JPH0722009U - 消音器 - Google Patents
消音器Info
- Publication number
- JPH0722009U JPH0722009U JP5603293U JP5603293U JPH0722009U JP H0722009 U JPH0722009 U JP H0722009U JP 5603293 U JP5603293 U JP 5603293U JP 5603293 U JP5603293 U JP 5603293U JP H0722009 U JPH0722009 U JP H0722009U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silencer
- expansion
- resonance
- sound
- frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 特定の周波数の音を効率よく消音する消音性
能を確保しつつ、よりコンパクトな消音器21を提供す
ることを目的とする。 【構成】 消音器21は接続部22と消音部23とフィ
ルタ部24とからなる。ルーツブロワに接続状とされる
消音器21の接続部22に近い方に膨張形消音器部23
aが備えられる。該膨張形消音器部23aに続いて連続
状に共鳴形消音器部23bが備えられる。
能を確保しつつ、よりコンパクトな消音器21を提供す
ることを目的とする。 【構成】 消音器21は接続部22と消音部23とフィ
ルタ部24とからなる。ルーツブロワに接続状とされる
消音器21の接続部22に近い方に膨張形消音器部23
aが備えられる。該膨張形消音器部23aに続いて連続
状に共鳴形消音器部23bが備えられる。
Description
【0001】
本考案は、ルーツブロワ等の流体機械に用いられ、特に吸込側の流体音を抑え るのに適する消音器に関するものである。
【0002】
例えば、図6および図7に示される如く、ルーツブロワ1の吸込部2に接続さ れる消音器として膨張形消音器3がある。
【0003】 この膨張形消音器3は円管状の外筒4と、外筒4の両端部をそれぞれ閉塞状と して装着された端板5、6と、外筒4の中心に沿って下側の端板5位置より上側 の端板6を嵌通して上方突出状に装着された小径のパンチングメタル製内管7と 、外筒4と同心状で下側の端板5の外面側に固定され、かつ外筒4より小径の入 口管8と、ルーツブロワ1の吸込部2に対する接続用としての入口管8下端に備 えられた接続フランジ部9と、内管7の前記上方突出部外方を囲繞して装着され たフィルタ部10とを備えている。
【0004】 前記フィルタ部10は、内外二重構造とされたパンチングメタル製の外フィル タ受け10aおよび内フィルタ受け10bと、両フィルタ受け10a、10b間 に装着されたフィルタ10cとから構成されている。
【0005】 そして、フィルタ部10は、内管7の上端部に上方突出状に固定されたボルト 部11にナット12で螺合締結された押え板13と、前記上側の端板6とにより 挟持状に保持されている。
【0006】 また、外筒4と内管7との間の空洞部には吸音材14が充填状に装着され、上 下の端板5、6間が膨張形消音部15として構成されている。
【0007】 そして、ルーツブロワ1の作動により、空気はフィルタ部10から吸引され、 内管7、入口管8を通じてルーツブロワ1側に吸い込まれる。また、この際発生 するルーツブロワ1側の流体音等の騒音は膨張形消音器3の膨張形消音部15で 消音される。
【0008】 例えば、この種の膨張形の消音器として実開昭60ー47892号公報に開示 の構造のものがある。
【0009】
しかしながら、上記膨張形消音器3にあっては、膨張形消音部15の長さとし て、消音しようとする周波数の波長の1/4の長さが最低でも必要とされ、低周 波数の音を消音しようとすると消音器3全体が大形化する欠点があった。
【0010】 また、膨張形消音器3では、膨張形消音部15の長さによって決まる基本周波 数の奇数倍の周波数の音に消音効果があるが、それから外れた周波数の音には消 音効果がないため、種々の周波数の音が含まれている場合には、通常、複数の長 さの異なる膨張形消音部15を組み合わせることによって消音する方式が採用さ れており、この点からも膨張形消音器3の大形化を招くという欠点があった。
【0011】 そこで、本考案は上記問題点に鑑み、特定の周波数の音を効率よく消音する消 音性能を確保しつつ、よりコンパクトな消音器を提供することを目的とする。
【0012】
上記目的を達成するための技術的手段は、音源側に接続状とされる消音器の接 続部に近い方に膨張形消音器部が備えられ、該膨張形消音器部に続いて共鳴形消 音器部が備えられてなる点にある。
【0013】
本考案によれば、音源からでる音のうち、低周波数の音に対しては、膨張形消 音器に比較して長さが短く構成できる共鳴形消音器部で消音し、他の周波数の音 に対しては、膨張形消音器部で消音する。
【0014】 この際、音源に近い方に膨張形消音器部が配置され、遠い方に共鳴形消音器部 が配置されているため、音源からの音が共鳴形消音器部に入るまでに、軸方向の みに伝わる平面波に近くなり、目的とする特定の共鳴周波数の音が共鳴形消音器 部によって効率よく消音できる。
【0015】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、図1に示される如く、消 音器21は、ルーツブロワ1の吸込部2に接続される接続部22と、該接続部2 2に続く消音部23と、該消音部23に続くフィルタ部24とから主構成されて いる。
【0016】 前記消音部23は、接続部22に近い側に配置された膨張形消音器部23aと 遠い側に連続的に配置された共鳴形消音器部23bとからなり、膨張形消音器部 23aは前述同様、円管状の外筒26と、外筒26の両端部をそれぞれ閉塞状と して装着された端板27、28と、外筒26の中心に沿って両端板27、28間 にわたって装着された小径のパンチングメタル製内管29と、外筒26と内管2 9との間の空洞部に充填状に装着された吸音材30とから構成されている。
【0017】 また、上下の端板27、28には、内管29の内径と同一径の開口27a、2 8aがそれぞれその中心に連通状に形成されている。
【0018】 前記共鳴形消音器部23bは、前記外筒26の外径と同一径の円管状の外筒3 1と、外筒31の両端部をそれぞれ閉塞状として装着された端板28、32と、 外筒31の中心に沿って両端板28、32間にわたって装着されると共に前記内 管29と同一内径に形成された共鳴管33とから構成されており、共鳴管33に は適宜径の共鳴孔33aが適宜数形成されている。そして、外筒31と共鳴管3 3との間の空洞部が共鳴室34とされている。
【0019】 また、上側の端板32にも前述同様、共鳴管33の内径と同一径の開口32a がその中心に連通状に形成されている。
【0020】 前記フィルタ部24位置において、端板32上面側に、端板32の開口32a と同一内径に形成されたパンチングメタル製の尾管36が装着されており、尾管 36外方を囲繞して装着されたフィルタ部24は、前述同様、内外二重構造とさ れたパンチングメタル製の外フィルタ受け24aおよび内フィルタ受け24bと 、両フィルタ受け24a、24b間に装着されたフィルタ24cとから構成され ている。
【0021】 そして、フィルタ部24は、尾管36の上端部に上方突出状に固定されたボル ト部37にナット38で螺合締結された押え板39と、前記端板32とにより挟 持状に保持されている。
【0022】 前記接続部22は、前述同様、外筒26と同心状で下側の端板27の外面側に 固定され、かつ外筒26より小径の入口管41と、ルーツブロワ1の吸込部2に 対する接続用としての入口管41下端に備えられた接続フランジ部42とから構 成されている。
【0023】 本考案の実施例は以上のように構成されており、消音器21をルーツブロワ1 に接続してルーツブロワ1が作動されると、空気はフィルタ部24から吸引され 、尾管36、共鳴管33、内管29、入口管41を通じてルーツブロワ1側に吸 い込まれる。
【0024】 この際、ルーツブロワ1側から出た流体音等の騒音は、初めに膨張形消音器部 23aに入り、この長さによって決まる基本周波数およびその奇数倍の、ルーツ ブロワ1から出る音のうち主に高周波数成分が消音される。
【0025】 次に、目的とする低周波数の音に共鳴周波数が一致するように設計された共鳴 形消音器部23bに入り、低周波数成分が消音される。この場合、共鳴形消音器 部23bに到達する前に、膨張形消音器部23aを通過することで、音波がその 軸方向のみに伝わる平面波に近くなり、設計された目的とする共鳴周波数の音が 共鳴形消音器部23bによって効率よく消音される。
【0026】 以上のように、音源からでる音のうち、低周波数の音に対しては、長さが短く 構成できる共鳴形消音器部23bで消音し、高周波数の音に対しては、膨張形消 音器部23aで消音する構成としているため、膨張形消音器部23aも比較的短 く構成でき、ここに、消音性能を確保しつつ、よりコンパクトな消音器21を構 成することができる。
【0027】 また、膨脹形消音器は内管の長さが長い程、消音性能が良好となるため、膨脹 形消音器部23aに連続して共鳴形消音器部23bが接続されていることにより 、結果的に膨脹形消音器部23aの内管29が長くなったのと同じ状態となって 、膨脹形消音器部23aの消音性能も良好となる。
【0028】 次に、具体的実施例について説明すると、図2に示される本考案の実施例にお ける消音器21の各部分の寸法を、入口管41の内径R1=60mm、外筒26 の内径R2=180mm、尾管36の内径R3=60mm、入口管41の軸方向 長さL1=80mm、膨張形消音器部23aの軸方向長さL2=250mm、共 鳴形消音器部23bの軸方向長さL3=23mm、尾管36の軸方向長さL4= 80mmとした場合、図3に示されるような挿入損失と周波数の関係のデータが 得られた。なお、図中、実線は計算値である。
【0029】 また、図4に示される従来例における膨張形消音器3の各部分の寸法を、入口 管8の内径R11=80mm、外筒4の内径R12=180mm、内管7の内径 R13=60mm、入口管8の軸方向長さL11=80mm、膨張形消音器部1 5の軸方向長さL12=427mm、内管7の上方突出部の軸方向長さL13= 60mmとした場合、図5に示されるような挿入損失と周波数の関係のデータが 得られた。なお、図中、実線は計算値である。
【0030】 以上のように、本具体的実施例における消音器21にあっては、設計した目的 とする共鳴周波数域(図3における周波数220Hz前後)において、大きな挿 入損失が得られており、ここに、消音器21の全長が従来の膨張形消音器3より 短くても特定の周波数の音を効率よく消音でき、消音性能が同等以上のものが得 られることがわかる。
【0031】 なお、膨張形消音器部23aや共鳴形消音器部23bの長さは、消音を希望す る周波数に応じて適宜設定すればよい。
【0032】
以上のように、本考案の消音器によれば、音源側に接続状とされる消音器の接 続部に近い方に膨張形消音器部が備えられ、該膨張形消音器部に続いて共鳴形消 音器部が備えられてなるものであり、低周波数の音に対しては、膨張形消音器に 比較して長さが短く構成できる共鳴形消音器部で消音でき、他の周波数の音に対 しては、膨張形消音器部で消音できるため、消音性能を確保しつつ、よりコンパ クトに製作できる。また、音源に近い方に膨張形消音器部が配置され、遠い方に 共鳴形消音器部が配置されているため、音源からの音が共鳴形消音器部に入るま でに、軸方向のみに伝わる平面波に近くなり、目的とする共鳴周波数の音が共鳴 形消音器部によって効率よく消音できる利点がある。
【図1】本考案の実施例を示す断面図である。
【図2】本考案の具体的実施例における説明図である。
【図3】同具体的実施例における周波数と挿入損失の関
係図である。
係図である。
【図4】従来例の具体的実施例における説明図である。
【図5】同具体的実施例における周波数と挿入損失の関
係図である。
係図である。
【図6】ルーツブロワと膨張形消音器との連結状態を示
す説明図である。
す説明図である。
【図7】従来例を示す断面図である。
1 ルーツブロワ 2 吸込部 21 消音器 22 接続部 23 消音部 23a 膨張形消音器部 23b 共鳴形消音器部 24 フィルタ部 24a 外フィルタ受け 24b 内フィルタ受け 24c フィルタ 26 外筒 27 端板 28 端板 29 内管 30 吸音材 31 外筒 32 端板 33 共鳴管 33a 共鳴孔 34 共鳴室 36 尾管 39 押え板 41 入口管 42 接続フランジ部
Claims (1)
- 【請求項1】 音源側に接続状とされる消音器の接続部
に近い方に膨張形消音器部が備えられ、該膨張形消音器
部に続いて共鳴形消音器部が備えられてなることを特徴
とする消音器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5603293U JP2586485Y2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 消音器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5603293U JP2586485Y2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 消音器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0722009U true JPH0722009U (ja) | 1995-04-21 |
| JP2586485Y2 JP2586485Y2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=13015742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5603293U Expired - Lifetime JP2586485Y2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 消音器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2586485Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003020180A (ja) * | 2001-07-10 | 2003-01-21 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ防音装置 |
| JP2003040557A (ja) * | 2001-07-24 | 2003-02-13 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの消音装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5433601B2 (ja) | 2011-02-23 | 2014-03-05 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | ジェットポンプ及び沸騰水型原子炉 |
-
1993
- 1993-09-21 JP JP5603293U patent/JP2586485Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2586485Y2 (ja) | 1998-12-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5404387B2 (ja) | 冷却コンプレッサ用の音響マフラーにおける共鳴装置 | |
| JP3214338B2 (ja) | 自動車用排気消音装置 | |
| US4192404A (en) | Muffler for internal combustion engines | |
| EP0070412A1 (en) | Muffler | |
| US2014666A (en) | Muffler | |
| US2059487A (en) | Muffler | |
| CN205654400U (zh) | 消音器 | |
| JP2000110544A (ja) | 消音器 | |
| KR100835709B1 (ko) | 엔진 배기가스용 소음기 | |
| CN104594977A (zh) | 微型货车内燃机用消音器 | |
| JPH10333686A (ja) | 消音器 | |
| JP2006207378A (ja) | 排気系用の騒音低減デバイス、および、それを備える排気系 | |
| JP2009197590A (ja) | 消音器及び消音器の製造方法 | |
| JP2586485Y2 (ja) | 消音器 | |
| JPH0432208B2 (ja) | ||
| JPH10252442A (ja) | 内燃機関用消音器 | |
| KR101693887B1 (ko) | 다중 공명기 삽입 건설장비용 소음기 | |
| JPS6040813Y2 (ja) | 消音器 | |
| JPH09250327A (ja) | 消音器 | |
| JPH08189327A (ja) | 消音器 | |
| JP2009209854A (ja) | 消音器 | |
| KR100535475B1 (ko) | 머플러의 공명소음 저감장치 | |
| JPS62291413A (ja) | 排気消音器 | |
| RU2065979C1 (ru) | Устройство для гашения шума в выхлопных трубопроводах | |
| JP2001214726A (ja) | 内燃機関用消音器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071002 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081002 Year of fee payment: 10 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |