JPH07220331A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

Info

Publication number
JPH07220331A
JPH07220331A JP6007695A JP769594A JPH07220331A JP H07220331 A JPH07220331 A JP H07220331A JP 6007695 A JP6007695 A JP 6007695A JP 769594 A JP769594 A JP 769594A JP H07220331 A JPH07220331 A JP H07220331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic tape
magnetic recording
reproducing apparatus
tape
rotating body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6007695A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3032418B2 (ja
Inventor
Narimitsu Kakiwaki
成光 垣脇
Akito Yoshimoto
昭人 吉元
Toru Okuda
徹 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP6007695A priority Critical patent/JP3032418B2/ja
Publication of JPH07220331A publication Critical patent/JPH07220331A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3032418B2 publication Critical patent/JP3032418B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気記録再生装置に発生する固有振動を除去
または低減し、磁気テープ走行速度の安定性を図る高性
能の磁気記録再生装置を提供する。 【構成】 磁気テープを巻回したテープリールに係合す
るための軸部11c(12c)と、この軸部11c(1
2c)の一方端側に同軸に設けられた回転盤11a(1
2a)とを有する回転体11(12)と、回転盤11a
(12a)の収束部分に係合し回転盤11a(12a)
を回転させるための駆動モータ17と、回転体11(1
2)に係合し、回転体に発生する固有振動を動吸振する
ための動吸振装置(1,2)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気記録再生装置に
関し、特に、磁気テープの速度変動を低減する磁気記録
再生装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、磁気記録再生装置などに用い
られる磁気テープ走行系は、キャプスタン、ピンチロー
ラと呼ばれる回転体によって、磁気テープを挟んで走行
させている。この方法は、磁気テープを一定速度で走行
させるという磁気テープ走行系の目的達成のためには、
キャプスタンの回転速度を一定に保つようにしておけば
よいという点で、非常に簡単な構造で、かつ性能の高い
方法である。したがって、現在においては、ほとんどの
磁気記録再生装置がこの方法を採用している。
【0003】しかし、この方法を用いた磁気記録再生装
置は、必然的にキャプスタン、ピンチローラという部材
を必要とする。また、磁気テープの挟持、開放を行なう
機構が必要となる。この磁気テープの挟持、開放の動作
は、磁気テープの走行時と停止時に繰返し行なわれる。
【0004】さらに、磁気テープの早送り、巻戻し動作
を行なうときは、磁気テープを巻装したテープリールを
高速で回転させるように、ギア配列を設定している。ま
た、通常走行時は、スリップ機構を介してテープリール
を回転させるようにギアを配列している。このように、
スリップ機構を設けているのは、巻取り側のテープリー
ルは、磁気テープの走行に伴い、磁気テープの巻径が徐
々に増加するために、磁気テープ走行速度が一定でも、
巻取り側のテープリールの回転速度が徐々に減少するた
め、この磁気テープ走行速度とテープリールの回転速度
との差を吸収するためである。したがって、上記構造よ
りなる磁気記録再生装置においては、その構造が非常に
複雑になるという問題点を有していた。
【0005】このような問題点を解消するために、テー
プリールを直接駆動し、磁気テープ速度が遅いときでも
制御できる走行系を有する磁気記録再生装置が、特願平
4−128604号に開示されている。この磁気テープ
をテープリールで直接駆動する方法を用いた磁気記録再
生装置によれば、キャプスタン、ピンチローラなどを必
要としないため、磁気記録再生装置の構造を非常に簡単
にすることができる。
【0006】以下、この磁気記録再生装置の構造につい
て、図26および図27を参照して簡単に説明する。ま
ず、図26を参照して、供給側のテープリール216に
巻かれている磁気テープ220を、巻取り側のテープリ
ール215へと移送しながら、磁気ヘッド221により
情報(音声、画像データ、数値文字情報など)を記録ま
たは再生する。磁気テープ220の移送は、巻取り側の
テープリール215とともに回転するように構成された
駆動回転体である回転体211の回転盤211aの周縁
部に駆動モータ217の出力軸217aを係合させるこ
とにより行なっている。
【0007】次に、図27を参照して、駆動モータ21
7と、回転盤211a(212a)の関係について説明
する。駆動モータ217の出力軸217aが、回転盤2
11aの周縁部に設けられたゴム211bと接触し、出
力軸217aの回転駆動力を摩擦によって伝達し、回転
盤211aを回転駆動させる。これにより、回転体21
1に設けられた軸部211cを介して巻取り側のテープ
リール215を回転駆動させている。
【0008】しかしながら、この磁気記録再生装置にお
いては、その動作時に固有振動(共振)が生ずる場合が
ある。この固有振動は、出力軸217aと回転盤211
aの周縁部に設けられたゴム211bとの接触部218
の剛性(ゴム211bの剛性に基づく)をばね定数と
し、駆動モータ217の慣性モーメント、回転体211
の慣性モーメント、テープリール215の慣性モーメン
トに基づく共振が原因である。この固有振動の存在によ
り、磁気テープ走行速度制御の制御特性が悪化し、速度
安定性が損なわれるという問題が生じている。
【0009】ここで、従来から行なわれてきた固有振動
を抑制するための方法として、たとえば、特開昭58−
196647号公報に開示されるように、テープレコー
ダのテープリール台装置が挙げられる。このテープリー
ル台装置によれば、テープリール台に伝わってくる駆動
系などの振動を防ぐために、緩衝材としてゴムを用い、
テープリールを回転させる動力の伝達途中で振動を減衰
させるように構成している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開昭58−196647号公報に示された振動抑制
を上述した従来技術に適用した場合、駆動系の振動を防
ぐために、緩衝材として弾性材料を使用したものであっ
て、駆動系の剛性を下げている。したがって、従来技術
における駆動系においては磁気テープ走行速度制御の制
御性能を低下させてしまうという問題点があった。すな
わち、駆動系の剛性が低くなるために、駆動力の伝達の
際に位相遅れが生じ、磁気テープ走行速度制御の制御性
能が低下し、磁気テープ走行速度制御が良好に行なわれ
なくなってしまう。
【0011】また、上述した固有振動は、その周波数が
サーボ帯域付近にある場合、位相遅れの原因となり、サ
ーボ特性に影響を与え、また固有振動のレベルが大きく
なると、この固有振動が磁気記録再生装置の磁気テープ
走行速度安定性を阻害する要因となり、磁気記録再生装
置の性能を著しく低下させてしまう。
【0012】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、磁気記録再生装置に発生する固有振動を
除去または低減し、磁気テープ走行速度の安定性を図る
高性能の磁気記録再生装置を提供することを目的とす
る。
【0013】また、磁気記録再生装置の外部からの振動
による磁気テープ走行の安定性を図る高性能の磁気記録
再生装置を提供することを目的とする。
【0014】さらに、高性能簡単な磁気記録再生装置お
よび安価な磁気記録再生装置を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に基づいた請求
項1に記載の磁気記録再生装置においては、第1および
第2の回転体と、駆動装置と、動吸振装置とを備えてい
る。上記第1および第2の回転体は、磁気テープを巻装
するテープリールに係合するための軸部と、この軸部の
一方端側に、この軸部と同軸に設けられた回転盤とを有
している。
【0016】上記駆動装置は、上記回転盤の周縁部分に
係合し、上記第1または第2の回転体の少なくとも一方
を回転させる。上記動吸振装置は、上記第1または第2
の回転体に発生する固有振動を動吸振するために、上記
第1または第2の回転体の少なくとも一方に係合してい
る。
【0017】次に、この発明に基づいた請求項2に記載
の磁気記録再生装置においては、請求項1に記載の磁気
記録再生装置であって、上記動吸振装置は、上記回転盤
と同軸に設けられた円板を有し、この円板は、上記回転
盤に粘弾性部材を介在して取付けられている。
【0018】次に、この発明に基づいた請求項3に記載
の磁気記録再生装置においては、請求項2に記載の磁気
記録再生装置であって、上記円板は、上記回転盤の内部
に設けられている。
【0019】次に、この発明に基づいた請求項4に記載
の磁気記録再生装置においては、請求項3に記載の磁気
記録再生装置であって、上記粘弾性部材は、ゴム部材ま
たは金属製スプリングと粘性流体または粘弾性樹脂部材
である。
【0020】次に、この発明に基づいた請求項5に記載
の磁気記録再生装置においては、請求項1に記載の磁気
記録再生装置であって、上記動吸振装置は、上記回転盤
の上記周縁部分に、粘弾性部材を介在して係合するよう
に設けられ、上記回転盤の回転に従動して回転する回転
部材を有している。
【0021】次に、この発明に基づいた請求項6に記載
の磁気記録再生装置においては、請求項5に記載の磁気
記録再生装置であって、上記粘弾性部材は、ゴム部材ま
たは粘弾性樹脂部材である。
【0022】次に、この発明に基づいた請求項7に記載
の磁気記録再生装置においては、請求項5に記載の磁気
記録再生装置であって、上記駆動装置と、上記動吸振装
置とは、同一のベース基板上に設置され、上記基板を移
動させることにより、上記第1または第2の回転体の上
記回転盤の上記周縁部分に、上記駆動装置および上記回
転部材が係合している。
【0023】次に、この発明に基づいた請求項8に記載
の磁気記録再生装置においては、請求項7に記載の磁気
記録再生装置であって、上記ベース基板は、上記第1お
よび第2の回転体間に設けられた支点を中心として回転
可能に設けられている。
【0024】
【作用】この発明に基づいた請求項1ないし請求項8に
記載の発明によれば、第1または第2の回転体の少なく
とも一方に係合し、第1または第2の回転体に発生する
固有振動を動吸振するための動吸振装置を備えている。
これにより、磁気記録再生装置内の磁気テープ駆動系内
に発生した固有振動は、上記動吸振装置によって吸収さ
れ、磁気テープ駆動系における固有振動が大幅に低減さ
れる。さらに、駆動力の伝達系の剛性を高く保ったまま
動吸振装置を取付けることができるため、従来の振動抑
制手段のように剛性を劣化することなく振動を吸収で
き、また、磁気テープ走行の制御を高性能に実現でき
る。
【0025】その結果、固有振動によって発生していた
磁気テープ走行速度の変動は低減し、磁気テープ走行速
度の安定化が実現される。また、制御特性における固有
振動の共振ピークレベルが減少するため、位相遅れ量が
小さくなり、制御特性が良好になり、その結果、磁気テ
ープ走行速度の安定化が実現される。
【0026】この発明に基づいた請求項2ないし4に記
載の発明によれば、動吸振装置は、回転盤と同心に設け
られた円板を有し、この円板は上記回転盤に粘弾性部材
を介在して取付けられている。このように、円板からな
る慣性体と、この円板を弾性要素と減衰要素とを含む粘
弾性部材を介在させて回転盤に取付けることにより、動
吸振装置を実現することができる。
【0027】この発明に基づいた請求項3に記載の発明
によれば、上記円板は、上記回転盤の内部に設けられて
いる。これにより、磁気記録再生装置の小型化を図るこ
とが可能となる。
【0028】次に、この発明に基づいた請求項4に記載
の発明によれば、上記粘弾性部材に、ゴム部材または金
属製スプリングと粘性流体または粘弾性樹脂部材を用い
ている。これにより、弾性要素と減衰要素とを含む粘弾
性部材の実現が可能となる。
【0029】次に、請求項5ないし請求項8に記載の発
明によれば、動吸振装置に、上記回転盤の上記周縁部分
に粘弾性部材を介在して係合するように設けられ、上記
回転盤の回転に従動して回転する回転部材が用いられて
いる。
【0030】これにより、回転盤の回転に従動して回転
部材が回転するが、このとき回転部材は回転盤の回転と
逆方向に回転する。したがって、磁気記録再生装置に外
部から回転振動が加わった場合、回転盤に発生する回転
振動による回転モーメントと、回転部材に発生する回転
振動による回転モーメントとが互いに逆方向に作用す
る。そのため、各々の回転モーメントが相殺し合い、外
部からの回転振動による磁気記録テープ走行速度が変動
する量を抑制することができる。その結果、さらに磁気
テープ走行速度の安定化を図ることができる。
【0031】
【実施例】以下、この発明に基づいた第1の実施例につ
いて図を参照して説明する。なお、この第1の実施例に
おける磁気記録再生装置の構造は、図26で説明した従
来技術における磁気記録再生装置で示したテープリー
ル、磁気ヘッド、磁気テープの構成は同一であるため、
ここでの説明は省略し、本実施例の特徴部分となる回転
体11(12)まわりの構成のみについて言及する。図
1は、この実施例における磁気記録再生装置の回転体1
1(12)の構造を示す縦断面図である。回転体11
(12)は、従来と同様に、回転盤11a(12a)と
軸部11c(12c)とを有している。駆動モータ17
は、回転体11(12)に圧接されている。駆動モータ
17の駆動力は、出力軸17aから回転盤11a(12
a)の周縁部に設けられたゴム11b(12b)へと摩
擦力により伝達され、減速されて巻取り側のテープリー
ルを駆動し、磁気テープを走行させる。
【0032】出力軸17aとゴム11b(12b)の接
触部18の剛性(ゴム11b(12b)の剛性に基づ
く)をばね定数とし、駆動モータ17の等価質量と、回
転体11(12)の等価質量(磁気テープ20の慣性モ
ーメントも含む)とに基づく等価質量によって構成され
る振動系(以下、これを主振動系と呼ぶ)にωn の固有
角振動数を持つ固有振動が生じる(以下、これを主振動
と呼ぶ)。この固有角振動数は、磁気記録再生装置内の
固有角振動数である。
【0033】ここで、等価質量とは、慣性モーメント
(J)の物体に対し半径Rの点で力を作用させたとき
に、慣性モーメントが持つ等価的な質量のことであっ
て、(J/R2 )で表される。本実施例の場合、駆動モ
ータ17の等価質量は、駆動モータ17のロータの慣性
モーメントを出力軸17aの半径の二乗で除したもので
ある。回転体11(12)の等価質量は、回転体11
(12)とテープリール15(16)に巻かれた磁気テ
ープの両者の慣性モーメントの和をゴム11b(12
b)の回転中心からの半径の二乗で除したものである。
これら2つの等価質量の調和平均で表される等価質量と
上記ばね定数で構成される固有振動が上記主振動であ
る。
【0034】この固有角振動数(ωn )の主振動のレベ
ルを低減するために動吸振装置による振動減衰効果(動
吸振効果)を応用するのであるが、これは次のように構
成する。
【0035】回転体11(12)に対して、慣性モーメ
ントを持った慣性体である慣性モーメント円板1とゴム
2とによって構成されるばね系、すなわち動吸振装置も
振動系であるので固有振動を持つがこの固有角振動数
(ω2 とする)および粘性減衰係数(cとする)を前記
主振動の固有角振動数に対して以下の方法に基づいて設
定している。そのため、主振動は抑制されて、その振動
レベルが低減することになる。
【0036】図3は、上述した系をモデル化して表した
ものである。回転系と直進運動系の対応関係よりこのよ
うな直進運動系でモデル化して表現しているが、全く不
都合は生じない。m1 はテープリール15(16)(巻
かれた磁気テープを含む)と回転体11(12)とで構
成された主振動系の等価質量、m2 は慣性モーメント円
板1の等価質量、k1 は駆動モータ17と回転体11
(12)の間の動力伝達部すなわちゴム11b(12
b)のばね定数、k2 は回転体11と慣性モーメント円
板1の間のゴム2のばね定数、cは回転体11と慣性モ
ーメント円板1との間のゴム2による粘性減衰係数を表
している。
【0037】ここで、主振動系の固有角振動数(ωn
は磁気テープの移送に伴って変化する点に注意する。す
なわち、上述したように、m1 はテープリールに巻かれ
た磁気テープ自身の慣性モーメントも含んでいる。した
がって、磁気テープが移送され巻取り側のテープリール
の巻き径が増大するにつれて、m1 の値は増加し、主振
動系の固有角振動数(ωn )は小さくなる。ここでは、
磁気テープの巻き始めから巻き終わりまでの全域におい
て、固有角振動数(ωn )の変化する範囲に対して最も
効果の高い固有角振動数(ωn )について、以下に示す
ように動吸振効果を与えるように構成する。
【0038】最も効果の高い固有角振動数(ωn )とし
ては、たとえば、磁気テープの巻き始めから巻き終わり
までの固有角振動数(ωn )の変化範囲の中央値をとっ
てもよく、また、低い固有角振動数(ωn )の振動にな
るほどその振動レベルが大きくなる場合が一般的である
ので、その場合、固有角振動数ωn の変化範囲のうち
で、より低い固有角振動数側によった点に動吸振効果を
与えるように構成してもよい。
【0039】対象とする主振動系の固有角振動数
(ωn )を設定し、この固有角振動数(ω n )に対して
動吸振効果を与えるためのパラメータ設定は、以下のよ
うにして行なえばよい。外力の角振動数をpとすると、
主振動系の振動振幅は、図4に表される。なお、図4に
おいては、主振動系の振動振幅を、主振動系の振動振幅
と外力とにより静的に変位する量を基準としたこれらの
比で表現している。また、横軸は外力の固有角振動数を
主振動系の固有角振動数(ωn )を基準としてこれらの
比で表している。曲線L1 は、慣性モーメント円板1
(m2 )がないときの主振動系の振動振幅を表してい
る。
【0040】この場合、主振動系の固有角振動数
(ωn )と外力の角振動数pが一致したp/ωn =1.
0の点で共振を起こし、主振動系の振動振幅は無限大に
なる。慣性モーメント円板1のあるときは、m1 とm2
との比(m2 /m2 =β)、慣性モーメント円板1とゴ
ム2とによって構成される動吸振装置の固有角振動数
(ω2)と主振動系の固有角振動数(ωn )との比(ω
2 /ωn =δ)および動吸振装置の減衰比(μ:μ=c
/2m2 ωn )の値によって曲線は変化するが、減衰比
(μ)を適切な値にすることで、固有角振動数のレベル
が下がることがわかる。ここで、主振動系の固有角振動
数は、ωn =√(k1 /m1 )、動吸振装置の固有角振
動数は、ω2 =√(k2 /m2 )である。
【0041】最も動吸振効果が高い振動数比(δ)、減
衰比(μ)の設定は、動吸振の理論により、次式に従っ
て行なえばよい。 δ=1/(1+β) μ=√(3β/(8(1+β)3 )) このときの特性は、図5に示すようになり、振動のレベ
ルが低減され、その結果、磁気テープ走行速度の安定化
が達成される。
【0042】以上のように、各パラメータを設定すれ
ば、最も高い効果が得られるのであるが、各パラメータ
を独立に設定することが困難な場合(たとえばゴムの物
性を変化させる範囲が小さいときなど)は必ずしも上述
の値にしなくても、たとえば、図4に示したような場合
であっても、固有振動レベルを低減することが可能であ
るため、目的とする効果を得ることはできる。
【0043】以上のように、回転体11(12)に振動
をもたらす主振動系に対して、慣性モーメント円板1を
弾性要素および減衰要素を兼ねたゴム2で支持すること
によって、動吸振効果を持たせ、回転体11(12)の
固有振動レベルを低減し、回転体11(12)の回転速
度変動を安定化させ、同時にサーボ系の移送遅れ位置を
高周波数側へシフトさせることで、サーボ特性の改善を
図り、磁気テープ走行速度をより安定化することが可能
となる。
【0044】なお、本実施例においては、弾性要素およ
び減衰要素を1つの部材であるゴム2で兼用したが、こ
れに限られることなく、別の要素、たとえば金属製のス
プリングと粘性流体を用いてもよく、また粘弾性を持っ
た樹脂材料を用いても同様の作用効果を得ることができ
る。また、磁気テープの走行方向が逆になる場合は、上
述した説明において、駆動モータ17が回転体11に接
するように示しているが、駆動モータ17を移動させ
て、回転体12に接するようにすれば、上述した実施例
と同様の作用効果を得ることができる。
【0045】また、本実施例においては、慣性モーメン
ト円板1を、回転盤11aの内部に設けるように構成す
ることで、省スペース化を図っているが、省スペース化
にとらわれない場合は、回転盤と同心であれば、回転盤
の内部に設けなくても同様の作用効果を得ることができ
る。
【0046】次に、この発明に基づいた第2の実施例に
ついて説明する。上述した第1の実施例においては、動
吸振装置として、慣性モーメント円板とゴムとを用いて
いたが、本実施例においては、回転盤11a(12a)
の周縁部分にゴムを介在して係合し、回転盤11a(1
2a)の回転に従動して回転する慣性モーメント回転部
材19が設けられている。
【0047】図6および図7を参照して、動力発生手段
である駆動モータ17が、動力伝達のための回転体11
の回転盤11aの外周に接しているのと同時に、回転盤
11aの外周のゴム11bに接して回転するように構成
されている。すなわち、回転盤11aの外周に設けられ
たゴム11bは、動力伝達機構の一部となり、摩擦を発
生させるための伝達部材であると同時に、このゴム11
bは、弾性および粘性(減衰性)を持った粘弾性部材で
ある。このとき、ばね定数(k2 )は、このゴム11b
の慣性モーメント回転部材19に対する接触部分4の構
成によるばね定数、粘性減衰係数cは、ゴム11bの粘
性減衰係数を表しており、その他は、第1の実施例と同
様のパラメータを持っている。
【0048】本実施例においても、第1の実施例と同様
に各パラメータを選ぶことによって、振動レベルの低減
を行なうことができる。パラメータの設定に際しては、
ばね定数(k2 )の調整および固有角振動数(ω2 )設
定のためにゴム11bとの接触点4の半径(R1 )を調
整する方法も可能である。すなわち、固有角振動数(ω
2 )を決めるパラメータである慣性モーメント回転部材
19の等価質量が、上述と同様に力の作用点である接触
部分4の半径(R1 )の二乗に反比例するからである。
【0049】次に、図8は、動吸振装置を用いていない
場合の、図26に示す従来の磁気記録再生装置の磁気テ
ープ走行系における磁気テープ走行速度の変動レベルの
周波数特性を示している。横軸は周波数であり、縦軸は
ワウ・フラッタと呼ばれる量で、磁気テープの走行速度
は変動している量を表している。すなわちグラフの縦軸
のレベルが大きいほど磁気テープ走行速度の変動が大き
いことを示しており、縦軸のレベルが大きい方が性能が
悪いことになる。したがって、横軸である周波数範囲の
なるべく広い範囲にわたって、縦軸のレベルが低くなっ
ていることが望ましい。
【0050】この例では、オーディオ用コンパクトカセ
ットテープを使用した磁気テープ走行系での特性を示し
ている。回転盤11aの外周に設けられているゴム11
bは、ゴム硬度80°のNBRゴムであり、ばね定数と
して約9N/mの値を持っている。テープリール15と
回転体11で構成される主振動体の等価質量は、磁気テ
ープの巻き始めで0.005gであり、磁気テープの巻
き終わりで0.019gの値となる。
【0051】図8中の矢印Pで表わす部分が、約110
Hzをピークとした山になっており、この点に固有振動
があることがわかる。この固有振動は、上記の回転盤1
1aの外周に設けられたゴム11bの持つ弾性係数によ
って定まるばね定数と、上記の等価質量とによって構成
された固有振動である。図8は、磁気テープの巻き終わ
りでの特性を表しており、この位置で磁気テープ走行系
の特性が最も悪化していることがわかる。
【0052】次に、図9は、この第2の実施例における
磁気テープの走行速度変動レベルの周波数特性を示して
いる。慣性モーメント回転部材19は、慣性モーメント
0.003gf.cm.s2 の真鍮製の部材で構成され
ており等価質量は0.045gである。等価質量比
(β)は約2.3、固有角振動数比δは約0.7であ
る。
【0053】最適な動吸振のためのパラメータを比べる
と、ゴムの弾性係数などのパラメータを設定できる範囲
に限界があるために多少のずれがあるが、上述した第1
の実施例でも述べたように、慣性モーメント回転部材1
9とゴム11bの弾性要素および減衰要素で構成された
動吸振装置の効果によって、図8で見られたP点の振動
レベルが大幅に低減していることが図9からわかる。動
吸振の理論上、Q、R点において、振動レベルが若干上
がっているが、p点の振動レベルの減少効果が大きいた
め、総合的に見て、図8に比べて、磁気テープ走行速度
変動レベルは約25%以上減少し、従来例における磁気
記録再生装置に比べると、この実施例の方が磁気テープ
走行速度の変動は小さく、性能の高い磁気記録装置とな
っていることがわかる。
【0054】さらに、この第2の実施例においては、以
下に示すような効果がある。すなわち、回転体11の回
転方向と慣性モーメント回転部材19の回転方向が互い
に反対方向となっていることから、外力によって誘発さ
れる回転方向の外乱による磁気テープ回転速度変動を抑
えることができる構造となっている。
【0055】さらに詳しく説明すると、この実施例のメ
カニズムを、携帯型の構造とし、これを手に持って振っ
た場合を考えると、この実施例における構造の回転体1
1や慣性モーメント回転部材19の各回転要素には回転
方向の外乱慣性力による回転モーメントが生ずることに
なる。このような回転モーメントが生じた場合、回転速
度変動が引起こされ、磁気テープ走行速度に変化が生じ
てしまうことになる。これを、磁気テープ走行速度の制
御回路によって制御することは可能ではあるが、本実施
例の場合は、機械的構造によって、この回転モーメント
を抑制することができるため、さらに性能の高い速度制
御が可能となる。
【0056】すなわち、再び図7を参照して、矢印A方
向に磁気記録再生装置全体に外乱回転が与えられたとき
は、その外乱回転によって外乱回転とは逆方向に慣性力
が発生し、回転体11には矢印B方向、慣性モーメント
回転部材19にも矢印B方向に慣性力による回転モーメ
ントが生じる。このとき、回転体11が矢印B方向に回
転しているとすると、外乱回転モーメントは回転体11
の回転速度を増大する方向に働くが、慣性モーメント回
転部材19は矢印C方向に回転しているため、外乱回転
モーメントは、慣性モーメント回転部材19の回転速度
を減少させる方向に作用する。
【0057】したがって、両者の回転速度変化は互いに
相殺し合うことになり磁気テープ走行速度の変動は、よ
り小さいものとなる。外乱回転モーメントが矢印A方向
と逆方向に与えられたときも同様に、回転体11と慣性
モーメント回転部材19に対し外乱回転モーメントは互
いに逆方向の速度変化をもたらすことにより、磁気テー
プ走行速度の変動はより小さなものとなるのである。
【0058】さらに、この第2の実施例においては、供
給側のテープリールの回転体12に対して、慣性モーメ
ント回転部材19Aが接触し回転しているが、下記に示
すように、磁気テープ走行方向の逆転時に慣性モーメン
ト回転部材19と同様の働きをする一方で、供給側のテ
ープリールに係合している場合、供給側のテープリール
16の負荷トルク要素としても作用し、磁気テープ走行
速度の調整の一要素として利用することが可能である。
また、供給側のテープリールの等価慣性モーメント要素
としても作用するため、磁気テープリール系の動的な応
答特性の調整用にも使用することが可能である。
【0059】以上述べたように、この実施例において
は、動吸振効果を持たせるための慣性モーメント回転部
材19を回転体11のゴム11bに接するように構成し
たことで、動吸振装置の固有角振動を与えるための弾性
要素、減衰要素をゴム11bで兼用したため、新たに弾
性要素および減衰要素を必要とすることがない。また、
外乱慣性モーメントによる回転モーメントに対しても、
回転変動の少ない良好な磁気テープ走行速度の安定性を
図ることができる。
【0060】なお、第1の実施例と同様に、磁気テープ
の走行方向が逆になる場合は、駆動モータ17を移動さ
せて、回転盤12aに接するように配置することで、同
様の作用効果を得ることができる。
【0061】次に、この発明に基づいた第3の実施例に
ついて図を参照して説明する。なお、この第3の実施例
の構成は上述した第2の実施例の構成とほぼ同一となっ
ている。まず、図10を参照して、駆動モータ17と、
慣性モーメントを持った慣性体である慣性モーメント回
転部材19は、ともに動作態様切換手段である回転移動
盤5上に配置されている。駆動モータ17と慣性モーメ
ント回転部材19とは、回転盤11aに対して圧接さ
れ、上述した第2の実施例と同様に作用し、動吸振効
果、外乱回転モーメントに対する磁気テープ走行速度の
安定性を発揮している。
【0062】この実施例においては磁気テープの走行方
向が逆になる場合、回転移動盤5が、回転体11と回転
体12との間に設けられた軸6を中心に回転し、回転盤
12aに、駆動モータ17および慣性モーメント回転部
材19が接するように構成されている。このとき、回転
盤12aが、回転盤11aと同様に作用する。
【0063】この実施例においては、慣性モーメント回
転部材19は、1個で済むために、慣性モーメント回転
部材のコスト削減を図ることができる。また、供給側と
なる回転体に対しては、慣性モーメント回転部材は接触
していないので、第2の実施例で述べた磁気テープの供
給側となる回転体の負荷抵抗を低減した場合には特に有
効に作用する。なお、上記各実施例は上記の構成にのみ
限られるものではなく、それぞれを組合せることによっ
ても、同様の作用効果を得ることができる。
【0064】次に、この発明に基づいた第4の実施例に
ついて、図を参照して説明する。まず、図11を参照し
て、本実施例における磁気記録再生装置の構成は、磁気
テープ110を巻装するためのテープリールを回転させ
るための軸部101(102)と、この軸部101(1
02)を回転させるための回転盤103(104)とを
有している。また、回転盤103(104)に駆動モー
タ107の回転力を伝達するための出力軸108が、回
転盤103の周縁に設けられたゴム105(106)に
圧接するように取付けられている。磁気テープ110に
は、この磁気テープ110に情報を記録再生するための
磁気ヘッドと、この磁気ヘッド109に対向する位置に
プレッシャパッド112が設けられている。また、磁気
テープ110が収納されている磁気テープカセット内
(図示せず)には、磁気テープ110の走行を規制する
ための回転ローラ11a,11bが所定の位置に配置さ
れている。
【0065】さらに、磁気テープ110の走行速度を検
出するためのテープ速度検出センサ113が、磁気ヘッ
ド109の近傍に設けられている。 テープ速度検出セ
ンサ113より得られた情報は駆動モータ107の回転
数を制御するための制御回路114に入力され、さらに
制御回路114からドライブ回路115に情報が入力さ
れる。
【0066】駆動モータ107の出力軸108は、回転
盤103(104)の周縁に設けられたゴム105(1
06)を選択的に圧接可能な位置にあり、図示しない切
換機構によりゴム105(106)に選択的に一定力で
圧接されている。また、テープ速度検出センサ113に
は、回転可能なローラが取付けられており、このローラ
は、磁気テープ110に接触あるいは一定量巻付けられ
ている。このローラは、磁気テープ110の移動に伴い
滑ることなく回転し、磁気テープ110の走行速度に比
例した回転速度を持っている。このローラには、いわゆ
るFG(Frequency Generator )が備付けられており、
ローラの回転速度に比例した周波数の信号を出力し、そ
の出力信号から磁気テープの走行速度情報を得ている。
【0067】次に、磁気テープの記録再生時に、磁気テ
ープ110が、矢印Aの方向に一定速度で走行するとき
の動作について説明する。磁気テープ110が矢印Aの
方向に走行するとき、駆動モータ107の出力軸108
は、図示しない切換機構により磁気テープ巻取側の軸部
101と同軸に取付けた回転盤103のゴム105に一
定力で圧接される。駆動モータ107の駆動力は摩擦に
より滑ることなく回転盤103へ伝達され、磁気テープ
巻取側の軸部101を回転させ、磁気テープ110を巻
取る。
【0068】次に、この磁気テープ110の移動によ
り、テープ速度検出センサ113から磁気テープ速度情
報が出力される。得られた速度情報は制御回路114で
所定の磁気テープ速度との比較、演算を行ない、所定の
磁気テープ速度となるように、制御信号を出力する。出
力された制御信号は、ドライブ回路115を介して、駆
動モータ107に入力され、駆動モータ107の回転数
が制御されることで、磁気テープ110を所定のテープ
速度で送ることが実現される。
【0069】同様に、記録再生時に磁気テープ110が
矢印Aとは反対方向に一定速度で走行するときの動作に
ついて、図12を参照して説明する。磁気テープ110
が矢印Bの方向に走行するとき、駆動モータ107の回
転体108は、図示しない切換機構により磁気テープ巻
取側の軸部102と同軸に取付けた回転盤104の周縁
部に設けられたゴム106に一定力で圧接され、駆動モ
ータ107を、図11の場合と反対方向に回転させる。
【0070】駆動モータ107の駆動力は摩擦により滑
ることなく回転盤104へ伝達され、磁気テープ巻取側
の軸部102を回転させ磁気テープ110を巻取る。磁
気テープ110の移動により、テープ速度検出センサ1
13から磁気テープ速度情報が出力される。得られた磁
気テープ速度情報は、制御回路114で所定の磁気テー
プ走行速度との比較、演算が行なわれ、所定のテープ速
度となるように制御信号を出力する。出力された制御信
号は、ドライブ回路115を介して、駆動モータ107
に入力され、駆動モータ107の回転数が制御されるこ
とで、磁気テープ110を所定のテープ速度で送ること
が実現される。
【0071】また、磁気テープ110の早送りは、駆動
モータ107の出力軸108を磁気テープ巻取側の回転
盤に圧接し、駆動モータ107を高速で回転させること
により実現でき、磁気テープ110の巻戻しは、出力軸
108を磁気テープ供給側の回転盤に圧接し、駆動モー
タ107を反対方向へ高速で回転させることにより実現
できる。
【0072】次に、上述した駆動機構を用いた磁気記録
再生装置の磁気テープ速度制御系の理想的な開ループ伝
達特性を、図13および図14に示す。図13および図
14において、上述した磁気テープ速度制御系には、メ
カニズムによる位相遅れ要素と、回路での位相遅れ要素
が存在するために、周波数が高くなるにつれ位相は遅
れ、ある周波数を上回ると位相は180°以上遅れる。
制御系のサーボ特性を向上させるためには、基本的に図
13および図14に示すように、ゲイン余裕および位相
余裕などの制御系の安定性を確保し、ゲインを可能な限
り上げるのが望ましい。
【0073】しかしながら、現実には、テープリールの
駆動手段として、上述のようにテープリール駆動機構を
用い、磁気テープ速度を検出し、その磁気テープ速度情
報に基づいて磁気テープが巻装されたテープリールを駆
動するモータの回転数を制御することにより、磁気テー
プの一定速度走行を実現する磁気記録再生装置では、回
転盤103と出力軸108との接触部のばね定数と軸部
101とに関する全等価慣性モーメントと、出力軸10
8に関する全等価慣性モーメントとに起因する振動が存
在する。
【0074】この振動の周波数は、回転盤103と出力
軸108の接触部のばね定数と磁気テープ巻取側の回転
体101Aに関する回転体まわりの全等価慣性モーメン
トと出力軸108に関する出力軸回りの全等価慣性モー
メントにより構成される系の固有振動数である。磁気テ
ープ巻取側のテープリールの慣性モーメントを
(J1)、磁気テープ巻取側のテープリールに巻装され
る磁気テープ110の慣性モーメントを(J2 )、テー
プ巻取側のテープリールの回転盤103の慣性モーメン
トを(J3 )とすると、磁気テープ巻取側の回転体まわ
りの全等価慣性モーメント(Ja)は、 Ja=J1 +J2 +J3 で表すことができる。
【0075】駆動モータ107の出力軸108まわりの
全等価慣性モーメント(Jb)、回転盤103の半径を
(Ra)、出力軸108の半径を(Rb)、回転盤10
3の外周材料と出力軸108の接点部のばね定数をKと
すると、上記振動周波数(F)は、
【0076】
【数1】
【0077】と表すことができる。上記振動周波数
(F)は、磁気テープ巻取側のテープリールに巻装され
る磁気テープ110の慣性モーメントも関係があるた
め、磁気テープ巻取側のテープリールに巻装される磁気
テープ110の巻径半径が変化することにより振動周波
数が変化する。すなわち、磁気テープ110をテープ巻
取側のテープリールに巻取り、巻径半径が大きくなるに
つれて磁気テープ巻取側のテープリールの慣性モーメン
トが大きくなり、振動周波数は次第に低い周波数へと移
動する。
【0078】次に、図15および図16を参照して、磁
気テープ巻終わり付近での実際の磁気テープ走行速度制
御系の開ループ伝達特性の一例を示す。図15に示すC
が、回転盤103の外周材料に基づくばね定数と磁気テ
ープ巻取側の軸部101に関する全等価慣性モーメント
と出力軸108に関する全等価慣性モーメントに起因す
る共振である。この共振は、磁気テープ110を巻取側
のテープリールに巻取るにつれ低い周波数へ移動し、こ
の共振により位相が遅れる。図16において、位相が1
80°遅れる周波数、いわゆる位相交点Dは、共振Cの
周波数よりも低くなっているため、制御系の安定性、す
なわちゲイン余裕および位相余裕を確保するためには、
制御系のゲインを下げる必要があり、理想的な開ループ
伝達特性(図13および図14)に比べてサーボ特性は
悪くなる。したがって、十分な一定速度の磁気テープの
送り性能、いわゆるワウ・フラッタを得ることができな
い。次に、図17および図18を参照して、磁気テープ
110の巻終わり付近での現実の磁気テープ速度制御系
の開ループ伝達特性のもう一例を示す。図17に示すC
が、回転盤103の外周材料に基づくばね定数と回転体
101Aに関する全等価慣性モーメントと出力軸108
に関する全等価慣性モーメントに起因する共振である。
この共振は、磁気テープ110を巻取側のテープリール
に巻取るにつれ低い周波数へ移動し、この共振により位
相は遅れる。図18において、位相が180°遅れる周
波数、いわゆる位相交点Dは、共振Cの周波数よりも高
いため、制御系のサーボ特性には大きな影響はない。し
たがって、制御系の安定性、すなわちゲイン余裕および
位相余裕を確保し、理想的な開ループ伝達特性(図13
および図14)と同等のサーボ特性が維持できるため、
十分な一定速度テープ送り性能、いわゆるワウ・フラッ
タを得ることができる。
【0079】以上のことから、磁気テープの、良好な一
定速度テープ送り性能、いわゆるワウ・フラッタを得る
ためには、磁気テープを巻取側のテープリールに巻き始
める時点から巻き終わる時点までの間、常に、上記共振
周波数がテープ速度制御系の開ループ伝達特性での位相
交点周波数よりも高くすればよい。すなわち、テープリ
ールと、回転盤と、テープリールに巻装された磁気テー
プの軸部まわりの全等価慣性モーメントを(Ja)、回
転盤の半径を(Ra)、駆動モータの出力軸まわりの全
等価慣性モーメントを(Jb)、駆動モータ軸の半径を
(Rb)、回転盤の外周材料と出力軸との接触部のばね
定数をK、上記テープ速度制御系の開ループ伝達特性で
の位相交点周波数をFとしたとき、録画再生時、磁気テ
ープを磁気テープ巻取側のテープリールに巻き始める時
点から巻き終わる時点までの間、
【0080】
【数2】
【0081】が成り立つように、回転体と回転盤との慣
性モーメント、回転盤の半径、駆動モータの慣性モーメ
ント、出力軸の半径、回転盤の外周材料に基づくばね定
数を構成する各パラメータを決定すれば、ワウ・フラッ
タの悪化を小さく抑えることができ、よいワウ・フラッ
タ性能を得ることができる。
【0082】次に、この発明に基づいた第5の実施例に
ついて説明する。この第5の実施例は、上述した第3の
実施例と同じ駆動機構を用いて、磁気テープに情報をア
ナログ信号で記録再生する磁気記録再生装置において、
実際に磁気テープとしてコンパクトカセットテープを用
い、回転盤の外周材料としてNBRゴム(硬度70°)
を用いた場合、駆動機構の構成する各パラメータの設定
について説明する。
【0083】本実施例において、各パラメータは、 回転盤の半径 Ra=2cm 出力軸の半径 Rb=0.075cm 出力軸まわりの全等価慣性モーメント Jb=0.008gf・cm・s2 である。また、テープリールに巻装される磁気テープの
慣性モーメントJ2 は、磁気テープ巻径の変化により変
化するため、本実施例においては、磁気テープ巻取側の
回転体まわりの全等価慣性モーメント(Ja)は、磁気
テープの巻き始めから巻き終わりで、 Ja=0.010〜0.063gf・cm・s2 と変化する。また、回転盤の外周材料と出力軸の接触部
のばね定数Kは、縦弾性係数をE、回転体の方向幅を
H、半径方向厚みをM、出力軸と回転盤の主方向接触幅
をBとすると、
【0084】
【数3】
【0085】であり、本実施例において、 回転盤の外周材料に基づくばね定数 K=4200
gf/cmである。
【0086】磁気テープに情報をアナログ信号で記録再
生する磁気記録再生装置において、ワウ・フラッタを評
価する際、図19に示す聴感補正特性を持つ回路を通し
て測定することが国際的に決められており、0.2Hz
〜200Hzのワウ・フラッタの周波数変動成分が聴感
上問題となる。
【0087】この実施例において、回転盤の外周部材に
基づくばね定数と、テープ巻取側の回転体に関する全等
価慣性モーメントと出力軸に関する全等価慣性モーメン
トに起因する振動の周波数と磁気テープの巻取側の回転
体の磁気テープ巻装率の関係を図20に示す。この図2
0において、上記振動周波数は、磁気テープ巻取側の回
転体のテープ巻装率0%から100%へ変化するにとも
ない、約210Hzから180Hzへ変化する。
【0088】図20のE、Fでのワウ・フラッタ周波数
成分をそれぞれ図21および図22に示す。図21およ
び図22に示すGの領域が、上記振動の周波数成分であ
り、明らかにワウ・フラッタを悪化させる要因となって
いるが、図21に比べ図22の方が、振動の周波数が低
いため振動の振幅が大きくワウ・フラッタに及ぼす悪影
響は大きい。
【0089】磁気テープの巻取側の回転体のテープ巻装
率とワウ・フラッタの関係を図23に示す。図23にお
いて、ワウ・フラッタの値は、磁気テープ巻取側の回転
体のテープ巻装率が大きくなるにともない次第に悪化し
ている。これは、上記振動の周波数成分がワウ・フラッ
タ周波数帯域中(0.2〜200Hz)存在し、さらに
低域へ移動することが主原因であり、磁気テープの巻取
側の回転体のテープ巻装率が75%以上、すなわち上記
振動の周波数が100Hz以下となるワウ・フラッタは
急激に悪化する。
【0090】次に、回転盤の外周材料の半径方向厚みL
を上記の約80%に変更したときの磁気テープ巻取側の
回転体のテープ巻装率と上記振動周波数の関係を図24
に示す。このときの回転盤の外周材料に基づくばね定数
Kは8200gf/cmである。図24より、上記の振
動周波数は磁気テープ巻取側の回転体のテープ巻装率が
0%から100%へ変化するにともない、約290Hz
から約120Hzへ変化し、100Hz以下にはならな
い。
【0091】また、磁気テープ巻取側の回転体のテープ
巻装率とワウ・フラッタの関係を図25に示す。図25
において、磁気テープ巻取側の回転体のテープ巻装率が
0%から100%へ変化するにともない、ワウ・フラッ
タは悪化するが、図23と比較して、磁気テープ巻取側
の回転体のテープ巻装率が75%以上のとき、ワウ・フ
ラッタはかなり改善されている。これは、上記振動の周
波数成分がワウ・フラッタ周波数帯域(0.2〜200
Hz)で、低域へ移動するのを小さく抑え、上記振動の
周波数が100Hz以下とならないからである。すなわ
ち、上記振動周波数を常に100Hz以上にすること
で、良好なワウ・フラッタ性能を得ることができる。
【0092】以上のことから、磁気テープのよい一定速
度テープ送り性能、いわゆるワウ・フラッタを得るため
には、磁気テープを巻取側回転体に巻き始める時点から
巻き終わる時点までの間、常に上記共振周波数が100
Hz以上となるように駆動機構を構成するパラメータを
決定すればよい。すなわち、回転体に巻装された磁気テ
ープの回転体まわりの全等価慣性モーメントを(J
a)、回転盤の半径を(Ra)、駆動モータの出力軸ま
わりの全等価慣性モーメントを(Jb)、駆動モータの
出力軸の半径を(Rb)、回転盤の外周材料と出力軸と
の接触部のばね定数をKとしたとき、録音再生時、磁気
テープをテープ巻取側回転体に巻き始める時点から巻き
終わる時点までの間、
【0093】
【数4】
【0094】が成り立つように、回転体と回転盤の慣性
モーメント、回転盤の半径、駆動モータ慣性モーメン
ト、出力軸の半径、回転盤の外周材料に基づくばね定数
を構成する各パラメータを決定すればワウ・フラッタの
悪化を小さく抑えることができ、良好なワウ・フラッタ
性能を得ることができる。
【0095】この実施例において、磁気テープとしてコ
ンパクトカセットテープを用い、リール駆動ホイルの外
周材料としてNBRゴム(硬度70°)を用い、情報を
アナログ信号で記憶再生する場合について、具体的にパ
ラメータ値を挙げて説明したが、本実施例はこれに限定
されるものではなく、上述した式(4)が成り立つよう
に構成する各パラメータを決定することにより、良好な
ワウ・フラッタ性能を得ることができる。
【0096】
【発明の効果】この発明に基づいた請求項1ないし請求
項8に記載の発明によれば、第1または第2の回転体の
少なくとも一方に係合し、第1または第2の回転体に発
生する固有振動を動吸振するための動吸振装置が備えら
れている。これにより、磁気記録再生装置内の磁気テー
プ駆動系内に発生した固有振動は、上記動吸振装置によ
って吸収され、磁気テープ駆動系における固有振動が大
幅に低減される。さらに、駆動力の伝達系の剛性を高く
保ったまま動吸振装置を取付けることができるため、従
来の振動抑制手段のように剛性を劣化することなく振動
を吸収することができ、また、磁気テープ走行の制御を
高性能に実現できる。
【0097】その結果、固有振動によって発生していた
磁気テープ走行速度の変動は、低減し、磁気テープ走行
速度の安定化が実現される。また、制御特性における共
振ピークレベルが減少するため、位相遅れ量が小さくな
り、制御特性が良好になる結果、高性能の磁気記録再生
装置を提供することが可能となる。
【0098】次に、この発明に基づいた請求項2ないし
請求項4に記載の発明によれば、動吸振装置が、回転盤
と同軸に設けられた円板を有意、この円板は、上記回転
盤に粘弾性部材を介在して取付けられている。
【0099】このように、円板からなる慣性体と、この
円板を弾性要素と減衰要素とを含む粘弾性部材を介在さ
せて回転盤に取付けることにより、動吸振装置が実現す
ることができる。
【0100】この発明に基づいた請求項3に記載の磁気
記録再生装置によれば、上記円板を、上記回転盤の内部
に設けている。これにより、磁気記録再生装置の省スペ
ース化が図れ、磁気記録再生装置の小型化を図ることが
可能となる。
【0101】次に、この発明に基づいた請求項4に記載
の磁気記録再生装置によれば、粘弾性部材として、ゴム
部材または金属製スプリングと粘性流体または粘弾性樹
脂部材を用いている。これにより、弾性要素と減衰要素
とを含む粘弾性部材の実現が可能となる。
【0102】次に、この発明に基づいた請求項5ないし
請求項8に記載の磁気記録再生装置によれば、動吸振装
置に、回転盤の周縁部分に粘弾性部材を介在して係合す
るように設けられ、回転盤の回転に従動して回転する回
転部材を用いている。
【0103】これにより、回転盤の回転に従動して回転
部材が回転するが、このとき、回転部材は回転盤の回転
と逆方向に回転する。
【0104】したがって磁気記録再生装置に外部から回
転振動が加わった場合、回転盤に発生する回転振動によ
る回転モーメントと回転部材に発生する回転振動による
回転モーメントが互いに逆方向に作用する。そのため、
各々の回転モーメントが相殺し合い、外部からの回転振
動による磁気テープ走行速度が変動する量を抑制するこ
とができ、その結果、さらに磁気テープ走行速度の安定
化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例における磁気記録再生装置の回転
盤の構造を示す断面図である。
【図2】第1の実施例における磁気記録再生装置の回転
盤の構造を示す平面図である。
【図3】第1の実施例における磁気記録再生装置の動吸
振効果を説明するための模式図である。
【図4】第1の実施例における磁気記録再生装置の動吸
振効果の特性を示す第1の図である。
【図5】第1の実施例における磁気記録再生装置の動吸
振効果の特性を示す第2の図である。
【図6】第2の実施例における磁気記録再生装置の構成
を示す模式図である。
【図7】第2の実施例における磁気記録再生装置の平面
構造図である。
【図8】従来の磁気記録再生装置における速度変動を示
す特性図である。
【図9】第2の実施例における磁気記録再生装置の速度
変動を示す特性図である。
【図10】第3の実施例における磁気記録再生装置の構
成を示す平面図である。
【図11】第4の実施例における磁気記録再生装置の第
1の状態を示す平面図である。
【図12】第4の実施例における磁気記録再生装置の第
2の状態を示す平面図である。
【図13】第4の実施例における磁気記録再生装置の回
路部伝達特性を示す第1の図である。
【図14】第4の実施例における磁気記録再生装置の回
路部伝達特性を示す第2の図である。
【図15】第4の実施例における磁気記録再生装置の回
路部伝達特性を示す第3の図である。
【図16】第4の実施例における磁気記録再生装置の回
路部伝達特性を示す第4の図である。
【図17】第4の実施例における磁気記録再生装置の回
路部伝達特性を示す第5の図である。
【図18】第4の実施例における磁気記録再生装置の回
路部伝達特性を示す第6の図である。
【図19】ワウ・フラッタ聴感補正特性図である。
【図20】第5の実施例における磁気記録再生装置の巻
取側テープリールのテープ巻装率と振動周波数との関係
を示す図である。
【図21】図20中Fで示される領域のワウ・フラッタ
レベルと周波数の関係を示す図である。
【図22】図20中Eで示される領域のワウ・フラッタ
レベルと周波数の関係を示す図である。
【図23】第5の実施例における磁気記録再生装置の巻
取側のテープリールのテープ巻装率とワウ・フラッタの
関係を示す第1の図である。
【図24】第5の実施例における磁気記録再生装置の巻
取側のテープリールのテープ巻装率と振動周波数との関
係を示す図である。
【図25】第5の実施例における磁気記録再生装置の巻
取側のテープリールのテープ巻装率とワウ・フラッタそ
の関係を示す第2の図である。
【図26】従来技術における磁気記録再生装置の構造を
示す斜視図である。
【図27】従来技術における磁気記録再生装置の構造を
示す平面図である。
【符号の説明】
1 慣性モーメント円板 2 ゴム 11,12 回転体 11a,12a 回転盤 11c,12c 軸部 11b,12b ゴム 15,16 テープリール 17 駆動モータ 17a 出力軸 19 慣性モーメント回転部材 なお、図中同一符号は、同一または相当部分を示す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを巻装するテープリールに係
    合するための軸部と、この軸部の一方端側に、この軸部
    と同軸に設けられた回転盤とを有する第1および第2の
    回転体と、 前記回転盤の周縁部分に係合し、前記第1または第2の
    回転体の少なくとも一方を回転させるための駆動装置
    と、 前記第1または第2の回転体の少なくとも一方に係合
    し、前記第1または第2の回転体に発生する固有振動を
    動吸振するための動吸振装置と、を備えた磁気記録再生
    装置。
  2. 【請求項2】 前記動吸振装置は、前記回転盤と同軸に
    設けられた円板を有し、前記円板は前記回転盤に粘弾性
    部材を介在して取付けられた、請求項1に記載の磁気記
    録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記円板は、前記回転盤の内部に設けら
    れた、 請求項2に記載の磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記粘弾性部材は、ゴム部材または金属
    製スプリングと粘性流体等からなる部材または粘弾性樹
    脂部材である、請求項3に記載の磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記動吸振装置は、前記回転盤の前記周
    縁部分に粘弾性部材を介在して係合するように設けら
    れ、前記回転盤の回転に従動して回転する回転部材を有
    する、請求項1に記載の磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記粘弾性部材は、ゴム部材または粘弾
    性樹脂部材である、請求項5に記載の磁気記録再生装
    置。
  7. 【請求項7】 前記駆動装置と前記動吸振装置とは、同
    一のベース基板上に設置され、前記基板を移動させるこ
    とにより、前記第1または第2の回転体の前記回転盤の
    前記周縁部分に、前記駆動装置と前記回転部材とを係合
    する、請求項5に記載の磁気記録再生装置。
  8. 【請求項8】 前記ベース基板は、前記第1の回転体と
    前記第2の回転体との間に設けられた支点を中心として
    回転可能に設けられた、請求項7に記載の磁気記録再生
    装置。
JP6007695A 1994-01-27 1994-01-27 磁気記録再生装置 Expired - Fee Related JP3032418B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6007695A JP3032418B2 (ja) 1994-01-27 1994-01-27 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6007695A JP3032418B2 (ja) 1994-01-27 1994-01-27 磁気記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07220331A true JPH07220331A (ja) 1995-08-18
JP3032418B2 JP3032418B2 (ja) 2000-04-17

Family

ID=11672912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6007695A Expired - Fee Related JP3032418B2 (ja) 1994-01-27 1994-01-27 磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3032418B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8089726B2 (en) * 2008-03-25 2012-01-03 Oracle America, Inc. Method for counteracting longitudinal oscillations of magnetic tape in a tape drive system

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115283649B (zh) * 2022-10-10 2022-12-13 中信戴卡股份有限公司 一种车轮铸造过程模具温度闭环控制方法及系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8089726B2 (en) * 2008-03-25 2012-01-03 Oracle America, Inc. Method for counteracting longitudinal oscillations of magnetic tape in a tape drive system

Also Published As

Publication number Publication date
JP3032418B2 (ja) 2000-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2793410B2 (ja) ウェブ駆動装置及びテープ駆動装置
JP3032418B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPS59210572A (ja) バンド駆動アクチユエ−タ−を有するデイスク駆動装置の機械的ダンパ−
JP2005235385A (ja) 情報保存装置用ディスククランピング装置
JP2000322871A (ja) 固定磁気ディスク装置
US6445549B1 (en) Magnetic disk drive
US3741564A (en) Tri-capstan tape transport
JPS6116059A (ja) 磁気記録再生装置のリ−ル台駆動装置
US3310790A (en) Perforated magnetic tape recording and reproducing apparatus
JPH07141724A (ja) 磁気記録再生装置
JP3160054B2 (ja) リール機構
JP2001256762A (ja) ディスク装置
JPS60211653A (ja) 磁気記録再生装置
KR200221190Y1 (ko) 카세트 테이프형 디지털 오디오/비디오 기기의 테이프시뮬레이터
JPS63262053A (ja) モ−タ
JP2793739B2 (ja) 磁気記録再生装置
KR20020032843A (ko) 카세트 테이프형 디지털 오디오/비디오 기기의 테이프시뮬레이터
JP3066379U (ja) クラッチ装置及びそれを備えたテ―プデッキ
JPH11257367A (ja) 磁気式トルクリミッタ装置およびテープ走行装置
JPH08147815A (ja) テープ装置の過渡テンション緩和機構
JP2788697B2 (ja) シリンダ
JP2004006014A (ja) ディスクの駆動装置並びにこのディスクの駆動装置を備えたディスク再生装置
JPS5813982B2 (ja) テ−プレコ−ダ
JP3491368B2 (ja) 記録再生装置
JPH064938U (ja) テープ走行装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000201

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080210

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090210

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees