解像度の損失や
画像中での激しいデレーションを防止する画像形成方法
を提供する。 【構成】 電子写真イメージング部材を用意し、電力が
供給されているコロナ生成装置を用いて前記画像形成部
材上に均一な静電荷を蓄積し、静電潜像を形成するため
にイメージ配置状に活性化放射により前記画像形成部用
を露光し、前記潜像をマーキング粒子で現像し、前記ト
ナー・イメージを受け入れ部材に転写し、蓄積、露光、
現像、転写のステップを反復し、前記コロナ生成装置へ
の前記電力が取り除かれている間で、且つ前記コロナ生
成装置が、前記コロナ生成装置の下にある前記電子写真
画像形成部材の表面域を、導電性にするのに十分な流出
物を放出している間に、前記画像形成部材を少なくとも
15分間前記コロナ生成装置の下で休止させ、前記コロ
ナ生成装置に電力を供給し、さらに、蓄積、露光、現
像、転送のステップを少なくとも1度反復することを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、概して、電子写真画像
形成システムに関し、さらに詳しくは、積層光受容体構
造体およびコロナ生成装置を利用する電子写真画像形成
方法に関する
【0002】
【従来の技術】光電導層の光放出には、その層が導電性
電荷を光生成し、この電荷を層を通して輸送し、それに
より表面の電荷を中和する必要がある。別個の層がそれ
ぞれ電荷生成および電荷輸送の機能を実行する複層構造
体、および両方の機能を実行する単層光導電体という、
2種類の光受容体構造体が利用されてきた。これらの層
は、導電性の支持層上に形成され、導電層と1つまたは
複数の光導電層の間に必要に応じて帯電阻止および接着
層を具備することがある。さらに、支持層が、導電性の
表面を持つ非導電性機械的支持体を具備することがあ
る。レーザ光のインコヒーレントな反射などの特殊な機
能を適用するための他の層、化学封着若しくは円滑な被
覆面またはその両方を提供するための下塗り層、あるい
は画像画像形成用のドット・パターンが必要に応じて利
用されることがある。
【0003】電荷生成層用の感光性の顔料および輸送層
用の電荷輸送分子の選択を行うための設計基準の1つ
は、光子が顔料の中で正孔を光生成すると、正孔が輸送
層内の電荷輸送分子の中に効率的に注入されるという点
である。特に、顔料から輸送層への注入効率は、高くな
ければならない。第2の設計基準とは、注入された正孔
が短期間に、つまり画像形成装置内の露光ステーション
と現像ステーションの間での持続期間より短い時間内
に、電荷輸送層中に輸送されるという点である。輸送層
での遷移時間は、輸送層での電荷担体の移動度によって
決定される。電荷担体の移動度とは単位場での速度であ
り、cm2/ボルト秒の次元を持つ。電荷担体移動度
は、電荷輸送分子の構造、輸送層における電荷輸送分子
の濃度、およびその中で電荷輸送分子が分散される、電
気的に「不活性な」バインダー重合体に依存する。注入
効率は、そのイオン化エネルギが顔料のイオン化エネル
ギより低い輸送分子を選択することにより最大限にでき
ると考えられている。ただし、低イオン化エネルギ分子
が、他の欠点を持つ可能性がある。その一つが、コロナ
流出物(溢流)の大気内での不安定さである。輸送層の
表面のコロナ流出物との化学的な相互作用の結果生じる
コピー品質の欠陥は、「パーキングデレーション(dele
tion)」と呼ばれ、詳しく後述される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光受容体は、自動コピ
ー機、複写機、およびプリンタにおいて数千回も循環さ
れる。この循環により、光受容体、特に、電荷輸送層に
おいて有機フィルム形成重合体および小分子低イオン化
ドナー剤を活用する複層有機光導電体の画像形成特性の
品質が低下する。
【0005】また、複層有機光導電体を活用する複写機
は、光導電体をイメージ露光の前に帯電するために、コ
ロトロンやスコロトロンのようなコロナ生成装置も利用
する。これらの光導電体は、その操作寿命の間、オゾ
ン、さまざまな窒素酸化物などを含むコロナ流出物にさ
らされる。以上の窒素酸化物のいくつかが、周囲の操作
大気中に存在する水分子が存在する場合に、硝酸に変換
されると考えられている。光導電体のいちばん上の表面
は、機械の操作中硝酸にさらされ、輸送層のまさにいち
ばん上の面の光導電体分子は分子の硝化種と考えられる
ものに変換され、これらが電気的に導電性のフィルムを
形成する。ただし、機械の操作中、清掃サブシステムが
継続的に(摩耗により)いちばん上の表面域を除去し、
導電性の種が蓄積しないようにする。残念なことに、機
械が2つのコピー・ランの間で動作していない(つま
り、休止モードにある)ときには、これは当てはまらな
い。コピー・ラン(走行)の間の休止モードの間、光受
容体の特定のセグメントは、コピー・ランの間に動作し
ていたコロトロンの下で休止(パーク)する。コロトロ
ンへの高電圧は、光受容体がパークしている時間期間中
はオフになっているが、ある種の流出物(例えば、硝酸
など)がコロトロン・シールド、コロトロン・ハウジン
グなどから放出され続ける。この流出物放出は、コロト
ロンの直下にパークした静止光受容体の域に集中する。
流出物は、その表面域を導電性にする。機械の動作が次
のコピー・ランのために再開されると、イメージの広が
り、解像度の損失、および表面電圧の損失が発生する。
また、最終的なプリントにおける細かい線および詳細の
損失っとしてデレーションが観測されることもある。こ
のようにして、コロナが誘引する変化は、おもに、電荷
輸送層の表面域で発生する。これらの変化は、最終的な
トナー・イメージの解像度の損失という結果をもたらす
導電性の増加という形で現れる。導電性が著しく増加し
た場合、イメージに激しいデレーション域が生じること
がある。この問題は、特に、N,N’−ジフェニル−
N,N’−ビス(3−メチルフェニル)−(1,1’−
ビフェニル)−4,4’−ジアミンなどのアリールアミ
ンを利用する装置でひどい。
【0006】あってはならないコロナ流出物の量を減少
する目的で、コロナ・ワイヤ、コロナ・シールド、スコ
ロトロン・グリッド、および類似物が、コロナ流出物を
吸収する特殊被覆剤で被覆されていた。コロナ生成装置
用の特殊被覆剤の例は、米国特許第4,585,322
号に記載されるアルカリ・ケイ酸塩の脱水アルカリ性フ
ィルム、および米国特許第5,257,073号に記載
されるホウ素無電解ニッケル被覆剤である。コロナ生成
装置用のそれ以外に公知の被覆剤には、electro dagが
含まれる。また、コロトロン・ハウジングの内側が、同
じ目的の炭素繊維クロスのような特殊材で裏打ちされる
場合がある。
【0007】したがって、電荷輸送分子は、トラップが
まったくない、多くの顔料から高い注入効率を持つ、合
成が容易、および安価であるなどのその他の大部分の電
子写真基準を満たすが、延長されたサイクル・ランの間
に休止モードが介在すると、重大なパーキングデレーシ
ョンおよびその他のデレーションの問題に遭遇する。そ
の他の是正処置には、ドラム停止後に帯電装置を通して
空気を循環させるファンの設置が含まれる。また、下に
ある電荷輸送層を保護するために光受容体に保護膜が塗
布された。これらの是正処置は、帯電装置、特に、小型
現像モジュール・カートリッジを使用する単純でコンパ
クトな少量コピー機およびプリンタに多大な費用を付加
するため、コストと複雑さがかなり増える。さらに、ス
コロトロングリッドのコーティングは、グリッド開口部
のサイズを減じ、それによってスコロトロンの帯電効率
を減少する。さらに、スコロトロン・グリッドを均一に
被覆することは困難であるため、スコロトロン・グリッ
ド開口部のサイズがグリッド上のいろいろな位置で変わ
り、そのため光受容体に堆積される電荷の均一さに悪影
響が及ぼされる。場合によっては、グリッド開口部は、
堆積した被覆剤によって完全に閉じられることもあるた
め、閉じられた開口部の下にある光受容体上への電荷の
堆積が妨げられる。
【0008】米国特許第4,780,385号には、負
電荷を受け取るようにされた画像形成面、ジルコニウム
から成る金属製のグラウンドプレーン、正孔ブロック
層、フィルム形成樹脂バインダー内に分散される光導電
粒子から成る電荷生成層、および正孔輸送層を具備する
電子写真画像形成部材が開示されている。例えば、カラ
ム15で始まり、電荷輸送層がフィルム形成バインダー
および芳香族アミンを含有できることが開示されてい
る。記載される多様な芳香族アミンには、トリフェニル
アミンが含まれる。
【0009】米国特許第4,297,425号には、積
層感光部材は、重合バインダー内に分散されるジアミン
およびトリフェニルメタンの分子を組み合わせたものを
含有する輸送層および生成層を具備すると開示されてい
る。
【0010】米国特許第4,297,425号に記述さ
れるように、許容可能な画像形成は、化学活性なトリフ
ェニルメタンが電荷輸送層のバルクの中で取り入れられ
ると得られるが、光受容体は、長い循環にさらされると
少なくとも2つの欠点を示す。第1に、電荷輸送層のバ
ルク内にトリフェニルメタンが存在する場合、生成層か
ら輸送層に光注入された正孔がトラップされ、残留電位
を増加させる結果となる。これにより、残留電位が複数
サイクルの動作に伴って増加し続けるサイクル・アップ
と呼ばれる状態が発生する。これにより、最終的なイメ
ージの背景領域での濃度の増加が起こる。トリフェニル
メタンの輸送層のバルクへの付加が原因の、第2の望ま
しくない影響とは、これらの分子のいくつかが輸送層の
作成の過程で、生成層の中に移転されるという点であ
る。これらの分子が生成層の顔料の表面上に存在する結
果、サイクルが不安定となる。以上2点の欠点が、輸送
層に付加できるトリフェニルメタンの濃度を制限する。
【0011】このようにして、最終的なトナー・イメー
ジの解像度の損失や画像中での激しいデレーションとい
う結果につながる導電性の増加に対して改善された抵抗
力を持つ光受容体が引き続き必要とされている。
【0012】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明の目
的は、前述の欠点を克服する改良型電子写真画像形成部
材を提供することである。
【0013】前述の目的およびそれ以外の目的は、基体
と、電荷発生層と、小分子正孔輸送ジアリールアミン、
小分子正孔輸送トリトリルアミン、およびフィルム形成
結合剤を有する電荷輸送層とを具備する電子写真イメー
ジング部材を提供し、電力が供給されているコロナ生成
装置を用いて前記画像形成部材上に均一な静電荷を蓄積
し、ここで前記コロナ生成装置は、前記画像形成部材に
隣接し、それから間隔が取られた少なくとも1本の露出
した金属製ワイヤを具備するものであり、静電潜像を形
成するためにイメージ配置状に活性化放射により前記画
像形成部用を露光し、トナー・イメージを形成するため
に前記潜像をマーキング粒子で現像し、前記トナー・イ
メージを受け入れ部材に転写し、蓄積、露光、現像、転
写のステップを反復し、前記コロナ生成装置への前記電
力が取り除かれている間で、且つ前記コロナ生成装置
が、前記コロナ生成装置の下にある前記電子写真画像形
成部材の表面域を、前記トリトリル・アミンが前記小分
子正孔輸送ジアリールアミンによって置き換えられるな
らば、導電性にするのに十分な流出物を放出している間
に、前記画像形成部材を少なくとも15分間前記コロナ
生成装置の下で休止させ、前記コロナ生成装置に電力を
供給し、さらに蓄積、露光、現像、転送のステップを少
なくとも1度反復することを含む画像形成方法によって
達成できる。
【0014】電子写真画像形成部材およびその部材を使
った画像形成の電子写真方法は、当業界で周知である。
電子写真画像形成部材は、適切な技法により作成され
る。一般的には、フレキシブルな、または硬い支持層に
導電性の表面が具備される。それから、電荷生成層が、
導電性の表面に適用(又は塗布)される。電荷ブロック
層は、電荷生成層の適用の前に導電性の表面に必要に応
じて適用される。所望される場合は、接着層が、電荷ブ
ロック層と電荷生成層の間で使用される。通常は、電荷
生成層がブロック層の上に適用され、電荷輸送層は電荷
生成層上に形成される。この構造では、電荷輸送層の上
または下に電荷生成層を有しうる。
【0015】基体は、不透明または実質上は透明であ
り、必要な機械的な特性を持つ任意の適切な材料から成
る。したがって、基体が、無機組成物または有機組成物
などの非導電性または導電性の材料から成る1つの層を
具備してよい。非導電性の材料としては、ポリエステ
ル、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリウレタン、お
よび薄い織物のような可撓性の類似物を含む、この目的
のために知られた多様な樹脂が利用され得る。導電性の
支持層としては、例えば、アルミニウム、ニッケル、ス
チール、銅、および類似物などの任意の金属、あるいは
前述されるように炭素、金属粉体、および類似物または
電気的に導電性の有機剤が充填された重合性物質があ
る。電気絶縁性または導電性の支持層が、エンドレズ可
撓性ベルト、ウェブ、リジッド・シリンダ、シート、お
よび類似物の形態を取ることがある。
【0016】支持層の厚さは、希望の強度および経済的
な配慮を含む多数の要因に依存する。したがって、ドラ
ムの場合、この層は、最高数センチのかなりの厚さ、ま
たは1ミリメートル以下の最小厚さとなることがある。
同様に、可撓性ベルトは、最終的な電子写真装置に悪影
響が出ないのであれば、約250マイクロメートルのか
なりの厚さ、または50マイクロメートル以下の最小厚
さとなることがある。
【0017】基体が導電性ではない実施例では、その表
面は、導電性の被覆によりに導電性にされる。導電被覆
は、光学上の透明度、希望の撓み性、および経済的な要
因に応じて、かなり幅広い範囲で厚さを変化しうる。し
たがって、可撓性光反応画像形成装置の場合、導電被覆
の厚さは約20オングストロームから約750オングス
トロームの間となり、導電率、撓み性、光伝送を最適に
組み合わせるには、約100オングストロームと約20
0オングストロームの間であるのが望ましい。可撓性導
電被覆は、真空堆積技法や電気的堆積法などの適切な被
覆技法により、基体などの上に形成される導電性の金属
層であってよい。典型的な金属には、アルミニウム、ジ
ルコニウム、ニオブ、タンタル、バナジウムとハフニウ
ム、チタニウム、ニッケル、ステンレススチール、クロ
ム、タングステン、モリブデン、および類似物を含む。
【0018】必要に応じ正孔ブロック層が、基体に適用
されることがある。隣接する光導電層と下にある基体の
導電性の表面との間の正孔に電子的なバリアを形成する
ことができる適切かつ汎用のブロック層が活用できる。
【0019】必要に応じ接着層が、正孔ブロック層に適
用されることがある。当業界で周知の任意の適切な接着
層が活用できる。典型的な接着層の材料は、ポリエステ
ル、ポリウレタン、および類似物などが含まれる。約
0.05マイクロメートル(500オングストローム)
と約0.3マイクロメートル(3,000オングストロ
ーム)の間の厚さの接着層で満足の行く結果が達成でき
る。
【0020】電荷生成層は、セレンのアモルファス・フ
ィルム、およびセレンとヒ素、テルル、ゲルマニウムと
その類似物のアモルファス・フィルム、水素化されたア
モルファスシリコンの合金、ならびにシリコンとゲルマ
ニウム、炭素、酸素、窒素の化合物、および真空蒸発ま
たは堆積によって作成される類似物から構成されてよ
い。また、電荷生成層が、結晶セレンの無機顔料とその
合金、II−VI族化合物、およびキナクリドンなどの
有機顔料、ジブロモアンサンスロン顔料などの多環式顔
料、ペリレンジアミンとペリノンジアミン、多核芳香族
キノン、ビス−、トリス−、およびテトラキス−アゾを
含むアゾ顔料、ならびにフィルム形成用重合バインダー
に分散され、溶剤被覆技法によって作成される類似物か
ら構成されることもある。
【0021】フタロシアニンは、赤外線露光システムを
活用するレーザ・プリンタで使用される光生成物質とし
て利用されていた。赤外線感度は、安価な半導体レーザ
ダイオード光露光装置に露光される光受容体に必要とな
る。フタロシアニンの吸収スペクトルおよび光感度は、
化合物の中心金属原子に依存する。多くの金属フタロシ
アニンが報告され、オキシバナジウム・フタロシアニ
ン、クロロアルミニウム・フタロシアニン、銅フタロシ
アニン、オキシチタニウム・フタロシアニン、クロロガ
リウム・フタロシアニン、マグネシウム・フタロシアニ
ン、および金属を含まないフタロシアニンを含む。フタ
ロシアニンは、光生成に強い影響を及ぼす多くの結晶形
で存在する。
【0022】適切な重合フィルム形成バインダー材料
が、電荷生成(光生成)バインダー層のマトリックスと
して利用できる。典型的な重合フィルム形成材は、ポリ
カーボネート、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタ
ン、ポリスチレン、ポリアリールエチール、ポリアリー
ルスルホン、ポリブタジエン、ポリスルホン、ポリエー
テルスルホン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイ
ミド、ポリメチルペンテン、ポリフェニレン・スルフィ
ド、ポリビニルアセテート、ポリシロキサン、ポリアク
リレート、ポリビニル・アセタール、ポリアミド、ポリ
イミド、アミノ樹脂、フェニレン酸化物樹脂、テレフタ
ル酸樹脂、フェノキシ樹脂、エポキシ樹脂、フェノール
樹脂、ポリスチレンとアクリルニトリル共重合体、ポリ
ビニル塩化物、塩化ビニルと酢酸ビニル共重合体、アク
リル酸塩共重合体、アルキド樹脂、セルロース・フィル
ム・フォーマ、ポリ(アミドイミド)、スチレン−ブタ
ジエン共重合体、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合
体、酢酸ビニル−塩化ビニリデン共重合体、スチレン−
アルキド樹脂、ポリビニルカルバゾール、および類似物
を含む。これらの重合体が、ブロック共重合体、ランダ
ム共重合体、あるいは交互共重合体であってよい。
【0023】光生成組成物または顔料が、多様な量で樹
脂バインダー組成の中に存在し、個々の装置の適用例お
よび活用される被覆プロセスで最適化される。浸漬被覆
プロセスの場合、通常、約5体積パーセントから約90
体積パーセントの光生成顔料が、約10体積パーセント
から約95体積パーセントの樹脂バインダーの中で分散
され、約40体積パーセントから約80体積パーセント
の光生成顔料が約20体積パーセントから約60体積パ
ーセントの樹脂を含んだバインダーの中で分散されるの
が望ましい。ある典型的な実施例では約80体積パーセ
ントの光生成顔料が約20体積パーセントの樹脂を含ん
だバインダー組成の中に分散されている。また、光生成
層は、バインダーを用いない真空昇華によっても作成で
きる。
【0024】電荷輸送層は、ポリカーボネートのような
フィルム形成用の電気的に不活性な重合体内に溶解また
は分子レベルで分散している電荷輸送ジアリールアミン
小分子およびトリトリルアミン小分子を含む。本明細書
で使われる「溶解」という用語は、小分子が均一相を形
成するために重合体の中に溶解している溶液を形成する
こととして定義される。本明細書で使用される「分子レ
ベルで分散」という表現は、分子スケールで重合体内に
分散している電荷輸送ジアリールアミン小分子およびト
リトリルアミン小分子として定義される。
【0025】適切な電荷輸送または電気的に活性なジア
リールアミン小分子は、本発明の電荷輸送層で利用でき
る。電荷輸送「小分子」という表現は、本明細書では、
輸送層内で光生成された自由電荷を輸送層中を横切って
輸送できるようにするモノマーとして定義される。ジア
リールアミン小分子は、次のような構造を持つ。
【0026】
【化1】
【0027】[式中、R1 とR2 は、置換または不置換
フェニル基、ナフチル基、およびポリフェニル基から構
成される群から選択される芳香族で、R4は、置換また
は不置換ビフェニル基、ビフェニル・エーテル基、1個
から18個の炭素原子を持つアルキル基、および3個か
ら12個の原子を持つ環式脂肪族から構成される群から
選択される。置換基は、N2 基、CN基、および類似物
などの電子求引性基を有すべきでない。電荷生成層の光
生成正孔の注入を支持し、電荷輸送層を通して層を輸送
することができる電荷輸送層用の、前記化学式によって
表される典型的なジアリールアミン電荷輸送小分子は、
例えば、N,N’−ジフェニル−N,N’−ビス(3−
メチルフェニル)−(1,1’−ビフェニル)−4,
4’−ジアミン、N,N’−ビス(アルキルフェニル)
−[1,1’−ビフェニル]−4,4’−ジアミン[そ
の中で、アルキルは、メチル、エチル、プロピル、n−
ブチルなど]やN,N’−ジフェニル−N,N’−ビス
(クロロフェニル)−[1,1’−ビフェニル]−4,
4’−ジアミン、および類似物である。前記に示される
ように、適切に電気的に活性なジアリールアミン小分子
電荷輸送化合物は、電気的に不活性な重合フィルム形成
材内に溶解または分子レベルで分散されている。高効率
で顔料から電荷生成層に正孔を注入し、それらを非常に
短い遷移時間で電荷輸送層中に輸送できるようにする、
望ましいジアリールアミン小分子電荷輸送化合物は、
N,N’−ジフェニル−N,N’−ビス(3−メチルフ
ェニル)−(1,1’−ビフェニル)−4,4’−ジア
ミンである。輸送層内のジアリールアミン電荷輸送分子
の濃度は、乾燥した輸送層の電荷輸送化合物の総重量の
25重量パーセントから約90重量パーセントの間とな
る。
【0028】p−トリトリル・アミンまたはトリ(4−
メチルフェニル)アミンとも呼ばれるトリトリル・アミ
ンが、本発明の光受容体の電荷輸送層内のもう一つの本
質的な電荷輸送小分子成分である。輸送層内の電荷輸送
トリトリル・アミン小分子の濃度は、乾燥した輸送層内
の電荷輸送成分の総重量の約10重量パーセントと約9
9重量パーセントの間である。輸送層に存在するトリト
リル・アミンが約10重量パーセント以下の場合、印刷
デレーションに対する抵抗力という有益な結果はさらに
明白でなくなる。電荷輸送層内でのトリトリル・アミン
材の割合が輸送層の総重量の約99重量パーセント以上
の場合にも、印刷デレーションに対する抵抗力の有益な
結果はさらに明白でなくなる。乾燥した輸送総内の電荷
輸送成分の総重量の約10重量パーセント以下および約
99重量パーセント以上のトリトリル・アミンがドラム
またはベルトの電荷輸送層で利用されると、表面電圧の
損失も観測される。光受容体フラット・プレートの場
合、表面電圧の損失は、乾燥した輸送層内の電荷輸送成
分の総重量の10重量パーセントのトリトリル・アミン
でも観測される。このようにして、被覆されていないコ
ロナ生成装置の下でパーキングが後に続くイメージ循環
にさらされる場合は、表面電圧の損失の回避を確実にす
るために、輸送層内の電荷輸送トリトリル・アミン分子
の濃度が乾燥した輸送層内の電荷輸送成分の総重量の約
25重量パーセントと約99重量パーセントの間にある
ことが望ましい。ジアリールアミンおよびトリトリル・
アミンの電荷輸送分子の組み合わされた総濃度は、乾燥
した電荷輸送層の総重量の約5重量パーセントと約50
重量パーセントの間となり、残りは通常フィルム形成バ
インダーとなるべきである。乾燥した輸送層内の総小分
子正孔輸送分子の割合が重量で約5パーセント以下の場
合、層の電荷輸送特性は、イメージ露光領域内の表面電
圧が減少せず、したがって現像が起こらないように減ら
される。輸送層内の総小分子電荷輸送材の割合が乾燥し
た保護膜層の総重量の約50重量パーセントを越える場
合、結晶化が発生し、残留サイクル・アップが結果とし
て生じる可能性がある。また、フィルムの機械的な特性
が低下し、表面のひび割れおよび層に互いに層間剥離が
発生する結果となるであろう。このような品質低下は、
装置の耐用年数を著しく減少させるであろう。
【0029】適切な電気的に不活性な重合フィルム形成
樹脂バインダーが、電荷輸送層に活用されることがあ
る。典型的な不活性樹脂結合体は、ポリカーボネート、
ポリエステル、ポリアリーレート、ポリアクリル酸塩、
ポリエーテル、ポリスルホン、および類似物を含む。分
子重量は、例えば、約20,000から約150,00
0までさまざまである。通常は電荷輸送層内で電気的に
活性の分子を分散するのに使用される電気的に不活性な
重合バインダーは、ポリ(2,2’−メチル−4,4’
−イソプロピリデン−ジフェニレン)炭酸塩(ビスフェ
ノール−C−ポリカーボネートとも呼ばれる)、ポリ
(4,4’−イソプロピリデン−ジフェニレン)炭酸塩
(ビスフェノール−A−ポリカーボネートとも呼ばれ
る)である。望ましい電気的に不活性な重合バインダー
は、ポリ(4,4’−ジフェニル−1,1’−シクロヘ
キサン炭酸塩)(ビスフェノール−Z−ポリカーボネー
トとも呼ばれる)である。
【0030】適切な溶剤が、電荷生成層にオーバーコー
トの溶液を塗布するのに利用されることがある。溶剤
は、ジアリールアミン、トリトリルアミン、およびフィ
ルム形成バインダーを溶解すべきである。本明細書に利
用される「溶解」という表現は、それを用いて連続的な
被覆を形成するため、フィルムを表面に塗布し、乾燥さ
せることができる溶液を形成することができることと定
義される。成分が被覆混合物上で「不溶性」の場合、被
覆混合物は、溶液を形成することができず、溶剤および
それ以外の成分の内の少なくとも1つが2つの別個の相
内に留まり、連続的な被覆が形成できない。典型的な溶
剤は、例えば、メチレン塩化物、トルエン、モノクロル
・ベンジン、および類似物を含む。電荷輸送混合物内の
少なくとも1つの成分が、活用される溶剤内で不溶性の
場合、相分離が発生し、保護膜の透明度および最終的な
光受容体の電気的な性能に悪影響を与えるであろう。満
足の行く結果は、活用される溶剤の量が、輸送被覆剤成
分の総重量を元にして、約50重量パーセントと約95
重量パーセントの間である場合に、達成できる。一般的
には、活用される溶剤の最適量は、輸送被覆剤を塗布す
るのに活用される個々のタイプの被覆プロセスに依存す
る。
【0031】適切かつ汎用の技法が、混合してから、電
荷輸送層被覆混合物を電荷生成層に塗布するために活用
されてよい。
【0032】一般的には、電荷輸送層の厚さは約10マ
イクロメートルと約50マイクロメートルの間である
が、この範囲外の厚さも使用できる。正孔輸送層は、照
度が存在しない場合に正孔輸送層上に静電荷が課され
ず、静電潜像がその上に形成され且つ保持されるのを防
止するのに十分な程度の絶縁体でなければならない。一
般的には、正孔輸送層の電荷生成層に対する厚さの割合
は、約2:1から200:1で維持されるのが望まし
く、いくつかの例では400:1にまでなる。言い替え
れば、電荷輸送層は、意図された使用の域内の放射や可
視光に対しては実質上非吸収であるが、光導電体層、つ
まり電荷生成層からの光生成正孔の注入を可能にし、こ
れらの正孔が活性層の表面上の表面電荷を選択的に放電
するためにそれ自体を通して輸送できるようにするとい
う点では、電気的に「活性」である。
【0033】驚くべきことに、本発明の光受容体は、コ
ピー・ラン(電力がコロナ生成装置に一定して供給され
る)と、その後の、残りの期間(コロナ生成装置には電
力が供給されない)で、被覆されていないコロナ生成装
置と使用可能で、それ以降のランでも依然として高品質
のコピーを作成できる。このようにして、コロナ生成装
置に電力が供給されないコピー・ランの間の休止モード
の間、前のコピー・ランの間動作していた(電力が供給
されていた)コロトロンの下で休止に入る(「パークさ
れる」)光受容体のセグメントは、機械の動作が次のコ
ピー・ランのために再開されるときにイメージデレーシ
ョンの問題を生じない。言い替えると、電力がコロナ生
成装置に再供給され、機械の動作が次のコピー・ランの
ために再開されるときに、イメージの広がりおよび解像
度の損失が回避される。露出した、被覆されていないコ
ロトロン・シールドおよびスコロトロン・シールド、露
出した、被覆されていないコロトロン・ワイヤおよびス
コロトロン・ワイヤならびに被覆されていないスコロト
ロン・グリッドが、本発明の光受容体を使った電子写真
画像形成・プロセスで活用され得る。被覆されていない
コロナ・ワイヤまたはスコロトロン・ワイヤ、コロトロ
ン・シールドおよびスコロトロン・シールド、ならびに
スコロトロン・グリッドが、タングステン、ステンレス
スチール、プラチナ、および類似物のような適切な露出
した被覆されていない金属を有してもよい。コロナ生成
装置ワイヤが、単一のワイヤまたは複数のワイヤであっ
てよい。当業界で周知のように、コロナ・ワイヤまたは
スコロトロン・ワイヤ、コロトロン・シールドおよびス
コロトロン・シールド、ならびにスコロトロン・グリッ
ドは、光受容体の画像形成面に平行に、それから間隔を
取って配置される。これらの要素の一般的な相対的位置
の例は、米国特許第4,585,322号および米国特
許第1 5,257,073号などに図解される。すな
わち、画像形成・ラン(電力は一定してコロナ生成装置
に供給される)の間に本発明の光受容体の上に流出物を
放出する非被覆コロナ生成装置の使用、続いて、少なく
とも約15分間の休止期間の間(コロナ生成装置に電力
は供給されない)その下にパークされる光受容体の上へ
の非被覆コロナ生成装置による流出物の放出、および画
像形成・サイクル(コロナ生成装置に電力は再供給され
る)の再開が関与し、本発明のプロセスでは、イメージ
の広がり、解像度の損失、またはデレーションの問題が
ない高品質なコピーを形成する。被覆されていないコロ
ナ生成装置は、たとえコロトロンに対する高電圧が光受
容体のパークされている時間の間オフにされるとして
も、流出物の放出を続けるため、電荷輸送層内にジアリ
ールアミンおよびトリトリル・アミンを組み合わせたも
のを含有する光受容体で画像形成を再開したときに高品
質コピーを達成することはまったく期待できない。した
がって、被覆、布、またはそれ以外の補助手段で束縛さ
れていないコロナ生成装置は、本発明の拡張画像形成・
プロセスでうまく活用できる。このようにして、イメー
ジ・サイクル期間の後、コロナ生成装置への電力が除か
れている間で、且つ、コロナ生成装置がその下にある電
子写真画像形成部材の表面域を導電性にするのに十分な
流出物を放出している間に、電荷輸送層内に小分子正孔
輸送ジアリールアミンおよび(トリトリル・アミンを含
まない)バインダーしか持たない画像形成部材がコロナ
生成装置の下で少なくとも15分間休止する場合、約1
0重量パーセント〜約99重量パーセントの小分子正孔
輸送ジアリールアミンで小分子正孔輸送トリトリル・ア
ミンを置換するために変えられた同一の画像形成部材
が、同じ条件下でイメージの広がり、解像度の損失、ま
たデレーションの問題がない高品質のコピーを形成する
であろう。
【0034】本プロセス発明の画像形成部材および被覆
されていないコロナ生成装置の組み合わせは、少なくと
も1本の露出された金属製ワイヤを具備するコロナ生成
装置による画像形成部材上への均一な静電荷の蓄積、静
電潜像を形成するための、画像形成部材の活性化放射で
のイメージ配置状露光、トナー・イメージを形成するた
めの潜像のマーキング粒子での現像、トナー・イメージ
の受け入れ部材への転写、堆積、露光、現像、転写のス
テップの繰り返し、コロナ生成装置が流出物を放出して
いる間に少なくとも15分間画像形成部材を休止するこ
とが関与する、適切で、周知の電子写真画像形成・プロ
セスで使用される。その組み合わせは、通常はコロナ生
成装置の下にある従来の電子写真画像形成部材の表面域
を導電性にし、蓄積、露光、現像、転写のステップを少
なくとも1度反復することを含む。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、最終的なトナー・イメ
ージの解像度の損失や画像中での激しいデレーションと
いう結果につながる導電性の増加に対して改善された抵
抗力を持つ画像形成方法が提供される。
【0036】
【実施例】以下の実施例で使用される試験手順 スキャナの特徴 評価対象となる各光導電体装置は、シャフト上を回転す
る円筒形のアルミニウム・ドラム基板上に取り付けられ
る。装置は、ドラムの周辺部に沿って取り付けられるコ
ロトロンによって帯電される。表面電位は、シャフトの
回りのさまざまな位置に配置される容量結合された電圧
探針によって時間の関数として測定される。探針は、ド
ラム基板に既知の電位を適用することにより校正され
る。ドラム上の装置は、コロトロンから下流のドラムの
近くの位置に位置する光源によって露光される。ドラム
が回転するにつれて、初期(露光前)の充電電位が電圧
探針1(P1)により測定される。さらに回転すると、
光導電体装置が周知の輝度の単色放射にさらされる露光
ステーションに到達する。装置は、充電の上流の位置に
位置する光源により消去される。実施される測定には、
定電流モードまたは電圧モードでの光導電体装置の帯電
が含まれる。装置は、負または正の極性コロナまで充電
される。ドラムが回転するにつれて、初期の充電電位
は、電圧探針1により測定される。さらに回転すると、
導電体装置が既知の強さの単色放射にさらされる露光ス
テーションに到達する。露光後の表面電位は、電圧探針
2(P2)と3(P3)により測定される。装置は、最
終的には、適切な強さの消去ランプにさらされ、残留電
位は電圧探針4(P4)により測定される。プロセス
は、前記と同一の条件で反復され、電圧は各サイクルに
関して記録されるそれぞれの探針で測定される。それか
ら、グラフが作成され、装置の循環特性を記述する。い
くつかのサイクルの間測定される電圧にほとんど変化が
ない、あるいはまったく変化がない光受容体装置は、安
定であると考えられる。 パーキングデレーション試験 負のコロトロンは、数時間の間、接地された電極に向か
い合って(コロトロン・ワイヤに接続される高電圧で)
動作される。高電圧はオフされ、コロトロンは試験中の
光導電体装置のセグメント上に30分から2時間の間、
置かれる(パークされる)。このようにして、装置の短
い真中のセグメントだけが、コロトロン流出物にさらさ
れる。露光域のどちらかの側の未露光域が、対照として
使用される。それから、光導電体装置は、ドナー・タイ
プの分子を利用するシステム用の正の帯電特性に関して
ス、キャナ内で試験される。コピー機およびプリンタで
は、これらのシステムは、潜像形成ステップ内で負の極
性コロトロンにより動作する。電気的に導電性の表面域
(過剰正孔濃度)は、(短い真中のセグメントのどちら
かの側の未露光制御領域と比較して)露光域内での暗減
衰の増加または正電荷受け入れの損失として現れる。電
気的に導電性の領域が装置の表面に位置しているため、
負電荷受け入れスキャンは、コロトロン流出物にさらさ
れることにより影響を受けない(負電荷は、ドナー分子
から構成される電荷輸送層を通して移動しない)。ただ
し、表面上での過剰なキャリヤにより、イメージ解像度
の損失という結果をもたらす表面の導電率が生じ、ひど
い場合にはデレーションが生じる。 実施例1 光受容体は、長さ33.8センチ、直径40ミリメート
ルのアルミニウム・ドラム上で汎用の技法を使用して被
覆を形成することにより作成された。最初に沈積された
被覆は、1.5マイクロメートルの厚さのメタノールと
ブタノールの混合物から形成される、アルコール溶解性
ナイロン・バリア層であった。次の被覆剤は、0.25
マイクロメートルの厚さのポリビニル・ブチラール樹脂
(B79、モンサント化学から入手可能)内に分散され
る25パーセントのチタニル・フタロシアニン粒子、7
5パーセントのクロロインジウム・フタロシアニン粒子
の混合物の60重量パーセントを含有する電荷生成層で
あった。次の層は、浸漬被覆を使用し、750グラムの
モノクロロ・ベンジン溶剤の中に溶解された100グラ
ムのN,N’−ジフェニル−N,N’−ビス(3−メチ
ル−フェニル)−(1,1’ビフェニル)−4,4’−
ジアミン、および150グラムのポリ(4,4’−ジフ
ェニル−1,1’−シクロヘキサン炭酸塩)ポリカーボ
ネート樹脂、(IUPILON Z−200、三菱ガス
化学株式会社より入手可能)を含有する溶液で形成され
る電荷輸送層であった。N,N−ジフェニル−N,N’
−ビス(3−メチル−フェニル)−(1,1’ビフェニ
ル)−4,4’−ジアミンが、電気的に活性な芳香剤ジ
アミン電荷輸送小分子である一方、ポリカーボネート樹
脂は電気的に不活性なフィルム形成バインダーである。
被覆された装置は、20マイクロメートルの厚さの電荷
輸送層を形成するために、強制空気加熱内で、45分間
の間115℃で乾燥された。この光受容体は、コロナ生
成装置で画像形成部材上に均一静電荷を蓄積し、静電潜
像を形成するためにイメージ配置状に活性放射で画像形
成部材を露光し、トナー・イメージを形成するためにマ
ーキング粒子で潜像を現像し、トナー・イメージを受け
入れ部材に転写し、蓄積、露光、現像、転送のステップ
を反復することから成る汎用の電子写真画像形成・サイ
クルを利用するゼログラフィック・コピー機では31℃
(80°F)および80パーセントの湿度で試験され
た。均一電荷を蓄積するためのコロナ生成装置は、光受
容体の表面から5ミリメートル間隔が取られた、1本の
露出した金属コロナ・ワイヤと、被覆されていない金属
製の裏当てシールドと、コロナ・ワイヤと光受容体表面
の間に位置する被覆されていない金属製グリッドとから
構成されていた。裏当てシールドには、「U」字型をし
た断面があり、その壁はコロナ・ワイヤから5ミリメー
トルの間隔が取られていた。金属製のグリッドはコロナ
・ワイヤから5ミリメートルの間隔が取られ、光受容体
表面からは7ミリメートルの間隔が取られていた。帯電
中にコロナ・ワイヤに印加された電圧は、負極性を持つ
2.2キロボルトで、帯電中に金属製のグリッドに印加
された電圧は、負の極性を持つ350ボルトであった。
光受容体ドラムは、毎分30回転で回転された。光受容
体は、一連の1,000の完全なゼログラフィック・画
像形成・サイクルにさらされ、その後に、15分から最
高16時間の休止期間が続き、その間光受容体は静止
し、電圧はコロナ・ワイヤおよびグリッドに印加されな
かった。各休止期間後に、完全な電子写真イメージ循環
が再開され、充電電圧は再びコロナ・ワイヤおよびグリ
ッドに印加された。イメージ循環の再開時に作成された
コピーを調べると、休止期間中にその上に帯電装置が位
置していた光受容体表面域でイメージのデレーションが
発生していたことが分かった。 実施例2 電荷輸送層が、750グラムのモノクロロ・ベンジン溶
剤中に溶解された、75グラムのトリトリル・アミン、
25グラムのN,N’−ジフェニル−N,N’−ビス
(3−メチル−フェニル)−(1,1’ビフェニル)−
4,4’−ジアミン、および150グラムのポリ(4,
4’−ジフェニル−1,1’−シクロヘキサン炭酸塩)
ポリカーボネート樹脂[ポリ(PCZ200]を含有す
る溶液で形成されたという点を除き、例1に記述された
手順が、同一の材料および条件で反復された。光受容体
は、1,000回の一連の完全なゼログラフィック・画
像形成・サイクルにさらされ、その後に15分から最高
16時間の休止期間が続き、その間光受容体は静止し、
電圧はコロナ・ワイヤおよびグリッドに印加されなかっ
た。イメージ循環の再開時に作成されたコピーを調べる
と、電荷装置が休止期間中にその上に位置していた光受
容体表面域内ではイメージデレーションが発生しなかっ
たことが分かった。
【0037】光受容体は、その循環特性を決定するため
に、前記のスキャナの中に取り付けられ、試験にさらさ
れた。図1は、試験の条件および結果を示す。図1は、
10,000ゼログラフィック・サイクル以上のサイク
ル・アップなどの循環の不安定さを示さない。 実施例3 チタンの真空蒸着コーティングと、0.2マイクロメー
トルの厚さのポリエステル接着層と、50重量パーセン
トのバナジル・フタロシアニンおよび50重量パーセン
トのポリエステル(PE100、E.I.duPont
de Nemours & Co.から入手可能)を
含有する0.5マイクロメートルの厚さの電荷生成層と
で被覆された60センチx200センチ(8インチ)の
ポリエチレン・テレフタレート・ウェブは、300グラ
ムのメチレン塩化物溶液に溶解された、45グラムの
N,N’−ジフェニル−N,N’−ビス(3−メチル−
フェニル)−(1,1’ビフェニル)−4,4’−ジア
ミンおよび55グラムのポリ(4,4’−ジフェニル−
1,1’−シクロヘキサン炭酸塩)ポリカーボネート樹
脂から成る溶液で被覆された。適用された被覆剤は、約
45分間の間100℃で、フード内のカバーの下で乾燥
された(ファンはオフされていた)。乾燥した被覆剤の
厚さは14〜17マイクロメートルであった。このサン
プルは、前記のパーキングデレーション試験を使用して
試験された。利用された負のコロトロンは、露出した被
覆されていないタングステン金属ワイヤであった。負の
コロトロンは、2時間という期間の間、接地された電極
の向かい側のコロトロン・ワイヤに接続された高電圧で
動作された。高電圧はオフされ、コロトロンは30分間
実施例3の光導電性被覆のセグメント上に置かれた。サ
ンプルの真中のセグメントだけがコロトロン流出物にさ
らされた。露光域のどちらかの側の未露光域は、対照と
して使用された。それから、光導電性装置が、正の充電
特性に関してスキャナを使用して試験された(これらの
光導電性の装置は、コピー機およびプリンタ内での潜像
形成ステップで負の極性コロトロンで動作される)。こ
のサンプルに関する、探針1からの充電プロファイルを
調べると、コロトロン流出物にさらされるサンプルの真
中の領域に、真中の領域の片側の非露光領域と比較して
かなり低い帯電があったことが分かった。導電性の表面
域(過剰正孔濃度)は、正電荷受け入れの損失、または
どちらかの側の未露光対照領域と比較して、露光された
真中のセグメントでの暗減衰の増加として現れる。電気
的に導電性の域は装置の表面上に位置するため、負電荷
受け入れスキャンは、コロトロン流出物にさらされるこ
とによって影響されない(負電荷は、ドナー分子から構
成される電荷輸送層を通って移動しない)。ただし、表
面上での過剰なキャリヤは、イメージ解像度の損失とい
う結果をもたらす表面の導電率を生じさせ、ひどい場合
にはデレーションを生じさせる。図2は、サンプルの充
電プロファイルを示す。コロトロン流出物にさらされる
サンプルの領域は、非露光領域と比較してかなり低い帯
電を示す。これらの種類の電荷輸送分子は正孔しか輸送
しないため、CTL表面でコロトロン流出物により作成
される自由電荷担体は、低電荷受け入れの原因となる。 実施例4 電荷生成層が、300グラムのメチレン塩化物溶媒に溶
解された、33.75グラムのトリトリル・アミン、1
1.25グラムのN,N’−ジフェニル−N,N’−ビ
ス(3−メチル−フェニル)−(1,1’ビフェニル)
−4,4’−ジアミン、および55グラムのポリカーボ
ネート樹脂[ポリ(4,4’−ジフェニル−1,1’−
シクロヘキサン炭酸塩]の溶液で被覆されたという点を
除き、実施例3に記述される手順が、同じ材料および条
件で反復された。塗布された被覆剤は、約45分間、1
00℃でフード内のカバーの下で(ファンはオフされて
いた)乾燥された。乾燥した被覆剤の厚さは、14〜1
7マイクロメートルであった。このサンプルは、前記の
パーキングデレーション試験を使用して試験された。利
用された負のコロトロンは、露出した被覆されていない
タングステン金属ワイヤであった。このサンプルに関し
て、図3に示されるような、充電プロファイルを調べる
と、コロトロン流出物にさらされたサンプルの真中の領
域が、真中の領域の片側の非露光領域と比較して同じ帯
電レベルを持つことが分かった。 実施例5 電荷生成層が、300グラムのメチレン塩化物溶媒に溶
解された、4.5グラムのトリトリル・アミン、40.
5グラムのN,N’−ジフェニル−N,N’−ビス(3
−メチル−フェニル)−(1,1’ビフェニル)−4,
4’−ジアミン、および55グラムのポリカーボネート
樹脂[ポリ(4,4’−ジフェニル−1,1’−シクロ
ヘキサン炭酸塩]から成る溶液で被覆されたという点を
除き、実施例4に記載された手順が、同じ材料および条
件で反復された。塗布された被覆剤は、約45分間10
0℃でフード内のカバーの下で(ファンはオフに成って
いた)乾燥された。乾燥した被覆剤の厚さは、14〜1
7マイクロメートルであった。このサンプルは、前記の
パーキングデレーション試験を使用して試験された。利
用された負のコロトロンは、露出した、被覆されていな
いタングステン・メタル・ワイヤであった。このサンプ
ルに関して、図4に示されるような充電プロファイルを
調べると、コロトロン流出物にさらされたサンプルの真
中の領域が、真中の領域の片側の非露光領域に比較して
低い帯電レベルを持つことが分かった。しかし、充電レ
ベルは、実施例1に記載され、図2に示されるトリトリ
ル・アミンを使用しない装置より高い。したがって、総
電荷輸送材料の10パーセントのトリトリル・アミンの
レベルでは、表面電圧損失の減少はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例でのサイクル数と電圧の関係を示す図で
ある。
【図2】実施例のあるサンプルの充電プロファイルを示
す図である。
【図3】実施例のあるサンプルの充電プロファイルを示
す図である。
【図4】実施例のあるサンプルの充電プロファイルを示
す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/00 345 (72)発明者 リチャード エル.シャンク アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14534 ピッツフォード フレンチ ロード 9 (72)発明者 ポール ジェイ.デフェオ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14555 ソダス ポイント ノース フィッツー ストリート 7538 (72)発明者 ロナルド イー.ゴッドラブ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14416 ベルゲン ノース レイク ロード 6630 (72)発明者 ロバート ジェイ.フラナガン アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14502 マセドン ビタースウィート ドライヴ 1188

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体と、電荷発生層と、 小分子正孔輸
    送ジアリールアミン、小分子正孔輸送トリトリルアミ
    ン、およびフィルム形成結合剤を有する電荷輸送層とを
    具備する電子写真イメージング部材を用意し、 電力が供給されているコロナ生成装置を用いて前記画像
    形成部材上に均一な静電荷を蓄積し、ここで前記コロナ
    生成装置は、前記画像形成部材に隣接し、それから間隔
    が取られた少なくとも1本の露出した金属製ワイヤを具
    備するものであり、 静電潜像を形成するためにイメージ配置状に活性化放射
    により前記画像形成部用を露光し、 トナー・イメージを形成するために前記潜像をマーキン
    グ粒子で現像し、 前記トナー・イメージを受け入れ部材に転写し、 蓄積、露光、現像、転写のステップを反復し、 前記コロナ生成装置への前記電力が取り除かれている間
    で、且つ前記コロナ生成装置が、前記コロナ生成装置の
    下にある前記電子写真画像形成部材の表面域を、前記ト
    リトリル・アミンが前記小分子正孔輸送ジアリールアミ
    ンによって置き換えられるならば、導電性にするのに十
    分な流出物を放出している間に、前記画像形成部材を少
    なくとも15分間前記コロナ生成装置の下で休止し、 前記コロナ生成装置に電力を供給し、さらに蓄積、露
    光、現像、転送のステップを少なくとも1度反復するこ
    とを含む画像形成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成方法であって、
    前記コロナ生成装置が、前記画像形成部材と前記露出し
    た金属製ワイヤの間に、露出した金属製のスコロトロン
    ・グリッドも具備する画像形成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成方法であって、
    前記コロナ生成装置が、前記露出した金属製ワイヤに隣
    接する露出した金属製ハウジングも具備する画像形成方
    法。
JP6322745A 1994-01-03 1994-12-26 画像形成方法 Withdrawn JPH07219282A (ja)

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