JPH07221373A - レーザ装置 - Google Patents

レーザ装置

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JPH07221373A
JPH07221373A JP3292194A JP3292194A JPH07221373A JP H07221373 A JPH07221373 A JP H07221373A JP 3292194 A JP3292194 A JP 3292194A JP 3292194 A JP3292194 A JP 3292194A JP H07221373 A JPH07221373 A JP H07221373A
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Makoto Ogawa
誠 小川
Yasushi Matsuda
恭 松田
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Miyachi Technos Corp
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Abstract

(57)【要約】 [目的]ファンの騒音を少なくするとともに、冷却水の
水温を高い精度で制御して安定なレーザ出力を得る。 [構成]冷却水は、ポンプ16の駆動によって配管2
8,30,50および48を介してレーザ発振器46、
熱交換器24およびタンク18を循環し、熱交換器24
においてファン26により供給される外気との熱交換に
より外気の温度に温調される。ファン26のファンモー
タ26aは交流の誘導電動機からなり、ファンモータ駆
動回路56がインバータ回路からなり、CPU54がイ
ンバータ周波数を連続的に可変制御することによって、
ファン26の回転数を連続的に可変制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ発振部に熱交換
器を介して冷却水を循環供給するレーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】YAGレーザ等の固体レーザ装置では、
レーザ発振動作を安定化させる目的でレーザ発振器内の
レーザロッドおよび励起ランプを冷却水で強制冷却する
ようにしており、一般には、タンクから冷却水をポンプ
で汲み出してレーザ発振器に供給し、レーザ発振器から
出た冷却水を熱交換器で冷やしてからタンクに戻すよう
にしている。従来のこの種レーザ装置は、水冷式の熱交
換器(水−水熱交換器)を備え、その一次側に市水を用
いるため、市水の配管設備が不可能または困難な工場で
は使用不能または使用困難になるという不都合があっ
た。
【0003】そこで、本出願人は、先に、装置背部に筐
体を取り付けて、この筐体の中に空冷式の熱交換器たと
えばラジエータを設け、筐体の所定位置に取り付けたフ
ァンで外気の風をラジエータに当てて冷却水を冷却する
ようにした一体型のレーザ装置を開発しており、これは
特願平5−39172として既に出願済みである。この
先願のレーザ装置は、熱交換器に市水を用いないので、
市水配管設備のない工場でも使えるという特長を有して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような強制空冷
式のレーザ装置においては、ファンの騒音が課題であっ
た。この種のファンは、ファンプロペラを電動式ファン
モータの回転軸に取付してなるもので、回転数(回転速
度)にほぼ比例した騒音を発生する。従来は、ファンモ
ータの回転速度を定格速度で固定し、レーザ装置が作動
している間はファンを一定の回転数で常時回転させてい
たため、ファンの音が絶えず付近に及び、作業場の環境
を害していた。
【0005】また、ファンの回転数が固定されているた
め、レーザ出力や周囲温度に応じて熱交換器の冷却特性
を最適に制御するのが難しく、レーザ装置の立上げ時に
冷却水の水温が設定温度に安定するまでに長い時間を要
したり、レーザ装置の作動中に冷却水の水温が定常温度
から外れたりすることがあった。
【0006】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
もので、騒音を少なくし、冷却水の水温を動的(立上が
り時)にも静的(定常時)にも高い精度で制御し、安定
なレーザ出力を得るようにしたレーザ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の第1のレーザ装置は、レーザ発振部に空冷
式の熱交換器を介して冷却水を循環供給するようにした
レーザ装置において、前記熱交換器に風を供給するため
のファンと、前記レーザ発振部に供給される冷却水の温
度を検出するための温度センサと、前記温度センサの出
力信号に応じて前記ファンの回転数を可変制御する制御
手段とを具備する構成とした。
【0008】また、本発明の第2のレーザ装置は、上記
第1のレーザ装置において、前記制御手段が、立ち上げ
時に前記レーザ発振部に供給される冷却水の温度が所定
の上昇率で設定温度まで上昇するように前記ファンの回
転数を可変制御する構成とした。
【0009】また、本発明の第3のレーザ装置は、上記
第1のレーザ装置において、前記制御手段が、前記レー
ザ発振部に投入される電力の変化に応じて前記ファンの
回転数を可変制御する構成とした。
【0010】
【作用】本発明の第1のレーザ装置では、レーザ発振部
に供給される冷却水の水温が温度センサで検出され、熱
交換器に風を供給するファンの回転数が温度センサの出
力信号に応じて可変制御されることにより、レーザ発振
部内の発熱量に応じてファンの回転数が変化する。した
がって、レーザ発振出力が低い時あるいは中断している
時は、ファンの回転数は低く、騒音が少なくなる。
【0011】第2のレーザ装置では、冷却水の水温が、
所定の上昇率で立ち上げられることによって、ハンチン
グを起こさずに最短時間で予め設定された定常温度に到
達することができる。
【0012】第3のレーザ装置では、レーザ発振部に供
給される電力の変化に合わせて、つまりレーザ発振部に
おける発熱量の変化を予め見込んで、ファンの回転数が
変化することで、フィードバック制御に遅れを来すこと
はなく、冷却水の水温が設定温度に安定に保持される。
【0013】
【実施例】以下、添付図を参照して本発明の一実施例に
よるレーザ加工装置を説明する。
【0014】先ず、図3〜図5につき本実施例における
レーザ加工装置の構造を説明する。図3は、このレーザ
加工装置の構造を示す一部断面側面図である。
【0015】このレーザ加工装置は、上部ユニット10
と下部ユニット12とを一体結合してなる。上部ユニッ
ト10の内側には固体型レーザ発振器たとえばYAGレ
ーザ発振器(レーザ発振部)、光ファイバ用の入射ユニ
ット、電源部の制御基板等が収納されている。上部ユニ
ット10の前面パネル10aには、各種設定値、測定
値、モニタ値等を表示するためのディスプレイおよび各
種キースイッチ類が設けられている。
【0016】下部ユニット12の内側には、電源部の電
力箱(トランス類)14、冷却水供給部のポンプ16、
タンク18等が収納されている。タンク18には、後述
するイオン交換樹脂体とフィルタが冷却水(純水)の中
に水没した状態で収容されている。下部ユニット12の
前面パネル12aは扉になっており、この扉12aを開
けてタンク18内のイオン交換樹脂体やフィルタを交換
したり、ブレーカ(図示せず)の点検や結線作業を行え
るようになっている。
【0017】上部ユニット10および下部ユニット12
の後部または背面には、レーザ冷却ユニット20が取付
されている。この冷却ユニット20は、直方体状の薄型
の筐体22を有し、この筐体22の中に薄型のラジエー
タ(空冷式熱交換器)24およびファン26を配設して
なる。ラジエータ24は、配管28を介して上部ユニッ
ト10内のレーザ発振器の冷却水出口に接続されるとと
もに、配管30を介してタンク18の冷却水入口に接続
されている。
【0018】図4および図5に、レーザ冷却ユニット2
0の内部の構成を示す。ラジエータ24は、冷却水を流
す蛇行状のウォータチューブ25と波状の放熱フィン2
7とを一体に結合させてなり、その主面(放熱面)が装
置背面とほぼ平行になる向きで、筐体22の外側面22
aに接近した位置に配置される。このようにラジエータ
24が筐体22の外側面22aに接近した位置に配置さ
れることで、その背後つまり内奥面22a側で配管2
8,30を無理なく曲げた状態でラジエータ24に接続
するのに十分なクリアランス(空間)が確保される。な
お、筐体22の外側面22aとラジエータ24との間に
フィルタ(図示せず)を設けてよい。筐体22の内奥面
22bには配管28,30をそれぞれ通すための開口3
2,34が設けられている。
【0019】筐体22の外側面22aには、筐体22の
外の空気を側方から筐体22内に引き込んでラジエータ
24の放熱面に供給するための網状の通気口36が設け
られている。一方、筐体22の上面は開口され、この上
面開口部22cに1つまたは複数(図示の例では2つ)
のファンモータ内蔵型のファン26がそれぞれの回転面
をほぼ水平にして配置されている。これらのファン26
は、筐体22内の空気を筐体22の外へ(上方)へ排出
するように所定の回転方向に回転する。これらのファン
26が回転すると、外の空気が筐体22の外側面22a
の通気口36を通って筐体22内に入り込み、ラジエー
タ24を通り抜ける。
【0020】このように外気の風がラジエータ24を通
り抜けることによって、外気とラジエータ24のウォー
タチューブ25内を流れる冷却水との間で熱交換が行わ
れ、冷却水が外気の温度(たとえば室温)に温調される
ようになっている。ウォータチューブ25の入口および
出口はそれぞれ配管28,30に接続されており、レー
ザ発振器より配管28を通ってラジエータ24に送られ
てきた冷却水は外気の風により強制空冷式で冷却されて
からタンク18に回収されることになる。ラジエータ2
4を通り抜けて背後に回った空気は、ファン26によっ
て上方へ吸引され、筐体22の外へ排出される。
【0021】このレーザ冷却ユニットは、筐体22の外
側面22aに外気導入用の網状の通気口36を設け、こ
の通気口36に対向接近させて薄型のラジエータ24を
配置し、筐体22の上面開口部22cに外気導入および
排出用のファン26を配置する構成としたので、筐体2
2の奥行寸法が必要最小限にまとめられている。
【0022】次に、図1および図2につき本実施例のレ
ーザ加工装置におけるレーザ冷却機構について説明す
る。図1は、このレーザ冷却機構の構成を示すブロック
図である。
【0023】タンク18内には冷却水40が満たされ、
この冷却水の中にイオン交換樹脂体42およびフィルタ
44が水沈した状態で配置されている。レーザ発振器4
6は上部ユニット10内に配置されている。
【0024】ポンプ16より出た冷却水は、定常時では
たとえば35゜Cの水温を有しており、配管48を通っ
てレーザ発振器46に供給される。レーザ発振器46内
ではレーザロッドと励起ランプとを一対の焦点位置に配
置してなる楕円反射鏡筒の中を冷却水が流れるようにな
っている。
【0025】レーザ発振器46から出た冷却水は、温度
がたとえば数゜C上昇して40゜C付近になっており、
配管28を通ってレーザ冷却ユニット内のラジエータ
(熱交換器)24に送られ、そこで上記のようにして強
制空冷式で冷却され、たとえば35゜C付近まで冷やさ
れる。
【0026】ラジエータ24から出た冷却水は、配管3
0を通ってタンク18内のイオン交換樹脂体42へ送ら
れる。イオン交換樹脂体42に入った冷却水は、そこで
イオン交換樹脂によって不要なイオンを除かれ、純水度
を回復する。イオン交換樹脂体42から出た冷却水はタ
ンク18内でフィルタ44を通って有機物等を除去(濾
過)されてから配管50を介してポンプ16側に汲み出
され、再びレーザ発振器46へ供給されるようになって
いる。
【0027】タンク18の中には、冷却水の温度を検出
するための温度センサ52が設けられている。この温度
センサ52の出力信号(温度検出信号)St は、増幅器
(図示せず)で増幅ののちA/D変換器(図示せず)で
ディジタル信号に変換されたうえでCPU(マイクロプ
ロセッサ)54に与えられる。
【0028】ファン26はファンモータ26aの回転軸
にファンプロペラ26bを取付したものであり、ファン
モータ26aがファンモータ駆動回路56によって駆動
されるようになっている。本実施例では、ファンモータ
26aが交流の誘導電動機からなり、ファンモータ駆動
回路56がインバータ回路からなり、CPU54がイン
バータ周波数を連続的に可変制御することによって、フ
ァン26の回転数を連続的に可変制御できるようになっ
ている。電源58は、商用交流電圧を整流回路に通して
得られる直流電圧をファンモータ駆動回路56に供給す
る。
【0029】メモリ60には、CPU54の動作を規定
するプログラムやCPU54の演算途中または演算結果
のデータおよび設定値のデータ等が格納される。入力部
62は、たとえば上部ユニット10の前面パネル10a
に設けられたキースイッチからなり、各種設定値等を入
力するのに使われる。前面パネル10a上のディスプレ
イ(図示せず)もCPU54に接続されている。CPU
54は、ファンモータ駆動回路56を介してファン26
の回転数を可変制御して冷却水の温度を制御するととも
に、レーザ発振器46におけるレーザ使用率またはラン
プ投入電力を制御する。また、CPU54は、入出力イ
ンタフェース回路64を介して外部の装置(図示せず)
と信号またはデータのやりとりを行う。
【0030】図2は、本実施例のレーザ加工装置におけ
るレーザ冷却機構の作用を説明するための波形図であ
る。この図示の例において、ファン回転数の最大値(1
00%)はたとえば3000rpmであり、ランプ投入
電力の最大値(100%)はたとえば3KWである。こ
こで、ランプ投入電力とは、レーザ発振器46内の励起
ランプに供給される電力であるが、瞬時値ではなく、平
均値たとえば1分間当たりの平均値であり、レーザ使用
率に相当するものである。また、ランプ投入電力が変化
する(切り換わる)のは、たとえばレーザ溶接において
被溶接材の板厚が変化する場合に対応している。
【0031】CPU54は、レーザ発振器46における
レーザ発振動作の開始時刻t0 よりも所定時間Ta たと
えば10分前からファン26を所定の回転数たとえば7
5%(2250rpm)で回転させる。一方、電源スイ
ッチの投入時からポンプ16が作動していて、冷却水
(純水)がタンク18、レーザ発振器46およびラジエ
ータ(熱交換器)24を循環している。ファン26が回
転すると、室温の外気の風がラジエータ24に供給され
るので、冷却水の初期の水温が室温よりも低いとき、た
とえば10゜C付近のときは、ラジエータ24における
熱交換で冷却水が外気によって温められ、冷却水の水温
が室温に近ずくように次第に上昇する。
【0032】CPU54は、時刻t0 で、予め設定され
たランプ投入電力たとえば50%(1.5KW)でレー
ザ発振器46にレーザ発振動作を開始させると同時に、
ファン26の回転をいったん停止させる。そして、温度
センサ52の出力信号Stを監視し、タンク18内の冷
却水の水温(つまりレーザ発振器46に供給される前の
冷却水の水温)が時刻t0 の時の水温より所定の温度た
とえば2゜Cだけ上昇した時点t1 で、ファン26を再
び回転させる。
【0033】これにより、ラジエータ24に再び室温の
外気の風が供給される。ただし、今度は、レーザ発振器
46内のレーザ発振に伴う発熱によって冷却水が熱くな
っているので、ラジエータ24における熱交換では冷却
水が室温の外気によって冷却される。このラジエータ2
4の冷却能力はファン26の回転数に依存する。
【0034】CPU54は、温度センサ52の出力信号
Stを監視しながら、タンク18内の冷却水の水温がレ
ーザ発振器46における加熱とラジエータ24における
冷却とのバランスの中で一定の温度勾配または上昇率た
とえば0.4゜C/分で上昇するように、ファンモータ
駆動回路56を介してファン26の回転数を連続的に可
変制御する。
【0035】このようにして冷却水の水温が所定の上昇
率で立ち上がることによって、冷却水の水温がハンチン
グを起こさずに最短時間で予め設定された定常温度(た
とえば35゜C)に到達することが可能となる。
【0036】CPU54は、時刻t2 で冷却水の水温が
定常値に到達した後もその定常値から外れないよう、温
度センサ52の出力信号St に応じてファン26の回転
数を連続的に可変制御する。そして、たとえば時刻t3
でレーザ発振器46のランプ投入電力を100%(3K
W)に切り換えるときは、その切り換えのタイミングに
合わせてファン26の回転数を適当なアップ率で増大さ
せる。
【0037】このように、ランプ投入電力の変化に応じ
てファン26の回転数を可変制御することで、冷却水の
水温をより安定に定常温度に保持することが可能とな
る。つまり、ランプ投入電力の変化に伴って冷却水の水
温が変化してから、その温度変化をキャンセルするよう
に図の波線Qで示すようにファン回転数を可変制御する
ことも可能ではあるが、その場合は冷却水の水温が図の
波線Pで示すように定常温度から一時的に外れてしま
う。この点、本実施例のように、ランプ投入電力が変化
するときは、レーザ発振器46における発熱量の変化を
予め見込んで、その投入電力の変化率に応じた上昇率ま
たは減少率でファン26の回転数を変化させると、フィ
ードバック制御にも遅れを来さないので、冷却水の水温
を定常温度に安定に保持することができる。
【0038】本実施例では、時刻t4 でレーザ発振動作
を一時的に停止するとき、および時刻t5 でレーザ発振
動作を再開するときにも、ランプ投入電力の変化に合わ
せてファン26の回転数を変えている。そして、図示の
例のように、何らかの原因たとえば室温が異常に上昇し
て冷却水の温度が定常値よりも高くなったときは、ファ
ン26の回転数を最大値(100%)まで上げて対処す
るようにしている。
【0039】上記したように、本実施例のレーザ加工装
置では、レーザ発振器46内の発熱で温度上昇した冷却
水を冷却するために強制空冷式の熱交換器(ラジエー
タ)24を設け、レーザ発振器46に供給される前の冷
却水の水温を温度センサ52で監視しながら、熱交換器
24に風を供給するファン24の回転数を可変制御する
ようにしている。これにより、レーザ発振器46の発熱
量つまりレーザ発振出力に応じてファン24の回転数が
変化するため、レーザ発振出力が低い時あるいは中断し
ている時はファン24の回転数は低く、騒音が少なくな
る。
【0040】また、本実施例のレーザ加工装置では、フ
ァン24の回転数をCPU54およびファンモータ駆動
回路56によりインバータ方式で連続的に可変制御でき
るようにしているため、立ち上げ時に冷却水の水温を所
定の上昇率でハンチングを起こさずに最短時間で予め設
定された定常温度まで上昇させることができ、レーザ発
振動作開始直後から安定なレーザ発振出力を得ることが
できる。
【0041】また、ランプ投入電力またはレーザ発振出
力が変化するときは、レーザ発振器46における発熱量
の変化を予め見込んで、その投入電力の変化率に応じて
ファン26の回転数を変化させるようにしたので、より
安定に冷却水の水温を定常温度に保持することができ
る。
【0042】上記した実施例では、レーザ発振器46に
供給される冷却水の水温を検出するために温度センサ5
2をタンク18内に配置したが、それ以外の場所でも可
能であり、たとえば配管50または48あるいはレーザ
発振器46の冷却水導入口付近に配置してもよい。
【0043】また、上記した実施例では、ファン26の
回転数をインバータ方式で連続的に可変制御するように
構成したが、他の方式でも同様の可変制御が可能であ
る。たとえば、ファンモータ26aが交流モータの場合
は、モータ駆動電流をスイッチングトランジスタで1サ
イクルまたは半サイクル毎にON/OFF制御できるよ
うに構成し、ONサイクルの割合(たとえば10サイク
ル中のONサイクルの個数)を可変制御することによっ
て、ファン回転数を連続的に可変制御することができ
る。また、ファンモータ駆動回路56をサイリスタ回路
で構成し、位相を可変制御することによって、ファン回
転数を可変制御してもよい。あるいは、ファンモータ2
6aが直流モータの場合には、モータ駆動電流または電
圧を可変制御することによって、ファン回転数を連続的
に可変制御することが可能である。
【0044】また、熱交換器とファンとの位置関係は、
上記実施例のものに限らず、任意に選択可能であり、た
とえば熱交換器の手前にファンを配置する構成であって
もよい。また、本発明は、上記したようなレーザ加工装
置以外にも、種々のレーザ装置に適用可能なものであ
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1のレ
ーザ装置によれば、レーザ発振部に供給される冷却水の
水温を温度センサで検出し、熱交換器に風を供給するフ
ァンの回転数を温度センサの出力信号に応じて可変制御
することにより、レーザ発振部内の発熱量に応じてファ
ンの回転数を変化させるようにしたので、レーザ発振動
作中であってもレーザ発振出力が低い時あるいは中断し
ている時はファンの回転数が自動的に低くなり、騒音を
少なくすることができる。
【0046】本発明の第2のレーザ装置では、冷却水の
水温を所定の上昇率で立ち上げるようにしたので、ハン
チングを起こさずに最短時間で予め設定された定常温度
に到達させることが可能であり、レーザ発振動作の開始
直後から安定なレーザ出力を得ることができる。
【0047】本発明の第3のレーザ装置では、レーザ発
振部に供給される電力の変化に合わせてファンの回転数
を変化させるようにしたので、より安定に冷却水の水温
を設定温度に保持し、ひいてはより安定なレーザ出力を
保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるレーザ加工装置におけ
るレーザ冷却機構の構成を示すブロック図である。
【図2】実施例のレーザ加工装置におけるレーザ冷却機
構の作用を説明するための波形図である。
【図3】実施例のレーザ加工装置の構造を示す一部断面
側面図である。
【図4】実施例のレーザ加工装置におけるレーザ冷却ユ
ニットの内部の構成を示す斜視図である。
【図5】実施例のレーザ加工装置におけるレーザ冷却ユ
ニットの内部構成を示す一部分解正面図である。
【符号の説明】
16 ポンプ 18 タンク 24 ラジエータ(熱交換器) 26 ファン 28,30,48,50 配管 46 レーザ発振器 52 温度センサ 54 CPU 56 ファンモータ駆動回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ発振部に空冷式の熱交換器を介し
    て冷却水を循環供給するようにしたレーザ装置におい
    て、 前記熱交換器に風を供給するためのファンと、 前記レーザ発振部に供給される冷却水の水温を検出する
    ための温度センサと、 前記温度センサの出力信号に応じて前記ファンの回転数
    を可変制御する制御手段と、を具備することを特徴とす
    るレーザ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、立ち上げ時に前記レー
    ザ発振部に供給される冷却水の水温が所定の上昇率で設
    定温度まで上昇するように前記ファンの回転数を可変制
    御することを特徴とする請求項1に記載のレーザ装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記レーザ発振部に供
    給される電力の変化に応じて前記ファンの回転数を可変
    制御することを特徴とする請求項1に記載のレーザ装
    置。
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