JPH07220559A - 熱封止構造 - Google Patents
熱封止構造Info
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- JPH07220559A JPH07220559A JP1250194A JP1250194A JPH07220559A JP H07220559 A JPH07220559 A JP H07220559A JP 1250194 A JP1250194 A JP 1250194A JP 1250194 A JP1250194 A JP 1250194A JP H07220559 A JPH07220559 A JP H07220559A
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- Japan
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- vent hole
- sealing
- protrusion
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C67/00—Shaping techniques not covered by groups B29C39/00 - B29C65/00, B29C70/00 or B29C73/00
- B29C67/004—Closing perforations or small holes, e.g. using additional moulding material
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
- Manufacture Of Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 気密性が均一で損なわれにくく、生産性が高
く、動作不良が生じにくい熱封止構造を提供することに
ある。 【構成】 ガス抜き孔13を仕切るようにベース10に
リードフレーム14をインサート成形し、ガス抜き孔1
3内に位置するリードフレーム14の貫通孔15を、突
部12を加熱,溶融して密封した。
く、動作不良が生じにくい熱封止構造を提供することに
ある。 【構成】 ガス抜き孔13を仕切るようにベース10に
リードフレーム14をインサート成形し、ガス抜き孔1
3内に位置するリードフレーム14の貫通孔15を、突
部12を加熱,溶融して密封した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱封止構造、特に、密封
型リレー,スイッチ等の電子部品の熱封止構造に関す
る。
型リレー,スイッチ等の電子部品の熱封止構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、密
封型リレー等の熱封止構造としては、例えば、図8およ
び図9に示すように、密封型リレーの合成樹脂からなる
ベース1の外面に突設した突部2を貫通するガス抜き孔
3を、前記突部2を熱封止チップ4で加熱,溶融して密
封するものがある。
封型リレー等の熱封止構造としては、例えば、図8およ
び図9に示すように、密封型リレーの合成樹脂からなる
ベース1の外面に突設した突部2を貫通するガス抜き孔
3を、前記突部2を熱封止チップ4で加熱,溶融して密
封するものがある。
【0003】しかしながら、前述の熱封止構造によれ
ば、突部2を溶融して形成した密封部5がガス抜き孔3
を密封しているが、ガス抜き孔3の直径が比較的大きい
ため、その中心部から溶融樹脂が垂れ下がり、結果的に
前記密封部5の肉厚が非常に薄くなる。このため、例え
ば、密封した前記リレーをプリント基板にハンダ付けし
て実装すると、溶融ハンダの熱ストレスによって前記密
封部5が破損し、気密性が損なわれることがある。
ば、突部2を溶融して形成した密封部5がガス抜き孔3
を密封しているが、ガス抜き孔3の直径が比較的大きい
ため、その中心部から溶融樹脂が垂れ下がり、結果的に
前記密封部5の肉厚が非常に薄くなる。このため、例え
ば、密封した前記リレーをプリント基板にハンダ付けし
て実装すると、溶融ハンダの熱ストレスによって前記密
封部5が破損し、気密性が損なわれることがある。
【0004】また、熱封止チップ4の位置決め精度が悪
いと、前記密封部5の肉厚にバラツキが生じ、気密性に
バラツキが生じる。このため、熱封止チップ4に高い位
置決め精度が要求され、熱封止作業に手間がかかるの
で、生産性が低い。
いと、前記密封部5の肉厚にバラツキが生じ、気密性に
バラツキが生じる。このため、熱封止チップ4に高い位
置決め精度が要求され、熱封止作業に手間がかかるの
で、生産性が低い。
【0005】さらに、前述の熱封止構造によれば、突部
2を溶融させてガス抜き孔3を密封すると、溶融した突
部2の一部が熱封止チップ4からはみ出し、密封部5の
周辺に樹脂バリ6aが形成されるとともに、溶融した突
部2の一部がガス抜き孔3内に垂れ下がり、密封部5の
下方側に樹脂バリ6bが形成される。この樹脂バリ6b
は不安定であり、外部から衝撃力によってベース1から
分離すると、これが内部構成部品に接触し、動作不良を
生じさせるという問題点がある。
2を溶融させてガス抜き孔3を密封すると、溶融した突
部2の一部が熱封止チップ4からはみ出し、密封部5の
周辺に樹脂バリ6aが形成されるとともに、溶融した突
部2の一部がガス抜き孔3内に垂れ下がり、密封部5の
下方側に樹脂バリ6bが形成される。この樹脂バリ6b
は不安定であり、外部から衝撃力によってベース1から
分離すると、これが内部構成部品に接触し、動作不良を
生じさせるという問題点がある。
【0006】このため、図10および図11に示すよう
に、突部2の基部に環状溝部7を形成し、突部2を熱封
止チップ4で加熱,溶融して形成した密封部5でガス抜
き孔3を密封した後、熱封止の際に形成された凹所8に
シール剤9を注入,固化して二重に密封することが考え
られている。しかし、この熱封止構造では、樹脂バリ6
bの発生を防止できないだけでなく、シール材9を凹所
8に注入しなければならないので、生産工数が増大し、
生産性が低い。特に、密封部5にヒビ割れが生じていた
場合には、シール材9から生じた有機ガスがハウジング
内に侵入し、内部の接点を腐食させるため、接触不良が
生じるという問題点がある。
に、突部2の基部に環状溝部7を形成し、突部2を熱封
止チップ4で加熱,溶融して形成した密封部5でガス抜
き孔3を密封した後、熱封止の際に形成された凹所8に
シール剤9を注入,固化して二重に密封することが考え
られている。しかし、この熱封止構造では、樹脂バリ6
bの発生を防止できないだけでなく、シール材9を凹所
8に注入しなければならないので、生産工数が増大し、
生産性が低い。特に、密封部5にヒビ割れが生じていた
場合には、シール材9から生じた有機ガスがハウジング
内に侵入し、内部の接点を腐食させるため、接触不良が
生じるという問題点がある。
【0007】本発明にかかる熱封止構造は、前記問題点
に鑑み、気密性が均一で損なわれにくく、生産性が高
く、動作不良が生じない熱封止構造を提供することを目
的とする。
に鑑み、気密性が均一で損なわれにくく、生産性が高
く、動作不良が生じない熱封止構造を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる熱封止構
造は、前記目的を達成するため、合成樹脂からなるハウ
ジングの外面に突設した突部を貫通するガス抜き孔を、
前記突部を加熱,溶融して密封する熱封止構造におい
て、前記ハウジングに密封部材を前記ガス抜き孔を分断
するように一体成形し、前記ガス抜き孔内に位置する前
記密封部材にて形成された前記ガス抜き孔よりも小さい
貫通孔を、前記突部を加熱,溶融して密封した構成とし
てある。また、前記ハウジングの内面側に位置するガス
抜き孔の開口部を密閉するように密封部材を前記ハウジ
ングに一体成形し、前記ガス抜き孔よりも小さく、か
つ、前記ガス抜き孔を連通させる前記密封部材にて形成
された貫通孔を、前記突部を加熱,溶融して密封した構
成であってもよい。さらに、前記ハウジングの成形材料
よりも低融点の成形材料で形成した密封部材を、前記ハ
ウジングに一体成形して前記突部とした構成であっても
よい。
造は、前記目的を達成するため、合成樹脂からなるハウ
ジングの外面に突設した突部を貫通するガス抜き孔を、
前記突部を加熱,溶融して密封する熱封止構造におい
て、前記ハウジングに密封部材を前記ガス抜き孔を分断
するように一体成形し、前記ガス抜き孔内に位置する前
記密封部材にて形成された前記ガス抜き孔よりも小さい
貫通孔を、前記突部を加熱,溶融して密封した構成とし
てある。また、前記ハウジングの内面側に位置するガス
抜き孔の開口部を密閉するように密封部材を前記ハウジ
ングに一体成形し、前記ガス抜き孔よりも小さく、か
つ、前記ガス抜き孔を連通させる前記密封部材にて形成
された貫通孔を、前記突部を加熱,溶融して密封した構
成であってもよい。さらに、前記ハウジングの成形材料
よりも低融点の成形材料で形成した密封部材を、前記ハ
ウジングに一体成形して前記突部とした構成であっても
よい。
【0009】
【作用】したがって、本発明の請求項1によれば、ガス
抜き孔内に位置する密封部材にて形成された貫通孔が、
溶融した突部の一部で密封されることになる。また、請
求項2によれば、ガス抜き孔の一方の開口部を密閉する
ようにハウジングに一体成形した密閉部材にて形成され
た貫通孔が、溶融した突部の一部で密封されることにな
る。さらに、請求項3によれば、ハウジングの成形材料
よりも融点の低い成形材料で形成され、かつ、ハウジン
グに一体成形された密封部材からなる突部を溶融するこ
とにより、ガス抜き孔が密封されることになる。
抜き孔内に位置する密封部材にて形成された貫通孔が、
溶融した突部の一部で密封されることになる。また、請
求項2によれば、ガス抜き孔の一方の開口部を密閉する
ようにハウジングに一体成形した密閉部材にて形成され
た貫通孔が、溶融した突部の一部で密封されることにな
る。さらに、請求項3によれば、ハウジングの成形材料
よりも融点の低い成形材料で形成され、かつ、ハウジン
グに一体成形された密封部材からなる突部を溶融するこ
とにより、ガス抜き孔が密封されることになる。
【0010】
【実施例】次に、本発明にかかる実施例を図1ないし図
7の添付図面に従って説明する。第1実施例にかかる熱
封止構造は、図1ないし図3に示すように、内部構成部
品を組み付けた合成樹脂からなるベース10にケース1
1を嵌合して構成した密封型リレーに適用した場合であ
る。前記ベース10は、その底面に突設した突部12を
貫通するガス抜き孔13を有するとともに、このガス抜
き孔13を分断するように端子のリードフレーム14が
インサート成形されている。そして、前記リードフレー
ム14に形成され、かつ、前記ガス抜き孔13の直径よ
りも小径の貫通孔15が前記ガス抜き孔13内に位置し
ている。
7の添付図面に従って説明する。第1実施例にかかる熱
封止構造は、図1ないし図3に示すように、内部構成部
品を組み付けた合成樹脂からなるベース10にケース1
1を嵌合して構成した密封型リレーに適用した場合であ
る。前記ベース10は、その底面に突設した突部12を
貫通するガス抜き孔13を有するとともに、このガス抜
き孔13を分断するように端子のリードフレーム14が
インサート成形されている。そして、前記リードフレー
ム14に形成され、かつ、前記ガス抜き孔13の直径よ
りも小径の貫通孔15が前記ガス抜き孔13内に位置し
ている。
【0011】したがって、前記突部12に図示しない熱
封止チップを押し当て、溶融した前記突部12の一部を
ガス抜き孔13内に流入させると、流入した樹脂は、そ
の流れをリードフレーム14によって阻止され、ガス抜
き孔14内に溜まって前記ガス抜き孔13を隙間なく密
封し、密封作業が完了する。
封止チップを押し当て、溶融した前記突部12の一部を
ガス抜き孔13内に流入させると、流入した樹脂は、そ
の流れをリードフレーム14によって阻止され、ガス抜
き孔14内に溜まって前記ガス抜き孔13を隙間なく密
封し、密封作業が完了する。
【0012】本実施例によれば、溶融した突部12の大
部分がガス抜き孔13内に充填され、従来例のように垂
れ下がらないので、肉厚の厚い密封部16が得られる。
部分がガス抜き孔13内に充填され、従来例のように垂
れ下がらないので、肉厚の厚い密封部16が得られる。
【0013】第2実施例は、図4および図5に示すよう
に、前述の第1実施例がリードフレーム14を密封部材
に兼用した場合であるのに対し、前記ベース10の内面
にリードフレームとは別体の密封部材17をインサート
成形した場合である。この密封部材17は、平面略同心
円の円板形状を有し、その貫通孔18の内径はガス抜き
孔13よりも小さく、前記ガス抜き孔13の内面側の開
口部を密閉するようにインサート成形されている。
に、前述の第1実施例がリードフレーム14を密封部材
に兼用した場合であるのに対し、前記ベース10の内面
にリードフレームとは別体の密封部材17をインサート
成形した場合である。この密封部材17は、平面略同心
円の円板形状を有し、その貫通孔18の内径はガス抜き
孔13よりも小さく、前記ガス抜き孔13の内面側の開
口部を密閉するようにインサート成形されている。
【0014】したがって、本実施例では、前述の第1実
施例と同様、前記突部12に図示しない熱封止チップを
押し当て、溶融した前記突部12の一部をガス抜き孔1
3内に流入させて充填することにより、前記ガス抜き孔
13を隙間なく密封するとともに、前記密封部材17の
貫通孔18を密封することにより、密封作業が完了す
る。他は前述の第1実施例と同様であるので、説明を省
略する。なお、前述のいずれの実施例においても、貫通
孔は必ずしも真円である必要はなく、また、密封部材を
打ち抜いて形成したものである必要はなく、例えば、密
封部材の一部に切り欠き部を設け、この切り欠き部を介
して貫通孔をガス抜き孔内に形成してもよい。
施例と同様、前記突部12に図示しない熱封止チップを
押し当て、溶融した前記突部12の一部をガス抜き孔1
3内に流入させて充填することにより、前記ガス抜き孔
13を隙間なく密封するとともに、前記密封部材17の
貫通孔18を密封することにより、密封作業が完了す
る。他は前述の第1実施例と同様であるので、説明を省
略する。なお、前述のいずれの実施例においても、貫通
孔は必ずしも真円である必要はなく、また、密封部材を
打ち抜いて形成したものである必要はなく、例えば、密
封部材の一部に切り欠き部を設け、この切り欠き部を介
して貫通孔をガス抜き孔内に形成してもよい。
【0015】第3実施例は、図6および図7に示すよう
に、前述の実施例がベース10の一部を溶融させて密封
する場合であるのに対し、密封部材19自身を溶融させ
て密封する場合である。すなわち、断面凸字形状を有す
る密封部材19は、ベース10を形成する合成樹脂より
も低い融点の合成樹脂で形成されており、その軸心上に
設けた貫通孔20がベース10のガス抜き孔13に連通
するように前記ベース10の底面にインサート成形さ
れ、突部12が形成されている。
に、前述の実施例がベース10の一部を溶融させて密封
する場合であるのに対し、密封部材19自身を溶融させ
て密封する場合である。すなわち、断面凸字形状を有す
る密封部材19は、ベース10を形成する合成樹脂より
も低い融点の合成樹脂で形成されており、その軸心上に
設けた貫通孔20がベース10のガス抜き孔13に連通
するように前記ベース10の底面にインサート成形さ
れ、突部12が形成されている。
【0016】本実施例によれば、図示しない熱封止チッ
プを前記密封部材19に押し当て、溶融した前記密封部
材19の一部を貫通孔20に流入させることにより、前
記ガス抜き孔13が密封され、密封作業が完了する。他
は前述の実施例と同様であるので、説明を省略する。
プを前記密封部材19に押し当て、溶融した前記密封部
材19の一部を貫通孔20に流入させることにより、前
記ガス抜き孔13が密封され、密封作業が完了する。他
は前述の実施例と同様であるので、説明を省略する。
【0017】第3実施例によれば、密封部材19からな
る突部12はベース10を形成する合成樹脂よりも低融
点の合成樹脂で形成されているので、この合成樹脂は溶
けやすいだけでなく、固化しやすい。このため、溶融し
た突部12の一部がガス抜き孔13に流入しても、従来
例のように垂れ下がることなく短時間で固化する。
る突部12はベース10を形成する合成樹脂よりも低融
点の合成樹脂で形成されているので、この合成樹脂は溶
けやすいだけでなく、固化しやすい。このため、溶融し
た突部12の一部がガス抜き孔13に流入しても、従来
例のように垂れ下がることなく短時間で固化する。
【0018】なお、前述の実施例では、貫通孔をストレ
ート形状、テーパ形状とする場合について説明したが、
必ずしもこれに限らず、必要に応じて適当な形状にして
よい。特に、前記ガス抜き孔が外面に広がるテーパ面を
有するものであれば、溶融樹脂の流れがスムーズにな
り、従来例のような樹脂バリ6a(図9)が発生せず、
見映えがよくなるとともに、樹脂バリ6aの剥離による
不具合が生じないという利点がある。また、前述の実施
例は、リレーに適用する場合について説明したが、必ず
しもこれに限らず、他の電気機器、例えば、スイッチに
適用してもよいことは勿論である。
ート形状、テーパ形状とする場合について説明したが、
必ずしもこれに限らず、必要に応じて適当な形状にして
よい。特に、前記ガス抜き孔が外面に広がるテーパ面を
有するものであれば、溶融樹脂の流れがスムーズにな
り、従来例のような樹脂バリ6a(図9)が発生せず、
見映えがよくなるとともに、樹脂バリ6aの剥離による
不具合が生じないという利点がある。また、前述の実施
例は、リレーに適用する場合について説明したが、必ず
しもこれに限らず、他の電気機器、例えば、スイッチに
適用してもよいことは勿論である。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1にかかる熱封止構造によれば、前記密封部材
がガス抜き孔を仕切るようにベースに一体成形されてい
るので、密封構造自体の機械的強度は高い。しかも、溶
融した突部がガス抜き孔内に隙間なく充填され、密封部
の肉厚が厚い。このため、外部から熱ストレスが加わっ
ても、従来例のように密封部が破損することがなく、気
密性を損なうことがない。また、請求項1によれば、密
封部材の貫通孔を密封すれば、ガス抜き孔を密封できる
ので、密封するための樹脂量は従来例よりも少量でよ
い。このため、突部に押し当てる熱封止チップに高い位
置決め精度を必要とせず、熱封止作業に手間がかから
ず、生産性が高い。さらに、請求項1によれば、熱封止
の際に溶融した合成樹脂がガス抜き孔内に流入し、その
中心部から垂れ下がろうとしても、密封部材が溶融した
樹脂の流れを阻止し、従来例のような樹脂バリが形成さ
れず、従来例のような動作不良が生じない。請求項2に
よれば、密封部材をガス抜き孔の一方の開口部に一体成
形することにより、ガス抜き孔および貫通孔が隙間なく
密封されるので、前述の請求項1と同様、気密性を損な
うことがないとともに、生産性が向上し、動作不良が生
じない。また、請求項3によれば、ハウジングを形成す
る合成樹脂よりも低融点の合成樹脂で突部である密封部
材を形成してあるので、前記突部は溶けやすく、固化し
やすい。このため、溶融した合成樹脂の一部がガス抜き
孔に流入しても、短時間で固化するので、溶融した樹脂
がガス抜き孔の中心部で垂れ下がることなく固化する。
この結果、請求項3でも従来例のような樹脂バリが生じ
ず、ガス抜き孔内を隙間なく密封するので、肉厚の密封
部が形成される。したがって、従来例のように気密性を
損なうことがないとともに、動作不良が生じない。さら
に、前記突部は低融点の合成樹脂で形成されているの
で、熱封止チップの押圧位置にズレがあっても、前記突
部は容易に溶融してガス抜き孔を密閉する。このため、
高い位置決め精度を必要とせず、生産性が高い。したが
って、請求項1ないし請求項3によれば、従来例にかか
る他の実施例のようにシール剤を注入,固化して二重に
密封する必要がなく、生産工数が増大しないので、より
一層生産性の高い熱封止構造が得られるという効果があ
る。
の請求項1にかかる熱封止構造によれば、前記密封部材
がガス抜き孔を仕切るようにベースに一体成形されてい
るので、密封構造自体の機械的強度は高い。しかも、溶
融した突部がガス抜き孔内に隙間なく充填され、密封部
の肉厚が厚い。このため、外部から熱ストレスが加わっ
ても、従来例のように密封部が破損することがなく、気
密性を損なうことがない。また、請求項1によれば、密
封部材の貫通孔を密封すれば、ガス抜き孔を密封できる
ので、密封するための樹脂量は従来例よりも少量でよ
い。このため、突部に押し当てる熱封止チップに高い位
置決め精度を必要とせず、熱封止作業に手間がかから
ず、生産性が高い。さらに、請求項1によれば、熱封止
の際に溶融した合成樹脂がガス抜き孔内に流入し、その
中心部から垂れ下がろうとしても、密封部材が溶融した
樹脂の流れを阻止し、従来例のような樹脂バリが形成さ
れず、従来例のような動作不良が生じない。請求項2に
よれば、密封部材をガス抜き孔の一方の開口部に一体成
形することにより、ガス抜き孔および貫通孔が隙間なく
密封されるので、前述の請求項1と同様、気密性を損な
うことがないとともに、生産性が向上し、動作不良が生
じない。また、請求項3によれば、ハウジングを形成す
る合成樹脂よりも低融点の合成樹脂で突部である密封部
材を形成してあるので、前記突部は溶けやすく、固化し
やすい。このため、溶融した合成樹脂の一部がガス抜き
孔に流入しても、短時間で固化するので、溶融した樹脂
がガス抜き孔の中心部で垂れ下がることなく固化する。
この結果、請求項3でも従来例のような樹脂バリが生じ
ず、ガス抜き孔内を隙間なく密封するので、肉厚の密封
部が形成される。したがって、従来例のように気密性を
損なうことがないとともに、動作不良が生じない。さら
に、前記突部は低融点の合成樹脂で形成されているの
で、熱封止チップの押圧位置にズレがあっても、前記突
部は容易に溶融してガス抜き孔を密閉する。このため、
高い位置決め精度を必要とせず、生産性が高い。したが
って、請求項1ないし請求項3によれば、従来例にかか
る他の実施例のようにシール剤を注入,固化して二重に
密封する必要がなく、生産工数が増大しないので、より
一層生産性の高い熱封止構造が得られるという効果があ
る。
【図1】 本発明にかかる熱封止構造をリレーに適用し
た場合の第1実施例を示す部分断面図である。
た場合の第1実施例を示す部分断面図である。
【図2】 熱封止前を示す図1の要部拡大断面図であ
る。
る。
【図3】 熱封止後を示す図1の要部拡大断面図であ
る。
る。
【図4】 第2実施例の熱封止前を示す要部拡大断面図
である。
である。
【図5】 第2実施例の熱封止後を示す要部拡大断面図
である。
である。
【図6】 第3実施例の熱封止前を示す要部拡大断面図
である。
である。
【図7】 第3実施例の熱封止後を示す要部拡大断面図
である。
である。
【図8】 従来例にかかる熱封止構造の一実施例を示す
熱封止前の要部拡大断面図である。
熱封止前の要部拡大断面図である。
【図9】 図8に示した一実施例を示す熱封止後の要部
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図10】 従来例にかかる熱封止構造の他の実施例を
示す熱封止前の要部拡大断面図である。
示す熱封止前の要部拡大断面図である。
【図11】 図10に示した他の実施例にかかる熱封止
後の要部拡大断面図である。
後の要部拡大断面図である。
10…ベース、12…突部、13…ガス抜き孔、14,
17,19…密封部材、15,18,20…貫通孔。
17,19…密封部材、15,18,20…貫通孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新開 哲夫 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 上笹 純 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 合成樹脂からなるハウジングの外面に突
設した突部を貫通するガス抜き孔を、前記突部を加熱,
溶融して密封する熱封止構造において、 前記ハウジングに密封部材を前記ガス抜き孔を分断する
ように一体成形し、前記ガス抜き孔内に位置する前記密
封部材にて形成された前記ガス抜き孔よりも小さい貫通
孔を、前記突部を加熱,溶融して密封したことを特徴と
する熱封止構造。 - 【請求項2】 合成樹脂からなるハウジングの外面に突
設した突部を貫通するガス抜き孔を、前記突部を加熱,
溶融して密封する熱封止構造において、 前記ハウジングの内面側に位置するガス抜き孔の開口部
を密閉するように密封部材を前記ハウジングに一体成形
し、前記ガス抜き孔よりも小さく、かつ、前記ガス抜き
孔を連通させる前記密封部材にて形成された貫通孔を、
前記突部を加熱,溶融して密封したことを特徴とする熱
封止構造。 - 【請求項3】 合成樹脂からなるハウジングの外面に突
設した突部を貫通するガス抜き孔を、前記突部を加熱,
溶融して密封する熱封止構造において、 前記ハウジングの成形材料よりも低融点の成形材料で形
成した密封部材を、前記ハウジングに一体成形して前記
突部としたことを特徴とする熱封止構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1250194A JPH07220559A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 熱封止構造 |
| US08/824,437 US5759668A (en) | 1994-02-04 | 1997-03-26 | Heat seal structure |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1250194A JPH07220559A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 熱封止構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07220559A true JPH07220559A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11807121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1250194A Pending JPH07220559A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 熱封止構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07220559A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8139316B2 (en) * | 2008-06-24 | 2012-03-20 | Alphana Technology Co., Ltd. | Disk drive device having airtight structure with improved airtightness |
-
1994
- 1994-02-04 JP JP1250194A patent/JPH07220559A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8139316B2 (en) * | 2008-06-24 | 2012-03-20 | Alphana Technology Co., Ltd. | Disk drive device having airtight structure with improved airtightness |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040323 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040720 |