JPH0721961Y2 - ギヤケースの潤滑装置 - Google Patents
ギヤケースの潤滑装置Info
- Publication number
- JPH0721961Y2 JPH0721961Y2 JP1989029806U JP2980689U JPH0721961Y2 JP H0721961 Y2 JPH0721961 Y2 JP H0721961Y2 JP 1989029806 U JP1989029806 U JP 1989029806U JP 2980689 U JP2980689 U JP 2980689U JP H0721961 Y2 JPH0721961 Y2 JP H0721961Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- oil
- gear case
- transfer case
- front drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 3
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 18
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ギヤケースの潤滑構造に関し、特にトランス
ファーケースの潤滑構造に関する。
ファーケースの潤滑構造に関する。
[従来の技術] ギヤケースの潤滑構造に関し、本出願人による実開昭52
-125673号公報には、同軸上に配置された大型の歯車群
と小型の歯車群との間を仕切る堰を設け、堰の上方に位
置する変速機箱内壁に横樋を設け、大型の歯車群によっ
て掻き上げられた潤滑油を小型の歯車群側の室に導く技
術が示されている。
-125673号公報には、同軸上に配置された大型の歯車群
と小型の歯車群との間を仕切る堰を設け、堰の上方に位
置する変速機箱内壁に横樋を設け、大型の歯車群によっ
て掻き上げられた潤滑油を小型の歯車群側の室に導く技
術が示されている。
また、本出願人による実開昭60-99356号公報には、第1
のガイド部と第2のガイド部とからなる整流板を設け、
第1のガイド部により下方の歯車により掻き上げられた
潤滑油を案内し、第2のガイド部により上方の歯車の側
方潤滑部に案内する技術が示されている。
のガイド部と第2のガイド部とからなる整流板を設け、
第1のガイド部により下方の歯車により掻き上げられた
潤滑油を案内し、第2のガイド部により上方の歯車の側
方潤滑部に案内する技術が示されている。
[考案が解決しようとする課題] 上記公知技術自体は有効なものであるが、しかし、例え
ばトランンスファケースのように、上方ギヤが下方ギヤ
より比較的高い位置にある場合には、有効ではない。
ばトランンスファケースのように、上方ギヤが下方ギヤ
より比較的高い位置にある場合には、有効ではない。
第1図及び第2図は本願の実施例を示す図面であるが、
このうち公知部分について本願の考案をよく理解するた
めに説明する。
このうち公知部分について本願の考案をよく理解するた
めに説明する。
図において、トランスファケース1の上部には、インプ
ットシャフト2がベアリング3、3に回転自在に支持さ
れている。そのシャフト2の図中右端は後後軸に連繋さ
れ、中程にはインプットギヤ4が固設されている。その
インプットギヤ4には、アイドラギヤ5が噛み合わさ
れ、このアイドラギヤ5には、トランスファケース1の
中程にベアリング6、7により回転自在に支持されたフ
ロントドライブギヤシャフト8のフロントドライブギヤ
9に噛み合わされている。このシャフト8にはクラッチ
10を介してアイドラギヤ11が遊嵌され、そのアイドラギ
ヤ11には、トランスファケース1の下部にベアリング1
2、13により回転自在に支持されたアウトプットギヤ14
が噛み合わされ、そのアウトプットギヤ14は前軸に連繋
されている。
ットシャフト2がベアリング3、3に回転自在に支持さ
れている。そのシャフト2の図中右端は後後軸に連繋さ
れ、中程にはインプットギヤ4が固設されている。その
インプットギヤ4には、アイドラギヤ5が噛み合わさ
れ、このアイドラギヤ5には、トランスファケース1の
中程にベアリング6、7により回転自在に支持されたフ
ロントドライブギヤシャフト8のフロントドライブギヤ
9に噛み合わされている。このシャフト8にはクラッチ
10を介してアイドラギヤ11が遊嵌され、そのアイドラギ
ヤ11には、トランスファケース1の下部にベアリング1
2、13により回転自在に支持されたアウトプットギヤ14
が噛み合わされ、そのアウトプットギヤ14は前軸に連繋
されている。
このトランスファケース1の中程には、堰15により油溜
りAが画成され、フロントドライブギヤ9の下端部が浸
されている。そして、インプットギヤ4とベアリング
3、3との潤滑は、フロントドライブギヤ9の掻き上げ
た潤滑油の飛沫により行っている。
りAが画成され、フロントドライブギヤ9の下端部が浸
されている。そして、インプットギヤ4とベアリング
3、3との潤滑は、フロントドライブギヤ9の掻き上げ
た潤滑油の飛沫により行っている。
しかし、インプットギヤ4はフロントドライブギヤ9よ
り高い位置にあるため、自然の飛沫潤滑では、フロント
ドライブギヤ9の掻き上げた潤滑油の大半は、インプッ
トギヤ4に到達しないでトランスファケース1内で飛散
してしまう。そのため、インプットギヤ4、ベアリング
3、3を潤滑する油量が不足し、これらの寿命が低下す
る不具合があり、これを解決するには、油ポンプを要
し、構造が複雑になり高価となる。
り高い位置にあるため、自然の飛沫潤滑では、フロント
ドライブギヤ9の掻き上げた潤滑油の大半は、インプッ
トギヤ4に到達しないでトランスファケース1内で飛散
してしまう。そのため、インプットギヤ4、ベアリング
3、3を潤滑する油量が不足し、これらの寿命が低下す
る不具合があり、これを解決するには、油ポンプを要
し、構造が複雑になり高価となる。
本考案は、油ポンプを用いないで、高いギヤトレンの高
い位置にあるギヤ及びベアリングを良く潤滑するギヤケ
ースの潤滑装置を提供することを目的としている。
い位置にあるギヤ及びベアリングを良く潤滑するギヤケ
ースの潤滑装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、下部が油溜りに浸る下方ギヤの回転方
向上流側の垂直な半部を略収める導入口を備えた第1の
部分と、該第1の部分に連続して上方に延び、上方に向
けて通路面積が縮小する第2の部分と、該第2の部分に
連続し上方ギヤの周面に沿って延び、先端の上方ギヤの
軸線より若干高い位置に排出口を備えた第3の部分とか
らなり、全体として筒状に形成されてなるオイルキャッ
チャをギヤケース内部に設けている。
向上流側の垂直な半部を略収める導入口を備えた第1の
部分と、該第1の部分に連続して上方に延び、上方に向
けて通路面積が縮小する第2の部分と、該第2の部分に
連続し上方ギヤの周面に沿って延び、先端の上方ギヤの
軸線より若干高い位置に排出口を備えた第3の部分とか
らなり、全体として筒状に形成されてなるオイルキャッ
チャをギヤケース内部に設けている。
[作用] 上記のように構成されたギヤケースの潤滑構造におい
て、下方ギヤに掻き上げられた大部分の潤滑油は導入口
から第1の部分に導かれ、通路面積が縮小する第2の部
分によって昇圧されて上昇し、第3の部分の排出口から
上方ギヤに吐出され、上方ギヤとその側部のベアリング
とを潤滑する。
て、下方ギヤに掻き上げられた大部分の潤滑油は導入口
から第1の部分に導かれ、通路面積が縮小する第2の部
分によって昇圧されて上昇し、第3の部分の排出口から
上方ギヤに吐出され、上方ギヤとその側部のベアリング
とを潤滑する。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図において、トランスファケース1の内部のインプ
ットギヤ4、アイドラギヤ5及びフロントドライブギヤ
9の側方には、全体を符号16で示すオイルキャッチャが
設けられている。
ットギヤ4、アイドラギヤ5及びフロントドライブギヤ
9の側方には、全体を符号16で示すオイルキャッチャが
設けられている。
第2図及び第3図において、オイルキャッチャ16は、フ
ロントドライブギヤ9、アイドラギヤ5及びインプット
ギヤ4のそれぞれ側方の部分の第1の部分17、第2の部
分19及び第3の部分20よりなり、全体として筒状に形成
されている。
ロントドライブギヤ9、アイドラギヤ5及びインプット
ギヤ4のそれぞれ側方の部分の第1の部分17、第2の部
分19及び第3の部分20よりなり、全体として筒状に形成
されている。
その第1の部分17は、導入口18を備え、その導入口18内
にフロントドライブギヤ9の回転方向上流側の垂直な半
部が略収められている。
にフロントドライブギヤ9の回転方向上流側の垂直な半
部が略収められている。
第2の部分19は、第1の部分17に連続してトランスファ
ケース1の側壁1aに沿って上方に伸び、ギヤ軸線に直交
する方向に上方に向けて通路面積が縮小するように、内
側が円弧状に形成されている。
ケース1の側壁1aに沿って上方に伸び、ギヤ軸線に直交
する方向に上方に向けて通路面積が縮小するように、内
側が円弧状に形成されている。
第3の部分20は、第2の部分19に連続してインプットギ
ヤ4の周面に沿って伸び、その先端のインプットギヤ4
の軸線より若干高い位置には、排出口21が形成されてい
る。
ヤ4の周面に沿って伸び、その先端のインプットギヤ4
の軸線より若干高い位置には、排出口21が形成されてい
る。
そして、オイルキャッチャ16は、複数のフランジ部22、
ボルト23によりトランスファケース1の側壁1aに取付け
られている。
ボルト23によりトランスファケース1の側壁1aに取付け
られている。
したがって、ギヤ4、5、9が矢印a、b、c方向に回
転すると、油溜りAの潤滑油はフロントドライブギヤ9
により矢印d方向に掻き上げられるが、その掻き上げら
れた潤滑油の大部分は、導入口18から第1の部分17に受
け入れられ、矢印eのように上方に向けられる。そし
て、第2の部分19において、縮小する通路面積により昇
圧されて上昇し、第3の部分20の排出口21からインプッ
トギヤ4へ矢印fのように吐出される。その吐出された
潤滑油は、インプットギヤ4とアイドラギヤ5の噛み合
い部を潤滑すると共に、ベアリング3、3を潤滑したの
ち、油溜りAに流下し、再循環される。
転すると、油溜りAの潤滑油はフロントドライブギヤ9
により矢印d方向に掻き上げられるが、その掻き上げら
れた潤滑油の大部分は、導入口18から第1の部分17に受
け入れられ、矢印eのように上方に向けられる。そし
て、第2の部分19において、縮小する通路面積により昇
圧されて上昇し、第3の部分20の排出口21からインプッ
トギヤ4へ矢印fのように吐出される。その吐出された
潤滑油は、インプットギヤ4とアイドラギヤ5の噛み合
い部を潤滑すると共に、ベアリング3、3を潤滑したの
ち、油溜りAに流下し、再循環される。
[考案の効果] 本考案は、以上説明したように構成されているので、以
下の効果を奏する。
下の効果を奏する。
(1)オイルキャッチャにより比較的高い位置にある上
方のギヤへ下方のギヤの掻き上げた潤滑油を確実に供給
し、上方のギヤ及びベアリングを良く潤滑して寿命を延
ばすことができる。
方のギヤへ下方のギヤの掻き上げた潤滑油を確実に供給
し、上方のギヤ及びベアリングを良く潤滑して寿命を延
ばすことができる。
(2)油ポンプを用いないので、構造が簡単で、安価に
実施することができる。
実施することができる。
(3)オイルの通路面積が上方に向けて縮小しており、
排出口を出るオイルは比較的大きな運動エネルギーをも
って放出されることから、排出口と上方のギヤとの距離
を大きくすることができ、オイルの冷却をも実現させ得
る。
排出口を出るオイルは比較的大きな運動エネルギーをも
って放出されることから、排出口と上方のギヤとの距離
を大きくすることができ、オイルの冷却をも実現させ得
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示す側断面図、第2図は第
1図のX−X線矢視断面図、第3図はオイルキャッチャ
の斜視図である。 1……トランスファケース、4……インプットギヤ、9
……フロントドライブギヤ、16……オイルキャッチャ、
17……第1の部分、18……導入口、19……第2の部分、
20……第3の部分、21……排出口
1図のX−X線矢視断面図、第3図はオイルキャッチャ
の斜視図である。 1……トランスファケース、4……インプットギヤ、9
……フロントドライブギヤ、16……オイルキャッチャ、
17……第1の部分、18……導入口、19……第2の部分、
20……第3の部分、21……排出口
Claims (1)
- 【請求項1】下部が油溜りに浸る下方ギヤの回転方向上
流側の垂直な半部を略収める導入口を備えた第1の部分
と、該第1の部分に連続して上方に延び、上方に向けて
通路面積が縮小する第2の部分と、該第2の部分に連続
し上方ギヤの周面に沿って延び、先端の上方ギヤの軸線
より若干高い位置に排出口を備えた第3の部分とからな
り、全体として筒状に形成されてなるオイルキャッチャ
をギヤケース内部に設けたことを特徴とするギヤケース
の潤滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989029806U JPH0721961Y2 (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | ギヤケースの潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989029806U JPH0721961Y2 (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | ギヤケースの潤滑装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02121659U JPH02121659U (ja) | 1990-10-03 |
| JPH0721961Y2 true JPH0721961Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31254336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989029806U Expired - Lifetime JPH0721961Y2 (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | ギヤケースの潤滑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721961Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5160267B2 (ja) * | 2008-03-03 | 2013-03-13 | 株式会社小松製作所 | トランスミッション |
| US8931596B2 (en) * | 2010-02-04 | 2015-01-13 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Lubricant oil supplying apparatus |
| JP5626032B2 (ja) * | 2011-03-03 | 2014-11-19 | トヨタ自動車株式会社 | 無段変速機 |
| JP5879729B2 (ja) * | 2011-04-14 | 2016-03-08 | 日産自動車株式会社 | 動力伝達装置 |
| EP2700849B1 (en) * | 2011-04-20 | 2016-05-11 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Lubricating oil supply device for power transmission device |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6099356U (ja) * | 1983-12-14 | 1985-07-06 | 日産ディーゼル工業株式会社 | ギヤトレインの潤滑油供給装置 |
| US4630711A (en) * | 1984-06-27 | 1986-12-23 | Societe Anonyme D.B.A. | Device for lubricating a geartrain |
-
1989
- 1989-03-17 JP JP1989029806U patent/JPH0721961Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02121659U (ja) | 1990-10-03 |
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